以下、添付図面を参照し、本発明が属する技術分野で当業者が、容易に実施することができるように、本発明の実施形態について詳細に説明する。しかし、本発明は、さまざまに異なる形態に具現され、ここで説明する実施形態に限定されるものではない。図面で、本発明を明確に説明するために、説明と係わりのない部分は省略し、明細書全体を通じて、類似した部分については、類似した図面符号を付した。
明細書全体で、ある部分が他の部分と「連結」されているとするとき、それは、「直接連結」されている場合だけではなく、その中間に、他の素子を挟んで「電気的に連結」されている場合も含む。また、ある部分がある構成要素を「含む」とするとき、それは、特別に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含んでもよいということを意味する。
また、本明細書で、サービス利用のための客体は、サービス提供者のサービスを利用するためのユーザ・インターフェースをいう。サービス利用のための客体は、サーバまたはコンテンツ提供者から提供されるサービスを利用するためのユーザ・インターフェースでもある。サービス利用のための客体は、例えば、アイコン、テキスト、イメージ及びリンク情報を含むユーザ・インターフェース、並びに客体の機能に係わる説明情報(description)を含んでもよい。
また、デバイスは、サーバから客体を受信し、受信された客体を利用して、サービス提供者のサービスを利用することができる。デバイスは、客体を利用することにより、デバイス内のアプリケーション・プログラム、データソース、サーバ及びコンテンツ提供者からコンテンツを獲得して処理することができる。また、客体は、ユーザ(またはデバイス)のコンテクスト情報に基づいて提供される所定のサービスがパッケージングされたユーザ・インターフェースでもある。
また、客体は、デバイスにインストールされるか、あるいはデバイスによって実行されず、デバイスのホストプログラムによって解釈されることにより、デバイスの画面に表示され、ユーザによって利用される。客体は、例えば、ガジェットでもあるが、それに制限されるものではない。また、客体は、デバイスにインストールされるか、あるいはデバイスによって実行されずに、デバイスのホストプログラムによってデバイスの画面上に、別途のウィンドーに表示されもする。
また、本明細書で、コンテクスト情報は、デバイスが、いかなる状況でいかなるサービスを利用したかということに係わる情報を意味する。また、コンテクスト情報は、サービスの利用と係わり、ユーザ(またはデバイス)とコンピュータ環境とに係わるユーザ(またはデバイス)の環境、客体、状態(state)に係わる状況(situation)を特徴づけるあらゆる情報を含んでもよい。デバイスは、多様な状況で多種のサービスを利用することができ、デバイスのサービス利用状況に係わるコンテクスト情報が、サーバによって収集される。
また、本明細書で、コンテクスト項目は、コンテクスト情報に含まれた細部項目(detail)を意味し、例えば、サービスを利用したユーザ、サービスを利用したデバイスの種類、サービス利用時間、サービス利用位置、サービスを共に利用した他のユーザ、及びデバイスで実行されたアプリケーションを含んでもよいが、それらに制限されるものではない。
また、本明細書で、コンテクストモデルは、少なくとも1つのコンテクスト項目と、所定のサービス種類とをマッチングさせたものを意味する。例えば、朝ドラマの放送サービスは、サービスを利用したユーザ、サービスを利用したデバイスの種類、サービス利用時間、サービス利用位置、サービスを共に利用した他のユーザ、及びデバイスで実行されたアプリケーションのうち少なくとも1つのコンテクスト項目とマッチングされもする。
また本明細書で、コンテクストモデルの購入は、コンテクストモデルの購入により、コンテクストモデルに含まれたあらゆるコンテクスト項目を購入することを含んでもよい。また本明細書で、コンテクスト項目の購入は、コンテクストモデルに含まれたコンテクスト項目の一部を購入することを含んでもよい。
また本明細書で、コンテクスト項目の選択は、コンテクストモデルを選択することにより、コンテクストモデルに含まれたあらゆるコンテクスト項目の選択を含んでもよい。また本明細書で、コンテクスト項目の選択は、コンテクストモデルに含まれたコンテクスト項目の一部を選択することを含んでもよい。
また本明細書で、サービスは、サービス提供者によってデバイスに提供されるあらゆる種類のサービスを含む。サービスは、例えば、放送サービス、コンテンツ共有サービス、コンテンツ提供サービス、電力管理サービス、ゲーム提供サービス、チャットサービス、文書作成サービス、検索サービス、通話サービス、写真撮影サービス、交通手段おすすめサービス及び動画再生サービスを含んでもよい。しかし、それらに制限されるものではない。
以下、添付された図面を参照し、本発明について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態による、サービス利用のための客体提供システムの概要図である。
図1に図示されているように、本発明の一実施形態による客体提供システムは、少なくとも1つのデバイス1000、サーバ2000、及び少なくとも1つのサービス提供者3000を含む。
デバイス1000は、サーバ2000に、サービス利用に係わるコンテクスト情報を提供する。コンテクスト情報は、例えば、サービスの種類、サービスを利用したユーザ、サービスを利用したデバイスの種類、サービス利用時間、サービス利用位置、サービスを共に利用した他のユーザ、及びデバイスで実行されたアプリケーションのようなコンテクスト項目を含んでもよい。また、デバイス1000は、デバイス1000の状況によって推薦されたサービスを利用するための客体を、サーバ2000から提供される。また、デバイス1000は、受信された客体を利用して、サービス提供者3000のサービスを利用することができる。コンテクスト情報は、デバイス1000が、いかなる状況でいかなるサービスを利用したかということに係わる情報を意味する。デバイス1000は、スマートフォン、携帯電話、PDA(personal digital assistant)、ラップトップ、メディアプレーヤ、GPS(global positioning system)装置、及びその他モバイルまたは非モバイルのコンピュータ装置でもある。また、デバイス1000は、ユーザによって着用される装置でもある。例えば、デバイス1000は、通信機能及びデータプロセッシング機能を具備した時計、めがね、ヘアバンド及び指輪でもある。しかし、それらに制限されるものではなく、デバイス1000は、サーバ2000からネットワークを介して客体を受信して実行することができるあらゆる種類の機器を含んでもよい。
サーバ2000は、デバイス1000から収集されるコンテクスト情報に基づいて、サービスの種類によって、所定のコンテクスト項目を推薦することができ、推薦されたコンテクスト項目を、サービス提供者3000に販売することができる。また、サーバ2000は、サービス提供者3000のサービスを利用することができる客体をデバイス1000に提供し、サービス提供者3000に課金する課金額を算出することができる。
サーバ2000は、デバイス1000のサービス利用に係わるコンテクスト情報を、デバイス1000から受信し、受信されたコンテクスト情報をモデリングする。サーバ2000は、所定のサービス種類について、少なくとも1つのコンテクスト項目を推薦することができる。また、サーバ2000は、推薦されたコンテクスト項目をサービス種類とマッチングさせることにより、所定のコンテクストモデルを生成することができる。例えば、サーバ2000は、朝ドラマの放送サービスについて、「平日の朝」、「主婦」及び「TV(television)」のようなコンテクスト項目を推薦することができる。
また、サーバ2000は、コンテクストモデルを購入しようとするサービス提供者3000の要請に応答し、要請されたコンテクストモデルを、サービス提供者3000に販売することができる。コンテクストモデルの購入は、コンテクストモデルに含まれたコンテクスト項目の全部または一部を購入することを含んでもよい。また、サーバ2000は、要請されたコンテクスト項目を、サービス提供者3000のサービスとマッチングさせることができる。また、サーバ2000は、客体生成のためのテンプレート及び編集ツールを、サービス提供者3000に提供することができ、サービス提供者3000によって編集されたテンプレートを、サービス提供者3000から受信し、受信されたテンプレートを利用して、デバイス1000に提供する客体を生成することができる。
また、サーバ2000は、サービス提供者3000のサービスに係わる客体をデバイス1000に提供し、所定の課金方式により、サービス提供者3000に課金する課金額を算出することができる。課金方式は、サービス提供者3000が、コンテクスト項目を購入するときに決定されるが、それに制限されるものではない。
サービス提供者3000は、サーバ2000によって推薦されたコンテクストモデルの購入を、サーバ2000に要請する。サービス提供者3000は、所定の装置またはサーバでもある。サービス提供者3000は、自分が提供する所定のサービスについて、コンテクストモデルに含まれたコンテクスト項目の全部または一部を購入することができる。サービス提供者3000がコンテクスト項目を購入すれば、購入されたコンテクスト項目と同一であるか、あるいは類似している状況のデバイス1000に、サービス提供者3000の所定サービスが提供される。例えば、サービス提供者3000が、自体が提供する「朝のドラマA」に対して、「平日の朝」、「主婦」及び「TV」のようなコンテクスト項目を購入することができる。その場合、平日の朝に主婦がTVを利用すれば、主婦のTVに「朝のドラマA」が提供される。
また、サービス提供者3000は、サーバ2000から、自体のサービスを提供することができる客体の生成に利用されるテンプレートを受信することができる。また、サービス提供者3000は、受信されたテンプレートに、自体のサービスに係わるサービス情報を挿入することにより、受信されたテンプレートを編集することができる。また、サービス提供者3000は、編集されたテンプレートを、サーバ2000に提供することができる。
図2は、本発明の一実施形態による、サービス利用のための客体提供システムが、デバイス1000にサービスを提供し、サービス提供者3000に対する課金額を決定する方法のフローチャートである。
段階S200で、サーバ2000は、第2デバイス1000−2からコンテクスト情報を受信し、段階S205で、サーバ2000は、第1デバイス1000−1からコンテクスト情報を受信する。コンテクスト情報は、デバイス1000が、いかなる状況でいかなるサービスを利用したかということに係わる情報を意味する。デバイス1000は、多様な状況で多種のサービスを利用することができ、デバイス1000のサービス利用状況に係わるコンテクスト情報が、サーバ2000によって収集される。また、コンテクスト項目は、コンテクスト情報に含まれた細部項目を意味し、例えば、サービスを利用したユーザ、サービスを利用したデバイスの種類、サービス利用時間、サービス利用位置、サービスを共に利用した他のユーザ、及びデバイスで実行されたアプリケーションを含んでもよいが、それらに制限されるものではない。
また、コンテクスト情報は、サービスの利用と係わり、ユーザ(デバイス1000)とコンピュータ環境との間に係わるユーザ(デバイス1000)の環境、客体、状態に係わる状況を特徴づけるあらゆる情報を含んでもよい。また、コンテクスト情報は、サーバ2000によって抽象化され、抽象化された程度によって多種に区別される。
また、コンテクスト情報は、デバイス1000に含まれたセンサから収集されたセンサデータ、及びデバイス1000で、ユーザ入力によって動作された応用プログラムに係わるデータ、デバイス1000が利用したクラウドサーバに係わるデータを含んでもよい。
また、図21でのように、収集されたデータは、例えば、ストリーミング(streaming)情報、イベント情報、そしてウェブサービス(クラウドコンピュータ)情報を含んでもよい。
ストリーミング情報は、リアルタイムで収集される情報であり、例えば、デバイス1000からリアルタイムで収集されるセンサデータを含んでもよい。また、イベント情報は、イベント発生によって生成される情報であり、例えば、デバイス1000の設定変更に係わるデータを含んでもよい。また、ウェブサービス情報は、デバイス1000のウェブサービス利用に係わる情報であり、デバイス1000が多様なウェブ資源(例えば、クラウドサーバ)にアクセスして利用した多様なコンテンツに係わる情報を含んでもよい。ウェブサービス情報は、ウェブ資源から提供される膨大な情報を含んでもよく、それによって、クラウドコンピュータ方式を介して、ウェブサービス情報がアップデートされる。
段階S210で、サーバ2000は、コンテクスト情報をモデリングすることにより、コンテクストモデルを生成する。サーバ2000は、サービスの種類別に、コンテクスト項目の選択により、コンテクスト情報をモデリングすることができる。サーバ2000は、所定のサービスについて、例えば、サービスを利用したユーザ、サービスを利用したデバイスの種類、サービス利用時間、サービス利用位置、サービスを共に利用した他のユーザ、及びデバイスで実行されたアプリケーションのうち少なくとも一つを選択することができる。例えば、平日の朝に主婦がTVを利用して、朝のドラマを多く視聴する場合、サーバ2000は、「朝ドラマの放送サービス」について、「平日の朝」、「主婦」及び「TV」のようなコンテクスト項目を選択することができる。
また、サーバ2000は、サービスの種類と、選択されたコンテクスト項目とをマッチングさせることができる。例えば、サーバ2000は、「朝ドラマの放送サービス」に対して、「平日の朝」、「主婦」及び「TV」をマッチングさせることにより、コンテクストモデルを生成することができる。コンテクストモデルは、サービス提供者3000が、自体のサービスを、いかなるコンテクスト項目とマッチングさせるかということを決定するところに利用される。
一方、段階S210で、サーバ2000は、所定のコンテクスト・エンジン(図示せず)を利用して、コンテクスト情報をモデリングすることができる。サーバ2000は、収集されたコンテクスト情報を多様な方法で推論し、コンテクストモデルを生成することができる。サーバ2000は、例えば、オントロジー(ontology)基盤方式、確率基盤方式のうち少なくとも一つを利用して、コンテクスト情報をモデリングすることができる。
また、サーバ2000は、コンテクスト情報を、動的情報及び静的情報に区別して保存することができ、コンテクスト情報の少なくとも一部を、所定の規則によって抽象化することができる。コンテクスト情報は、例えば、実際(concrete)コンテクスト情報、基本(basis)コンテクスト情報、及び抽象化(abstract)コンテクスト情報を含んでもよい。実際コンテクスト情報は、加工されていないデータであり、デバイス1000に内蔵されたセンサ、応用プログラムまたはクラウドサーバを介して収集されたデータでもある。実際コンテクスト情報は、例えば、GPSの緯度/経度値、Wi−Fi(wireless fidelity) SSID(service set identifier)を含んでもよい。また、図21のテーブルに含まれた情報が、実際コンテクスト情報でもある。また、基本コンテクスト情報は、所定の時間の間収集された実際コンテクスト情報を分析し、統計的なデータとして識別したコンテクストでもある。また、抽象化コンテクスト情報は、実際コンテクスト情報と、基本コンテクスト情報とから推論された情報である。抽象化コンテクスト情報は、ドメインに従属的でもある。また、サーバ2000は、コンテクスト情報から、抽象化コンテクスト情報を推論することができる。例えば、XXX実際コンテクストの現在位置であるGPS(37.511238,127.059602)は、「三星KOEX」と識別され、ユーザが登録した日程の場所と時間とが類似していると判断される。また、基本コンテクストのGPSと、accelerometerデータとを分析し、デバイス1000が停止した状態が所定時間の間持続すると判断されもする。また、ユーザの日程に登録された参加者のデバイスのブルートゥースID(identification)が認知されもする。その場合、サーバ2000は、ユーザが「妨害されたくない状況である」と推論してもよい。
また、サーバ2000は、実際コンテクスト情報、基本コンテクスト情報及び抽象化コンテクスト情報を利用して、コンテクスト項目を区別し、コンテクスト項目及び所定のサービスをマッチングさせ、コンテクストモデルを生成することができる。
段階S215で、サービス提供者3000は、コンテクスト項目の購入を、サーバ2000に要請することができる。サービス提供者3000は、コンテクストモデルに係わる情報を、サーバ2000から受信し、受信されたコンテクストモデルに基づいて、自体のサービスにマッチングさせるコンテクスト項目を決定することができる。サービス提供者3000は、コンテクストモデルを選択することにより、コンテクストモデルに含まれたコンテクスト項目をいずれも選択することができる。また、サービス提供者3000は、コンテクストモデルに含まれたコンテクスト項目のうち一部を選択することもできる。また、サービス提供者3000は、選択されたコンテクスト項目の識別値またはコンテクストモデルの識別値をサーバ2000に提供し、選択されたコンテクスト項目の購入を、サーバ2000に要請することができる。また、サービス提供者3000は、決定されたコンテクスト項目の購入を要請しながら、客体提供による課金に係わる課金方式に係わる情報を、サーバ2000に提供することができる。課金方式は、例えば、競売方式、共同購入方式、独占購入方式、客体の露出程度によって課金する方式、及び客体を介したサービス利用によって課金する方式のうち少なくとも一つを含んでもよいが、それらに制限されるものではない。
段階S220で、サーバ2000は、サービス提供者3000のサービスをコンテクスト項目とマッチングさせる。サーバ2000は、サービス提供者3000のサービスを、サービス提供者3000によって購入されたコンテクスト項目とマッチングさせる。サーバ2000は、サービス提供者3000によって選択されたコンテクスト項目に対するサービス提供者3000の購入を確定し、サービス提供者3000によって選択されたコンテクスト項目を、サービス提供者3000のサービスとマッチングさせることができる。例えば、サーバ2000は、サービス提供者3000のサービスである「朝のドラマA」を、「平日の朝」、「主婦」、「TV」のようなコンテクスト項目とマッチングさせることができる。
段階S225で、サーバ2000は、サービス提供者3000に対する課金方式を決定する。サーバ2000は、サービス提供者3000から提供された課金方式に係わる情報に基づいて、サービス提供者3000に対する課金方式を決定することができる。
例えば、サービス提供者3000が、「サービスの種類A」に係わるコンテクスト項目A,B,Cを、競売方式で購入要請したとするならば、サーバ2000は、サービス提供者3000の入札金額を、「サービスの種類A」に係わるコンテクスト項目A,B,Cを、競売方式で購入要請した他のサービス提供者(図示せず)の入札金額と比較することができる。また、サービス提供者3000の入札金額が、他のサービス提供者(図示せず)の入札金額より高価である場合、サーバ2000は、サービス提供者3000に対して、サービス提供者3000が提示した入札金額によって課金することを決定することができる。
また、例えば、サービス提供者3000が「サービスの種類A」に係わるコンテクスト項目A,B,Cを、共同購入方式で購入要請したとするならば、サーバ2000は、サービス提供者3000の購入金額を、「サービスの種類A」に係わるコンテクスト項目A,B,Cを、共同購入方式で購入要請した他のサービス提供者(図示せず)の購入金額と比較することができる。また、サーバ2000は、サービス提供者3000の入札金額が、他のサービス提供者(図示せず)の入札金額に基づいて、サービス提供者3000のサービスを利用するための客体、及び他のサービス提供者(図示せず)のサービスを利用するための客体の露出確率を決定することができる。また、サーバ2000は、サービス提供者3000のサービスを含む客体の露出比率、及びサービス提供者3000が提示した購入金額に基づいて、サービス提供者3000に対して課金することを決定することができる。
段階S230で、サーバ2000は、サービス提供者3000のサービスを利用するための客体を生成する。客体は、サービス提供者3000のサービスを利用するためのユーザ・インターフェースを意味する。客体は、少なくとも1つのサービス提供者3000から、サービス提供者3000のサービスを提供されるための少なくとも1つのリンク情報を含んでもよい。
サーバ2000は、客体生成に利用される既設定のテンプレートを、サービス提供者3000に提供し、サービス提供者3000によって編集されたテンプレートを、サービス提供者3000から受信することができる。
その場合、サーバ2000は、テンプレートを編集するための編集ツールを、サービス提供者3000に提供することができ、サービス提供者3000は、編集ツールを利用して、テンプレートに、自体のサービスに係わるサービス情報を挿入することができる。サービス情報は、サービス提供者3000のサービスに係わる情報であり、例えば、サービスの題目、サービスに係わるコンテンツをダウンロードするためのリンクアドレス及びサービスに係わるイメージを含んでもよいが、それらに制限されるものではない。
また、サーバ2000は、サービス提供者3000から受信された編集されたテンプレートを利用して、サービス提供者3000のサービスを利用するための客体を生成することができる。また、サーバ2000は、サービス提供者3000のサービスを利用するための客体を、デバイス1000に推薦する根拠に係わる情報を、客体に挿入することができる。また、サーバ2000は、サービス提供者3000から受信されたテンプレート、及び少なくとも1つの他のサービス提供者(図示せず)から受信されたテンプレートを組み合わせ、客体を生成することもできる。しかし、サービス提供者3000が、独占購入方式でコンテクスト項目を購入した場合には、サーバ2000は、客体に、他のサービス提供者(図示せず)のテンプレートを含めない。
また、サーバ2000は、生成された客体を、サービス提供者3000が購入したコンテクスト項目にマッチングさせることができる。
段階S235で、サーバ2000は、デバイス1000の現在状況を決定する。サーバ2000は、例えば、デバイス1000のユーザ、デバイス1000の種類、デバイス1000の位置、現在時刻、曜日、デバイス1000で実行中であるアプリケーションをモニタリングすることにより、デバイス1000の現在状況を決定することができる。
段階S240で、サーバ2000は、客体を第1デバイス1000−1に提供する。サーバ2000は、サービス提供者3000が購入したコンテクスト項目を、デバイス1000の現在状況と比較し、比較結果に基づいて、客体をデバイス1000に提供することができる。サーバ2000は、サービス提供者3000が購入したコンテクスト項目が、第1デバイス1000−1の現在状況と同一であるか、あるいは類似している場合、第1デバイス1000−1に、サービス提供者3000のサービスを利用するための客体を提供することができる。
段階S245で、第1デバイス1000−1は受信された客体を利用して、サービス提供者3000が提供するサービスを利用する。客体は、サービス提供者3000が提供するサービスと係わるデータを受信するためのリンク情報を含み、第1デバイス1000−1は、客体に含まれたリンク情報を利用して、サービス提供者3000からサービスを提供される。
また、第1デバイス1000−1は、客体及びサービス利用に係わる情報を、サーバ2000に提供することができる。第1デバイス1000−1は、例えば、客体の実行回数、客体を介してサービス提供者3000のサービスを利用した回数、サービス提供者3000のサービスを利用して、所定のデータ、アイテム及び物品を購入した回数、並びに購入金額に係わる情報を、サーバ2000に提供することができる。
段階S250で、サーバ2000は、サービス提供者3000に対する課金額を算出する。サーバ2000は、サービス提供者3000の課金方式、サービス提供者3000の客体提供回数、サービス提供者3000の客体がデバイス1000によって実行された回数、サービス提供者3000の客体を利用したデバイス1000のサービス利用回数、及びサービス提供者3000の客体を利用したデバイス1000のサービス利用金額に係わる情報に基づいて、サービス提供者に賦課する課金額を算出することができる。
図3は、本発明の一実施形態によるサーバ2000が、コンテクスト情報をモデリングする方法のフローチャートである。
段階S300で、サーバ2000は、第2デバイス1000−2からコンテクスト情報を受信し、段階S305で、サーバ2000は、第1デバイス1000−1から、コンテクスト情報を受信する。コンテクスト情報は、デバイス1000が、いかなる状況でいかなるサービスを利用したかということに係わる情報を意味する。デバイス1000は、多様な状況で多種のサービスを利用することができ、デバイス1000のサービス利用状況に係わるコンテクスト情報が、サーバ2000によって収集される。また、コンテクスト項目は、コンテクスト情報に含まれた細部項目を意味し、例えば、サービスを利用したユーザ、サービスを利用したデバイスの種類、サービス利用時間、サービス利用位置、サービスを共に利用した他のユーザ、及びデバイスで実行されたアプリケーションを含んでもよいが、それらに制限されるものではない。
段階S310で、サーバ2000は、コンテクスト情報に基づいて、サービスの種類別に、コンテクスト項目を推薦する。サーバ2000は、サービスが、既設定の回数以上利用された状況を判断することができ、利用された状況に基づいて、少なくとも1つのコンテクスト項目を推薦することができる。サーバ2000は、所定のサービスについて、例えば、サービスを利用したユーザ、サービスを利用したデバイスの種類、サービス利用時間、サービス利用位置、サービスを共に利用した他のユーザ、及びデバイスで実行されたアプリケーションのうち少なくとも一つを推薦することができる。例えば、平日の朝に主婦がTVを利用して、朝のドラマを視聴した回数が既設定の回数以上である場合、サーバ2000は、「朝ドラマの放送サービス」について、「平日の朝」、「主婦」及び「TV」のようなコンテクスト項目を推薦することができる。また、例えば、ユーザが学校におり、学校で撮影中である写真を友人と共に共有した回数が、既設定の回数以上である場合、サーバ2000は、「写真共有サービス」について、「学校」、「友人」、「現在」のようなコンテクスト項目を推薦することができる。また、例えば、平日の朝に会社員が家の近くでタクシーを利用した回数が、既設定の回数以上である場合、サーバ2000は、「タクシーおすすめサービス」について、「平日の朝」、「会社員」、「家の近く」のようなコンテクスト項目を推薦することができる。
段階S315で、サーバ2000は、推薦されたコンテクスト項目を、サービスの種類とマッチングさせ、コンテクストモデルを生成することができる。サーバ2000は、推薦されたコンテクスト項目のうち少なくとも一つを、サービスの種類とマッチングさせることにより、コンテクストモデルを生成することができる。
例えば、サーバ2000は、「朝ドラマの放送サービス」を、「平日の朝」、「主婦」及び「TV」のうち少なくとも一つとマッチングさせることにより、コンテクストモデルを生成することができる。また、例えば、サーバ2000は、「写真共有サービス」を、「学校」、「友人」、「現在」のうち少なくとも一つとマッチングさせることにより、コンテクストモデルを生成することができる。また、例えば、サーバ2000は、「タクシーおすすめサービス」を、「平日の朝」、「会社員」、「家の近く」のうち少なくとも一つとマッチングさせることにより、コンテクストモデルを生成することができる。
また、生成されたコンテクストモデルに係わる情報は、サービス提供者3000に提供され、サービス提供者3000が、自体のサービスをいかなるコンテクスト項目とマッチングさせるかということを決定するために、コンテクストモデルを利用することができる。
図4は、本発明の一実施形態による、放送サービスに係わって生成されたコンテクストモデルについて説明するための図面である。
図4を参照すれば、コンテクストモデルは、複数のコンテクスト項目、及び前記複数のコンテクスト項目にマッチングされたサービスの種類を含んでもよい。また、コンテクスト項目は、例えば、サービス利用時間に係わる項目、サービスを利用したユーザに係わる項目、サービスを利用したデバイスに係わる項目を含んでもよい。また、サービス利用時間に係わるコンテクスト項目は、例えば、「平日の朝」、「週末の午後」、「週末の夕方」及び「夜間」を含んでもよい。また、サービスを利用したユーザに係わるコンテクスト項目は、例えば、「主婦」、「学生(10代)」、「学生(20代)」及び「男性」を含んでもよい。また、サービスを利用したデバイスに係わるコンテクスト項目は、例えば、「モバイルデバイス」、「TV」及び「PC(personal computer)」を含んでもよい。
また、放送サービスに係わるサービスの種類は、例えば、「朝のドラマ」、「コメディーショー」、「英語講義」及び「野球中継」を含んでもよい。
また、サーバ2000は、それぞれのサービスが、既設定の回数以上利用された状況を判断し、各サービス別にコンテクスト項目を推薦することができる。例えば、サーバ2000は、「朝のドラマ」について、「平日の朝」、「主婦」、「TV」を推薦することができる。また、例えば、サーバ2000は、「コメディーショー」について、「週末の夕方」、「学生(10代及び20代)」、「モバイルデバイス」を推薦することができる。
また、サーバ2000は、例えば、「平日の朝」、「主婦」、「TV」のうち少なくとも一つを「、朝のドラマ」とマッチングさせ、コンテクストモデル1を生成することができる。また、サーバ2000は、例えば、「週末の夕方」、「学生(10代及び20代)」、「モバイルデバイス」を「コメディーショー」とマッチングさせ、コンテクストモデル2を生成することができる。
図5は、本発明の一実施形態による、コンテンツ共有サービスに係わって生成されたコンテクストモデルについて説明するための図面である。
図5を参照すれば、コンテクスト項目は、ユーザの位置に係わる項目、共有者の関係に係わる項目、コンテンツ生成位置に係わる項目、及びコンテンツ生成時間に係わる項目を含んでもよい。また、ユーザの位置に係わるコンテクスト項目は、例えば、「どこでも」及び「学校」を含んでもよい。また、共有者の関係に係わるコンテクスト項目は、例えば、「友人」を含んでもよい。また、コンテンツ生成位置に係わるコンテクスト項目は、例えば、「ユーザの周辺」及び「学校」を含んでもよい。また、コンテンツ生成時間に係わるコンテクスト項目は、例えば、「過去」及び「現在」を含んでもよい。
また、コンテンツの共有に係わるサービスの種類は、例えば、「メッセージ共有」及び「写真共有」を含んでもよい。
また、サーバ2000は、それぞれのサービスが、既設定の回数以上利用された状況を判断し、各サービス別にコンテクスト項目を推薦することができる。例えば、サーバ2000は、「メッセージ共有」について、「どこでも」、「友人」、「ユーザの周辺」、「過去」を推薦することができる。また、例えば、サーバ2000は、「写真共有」について、「学校」、「友人」、「学校」、「現在」を推薦することができる。
また、サーバ2000は、例えば、「どこでも」、「友人」、「ユーザの周辺」、「過去」のうち少なくとも一つを「メッセージ共有」とマッチングさせ、コンテクストモデル5を生成することができる。また、サーバ2000は、例えば、「学校」、「友人」、「学校」、「現在」のうち少なくとも一つを「写真共有」とマッチングさせ、コンテクストモデル6を生成することができる。
図6は、本発明の一実施形態によるタクシーおすすめサービスに係わって生成されたコンテクストモデルについて説明するための図面である。
図6を参照すれば、コンテクスト項目は、サービス利用時間に係わる項目、サービスを利用するユーザに係わる項目、サービス利用位置に係わる項目を含んでもよい。また、サービス利用時間に係わるコンテクスト項目は、例えば、「平日の朝」、「金曜日の夜」を含んでもよい。また、サービスを利用するユーザに係わるコンテクスト項目は、例えば、「女性」及び「会社員」を含んでもよい。また、サービス利用位置に係わるコンテクスト項目は、例えば、「江南駅」及び「家の近く」を含んでもよい。
また、サーバ2000は、タクシーおすすめサービスが既設定の回数以上利用された状況を判断し、タクシーおすすめサービスについてコンテクスト項目を推薦することができる。例えば、サーバ2000は、タクシーおすすめサービスについて、「金曜日の夜」、「女性」及び「江南駅」を推薦することができる。また、例えば、サーバ2000は、タクシーおすすめサービスについて、「平日の朝」、「会社員」及び「家の近く」を推薦することができる。
また、例えば、サーバ2000は、「金曜日の夜」、「女性」及び「江南駅」のうち少なくとも一つを、タクシーおすすめサービスにマッチングさせ、コンテクストモデル7を生成することができる。また、例えば、サーバ2000は、「平日の朝」、「会社員」及び「家の近く」のうち少なくとも一つを、タクシーおすすめサービスにマッチングさせ、コンテクストモデル8を生成することができる。
図7は、本発明の一実施形態によるサービス提供者3000が、コンテクスト項目を購入する方法のフローチャートである。
段階S700で、サーバ2000は、サービス提供者3000に、コンテクストモデルに係わる情報を提供する。コンテクストモデルに係わる情報は、サービスの種類、及びサーバ2000によって選択されたコンテクスト項目のマッチングに係わる情報を含んでもよい。また、サーバ2000は、サービス提供者3000のサービスと係わるコンテクストモデルを確認し、確認されたコンテクストモデルに係わる情報を、サービス提供者3000に提供することができる。例えば、サービス提供者3000が提供するサービスが放送サービスである場合、サーバ2000は、「朝のドラマ」に係わるコンテクストモデル、「コメディーショー」に係わるコンテクストモデル、「英語講義」に係わるコンテクストモデル、及び「野球中継」に係わるコンテクストモデルのうち少なくとも一つを、サービス提供者3000に提供することができる。
段階S705で、サービス提供者3000は、コンテクストモデルに基づいて、コンテクスト項目を選択する。サービス提供者3000は、コンテクストモデルを選択することにより、コンテクストモデルに含まれたコンテクスト項目を、いずれも選択することができる。また、サービス提供者3000は、コンテクストモデルに含まれたコンテクスト項目のうち、一部を選択することもできる。
サービス提供者3000は、サービス提供者3000が提供するサービスのうち少なくとも一つを選択し、選択されたサービスについて、所定のコンテクスト項目を選択することができる。例えば、コンテクストモデルで、「朝ドラマの放送サービス」が「平日の朝」、「主婦」、「TV」のようなコンテクスト項目とマッチングされた場合、サービス提供者3000は、サービス提供者3000の「朝のドラマA」を選択し、「朝のドラマA」について、「平日の朝」、「主婦」、「TV」を選択することができる。
段階S710で、サービス提供者3000は、選択されたサービスの識別値、及び選択されたコンテクスト項目をサーバ2000に提供する。また、サービス提供者3000は、選択されたサービスに係わって選択されたコンテクスト項目の購入を、サーバ2000に要請することができる。例えば、サービス提供者3000が、「朝のドラマA」を選択し、「朝のドラマA」について、「平日の朝」、「主婦」、「TV」を選択した場合、サービス提供者3000は、「朝のドラマA」、「平日の朝」、「主婦」、「TV」をサーバ2000に提供することができる。また、「朝のドラマA」、「平日の朝」、「主婦」、「TV」のようなコンテクスト項目の購入を、サーバ2000に要請することができる。
段階S715で、サービス提供者3000は、課金方式及び購入金額に係わる情報をサーバ2000に提供する。サービス提供者3000は、選択されたコンテクスト項目について、いかなる方式で課金し、いかほどの金額を支払うかということに係わる情報をサーバ2000に提供することができる。サービス提供者3000によって購入されたコンテクスト項目に基づいて、デバイス1000に、サービス提供者3000のサービスが提供されることにより、サーバ2000は、サービス提供者3000に、所定の金額を課金することができる。その場合、サービス提供者3000によって提供された課金方式及び購入金額に基づいて、サーバ2000は、サービス提供者3000に課金する課金額を決定することができる。また、課金方式は、例えば、競売方式、共同購入方式、独占購入方式、客体の露出程度によって課金する方式、及び客体を介したサービス利用によって課金する方式のうち少なくとも一つを含んでもよいが、それらに制限されるものではない。
段階S720で、サーバ2000は、サービス提供者3000のサービスを、サービス提供者3000によって購入されたコンテクスト項目とマッチングさせる。サーバ2000は、サービス提供者3000によって選択されたコンテクスト項目に対するサービス提供者3000の購入を確定し、サービス提供者3000によって選択されたコンテクスト項目を、サービス提供者3000によって選択されたサービスとマッチングさせることができる。例えば、サービス提供者3000が、競売方式を、購入方式として選択したとするならば、他のサービス提供者3000の入札金額より、サービス提供者3000の入札金額が高価である場合、サーバ2000は、サービス提供者3000にコンテクスト項目を販売することを確定することができる。また、例えば、サーバ2000は、サービス提供者3000の「朝のドラマA」を、「平日の朝」、「主婦」、「TV」のようなコンテクスト項目とマッチングさせることができる。
もしサービス提供者3000が、共同購入方式を、課金方式として決定したとするならば、サーバ2000は、サービス提供者3000のサービスを、サービス提供者3000によって購入されたコンテクスト項目、及びサービス提供者3000のサービスの露出確率とマッチングさせることができる。
図8は、本発明の一実施形態によるサービス提供者3000が、コンテクストモデルに係わるサービスの種類を決定し、課金方式を決定する一例について説明するための図面である。
図8を参照すれば、サービス提供者「AA」は、「朝のドラマ」、「コメディーショー」及び「野球中継」のようなサービス種類を選択することができる。また、サービス提供者「AA」は、「朝のドラマ」に係わるコンテクスト項目を、競売方式で購入することを決定し、「コメディーショー」に係わるコンテクスト項目は、共同購入方式で購入することを決定することができる。また、サービス提供者「AA」は、「野球中継」に係わるコンテクスト項目を、サービス利用金額による課金方式で購入することを決定することができる。
また、サービス提供者「BB」は、「朝のドラマ」、「コメディーショー」及び「英語講義」のようなサービス種類を選択することができる。また、サービス提供者「BB」は、「朝のドラマ」に係わるコンテクスト項目を、競売方式で購入することを決定し、「コメディーショー」に係わるコンテクスト項目は、共同購入方式で購入することを決定することができる。また、サービス提供者「BB」は、「英語講義」に係わるコンテクスト項目を、客体露出による課金方式で購入することを決定することができる。
図9は、本発明の一実施形態によるサービス提供者3000が、コンテクストモデルを購入する一例について説明するための図面である。
図9を参照すれば、サービス提供者「AA」は、「朝のドラマA」を選択し、選択された「朝のドラマA」について、「平日の朝」、「主婦」及び「TV」のようなコンテクスト項目を選択することができる。それにより、平日の朝に主婦がTVをONにすれば、サービス提供者「AA」の「朝のドラマA」を視聴することができる客体が、TVにディスプレイされる。
また、サービス提供者「BB」は「朝のドラマB」を選択し、選択された「朝のドラマB」について、「平日の朝」及び「TV」のようなコンテクスト項目を選択することができる。それにより、平日の朝にだれでもTVをONにすれば、サービス提供者「BB」の「朝のドラマB」を視聴することができる客体が、TVにディスプレイされる。
図10は、本発明の一実施形態によるサーバ2000が、競売方式でコンテクスト項目を販売する方法のフローチャートである。
段階S1000で、サーバ2000は、第1サービス提供者3000−1に、コンテクストモデルに係わる情報を提供する。コンテクストモデルに係わる情報は、サービスの種類、及びサーバ2000によって推薦されたコンテクスト項目のマッチングに係わる情報を含んでもよい。また、サーバ2000は、第1サービス提供者3000−1が提供するサービスと係わるコンテクストモデルを確認し、確認されたコンテクストモデルに係わる情報を、第1サービス提供者3000−1に提供することができる。
段階S1005で、第1サービス提供者3000−1は、コンテクストモデルに基づいて、第1コンテクスト項目を選択する。第1サービス提供者3000−1は、第1サービス提供者3000−1が提供するサービスを選択し、選択されたサービスについて、第1コンテクスト項目を選択することができる。
段階S1010で、サーバ2000は、第2サービス提供者3000−2に、コンテクストモデルに係わる情報を提供する。コンテクストモデルに係わる情報は、サービスの種類、及びサーバ2000によって推薦されたコンテクスト項目のマッチングに係わる情報を含んでもよい。また、サーバ2000は、第2サービス提供者3000−2が提供するサービスと係わるコンテクストモデルを確認し、確認されたコンテクストモデルに係わる情報を、第2サービス提供者3000−2に提供することができる。
段階S1015で、第2サービス提供者3000−2は、コンテクストモデルに基づいて、第1コンテクスト項目を選択する。その場合、第2サービス提供者3000−2が選択した第1コンテクスト項目は、第1サービス提供者3000−1が選択した第1コンテクスト項目と同一でもある。また、第2サービス提供者3000−2は、第2サービス提供者3000−2が提供するサービスを選択し、選択されたサービスについて、第1コンテクスト項目を選択することができる。
段階S1020で、第1サービス提供者3000−1は、サーバ2000に、第1コンテクスト項目に係わる情報を提供し、段階S1025で、第1サービス提供者3000−1は、第1コンテクスト項目を購入するために、第1購入金額の値を、サーバ2000に提供することができる。
段階S1030で、第2サービス提供者3000−2は、サーバ2000に、第1コンテクスト項目に係わる情報を提供し、段階S1035で、第2サービス提供者3000−2は、第1コンテクスト項目を購入するために、第2購入金額の値を、サーバ2000に提供することができる。
段階S1040で、サーバ2000は、第1コンテクスト項目を購入するサービス提供者を決定する。例えば、第1購入金額が、第2購入金額より高価である場合、サーバ2000は、第1購入金額を提示した第1サービス提供者3000−1に、第1コンテクスト項目を販売することができる。
段階S1045で、サーバ2000は、決定されたサービス提供者のサービスを、第1コンテクスト項目とマッチングさせることができる。例えば、第1購入金額が、第2購入金額より高価である場合、サーバ2000は、第1サービス提供者3000−1のサービスを、第1コンテクスト項目とマッチングさせることができる。
図11は、本発明の一実施形態によるサーバ2000が、共同購入方式でコンテクスト項目を販売する方法のフローチャートである。
段階S1100で、サーバ2000は、第1サービス提供者3000−1に、コンテクストモデルに係わる情報を提供する。コンテクストモデルに係わる情報は、サービスの種類、及びサーバ2000によって推薦されたコンテクスト項目のマッチングに係わる情報を含んでもよい。また、サーバ2000は、第1サービス提供者3000−1が提供するサービスと係わるコンテクストモデルを確認し、確認されたコンテクストモデルに係わる情報を、第1サービス提供者3000−1に提供することができる。
段階S1105で、第1サービス提供者3000−1は、コンテクストモデルに基づいて、第1コンテクスト項目を選択する。第1サービス提供者3000−1は、第1サービス提供者3000−1が提供するサービスを選択し、選択されたサービスについて第2コンテクスト項目を選択することができる。
段階S1110で、サーバ2000は、第2サービス提供者3000−2に、コンテクストモデルに係わる情報を提供する。コンテクストモデルに係わる情報は、サービスの種類、及びサーバ2000によって推薦されたコンテクスト項目のマッチングに係わる情報を含んでもよい。また、サーバ2000は、第2サービス提供者3000−2が提供するサービスと係わるコンテクストモデルを確認し、確認されたコンテクストモデルに係わる情報を、第2サービス提供者3000−2に提供することができる。
段階S1115で、第2サービス提供者3000−2は、コンテクストモデルに基づいて、第1コンテクスト項目を選択する。その場合、第2サービス提供者3000−2が選択した第1コンテクスト項目は、第1サービス提供者3000−1が選択した第1コンテクスト項目と同一でもある。また、第2サービス提供者3000−2は、第2サービス提供者3000−2が提供するサービスを選択し、選択されたサービスについて第2コンテクスト項目を選択することができる。
段階S1120で、第1サービス提供者3000−1は、サーバ2000に、第2コンテクスト項目に係わる情報を提供し、段階S1125で、第1サービス提供者3000−1は、第2コンテクスト項目を購入するために、第3購入金額の値をサーバ2000に提供することができる。
段階S1130で、第2サービス提供者3000−2は、サーバ2000に、第2コンテクスト項目に係わる情報を提供し、段階S1135で、第2サービス提供者3000−2は、第2コンテクスト項目を購入するために、第4購入金額の値をサーバ2000に提供することができる。
段階S1140で、サーバ2000は、第1サービス提供者3000−1のサービスを、第2コンテクスト項目とマッチングさせ、第2サービス提供者3000−2のサービスを、第2コンテクスト項目とマッチングさせる。
段階S1145で、サーバ2000は、第3購入金額及び第4購入金額に基づいて、第1サービス提供者3000−1のサービスを利用するための客体の露出確率、及び第2サービス提供者3000−2のサービスを利用するための客体の露出確率を決定する。例えば、第1サービス提供者3000−1の第3購入金額が3000万ウォンであり、第2サービス提供者3000−2の第4購入金額が1000万ウォンでもある。その場合、サーバ2000は、第1サービス提供者3000−1のサービスを利用するための客体の露出確率を75%と決定し、第2サービス提供者3000−2のサービスを利用するための客体の露出確率を25%と決定する。
図12は、本発明の一実施形態による、共同購入方式によって客体露出確率が決定される一例について説明するための図面である。
図12を参照すれば、サービス提供者「AA」及びサービス提供者「BB」が、同一のサービス種類及び同一のコンテクスト項目を共同購入することができる。例えば、サービス提供者「AA」及びサービス提供者「BB」が、「朝のドラマ」を選択し、「平日の朝」、「主婦」、「TV」をコンテクスト項目として選択することができる。また、サービス提供者「AA」の購入金額が3,000万ウォンであり、サービス提供者「BB」の購入金額が1,000万ウォンでもある。
また、サーバ2000は、サービス提供者「AA」の購入金額及びサービス提供者「BB」の購入金額に基づいて、サービス提供者「AA」の朝ドラマを視聴するための客体の露出確率を75%と決定し、サービス提供者「BB」の朝ドラマを視聴するための客体の露出確率を25%と決定することができる。その場合、サーバ2000は、平日の朝に主婦がTVをONにすれば、サービス提供者「AA」の朝ドラマを視聴するための客体を、75%の確率でTVに提供し、サービス提供者「BB」の朝ドラマを視聴するための客体を、25%の確率でTVに提供することができる。
図13は、本発明の一実施形態によるサーバ2000が、サービス提供者「AA」の朝ドラマ「aa」、及びサービス提供者「BB」の朝ドラマ「bb」を提供する一例を図示した図面である。図13で、サービス提供者「AA」及びサービス提供者「BB」は、図12でのように、コンテクスト項目を共同購入することができる。
図13を参照すれば、会社員A、会社員B、主婦A、主婦B、主婦C、主婦D及び学生Aが、平日の朝にTVをONにする。その場合、サーバ2000は、主婦4人のうち75%である主婦3人のTVに、サービス提供者「AA」のサービスを提供する客体を提供し、主婦4人のうち15%である主婦1人のTVに、サービス提供者「BB」のサービスを提供する客体を提供することができる。例えば、サーバ2000は、主婦A、主婦B及び主婦CのTVに、サービス提供者「AA」のサービスを提供する客体を提供し、主婦DのTVに,サービス提供者「BB」のサービスを提供する客体を提供することができる。
また、主婦A、主婦B及び主婦CのTVは、提供された客体を利用して、サービス提供者「AA」から、朝のドラマ「aa」を受信することができ、主婦DのTVは、提供された客体を利用して、サービス提供者「BB」から、朝のドラマ「bb」を受信することができる。
図14は、本発明の一実施形態による、サーバ2000がサービス提供者3000のサービスを利用するための客体を生成する方法のフローチャートである。
段階S1400で、サーバ2000は、客体生成のためのテンプレートを、サービス提供者3000に提供する。客体生成のためのテンプレートは、複数の領域を含んでもよく、例えば、サービスに係わる説明を挿入するための領域、サービスに係わるイメージを挿入するための領域、サービスを利用するためのメニュー、及びアイコンを挿入するための領域を含んでもよいが、それらに制限されるものではない。また、サーバ2000は、客体生成のためのテンプレートの構造を、サービスの種類によって、あらかじめ決定することができる。
また、テンプレートは、ユーザまたはデバイス1000によって、あらかじめ決定されてもよい。サーバ2000は、ユーザの趣向によって、ユーザのデバイス1000に提供するテンプレートをあらかじめ決定し、決定されたテンプレートを、サービス提供者3000に提供することができる。
段階S1405で、サーバ2000は、テンプレートを編集するための編集ツールをサービス提供者3000に提供する。
段階S1410で、サービス提供者3000は、サーバ2000から受信されたテンプレートに、サービス提供者3000のサービスに係わるサービス情報を挿入する。サービス提供者3000は、サーバ2000から受信された編集ツールを利用して、テンプレートを編集することができる。サービス提供者3000は、編集ツールを利用して、テンプレートに含まれた各領域に、サービス情報を挿入することができる。サービス情報は、サービス提供者3000のサービスに係わる情報であり、例えば、サービスの題目、サービスに係わるコンテンツをダウンロードするためのリンクアドレス、サービスに係わるイメージ、及びサービス提供のためのアクティビティ情報を含んでもよいが、それらに制限されるものではない。
段階S1415で、サービス提供者3000は、サービス情報が挿入されたテンプレートをサーバ2000に提供する。
段階S1420で、サーバ2000は、サービス情報が挿入されたテンプレートに、サービスおすすめ根拠を挿入する。サーバ2000は、サービス提供者3000のサービスをデバイス1000に推薦する根拠を、サービス提供者3000から受信されたテンプレートに挿入することができる。また、おすすめ根拠が挿入されたテンプレートを利用して、客体を生成することができる。また、客体には、サービス提供者3000のサービスを利用するためのテンプレートだけが含まれもするが、それに制限されるものではない。客体には、サービス提供者3000のサービスを利用するためのテンプレート、及び他のサービス提供者(図示せず)のサービスを利用するためのテンプレートが共に含まれもする。また、例えば、サーバ2000は、サービスによって提供されるコンテンツが生成された日付、時刻及び位置;ユーザのコンテンツの使用履歴;コンテンツのユーザと、デバイス1000のユーザとの関係に基づいて、おすすめ根拠を生成したり、あるいは選択することができる。その場合、コンテンツが生成された日付、時刻及び位置は、コンテンツのメタデータから獲得される。また、コンテンツのユーザと、デバイス1000のユーザとの関係は、SNS(social networking service)サーバに保存された関係情報、ユーザ間のメッセージ伝送履歴、ユーザ間のコンテンツ共有履歴に基づいて確認されるが、それらに制限されるものではない。
図15は、本発明の一実施形態による、サービス利用のための客体の一例を図示した図面である。
図15に図示されているように、本発明の一実施形態による客体には、第1サービス提供者3000−1のサービス情報が挿入されたテンプレート50、第2サービス提供者3000−2のサービス情報が挿入されたテンプレート52、及び第3サービス提供者(図示せず)のサービス情報が挿入されたテンプレート54が共に含まれる。客体は、ユーザがデバイス1000の上端バーをタッチしてドラッグすることにより、デバイス1000の画面に表示されるが、それに制限されるものではない。客体は、デバイス1000のロック解除画面に表示されもする。また、客体は、所定のイベントが生じた場合、デバイス1000の画面に、ポップアップウィンドーを介して表示されてもよい。
図16は、本発明の一実施形態による、サーバ2000がサービス提供者3000に対する課金額を算出する方法のフローチャートである。
段階S1600で、サーバ2000は、デバイス1000に客体を提供する。サーバ2000は、デバイス1000の現在状況をモニタリングすることができ、デバイス1000の現在状況に対応するコンテクスト項目を確認することができる。デバイス1000の現在状況に対応するコンテクスト項目は、デバイス1000の現在状況と同一であるか、あるいは類似しているコンテクスト項目でもある。また、サーバ2000は、確認されたコンテクスト項目を購入したサービス提供者3000を確認し、確認されたサービス提供者3000のサービスを利用するための客体を、デバイス1000に提供することができる。
段階S1605で、サーバ2000は、客体提供回数をカウントする。サーバ2000は、サービス提供者3000のサービス別に、デバイス1000に客体を提供した回数をカウントすることができる。
段階S1610で、デバイス1000は、受信された客体を利用する。デバイス1000は、デバイス1000のホストプログラムを利用して、サーバ2000から受信された客体をディスプレイすることができ、ユーザが、ディスプレイされた客体をクリックすることにより、デバイス1000は、受信された客体を利用することができる。その場合、デバイス1000は、デバイス1000のホストプログラムを利用して、客体をディスプレイすることができる。また、デバイス1000は、受信された客体のクリック数をカウントすることができる。客体のクリックは、ユーザが所定の入力装置を介して客体を選択したり、あるいはユーザが、手または入力ツールを利用して、客体をタッチすることを含む。
段階S1615で、デバイス1000は、実行された客体を介して、サービス提供者3000のサービスを利用する。デバイス1000は、実行された客体を介して、サービス提供者3000からサービスを提供され、提供されたサービスを介して、所定のコンテンツ、データ及び物品を購入することができる。また、デバイス1000は、サービス提供者3000のサービスを利用した回数、サービス利用金額を算出することができる。また、デバイス1000は、サービス提供者3000のサービスを介したコンテンツ、データ及び物品の購入金額を算出することができる。
段階S1620で、デバイス1000は、サーバ2000に、サービス利用に係わる情報を提供する。デバイス1000は、客体のクリック数、客体の実行回数、サービス利用回数、サービス利用金額、並びにサービスを介したコンテンツ、データ及び物品の購入金額に係わる情報をサーバ2000に提供することができる。
しかし、それらに制限されるものではなく、サーバ2000またはサービス提供者3000が、客体の実行回数、サービス利用回数、サービス利用金額、並びにサービスを介したコンテンツ、データ及び物品の購入金額に係わる情報を別途に収集することができる。
段階S1625で、サーバ2000は、サービス提供者3000に対する課金額を算出する。サーバ2000は、サービス提供者3000の課金方式を確認し、確認された課金方式により、サービス提供者に課金する課金額を算出することができる。
サービス提供者3000の課金方式が、競売方式または独占購入方式である場合、サーバ2000は、サービス提供者3000が提示した購入金額を課金額として決定することができる。また、サービス提供者3000の課金方式が、共同購入方式である場合、サーバ2000は、サービス提供者3000の客体の露出確率、及びサービス提供者3000が提示した購入金額を乗じた金額を、課金額として決定することができる。
また、サービス提供者3000の課金方式が、客体の露出程度によって課金する方式である場合、サーバ2000は、客体の提供回数、客体のクリック数、客体の実行回数のうち少なくとも一つに基づいて、課金額を算出することができる。その場合、客体の提供回数当たり課金する金額、客体のクリック当たり課金する金額、及び客体の実行回数当たり課金する金額があらかじめ設定されている。
また、サービス提供者3000の課金方式が、客体を介したサービス利用によって課金する方式である場合、サーバ2000は、サービス利用料金;サービスを介したコンテンツ、データ及び物品の購入金額のうち少なくとも一つに基づいて、課金額を決定することができる。例えば、サーバ2000は、サービス利用料金;サービスを介したコンテンツ、データ及び物品の購入金額に対して、所定の比率で手数料を算出し、算出された手数料を課金額として決定することができる。
図17は、本発明の一実施形態によるサーバ2000のブロック図である。
図17に図示されているように、本発明の一実施形態によるサーバ2000は、コンテクスト情報収集部2100、コンテクストモデル提供部2200、購入要請受信部2300、課金方式決定部2400、客体生成部2500、客体提供部2600、課金額決定部2700、DB(database)2800、通信部2900及び制御部2950を含む。
コンテクスト情報収集部2100は、少なくとも1つのデバイス1000から、コンテクスト情報を収集する。コンテクスト情報収集部2100は、コンテクストモデルを生成するためにコンテクスト情報を受信することができる。また、コンテクスト情報収集部2100は、デバイス1000の現在状況を決定するために、コンテクスト情報を受信することができる。コンテクスト情報は、デバイス1000が、いかなる状況でいかなるサービスを利用したかということに係わる情報を意味する。デバイス1000は、多様な状況で多種のサービスを利用することができ、デバイス1000のサービス利用状況に係わるコンテクスト情報が、コンテクスト情報収集部2100によって収集される。また、コンテクスト項目は、コンテクストモデルに含まれた細部項目を意味し、例えば、サービスを利用したユーザ、サービスを利用したデバイスの種類、サービス利用時間、サービス利用位置、サービスを共に利用した他のユーザ、及びデバイスで実行されたアプリケーションを含んでもよいが、それらに制限されるものではない。
コンテクストモデル提供部2200は、コンテクスト情報をモデリングし、コンテクストモデルを、サービス提供者3000に提供する。コンテクストモデル提供部2200は、サービスの種類別に、コンテクスト項目を推薦することにより、コンテクストモデルを生成することができる。コンテクストモデル提供部2200は、所定のサービスについて、例えば、サービスを利用したユーザ、サービスを利用したデバイスの種類、サービス利用時間、サービス利用位置、サービスを共に利用した他のユーザ、及びデバイスで実行されたアプリケーションのうち少なくとも一つを推薦することができる。例えば、平日の朝に主婦がTVを利用して、朝のドラマを多く視聴する場合、コンテクストモデル提供部2200は、「朝ドラマの放送サービス」について、「平日の朝」、「主婦」及び「TV」のようなコンテクスト項目を推薦することができる。
また、コンテクストモデル提供部2200は、サービスの種類と、推薦されたコンテクスト項目とをマッチングさせることにより、コンテクストモデルを生成することができる。例えば、コンテクストモデル提供部2200は、「朝ドラマの放送サービス」に対して、「平日の朝」、「主婦」及び「TV」をマッチングさせることにより、コンテクストモデルを生成することができる。コンテクストモデルは、サービス提供者3000が、自体のサービスをいかなるコンテクスト項目とマッチングさせるかということを決定するところに利用される。
また、コンテクストモデル提供部2200は、コンテクスト情報、及び生成されたコンテクストモデルのうち少なくとも一つを、サービス提供者3000に提供することができる。
購入要請受信部2300は、サービス提供者3000によって選択されたコンテクストモデルに対する購入要請を、サービス提供者3000から受信する。サービス提供者3000は、コンテクストモデル提供部2200から受信されたコンテクストモデルのうち、自体のサービスにマッチングさせる所定のコンテクストモデルを選択することができ、選択されたコンテクストモデルに係わる情報を、購入要請受信部2300に提供することができる。また、サービス提供者3000は、コンテクストモデル提供部2200から受信されたコンテクストモデルに含まれたコンテクスト項目のうち、所定のコンテクスト項目を選択することができ、選択されたコンテクスト項目に係わる情報を、購入要請受信部2300に提供することができる。
購入要請受信部2300は、サービス提供者3000のサービスを、コンテクスト項目とマッチングさせる。購入要請受信部2300は、サービス提供者3000から、コンテクスト項目の購入要請を受信し、サービス提供者3000のサービスを、サービス提供者3000によって購入されたコンテクスト項目とマッチングさせることができる。また、購入要請受信部2300は、サービス提供者3000によって選択されたコンテクスト項目に対するサービス提供者3000の購入を確定し、サービス提供者3000によって選択されたコンテクスト項目を、サービス提供者3000のサービスとマッチングさせることができる。例えば、購入要請受信部2300は、サービス提供者3000のサービスである「朝のドラマA」を、「平日の朝」、「主婦」、「TV」のようなコンテクスト項目とマッチングさせることができる。
課金方式決定部2400は、サービス提供者3000に対する課金方式を決定する。課金方式決定部2400は、サービス提供者3000から提供された課金方式に係わる情報に基づいて、サービス提供者3000に対する課金方式を決定することができる。
例えば、サービス提供者3000が「サービスの種類A」に係わるコンテクスト項目A,B,Cを、競売方式で購入要請したとするならば、課金方式決定部2400は、サービス提供者3000の入札金額を、「サービスの種類A」に係わるコンテクスト項目A,B,Cを競売方式で購入要請した他のサービス提供者(図示せず)の入札金額と比較することができる。また、サービス提供者3000の入札金額が、他のサービス提供者(図示せず)の入札金額より高価である場合、課金方式決定部2400は、サービス提供者3000に対して、サービス提供者3000が提示した入札金額によって課金することを決定することができる。
また、例えば、サービス提供者3000が、「サービスの種類A」に係わるコンテクスト項目A,B,Cを、共同購入方式で購入要請したとするならば、課金方式決定部2400は、サービス提供者3000の購入金額を、「サービスの種類A」に係わるコンテクスト項目A,B,Cを、共同購入方式で購入要請した他のサービス提供者(図示せず)の購入金額と比較することができる。また、課金方式決定部2400は、サービス提供者3000の入札金額と、他のサービス提供者(図示せず)の入札金額とに基づいて、サービス提供者3000のサービスを利用するための客体、及び他のサービス提供者(図示せず)のサービスを利用するための客体の露出確率を決定することができる。また、課金方式決定部2400は、サービス提供者3000のサービスを含む客体の露出比率、及びサービス提供者3000が提示した購入金額に基づいて、サービス提供者3000に対して課金することを決定することができる。
客体生成部2500は、サービス提供者3000のサービスを利用するための客体を生成する。客体生成部2500は、客体生成に利用される既設定のテンプレートを、サービス提供者3000に提供し、サービス提供者3000によって編集されたテンプレートを、サービス提供者3000から受信することができる。その場合、客体生成部2500は、テンプレートを編集するための編集ツールを、サービス提供者3000に提供することができ、サービス提供者3000は、編集ツールを利用して、テンプレートに、自体のサービスに係わるサービス情報を挿入することができる。サービス情報は、サービス提供者3000のサービスに係わる情報であり、例えば、サービスの題目、サービスに係わるコンテンツをダウンロードするためのリンクアドレス、及びサービスに係わるイメージを含んでもよいが、それらに制限されるものではない。
また、客体生成部2500は、サービス提供者3000から受信された編集されたテンプレートを利用して、サービス提供者3000のサービスを利用するための客体を生成することができる。また、客体生成部2500は、サービス提供者3000のサービスを利用するための客体を、デバイス1000に推薦する根拠に係わる情報を、客体に挿入することができる。また、客体生成部2500は、サービス提供者3000から受信されたテンプレート、及び少なくとも1つの他のサービス提供者(図示せず)から受信されたテンプレートを組み合わせ、客体を生成することもできる。しかし、サービス提供者3000が、独占購入方式でコンテクスト項目を購入した場合には、客体生成部2500は、客体に他のサービス提供者(図示せず)のテンプレートを含めない。
また、客体生成部2500は、生成された客体を、サービス提供者3000が購入したコンテクストモデルにマッチングさせることができる。また、客体生成部2500は、生成された客体を、サービス提供者3000が購入したコンテクスト項目にマッチングさせることができる。
客体提供部2600は、デバイス1000に客体を提供する。客体提供部2600は、デバイス1000の現在状況によって、コンテクストモデルを選択し、選択されたコンテクストモデルを購入要請したサービス提供者3000のサービスを利用するための客体を、デバイス1000に提供することができる。客体提供部2600は、デバイス1000の状況を確認することができ、デバイス1000の現在状況、及びマッチングされたコンテクスト項目に基づいて、デバイス1000に客体を提供することができる。客体提供部2600は、例えば、デバイス1000のユーザ、デバイス1000の種類、デバイス1000の位置、現在時刻、曜日、デバイス1000で実行中であるアプリケーションをモニタリングすることができる。
また、客体提供部2600は、サービス提供者3000が購入したコンテクストモデルまたはコンテクスト項目を、デバイス1000の現在状況と比較し、比較結果に基づいて、客体をデバイス1000に提供することができる。客体提供部2600は、デバイス1000の状況のモニタリング結果に基づいて、所定のコンテクストモデルを選択し、選択されたコンテクストモデルにマッチングされた客体を、デバイス1000に提供することができる。客体提供部2600は、サービス提供者3000が購入したコンテクスト項目が、第1デバイス1000−1の現在状況と同一であるか、あるいは類似している場合、第1デバイス1000−1に、サービス提供者3000のサービスを利用するための客体を提供することができる。
課金額決定部2700は、サービス提供者3000に対する課金額を算出する。課金額決定部2700は、サービス提供者3000の課金方式、サービス提供者3000の客体提供回数、サービス提供者3000の客体が、デバイス1000によって実行された回数、サービス提供者3000の客体を利用したデバイス1000のサービス利用回数、及びサービス提供者3000の客体を利用したデバイス1000のサービス利用金額に係わる情報に基づいて、サービス提供者に賦課する課金額を算出することができる。
DB 2800は、サーバ2000が、コンテクスト項目をサービス提供者3000に販売し、サービス提供者3000のサービスを提供する客体をデバイス1000に提供し、サービス提供者3000に対する課金額を算出するのに必要な各種の情報を保存する。
通信部2900は、サーバ2000が、コンテクスト項目をサービス提供者3000に販売し、サービス提供者3000のサービスを提供する客体をデバイス1000に提供し、サービス提供者3000に対する課金額を算出するために、各種の情報をサービス提供者3000及びデバイス1000と送受信する。
制御部2950は、サーバ2000全体の動作を制御し、サーバ2000が、コンテクスト項目をサービス提供者3000に販売し、サービス提供者3000のサービスを提供する客体をデバイス1000に提供し、サービス提供者3000に対する課金額を算出するように、コンテクスト情報収集部2100、コンテクストモデル提供部2200、購入要請受信部2300、課金方式決定部2400、客体生成部2500、客体提供部2600、課金額決定部2700、DB 2800及び通信部2900を制御する。
図18は、本発明の他の実施形態によるサーバ2000のブロック図である。
図18に図示されているように、本発明の他の実施形態によるサーバ2000は、コンテクストモデル提供部2200、購入要請受信部2300、客体生成部2500、客体提供部2600、DB 2800、通信部2900及び制御部2950を含む。
コンテクストモデル提供部2200は、コンテクストモデルを、サービス提供者3000に提供する。コンテクストモデル提供部2200は、コンテクスト情報及びコンテクストモデルのうち少なくとも一つを、サービス提供者3000に提供することができる。
購入要請受信部2300は、サービス提供者3000によって選択されたコンテクストモデルに対する購入要請を、サービス提供者3000から受信する。サービス提供者3000は、コンテクストモデル提供部2200から受信されたコンテクストモデルのうち、自体のサービスにマッチングさせる所定のコンテクストモデルを選択することができ、選択されたコンテクストモデルに係わる情報を、購入要請受信部2300に提供することができる。また、サービス提供者3000は、コンテクストモデル提供部2200から受信されたコンテクストモデルに含まれたコンテクスト項目のうち、所定のコンテクスト項目を選択することができ、選択されたコンテクスト項目に係わる情報を、購入要請受信部2300に提供することができる。
購入要請受信部2300は、サービス提供者3000のサービスを、コンテクスト項目とマッチングさせる。購入要請受信部2300は、サービス提供者3000から、コンテクスト項目の購入要請を受信し、サービス提供者3000のサービスを、サービス提供者3000によって購入されたコンテクスト項目とマッチングさせることができる。また、購入要請受信部2300は、サービス提供者3000によって選択されたコンテクスト項目に対するサービス提供者3000の購入を確定し、サービス提供者3000によって選択されたコンテクスト項目を、サービス提供者3000のサービスとマッチングさせることができる。例えば、購入要請受信部2300は、サービス提供者3000のサービスである「朝のドラマA」を、「平日の朝」、「主婦」、「TV」のようなコンテクスト項目とマッチングさせることができる。
客体生成部2500は、サービス提供者3000のサービスを利用するための客体を生成する。客体生成部2500は、客体生成に利用される既設定のテンプレートを、サービス提供者3000に提供し、サービス提供者3000によって編集されたテンプレートを、サービス提供者3000から受信することができる。その場合、客体生成部2500は、テンプレートを編集するための編集ツールを、サービス提供者3000に提供することができ、サービス提供者3000は、編集ツールを利用して、テンプレートに、自体のサービスに係わるサービス情報を挿入することができる。サービス情報は、サービス提供者3000のサービスに係わる情報であり、例えば、サービスの題目、サービスに係わるコンテンツをダウンロードするためのリンクアドレス、及びサービスに係わるイメージを含んでもよいが、それらに制限されるものではない。
また、客体生成部2500は、サービス提供者3000から受信された編集されたテンプレートを利用して、サービス提供者3000のサービスを利用するための客体を生成することができる。また、客体生成部2500は、サービス提供者3000のサービスを利用するための客体を、デバイス1000に推薦する根拠に係わる情報を、客体に挿入することができる。また、客体生成部2500は、サービス提供者3000から受信されたテンプレート、及び少なくとも1つの他のサービス提供者(図示せず)から受信されたテンプレートを組み合わせ、客体を生成することもできる。しかし、サービス提供者3000が、独占購入方式でコンテクスト項目を購入した場合には、客体生成部2500は、客体に、他のサービス提供者(図示せず)のテンプレートを含めない。
また、客体生成部2500は、生成された客体を、サービス提供者3000が購入したコンテクストモデルにマッチングさせることができる。また、客体生成部2500は、生成された客体を、サービス提供者3000が購入したコンテクスト項目にマッチングさせることができる。
客体提供部2600は、デバイス1000に客体を提供する。客体提供部2600は、デバイス1000の現在状況によって、コンテクストモデルを選択し、選択されたコンテクストモデルを購入要請したサービス提供者3000のサービスを利用するための客体を、デバイス1000に提供することができる。客体提供部2600は、デバイス1000の状況を確認することができ、デバイス1000の現在状況、及びマッチングされたコンテクスト項目に基づいて、デバイス1000に客体を提供することができる。客体提供部2600は、例えば、デバイス1000のユーザ、デバイス1000の種類、デバイス1000の位置、現在時刻、曜日、デバイス1000で実行中であるアプリケーションをモニタリングすることができる。
また、客体提供部2600は、サービス提供者3000が購入したコンテクストモデルまたはコンテクスト項目を、デバイス1000の現在状況と比較し、比較結果に基づいて、客体をデバイス1000に提供することができる。客体提供部2600は、デバイス1000の状況のモニタリング結果に基づいて、所定のコンテクストモデルを選択し、選択されたコンテクストモデルにマッチングされた客体を、デバイス1000に提供することができる。客体提供部2600は、サービス提供者3000が購入したコンテクスト項目が、第1デバイス1000−1の現在状況と同一であるか、あるいは類似している場合、第1デバイス1000−1に、サービス提供者3000のサービスを利用するための客体を提供することができる。
通信部2900は、サーバ2000が、コンテクスト項目をサービス提供者3000に販売し、サービス提供者3000のサービスを提供する客体を、デバイス1000に提供するために、各種の情報を、サービス提供者3000及びデバイス1000と送受信する。
制御部2950は、サーバ2000全体の動作を制御し、サーバ2000が、コンテクスト項目をサービス提供者3000に販売し、サービス提供者3000のサービスを提供する客体を、デバイス1000に提供するように、コンテクストモデル提供部2200、購入要請受信部2300、客体生成部2500、客体提供部2600、DB 2800及び通信部2900を制御する。
図19は、本発明の一実施形態によるサービス提供者3000のブロック図である。本明細書で、サービス提供者3000は、所定のサーバでもある。
図19を参照すれば、本発明の一実施形態によるサービス提供者3000は、コンテクスト項目選択部3100、購入要請部3200、テンプレート編集部3300、テンプレート提供部3400、DB 3500、通信部3600及び制御部3700を含む。
コンテクスト項目選択部3100は、サーバ2000から、コンテクストモデルに係わる情報を受信し、受信されたコンテクストモデルに係わる情報に基づいて、コンテクスト項目を選択する。コンテクスト項目選択部3100は、サービス提供者3000が提供するサービスのうち少なくとも一つを選択し、選択されたサービスについて、所定のコンテクスト項目を選択することができる。コンテクスト項目選択部3100は、コンテクストモデルを選択したり、あるいはコンテクストモデルに含まれたコンテクスト項目の一部を選択することができる。例えば、コンテクストモデルで、「朝ドラマの放送サービス」が、「平日の朝」、「主婦」、「TV」のようなコンテクスト項目とマッチングされた場合、コンテクスト項目選択部3100は、サービス提供者3000の「朝のドラマA」を選択し、「朝のドラマA」について、「平日の朝」、「主婦」、「TV」を選択することができる。
購入要請部3200は、選択されたサービスに係わって選択されたコンテクスト項目の購入を、サーバ2000に要請する。購入要請部3200は、選択されたサービスの識別値、及び選択されたコンテクスト項目を、サーバ2000に提供することができる。また、購入要請部3200は、例えば、コンテクスト項目選択部3100が、「朝のドラマA」を選択し、「朝のドラマA」について、「平日の朝」、「主婦」、「TV」を選択した場合、購入要請部3200は、「朝のドラマA」、「平日の朝」、「主婦」、「TV」を、サーバ2000に提供することができる。また、購入要請部3200は、「朝のドラマA」、「平日の朝」、「主婦」、「TV」のようなコンテクスト項目の購入を、サーバ2000に要請することができる。
また、購入要請部3200は、課金方式及び購入金額に係わる情報を、サーバ2000に提供する。購入要請部3200は、選択されたコンテクスト項目について、いかなる方式で課金し、いかほどの金額を支払うかということに係わる情報を、サーバ2000に提供することができる。購入要請部3200によって購入されたコンテクスト項目に基づいて、デバイス1000に、サービス提供者3000のサービスが提供されることにより、サーバ2000は、サービス提供者3000に、所定の金額を課金することができる。その場合、購入要請部3200によって提供された課金方式及び購入金額に基づいて、サーバ2000は、サービス提供者3000に課金する課金額を決定することができる。また、課金方式は、例えば、競売方式、共同購入方式、独占購入方式、客体の露出程度によって課金する方式、及び客体を介したサービス利用によって課金する方式のうち少なくとも一つを含んでもよいが、それらに制限されるものではない。
テンプレート編集部3300は、サーバ2000から、客体生成のためのテンプレートを受信し、受信されたテンプレートを編集する。客体生成のためのテンプレートは、複数の領域を含んでもよく、例えば、サービスに係わる説明(description)を挿入するための領域、サービスに係わるイメージを挿入するための領域、サービスを利用するためのメニュー、及びアイコンを挿入するための領域を含んでもよいが、それらに制限されるものではない。
テンプレート編集部3300は、サーバ2000から、テンプレートの編集のための編集ツールを受信し、受信された編集ツールを利用して、テンプレートを編集することができる。テンプレート編集部3300は、サーバ2000から受信された編集ツールを利用して、テンプレートに含まれた各領域に、サービス情報を挿入することができる。サービス情報は、サービス提供者3000のサービスに係わる情報であり、例えば、サービスの題目、サービスに係わるコンテンツをダウンロードするためのリンクアドレス、及びサービスに係わるイメージを含んでもよいが、それらに制限されるものではない。
テンプレート提供部3400は、編集されたテンプレートを、サーバ2000に提供する。テンプレート提供部3400は、サービス提供者3000のサービス情報が挿入されたテンプレートを、サーバ2000に提供することができる。
DB 3500は、サービス提供者3000がコンテクスト項目を購入し、客体生成のためのテンプレートを編集するのに必要な各種の情報を保存する。
通信部3600は、サービス提供者3000がコンテクスト項目を購入し、客体生成のためのテンプレートを編集することができるように、各種の情報を、サーバ2000及びデバイス1000と送受信する。
制御部3700は、サービス提供者3000全体の動作を制御し、サービス提供者3000がコンテクスト項目を購入し、客体生成のためのテンプレートを編集することができるように、コンテクスト項目選択部3100、購入要請部3200、テンプレート編集部3300、テンプレート提供部3400、DB 3500及び通信部3600を制御する。
図20は、本発明の一実施形態によるサーバ2000が、コンテクストモデルにマッチングされた客体を生成する方法のフローチャートである。
段階S2000でサーバ2000は、コンテクストモデルをサービス提供者3000に提供する。サーバ2000は、コンテクスト情報及びコンテクストモデルのうち少なくとも一つをサービス提供者3000に提供することができる。
段階S2100で、サーバ2000は、サービス提供者3000によって選択されたコンテクストモデルに対する購入要請を、サービス提供者3000から受信する。サービス提供者3000は、サーバ2000から受信されたコンテクストモデルのうち、自体のサービスにマッチングさせる所定のコンテクストモデルを選択することができ、選択されたコンテクストモデルに係わる情報を、サーバ2000に提供することができる。また、サービス提供者3000は、サーバ2000から受信されたコンテクストモデルに含まれたコンテクスト項目のうち、所定のコンテクスト項目を選択することができ、選択されたコンテクスト項目に係わる情報を、サーバ2000に提供することができる。
段階S2200で、サーバ2000は、購入要請されたコンテクストモデルにマッチングされる客体を生成する。サーバ2000は、客体生成に利用される既設定のテンプレートを、サービス提供者3000に提供し、サービス提供者3000によって編集されたテンプレートを、サービス提供者3000から受信することができる。その場合、サーバ2000は、テンプレートを編集するための編集ツールを、サービス提供者3000に提供することができ、サービス提供者3000は、編集ツールを利用して、テンプレートに、自体のサービスに係わるサービス情報を挿入することができる。
また、サーバ2000は、サービス提供者3000から受信された編集されたテンプレートを利用して、サービス提供者3000のサービスを利用するための客体を生成することができる。また、サーバ2000は、サービス提供者3000のサービスを利用するための客体を、デバイス1000に推薦する根拠に係わる情報を、客体に挿入することができる。
また、サーバ2000は、生成された客体を、サービス提供者3000が購入したコンテクストモデルにマッチングさせることができる。また、サーバ2000は、生成された客体を、サービス提供者3000が購入したコンテクスト項目にマッチングさせることができる。
本発明の一実施形態は、コンピュータによって実行されるプログラム・モジュールのようなコンピュータによって実行可能な命令語を含む記録媒体の形態でも具現される。コンピュータ可読媒体は、コンピュータによってアクセスされる任意の可用媒体でもあり、揮発性及び不揮発性の媒体、分離型及び非分離型の媒体をいずれも含む。また、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記録媒体及び通信媒体をいずれも含んでもよい。コンピュータ記録媒体は、コンピュータ可読命令語、データ構造、プログラム・モジュールまたはその他データのような情報の保存のための任意の方法、または技術で具現された揮発性及び不揮発性、分離型及び非分離型の媒体をいずれも含む。通信媒体は、典型的には、コンピュータ可読命令語、データ構造、プログラム・モジュールまたは搬送波のような変調されたデータ信号のその他データ、またはその他伝送メカニズムを含み、任意の情報伝達媒体を含む。
前述の本発明の説明は、例示のためのものであり、本発明が属する技術分野の当業者であるならば、本発明の技術的思想や必須な特徴を変更せずにも、他の具体的な形態に容易に変形が可能であるということを理解することができるであろう。従って、以上で記述した実施形態は、あらゆる面で例示的なものであり、限定的ではないと理解しなければならない。例えば、単一型と説明されている各構成要素は、分散されて実施されもし、同様に、分散されていると説明されている構成要素も、結合された形態で実施されもする。
本発明の範囲は、前述の詳細な説明よりは、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲そしてその均等概念から導き出されるあらゆる変更または変形された形態が、本発明の範囲に含まれるものであると解釈されなければならない。