JP6548599B2 - 通信データ量管理システム、カード管理サーバ、データ量付与管理サーバ、データ残量管理サーバ、方法、及びプログラム - Google Patents

通信データ量管理システム、カード管理サーバ、データ量付与管理サーバ、データ残量管理サーバ、方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信データ量管理システム、カード管理サーバ、データ量付与管理サーバ、データ残量管理サーバ、方法、及びプログラムに関する。
小売店舗等における販促活動として、顧客に対してクーポンを電子的な情報として携帯端末等に対して発行する技術が知られている。例えば、クレジットカードでの購買に対して決済時に一括して適用可能なクーポンを適用して割引額をキャッシュバックするクーポンサービスが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−052885号公報
しかし、携帯端末等に対して発行されたクーポンを使用する場合、顧客は携帯端末を使用してクーポンを表示したり提示したりする必要がある。また、店舗では、携帯端末に表示されるクーポンを読み取る必要がある。このため、クーポンを読み取る作業等の負荷や、システム対応等のコスト等が発生する。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、特定のカードでの購買を促すことを目的とする。
(1)本発明の一態様は、複数のカードの各々の識別情報と、該カードを使用するユーザの識別情報とを対応付けて記憶する第1の記憶部と、カードによって支払う処理が行われた場合に、前記第1の記憶部に記憶された複数のカードのうち、支払う処理が行われたカードの識別情報に対応するユーザの識別情報をデータ量付与管理サーバへ送信する第1の送信部とを備えるカード管理サーバと、カードを使用するユーザの識別情報と、該ユーザによって使用される端末装置の識別情報とを対応付けて記憶する第2の記憶部と、前記第2の記憶部に記憶されたユーザの識別情報のうち、前記カード管理サーバによって送信された前記ユーザの識別情報に対応する端末装置の識別情報をデータ残量管理サーバへ送信する第2の送信部とを備えるデータ量付与管理サーバと、複数の端末装置の各々の識別情報と、該端末装置が利用できるデータ量とを対応付けて記憶する第3の記憶部と、該第3の記憶部に記憶されるデータ量のうち、前記データ量付与管理サーバによって送信される前記端末装置の識別情報に対応するデータ量を増加させるデータ量管理部と、該第3の記憶部に記憶される前記端末装置の識別情報のうち、前記端末装置によって送信されるデータ通信要求に付帯される該端末装置の識別情報に対応するデータ量に基づいて、該データ通信要求を送信した該端末装置によって行われるデータ通信を制御する制御部とを備える、前記データ残量管理サーバとを備える、通信データ量管理システムである。
(2)本発明の一態様は、上記(1)に記載の通信データ量管理システムにおいて、前記データ量付与管理サーバは、カードによって支払う処理を行う複数の装置の各々の識別情報と、該装置によって支払う処理が行われた場合に付与するデータ量とを対応付けて記憶する第4の記憶部を備え、前記第1の送信部は、カードによって支払う処理が行われた装置の識別情報を前記データ量付与管理サーバへ送信し、前記第2の送信部は、前記第4の記憶部に記憶された前記複数の装置の各々の識別情報のうち、前記カード管理サーバによって送信された前記装置の識別情報に対応する第1のデータ量を表す情報をデータ残量管理サーバへ送信し、前記データ量管理部は、前記第3の記憶部に記憶されるデータ量のうち、前記データ量付与管理サーバによって送信される前記端末装置の識別情報に対応するデータ量に前記第1のデータ量を追加する、通信データ量管理システムである。
(3)本発明の一態様は、上記(1)に記載の通信データ量管理システムにおいて、前記データ量付与管理サーバは、カードによって支払う処理が行われる装置からカードによって支払われる金額又は購入商品に基づいて、データ付与量を決定するデータ量決定部を備え、前記第2の送信部は、前記データ量決定部によって決定された前記データ付与量を表す情報をデータ残量管理サーバへ送信し、前記データ量管理部は、前記第3の記憶部に記憶されるデータ量のうち、前記データ量付与管理サーバによって送信される前記端末装置の識別情報に対応するデータ量に前記データ付与量を追加する、通信データ量管理システムである。
(4)本発明の一態様は、上記(1)に記載の通信データ量管理システムにおいて、前記データ量付与管理サーバは、カードによって支払う処理を行う複数の装置の各々の識別情報と、該装置によって支払う処理が行われた場合に付与するデータ量と、該装置によって支払う処理が行われた場合に付与されるデータを利用できるアクセス先を表す情報とを対応付けて記憶する第5の記憶部を備え、前記第1の送信部は、カードによって支払う処理が行われた装置の識別情報を前記データ量付与管理サーバへ送信し、前記第2の送信部は、前記第5の記憶部に記憶された前記複数の装置の各々の識別情報のうち、前記カード管理サーバによって送信された前記装置の識別情報に対応する第1のデータ量を表す情報と、該装置によって支払う処理が行われた場合に付与されるデータを利用できるアクセス先を表す情報とをデータ残量管理サーバへ送信し、前記データ量管理部は、前記第3の記憶部に記憶されるデータ量のうち、前記データ量付与管理サーバによって送信される前記端末装置の識別情報に対応するデータ量に前記第1のデータ量を追加し、前記制御部は、前記データ量付与管理サーバによって送信される前記アクセス先を示す情報に前記端末装置のアクセス先が含まれる場合に、前記第3の記憶部に記憶される該端末装置の識別情に対応するデータ量のうち、前記データ量管理部によって追加されたデータ量に基づいて、該端末装置によって行われるデータ通信を制御する、通信データ量管理システムである。
(5)本発明の一態様は、上記(1)から上記(5)のいずれか1項に記載の通信データ量管理システムにおいて、前記制御部は、前記データ通信要求を送信した前記端末装置によって行われるデータ通信を制御する際に、前記データ量管理部によって増加させたデータ量から利用する、通信データ量管理システムである。
(6)本発明の一態様は、上記(2)に記載の通信データ量管理システムにおいて、前記第1の送信部は、カードによって支払う処理が行われた後に、返金処理が行われた場合に、前記支払う処理が行われたカードの識別情報に対応するユーザの識別情報と、返金処理が行われたことを表す情報をデータ量付与管理サーバへ送信し、前記第2の送信部は、前記第2の記憶部に記憶されたユーザの識別情報のうち、前記カード管理サーバによって送信されたユーザの識別情報に対応する端末装置の識別情報と、前記返金処理が行われたことを表す情報をデータ残量管理サーバへ送信し、前記データ量管理部は、前記第の記憶部に記憶されるデータ量のうち、前記データ量付与管理サーバによって送信される前記端末装置の識別情報に対応するデータ量から前記第1のデータ量を減算する、通信データ量管理システムである。
(7)本発明の一態様は、複数のカードの各々の識別情報と、該カードを使用するユーザの識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、カードによって支払う処理が行われた場合に、前記記憶部に記憶された複数のカードのうち、支払う処理が行われたカードの識別情報に対応するユーザの識別情報をデータ量付与管理サーバへ送信する送信部とを備える、カード管理サーバである。
(8)本発明の一態様は、カードを使用するユーザの識別情報と、該ユーザによって使用される端末装置の識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されたユーザの識別情報のうち、カード管理サーバによって送信された前記ユーザの識別情報に対応する端末装置の識別情報をデータ残量管理サーバへ送信する送信部とを備える、データ量付与管理サーバである。
(9)本発明の一態様は、複数の端末装置の各々の識別情報と、該端末装置が利用できるデータ量とを対応付けて記憶する記憶部と、該記憶部に記憶されるデータ量のうち、データ量付与管理サーバによって送信される前記端末装置の識別情報に対応するデータ量を増加させるデータ量管理部と、前記記憶部に記憶される前記端末装置の識別情報のうち、前記端末装置によって送信されるデータ通信要求に付帯される該端末装置の識別情報に対応するデータ量に基づいて、該データ通信要求を送信した該端末装置によって行われるデータ通信を制御する制御部とを備える、データ残量管理サーバである。
(10)本発明の一態様は、カードによって支払う処理が行われた場合に、複数のカードの各々の識別情報と、該カードを使用するユーザの識別情報とを対応付けて記憶する記憶部に記憶された複数のカードのうち、支払う処理が行われたカードの識別情報に対応するユーザの識別情報をデータ量付与管理サーバへ送信する、カード管理サーバによって実行される方法である。
(11)本発明の一態様は、カードを使用するユーザの識別情報と、該ユーザによって使用される端末装置の識別情報とを対応付けて記憶する記憶部に記憶されたユーザの識別情報のうち、カード管理サーバによって送信された前記ユーザの識別情報に対応する端末装置の識別情報をデータ残量管理サーバへ送信する、データ量付与管理サーバによって実行される方法である。
(12)本発明の一態様は、複数の端末装置の各々の識別情報と、該端末装置が利用できるデータ量とを対応付けて記憶する記憶部に記憶されるデータ量のうち、データ量付与管理サーバによって送信される前記端末装置の識別情報に対応するデータ量を増加させ、前記記憶部に記憶される前記端末装置の識別情報のうち、前記端末装置によって送信されるデータ通信要求に付帯される該端末装置の識別情報に対応するデータ量に基づいて、該データ通信要求を送信した該端末装置によって行われるデータ通信を制御する、通信データ残量管理サーバによって実行される方法である。
(13)本発明の一態様は、カード管理サーバのコンピュータに、カードによって支払う処理が行われた場合に、複数のカードの各々の識別情報と、該カードを使用するユーザの識別情報とを対応付けて記憶する記憶部に記憶された複数のカードのうち、支払う処理が行われたカードの識別情報に対応するユーザの識別情報をデータ量付与管理サーバへ送信するステップを実行させる、プログラムである。
(14)本発明の一態様は、データ量付与管理サーバのコンピュータに、カードを使用するユーザの識別情報と、該ユーザによって使用される端末装置の識別情報とを対応付けて記憶する記憶部に記憶されたユーザの識別情報のうち、カード管理サーバによって送信された前記ユーザの識別情報に対応する端末装置の識別情報をデータ残量管理サーバへ送信するステップを実行させる、プログラムである。
(15)本発明の一態様は、データ残量管理サーバのコンピュータに、複数の端末装置の各々の識別情報と、該端末装置が利用できるデータ量とを対応付けて記憶する記憶部に記憶されるデータ量のうち、カード管理サーバによって送信される前記端末装置の識別情報に対応するデータ量を増加させるステップと、前記記憶部に記憶される端末装置の識別情報のうち、前記端末装置によって送信されるデータ通信要求に付帯される該端末装置の識別情報に対応するデータ量に基づいて、該データ通信要求を送信した該端末装置によって行われるデータ通信を制御するステップとを実行させる、プログラムである。
本発明の実施形態によれば、特定のカードでの購買を促すことができる。
本実施形態に係る無線通信システムの一例を示す図である。 本実施形態に係る端末装置の一例を示す図である。 本実施形態に係るPOS端末装置の一例を示す図である。 本実施形態に係るセルラー基地局装置の一例を示す図である。 本実施形態に係る無線通信システムの機能ブロック図である。 カード・ユーザ対応テーブルの一例を示す図である。 ユーザ・端末装置対応テーブルの一例を示す図である。 利用データ量テーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係る無線通信システムの動作を示す図である。 本実施形態に係る無線通信システムの動作を示す図である。 本実施形態に係る無線通信システムの機能ブロック図である。 付与データ量テーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係る無線通信システムの動作を示す図である。 付与データ量テーブルの一例を示す図である。 付与データ量テーブルの一例を示す図である。 付与データ量テーブルの一例を示す図である。
<第1の実施形態>
<無線通信システム>
図1は、本実施形態に係る無線通信システムを示す。本実施形態に係る無線通信システムは、カード10と、端末装置100と、POS端末装置200aと、POS端末装置200bと、セルラー基地局装置300と、データ量付与管理サーバ400と、データ残量管理サーバ500と、カード管理サーバ600とを備えている。
POS端末装置200a、POS端末装置200b、データ量付与管理サーバ400、及びカード管理サーバ600は、インターネット等の通信網20を介して接続される。また、セルラー基地局装置300、及びデータ残量管理サーバ500は、セルラー通信網50と接続される。セルラー通信網50の一例はLTEにしたがって構築された通信網である。ただし、セルラー通信網50は、LTEにしたがって構築された通信網に限られず、LTEにしたがって構築された通信網以外の3G等の通信網を適用できる。図1においては、通信網20とセルラー通信網50との間に設けられるゲートウェイは省略される。以下、POS端末装置200aと、POS端末装置200bとを区別しない場合にはPOS端末装置200と記載する。
カード10は、プリペイドカード、クレジットカード、電子マネー、ポイントカード、プリペイドカード等である。端末装置100は、音声や文字によって他の装置との間で相互に通信が可能な通信装置であり、端末装置100の一例は、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等である。端末装置100は、セルラー基地局装置300と接続することによって、セルラー通信網50を経由して、他の装置との間で相互に通信が可能である。また、端末装置100は、セルラー基地局装置300と接続することによって、セルラー通信網50を経由して、他の装置との間で通信が可能である。また、端末装置100は、無線LAN、ブルートゥース、NFC(Near field radio communication)等の近距離無線通信を行うことによって、通信網20を経由して、他の装置との間で通信を行うようにしてもよい。
POS端末装置200は、店舗に設置され、店舗において行われる購買の決済を行う。例えば、ユーザがカード10による決済を行う場合、ユーザは店舗においてカード10を提示し、POS端末装置200は該カード10の情報を読み込む。POS端末装置200は、読み込んだカード10の情報を含む決済通知をカード管理サーバ600へ送信する。セルラー基地局装置300は、端末装置100との間で無線通信を行うとともに、セルラー通信網50の末端となり、複数の端末装置間の通信を交換機との間で中継する。カード管理サーバ600は、カード10のユーザとPOS端末装置200が設置された店舗との間の取引に応じた代金を店舗に支払う。カード管理サーバ600には、カード会社がクレジットカード等のカード10を発行した会員の氏名、生年月日、住所、代金の請求対象である銀行口座、カードの有効期限、利用限度額、クレジットカードの利用履歴等の会員情報が記憶されている。また、カード管理サーバ600には、カード会社が発行したカードで取引を行うことができる会社や店舗等の加盟店に関する加盟店情報が記憶されている。
カード管理サーバ600は、複数のカードの各々の識別情報と、該カードを使用するユーザの識別情報とを対応付けて記憶している。カード管理サーバ600は、カード10によって支払う処理が行われた場合に、複数のカードのうち、支払う処理が行われたカードの識別情報に対応するユーザの識別情報をデータ量付与管理サーバ400へ送信する。
データ量付与管理サーバ400は、カードを使用するユーザの識別情報と、該ユーザによって使用される端末装置の識別情報とを対応付けて登録する。データ量付与管理サーバ400は、記憶されたユーザの識別情報のうち、カード管理サーバ600によって送信されたユーザの識別情報が登録されているか否かを判定する。データ量付与管理サーバ400は、ユーザの識別情報が登録されていると判定した場合、該ユーザの識別情報に対応する端末装置の識別情報をデータ残量管理サーバ500へ送信する。
データ残量管理サーバ500は、複数の端末装置の各々の識別情報と、該端末装置の利用可能データ量とを対応付けて記憶する。データ残量管理サーバ500は、セルラー基地局装置300の通信エリアに位置する端末装置100によって行われるデータ通信を該端末装置100の利用可能データ量に基づいて制御する。データ残量管理サーバ500は、端末装置100が利用したデータ量に応じて、利用可能データ量を減少させる。データ残量管理サーバ500は、利用したデータ量が利用可能データ量に到達し、超過する場合、通信速度を制限する。
データ残量管理サーバ500は、データ量付与管理サーバ400によって送信される端末装置100の識別情報を受信すると、該端末装置100の識別情報に対応する該端末装置100の利用可能データ量を増加させる。ユーザの使用するカードの識別情報に対応するユーザの識別情報がデータ量付与管理サーバ400に登録されている場合に、該ユーザによって使用される端末装置100の利用可能データ量を増加させる。これによって、端末装置100のユーザは、増加したデータ量を利用してデータ通信ができるため、カードを利用しようとするインセンティブが働く。これによって、特定のカードでの購買を促すことができる。
<端末装置の構成>
図2は、本実施形態に係る端末装置100のハードウェア構成の一例を示す。端末装置100は、CPU202と、メモリ204と、不揮発性メモリ206と、ディスプレイ210と、操作部212と、記録媒体I/F214と、通信I/F216と、内部バス218とを備えている。
CPU202は、例えば不揮発性メモリ206に格納されるプログラム2062を実行し、メモリ204をワークメモリとして使用して、端末装置100の各部を制御する。メモリ204は、半導体素子を利用した揮発性のメモリ等のRAMによって構成され、CPU202のワークメモリとして使用される。不揮発性メモリ206は、例えばハードディスク(HD)やROM等によって構成される。不揮発性メモリ206には、CPU202によって実行されるプログラム2062が格納される。ディスプレイ210は、CPU202によって制御され、画像、GUI(Graphical User Interface)等を表示する。
CPU202は、プログラム2062を実行することによって制御信号や、ディスプレイ210に表示する画像を表す映像信号を生成する。CPU202は、画像を表す映像信号をディスプレイ210へ出力する。ディスプレイ210は、CPU202によって出力された映像信号を処理することによって、映像を表示する。操作部212は、ユーザの操作を受け付ける入力デバイスである。記録媒体I/F214は、メモリカード、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体220が装着可能であり、CPU202の制御によって、記録媒体I/F214に装着された記録媒体220からのデータの読み出しや、該記録媒体220へのデータの書き込みを行う。
通信I/F216は、外部機器や、通信網20に接続された基地局装置や、セルラー通信網50に接続されたセルラー基地局装置300等と通信して、ファイル、コマンド、映像データ、音声データ等の各種コンテンツの送受信を行うためのインターフェースである。内部バス218は、CPU202、メモリ204、不揮発性メモリ206、ディスプレイ210、操作部212、記録媒体I/F214、通信I/F216を互いに接続する。内部バス218に接続される各部は、内部バス218を介して互いにデータのやりとりを行うことができるようにされている。
<POS端末装置の構成>
図3は、POS端末装置200のハードウェア構成の一例を示す。POS端末装置200は、CPU302と、メモリ304と、不揮発性メモリ306と、入力部308と、通信I/F316と、内部バス318とを備えている。
CPU302は、例えば不揮発性メモリ306に格納されるプログラム3062を実行し、メモリ304をワークメモリとして使用して、POS端末装置200の各部を制御する。メモリ304は、半導体素子を利用した揮発性のメモリ等のRAMによって構成される。メモリ304は、CPU302のワークメモリとして使用される。不揮発性メモリ306は、例えばハードディスクやROM等によって構成され、CPU302によって実行されるプログラムや、POS端末装置200の識別情報が格納される。入力部308は、キーボードやタッチパネル等の入力デバイスであり、操作に応じた入力信号を生成する。例えば、入力部308には、店舗においてユーザが購入する商品の品目、個数、売上金額等の取引情報が入力される。また、入力部308は、カード10の情報を読み取るカードリーダを含む。カードリーダは、ユーザから店員に提示されたカード10から、カード番号を読み取る。例えば、カードリーダは、IC(Integrated Circuit)カードからカード番号を読み取るICカードリーダでもよいし、磁気カードからカード番号を読み取る磁気カードリーダでもよい。カードによる支払を行う場合、入力部308は、支払回数やクレジットカード認証のためのPIN(Personal identification number)等の入力を受け付ける。通信I/F316は、カード管理サーバ600等の外部機器と通信して、ファイル、コマンド、データ等の送受信を行うためのインターフェースである。内部バス318は、CPU302、メモリ304、不揮発性メモリ306、入力部308、通信I/F316を互いに接続する。内部バス318に接続される各部は、内部バス318を介して互いにデータのやりとりを行うことができるようにされている。
<セルラー基地局装置の構成>
図4は、セルラー基地局装置300のハードウェア構成の一例を示す。セルラー基地局装置300は、CPU402と、メモリ404と、不揮発性メモリ406と、通信I/F416と、内部バス418とを備えている。
CPU402は、例えば不揮発性メモリ406に格納されるプログラムを実行し、メモリ404をワークメモリとして使用して、セルラー基地局装置300の各部を制御する。メモリ404は、半導体素子を利用した揮発性のメモリ等のRAMによって構成される。メモリ404は、CPU402のワークメモリとして使用される。不揮発性メモリ406は、例えばハードディスクやROM等によって構成され、CPU402によって実行されるプログラムが格納される。通信I/F416は、端末装置100等の外部機器と通信して、ファイル、コマンド、映像データ、音声データ等の各種コンテンツの送受信を行うインターフェースである。内部バス418は、CPU402、メモリ404、不揮発性メモリ406、通信I/F416を互いに接続する。内部バス418に接続される各部は、内部バス418を介して互いにデータのやりとりを行うことができるようにされている。
<データ量付与管理サーバ、データ残量管理サーバ、及びカード管理サーバの構成>
データ量付与管理サーバ400、データ残量管理サーバ500、及びカード管理サーバ600のハードウェア構成は、図4を適用できる。ただし、データ量付与管理サーバ400の不揮発性メモリ406にはデータ量付与管理サーバ400のCPU402によって実行されるプログラム4062が格納される。また、データ残量管理サーバ500の不揮発性メモリ406にはデータ残量管理サーバ500のCPU402によって実行されるプログラム4062が格納される。また、カード管理サーバ600の不揮発性メモリ406にはカード管理サーバ600のCPU402によって実行されるプログラム4062が格納される。
<本実施形態に係る無線通信システムの機能構成>
図5は、本実施形態の無線通信システムを構成する端末装置100、セルラー基地局装置300、データ量付与管理サーバ400、データ残量管理サーバ500、及びカード管理サーバ600の機能ブロック図である。
<端末装置の機能構成>
端末装置100は、無線通信部152、近距離無線通信部154、通信制御部156、操作検出部158、表示制御部162、記憶部164、及び上記各構成要素を図4に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン166を有している。これらの各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、不揮発性メモリ206からメモリ204上に展開されたプログラム2062を実行するCPU202からの命令によって動作することで実現される機能である。
<端末装置の各機能構成>
図2及び図5を用いて、端末装置100の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、端末装置100の各機能構成を説明するにあたって、図2に示されている各構成要素のうち、端末装置100の各機能構成を実現させるための主なハードウェアとの関係も説明する。
無線通信部152は、CPU202からの命令、及び通信I/F216によって実現される。無線通信部152は、セルラー基地局装置300等の他の装置との間で各種データの送受信を行う。近距離無線通信部154は、CPU202からの命令、及び通信I/F216によって実現される。近距離無線通信部154は、基地局装置等の他の装置との間で各種データの送受信を行う。例えば、近距離無線通信部154は、無線LAN、ブルートゥース、NFC(Near field radio communication)等の近距離無線通信を行うことによって、他の装置との間で通信を行う。
通信制御部156は、CPU202がアプリを実行することによって出力する命令、及び通信I/F216によって実現される。通信制御部156は、無線通信部152とセルラー基地局装置300との間での接続処理や、通信制御を行う。また、通信制御部156は、近距離無線通信部154と基地局装置との間での接続処理や、通信制御を行う。また、通信制御部156は、後述する操作検出部158によってデータ通信を要求する操作を検出したことが通知された場合に、端末装置100の識別情報を付帯したデータ通信要求を作成する。通信制御部156は、無線通信部152からセルラー基地局装置300へ、データ通信要求を送信する。
操作検出部158は、CPU202からの命令、及び操作部212によって実現される。操作検出部158は、利用者による各種入力を検出する。例えば、操作検出部158は、ユーザによって行われるデータ通信を要求する操作を検出する。操作検出部158は、データ通信を要求する操作を検出したことを通信制御部156へ通知する。表示制御部162は、CPU202からの命令、及びディスプレイ210によって実現される。表示制御部162は、ディスプレイ210にコンテンツを表示する制御を行う。記憶部164は、不揮発性メモリ206によって実現される。記憶部164は、端末装置100の識別情報等を記憶する。
<カード管理サーバの機能構成>
カード管理サーバ600は、通信部652、通信制御部656、ユーザ識別情報取得部658、記憶部662、及び上記各構成要素を図5に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン664を有している。これらの各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、カード管理サーバ600において、不揮発性メモリ406からメモリ404上に展開されたプログラム4062を実行するCPU402からの命令によって動作することで実現される機能である。
<カード管理サーバの各機能構成>
図4及び図5を用いて、カード管理サーバ600の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、カード管理サーバ600の各機能構成を説明するにあたって、図5に示されている各構成要素のうち、カード管理サーバ600の各機能構成を実現させるための主なハードウェアとの関係も説明する。
通信部652は、CPU402からの命令、及び通信I/F416によって実現される。通信部652は、通信網20を介して、データ量付与管理サーバ400等の他の装置との間で各種データの送受信を行う。記憶部662は、不揮発性メモリ406によって実現される。記憶部662は、カード・ユーザ対応テーブル6622と、カード管理サーバ600の識別情報を記憶する。
<カード・ユーザ対応テーブル>
図6は、カード・ユーザ対応テーブルの一例を示す。カード・ユーザ対応テーブルには、カードの識別情報と、ユーザの識別情報とが対応付けられて記憶される。図6に示される例では、カードの識別情報「1111−1111−1111−1111」と、ユーザの識別情報「ID01」とが対応付けられている。図5に戻り説明を続ける。
通信制御部656は、CPU402からの命令、及び通信I/F416によって実現される。通信制御部656は、POS端末装置200によって送信されたカードの識別情報が通信部652で受信されると、該カードの識別情報をユーザ識別情報取得部658に入力する。そして、通信制御部656は、ユーザ識別情報取得部658によって入力されるユーザの識別情報を通信部652からデータ量付与管理サーバ400へ送信する。ユーザ識別情報取得部658は、CPU402からの命令によって実現される。ユーザ識別情報取得部658は、通信制御部656によってカードの識別情報が入力されると、記憶部662に記憶されたカード・ユーザ対応テーブル6622を参照し、該カードの識別情報に対応するユーザの識別情報を取得する。ユーザ識別情報取得部658は、カード・ユーザ対応テーブル6622から取得したユーザの識別情報を通信部652からデータ量付与管理サーバ400へ送信する。
<セルラー基地局装置の機能構成>
セルラー基地局装置300は、通信部352、通信制御部354、無線通信部360、記憶部362、及び上記各構成要素を図5に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン364を有している。これらの各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、セルラー基地局装置300において、不揮発性メモリ406からメモリ404上に展開されたプログラム4062を実行するCPU402からの命令によって動作することで実現される機能である。
<セルラー基地局装置の各機能構成>
図4及び図5を用いて、セルラー基地局装置300の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、セルラー基地局装置300の各機能構成を説明するにあたって、図5に示されている各構成要素のうち、セルラー基地局装置300の各機能構成を実現させるための主なハードウェアとの関係も説明する。
通信部352は、CPU402からの命令、及び通信I/F416によって実現される。通信部352は、セルラー通信網50に接続されるデータ残量管理サーバ500等の他の装置との間で各種データの送受信を行う。通信制御部354は、CPU402からの命令、及び通信I/F416によって実現される。通信制御部354は、無線通信部360と、端末装置100の無線通信部152との間での無線通信による接続処理や、通信制御を行う。通信制御部354は、通信部352と、データ残量管理サーバ500の通信部552との間での接続処理や、通信制御を行う。また、通信制御部354は、端末装置100によって送信されるデータ通信要求が無線通信部360に受信された場合に、該データ通信要求に付帯される端末装置100の識別情報をデータ残量管理サーバ500へ送信する。無線通信部360は、CPU402からの命令、及び通信I/F416によって実現される。無線通信部360は、端末装置100等の他の装置との間で、LTE等の通信規格にしたがって各種データの送受信を行う。記憶部362は、不揮発性メモリ406によって実現される。記憶部362は、セルラー基地局装置300の識別情報を記憶する。
<データ量付与管理サーバの機能構成>
データ量付与管理サーバ400は、通信部452、通信制御部454、データ量付与判定部456、記憶部458、及び上記各構成要素を図5に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン460を有している。これらの各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、データ量付与管理サーバ400において、不揮発性メモリ406からメモリ404上に展開されたプログラム4062を実行するCPU402からの命令によって動作することで実現される機能である。
<データ量付与管理サーバの各機能構成>
図4及び図5を用いて、データ量付与管理サーバ400の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、データ量付与管理サーバ400の各機能構成を説明するにあたって、図4に示されている各構成要素のうち、データ量付与管理サーバ400の各機能構成を実現させるための主なハードウェアとの関係も説明する。
通信部452は、CPU402からの命令、及び通信I/F416によって実現される。通信部452は、通信網20を介して、基地局装置等の他の装置との間で各種データの送受信を行う。また、通信部452は、通信網20、及びセルラー通信網50を介して、データ残量管理サーバ500等の他の装置との間で各種データの送受信を行う。
また、通信部452は、カード管理サーバ600によって送信されるカードの識別情報を受信すると、該カードの識別情報をデータ量付与判定部456へ出力する。
通信制御部454は、CPU402からの命令、及び通信I/F416によって実現される。通信制御部454は、通信部452と、カード管理サーバ600の通信部652との間での接続処理や、通信制御を行う。また、通信制御部454は、後述するデータ量付与判定部456によって出力される端末装置の識別情報を通信部452からデータ残量管理サーバ500へ送信する制御を行う。また、通信制御部454は、後述するデータ量付与判定部456によって出力されるデータ量を付与することを通知する情報を通信部452から端末装置100へ送信する制御を行う。
記憶部458は、不揮発性メモリ406によって実現される。記憶部458は、ユーザ・端末装置対応テーブル4582を格納する。
<ユーザ・端末装置対応テーブル>
図7は、ユーザ・端末装置対応テーブル4582の一例を示す。ユーザ・端末装置対応テーブル4582には、ユーザの識別情報と、該ユーザによって使用される端末装置の識別情報とが対応付けられて記憶される。図7に示される例では、ユーザの識別情報「ID01」と、ユーザによって使用される端末装置の識別情報「01aa」とが対応付けられている。図5に戻り説明を続ける。
データ量付与判定部456は、CPU402からの命令によって実現される。データ量付与判定部456は、通信部452によって供給されるユーザの識別情報が、ユーザ・端末装置対応テーブル4582に存在するか否かを判定する。具体的には、ユーザの識別情報が「ID01」、「ID02」、「ID03」、及び「ID04」のいずれかである場合、データ量付与判定部456は、存在すると判定する。データ量付与判定部456は、ユーザの識別情報がユーザ・端末装置対応テーブル582に存在すると判定した場合、該ユーザの識別情報に対応する端末装置の識別情報を取得する。そして、データ量付与判定部456は、該端末装置の識別情報を通信制御部454へ出力する。さらに、データ量付与判定部456は、端末装置の識別情報を通信制御部454へ出力した場合、データ量を付与することを通知する情報を作成し、通信制御部454へ出力する。一方、データ量付与判定部456は、ユーザの識別情報がユーザ・端末装置対応テーブル4582に存在しないと判定した場合、通信部452によって供給されたユーザの識別情報を破棄する。
<データ残量管理サーバの機能構成>
データ残量管理サーバ500は、通信部552、通信制御部554、データ量管理部556、記憶部558、及び上記各構成要素を図5に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン560を有している。これらの各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、データ残量管理サーバ500において、不揮発性メモリ406からメモリ404上に展開されたプログラム4062を実行するCPU402からの命令によって動作することで実現される機能である。
<データ残量管理サーバの各機能構成>
図4及び図5を用いて、データ残量管理サーバ500の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、データ残量管理サーバ500の各機能構成を説明するにあたって、図5に示されている各構成要素のうち、データ残量管理サーバ500の各機能構成を実現させるための主なハードウェアとの関係も説明する。
通信部552は、CPU402からの命令、及び通信I/F416によって実現される。通信部552は、セルラー通信網50を介して、セルラー基地局装置300等の他の装置との間で各種データの送受信を行う。また、通信部552は、セルラー通信網50、及び通信網20を介して、データ量付与管理サーバ400等の他の装置との間で各種データの送受信を行う。また、通信部552は、データ量付与管理サーバ400によって送信される端末装置の識別情報を表す情報を受信すると、該端末装置の識別情報をデータ量管理部556へ出力する。記憶部558は、不揮発性メモリ406によって実現される。記憶部558は、利用データ量テーブル5582を格納する。
<利用データ量テーブル>
図8は、利用データ量テーブル5582の一例を示す。利用データ量テーブル5582には、端末装置の識別情報と、利用可能データ量を表す情報とが対応付けられる。図8に示される例では、端末装置の識別情報「01aa」と、利用可能データ量「2GB」とが対応付けられている。図4に戻り説明を続ける。
データ量管理部556は、CPU402からの命令によって実現される。データ量管理部556は、通信部552によって供給される端末装置の識別情報に基づいて、利用データ量テーブル5582に含まれる利用可能データ量を変更する。一例として、端末装置100の識別情報「01aa」が通信部552によって受信された場合について説明する。この場合、通信部552は、データ量管理部556へ端末装置100の識別情報「01aa」を出力する。データ量管理部556は、利用データ量テーブル5582を参照し、通信部552によって供給された端末装置100の識別情報「01aa」に対応する利用可能データ量「2GB」を特定し、該「2GB」に予め設定されたデータ量を加算する。
通信制御部554は、CPU402からの命令、及び通信I/F416によって実現される。通信制御部554は、通信部552と、データ量付与管理サーバ400の通信部452との間での接続処理や、通信制御を行う。通信制御部554は、通信部552と、セルラー基地局装置300の通信部352との間での接続処理や、通信制御を行う。
また、通信制御部554は、利用データ量テーブル5582に格納されている利用可能データ量のうち、端末装置100によって送信されるデータ通信要求に付帯される端末装置の識別情報に対応する利用可能データ量に基づいて、該データ通信要求を送信した該端末装置100によって行われるデータ通信を制御する。具体的には、通信制御部554は、端末装置100が利用したデータ量に応じて、記憶部558に記憶される利用データ量テーブル5582において、端末装置100の識別情報に対応する利用可能データ量を減少させる。通信制御部554は、利用可能データ量を減少させる場合、付与されたデータ量から減少させるようにしてもよい。そして、通信制御部554は、利用したデータ量が利用可能データ量に到達し、超過する場合、通信速度を制限する。通信速度を制限する場合、通信制御部554は、通信速度を制限することを表す情報を作成し、通信部552から端末装置100へ送信する。この通信速度を制限することを表す情報は、セルラー基地局装置300を経由して端末装置100へ送信される。
<本実施形態に係る無線通信システムの動作>
図9は、本実施形態に係る無線通信システムの動作の一例を示す。
ステップS902では、POS端末装置200の入力部308は、カード10からカードの識別情報を取得する。
ステップS904では、POS端末装置200の通信I/F316は、入力部308が取得したカードの識別情報をカード管理サーバ600へ送信する。カード管理サーバ600の通信部652は、POS端末装置200が送信するカードの識別情報を受信する。
ステップS906では、カード管理サーバ600の通信部652は、POS端末装置200によって送信されるカードの識別情報を受信すると、該カードの識別情報をユーザ識別情報取得部658へ出力する。ユーザ識別情報取得部658は、通信部652からカードの識別情報が供給されると、カード・ユーザ対応テーブル6622から該カードの識別情報に対応するユーザの識別情報を取得し、通信制御部656へ出力する。通信制御部656は、該ユーザの識別情報を通信部652からデータ量付与管理サーバ400へ送信する。データ量付与管理サーバ400の通信部452は、カード管理サーバ600が送信するユーザの識別情報を受信する。
ステップS908では、データ量付与管理サーバ400のデータ量付与判定部456は、通信部452からユーザの識別情報が供給されると、該ユーザの識別情報が、ユーザ・端末装置対応テーブル4582に存在するか否かを判定する。
データ量付与判定部456は、ユーザの識別情報が、ユーザ・端末装置対応テーブル4582に存在しないと判定した場合、データを付与しないと判定する。この場合、データ量付与判定部456は、データ量を付与する処理を終了する。データ量付与判定部456は、該ユーザの識別情報を破棄するようにしてもよい。
ステップS910は、ステップS908において、データ量付与判定部456がユーザの識別情報が、ユーザ・端末装置対応テーブル4582に存在すると判定した場合に実行される。ステップS910では、データ量付与判定部456は、ユーザ・端末装置対応テーブル4582から、該ユーザの識別情報に対応する端末装置の識別情報を取得する。そして、データ量付与判定部456は、該端末装置の識別情報を通信制御部454へ出力する。通信制御部454は、通信部452からデータ残量管理サーバ500へ端末装置の識別情報を送信する。データ量付与管理サーバ400によって送信される端末装置の識別情報は、データ残量管理サーバ500の通信部552によって受信される。
ステップS912では、データ量付与管理サーバ400のデータ量付与判定部456は、データ量を付与することを通知する情報を作成し、通信制御部454へ出力する。通信制御部454は、データ量を付与することを通知する情報を通信部452から端末装置100へ送信する。
ステップS914では、データ残量管理サーバ500のデータ量管理部556は、通信部552によって供給される端末装置の識別情報に基づいて、記憶部558に記憶される利用データ量テーブル5582において、該端末装置の識別情報に対応する利用可能データ量を付与するデータ量だけ増加させる。
ステップS916では、端末装置100の通信制御部156は、端末装置100の識別情報を付帯したデータ通信要求を作成し、無線通信部152からセルラー基地局装置300へ送信する。
ステップS918では、セルラー基地局装置300の無線通信部360は、端末装置100によって送信されるデータ通信要求を受信する。セルラー基地局装置300の通信制御部354は、無線通信部360によって受信されたデータ通信要求を通信部352からデータ残量管理サーバ500へ送信する。
ステップS920では、データ残量管理サーバ500の通信部552は、セルラー基地局装置300によって送信されたデータ通信要求を受信する。通信制御部554は、記憶部558に記憶された利用データ量テーブル5582に格納されている利用可能データ量のうち、データ通信要求に付帯される端末装置の識別情報に対応する利用可能データ量に基づいて、該データ通信要求を送信した該端末装置100によって行われるデータ通信を制御する。
図10は、本実施形態に係る無線通信システムの動作の一例を示す。図10に示される例では、カード10で購入した商品が返品されることで返金処理が行われる。
ステップS1002では、POS端末装置200の入力部308は、返金処理を行うカード10からカードの識別情報を取得する。
ステップS1004では、POS端末装置200の通信I/F316は、入力部308が取得した返金処理を行うカードの識別情報をカード管理サーバ600へ送信する。カード管理サーバ600の通信部652は、POS端末装置200が送信する返金処理を行うカードの識別情報を受信する。
ステップS1006では、カード管理サーバ600の通信部652は、POS端末装置200によって送信される返金処理を行うカードの識別情報を受信すると、該返金処理を行うカードの識別情報をユーザ識別情報取得部658へ出力する。ユーザ識別情報取得部658は、通信部652からカードの識別情報が供給されると、カード・ユーザ対応テーブル6622から該カードの識別情報に対応するユーザの識別情報を取得し、通信制御部656へ出力する。通信制御部656は、該ユーザの識別情報を通信部652からデータ量付与管理サーバ400へ送信する。データ量付与管理サーバ400の通信部452は、カード管理サーバ600が送信するユーザの識別情報を受信する。
ステップS1008では、データ量付与管理サーバ400のデータ量付与判定部456は、通信部452からユーザの識別情報が供給されると、ユーザ・端末装置対応テーブル4582から、該ユーザの識別情報に対応する端末装置100の識別情報を取得する。そして、データ量付与判定部456は、該端末装置100の識別情報を通信制御部454へ出力する。通信制御部454は、通信部452からデータ残量管理サーバ500へ端末装置100の識別情報を送信する。データ量付与管理サーバ400によって送信される端末装置100の識別情報は、データ残量管理サーバ500の通信部552によって受信される。
ステップS1010では、データ残量管理サーバ500のデータ量管理部556は、通信部552によって供給される端末装置100の識別情報に基づいて、記憶部558に記憶される利用データ量テーブル5582において、該端末装置100の識別情報に対応する利用可能データ量を付与するデータ量だけ減少させる。
本実施形態に係る無線通信システムによれば、カード管理サーバ600は、カードを使用するユーザの識別情報をデータ量付与管理サーバ400へ送信する。データ量付与管理サーバ400は、端末装置100へデータ量を付与するか否かを判定する。データ量付与管理サーバ400は、データ量を付与すると判定した場合、ユーザの識別情報に対応する端末装置の識別情報をデータ残量管理サーバ500へ通知する。データ残量管理サーバ500は、端末装置の利用可能データ量を増加させる。つまり、ユーザが特定のカードを使用した場合に、該特定のカードのユーザに対応する端末装置へデータ量が付与される。このため、特定のカードでの購買を促すことができる。
<第2の実施形態>
<無線通信システム>
本実施形態に係る無線通信システムは、図1−図4を適用できる。ただし、データ量付与管理サーバ400の代わりにデータ量付与管理サーバ700を備え、データ残量管理サーバ500の代わりにデータ残量管理サーバ800を備える。
<本実施形態に係る無線通信システムの機能構成>
図11は、本実施形態の無線通信システムを構成する端末装置100、POS端末装置200、セルラー基地局装置300、カード管理サーバ600、データ量付与管理サーバ700、及びデータ残量管理サーバ800の機能ブロック図である。
<データ量付与管理サーバの機能構成>
データ量付与管理サーバ700は、通信部752、通信制御部754、データ量付与判定部756、記憶部758、及び上記各構成要素を図8に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン760を有している。これらの各部は、図11に示されている各構成要素のいずれかが、データ量付与管理サーバ700において、不揮発性メモリ406からメモリ404上に展開されたプログラム4062を実行するCPU402からの命令によって動作することで実現される機能である。
<データ量付与管理サーバの各機能構成>
図4及び図11を用いて、データ量付与管理サーバ700の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、データ量付与管理サーバ700の各機能構成を説明するにあたって、図4に示されている各構成要素のうち、データ量付与管理サーバ700の各機能構成を実現させるための主なハードウェアとの関係も説明する。
図11に示されているデータ量付与管理サーバ700の通信部752、及び通信制御部754は、データ量付与管理サーバ400の通信部452、及び通信制御部454を適用できる。記憶部758は、不揮発性メモリ406によって実現される。記憶部758は、ユーザ・端末装置対応テーブル7582と、付与データ量テーブル7584とを格納する。ユーザ・端末装置対応テーブル7582は、ユーザ・端末装置対応テーブル4582を適用できる。
<付与データ量テーブル>
図12は、付与データ量テーブル7584の一例を示す。付与データ量テーブル7584には、POS端末装置の識別情報と、付与するデータ量を表す情報とが対応付けられる。図12に示される例では、POS端末装置の識別情報「P01」と、付与するデータ量「1GB」とが対応付けられている。図11に戻り説明を続ける。
データ量付与判定部756は、CPU402からの命令によって実現される。データ量付与判定部756は、通信部752によって供給されるユーザの識別情報が、ユーザ・端末装置対応テーブル7582に存在するか否かを判定する。データ量付与判定部756は、ユーザの識別情報がユーザ・端末装置対応テーブル7582に存在すると判定した場合、該ユーザの識別情報に対応する端末装置の識別情報を取得する。さらに、データ量付与判定部756は、ユーザの識別情報がユーザ・端末装置対応テーブル7582に存在すると判定した場合、通信部752によって供給されるPOS端末装置の識別情報に対応する付与するデータ量を表す情報を付与データ量テーブル7584から取得する。この場合、データ量付与判定部756は、端末装置の識別情報と、付与するデータ量を表す情報とを通信制御部754へ出力する。
端末装置の識別情報と、付与するデータ量を表す情報とを通信制御部754へ出力場合、さらに、データ量付与判定部456は、データ量を付与することを通知する情報を作成し、通信制御部754へ出力する。一方、データ量付与判定部756は、ユーザの識別情報がユーザ・端末装置対応テーブル7582に存在しないと判定した場合、通信部752によって供給されたユーザの識別情報を破棄する。
<データ残量管理サーバの機能構成>
データ残量管理サーバ800は、通信部852、通信制御部854、データ量管理部856、記憶部858、及び上記各構成要素を図11に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン860を有している。これらの各部は、図11に示されている各構成要素のいずれかが、データ残量管理サーバ800において、不揮発性メモリ406からメモリ404上に展開されたプログラム4062を実行するCPU402からの命令によって動作することで実現される機能である。
<データ残量管理サーバの各機能構成>
図4及び図11を用いて、データ残量管理サーバ800の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、データ残量管理サーバ800の各機能構成を説明するにあたって、図11に示されている各構成要素のうち、データ残量管理サーバ800の各機能構成を実現させるための主なハードウェアとの関係も説明する。通信部852、通信制御部854、記憶部858、及び記憶部858に記憶される利用データ量テーブル8582は、図5に示されているデータ残量管理サーバ500の通信部552、通信制御部554、記憶部558、及び記憶部558を適用できる。
データ量管理部856は、CPU402からの命令によって実現される。データ量管理部856は、通信部852によって供給される端末装置の識別情報と、付与するデータ量を表す情報とに基づいて、利用データ量テーブル8582に含まれる利用可能データ量を変更する。一例として、端末装置100の識別情報「01aa」と、付与するデータ量を表す情報「1GB」とが通信部852によって受信された場合について説明する。この場合、通信部852は、データ量管理部856へ端末装置100の識別情報「01aa」と、付与するデータ量を表す情報「1GB」とを出力する。データ量管理部556は、利用データ量テーブル8582を参照し、通信部852によって供給された端末装置100の識別情報「01aa」に対応する利用可能データ量「2GB」を特定し、該「2GB」に通信部552によって供給された付与するデータ量「1GB」を加算する。そして、データ量管理部556は、加算した値「3GB」を端末装置100の識別情報「01aa」に対応する利用データ量の欄に格納する。
<本実施形態に係る無線通信システムの動作>
図13は、本実施形態に係る無線通信システムの動作の一例を示す。
ステップS1302では、POS端末装置200の入力部308は、カード10からカードの識別情報を取得する。
ステップS1304では、POS端末装置200の通信I/F316は、入力部308が取得したカードの識別情報と、POS端末装置200の識別情報とをカード管理サーバ600へ送信する。カード管理サーバ600の通信部652は、POS端末装置200が送信するカードの識別情報と、POS端末装置200の識別情報とを受信する。
ステップS1306では、カード管理サーバ600の通信部652は、POS端末装置200によって送信されるカードの識別情報と、POS端末装置200の識別情報とを受信すると、該カードの識別情報をユーザ識別情報取得部658へ出力する。ユーザ識別情報取得部658は、通信部652からカードの識別情報が供給されると、カード・ユーザ対応テーブル6622から該カードの識別情報に対応するユーザの識別情報を取得し、通信制御部656へ出力する。通信制御部656は、該ユーザの識別情報と、POS端末装置200の識別情報とを通信部652からデータ量付与管理サーバ700へ送信する。データ量付与管理サーバ700の通信部752は、カード管理サーバ600が送信するユーザの識別情報を受信する。
ステップS1308では、データ量付与管理サーバ700のデータ量付与判定部756は、通信部752からユーザの識別情報と、POS端末装置200の識別情報とが供給されると、該ユーザの識別情報が、ユーザ・端末装置対応テーブル7582に存在するか否かを判定する。データ量付与判定部756は、ユーザの識別情報が、ユーザ・端末装置対応テーブル7582に存在しないと判定した場合、データを付与しないと判定する。この場合、データ量付与判定部756は、データ量を付与する処理を終了する。データ量付与判定部756は、該ユーザの識別情報と、POS端末装置200の識別情報とを破棄するようにしてもよい。
ステップS1310は、ステップS1308において、データ量付与判定部756が、ユーザの識別情報がユーザ・端末装置対応テーブル7582に存在すると判定した場合に実行される。ステップS1310では、データ量付与判定部756は、ユーザ・端末装置対応テーブル7582から、該ユーザの識別情報に対応する端末装置100の識別情報を取得する。さらに、データ量付与判定部756は、付与データ量テーブル7584から、該POS端末装置200の識別情報に対応する付与するデータ量を表す情報を取得する。そして、データ量付与判定部756は、該端末装置100の識別情報と、付与するデータ量を表す情報とを通信制御部754へ出力する。通信制御部754は、通信部752からデータ残量管理サーバ500へ端末装置100の識別情報と、付与するデータ量を表す情報とを送信する。データ量付与管理サーバ700によって送信される端末装置100の識別情報と、付与するデータ量とを表す情報とは、データ残量管理サーバ800の通信部852によって受信される。
ステップS1312では、データ量付与管理サーバ700のデータ量付与判定部756は、データ量を付与することを通知する情報を作成し、通信制御部754へ出力する。通信制御部754は、データ量を付与することを通知する情報を通信部752から端末装置100へ送信する。
ステップS1314では、データ残量管理サーバ800のデータ量管理部856は、通信部852によって供給される端末装置100の識別情報と付与するデータ量とに基づいて、記憶部858に記憶される利用データ量テーブル8582において、該端末装置100の識別情報に対応する利用可能データ量を付与するデータ量だけ増加させる。
ステップS1316−S1320は、図9のステップS916−S920を適用できる。なお、カード10で購入した商品が返品されることで行われる返金処理は、図10を適用できる。
本実施形態に係る無線通信システムによれば、カード管理サーバ600は、カード10を使用するユーザの識別情報と、カード10によって支払う処理が行われたPOS端末装置の識別情報とをデータ量付与管理サーバ400へ送信する。データ量付与管理サーバ700は、端末装置100へデータ量を付与するか否かを判定する。データ量付与管理サーバ700は、データ量を付与すると判定した場合、ユーザの識別情報に対応する端末装置100の識別情報と、POS端末装置200に対応する付与するデータ量を表す情報とをデータ残量管理サーバ800へ通知する。データ残量管理サーバ800は、端末装置の利用可能データ量を付与するデータ量だけ増加させる。つまり、ユーザが特定のカード10を使用した場合に、該特定のカード10のユーザに対応する端末装置へ、該特定のカード10によって支払う処理が行われたPOS端末装置200に対応するデータ量が付与される。POS端末装置200毎に付与するデータ量を設定できるため、特定のカードでの購買、及び特定のPOS端末装置での支払いを促すことができる。
<変形例(その1)>
本変形例に係る無線通信システムは、上述した第2の実施形態と、データ量テーブルが異なる。
図14は、本変形例に係るデータ量付与管理サーバ700の記憶部758に記憶される付与データ量テーブル7584の一例を示す。付与データ量テーブル7584には、POS端末装置の識別情報と、付与するデータ量を表す情報と、アクセス先を表す情報とが対応付けられる。図14に示される例では、POS端末装置の識別情報「P01」と、付与するデータ量「1GB」と、アクセス先「http://aaa.co.jp」とが対応付けられている。
データ量付与判定部756は、通信部752によって供給されるユーザの識別情報が、ユーザ・端末装置対応テーブル7582に存在すると判定した場合、該ユーザの識別情報に対応する端末装置の識別情報を取得する。さらに、データ量付与判定部756は、ユーザの識別情報がユーザ・端末装置対応テーブル7582に存在すると判定した場合、付与データ量テーブル7584から、通信部752によって供給されるPOS端末装置の識別情報に対応する付与するデータ量を表す情報と、アクセス先を表す情報とを取得する。この場合、データ量付与判定部756は、端末装置の識別情報と、付与するデータ量を表す情報と、アクセス先を表す情報とを通信制御部754へ出力する。さらに、データ量付与判定部456は、データ量を付与したことを通知する情報を作成し、通信制御部754へ出力する。データ残量管理サーバ800のデータ量管理部856は、通信部852によって供給される端末装置の識別情報と、付与するデータ量を表す情報とに基づいて、利用データ量テーブル8582に含まれる利用可能データ量を変更する。また、通信制御部554は、利用データ量テーブル5582に格納されている利用可能データ量のうち、端末装置100によって送信されるデータ通信要求に付帯される端末装置の識別情報に対応する利用可能データ量に基づいて、該データ通信要求を送信した該端末装置100によって行われるデータ通信を制御する。ただし、通信制御部554は、データ量付与管理サーバ700が通知したアクセス先を表す情報によって示されるアクセス先へアクセスする場合に付与したデータ量を利用する。
具体的には、通信制御部854は、端末装置100が利用したデータ量に応じて、記憶部858に記憶される利用データ量テーブル8582において、端末装置100の識別情報に対応する利用可能データ量を減少させる。通信制御部854は、利用可能データ量を減少させる場合、アクセス先を表す情報によって示されるアクセス先へアクセスする場合に付与したデータ量を減少させる。また、通信制御部854は、利用可能データ量を減少させる場合、アクセス先を表す情報によって示されるアクセス先以外へアクセスする場合に付与したデータ量以外のデータ量を減少させる。そして、通信制御部854は、利用したデータ量が利用可能データ量に到達し、超過する場合、通信速度を制限する。通信速度を制限する場合、通信制御部854は、通信速度を制限することを表す情報を作成し、通信部852から端末装置100へ送信する。この通信速度を制限することを表す情報は、セルラー基地局装置300を経由して端末装置100へ送信される。
本変形例に係る無線通信システムの動作は、図13を適用できる。ただし、ステップS1310では、データ量付与判定部756は、ユーザ・端末装置対応テーブル7582から、該ユーザの識別情報に対応する端末装置100の識別情報を取得する。さらに、データ量付与判定部756は、付与データ量テーブル7584から、該POS端末装置200の識別情報に対応する付与するデータ量を表す情報と、アクセス先を表す情報とを取得する。そして、データ量付与判定部756は、該端末装置100の識別情報と、付与するデータ量を表す情報と、アクセス先を表す情報とを通信制御部754へ出力する。通信制御部754は、通信部752からデータ残量管理サーバ500へ端末装置100の識別情報と、付与するデータ量を表す情報と、アクセス先を表す情報とを送信する。データ量付与管理サーバ700によって送信される端末装置100の識別情報と、付与するデータ量とを表す情報と、アクセス先を表す情報とは、データ残量管理サーバ800の通信部852によって受信される。
ステップS1320では、データ残量管理サーバ800の通信部852は、セルラー基地局装置300によって送信されたデータ通信要求を受信する。データ残量管理サーバ800の通信制御部854は、記憶部858に記憶された利用データ量テーブル8582に格納されている利用可能データ量のうち、データ通信要求に付帯される端末装置の識別情報に対応する利用可能データ量に基づいて、該データ通信要求を送信した該端末装置によって行われるデータ通信を制御する。通信制御部854は、利用可能データ量を減少させる場合、アクセス先を表す情報によって示されるアクセス先へアクセスする場合に付与したデータ量を減少させる。また、通信制御部854は、利用可能データ量を減少させる場合、アクセス先を表す情報によって示されるアクセス先以外へアクセスする場合に付与したデータ量以外のデータ量を減少させる。
本変形例に係る無線通信システムによれば、ユーザが特定のカード10を使用した場合に、該特定のカード10のユーザに対応する端末装置へ、該特定のカード10によって支払う処理が行われたPOS端末装置200に対応するデータ量が付与され、さらに付与したデータ量を使用できるアクセス先を指定できる。POS端末装置200毎に付与するデータ量を設定できるため、特定のカードでの購買、及び特定のPOS端末装置での支払いを促すことができる。さらに、付与したデータ量を使用できるアクセス先を指定できるため、該アクセス先へのアクセスを促すことができ、該アクセス先で特定のカード10を使用した購買を促すことができる。
<変形例(その2)>
本変形例に係る無線通信システムは、上述した第2の実施形態と、データ量テーブルが異なる。
図15は、本変形例に係るデータ量付与管理サーバ700の記憶部758に記憶される付与データ量テーブル7584の一例を示す。付与データ量テーブル7584には、カードによって支払われる金額を表す情報と、付与するデータ量を表す情報とが対応付けられる。図15に示される例では、カードによって支払われる金額「五千円未満」と、付与するデータ量「0.5GB」とが対応付けられている。
POS端末装置200は、カード10の識別情報と、カード10によって支払われる金額を表す情報とをカード管理サーバ600へ送信する。カード管理サーバ600は、POS端末装置200によって送信されるカードの識別情報と、カード10によって支払われる金額を表す情報とを受信すると、カード・ユーザ対応テーブル6622から該カードの識別情報に対応するユーザの識別情報を取得し、該ユーザの識別情報と、カード10によって支払われる金額を表す情報とをデータ量付与管理サーバ700へ送信する。データ量付与管理サーバ700のデータ量付与判定部756は、カード管理サーバ600によって供給されるユーザの識別情報が、ユーザ・端末装置対応テーブル7582に存在すると判定した場合、該ユーザの識別情報に対応する端末装置の識別情報を取得する。さらに、データ量付与判定部756は、ユーザの識別情報がユーザ・端末装置対応テーブル7582に存在すると判定した場合、付与データ量テーブル7584から、カード管理サーバ600によって供給されるカード10によって支払われる金額を表す情報に対応する付与するデータ量を表す情報を取得する。この場合、データ量付与判定部756は、端末装置の識別情報と、付与するデータ量を表す情報とを通信制御部754へ出力する。さらに、データ量付与判定部756は、データ量を付与したことを通知する情報を作成し、通信制御部754へ出力する。データ残量管理サーバ800のデータ量管理部856は、通信部852によって供給される端末装置の識別情報と、付与するデータ量を表す情報とに基づいて、利用データ量テーブル8582に含まれる利用可能データ量を変更する。また、通信制御部854は、利用データ量テーブル8582に格納されている利用可能データ量のうち、端末装置100によって送信されるデータ通信要求に付帯される端末装置の識別情報に対応する利用可能データ量に基づいて、該データ通信要求を送信した該端末装置100によって行われるデータ通信を制御する。
本変形例に係る無線通信システムの動作は、図13を適用できる。ただし、ステップS1304では、POS端末装置200の通信I/F316は、入力部308が取得したカード10の識別情報と、カード10によって支払われる金額を表す情報とをカード管理サーバ600へ送信する。カード管理サーバ600の通信部652は、POS端末装置200が送信するカードの識別情報と、カード10によって支払われる金額を表す情報を受信する。
ステップS1310では、データ量付与判定部756は、ユーザ・端末装置対応テーブル7582から、該ユーザの識別情報に対応する端末装置100の識別情報を取得する。さらに、データ量付与判定部756は、付与データ量テーブル7584から、カード10によって支払われる金額を表す情報によって示されるカードによって支払われる金額に対応する付与するデータ量を表す情報とを取得する。そして、データ量付与判定部756は、該端末装置100の識別情報と、付与するデータ量を表す情報とを通信制御部754へ出力する。通信制御部754は、通信部752からデータ残量管理サーバ500へ端末装置100の識別情報と、付与するデータ量を表す情報とを送信する。データ量付与管理サーバ700によって送信される端末装置100の識別情報と、付与するデータ量とを表す情報とは、データ残量管理サーバ800の通信部852によって受信される。
本変形例に係る無線通信システムによれば、ユーザが特定のカード10を使用した場合に、該特定のカード10によって支払われる金額に応じたデータ量が付与される。支払われる金額が高くなるにしたがって、付与するデータ量も多くなるため、特定のカードで、高額の購買を促すことができる。
<変形例(その3)>
本変形例に係る無線通信システムは、上述した第2の実施形態と、データ量テーブルが異なる。
図16は、本変形例に係るデータ量付与管理サーバ700の記憶部758に記憶される付与データ量テーブル7584の一例を示す。付与データ量テーブル7584には、カードによって購入された商品を表す情報と、付与するデータ量を表す情報とが対応付けられる。図16に示される例では、カードによって購入された商品「AAA」と、付与するデータ量「1GB」とが対応付けられている。
POS端末装置200は、カード10の識別情報と、カード10によって購入された商品を表す情報とをカード管理サーバ600へ送信する。カード管理サーバ600は、POS端末装置200によって送信されるカード10の識別情報と、カード10によって購入された商品を表す情報とを受信すると、カード・ユーザ対応テーブル6622から該カードの識別情報に対応するユーザの識別情報を取得し、該ユーザの識別情報と、カードによって購入された商品を表す情報とをデータ量付与管理サーバ700へ送信する。データ量付与管理サーバ700のデータ量付与判定部756は、カード管理サーバ600によって供給されるユーザの識別情報が、ユーザ・端末装置対応テーブル7582に存在すると判定した場合、該ユーザの識別情報に対応する端末装置の識別情報を取得する。さらに、データ量付与判定部756は、ユーザの識別情報がユーザ・端末装置対応テーブル7582に存在すると判定した場合、付与データ量テーブル7584から、カード管理サーバ600によって供給されるカードによって購入された商品を表す情報に対応する付与するデータ量を表す情報を取得する。この場合、データ量付与判定部756は、端末装置の識別情報と、付与するデータ量を表す情報とを通信制御部754へ出力する。さらに、データ量付与判定部756は、データ量を付与することを通知する情報を作成し、通信制御部754へ出力する。
データ残量管理サーバ800のデータ量管理部856は、通信部852によって供給される端末装置の識別情報と、付与するデータ量を表す情報とに基づいて、利用データ量テーブル8582に含まれる利用可能データ量を変更する。また、通信制御部854は、利用データ量テーブル8582に格納されている利用可能データ量のうち、端末装置100によって送信されるデータ通信要求に付帯される端末装置の識別情報に対応する利用可能データ量に基づいて、該データ通信要求を送信した該端末装置100によって行われるデータ通信を制御する。
本変形例に係る無線通信システムの動作は、図13を適用できる。ただし、ステップS1304では、POS端末装置200の通信I/F316は、入力部308が取得したカード10の識別情報と、カード10によって購入された商品を表す情報とをカード管理サーバ600へ送信する。カード管理サーバ600の通信部652は、POS端末装置200が送信するカードの識別情報と、カードによって購入された商品を表す情報を受信する。
ステップS1310では、データ量付与判定部756は、ユーザ・端末装置対応テーブル7582から、該ユーザの識別情報に対応する端末装置100の識別情報を取得する。さらに、データ量付与判定部756は、付与データ量テーブル7584から、カード10によって購入された商品を表す情報によって示されるカードによって購入された商品に対応する付与するデータ量を表す情報とを取得する。そして、データ量付与判定部756は、該端末装置100の識別情報と、付与するデータ量を表す情報とを通信制御部754へ出力する。通信制御部754は、通信部752からデータ残量管理サーバ500へ端末装置100の識別情報と、付与するデータ量を表す情報とを送信する。データ量付与管理サーバ700によって送信される端末装置100の識別情報と、付与するデータ量とを表す情報とは、データ残量管理サーバ800の通信部852によって受信される。
本変形例に係る無線通信システムによれば、ユーザが特定のカード10を使用した場合に、該特定のカード10によって購入された商品に応じたデータ量が付与される。購入された商品に応じて付与するデータ量を異ならせることができるため、特定のカードで、特定の商品を購入することを促すことができる。
上述した実施形態において、POS端末装置は一台でもよいし、三台以上であってもよい。また、セルラー基地局装置は二台以上であってもよい。また、カード管理サーバ600、データ量付与管理サーバ400、及びデータ残量管理サーバ500によって実行される処理のうち、少なくとも二台のサーバによって行われる処理が一台のサーバで実行されてもよい。また、第1の実施形態−第2の実施形態のいずれかが組み合わされてもよい。
上述した実施形態において、POS端末装置200毎に付与するデータ量をプールしておき、該プールしておいたデータ量が零になるまで、端末装置100にデータを付与するようにしてもよい。また、データ残量管理サーバは、追加されたデータ量の残量が零になった場合に、データ量付与管理サーバに、データ量の残量がゼロになったことを通知するようにしてもよい。そして、データ量付与管理サーバは、記憶部に登録されているデータ量付与管理テーブルから該当の登録を削除するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態及びその変形を説明したが、これらの実施形態及びその変形は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態及びその変形は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組合せを行うことができる。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同時に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
なお、上述の各装置は内部にコンピュータを有している。そして、上述した各装置の各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
上述した実施形態において、無線通信システムは通信データ量管理システムの一例であり、記憶部662は第1の記憶部の一例であり、通信部652は第1の送信部の一例であり、記憶部458は第2の記憶部、及び第5の記憶部の一例であり、通信部452は第2の送信部の一例であり、記憶部558は第3の記憶部の一例であり、通信制御部554は制御部の一例である。
また、POS端末装置はカードによって支払う処理を行う複数の装置の一例であり、データ量付与判定部756はデータ量決定部の一例である。
20…通信網、50…セルラー通信網、100…端末装置、152…無線通信部、154…近距離無線通信部、156…通信制御部、158…操作検出部、162…表示制御部、164…記憶部、200a、200b…POS端末装置、300…セルラー基地局装置、352…通信部、354…通信制御部、360…無線通信部、362…記憶部、400、700…データ量付与管理サーバ、452、752…通信部、454、754…通信制御部、456、756…データ量付与判定部、458、758…記憶部、500、800…データ残量管理サーバ、552、852…通信部、554、854…通信制御部、556、856…データ量管理部、558、858…記憶部、4582、7582…ユーザ端末装置対応テーブル、7584…付与データ量テーブル、5582、8582…利用データ量テーブル、600…カード管理サーバ、652…通信部、656…通信制御部、658…ユーザ識別情報取得部、662…記憶部、6622…カード・ユーザ対応テーブル

Claims (15)

  1. 複数のカードの各々の識別情報と、該カードを使用するユーザの識別情報とを対応付けて記憶する第1の記憶部と、
    カードによって支払う処理が行われた場合に、前記第1の記憶部に記憶された複数のカードのうち、支払う処理が行われたカードの識別情報に対応するユーザの識別情報をデータ量付与管理サーバへ送信する第1の送信部と
    を備えるカード管理サーバと、
    カードを使用するユーザの識別情報と、該ユーザによって使用される端末装置の識別情報とを対応付けて記憶する第2の記憶部と、
    前記第2の記憶部に記憶されたユーザの識別情報のうち、前記カード管理サーバによって送信された前記ユーザの識別情報に対応する端末装置の識別情報をデータ残量管理サーバへ送信する第2の送信部と
    を備えるデータ量付与管理サーバと、
    複数の端末装置の各々の識別情報と、該端末装置が利用できるデータ量とを対応付けて記憶する第3の記憶部と、
    該第3の記憶部に記憶されるデータ量のうち、前記データ量付与管理サーバによって送信される前記端末装置の識別情報に対応するデータ量を増加させるデータ量管理部と、
    該第3の記憶部に記憶される前記端末装置の識別情報のうち、前記端末装置によって送信されるデータ通信要求に付帯される該端末装置の識別情報に対応するデータ量に基づいて、該データ通信要求を送信した該端末装置によって行われるデータ通信を制御する制御部と
    を備える、前記データ残量管理サーバと
    を備える、通信データ量管理システム。
  2. 前記データ量付与管理サーバは、
    カードによって支払う処理を行う複数の装置の各々の識別情報と、該装置によって支払う処理が行われた場合に付与するデータ量とを対応付けて記憶する第4の記憶部
    を備え、
    前記第1の送信部は、カードによって支払う処理が行われた装置の識別情報を前記データ量付与管理サーバへ送信し、
    前記第2の送信部は、前記第4の記憶部に記憶された前記複数の装置の各々の識別情報のうち、前記カード管理サーバによって送信された前記装置の識別情報に対応する第1のデータ量を表す情報をデータ残量管理サーバへ送信し、
    前記データ量管理部は、前記第3の記憶部に記憶されるデータ量のうち、前記データ量付与管理サーバによって送信される前記端末装置の識別情報に対応するデータ量に前記第1のデータ量を追加する、請求項1に記載の通信データ量管理システム。
  3. 前記データ量付与管理サーバは、
    カードによって支払う処理が行われる装置からカードによって支払われる金額又は購入商品に基づいて、データ付与量を決定するデータ量決定部
    を備え、
    前記第2の送信部は、前記データ量決定部によって決定された前記データ付与量を表す情報をデータ残量管理サーバへ送信し、
    前記データ量管理部は、前記第3の記憶部に記憶されるデータ量のうち、前記データ量付与管理サーバによって送信される前記端末装置の識別情報に対応するデータ量に前記データ付与量を追加する、請求項1に記載の通信データ量管理システム。
  4. 前記データ量付与管理サーバは、
    カードによって支払う処理を行う複数の装置の各々の識別情報と、該装置によって支払う処理が行われた場合に付与するデータ量と、該装置によって支払う処理が行われた場合に付与されるデータを利用できるアクセス先を表す情報とを対応付けて記憶する第5の記憶部
    を備え、
    前記第1の送信部は、カードによって支払う処理が行われた装置の識別情報を前記データ量付与管理サーバへ送信し、
    前記第2の送信部は、前記第5の記憶部に記憶された前記複数の装置の各々の識別情報のうち、前記カード管理サーバによって送信された前記装置の識別情報に対応する第1のデータ量を表す情報と、該装置によって支払う処理が行われた場合に付与されるデータを利用できるアクセス先を表す情報とをデータ残量管理サーバへ送信し、
    前記データ量管理部は、前記第3の記憶部に記憶されるデータ量のうち、前記データ量付与管理サーバによって送信される前記端末装置の識別情報に対応するデータ量に前記第1のデータ量を追加し、
    前記制御部は、
    前記データ量付与管理サーバによって送信される前記アクセス先を示す情報に前記端末装置のアクセス先が含まれる場合に、前記第3の記憶部に記憶される該端末装置の識別情に対応するデータ量のうち、前記データ量管理部によって追加されたデータ量に基づいて、該端末装置によって行われるデータ通信を制御する、請求項1に記載の通信データ量管理システム。
  5. 前記制御部は、前記データ通信要求を送信した前記端末装置によって行われるデータ通信を制御する際に、前記データ量管理部によって増加させたデータ量から利用する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の通信データ量管理システム。
  6. 前記第1の送信部は、カードによって支払う処理が行われた後に、返金処理が行われた場合に、前記支払う処理が行われたカードの識別情報に対応するユーザの識別情報と、返金処理が行われたことを表す情報をデータ量付与管理サーバへ送信し、
    前記第2の送信部は、前記第2の記憶部に記憶されたユーザの識別情報のうち、前記カード管理サーバによって送信されたユーザの識別情報に対応する端末装置の識別情報と、前記返金処理が行われたことを表す情報をデータ残量管理サーバへ送信し、
    前記データ量管理部は、前記第の記憶部に記憶されるデータ量のうち、前記データ量付与管理サーバによって送信される前記端末装置の識別情報に対応するデータ量から前記第1のデータ量を減算する、請求項2に記載の通信データ量管理システム。
  7. 複数のカードの各々の識別情報と、該カードを使用するユーザの識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    カードによって支払う処理が行われた場合に、前記記憶部に記憶された複数のカードのうち、支払う処理が行われたカードの識別情報に対応するユーザの識別情報をデータ量付与管理サーバへ送信する送信部と
    を備える、カード管理サーバ。
  8. カードを使用するユーザの識別情報と、該ユーザによって使用される端末装置の識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されたユーザの識別情報のうち、カード管理サーバによって送信された前記ユーザの識別情報に対応する端末装置の識別情報をデータ残量管理サーバへ送信する送信部と
    を備える、データ量付与管理サーバ。
  9. 複数の端末装置の各々の識別情報と、該端末装置が利用できるデータ量とを対応付けて記憶する記憶部と、
    該記憶部に記憶されるデータ量のうち、データ量付与管理サーバによって送信される前記端末装置の識別情報に対応するデータ量を増加させるデータ量管理部と、
    前記記憶部に記憶される前記端末装置の識別情報のうち、前記端末装置によって送信されるデータ通信要求に付帯される該端末装置の識別情報に対応するデータ量に基づいて、該データ通信要求を送信した該端末装置によって行われるデータ通信を制御する制御部と
    を備える、データ残量管理サーバ。
  10. カードによって支払う処理が行われた場合に、複数のカードの各々の識別情報と、該カードを使用するユーザの識別情報とを対応付けて記憶する記憶部に記憶された複数のカードのうち、支払う処理が行われたカードの識別情報に対応するユーザの識別情報をデータ量付与管理サーバへ送信する、カード管理サーバによって実行される方法。
  11. カードを使用するユーザの識別情報と、該ユーザによって使用される端末装置の識別情報とを対応付けて記憶する記憶部に記憶されたユーザの識別情報のうち、カード管理サーバによって送信された前記ユーザの識別情報に対応する端末装置の識別情報をデータ残量管理サーバへ送信する、データ量付与管理サーバによって実行される方法。
  12. 複数の端末装置の各々の識別情報と、該端末装置が利用できるデータ量とを対応付けて記憶する記憶部に記憶されるデータ量のうち、データ量付与管理サーバによって送信される前記端末装置の識別情報に対応するデータ量を増加させ、
    前記記憶部に記憶される前記端末装置の識別情報のうち、前記端末装置によって送信されるデータ通信要求に付帯される該端末装置の識別情報に対応するデータ量に基づいて、該データ通信要求を送信した該端末装置によって行われるデータ通信を制御する、通信データ残量管理サーバによって実行される方法。
  13. カード管理サーバのコンピュータに、
    カードによって支払う処理が行われた場合に、複数のカードの各々の識別情報と、該カードを使用するユーザの識別情報とを対応付けて記憶する記憶部に記憶された複数のカードのうち、支払う処理が行われたカードの識別情報に対応するユーザの識別情報をデータ量付与管理サーバへ送信するステップ
    を実行させる、プログラム。
  14. データ量付与管理サーバのコンピュータに、
    カードを使用するユーザの識別情報と、該ユーザによって使用される端末装置の識別情報とを対応付けて記憶する記憶部に記憶されたユーザの識別情報のうち、カード管理サーバによって送信された前記ユーザの識別情報に対応する端末装置の識別情報をデータ残量管理サーバへ送信するステップ
    を実行させる、プログラム。
  15. データ残量管理サーバのコンピュータに、
    複数の端末装置の各々の識別情報と、該端末装置が利用できるデータ量とを対応付けて記憶する記憶部に記憶されるデータ量のうち、カード管理サーバによって送信される前記端末装置の識別情報に対応するデータ量を増加させるステップと、
    前記記憶部に記憶される端末装置の識別情報のうち、前記端末装置によって送信されるデータ通信要求に付帯される該端末装置の識別情報に対応するデータ量に基づいて、該データ通信要求を送信した該端末装置によって行われるデータ通信を制御するステップと
    を実行させる、プログラム。
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