JP6547945B2 - ガラス物品の製造装置及びガラス物品の製造方法 - Google Patents

ガラス物品の製造装置及びガラス物品の製造方法 Download PDF

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本発明は、流下成形された板状のガラス物品の製造装置及びガラス物品の製造方法に関する。
オーバーフローダウンドロー法等のガラスを流下成形するガラス物品の製造では、成形されたガラスリボンを挟持し、下方に搬送するローラー対が用いられている。(特許文献1参照)。
特開2009−149463号公報
上述したダウンドロー法を用いたガラス物品の製造では、ガラスリボンの両端部がローラー対で挟持される。そのため、ガラスリボンの表面のうち、ローラーと接触する箇所には微小な傷(マイクロクラック)が形成され易い。そして、複数のローラーが繰り返し接触することで、マイクロクラックの数が増加し易くなる。また、形成されたマイクロクラックに繰り返し負荷がかかり、マイクロクラックが進展する確率が高まる。こうしたマイクロクラックが進展すると、ガラスリボンが破損し、ガラス物品の製造効率が極端に低下するおそれがある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ガラスリボンに生じるマイクロクラックの進展する確率を低くすることを可能にしたガラス物品の製造装置及びガラス物品の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するガラス物品の製造装置は、上方から下方へ流下成形されたガラスリボンを、複数のローラー対を用いて挟持し、下方に搬送してガラス物品を製造するガラス物品の製造装置であって、前記複数のローラー対は、第1上流ローラー対と、前記ガラスリボンの幅方向において前記第1上流ローラー対と離間して配置される第2上流ローラー対と、前記ガラスリボンの搬送方向において前記第1上流ローラー対よりも下流側に配置される第1下流ローラー対と、前記第2上流ローラー対よりも下流側であり、前記幅方向において前記第1下流ローラー対と離間して配置される第2下流ローラー対とを備え、前記ガラスリボンにおいて前記第1上流ローラー対で挟持した部分の一部又は全体を挟持しないように前記第1下流ローラー対が配置された第1の構成、及び前記ガラスリボンにおいて前記第2上流ローラー対で挟持した部分の一部又は全体を挟持しないように前記第2下流ローラー対が配置された第2の構成の少なくとも一方の構成を有する。
この構成によれば、例えば、第1下流ローラー対は、ガラスリボンにおいて第1上流ローラー対で挟持した部分の一部を挟持しないため、第1上流ローラー対を通過した部分にマイクロクラックが存在した場合、そのマイクロクラックを第1下流ローラー対で挟持する確率が低くなる。また例えば、第2下流ローラー対は、ガラスリボンにおいて第2上流ローラー対で挟持した部分の一部を挟持しないため、第2上流ローラー対を通過した部分にマイクロクラックが存在した場合、そのマイクロクラックを第2下流ローラー対で挟持する確率が低くなる。このように上記構成によれば、ガラスリボンにおいてローラー対を通過した部分に存在するマイクロクラックを再びローラー対で挟持する確率が低くなる。
上記ガラス物品の製造装置において、前記第1の構成及び前記第2の構成のいずれも有することが好ましい。
この構成によれば、ガラスリボンにおいてローラー対を通過した部分に存在するマイクロクラックを再びローラー対で挟持する確率がより低くなる。
上記ガラス物品の製造装置において、前記第1の構成を有し、前記第1の構成は、前記ガラスリボンにおいて前記第1上流ローラー対で挟持した部分の1/3以上を挟持しないように前記第1下流ローラー対が配置された構成であることが好ましい。
この構成によれば、ガラスリボンにおいて第1上流ローラー対を通過した部分に存在するマイクロクラックを再び第1下流ローラー対で挟持する確率がより低くなる。
上記ガラス物品の製造装置において、前記第2の構成を有し、前記第2の構成は、前記ガラスリボンにおいて前記第2上流ローラー対で挟持した部分の1/3以上を挟持しないように前記第2下流ローラー対が配置された構成であることが好ましい。
この構成によれば、ガラスリボンにおいて第2上流ローラー対を通過した部分に存在するマイクロクラックを再び第2下流ローラー対で挟持する確率がより低くなる。
上記ガラス物品の製造装置において、前記第1上流ローラー対は、前記第1下流ローラー対よりも前記ガラスリボンの一側縁に近い位置を挟持するように配置されるとともに、前記第2上流ローラー対は、前記第2下流ローラー対よりも前記ガラスリボンの他側縁に近い位置を挟持するように配置されることが好ましい。
ガラスリボンの上流側は、下流側よりも粘性が低く変形し易いため、ガラスリボンの上流側をローラー対で挟持した場合、ガラスリボンの下流側を挟持した場合よりも、ガラスリボンの表面形状が変化し易い。こうした表面形状は、ガラスリボンの厚さが薄いほど温度や圧力の影響を受け易いため、変化し易くなる。ガラスリボンの厚さは、ガラスリボンの側縁に近づくほど厚くなる。このため、上記構成によれば、第1上流ローラー対及び第2上流ローラー対はガラスリボンの厚さがより厚い部分を挟持するようになる。すなわち、第1上流ローラー対及び第2上流ローラー対は、第1下流ローラー対及び第2下流ローラー対よりも、ガラスリボンが変形し易い上流側を挟持するものの、ガラスリボンの厚さがより厚い部分を挟持するため、ローラー対がガラスリボンの表面形状に与える影響を抑えることができる。
上記課題を解決するガラス物品の製造方法は、上記ガラス物品の製造装置を用いてガラス物品を製造する。
本発明によれば、ガラスリボンに生じるマイクロクラックの進展する確率を低くすることが可能となる。
(a)は第1実施形態におけるガラス物品の製造装置を模式的に示す正面図であり、(b)はガラス物品の製造装置を模式的に示す断面図である。 第2実施形態におけるガラス物品の製造装置を模式的に示す正面図である。 第3実施形態におけるガラス物品の製造装置を模式的に示す正面図である。 第4実施形態におけるガラス物品の製造装置を模式的に示す正面図である。 第5実施形態におけるガラス物品の製造装置を模式的に示す正面図である。 第6実施形態におけるガラス物品の製造装置を模式的に示す正面図である。
(第1実施形態)
以下、ガラス物品の製造装置及びガラス物品の製造方法の第1実施形態について図1を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率についても、実際と異なる場合がある。
図1(a)及び図1(b)に示すように、ガラス物品の製造装置11は、ダウンドロー法を用いてガラスリボンGを成形する成形部12を備えている。本実施形態のガラス物品の製造装置11は、ダウンドロー法の一種であるオーバーフローダウンドロー法を用いて板ガラスを製造する装置である。なお、ダウンドロー法には、他にスロットダウンドロー法、リドロー法等のガラスを流下成形する任意の手法が含まれる。
図1(b)に示すように、ガラス物品の製造装置11の成形部12は、溶融ガラスMGをオーバーフローする溝12aと、オーバーフローした溶融ガラスMGの流下を案内する第1案内面12b及び第2案内面12cとを有している。第2案内面12cは、第1案内面12bの反対側に位置し、第1案内面12bと第2案内面12cとに沿って流下した溶融ガラスMGが成形部12の下端で融合されることによりガラスリボンGが成形される。
図1(a)及び図1(b)に示すように、ガラス物品の製造装置11は、成形部12の下方において、成形部12で成形されたガラスリボンGを、複数のローラー対13を用いて挟持し、下方に搬送(牽引)して板ガラスを製造する。ガラス物品の製造装置11は、ガラスリボンGの搬送方向Yの上流側から下流側に向かう順に、第1挟持部P1、第2挟持部P2、第3挟持部P3、第4挟持部P4、及び第5挟持部P5を備えている。ガラス物品の製造装置11のうち、第1挟持部P1から第5挟持部P5が設置された部分は、ガラスリボンGを下方に向けて搬送しながらガラスリボンGを徐冷する徐冷工程を行う。
なお、ガラス物品の製造装置11は、図示を省略するが、例えば、さらに下流側でガラスリボンGを徐冷する周知の徐冷炉や、周知の切断装置を装備して構成することができる。
第1挟持部P1は、第1ローラー対14と、ガラスリボンGの幅方向Xにおいて第1ローラー対14と離間して配置される第2ローラー対15とを備えている。第1ローラー対14は、ガラスリボンGの幅方向Xにおける一端部側を挟持するとともに、第2ローラー対15は、ガラスリボンGの幅方向Xにおける他端部側を挟持する。
第2挟持部P2、第3挟持部P3、第4挟持部P4、及び第5挟持部P5についても、第1挟持部P1と同様に、それぞれ第1ローラー対14及び第2ローラー対15を備えている。
次に、各ローラー対13について説明する。
各ローラー対13は、ガラスリボンGの第1主面Gaに接する第1主面用ローラー13aと、第1主面Gaとは反対側の第2主面Gbに接する第2主面用ローラー13bとを備えている。第1主面用ローラー13aの外周面(ガラスリボンGの第1主面Gaと接する面)及び第2主面用ローラー13bの外周面(ガラスリボンGの第2主面Gbと接する面)は、ガラスリボンGの熱に耐え得る材料(例えば、無機材料又は金属材料)から構成される。第1主面用ローラー13a及び第2主面用ローラー13bは、駆動軸を介して回転駆動される。
次に、第1挟持部P1を構成するローラー対13と、第1挟持部P1に隣り合う第2挟持部P2を構成するローラー対13との関係について説明する。
第1挟持部P1の第1ローラー対14を第1上流ローラー対14aとした場合、第2挟持部P2の第1ローラー対14は、第1上流ローラー対14aよりも搬送方向Yの下流側に配置される第1下流ローラー対14bの関係を有している。
ガラス物品の製造装置11は、ガラスリボンGにおいて第1上流ローラー対14aで挟持した第1加圧部分Gcの全体を挟持しないように第1下流ローラー対14bが配置された第1の構成を有している。すなわち、第1の構成において、第1上流ローラー対14aで挟持した第1加圧部分Gcは、第1下流ローラー対14bでは挟持されずに、第1下流ローラー対14bよりも搬送方向Yの下流側に搬送される。
第1挟持部P1の第2ローラー対15を第2上流ローラー対15aとした場合、第2挟持部P2の第2ローラー対15は、第2上流ローラー対15aよりも搬送方向Yの下流側に配置される第2下流ローラー対15bの関係を有している。
ガラス物品の製造装置11は、ガラスリボンGにおいて第2上流ローラー対15aで挟持した第2加圧部分Gdの全体を挟持しないように第2下流ローラー対15bが配置された第2の構成を有している。すなわち、第2の構成において、第2上流ローラー対15aで挟持した第2加圧部分Gdは、第2下流ローラー対15bでは挟持されずに、第2下流ローラー対15bよりも搬送方向Yの下流側に搬送される。
ガラス物品の製造装置11は、第1上流ローラー対14aと第2上流ローラー対15aとの間隔W1と、第1下流ローラー対14bと第2下流ローラー対15bとの間隔W2とが互いに異なる構成を有している。本実施形態では、第1上流ローラー対14aと第2上流ローラー対15aとの間隔W1は、第1下流ローラー対14bと第2下流ローラー対15bとの間隔W2よりも広い。
第1上流ローラー対14aは、第1下流ローラー対14bよりもガラスリボンGの一側縁に近い位置を挟持するように配置されている。また、第2上流ローラー対15aは、第2下流ローラー対15bよりもガラスリボンGの他側縁に近い位置を挟持するように配置されている。
ガラス物品の製造装置11において、第1下流ローラー対14b及び第2下流ローラー対15bの周速は、第1上流ローラー対14a及び第2上流ローラー対15aの周速よりも速く設定されることが好ましい。また、第1挟持部P1から第5挟持部P5において、搬送方向Yの上流側から下流側に向かうにつれてガラスリボンGの搬送速度が速くなるように設定されることが好ましい。
次に、ガラス物品の製造装置11の主な作用を製造方法とともに説明する。
ガラス物品の製造装置11の成形部12では、オーバーフローダウンドロー法によりガラスリボンGが成形される。成形されたガラスリボンGは、第1挟持部P1及び第2挟持部P2を通過し、下方へ搬送される。本実施形態のガラス物品の製造装置11は、ガラスリボンGにおいて第1上流ローラー対14aで挟持した部分の全体を挟持しないように第1下流ローラー対14bが配置された第1の構成を有している。この構成によれば、第1上流ローラー対14aを通過した部分(第1加圧部分Gc)にマイクロクラックが存在した場合、そのマイクロクラックを第1下流ローラー対14bで挟持することはない。これにより、ガラスリボンGの第1加圧部分Gcに存在するマイクロクラックに対して第1下流ローラー対14bが直接的に負荷を与えることを回避することができる。
第2上流ローラー対15a及び第2下流ローラー対15bに基づく第2の構成についても、第1の構成と同様の作用が得られる。
第1挟持部P1及び第2挟持部P2を通過したガラスリボンGは、さらに第3挟持部P3、第4挟持部P4及び第5挟持部P5を通過し、下方へ搬送される。ここで、ガラスリボンGの第1加圧部分Gcは、第3挟持部P3の第1ローラー対14、及び第5挟持部P5の第1ローラー対14によって再び挟持されるものの、その第1加圧部分Gcは、上述したように第2挟持部P2の第1ローラー対14(第1下流ローラー対14b)では挟持されない。すなわち、本実施形態のガラスリボンGの第1加圧部分Gcに加わる負荷は、第2挟持部P2、第3挟持部P3、及び第5挟持部P5の各第1ローラー対14により第1加圧部分Gcを挟持した場合よりも低減される。なお、本実施形態のガラスリボンGの第2加圧部分Gdに加わる負荷についても第1加圧部分Gcと同様に低減される。
また、ガラス物品の製造装置11において、ガラスリボンGの搬送方向Yの上流側は、下流側よりも粘性が低く変形し易いため、ローラー対13で挟持した際に、ガラスリボンGの表面形状が変化し易い。こうした表面形状の変化は、ガラスリボンGの厚さが薄いほど温度や圧力の影響を受け易いため、発生し易くなる。本実施形態のガラス物品の製造装置11では、ガラスリボンGの表面形状の変化を抑えるための対策として、ガラス物品の製造装置11の第1上流ローラー対14a及び第2上流ローラー対15aは、第1下流ローラー対14b及び第2下流ローラー対15bよりもガラスリボンGの側縁に近い位置を挟持するように配置されている。この構成によれば、ガラスリボンGの厚さは側縁に近づくほど厚くなるため、第1上流ローラー対14a及び第2上流ローラー対15aは、ガラスリボンGの厚さがより厚い部分を挟持するようになる。すなわち、第1上流ローラー対14a及び第2上流ローラー対15aは、第1下流ローラー対14b及び第2下流ローラー対15bよりも、ガラスリボンGが変形し易い上流側を挟持するものの、ガラスリボンGの厚さがより厚い部分を挟持するため、ガラスリボンGの表面形状に与える影響を抑えることができる。
以上のように第1挟持部P1から第5挟持部P5により搬送したガラスリボンGを所定の寸法に切断することで板ガラスが得られる。
以上詳述した実施形態によれば、次のような作用効果が発揮される。
(1)ガラス物品の製造装置11は、ダウンドロー法で成形されたガラスリボンGを、複数のローラー対13を用いて挟持し、下方に搬送する。複数のローラー対13は、第1上流ローラー対14aと、ガラスリボンGの幅方向Xにおいて第1上流ローラー対14aと離間して配置される第2上流ローラー対15aとを備えている。また、複数のローラー対13は、ガラスリボンGの搬送方向Yにおいて第1上流ローラー対14aよりも下流側に配置される第1下流ローラー対14bと、第2上流ローラー対15aよりも下流側であり、ガラスリボンGの幅方向Xにおいて第1下流ローラー対14bと離間して配置される第2下流ローラー対15bとを備えている。ガラス物品の製造装置11は、ガラスリボンGにおいて第1上流ローラー対14aで挟持した部分の全体を挟持しないように第1下流ローラー対14bが配置された第1の構成を有する。また、ガラス物品の製造装置11は、ガラスリボンGにおいて第2上流ローラー対15aで挟持した部分の全体を挟持しないように第2下流ローラー対15bが配置された第2の構成を有する。
この構成によれば、上記作用により、ガラスリボンGに生じるマイクロクラックの進展する確率を低くすることが可能となる。これにより、ガラスリボンGが破損する確率を低くすることができるため、ガラス物品の製造効率を高めることが容易となる。
(2)ガラス物品の製造装置11において、第1上流ローラー対14aは、第1下流ローラー対14bよりもガラスリボンGの一側縁に近い位置を挟持するように配置されている。また、第2上流ローラー対15aは、第2下流ローラー対15bよりもガラスリボンGの他側縁に近い位置を挟持するように配置されている。
上記構成によれば、第1上流ローラー対14a及び第2上流ローラー対15aは、第1下流ローラー対14b及び第2下流ローラー対15bよりも、ガラスリボンGが変形し易い上流側を挟持するものの、ガラスリボンGの厚さがより厚い部分を挟持する。このため、ローラー対13がガラスリボンGの表面形状に与える影響を抑えることができる。従って、ガラスリボンGの表面形状の変化を要因としたガラスリボンGの破損を抑えることができるため、ガラス物品の製造効率を高めることが容易となる。
(3)ガラス物品の製造装置11を用いてガラス物品を製造するガラス物品の製造方法によれば、上述した作用により、ガラスリボンGに生じるマイクロクラックの進展する確率を低くすることが可能となる。これにより、ガラスリボンGが破損する確率を低くすることができるため、ガラス物品の製造効率を高めることが容易となる。
(第2実施形態)
次に、ガラス物品の製造装置11及びガラス物品の製造方法の第2実施形態について図2を参照して説明する。本実施形態では、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図2に示すように、本実施形態のガラス物品の製造装置11は、ガラスリボンGにおいて第1上流ローラー対14aで挟持した第1加圧部分Gcの一部を挟持しないように第1下流ローラー対14bが配置された第1の構成を有している。
また、ガラス物品の製造装置11は、ガラスリボンGにおいて第2上流ローラー対15aで挟持した第2加圧部分Gdの一部を挟持しないように第2下流ローラー対15bが配置された第2の構成を有している。
第1の構成は、ガラスリボンGにおいて第1上流ローラー対14aで挟持した部分(第1加圧部分Gc)の1/3以上を挟持しないように第1下流ローラー対14bが配置された構成であることが好ましい。第1の構成は、第1加圧部分Gcの1/2以上を挟持しないように第1下流ローラー対14bが配置された構成であることがより好ましい。
第2の構成は、ガラスリボンGにおいて第2上流ローラー対15aで挟持した部分(第2加圧部分Gd)の1/3以上を挟持しないように第2下流ローラー対15bが配置された構成であることが好ましい。第2の構成は、第2加圧部分Gdの1/2以上を挟持しないように第2下流ローラー対15bが配置された構成であることがより好ましい。
本実施形態によれば、以下の作用効果に加えて第1実施形態の(2)欄に記載した作用効果が発揮される。
(4)ガラス物品の製造装置11において、第1下流ローラー対14bは、ガラスリボンGにおいて第1上流ローラー対14aで挟持した部分の一部を挟持しないため、第1上流ローラー対14aを通過した部分にマイクロクラックが存在した場合、そのマイクロクラックを第1下流ローラー対14bで挟持する確率が低くなる。また例えば、第2下流ローラー対15bは、ガラスリボンGにおいて第2上流ローラー対15aで挟持した部分の一部を挟持しないため、第2上流ローラー対15aを通過した部分にマイクロクラックが存在した場合、そのマイクロクラックを第2下流ローラー対15bで挟持する確率が低くなる。このように上記構成によれば、ガラスリボンGにおいてローラー対13を通過した部分に存在するマイクロクラックを再びローラー対13で挟持する確率が低くなる。従って、ガラスリボンGに生じるマイクロクラックの進展する確率を低くすることが可能となる。これにより、ガラスリボンGが破損する確率を低くすることができるため、ガラス物品の製造効率を高めることが容易となる。こうしたガラス物品の製造装置11を用いたガラス物品の製造方法においても、同様の作用効果が得られる。
(5)第1の構成は、ガラスリボンGの第1加圧部分Gcの1/3以上を挟持しないように第1下流ローラー対14bが配置された構成であることが好ましい。この場合、ガラスリボンGに生じるマイクロクラックの進展する確率をより低くすることが可能となる。
(6)第2の構成は、ガラスリボンGの第2加圧部分Gdの1/3以上を挟持しないように第2下流ローラー対15bが配置された構成であることが好ましい。この場合、ガラスリボンGに生じるマイクロクラックの進展する確率をより低くすることが可能となる。
(第3実施形態)
次に、ガラス物品の製造装置11及びガラス物品の製造方法の第3実施形態について図3を参照して説明する。本実施形態では、第2実施形態と異なる点を中心に説明する。
図3に示すように、本実施形態のガラス物品の製造装置11において、第1下流ローラー対14bの幅寸法は、第1上流ローラー対14aの幅寸法よりも小さい。また、第2下流ローラー対15bの幅寸法は、第2上流ローラー対15aの幅寸法よりも小さい。なお、幅寸法は、ローラー対13の外周面(ガラスリボンGに対する接触面)において、ガラスリボンGの幅方向(ローラー対13の軸方向)に沿った寸法を示す。
第1下流ローラー対14bと第2下流ローラー対15bとの間隔W2は、第1上流ローラー対14aと第2上流ローラー対15aとの間隔W1よりも広い。
第1上流ローラー対14aの外側縁と、第1下流ローラー対14bの外側縁とは、ガラスリボンGの搬送方向Yに沿った直線上に配置されている。また、第2上流ローラー対15aの外側縁と、第2下流ローラー対15bの外側縁とは、ガラスリボンGの搬送方向Yに沿った直線上に配置されている。なお、外側縁は、ローラー対13の外周面(ガラスリボンGに対する接触面)におけるガラスリボンGの幅方向(ローラー対13の軸方向)の外縁を示す。
本実施形態によれば、第2実施形態の(4)から(6)欄に記載した作用効果と同様の作用効果が発揮される。
(第4実施形態)
次に、ガラス物品の製造装置11及びガラス物品の製造方法の第4実施形態について図4を参照して説明する。本実施形態では、第3実施形態と異なる点を中心に説明する。
図4に示すように、本実施形態のガラス物品の製造装置11は、第2挟持部P2の第1ローラー対14が第1上流ローラー対14aとして構成され、第3挟持部P3の第1ローラー対14が第1下流ローラー対14bとして構成された第1の構成を有している。また、本実施形態のガラス物品の製造装置11は、第2挟持部P2の第2ローラー対15が第2上流ローラー対15aとして構成され、第3挟持部P3の第3ローラー対が第2下流ローラー対15bとして構成された第2の構成を有している。
本実施形態によれば、第2実施形態の(4)から(6)欄に記載した作用効果と同様の作用効果が発揮される。
(第5実施形態)
次に、ガラス物品の製造装置11及びガラス物品の製造方法の第5実施形態について図5を参照して説明する。本実施形態では、第2実施形態と異なる点を中心に説明する。
図5に示すように、本実施形態のガラス物品の製造装置11において、第1下流ローラー対14bと第2下流ローラー対15bとの間隔W2は、第1上流ローラー対14aと第2上流ローラー対15aとの間隔W1よりも広い。第3挟持部P3から第5挟持部P5の第1ローラー対14と第2ローラー対15との間隔は、上記間隔W2よりも広く、さらに下流の第5挟持部P5に向かうにつれて広く構成されている。
第1下流ローラー対14bは、第1上流ローラー対14aよりもガラスリボンGの一側縁に近い位置を挟持するように配置されている。また、第2下流ローラー対15bは、第2上流ローラー対15aよりもガラスリボンGの他側縁に近い位置を挟持するように配置されている。第3挟持部P3から第5挟持部P5の第1ローラー対14は、第1下流ローラー対14bよりもガラスリボンGの一側縁に近い位置を挟持するように配置され、搬送方向Yの下流側に位置する第1ローラー対14に向かうにつれてガラスリボンGの一側縁に近い位置を挟持するように配置されている。第3挟持部P3から第5挟持部P5の第2ローラー対15は、第2下流ローラー対15bよりもガラスリボンGの一側縁に近い位置を挟持するように配置され、搬送方向Yの下流側に配置される第2ローラー対15に向かうにつれてガラスリボンGの一側縁に近い位置を挟持するように配置されている。
本実施形態によれば、第2実施形態の(4)から(6)欄に記載した作用効果と同様の作用効果が発揮される。さらに、本実施形態によれば、以下の効果が発揮される。
(7)本実施形態のガラス物品の製造装置11では、下流側に配置される挟持部の第1ローラー対14と第2ローラー対15との間隔が、その上流側において隣り合う位置に配置される挟持部の第1ローラー対14と第2ローラー対15との間隔よりも広くなるように構成されている。このガラス物品の製造装置11において、下流側に配置される挟持部の第1ローラー対14と第2ローラー対15との周速を、その上流側において隣り合う位置に配置される挟持部の第1ローラー対14と第2ローラー対15との周速よりも速めることが好ましい。この場合、ガラスリボンGの幅方向X(ガラスリボンGの幅を広げる方向)にテンションがかかり、より平坦なガラスリボンGを得ることが可能となる。こうした作用効果は、例えば、第3実施形態の第1挟持部P1及び第2挟持部P2、並びに第4実施形態の第2挟持部P2及び第3挟持部P3において、上記のように周速を設定した場合にも得られる。特に、本実施形態のように、搬送方向Yにおいて隣り合う3箇所以上の挟持部において、上流側に位置する挟持部から下流側に向かうにつれて第1ローラー対14と第2ローラー対15との間隔が広まる構成によれば、さらに平坦なガラスリボンGを得ることが可能となる。
(第6実施形態)
次に、ガラス物品の製造装置11及びガラス物品の製造方法の第6実施形態について図6を参照して説明する。本実施形態では、第5実施形態と異なる点を中心に説明する。
図6に示すように、第1上流ローラー対14aの外側縁と、第1下流ローラー対14bの外側縁とは、ガラスリボンGの搬送方向Yに沿った直線上に配置されている。また、第2上流ローラー対15aの外側縁と、第2下流ローラー対15bの外側縁とは、ガラスリボンGの搬送方向Yに沿った直線上に配置されている。第1挟持部P1から第5挟持部P5の第1ローラー対14及び第2ローラー対15は、搬送方向Yの下流に向かうにつれて小さい幅寸法を有している。
本実施形態によれば、第2実施形態の(4)から(6)欄、及び第5実施形態の(7)欄に記載した作用効果と同様の作用効果が発揮される。
(変更例)
上記実施形態を次のように変更して構成してもよい。
・第1から第6実施形態のガラス物品の製造装置11において、第1の構成及び第2の構成のいずれか一方を省略してもよい。例えば、第1実施形態のガラス物品の製造装置11において、第2上流ローラー対15a、ガラス物品の製造装置11は、ガラスリボンGにおいて第2上流ローラー対15aで挟持した部分の全体を挟持するように第2下流ローラー対15bが配置された構成に変更してもよい。
・第1から第6実施形態のガラス物品の製造装置11は、第1挟持部P1から第5挟持部P5を有しているが、5つの挟持部に限定されず、複数の挟持部を有する構成であればよい。
・例えば、第1実施形態のガラス物品の製造装置11では、第1下流ローラー対14bの幅寸法と、第1上流ローラー対14aの幅寸法とは同じ寸法に設定されているが、異なる寸法に設定してもよい。例えば、第3実施形態のガラス物品の製造装置11では、第1下流ローラー対14bの幅寸法は、第1上流ローラー対14aの幅寸法よりも小さいが、第1下流ローラー対14bの幅寸法を第1上流ローラー対14aの幅寸法よりも大きい寸法に設定してもよい。このように、ガラス物品の製造装置11において、第1上流ローラー対14aの幅寸法又は第1下流ローラー対14bの幅寸法を変更しても、第1の構成を採用することで第1の構成に基づく作用効果が得られる。同様に、ガラス物品の製造装置11において、第2上流ローラー対15aの幅寸法又は第2下流ローラー対15bの幅寸法を変更しても、第2の構成に基づく作用効果が得られる。
・第1から第6実施形態における第1の構成及び第2の構成を組み合わせてガラス物品の製造装置11を構成してもよい。
・複数の挟持部のうち任意の一部の挟持部のみにおいて第1の構成及び第2の構成の少なくとも一方を採用してもよい。
・第1から第6実施形態のガラス物品の製造装置11において、例えば、第1挟持部P1と第2挟持部P2との間に、ガラスリボンGを挟持せずに、ガラスリボンGの厚さ方向の変位を規制するローラー対を設けることもできる。
・第1から第6実施形態のガラス物品の製造装置11において、第1挟持部P1よりも搬送方向Yの上流側にガラスリボンGの成形や冷却を行うローラー対を設けることもできる。
・第1から第6実施形態のガラス物品の製造装置11において、第1挟持部P1の第1ローラー対14及び第2ローラー対15は、共通する駆動軸で回転駆動されるが、独立した駆動軸で回転駆動されるように構成することもできる。第2挟持部P2、第3挟持部P3、第4挟持部P4又は第5挟持部P5の第1ローラー対14及び第2ローラー対15についても、独立した駆動軸で回転駆動されるように構成することもできる。
・第1から第6実施形態では、ガラス物品の製造装置11は、ダウンドロー法を用いてガラスリボンGを成形する成形部12を備えているが、ダウンドロー法に限定されず、ガラスを流下成形する成形部に変更することもできる。
・前記ガラス物品(ガラスリボンG)を構成するガラスは、無アルカリガラスであってもよいし、アルカリ成分を含むガラスであってもよい。なお、ガラス物品の用途としては、例えば、ディスプレイ用途、タッチパネル用途、光電変換パネル用途、電子デバイス用途、窓ガラス用途、建材用途、及び車両用途が挙げられる。
・前記ガラス物品の製造装置11は、板ガラス以外のガラス物品の製造装置11に変更することもできる。ガラス物品の製造装置11は、例えば、ガラスリボン(ガラスフィルム)をロール状に巻き取る巻取機を備えることで、ロール状のガラス物品を製造するガラス物品の製造装置として構成することもできる。
11…ガラス物品の製造装置、13…ローラー対、14a…第1上流ローラー対、14b…第1下流ローラー対、15a…第2上流ローラー対、15b…第2下流ローラー対、G…ガラスリボン、X…幅方向、Y…搬送方向。

Claims (8)

  1. 上方から下方へ流下成形されたガラスリボンを、複数のローラー対を用いて挟持し、下方に搬送しながら前記ガラスリボンを徐冷してガラス物品を製造するガラス物品の製造装置であって、
    前記ガラスリボンの徐冷の工程で用いられる前記複数のローラー対は、
    第1上流ローラー対と、前記ガラスリボンの幅方向において前記第1上流ローラー対と離間して配置される第2上流ローラー対と、
    前記ガラスリボンの搬送方向において前記第1上流ローラー対よりも下流側に配置される第1下流ローラー対と、
    前記第2上流ローラー対よりも下流側であり、前記幅方向において前記第1下流ローラー対と離間して配置される第2下流ローラー対とを備え、
    前記ガラスリボンにおいて前記第1上流ローラー対で挟持した部分の一部又は全体を挟持しないように前記第1下流ローラー対が配置された第1の構成、及び
    前記ガラスリボンにおいて前記第2上流ローラー対で挟持した部分の一部又は全体を挟持しないように前記第2下流ローラー対が配置された第2の構成の少なくとも一方の構成を有することを特徴とするガラス物品の製造装置。
  2. 前記第1の構成及び前記第2の構成のいずれも有することを特徴とする請求項1に記載のガラス物品の製造装置。
  3. 前記第1の構成を有し、前記第1の構成は、前記ガラスリボンにおいて前記第1上流ローラー対で挟持した部分の1/3以上を挟持しないように前記第1下流ローラー対が配置された構成であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のガラス物品の製造装置。
  4. 前記第2の構成を有し、前記第2の構成は、前記ガラスリボンにおいて前記第2上流ローラー対で挟持した部分の1/3以上を挟持しないように前記第2下流ローラー対が配置された構成であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のガラス物品の製造装置。
  5. 前記第1上流ローラー対は、前記第1下流ローラー対よりも前記ガラスリボンの一側縁に近い位置を挟持するように配置されるとともに、前記第2上流ローラー対は、前記第2下流ローラー対よりも前記ガラスリボンの他側縁に近い位置を挟持するように配置されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のガラス物品の製造装置。
  6. 前記第1上流ローラー対及び前記第2上流ローラー対は、前記ガラスリボンの両側縁よりも前記ガラスリボンの幅方向における中央側となる位置を挟持するように配置されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のガラス物品の製造装置。
  7. 前記第1上流ローラー対よりも上流側及び前記第2上流ローラー対よりも上流側にそれぞれ配置され、前記徐冷の工程の前工程として前記ガラスリボンの成形又は冷却を行うローラー対をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のガラス物品の製造装置。
  8. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載のガラス物品の製造装置を用いてガラス物品を製造することを特徴とするガラス物品の製造方法。
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