JP6547391B2 - 燃料電池システム用電線案内装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、燃料電池システムの筐体の内部に設けられた接続端子台に接続される電線を通過させて案内する案内口を有する燃料電池システム用電線案内装置に関する。
燃料電池システム用電線案内装置は、電線を通過させて案内する配線ポート即ち案内口は複数設けられ、何れも同一の平面に設けられていた。(例えば、特許文献1参照。)
特開2012−160299号公報
しかしながら、この様な、案内口を同一の平面に設けた燃料電池システム用電線案内装置おいては、取り回しが複雑となる電線の集中化を避けるために、案内口同士の距離を離して配置していた。従って、案内口同士間に所定の距離を確保するには、前記平面の面積即ち水平投影面積を増大せざるを得ないものであった。
そこで、本発明は、水平投影面積よりも広い第二平面に案内口群の一部を設けることができる燃料電池システム用電線案内装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る燃料電池システム用線案内装置は、燃料電池システムの筐体の内部に設けられた複数の接続端子台により構成された接続端子台群と、前記接続端子台群に接続される複数の電線により構成された電線群と、前記電線群を通過させて案内する複数の案内口により構成された案内口群と、前記案内口群が設けられた案内ボックスと、を備え、前記案内口群が、前記案内ボックスの第一平面及び前記第一平面に対して傾斜した第二平面に設けられ、前記筐体は、前記接続端子台群を収容したブレーカボックス室と、前記ブレーカボックス室に隣接して設けられて、一部が外部に露呈した空間と、前記ブレーカボックス室と前記空間とを区画する区画プレートと、前記区画プレートに設けられて前記電線群を通す開口と、を備え、前記案内ボックスは、前記空間内で前記開口を蓋う位置に装着され、前記案内ボックスを前記開口から離れる方向に移動させる移動機構を備えたことを要旨とする。
これによれば、第二平面は第一平面とは傾斜しているので、第二平面の面積は、第一平面と同一平面に対して形成される第二平面の水平投影面積よりも大きくなる。従って、水平投影面積よりも広い第二平面に案内口群の一部を設けることができる燃料電池システム用電線案内装置を提供できる。第二平面は、水平投影面積の増大を抑えて案内口同士間に所定の距離を確保できる。
本発明の適用形態に係り、燃料電池システムを示す図である。 本発明の燃料電池システム用電線案内装置が設けられる燃料電池システムの筐体を示す斜視図である。 本発明の燃料電池システム用電線案内装置における電線群の案内を示す説明図である。 本発明の燃料電池システム用電線案内装置における案内ボックスの一実施例を示す平面図である。 図4に示す案内ボックスの側面図である。 本発明の燃料電池システム用電線案内装置における案内ボックスの他の実施例を示す平面図である。
以下、本発明による燃料電池システム用電線案内装置を適用した燃料電池システムについて、図面を参照して説明する。図1は、燃料電池システム10と、燃料電池システム10と電気的に接続される電気機器を示し、電気機器としては、商用電源91、給湯器92、自立コンセント93が例示される。商用電源91、給湯器92、自立コンセント93に接続された複数の電線で構成される電線群30は、燃料電池システム用電線案内装置11を通過して案内されて、燃料電池システム10の筐体12の内部に設けられた複数の接続端子台で構成される接続端子台群40に接続される。
電線群30は、具体的には、商用電源91に接続された発電ユニット電源線31、商用電源91に接続された給湯器電源入力線32、給湯器92に接続された給湯器電源出力線33、自立コンセント93に接続された自立運転出力線34、給湯器92に接続された通信用の信号線35及び接地されたアース線36にて構成される。電線群30のうち、交流用電線には、発電ユニット電源線31、給湯器電源入力線32、給湯器電源出力線33、自立運転出力線34及びアース線36が相当する。また、電線群30のうち、直流用電線には、信号線35が相当する。
筐体12は、内部に電気化学反応にて発電する発電ユニット(図示略)が設けられている。図2にて示した筐体12は、正面の上側に設けたフロント大パネル14(図2は、説明の都合上、図示下方の部分を切欠いて示す。)の下方に設けられたフロント小パネルが取り外された状態である。また、図2に示す筐体12は、フロント大パネル14の下方の一部を切り欠いて示され、右側面カバー15もフロント大パネル14と同様に下方の一部を切り欠いて示されている。
筐体12は、フロント大パネル14と右側面カバー15および背面カバー16にて区画されたブレーカボックス室17を内部に備える。図2及び図3に示す如く、ブレーカボックス室17とは隣接してブレーカボックス室17の下方に蹴込み空間18(空間に相当する)が筐体12に設けられている。蹴込み空間18は、図2に示す如く、右側面が大気に露呈した空間である。ブレーカボックス室17と蹴込み空間18とは、開口19を介して連通する。開口19は、図2及び図3に示す如く、ブレーカボックス室17と蹴込み空間18とに区画する区画プレート20に設けられている。
ブレーカボックス室17には、図3に示す如く、複数の接続端子台からなる接続端子台群40が設けられている。図2及び図3に示す如く、蹴込み空間18には、燃料電池システム用電線案内装置11の案内ボックス50が、開口19を下方から蓋うように設けられている。案内ボックス50は、図3に示す如く、スライドガイドレール59(移動機構に相当する)を備え、このスライドガイドレール59が筐体12に設けられたレール案内部材(図示略)により、移動自在に設けられている。案内ボックス50は、装着位置であるとともに開口19を覆う位置から、開口19から離れる方向即ち水平に手前方向(正面方向で図2の左方)に移動して、開口19の蹴込み空間18側である即ち開口19の下方に作業用スペースを形成する。なお、蹴込み空間18が、ブレーカボックス室17の下方に代えて、ブレーカボックス室17の側方に設けられた場合には、案内ボックス50が開口19の側方を蓋うように設けられるもので、その様な場合、案内ボックス50は移動して、開口19の蹴込み空間18側である側方に作業用スペースを形成する。
接続端子台群40は、図3に示す如く、端子台41、端子台42、端子台43、端子台44、端子台45及び端子台46にて構成される。具体的には、端子台41は、信号線35の接続用である。端子台42は、自立運転出力線34の接続用である。端子台43は、発電ユニット電源線31の接続用である。端子台44は、給湯器電源入力線32の接続用である。端子台45は、給湯器電源出力線33の接続用である。端子台46は、アース線36の接続用である。
案内ボックス50は、図3、図4及び図5に示す如く、水平な第一平面51及び第一平面51に対して第一所定角度αだけ傾斜した第二平面52が設けられる。第一所定角度αは、具体的には、90度を越えないものとする。第一平面51及び第二平面52には、電線群30を通過させて、接続端子台群40へと案内する複数の案内口から構成される案内口群60が設けられている。
案内口群60は、図3、図4及び図5に示す如く、第一平面51に設けられた案内口61、62及び63と、第二平面52に設けられた案内口64、65及び66にて構成される。案内口群60は、線群30を通過させて、接続端子台群40に案内する。具体的には、図3に示す如く、案内口61は、信号線35を通過させて、端子台41へと案内する。案内口62は、アース線36を通過させて、端子台46へと案内する。案内口63は、給湯器電源入力線32を通過させて、端子台44へと案内する。案内口64は、発電ユニット電源線31を通過させて、端子台43へと案内する。案内口65は、給湯器電源出力線33を通過させて、端子台45へと案内する。案内口66は、自立運転出力線34を通過させて、端子台42へと案内する。内口群60の案内口は、電線群30における電線での取り回しが複雑となる電線の集中化を避けるために、案内口群60の案内口同士は、所定の距離が確保された位置に配置される。
案内口63、64、65及び66は、給湯器電源入力線32、発電ユニット電源線31、給湯器電源出力線33及び自立運転出力線34を案内するものであり、よって、交流用電線用の案内口(第一案内口に相当する)である。案内口61は、通信の信号線35を案内するものであり、よって、直流用電線用の案内口(第二案内口に相当する)である。案内口62は、アース線36を案内するものであり、よって、アース線36用の案内口(第三案内口に相当する)である。
図3に示す如く、直流用電線用の案内口(第二案内口に相当する)61は、交流用電線用の案内口63、64、65及び66とは、所定の距離(例えば、50mm)離して設けられているため、直流用電線へのノイズが防止できる。図3に示す如く、アース線36用の案内口62は、直流用電線用の案内口(第二案内口に相当する)61及び交流用電線用の案内口63、64、65及び66とは、所定の距離(例えば、50mm)離して設けられているため、アース線36へのノイズが防止できる。
なお、直流用電線用の案内口61と交流用電線用の案内口63、64、65及び66とは別の平面に設ける、例えば、直流用電線用の案内口61と交流用電線用の案内口63、64、65及び66とのうち、一方は、第一平面51と第二平面52のうちの一方に、また、直流用電線用の案内口61と交流用電線用の案内口63、64、65及び66との他方は、第一平面51と第二平面52のうちの他方に設ける構成とすることもできる。これによれば、直流用電線へのノイズ防止を更に向上することが可能となる。直流用電線のアース線も、同様に、信号線とは、異なる平面に設けられた案内口にて案内すると、アース線へのノイズ防止を更に向上できる。この様に、電線群30を構成する電線のうち、ノイズの要因となる電線同士は、その一方の電線は、第一平面51に設けられた案内口と第二平面52に設けられた案内口のうちの一方に案内される様にし、また他方の電線は、第一平面51に設けられた案内口と第二平面52に設けられた案内口のうちの他方に案内される様に構成すると、ノイズ防止を更に向上できる。
燃料電池システム用電線案内装置11にて、電線群30が接続端子台群40へと案内し、接続される場合を、以下に説明する。図2に示す如く、既に、フロント小パネルが取り外された状態とされた筐体12において、フロント大パネル14を取り外して、筐体12の正面を開け、ブレーカボックス室17を臨める状態にする。燃料電池システム用電線案内装置11の案内ボックス50を、図2示の開口19を蓋った位置から、スライドガイドレール59の作用により、図2左方なる筐体12の正面手前と引き出す。案内ボックス50は、引き出されたことにより、案内ボックス50に設けられた案内口群60は、区画プレート20により狭められていた視界が広がり、案内ボックス50の案内口群60が見やすくなる。そして、案内ボックス50の下方から、線群30の各電線を案内口群60の各案内口に差し入れて、案内ボックス50の上方から引き出す。これにより、電線群30の案内口群60への差込と引き出しができ、電線群30の案内口群60による案内が容易に行える。
次に、案内口群60から引き出された電線群30を、区画プレート20に設けられた開口19を通して、接続端子台群40へと案内する。電線群30の電線は、図3に示す如く、接続端子台群40の対応する端子台に接続する。これにて、燃料電池システム用電線案内装置11にて、電線群30を接続端子台群40へと案内し、接続作業は終了する。
次に、電線群30が、接続端子台群40に正常に接続されているかの接続チェック作業について、説明する。この接続チェック作業は、電線群30の電線を開口19内に向けて押し込む様に、電線を引っ張って行う。その際は、案内ボックス50はスライドガイドレール59の作用により、開口19から離れた位置に移動しているため、開口19の下方には、作業用スペースが生じている。その結果、接続端子台群40に電線群30が正常に接続されているかのチェック作業が阻害されず容易となり、作業性が向上できる。
前述の電線群30の接続端子台群40への接続作業及び接続チェック作業が終了すると、案内ボックス50を、スライドガイドレール59の作用により、筐体12の空間18内に戻し、開口19を下方から蓋う装着位置に復帰させる。フロント大パネル14を筐体12に取付けて、ブレーカボックス室17を閉じる。フロント小パネルを、取付位置であるフロント大パネル14の下方に取付けて、空間18の正面を覆う。接続作業及び接続チェック作業後、ブレーカボックス室17と連通する開口19は、案内ボックス50にて覆うことができるので、案内ボックス50にてブレーカボックス室17への塵芥等の侵入防止ができる。
以下に、案内ボックス50において、第一平面51に対して第一所定角度αだけ傾斜した第二平面52の面積は、第一平面51と同一平面に対して形成される第二平面52の水平投影面積よりも広いことについて、図5を参照して、説明する。案内ボックス50における第一平面51と第二平面52との水平投影した全長の長さをL1(第一長さに相当する)とする。これに対する第一平面51の水平投影した長さをL2(第二長さに相当する)とする。従って、第二平面52における水平投影した即ち第一平面51の延長方向に伸ばした長さL3は、L3=L1−L2で表される。第二平面52は、第一平面51に対して第一所定角度αだけ傾斜しているので、第二平面52の長さLxは、前述のL3=L1−L2よりも長くなることは明らかである。
よって、第一平面51に対して第一所定角度αだけ傾斜した第二平面52の面積は、第一平面51と同一平面に対して形成される一定である第二平面52の水平投影面積よりも大きくなる。従って、一定である水平投影面積よりも広い第二平面52に案内口群60の一部を設けることができる燃料電池システム用電線案内装置を提供できる。第二平面52は、水平投影面積の増大を抑えて案内口群60の案内口同士間に所定の距離を確保できる。第二平面52は、水平投影面積の増大を抑えて、案内口群60の案内口の増設への対応も可能であり、より多くの案内口を設けることができる。
次に、本発明の燃料電池システム用電線案内装置11における案内ボックス50の他の実施例について、図6を参照して説明する。図6に示す案内ボックス50は、前述の図5に示した一実施例とは、第三平面53を設けたことのみが相違する。図6に示す案内ボックス50の第二平面52は、第一平面51とは、第三平面53を介して連結される。
第三平面53の他端53bは第一平面51の一端51aに接続され、第三平面53の一端53aは第二平面52の他端52bに接続されるとともに、第三平面53は、第一平面51に対して傾斜して配設されている。具体的には、図6に示す如く、第三平面53は、第一平面51に対して第二所定角度βだけ傾斜して配設される。これにより、第二平面52は、第一平面51に対して第一所定角度αより大きい第三所定角度γだけ傾斜して配設される。なお、第二所定角度βは、具体的には、第二平面52の他端52bが、第二平面52の一端52aを中心として第三平面53の他端53bと第一平面51の一端51aとが接続された点と第二平面52の一端52aとを結ぶ線分Bを半径とする円の外側に位置できる角度であり、これにより、第二平面52の他端52bと第二平面52の一端52aとを結ぶ線分Aの長さは、線分Bよりも長くなる。
図6は、比較のために、図5に示した案内ボックス50の一実施例も、図6に、オーバーラップさせて示し、案内ボックス50における長さ関係の表示も、図5の場合と同様とする。
図6に示す如く、第二平面52の長さLyは、線分Aである第三平面53の一端53aと接続された第二平面52の他端52bから第二平面52の一端52aまでの長さに相当し、これは、線分Bである第三平面53の他端53bと第一平面51の一端51aとが接続された点と第二平面52の一端52aまでの長さLxより長い。なお、長さLxは、前述の図5に示した第三平面53を有しない案内ボックス50の場合における第二平面52の長さである。従って、第二平面52は、第一平面51に対して第二所定角度βだけ傾斜した第三平面53を介して連結されて、第一平面51に対して第一所定角度αより大きい第三所定角度γだけ傾斜して配設されていることにより、第二平面52の面積は、第一平面51と同一平面に対して形成される一定である第二平面52の水平投影面積よりも、更に大きくすることができる。
上述のように、本実施形態に係る燃料電池システム用電線案内装置によれば、燃料電池システム10の筐体12の内部に設けられた複数の接続端子台により構成された接続端子台群40と、接続端子台群40に接続される複数の電線により構成された電線群30と、前記電線群30を通過させて案内する複数の案内口により構成された案内口群60と、案内口群60が設けられた案内ボックス50と、を備え、案内口群60が、案内ボックス50の第一平面51及び第一平面51に対して傾斜した第二平面52に設けられる。よって、第二平面52は第一平面51に対して傾斜しているので、第二平面52の面積は、第一平面51と同一平面に対して形成される第二平面52の水平投影面積よりも大きくなる。従って、一定である水平投影面積よりも広い第二平面52に案内口群60の一部を設けることができる燃料電池システム用電線案内装置を提供できる。第二平面52は、水平投影面積の増大を抑えて案内口同士間に所定の距離を確保できる。第二平面52は、水平投影面積の増大を抑えて、案内口の増設への対応も可能であり、より多くの案内口を設けることができる。
上述のように、本実施形態に係る燃料電池システム用電線案内装置によれば、第二平面52は、第三平面53を介して第一平面51に連結され、第三平面53の他端53bは第一平面51の一端51aに接続され、第三平面53の一端53aは第二平面52の他端52bに接続されるとともに、第三平面53は、第一平面51に対して傾斜して配設されている。よって、第二平面52は、第一平面51に対して傾斜した第三平面53を介して連結されて、第一平面51に対して傾斜して配設されていることにより、第二平面52の面積は、第一平面51と同一平面に対して形成される一定である第二平面52の水平投影面積よりも、更に大きくすることができる。
上述のように、本実施形態に係る燃料電池システム用電線案内装置によれば、筐体12は、接続端子台群40を収容したブレーカボックス室17と、ブレーカボックス室17に隣接して設けられて、一部が外部に露呈した空間18と、ブレーカボックス室17と空間18とを区画する区画プレート20と、区画プレート20に設けられて電線群30を通す開口19と、を備え、案内ボックス50は、空間18内で開口19を蓋う位置に装着され、案内ボックス50を開口19から離れる方向に移動させる移動機構59を備える。よって、案内ボックス50は、開口19から離れることにより、区画プレート20により狭められていた案内口60への視界が広がり、案内ボックス50の案内口群60が見やすくなる。従って、接続作業の際、線群30の各電線を案内口群60の各案内口に差し入れて、案内ボックス50から引き出す作業が容易になる。接続端子台群40に電線群30が正常に接続されているかの接続チェック作業は、開口19内に向けて押し込む様に、電線を引っ張って行なれる。その際は、移動機構59により、案内ボックス50は開口19から離れた位置に移動できるため、開口19の空間18側には、作業用スペースが生じる。その結果、接続端子台群40に電線群30が正常に接続されているかのチェック作業が阻害されず容易となり、その作業性が向上できる。接続作業及び接続チェック作業後、ブレーカボックス室17と連通する開口19は、案内ボックス50にて覆うことができるので、案内ボックス50にてブレーカボックス室17への空間18からの塵芥等の侵入防止ができる。
上述のように、本実施形態に係る燃料電池システム用電線案内装置によれば、電線群30は、交流用電線31、32、33、34、36と、直流用電線35とを有し、案内口群60は、交流用電線用の第一案内口63、64、65,66と、直流用電線用の第二案内口61とを有し、第一案内口は、第一平面51と第二平面52のうちの一方に設けられ、第二案内口は、第一平面51と第二平面52のうちの他方に設けられる。よって、案内口群60における案内口は、交流用電線用と直流用電線用とは、第一平面51と第二平面52とに分けられて設けられることにより、直流用配線へのノイズ防止をより向上できる。
上述のように、本実施形態に係る燃料電池システム用電線案内装置によれば、電線群30は、さらにアース線36を備え、案内口群60は、アース線36用の第三案内口62を備え、第三案内口62は、第一案内口63、64、65,66及び第二案内口61から所定の距離離して設けられる。よって、アース線36に対するノイズ防止をより向上できる。
なお、複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の特徴部分を適宜組合せることが可能であることは、明らかである。
10…燃料電池システム、11…燃料電池システム用電線案内装置、12…筐体、17…ブレーカボックス室、18…空間、19…開口、20…区画プレート、30…電線群、31、32、33、34…交流用電線、35…直流用電線、36…アース線、40…接続端子台群、50…案内ボックス、51…第一平面、52…第二平面、53…第三平面、60…案内口群、61…第二案内口、62…第三案内口、63、64、65、66…第一案内

Claims (4)

  1. 燃料電池システムの筐体の内部に設けられた複数の接続端子台により構成された接続端子台群と、
    前記接続端子台群に接続される複数の電線により構成された電線群と、
    前記電線群を通過させて案内する複数の案内口により構成された案内口群と、
    前記案内口群が設けられた案内ボックスと、を備え、
    前記案内口群が、前記案内ボックスの第一平面及び前記第一平面に対して傾斜した第二平面に設けられ
    前記筐体は、前記接続端子台群を収容したブレーカボックス室と、前記ブレーカボックス室に隣接して設けられて、一部が外部に露呈した空間と、前記ブレーカボックス室と前記空間とを区画する区画プレートと、前記区画プレートに設けられて前記電線群を通す開口と、を備え、
    前記案内ボックスは、前記空間内で前記開口を蓋う位置に装着され、前記案内ボックスを前記開口から離れる方向に移動させる移動機構を備えた燃料電池システム用電線案内装置。
  2. 前記第二平面は、第三平面を介して前記第一平面に連結され、
    前記第三平面の他端は前記第一平面の一端に接続され、前記第三平面の一端は前記第二平面の他端に接続されるとともに、前記第三平面は、前記第一平面に対して傾斜して配設されている請求項1に記載の燃料電池システム用電線案内装置。
  3. 前記電線群は、交流用電線と、直流用電線とを有し、
    前記案内口群は、前記交流用電線用の第一案内口と、前記直流用電線用の第二案内口とを有し、
    前記第一案内口は、前記第一平面と前記第二平面のうちの一方に設けられ、前記第二案内口は、前記第一平面と前記第二平面のうちの他方に設けられた請求項1又は2に記載の燃料電池システム用電線案内装置。
  4. 前記電線群は、さらにアース線を備え、
    前記案内口群は、前記アース線用の第三案内口を備え、
    前記第三案内口は、前記第一案内口及び前記第二案内口から所定の距離離して設けられた請求項に記載の燃料電池システム用線案内装置。
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