JP6546864B2 - 手術用メス - Google Patents

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本発明は、生体組織を切開する手術用メス、特に眼球の角膜や強膜などを切開する眼科手術用メスに関する。
従来、この種の眼科手術用メスとしては、例えば特許文献1に記載のメスがある。同文献の図7(a)には、刃部の先端部の尖った鑓形状をなす刃体を備えたメスが記載されている。また、同文献の図7(b)には、刃部の先端部の丸まった円弧形状をなす刃体を備えたメスが記載されている。
例えば上記の鑓形状の刃部を有するメスを用いて白内障手術を行なう場合には、まず、図10(a)に太実線にて示すように、結膜40及び強膜41の順に刃部の先端部を刺入する。強膜41内に刃部の先端部が0.5mm程刺通されたところで、図10(b)に太実線にて示すように、刃部の進行方向を変更し、その先端を角膜42に対向させて押圧することで角膜42に刃部の先端部を刺入する。そして、刃部を1mm程進行させて角膜42を刺通する。その後、図10(c)に太実線にて示すように、刃部の進行方向を再び変更し、前房43内に穿孔することによりトンネル状の切開創口を形成する。
特許第4269299号
ところで、従来のメスでは、比較的硬い角膜42を刺通する際の抵抗が大きく、切開創口を形成するのに大きな力が必要となる。そこで、角膜42を切開する際の抵抗を低減するために、刃部の板厚を薄くすることが有効であると本願発明者は考えた。しかしながら、刃部の板厚を薄くすると、刃部の剛性が不足することとなり、角膜42を切開する際に刃部が撓うことで切開創口の正確な形成が難しくなる。
なお、こうした問題は、白内障手術に用いられる上記鑓形状のメスに限定されるものではなく、刃部の先端部の丸まった円弧形状の刃体を有するメスなどにおいても概ね同様にして生じ得るものである。
本発明の目的は、刃部が撓うことを抑制しつつ生体組織を切開する際の抵抗を低減することのできる手術用メスを提供することにある。
上記目的を達成するための手術用メスは、一対の刃縁が形成された刃部を有する刃体を備え、前記刃部の少なくとも一方の面には、一対の平面部が前記刃部の幅方向の中央を挟んで設けられており、前記一対の平面部の間には、前記刃部の先端よりも基端側の位置から基端側に向けて延在するリブが突設されており、前記一対の平面部と前記リブとにより段差が形成されており、前記刃部における前記リブが設けられた面は前記刃縁を形成する一対の傾斜面部を有しており、前記一対の平面部は、前記一対の傾斜面部の幅方向の内側に位置しており、前記リブの頂面の先端縁は、前記傾斜面部と隣り合うとともに前記刃縁の先端部分に沿っている。
同構成によれば、リブにより刃部の剛性が高められるため、刃部におけるリブの設けられていない部分の板厚を薄くしつつ、生体組織を切開する際に刃部が撓うことを抑制することができる。
また、一対の平面部の間に、これら平面部と段差を形成するリブが設けられていることで、刃部の平面部と生体組織との間に空間が生じ、同面と生体組織との接触面積が小さくなる。また、傾斜面部とリブの頂面の先端縁とが円滑に連なることとなる。
したがって、刃部が撓うことを抑制しつつ生体組織を切開する際の抵抗を低減することができる。
術用メスにおいて、前記リブは、前記刃部の幅が最大となる最大幅部の位置まで延在していることが好ましい。
同構成によれば、リブの頂面の先端縁の基端の位置から最大幅部の位置まで刃部を進行させる際に、リブが撓うことを適切に抑制できる。
手術用メスにおいて、前記リブは、前記リブの頂面の先端縁の基端の位置から前記最大幅部の位置まで同一の断面形状を有していることが好ましい。
同構成によれば、リブの頂面の先端縁の基端の位置から最大幅部の位置まで刃部を進行させる際に、リブの断面形状が変化しない。このため、リブの断面形状に起因してメスを進行させる際の抵抗が変動することを防止できる。
手術用メスにおいて、前記刃体は、前記刃部の先端部の尖った鑓形状をなしていることが好ましい。
同構成によれば、所謂鑓形の刃体を有するメスにおいて、上記の各効果を好適に奏することができる。
本発明によれば、刃部が撓うことを抑制しつつ生体組織を切開する際の抵抗を低減することができる。
手術用メスの一実施形態について、メス全体を示す正面図。 同実施形態のメスの刃体を拡大して示す拡大平面図。 同実施形態のメスの刃体を拡大して示す拡大側面図。 図2の4−4線に沿った刃体の断面構造を示す断面図。 (a)はリブ加工がされていない刃体の平面図、(b)はリブの幅が0.2mmの刃体の平面図、(c)はリブの幅が0.5mmの刃体の平面図、(d)リブの幅が1.0mmの刃体の平面図、(e)はリブの幅が1.5mmの刃体の平面図。 突刺し抵抗値の時間推移の測定結果を示すグラフ。 同実施形態のメスの作用を説明する図であって、生体組織にリブが食い込んでいる状態を模式的に示す断面図。 変形例における刃体の断面構造を模式的に示す断面図。 他の変形例における刃体の断面構造を模式的に示す断面図。 眼球の強膜及び角膜に切開創口を形成する手順を示す断面図であって、(a)は、刃部の先端部が強膜に刺通された状態を示す図、(b)は、刃部の先端部が角膜に刺通された状態を示す図、(c)は、前房内に穿孔された状態を示す図。
以下、図1〜図7を参照して、手術用メス(以下、単にメスと称する。)を、白内障手術に用いられるベベルアップ形のメスとして具体化した一実施形態について説明する。
図1に示すように、メスは、アルミニウムなどの金属材料または硬質樹脂材料により形成された丸棒状のハンドル30と、ハンドル30の先端部に取り付けられたステンレス鋼製の刃体10とを備えている。
刃体10は、軸部11と、軸部11の先端側に一体に形成され、先端部の尖った平板状の刃部12とを有しており、鑓形状をなしている。軸部11は、ハンドル30に取り付けられた基端部111と、刃部12に連なる先端部112とを有しており、先端部112は基端部111に対して所定角度(例えば45度)曲げられている。
図2〜図4に示すように、刃部12は、上側に位置する第1面13と、下側に位置する第2面14とを有している。
図2に示すように、刃部12は、平面視において仮想直線Vを軸に対称な形状を有している。刃部12の幅(同図における上下の長さ)は、先端121から基端側に向けて連続的に大きくされており、最大幅部122において最大となる。
図2〜図4に示すように、第1面13は、一対の刃縁17をそれぞれ形成する一対の傾斜面部16と、一対の傾斜面部16の幅方向の内側にそれぞれ位置する一対の平面部15とを有している。一対の傾斜面部16は、一対の平面部15と幅方向にそれぞれ隣り合っている。本実施形態のメスは、刃付け面として機能する上記一対の傾斜面部16を上側に向けた状態において、軸部11の基端部111が先端部112に対して上側に向けて曲げられたベベルアップ形のメスを構成している(図1参照)。
図2に示すように、第1面13における幅方向の中央、すなわち幅方向における一対の平面部15の間には、刃部12の先端121よりも基端側の位置から基端側に向けて延在するリブ18が突設されている。
図4に示すように、リブ18は、一対の平面部15に対してそれぞれ直交する一対の側面20と、平面部15と平行をなす頂面19とを有しており、幅方向に対して長い略長方形の断面形状を有している。リブ18の頂面19と側面20との間の角部21は湾曲面状をなしている。
図2及び図4に示すように、リブ18の頂面19の先端縁191は、刃縁17の先端部分に沿ったV字状をなしており、傾斜面部16と隣り合っている。
リブ18は、頂面19の先端縁191の基端の位置A1から最大幅部122の位置A2よりも基端側の位置まで同一の断面形状を有しており、リブ18の幅及び高さがそれぞれ同一とされている(図4参照)。また、リブ18は、軸部11の先端部112に連なっている。
一方、図3及び図4に示すように、第2面14全体は平面状をなしている。
次に、眼球の角膜を模擬したシリコンシートに対して刃部を突刺す際の抵抗値(以下、突刺し抵抗値と称する。)の測定結果について説明する。なお、この測定では、図5(a)〜図5(e)に示す刃体10,110を用いて、突刺し速度20mm/minにてそれぞれ測定を行なった。
図5(a)〜図5(e)に示す刃体10,110では、いずれも、刃角度α(図4参照)が20度とされ、最大幅部122の幅が2.75mmとされている。
図5(a)に示す比較例の刃体110は、リブ18を有しておらず、最大板厚が0.15mmとされている。
図5(b)〜図5(e)に示す刃体10は、いずれもリブ18を有しており、リブ18における板厚が0.15mmとされている。また、平面部15における板厚が0.07mmとされており、平面部15からのリブ18の突出高さは0.08mmとされている。すなわち、リブ18を有する刃体10の最大板厚と比較例の刃体の最大板厚とが同一とされている。
図5(b)〜図5(e)に示す刃体10は、0.2mm、0.5mm、1.0mm、1.5mmの幅Wのリブ18をそれぞれ有している。
図6に、突刺し抵抗値の時間推移の測定結果を示す。
図6に示すように、測定開始から約3秒まで、すなわち、刃部の先端がシリコンシートの表面に刺さり始めるまでは、突刺し抵抗値は時間の経過とともに急激に増大した。このとき、突刺し抵抗値は、リブ18の有無及びリブ18の幅Wにかかわらず略同様に推移した。
その後、約5秒まで、すなわち、刃部の先端から0.5mm程の部分がシリコンシートに刺通されるまでは、突刺し抵抗値は時間の経過とともに増大したが、その傾きは、それまでよりも緩やかとなった。このとき、リブ18の幅Wが0.2mm、0.5mmの刃体10の場合において、突刺し抵抗値が最も緩やかに増大した。
その後、最大幅部122がシリコンシートに刺通される約11秒までは、突刺し抵抗値は時間の経過とともに減少した。このとき、リブ18の幅Wが0.2mm、0.5mmの刃体10の場合において、突刺し抵抗値が最も急激に減少した。また、リブ18の幅Wが1.0mmの刃体10の場合においても、突刺し抵抗値はリブ18を有していない刃体110の場合に比べて低く推移した。
その後、前述した角膜42(図10参照)にトンネル状の切開創口が形成される約13秒までは、突刺し抵抗値は時間の経過とともに減少したが、その傾きは、それまでよりも急となった。
以上の測定結果から、リブ18の幅Wを、0.2mm以上、0.5mm以下に設定することが、角膜42を刺通する際の突刺し抵抗値を小さくする上で好ましいといえる。
以上説明した本実施形態に係る手術用メスによれば、以下に示す作用効果が得られるようになる。
(1)刃部12の第1面13における幅方向の中央には、刃部12の先端121よりも基端側の位置から基端側に向けて延在するリブ18が突設されている。
こうした構成によれば、リブ18により刃部12の剛性が高められるため、刃部12におけるリブ18の設けられていない部分の板厚を薄くしつつ、眼球の角膜などの比較的硬い生体組織に刃部12を刺通する際に刃部12が撓うことを抑制することができる。
また、図7に模式的に示すように、リブ18が設けられていることで、刃部12におけるリブ18の設けられた第1面13と生体組織Bとの間に空間が生じ、同第1面13と生体組織Bとの接触面積が小さくなる。
したがって、刃部12が撓うことを抑制しつつ生体組織Bに刃部12を刺通する際の抵抗を低減することができる。
また、上記構成によれば、図7に模式的に示すように、刃部12を生体組織Bに刺通する際に、リブ18が生体組織Bに食い込むことにより刃部12がリブ18の延在方向に沿って案内される。このため、刃部12の直進性が向上し、刃部12の幅方向の変位、すなわち横ぶれを好適に抑制することができる。したがって、切開創口の生体組織が傷つけられにくくなり、すなわち、低侵襲となり、切開創口の自己閉鎖が早くなる。
(2)リブ18の頂面19の先端縁191は、傾斜面部16と隣り合うとともに刃縁17の先端部分に沿っている。
こうした構成によれば、一対の傾斜面部16とリブ18の頂面19の先端縁191とが円滑に連なることとなり、生体組織を切開する際の抵抗を好適に低減することができる。
(3)リブ18は軸部11まで延在している。このため、刃部12の剛性を好適に高めることができる。したがって、リブ18の頂面19の先端縁191の基端の位置A1から最大幅部122の位置A2まで刃部12を進行させる際に、リブ18が撓うことを適切に抑制できる。
(4)リブ18は、頂面19の先端縁191の基端の位置A1から最大幅部122の位置A2まで同一の断面形状を有している。
こうした構成によれば、リブ18の頂面19の先端縁191の基端の位置A1から最大幅部122の位置A2まで刃部12を進行させる際に、リブ18の断面形状が変化しない。このため、リブ18の断面形状に起因してメスを進行させる際の抵抗が変動することを防止できる。
(5)リブ18の頂面19と側面20との間の角部21が湾曲面状をなしているため、リブ18の角部21により生体組織が傷つけられることを抑制できる。
<変形例>
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・本発明の目的の範囲内においてリブ18の幅や刃角度などを適宜変更することができる。
・刃部12の第2面14や一対の平面部15、リブ18の頂面19、あるいは側面20などの面は完全な平面でなくともよい。例えば刃体10をプレス加工により成形する場合には、これらの面にプレス加工に起因した段差やプレス痕が残る場合がある。こうした場合であっても、上記実施形態の作用効果(1)〜(5)に準じた作用効果を得ることができる。
・上記実施形態では、略長方形状の断面形状を有するリブ18について例示したが、リブ18の断面形状を略台形状にすることもできる。この場合においても、リブ18の角部21を湾曲面状にすることが好ましい。また、リブ18の断面形状を例えば半円形状などの弓形状にすることもできる。
・リブ18の角部21を直角状にすることもできる。
・例えばリブ18の断面積が刃部12の基端側ほど連続的に大きくなるようにリブ18の断面形状を設定することもできる。
・リブ18が軸部11に連なっていなくてもよい。
・上記実施形態では、一対の傾斜面部16と一対の平面部15とが幅方向にそれぞれ隣り合う形状としたが、刃縁17を形成する第1傾斜面部と平面部との間に、第1傾斜面部と平面部との双方に対して傾斜した第2傾斜面部を設けることもできる。
・例えばリブ18における刃部12の板厚を基端側ほど厚くしてもよい。また、リブ18の幅を基端側ほど大きくしてもよい。
・ベベルダウン形のメスに対して本発明を適用することもできる。図8に示すように、ベベルダウン形のメスでは、刃部12の第2面14に刃縁17を形成する傾斜面部26が形成されている。また、図示は省略するが、刃付け面として機能する一対の傾斜面部26を下側に向けた状態において、軸部11の基端部111が先端部112に対して上側に向けて曲げられている。この場合、第2面14に形成された一対の平面部25の間にリブ28を突設すればよい。
・バイベベル形のメスに対して本発明を適用することもできる。図9に示すように、バイベベル形のメスでは、刃部12の第1面13及び第2面14の双方に刃縁17を形成する傾斜面部16,26が形成されている。また、図示は省略するが、刃付け面としてそれぞれ機能する一対の傾斜面部16を上側に向けるとともに一対の傾斜面部26を下側に向けた状態において、軸部11の基端部111が先端部112に対して上側に向けて曲げられている。この場合、第1面13及び第2面14の双方にリブ18,28をそれぞれ突設してもよい。また、第1面13のみにリブ18を突設してもよいし、第2面14のみにリブ28を突設してもよい。
・軸部11の先端部112が基端部111に対して曲げられていないもの、すなわち先端部112と基端部111とが同一直線上に配置されるものであってもよい。
・上記実施形態では、平面視において仮想直線Vを軸に対称な形状を有する刃部12について例示したが、非対称な形状の刃部を有するメスに対して本発明を適用してもよい。
・上記実施形態及び上記変形例では、鑓形状をなす刃体10について例示したが、刃部の先端部の丸まった円弧形状をなす刃体、所謂クレセント形の刃体に対して本発明を適用することもできる。
(課題を解決するための手段に関する付記)
上記課題を解決するための手段は、上記実施形態及びその変形例から把握できる技術的思想である以下の(付記項1)〜(付記項5)を含む。
(付記項1)
刃縁が形成された刃部を有する刃体を備え、
前記刃部の少なくとも一方の面における幅方向の中央には、前記刃部の先端よりも基端側の位置から基端側に向けて延在するリブが突設されている、
手術用メス。
(付記項2)
前記刃部における前記リブが設けられた面は前記刃縁を形成する傾斜面部を有し、
前記リブの頂面の先端縁は、前記傾斜面部と隣り合うとともに前記刃縁の先端部分に沿っている、
付記項1に記載の手術用メス。
(付記項3)
前記リブは、前記刃部の幅が最大となる最大幅部の位置まで延在している、
付記項1または付記項2に記載の手術用メス。
(付記項4)
前記リブは、前記リブの頂面の先端縁の基端の位置から前記最大幅部の位置まで同一の断面形状を有している、
付記項3に記載の手術用メス。
(付記項5)
前記刃体は、前記刃部の先端部の尖った鑓形状をなしている、
付記項1〜付記項4のいずれか一項に記載の手術用メス。
10,110…刃体、11…軸部、111…基端部、112…先端部、12…刃部、121…先端、122…最大幅部、13…第1面、14…第2面、15,25…平面部、16,26…傾斜面部、17…刃縁、18,28…リブ、19…頂面、191…先端縁、20…側面、21…角部、30…ハンドル、40…結膜、41…強膜、42…角膜、43…前房。

Claims (2)

  1. 一対の刃縁が形成された刃部を有する刃体を備え、
    前記刃部の少なくとも一方の面には、一対の平面部が前記刃部の幅方向の中央を挟んで設けられており、
    前記一対の平面部の間には、前記刃部の先端よりも基端側の位置から基端側に向けて延在するリブが突設されており、
    前記一対の平面部と前記リブとにより段差が形成されており、
    前記刃部における前記リブが設けられた面は前記刃縁を形成する一対の傾斜面部を有しており、
    前記一対の平面部は、前記一対の傾斜面部の幅方向の内側に位置しており、
    前記リブの頂面の先端縁は、前記一対の傾斜面部と隣り合うとともに前記刃縁の先端部分に沿っている、
    手術用メス。
  2. 前記リブは、前記刃部の幅が最大となる最大幅部の位置まで延在している、
    請求項1に記載の手術用メス。
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