JP4255822B2 - 医療用刃物 - Google Patents

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本発明は、特に眼球治療用メスとして利用される医療用刃物に関するものである。
例えば、眼球の網膜中心静脈閉塞症治療を行う場合、切開された眼球表面の切開口から眼球治療用メスを挿入してその眼球治療用メスの先端部により眼底の視神経管を刺激する。その眼球治療用メスとしては、用途に応じて各種形態のものが考案されている。
しかし、その眼球治療時に眼底の視神経管を眼球治療用メスの先端部により刺激する作業は、治療者が長年養った経験上の勘や技能で行われているので、眼球治療の容易性と確実性とに欠けるおそれがあった。そこで、眼球治療用メスを利用した眼球治療の容易性と確実性とを高めることが求められていた。
この発明は、医療用刃物の使い勝手を高めること、特に、例えば眼球治療を容易かつ確実に行い得る眼球治療用メスを提供することを目的としている。
後記実施形態の図面(図4〜5に示す第2実施形態、図10〜11に示す第5実施形態)の符号を援用して本発明を説明する。
請求項1の発明(第2,5実施形態に対応)にかかる医療用刃物(手術用切断具)は下記のように構成されている。
刃板(2)の先端部に設けた刃部(3)には刃部(3)の先端部(尖端部4)から両基端部にわたり両外端縁(6)を延設するとともにこの両外端縁(6)間で区画される第一面(表面7)と第二面(裏面8)とを設けている。この両外端縁(6)のうち少なくとも一方の外端縁(6)には、刃先縁(6a)を形成するとともに、この刃先縁(6a)の延設方向(X)に対し交差する係止面(25)を有するストッパ部(23)を刃先縁(6a)を分断するように切り欠いて形成している。
さらに、前記ストッパ部(23)は、外端縁(6)の先端部(4)から基端部側へ延びる先端側刃先縁(21)の端部(21a)と外端縁(6)の基端部から先端部(4)側へ延びる基端側刃先縁(22)の端部(22a)との間で切り欠いて形成された分断部で、それらの端部(21a,22a)を結ぶ想定面(Q)よりも内側に設けられている。
さらに、前記ストッパ部(23)は、外端縁(6)の先端部(4)から基端部側へ延びる先端側刃先縁(21)から連続する案内面(24)と、外端縁(6)の基端部から先端部(4)側へ延びる基端側刃先縁(22)から連続する係止面(25)とを互いに交差させて形成されている。
請求項1の発明では、例えば、眼球の網膜中心静脈閉塞症治療を行う場合、切開された眼球表面の切開口から眼球治療用メス(M)を挿入すると、まず刃部(3)の先端部(4)が視神経管の付近で眼底の強膜に当接し、その当接による抵抗力を感じたら、眼球治療用メス(M)をさらに少し押し込む。その後、ストッパ部(23)の係止面(25)が視神経管の付近で眼底の強膜に当接して刃部(3)が停止し、刃部(3)の先端部(4)により視神経管を刺激する。そのため、ストッパ部(23)の係止面(25)に対し先端部(4)がなす距離(L)を適宜に設定すれば、刃部(3)の最大挿入量が制限されて一定になり、眼球治療を容易かつ確実に行い得る。一般に、医療用刃物(手術用切断具)にストッパ部(23)を設けることにより、患部を容易かつ確実に治療することができる。また、刃部(3)にストッパ部(23)を設けることにより、ストッパ部(23)を有する刃板(2)をコンパクトにまとめることができる。
請求項1の発明を前提とする請求項2の発明(第2,5実施形態に対応)において、前記刃部(3)で第一面(7)と第二面(8)とにはそれぞれ両側で刃先縁(6)を含む刃付け面(9)を設け、この第一面(7)及び第二面(8)で、両刃先縁(6a)の先端部(4)から延設された頂上部(19)は両刃先縁(6a)を結ぶ想定面(R)に対し刃板(2)の基端側へ向うに従い離間するように傾斜し、刃付け面(9)はこの頂上部(19)から刃板(2)の両側へ傾斜している。
請求項2の発明では、例えば、眼球の網膜中心静脈閉塞症治療を行う場合、切開された眼球表面の切開口から眼球治療用メス(M)を挿入する際、その挿入抵抗を軽減することができる。
請求項1または請求項2の発明を前提とする請求項3の発明において、医療用刃物(手術用切断具)は眼球治療用メス(M)である。請求項3の発明では、請求項1または請求項2の発明の効果を眼球治療用メス(M)において顕著に発揮させることができる。
請求項3の発明を前提とする第4の発明において、ストッパ部(23)の係止面(25)を含む想定面に対し先端部(4)がなす距離(L)は、0.2mm以上5mm以下に設定されている。第4の発明では、例えば、眼球の網膜中心静脈閉塞症治療を行う場合、刃部(3)の先端部(4)により視神経管を確実に刺激することができる。
本発明は、医療用刃物の使い勝手を高めることができる。
〔第1実施形態〕
まず、本発明の第1実施形態にかかる医療用刃物について図1及び図2〜3を参照して説明する。
図1(a)に示す医療用刃物は、眼球の表面を通して眼底に刺したりそのほか眼球の表面を切開したりするための手術用切断具(眼球治療用メスM)であって、合成樹脂からなる柄部1と、金属からなる刃板2とからなる。この刃板2は柄部1に取着され、この刃板2の先端部には図1(b)(c)に示す刃部3が形成されている。この刃板2において柄部1から刃部3までの距離は使用上不具合のないように十分な長さに設定されている。例えば、刃部3が眼底に届くのに必要な長さに設定されている。図2,3に示すように、この刃部3には、尖端部4(先端部)から両基端部にわたり両外端縁6が延設され、この両外端縁6間で表面7(第一面)と裏面8(第二面)とが区画されて形成されている。この両外端縁6のうち尖端部4から両基端部5までの所定範囲で刃先縁6aが形成されている。この刃部3の表面7には両側で刃先縁6aを含む刃付け面9が形成されているとともに、この両刃付け面9間で中間面10が区画されて形成されている。この表面7側の中間面10は、先端部11から両基端部12とを結ぶ三角形状領域で区画されている。この表面7側の両刃付け面9と中間面10との間の境界内端部13は、刃先縁6aの対辺になり、中間面10の先端部11から両基端部12にわたり刃先縁6aと平行に延設されている。刃部3の裏面8側は平坦に形成されている。なお、この裏面8にも刃付け面を形成してもよい。
前記刃部3の表面7には両外端縁6の一部にある刃先縁6aを含む両側想定面P間にある中間面10の両基端部12間で段差状のストッパ部14が形成されている。このストッパ部14は、この中間面10から垂直に立ち上がって両刃先縁6aの延設方向Xに対し交差するように延びる係止面15を有している。この係止面15については中間面10に対し刃板2の基端側へ傾斜させてもよい。
前記刃部3の表面7に隣接する刃板2の片面には前記ストッパ部14から刃板2の基端側へ延設された案内面16が形成されている。この案内面16は、前記中間面10の両基端部12間でストッパ部14の係止面15から刃板2の基端側へ向うに従い立ち上がるように中間面10に対し傾斜する頂上部17と、この頂上部17から刃板2の両側へ傾斜する側面18とを有している。ストッパ部14の係止面15は、この頂上部17の端部と中間面10の両基端部12とを結ぶ三角形状に形成されている。
さて、例えば、眼球の網膜中心静脈閉塞症治療を行う場合、まず、眼球の表面を切開する。その際、上記眼球治療用メスMを使用するか、または、この眼球治療用メスM以外で切開専用の眼球治療用メスを使用する。次に、その切開口から例えば眼底の強膜の視神経管までの通路をあける。その際、上記眼球治療用メスM以外で通路形成専用の眼球治療用メスを使用する。この切開専用の眼球治療用メスと通路形成専用の眼球治療用メスとは兼用する場合もある。最後に、その通路に上記眼球治療用メスMを挿入すると、まず刃部3の尖端部4が視神経管の付近で眼底の強膜に当接し、その当接による抵抗力を感じたら、眼球治療用メスMをさらに少し押し込む。その後、ストッパ部14の係止面15が視神経管の付近で眼底の強膜に当接して刃部3が停止し、刃部3の尖端部4により視神経管を刺激する。
このような眼球治療を適確に行うために下記のように設定されている。前記ストッパ部14の係止面15を含む想定面に対し前記尖端部4がなす距離Lについては、0.2mm≦L≦5mm、好ましくは0.7mm≦L≦3mmに設定されている。また、この尖端部4で両刃先縁6aが互いになす尖端角θについては、10°≦θ≦90°、好ましくは20°≦θ≦60°に設定されている。さらに、前記表面7側の刃付け面9が裏面8に対しなす刃先角αについては、10°≦α≦70°、好ましくは15°≦α≦50°に設定されている。前記距離Lについては、治療対象に応じて種々設定することができる。ちなみに、第1実施形態では、Lが2.2mmに設定され、両外端縁6の基端部5間の幅が1mmに設定されている。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態にかかる医療用刃物について第1実施形態との相違点を中心に図4〜5を参照して説明する。
前記刃部3の表面7と裏面8とは互いに同一形状に形成されている。この刃部3で表面7と裏面8とにはそれぞれ両側で刃先縁6aを含む刃付け面9が形成されている。この両刃先縁6aの尖端部4から延設された頂上部19は、両刃先縁6aを結ぶ想定面Rに対し刃板2の基端側へ向うに従い離間するように傾斜している。両刃付け面9はこの頂上部19から両刃先縁6a側へ傾斜している。また、この刃部3の表面7及び裏面8に隣接する刃板2の両面では、前記頂上部19が刃板2の基端側へ連続して延設され、この頂上部19から刃板2の両側へ傾斜する側面20が形成されている。
前記両刃先縁6aは、尖端部4と基端部5との間で分断され、尖端部4から基端部5側へ延びる先端側刃先縁21と、基端部5から尖端部4側へ延びる基端側刃先縁22とからなる。この先端側刃先縁21の分断端部21aとこの基端側刃先縁22の分断端部22aとの間で形成された分断部で、段差状のストッパ部23が切り欠いて形成されている。このストッパ部23は、先端側刃先縁21の分断端部21aから連続する案内面24と、基端側刃先縁22の分断端部22aから連続する係止面25とからなる。この係止面25は、両外端縁6の基端部5に近い位置で、前記頂上部19と平行に延びる案内面24に対し垂直に交差しているとともに、両刃先縁6aの延設方向Xに対しても交差している。この係止面25については案内面24に対し刃板2の基端側へ傾斜させてもよい。この案内面24及び係止面25は、前記両分断端部21a,22aを結ぶ想定面Qよりも内側に形成されている。両刃先縁6aにおいて、先端側刃先縁21と両分断端部21a,22a間の想定面Qと基端側刃先縁22とを結ぶ線分は、外側へ若干湾曲している。
第1実施形態と同様に眼球治療を行うが、その眼球治療を適確に行うために下記のように設定されている。前記ストッパ部14の係止面25を含む想定面に対し前記尖端部4がなす距離Lについては、0.2mm≦L≦5mm、好ましくは0.7mm≦L≦3mmに設定されている。また、この尖端部4で両刃先縁6aが互いになす尖端角θについては、10°≦θ≦90°、好ましくは20°≦θ≦60°に設定されている。さらに、前記表面7側の刃付け面9と前記裏面8側の刃付け面9とが互いになす刃先角αについては、10°≦α≦70°、好ましくは20°≦α≦50°に設定されている。ちなみに、第2実施形態では、Lが2.2mmに設定され、両外端縁6の基端部5間の幅が1.25mmに設定されている。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態にかかる医療用刃物について第1実施形態との相違点を中心に図6〜7を参照して説明する。
刃板2の刃部3には両外端縁6が尖端部4から両基端部5にわたり延設され、この両外端縁6間で区画される表面7と裏面8とが互いに同一形状に形成されている。この両外端縁6のうち、下側の外端縁6に刃先縁6aが形成され、上側の外端縁6には刃先縁6aの対辺になる背縁6bが形成されている。この刃部3の先端部で背縁6bには刃先縁6aに対し尖端角θをなす先端面26が形成されている。この刃部3の先端面26と基端部5との間で背縁6bには段差状のストッパ部27が形成されている。このストッパ部27は、先端面26から延びる案内面28と、この案内面28からから垂直に立ち上がって刃先縁6aの延設方向Xに対し交差するように延びる係止面29とからなる。
第1実施形態と同様に眼球治療を行うが、その眼球治療を適確に行うために下記のように設定されている。前記ストッパ部27の係止面29を含む想定面に対し前記尖端部4がなす距離Lについては、0.2mm≦L≦5mm、好ましくは0.5mm≦L≦3mmに設定されている。また、この尖端部4における前記尖端角θについては、10°≦θ≦70°、好ましくは25°≦θ≦50°に設定されている。さらに、前記表面7側の刃付け面9と前記裏面8側の刃付け面9とが互いになす刃先角αについては、10°≦α≦50°、好ましくは15°≦α≦35°に設定されている。第3実施形態では、Lが1mmに設定されている。
ちなみに、前記刃板2は、既存の剃刀用刃板(図示せず)にワイヤカット処理を施すことにより製造され、この刃板の刃縁(図示せず)の範囲内で前記刃部3が形成される。
〔第4実施形態〕
次に、本発明の第4実施形態にかかる医療用刃物について第2実施形態との相違点を中心に図8〜9を参照して説明する。
この第4実施形態では、第2実施形態の両刃先縁6aで尖端部4と両基端部5との間に切欠き形成されたストッパ部23を省略してこの両刃先縁6aを分断せずに一連に形成し、そのストッパ部23に代えて、環状のストッパ部32が刃部3の基端部外周全体に段差状に形成されている。このストッパ部32は、両刃先縁6aの基端部5から刃先縁6aに交差して突出する係止面33と、この両係止面33間の各刃付け面9に交差して突出する係止面34とからなる。
〔第5実施形態〕
次に、本発明の第5実施形態にかかる医療用刃物について第2実施形態との相違点を中心に図10〜11を参照して説明する。
この第5実施形態において、第2実施形態の両ストッパ部23は、両係止面25間の各刃付け面9に交差して突出する係止面35によりこの両係止面25が互いに連結されて全体で環状に形成され、両ストッパ部23の案内面24も本来の刃先縁6aにおける先端側刃先縁21と基端側刃先縁22との間で刃先縁としても機能する。
〔第6実施形態〕
次に、本発明の第6実施形態にかかる医療用刃物について第1実施形態との相違点を中心に図12〜13を参照して説明する。
この第6実施形態では、第1実施形態のストッパ部14を省略し、そのストッパ部14に代えて、刃部3の両外端縁6の基端部で中間面10の両基端部12からストッパ部36が突設されている。このストッパ部36は、中間面10の両基端部12から連続して両刃先縁6aの延設方向Xに対し交差するように延びる係止面37を有している。
〔第7実施形態〕
次に、本発明の第7実施形態にかかる医療用刃物について図14を参照して説明する。
刃部3は尖端部4から基端部側へ所定角度で互いに広がるように傾斜する外周面38を有し、その外周面38を含む想定面38aが円錐形状をなす。この刃部3の外周面38には円環状のストッパ部39が形成されている。このストッパ部39は、尖端部4から基端部側へ延びる錐形状刃部3の中心線3aに対し交差する係止面40を有している。
なお、前記1,2,3,4,5,6実施形態において、各ストッパ部14,23,27,32,36と刃付け面9とはいずれを先に形成してもよい。
〔第8実施形態〕
次に、本発明の第8実施形態にかかる医療用刃物について図15を参照して説明する。
この第8実施形態の刃部3においては、第1実施形態の刃部3で表面7側の中間面10に凹状マーク41が形成されている。この凹状マーク41は、この中間面10上で二等辺三角形状をなし、先端部11の付近にある頂点41aと、両外端縁6の基端部5間を結ぶ線上にある底辺41bと、この頂点41aと底辺41bの両側を結ぶ両斜辺41cとで囲まれ、この頂点41aから底辺41bへ向うほど次第に深くなるように形成されている。
眼球の表面を切開するために刃部3を使用する場合、刃部3の尖端部4とこの底辺41bとの間の距離Nを予め設定することにより、その距離Nに対応する切開深さ特に底辺41bを視認して、刃部3の挿入量の目安を知ることができ、その際切開深さ(距離N)における両外端縁6の基端部5間の切開幅Wも自ずと設定される。また、この凹状マーク41は刃部3の挿入抵抗を軽減させることもできる。なお、この距離N(切開深さ)及び切開幅Wの設定については、両外端縁6の基端部5間を結ぶ線上に底辺41bを設ける必要はなく、その線上よりも先端部11側に底辺41bを設けてもよい。
(a)は第1実施形態にかかる医療用刃物の全体を示す正面図であり、(b)は(a)の部分拡大平面図であり、(c)は(a)の部分拡大底面図である。 (a)は刃部の表側を示す図1(b)の部分拡大斜視図であり、(b)は刃部の表側を示す図1(b)の部分拡大平面図であり、(c)は刃部の裏側を示す図1(c)の部分拡大底面図である。 (a)は図1(a)の部分拡大正面図であり、(b)は図2(b)のA1−A1線断面図であり、(c)は図2(b)のA2−A2線断面図であり、(d)は図2(b)のA3−A3線断面図である。 (a)は第2実施形態にかかる医療用刃物において刃部の表側を示す部分拡大斜視図であり、(b)はこの刃部の表側を示す部分拡大平面図であり、(c)はこの刃部の裏側を示す部分拡大底面図である。 (a)は第2実施形態にかかる医療用刃物において刃部を示す部分拡大正面図であり、(b)は図4(b)のB1−B1線断面図であり、(c)は図4(b)のB2−B2線断面図であり、(d)は図4(b)のB3−B3線断面図である。 (a)は第3実施形態にかかる医療用刃物において刃部の表側を示す部分拡大斜視図であり、(b)はこの刃部の表側を示す部分拡大正面図であり、(c)はこの刃部の裏側を示す部分拡大背面図である。 (a)は図6(b)のC1−C1線断面図であり、(b)は図6(b)のC2−C2線断面図である。 第4実施形態にかかる医療用刃物において刃部の表側を示す部分拡大斜視図である。 (a)は図8の刃部の表側を示す部分拡大平面図であり、(b)は図8の刃部の裏側を示す部分拡大底面図であり、(c)は(a)のD−D線断面図である。 (a)は第5実施形態にかかる医療用刃物において刃部の表側を示す部分拡大斜視図であり、(b)はこの刃部の表側を示す部分拡大平面図であり、(c)はこの刃部の裏側を示す部分拡大底面図である。 (a)は第5実施形態にかかる医療用刃物において刃部を示す部分拡大正面図であり、(b)は図10(b)のE−E線断面図である。 (a)は第6実施形態にかかる医療用刃物において刃部の表側を示す部分拡大斜視図であり、(b)は後記図13(a)のF−F線断面図である。 (a)は第6実施形態にかかる医療用刃物において刃部の表側を示す部分拡大平面図であり、(b)はこの刃部を示す部分拡大正面図である。 (a)は第7実施形態にかかる医療用刃物において刃部を示す部分拡大斜視図であり、(b)はこの刃部を示す側面図である。 (a)は第8実施形態(第1実施形態の別例)にかかる医療用刃物において図2(a)に相当する部分拡大斜視図であり、(b)は同じく図2(b)に相当する部分拡大平面図であり、(c)は同じく図3(a)に相当する一部切欠き部分拡大正面図であり、(d)は同じく図3(c)に相当する断面図である。
符号の説明
1…刃板、3…刃部、3a…錐形状刃部の中心線、4…刃部の尖端部(先端部)、5…刃先縁の基端部、6…刃部の外端縁、6a…刃先縁、6b…刃部の背縁、7…刃部の表面(第一面)、8…刃部の裏面(第二面)、9…刃付け面、10…刃部の中間面、11…中間面の先端部、12…中間面の基端部、14…ストッパ部、15…係止面、16…刃板の案内面、17…案内面の頂上部、18…案内面の側面、19…刃部表面の頂上部、21…先端側刃先縁、21a…分断端部、22…基端側刃先縁、22a…分断端部、23…ストッパ部、24…案内面、25…係止面、26…背縁の先端面、27…ストッパ部、28…案内面、29…係止面、32…ストッパ部、33…係止面、34…係止面、35…係止面、36…ストッパ部、37…係止面、38…錐形状刃部の外周面、39…ストッパ部、40…係止面、X…刃先縁の延設方向、θ…尖端角、Q,R…想定面。

Claims (3)

  1. 刃板の先端部に設けた刃部には刃部の先端部から両基端部にわたり両外端縁を延設するとともにこの両外端縁間で区画される第一面と第二面とを設け、この両外端縁には、刃先縁を形成するとともに、この刃先縁の延設方向に対し交差する係止面を有するストッパ部を刃先縁を分断するように切り欠いて形成し、このストッパ部は、外端縁の先端部から基端部側へ延びる先端側刃先縁の端部と外端縁の基端部から先端部側へ延びる基端側刃先縁の端部との間で切り欠いて形成された分断部で、それらの端部を結ぶ想定線よりも内側に設けられ、外端縁の先端部から基端部側へ延びる先端側刃先縁から連続する案内面と、外端縁の基端部から先端部側へ延びる基端側刃先縁から連続する係止面とを互いに交差させて形成されていることを特徴とする医療用刃物。
  2. 前記刃部で第一面と第二面とにはそれぞれ両側で刃先縁を含む刃付け面を設け、この第一面及び第二面において、両刃先縁の先端部から延設された頂上部は両刃先縁を結ぶ想定面に対し刃板の基端側へ向うに従い離間するように傾斜し、刃付け面はこの頂上部から刃板の両側へ傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の医療用刃物。
  3. 請求項1または請求項2にかかる医療用刃物は眼球治療用メスであることを特徴とする医療用刃物。
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