JP6545982B2 - 自動改札機 - Google Patents
自動改札機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6545982B2 JP6545982B2 JP2015049335A JP2015049335A JP6545982B2 JP 6545982 B2 JP6545982 B2 JP 6545982B2 JP 2015049335 A JP2015049335 A JP 2015049335A JP 2015049335 A JP2015049335 A JP 2015049335A JP 6545982 B2 JP6545982 B2 JP 6545982B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- passage
- user
- housing
- sound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
Description
ところで、自動改札機のスピーカの音量は、安全面などの理由で比較的大きく設定される。そのため、スピーカからの音は、対象の利用者以外の利用者にも聞こえてしまう場合がある。その結果、通行可能の利用者が、隣の自動改札機の通行不可の案内を自分の結果として誤認識し、通行を躊躇う可能性がある。また、通行不可の利用者が、隣の自動改札機の通行可能の案内を誤認識し、自動改札機の奥までそのまま進入する可能性もある。このように従来の技術では、利用者の利便性が十分に満たされない場合があった。
まず、図1から図5を参照して、第1の実施形態の自動改札機Gを説明する。
図1は、自動改札機Gの外観構成を示す。自動改札機Gは、例えば鉄道の駅に設置される。図1に示すように、自動改札機Gは、第1機器1と、第2機器2とを含む。第1機器1と第2機器2は、互いの間を離すとともに、互いに対向して配置される。第1機器1と第2機器2との間には、利用者(乗客)が通る通路R1が形成される。
なお、本実施形態が適用可能な自動改札機Gは、上記例に限定されない。例えば、自動改札機Gは、一方向のみに利用者が通るものでもよい。
磁気券Kは、「媒体(利用者の媒体)」の一例である。磁気券処理部14は、利用者の媒体から情報を取得する読取部の一例である。
ICカードCは、「媒体(利用者の媒体)」の他の一例である。ICカードI/F部15は、利用者の媒体から情報を取得する読取部の他の一例である。
なお、ICカードI/F部15は、ICカードCに加えて、決済機能を持つ他の電子デバイスと通信可能でもよい。決済機能を持つ電子デバイスの一例は、携帯電話である。電子デバイスは、「媒体(利用者の媒体)」のさらに別の一例である。
一方の扉17aは、第2機器2の扉27aとセットで用いられる。扉17aは、第1方向Aに移動する利用者が通行可能と判定された場合に開かれる。また、扉17aは、第1方向Aに移動する利用者が通行不可と判定された場合に閉じられる。
同様に、他方の扉17bは、第2機器2の扉27bとセットで用いられる。扉17bは、第2方向Bに移動する利用者が通行可能と判定された場合に開かれる。また、扉17bは、第2方向Bに移動する利用者が通行不可と判定された場合に閉じられる。
また、第1スピーカ18aは、第1方向Aに移動する利用者が通行不可と判定された場合に、音による第2案内を出力する。第2案内は、通行不可に対応して任意に設定される音声案内である。例えば、第2案内は、「ピー」と音が鳴るビープ音でもよい。
なお、第1機器1と略同じまたは類似の機能を有する構成には、同一の符号を付す。そしてそれらの重複する説明は省略する。
第2機器2は、第2筐体21、磁気券投入口12、磁気券排出口13、磁気券処理部14、ICカードI/F部15、表示部16、扉27a,27b、第2スピーカ28a,28b、および第2ブザー29を備える。
他方の第2スピーカ28bは、第2筐体21の第1方向Aの中央部に比べて、第2通路口P2の近くに配置される。第2スピーカ28bは、第1機器1の第1スピーカ18bとセットで用いられる。すなわち、第2スピーカ28bは、第1スピーカ18bと略同時に、前記第1案内または前記第2案内を出力する。
図2は、自動改札機Gのシステム構成の一部を示す。図2に示すように、自動改札機Gは、上述した構成に加えて、メモリ31、ドア制御部32、人間検知部33、および通信制御部34を有する。
ドア制御部32は、扉17a,17b,27a,27bを開閉する。例えば、ドア制御部32は、扉17a,17b,27a,27bを開閉する駆動部(例えばモータ)と、前記駆動部を制御する制御回路とを含む。
通信制御部34は、上位システム(例えば駅のサーバ)と通信可能である。例えば、通信制御部34は、通信制御回路によって形成される。
制御部10は、上述したメモリ31、ドア制御部32,人間検知部33、通信制御部34、磁気券処理部14、ICカードI/F部15,第1スピーカ18a,18b、第2スピーカ28a,28b、第1ブザー19、および第2ブザー29を統括的に制御する。
一方で、制御部10は、第1方向Aに移動する利用者に対して通行不可と判定する場合に、ドア制御部32を制御して扉17a,27aを閉じる。また制御部10は、第1スピーカ18aおよび第2スピーカ28aを通じて、通行不可を表す前記第2案内を出力する。さらに、制御部10は、必要に応じて、第1ブザー19を通じて通行不可を表す前記第3案内を出力する。
また、制御部10は、第2方向Bに移動する利用者に対しては、扉17b,27b、第1スピーカ18b、第2スピーカ28b、および第2ブザー29を用いて上記と略同じ動作を行う。
また本願では、第1方向Aおよび第2方向Bとは略直交した方向を「幅方向」と称する。すなわち、「幅方向」とは、複数の自動改札機Gが並べられる方向である。
本実施形態の第1スピーカ18および第2スピーカ28の各々は、指向性スピーカである。すなわち、第1スピーカ18および第2スピーカ28は、特定の角度範囲(指向方向D1,D2)に比較的強い音を出力することができるとともに、前記角度範囲から外れる方向では音が聞こえにくいスピーカである。
また、「指向方向の中心軸の延長線」とは、前記中心軸をスピーカの放音方向に直線状に延長した仮想線である。例えば、「指向方向の中心軸の延長線」は、スピーカを中心とした仮想球面上において最も大きな音が測定される位置と、スピーカとを結ぶ直線を、スピーカの放音方向に延長した仮想線である。
すなわち図4に示すように、第1スピーカ18は、指向方向D1の中心軸D1aの延長線D1eが、第1通路R1の隣に設けられる第2通路R2の幅方向の中心において、第2通路R2の底面R2aから200cm以上の高さを通るように傾けて取り付けられる。なお、図中の符号Hは、200cmの高さを示す。
すなわち、第2スピーカ28は、指向方向D2の中心軸D2aの延長線D2eが、第2通路R2とは反対側で第1通路R1の隣に設けられる第3通路R3の幅方向の中心において、第3通路R3の底面R3aから200cm以上の高さを通るように傾けて取り付けられる。
同様に、第2スピーカ28は、第1スピーカ18と同様に、第1方向Aおよび第2方向Bには傾けられていない。第2スピーカ28の指向方向D2の中心軸D2aの延長線D2eは、第1方向Aおよび第2方向Bに対して略直交する方向に延びている。
まず、平均的な身長の大人が自動改札機Gを通る場合を考える。
図3に示すように、第1スピーカ18および第2スピーカ28は、第1通路R1において、平均的な身長の大人の頭部の高さに音が届くように傾けて取り付けられる。このため、第1通路R1を通る利用者には、第1スピーカ18および第2スピーカ28からの音がよく聞こえる。
図3に示すように、第1スピーカ18および第2スピーカ28は、第1筐体11および第2筐体21の側面部11b,21bに設けられる。このため、第1スピーカ18および第2スピーカ28は、多くの子供および車椅子利用者の頭部よりも下方に位置する。そして、第1スピーカ18および第2スピーカ28は、斜め上方に向けて放音する。
上述したように、第1スピーカ18および第2スピーカ28の指向方向D1,D2は、一定の程度の角度範囲を含む。また、第1スピーカ18および第2スピーカ28は、斜め上方に向けて放音する。このため、第1スピーカ18および第2スピーカ28からの音は、背の高い利用者にも十分によく聞こえやすい。また、第1スピーカ18および第2スピーカ28から背の高い利用者に向かう音は、第2通路R2および第3通路R3の底面R2a,R3aに対して200cm以上の高さを通る。このため、第1スピーカ18および第2スピーカ28からの音は、第2通路R2および第3通路R3を通る利用者には聞こえにくい。
すなわち、自動改札機のスピーカの音量は、安全面などの理由で比較的大きく設定されることが多い。そのため、スピーカからの音は、対象の利用者以外の利用者にも聞こえてしまう場合がある。その結果、自動改札機の利用者が、隣の自動改札機の案内を自分の結果として誤認識してしまう可能性がある。例えば、利用者が隣の自動改札機の通行不可の案内を誤認識して通行を躊躇うと、自動改札機の入出場の流れが悪くなる場合がある。
第1スピーカ18の指向方向D1および第2スピーカ28の指向方向D2を比較的急な角度で斜め上方に向けることができると、第1スピーカ18および第2スピーカ28からの音は、第2通路R2および第3通路R3を通る利用者にはさらに聞こえにくくなる。これにより、自動改札機Gの利用者の利便性のさらなる向上を図ることができる。
次に、図6を参照して、第1実施形態の一つの変形例について説明する。
本変形例は、第1スピーカ18および第2スピーカ28が第1の実施形態よりも低い位置に配置される点で、第1の実施形態とは異なる。なお、本変形例のその他の構成は、第1の実施形態の構成と同様である。そのため、第1の実施形態と同様の部分の説明は省略する。
また、別の観点では、第1スピーカ18および第2スピーカ28は、制御部10よりも下方に配置される。例えば、第1スピーカ18および第2スピーカ28は、制御部10のCPU10aよりも下方に配置される。
次に、図7から図9を参照して、第2実施形態の自動改札機Gについて説明する。
本実施形態は、第3スピーカ41a,41bおよび第4スピーカ42a,42bが設けられる点で、第1の実施形態とは異なる。なお、本実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の構成と同様である。そのため、第1の実施形態と同様の部分の説明は省略する。
他方の第3スピーカ41bは、第1筐体11の第1方向Aの中央部に比べて、第2通路口P2の近くに配置される。第3スピーカ41bは、第1スピーカ18bと選択的に使用される。すなわち、第3スピーカ41bは、第2方向Bに移動する利用者に対して、前記第1案内または前記第2案内を出力する。なお以下では、第3スピーカ41aと第3スピーカ41bとを区別しない場合は、単に第3スピーカ41と称する。
他方の第4スピーカ42bは、第2筐体21の第1方向Aの中央部に比べて、第2通路口P2の近くに配置される。第4スピーカ42bは、第2スピーカ28bと選択的に使用される。第4スピーカ42bは、第3スピーカ41bとセットで用いられる。すなわち、第4スピーカ42bは、第2方向Bに移動する利用者に対して、第3スピーカ41bと略同時に、前記第1案内または前記第2案内を出力する。なお以下では、第4スピーカ42aと第4スピーカ42bとを区別しない場合は、単に第4スピーカ42と称する。
図7に示すように、第3スピーカ41および第4スピーカ42は、指向方向D3,D4を斜め上方に向けて取り付けられる。すなわち、第3スピーカ41および第4スピーカ42は、指向方向D3,D4を第1通路R1の上方に向けて取り付けられる。ただし、第3スピーカ41および第4スピーカ42は、第1スピーカ18および第2スピーカ28に比べて低い高さに向けられている。
すなわち、第3スピーカ41は、指向方向D3の中心軸D3aの延長線D3eが、第2通路R2の幅方向の中心において、第2通路R2の底面R2aから200cm以上の高さを通るように傾けて取り付けられる。
同様に、第4スピーカ42は、指向方向D4の中心軸D4aの延長線D4eが、第3通路R3の幅方向の中心において、第3通路R3の底面R3aから200cm以上の高さを通るように傾けて取り付けられる。
図8は、自動改札機Gのシステム構成の一部を示す。図8に示すように、自動改札機Gは、磁気券処理部14、ICカードI/F部15、制御部10、第1から第4のスピーカ18,28,41,42を有する。
磁気券処理部14またはICカードI/F部15は、利用者の媒体から利用者の属性に関する情報を取得する。
図9は、本実施形態の制御フローの一例を示す。図9に示すように、まず、磁気券処理部14またはICカードI/F部15が、利用者の媒体から利用者の属性に関する情報を取得する(ステップS11)。次に、判定部10bは、磁気券処理部14またはICカードI/F部15が取得する利用者の属性に関する情報が所定の条件を満たすか否を確認する(ステップS12)。例えば、判定部10bは、利用者の属性に関する情報が、第1属性(例えば大人)に属する条件を満たすか、または第2属性(例えば子供)に属する条件を満たすかを判定する。
一方で、制御部10は、判定部10bの判定結果に基づき、利用者が第1属性に属さないと判定された場合(ステップS12:NO)、第3スピーカ41および第4スピーカ42を動作させる(ステップS14)。
次に、図10を参照して、第2実施形態の一つの変形例について説明する。
本変形例は、第3スピーカ41および第4スピーカ42の取り付け角度が、第2の実施形態とは異なる。なお、本変形例のその他の構成は、第2の実施形態の構成と同様である。そのため、第1および第2の実施形態と同様の部分の説明は省略する。
また、第3スピーカ41および第4スピーカ42の音の大きさは、第1スピーカ18および第2スピーカ28の音の大きさに比べて小さく設定される。
同様に、第2筐体21の側面部21bは、防音材45を有する。第2筐体21の側面部21bの防音材45は、第3スピーカ41からの音の少なくとも一部を吸収する。
これらにより、上記構成によれば、自動改札機Gの利用者の利便性のさらなる向上を図ることができる。
次に、図11を参照して、第3実施形態について説明する。
本実施形態は、第1ブザーおよび第2ブザーとしても指向性を有する放音器が採用される点で、第1の実施形態とは異なる。なお、本実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の構成と同様である。そのため、第1の実施形態と同様の部分の説明は省略する。
他方の第1ブザー19bは、第1筐体11の第1方向Aの中央部に比べて、第1通路口P1の近くに配置される。例えば、第1ブザー19bは、第2方向Bに移動する利用者が通行不可と判定された場合に、前記第3案内を出力する。なお以下では、第1ブザー19aと第1ブザー19bとを区別しない場合は、単に第1ブザー19と称する。
他方の第2ブザー29bは、第2筐体21の第1方向Aの中央部に比べて、第1通路口P1の近くに配置される。第2ブザー29bは、第1ブザー19bとセットで用いられる。第2ブザー29bは、第2方向Bに移動する利用者が通行不可と判定された場合に、第1ブザー19bと略同時に、前記第3案内を出力する。なお以下では、第2ブザー29aと第2ブザー29bとを区別しない場合は、単に第2ブザー29と称する。
同様に、第2ブザー29は、指向方向D6の中心軸D6aの延長線D6eが、第3通路R3の幅方向の中心において、第3通路R3の底面R3aから200cm以上の高さを通るように傾けて取り付けられる。
次に、図12から図14を参照して、第4実施形態の自動改札機Gについて説明する。
本実施形態は、利用者に関する情報に基づいてスピーカの指向方向が変更される点で、第1の実施形態とは異なる。なお、本実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の構成と同様である。そのため、第1の実施形態と同様の部分の説明は省略する。
図13は、ICカードCの構成を示す。ICカードCは、利用者の媒体の一例である。図13に示すように、本実施形態のICカードCは、記憶部51、アンテナ52、および制御部(制御回路)53を有する。
制御部53は、アンテナ52を通じて、記憶部51に記憶された情報を自動改札機Gに送信可能である。
自動改札機Gの制御部10は、ICカードI/F部15または無線通信部55が取得する利用者に関する情報に基づき、複数の指向方向D11,D12から少なくとも一つの指向方向を選択して第1スピーカ18を動作させる。また、制御部10は、ICカードI/F部15または無線通信部55が取得する利用者に関する情報に基づき、複数の指向方向D21,D22から少なくとも一つの指向方向を選択して第2スピーカ28を動作させる。
図14は、本実施形態の制御フローの一例を示す。図14に示すように、まず、ICカードI/F部15または無線通信部55が、利用者の媒体Mの記憶部51から利用者に関する情報を取得する(ステップS21)。例えば、ICカードI/F部15または無線通信部55は、利用者の媒体Mの記憶部51から利用者の身長に関する情報を取得する。
このような構成によれば、利用者の身長に対して個別に適切な角度で案内を出力することができる。これにより、自動改札機Gの利用者の利便性のさらなる向上を図ることができる。
次に、第4実施形態の自動改札機Gの変形例について説明する。
本変形例は、利用者が登録する身長以外の設定に基づいてスピーカの指向方向が変更される点で、第4の実施形態とは異なる。なお、本変形例のその他の構成は、第4の実施形態の構成と同様である。そのため、第1および第4の実施形態と同様の部分の説明は省略する。
次に、図15を参照して、第5実施形態の自動改札機Gについて説明する。
本実施形態は、間接リスニングを利用する点で、第1の実施形態とは異なる。なお、本実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の構成と同様である。そのため、第1の実施形態と同様の部分の説明は省略する。
ここで図15に示すように、本実施形態では、第2通路R2および第3通路R3の位置が第1の実施形態と逆になる。すなわち、第2通路R2は、第1通路R1を規定する自動改札機Gの第2筐体21とは反対側で第1通路R1の隣に設けられる通路である。また、第3通路R3は、第1通路R1を規定する自動改札機Gの第1筐体11とは反対側で第1通路R1の隣に設けられる通路である。
なお、第2筐体21の側面部21bで反射した音の指向方向D1の中心軸D1aの延長線D1eは、第1スピーカ18から延びる指向方向D1の中心軸D1aの延長線D1eを、第2筐体21の側面部21bで折り返すことで幾何学的に算出することができる。
なお、第1筐体11の側面部11bで反射した音の指向方向D2の中心軸D2aの延長線D2eは、第2スピーカ28から延びる指向方向D2の中心軸D2aの延長線D2eを、第1筐体11の側面部11bで折り返すことで幾何学的に算出することができる。
次に、図16を参照して、第6実施形態の自動改札機Gについて説明する。
本実施形態は、駅構内の天井にスピーカが設けられた点で、第1の実施形態とは異なる。なお、本実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の構成と同様である。そのため、第1の実施形態と同様の部分の説明は省略する。
次に、図17を参照して、第7実施形態の自動改札機Gについて説明する。
本実施形態は、各通路の底面にスピーカが設けられた点で、第6の実施形態とは異なる。なお、本実施形態のその他の構成は、第6の実施形態の構成と同様である。そのため、第1および第6の実施形態と同様の部分の説明は省略する。
また、例えば、第4実施形態の自動改札機Gは、複数の指向方向D11,D12に放音可能な第1スピーカ18を備えることに代えて、互いに異なる方向に向けて取り付けられる第1スピーカ18および第3スピーカ41を備えてもよい。すなわち、自動改札機Gは、利用者に関する情報(例えば利用者の身長に関する情報または放音角度についての利用者の設定)に基づき、第1スピーカ18および第3スピーカ41のいずれかを選択して動作させてもよい。また、上記の第2、第4、第5、第6、および第7の実施形態は、第1スピーカ18および第2スピーカ28に代えて、第1ブザー19および第2ブザー29にも適用可能である。
Claims (6)
- 第1通路の第1側方に配置され、前記第1通路に対面する側面部を有した第1筐体と、
前記第1筐体の前記側面部に設けられ、指向方向を斜め上方に向けるとともに、前記指向方向の中心軸の延長線が、前記第1通路の隣に設けられる第2通路の幅方向の中心において前記第2通路の底面から200cm以上の高さを通るように取り付けられる指向性の第1放音器と、
前記第1筐体の前記側面部に設けられ、前記第1放音器に比べて低い高さに向けられた指向性の第3放音器と、
前記第1通路の利用者の媒体から前記利用者の属性に関する情報を取得する読取部と、
前記読取部が取得する前記利用者の属性に関する情報に基づき、前記第1放音器および前記第3放音器のいずれかを選択して動作させる制御部と、
前記第1通路の第2側方に配置され、前記第1通路に対面する側面部を有した第2筐体と、を備え、
前記第3放音器の指向方向の中心軸は、前記第2筐体の前記側面部に向けられ、
前記第2筐体の前記側面部は、防音材を有する、
自動改札機。 - 前記第1通路の第2側方に配置され、前記第1通路に対面する側面部を有した第2筐体と、
前記第2筐体の前記側面部に設けられ、指向方向を斜め上方に向けるとともに、前記指向方向の中心軸の延長線が、前記第2通路とは反対側で前記第1通路の隣に設けられる第3通路の幅方向の中心において前記第3通路の底面から200cm以上の高さを通るように取り付けられる指向性の第2放音器と、
をさらに備える請求項1に記載の自動改札機。 - 前記第1放音器は、複数の指向方向に放音可能であり、
前記制御部は、前記読取部が取得する前記利用者に関する情報に基づき、前記複数の指向方向から少なくとも一つの指向方向を選択して前記第1放音器を動作させる、
請求項1に記載の自動改札機。 - 前記媒体は、前記利用者の身長に関する情報を登録可能な記憶部を有し、
前記読取部は、前記媒体の前記記憶部から前記利用者の身長に関する情報を取得し、
前記制御部は、前記読取部が取得する前記利用者の身長に関する情報に基づき、前記複数の指向方向から少なくとも一つの指向方向を選択して前記第1放音器を動作させる、
請求項3に記載の自動改札機。 - 前記媒体は、案内の放音角度についての前記利用者の設定を登録可能な記憶部を有し、
前記読取部は、前記媒体の前記記憶部から前記利用者の前記設定に関する情報を取得し、
前記制御部は、前記読取部が取得する前記利用者の前記設定に関する情報に基づき、前記複数の指向方向から少なくとも一つの指向方向を選択して前記第1放音器を動作させる、
請求項3に記載の自動改札機。 - 第1通路の第1側方に配置され、前記第1通路に対面する側面部を有した第1筐体と、
前記第1通路の第2側方に配置され、前記第1通路に対面する側面部を有した第2筐体と、
前記第1筐体の前記側面部に設けられ、指向方向を斜め上方に向けるとともに、前記第2筐体の前記側面部に向けて放音して前記第2筐体の前記側面部で音を反射させ、反射した音の指向方向の中心軸の延長線が、前記第1通路の隣に設けられる第2通路の幅方向の中心において前記第2通路の底面から200cm以上の高さを通るように取り付けられる指向性の第1放音器と、
を備える自動改札機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015049335A JP6545982B2 (ja) | 2015-03-12 | 2015-03-12 | 自動改札機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015049335A JP6545982B2 (ja) | 2015-03-12 | 2015-03-12 | 自動改札機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016170586A JP2016170586A (ja) | 2016-09-23 |
JP6545982B2 true JP6545982B2 (ja) | 2019-07-17 |
Family
ID=56983943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015049335A Expired - Fee Related JP6545982B2 (ja) | 2015-03-12 | 2015-03-12 | 自動改札機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6545982B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7435771B2 (ja) | 2020-06-18 | 2024-02-21 | 日本電気株式会社 | 制御装置、制御方法、およびプログラム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05342438A (ja) * | 1992-06-09 | 1993-12-24 | Toshiba Corp | 自動改札装置 |
JP2004213528A (ja) * | 2003-01-08 | 2004-07-29 | Nippon Signal Co Ltd:The | 自動改札機 |
JP2005032090A (ja) * | 2003-07-09 | 2005-02-03 | Nippon Signal Co Ltd:The | 自動改札機 |
JP2014059829A (ja) * | 2012-09-19 | 2014-04-03 | Toshiba Corp | 駅務機器、乗車券媒体及び接客システム |
-
2015
- 2015-03-12 JP JP2015049335A patent/JP6545982B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016170586A (ja) | 2016-09-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20180239355A1 (en) | Method of identifying unexpected obstacle and robot implementing the method | |
US8896417B2 (en) | System and method for operating gate | |
US20200122333A1 (en) | Robot and method of controlling thereof | |
CN104769568B (zh) | 用于用户装置交互的系统和方法 | |
EP3075424A1 (en) | Dart game device and dart game method providing betting mode, and computer-readable medium | |
JP2007320758A (ja) | エレベータホール案内装置 | |
JP6545982B2 (ja) | 自動改札機 | |
JP7509205B2 (ja) | ゲート装置、ゲートシステム、ゲート制御方法 | |
JP2007047960A (ja) | 媒体処理装置及びそれを用いた自動改札機 | |
US11704952B2 (en) | Adaptive gateline motor control | |
US20190212728A1 (en) | Interaction apparatus, interaction method, recording medium storing interaction program, and robot | |
JP4617273B2 (ja) | 認証ゲート | |
JPWO2011048651A1 (ja) | エレベータシステム | |
KR20220016423A (ko) | 차량 및 그의 제어방법 | |
US12050328B2 (en) | Light beam emission system | |
JP2024091761A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム | |
JP6563283B2 (ja) | 監視システム | |
KR20180074394A (ko) | 안내 로봇 | |
CN211340559U (zh) | 一种基于雷达测距的地铁闸机 | |
US20170270782A1 (en) | Event detecting method and electronic system applying the event detecting method and related accessory | |
KR101632169B1 (ko) | 시각 장애인을 위한 음성 길안내 시스템 | |
JP2023092127A (ja) | 自動改札機 | |
KR102021948B1 (ko) | 안내 로봇 | |
US10482683B2 (en) | Water ingress protection for ticket entry slot | |
JP7425902B2 (ja) | 自動ドア装置、通知制御装置、および自動ドアの通知方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20170911 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20170911 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180129 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180912 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181002 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181203 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190521 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190620 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6545982 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |