JP6545187B2 - α−ヨードパーフルオロアルカンおよびα,ω−ジヨードパーフルオロアルカンを製造する方法 - Google Patents

α−ヨードパーフルオロアルカンおよびα,ω−ジヨードパーフルオロアルカンを製造する方法 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2014年4月11日出願の欧州特許出願第14164336.1号に対する優先権を主張するものであり、この出願の全内容は、あらゆる目的のために参照により本明細書に援用される。
本発明は、α−ヨードパーフルオロアルカンおよびα,ω−ジヨードパーフルオロアルカンを製造する方法に関する。
α−ヨードパーフルオロアルカンおよびα,ω−ジヨードパーフルオロアルカン(本明細書では以下それぞれ、別名「I−テロマー」および「I−テロマー」と言われる)は、様々な用途において有用な試薬または中間体である。
一般式F(CFI(式中、nは典型的には3超の整数である)を有するα−ヨードパーフルオロアルカンは、たとえば、界面活性剤、農薬、電子材料または医薬品の製造用の中間体として使用することができる。
たとえば、1,4−ジヨードパーフルオロブタン(C)および1,6−ジヨードパーフルオロヘキサン(C12)などの一般式I(CI(ここで、n>1である)を有するα,ω−ジヨードパーフルオロアルカンは、重合反応における連鎖移動剤として、ビス−オレフィン、二酸、ポリマーなど、他の化学物質の製造用またはコーティングの製造用の中間体として使用することができる。
α−ヨードパーフルオロアルカンは典型的には、TFEとα−ヨードパーフルオロアルカン、好ましくはCFIまたはCFCFIとのテロメリゼーション反応によって合成される。通常、反応を開始させるための最も一般的な工業的に好都合な方法は、出発反応剤の加熱であり、加熱温度は、所望のテロマーの長さに比例する。反応は、圧力下で少なくとも150℃の温度で液相において実施することができる。あるいは、反応は、大気圧で、それによって単一段階の反応でモノ付加I−テロマーのみを提供するか、圧力下で、それによって幅広い分布のテロマーを生じさせるかのいずれかで450℃という高い温度で実施することができる。I−テロマーの合成方法は、たとえば、米国特許第3,404,189号明細書(FMC CORP)1968年1月10日、米国特許第5,268,516号明細書、米国特許第5,268,516号明細書(ATOCHEM ELF SA)および国際公開第99/19248号パンフレット(DU PONT)1999年4月22日に開示されている。
α,ω−ジヨードパーフルオロアルカンは典型的には、様々な温度で、様々な開始剤の存在下でのテトラフルオロエチレン(TFE)とヨウ素との反応を含む方法によって合成される。この場合にもまた、工業的規模で、反応剤を加熱することによって反応を開始させることが好ましい。TFEはヨウ素と速やかに反応して、TFEおよびヨウ素と平衡にあるCを提供し;CはTFEとさらに反応してより大きい長さのテロマーを提供する。
特開昭51133206号公報(旭硝子株式会社)1976年11月18日は、Cの熱分解による式I(CI(n=2〜4)のI−テロマーの製造方法を開示している。TFEとCとのテロメリゼーション反応は、TORTELLI et al.Telomerization of tetrafluoroethylene and hexafluoropropene:synthesis of diiodoperfluoroalkanes. J.Fluorine Chem. 1990,vol.47,p.199−210に開示されている。
国際公開第98/34967A号パンフレット(THE UNIVERSITY OF NORTH CAROLINA)1998年8月13日の実施例29は、UVランプでのTFEの照射ならびに二酸化炭素およびCFIまたはIFなどの連鎖移動剤の存在下で36℃での加熱により、低分子量ポリマーまたはオリゴマー[すなわちCF(CIまたはF(CI]を合成することを教示している。
I−テロマーおよびI−テロマーの合成における主な問題は、可燃性かつ爆発性であるTFEの取扱いであり;可燃性および爆発性は、温度および圧力とともに増加する。そのため、合成の過程で、臨界値を超えないために温度および圧力を適切に制御することが必要である。通常、温度が上昇する場合には、圧力値は、高くても400kPaを超えないような方法で制御されなければならない。これは、プロセスの生産性にマイナスの影響を及ぼす。実際に、そのような条件下では、Iと反応するために液相中で利用可能なTFEはより少なく、それは反応速度を低下させる。原則として、速度は、TFE圧力または温度を高めることによって増加させ得るが、これは、安全性懸念のために、ならびに望ましくない副反応(すなわち、パーフルオロシクロブタンの形成、TFE重合、パーフルオロアルカンおよびIの形成)の発生のために可能ではない。さらに、本出願人は、Cおよびより大きい長さのテロマーを形成する、TFEおよびIを含有する反応混合物が、TFE単独よりもさらに可燃性であり、かつ爆発性であることを観察している。これは、Cおよびより大きい長さのテロマーの解離の結果としてそのような混合物中に存在するIがラジカル捕捉剤として作用し、それによって混合物の安定性を高めるであろうと予期されるため、まったく意外である。TFEおよびCFCFIは、TFEと反応して、Cを生じさせることが知られている、ある量のIをまた生じさせるため、可燃性および爆発性の同じリスクの増加はまた、α−ヨードパーフルオロアルカンの合成に使用されたTFEおよびCFCFIを含有する反応混合物にも関係する。
さらなる大きな懸念事項は、圧力を高めることによって低下するTFEのMITD(最低着火温度分解)(それは、500kPaでの260℃から1,000kPaでの230℃に低下する)で表されることがまた周知である(たとえばFERRERO,Fabio,et al.Analysis of the self−heating process of tetrafluoroethylene in a 100−dm3−reactor. Journal of Loss Prevention in the Process Industries. 2012,vol.25,no.6,p.1010−1017)。
欧州特許出願公開第702666A号明細書(DU PONT)は、爆発性の低下で特徴づけられると言われている、TFEとCOとの単相の液体混合物を開示している。この文献は、混合物の貯蔵および輸送に焦点を合わせており、TFE/CO混合物がTFE重合法に直接的に、またはTFEを含む化学反応に希釈剤/ヒートシンクとして使用できることをおおまかにのみ開示している。しかし、この文献は、TFE以外の他の系へのCOのいかなる安定化効果も示唆していない。
そのため、α−ヨードパーフルオロアルカンおよびα,ω−ジヨードパーフルオロアルカンの製造方法であって、高い生産性と、同時に、増加した安全性とを有する方法を提供することが必要とされている。
I−テロマーおよびI−テロマー、たとえばCI、C、C13IおよびC12の製造で遭遇する追加の欠点は、望ましくない副生物、パーフルオロシクロブタン(シクロ−C)、6℃の沸点を有する不活性ガスの形成にある。反応器中でのこの副生物の存在は、反応速度を低下させる。この欠点を克服するために、シクロ−Cを除去するように、反応器をパージし、TFEをさらに添加することが必要である。しかし、これを行うことによって、シクロ−Cのみならず、TFEもまた反応器から排出させられる。
特開昭53−144507号公報(旭硝子株式会社)は、Iおよび不活性ガスの存在下でのCの熱分解による1,4−ジヨードパーフルオロブタンの製造を開示している。不活性ガスは、方法の過程で形成されるシクロ−Cの量を減らすという効果を有する。この文献に述べられている唯一の不活性ガスは窒素である。
したがって、反応で形成されるシクロ−Cの量を最小限に保つことをまた可能にする、α−ヨードパーフルオロアルカンおよびα,ω−ジヨードパーフルオロアルカンを製造するためのさらなる安全な方法を提供することが望ましいであろう。テロマー、特に低分子量を有するものの高い生産性を達成することを可能にする方法を提供することがまた望ましいであろう。
本出願人は、ここで、一般式:
(I)A(C
(式中:
Aは、F、CFおよびIから選択され、かつ
nは1以上の整数であり、ただし、AがFである場合、nは1超の整数である)
のα−ヨードパーフルオロアルカンおよびα,ω−ジヨードパーフルオロアルカンが、好都合にも、
− I、CFI、CFCFIおよびCから選択される化合物と;
− TFEと;
− CO
を含有する混合物[混合物(M1)]を、130℃以上の温度で加熱する工程を含み、前記混合物が液相および気相を含み、かつ気相に対して少なくとも18体積%の量でCOを含有する、プロセス(または「方法」)によって製造できることを見出した。
少なくとも18体積%の、好ましくは少なくとも20体積%の量のCOの存在下で130℃以上の温度での混合物(M1)の加熱は、気相の偶発性着火の場合に、反応器において達する最大圧力の関連軽減があるため、安全性の観点から利点を提供することが実際に見出されている。
少なくとも27%の量のCOの存在下で130℃以上の温度での混合物(M1)の加熱は、方法の過程で混合物(M1)から得られた反応生成物の混合物が爆発性ではないため、追加の利点を提供することがまた見出されている。
好ましくは、上の式(I)中、Aは、FおよびIから選択され、かつnは1超の整数である。より好ましくは、nは、2〜4の範囲であり;この範囲は、以下に示されるすべての好ましい実施形態において好ましい。
明確にするために、範囲が本記載に示される場合、範囲端は常に含められる。
したがって、第1実施形態においては、本方法は、式(Ia):
(Ia)A(C
(式中、Aは、FまたはCFであり、かつnは1以上の整数であり、ただし、AがFである場合、かつnは1超の整数である)
のα−ヨードパーフルオロアルカンを得ることを可能にする。好ましくは、本方法は、α−ヨードパーフルオロアルカン(Ia*)(式中、AはFであり、かつnは1超の整数である)を得ることを可能にする。
第2実施形態においては、本方法は、式:
(Ib)I(C
(式中、nは、1以上の、好ましくは1超の整数である)
のα,ω−ジヨードパーフルオロアルカンを得ることを可能にする。
α−ヨードパーフルオロアルカンの製造
本発明による上に定義されたような式(Ia)のα−ヨードパーフルオロアルカンの製造は典型的には、130℃〜500℃の範囲の温度で実施され、以下の2つの実施形態が好ましい。
方法(A)
第1の好ましい実施形態[本明細書では以下、「方法(A)」]によれば、式(Ia)のα−ヨードパーフルオロアルカンの製造は、CFIまたはCFCFI、TFEおよびCOを含有する混合物(M1a)を、方法の過程でTFEおよびCOを供給しながら、170℃〜250℃、好ましくは190℃〜220℃の範囲の温度で加熱することによって実施される。典型的には、CFIまたはCFCFIが反応器に装入され、温度が170℃〜250℃まで、好ましくは190℃〜220℃まで上げられ、TFEおよびCOが、方法の過程で反応器に供給される。
CFIおよびCFCFIは、たとえば米国特許第3,523,140号明細書(MONTEDISON S.P.A.)1970年8月4日、米国特許第3,644,544号明細書(MONTEDISON S.P.A.)1972年2月22日、米国特許第4,922,041号明細書(KALI CHEMIE AG)1990年5月1日、および米国特許第7,071,367号明細書(HONEYWELL INT INC)2006年6月15日に開示されているような、当技術分野で公知の方法に従って製造することができる。
典型的には、TFEは、CFIまたはCFCFIに対して0.5〜3.0の範囲のモル量で添加される。
本方法は典型的には、1〜12時間、好ましくは1〜24時間、より好ましくは1〜48時間の範囲の時間にわたり実施される。
いずれの場合でも、TFEの量および反応時間は、所望のテロマーの長さに応じて当業者によって調整され;反応時間が長いほど、かつTFE量が多いほど、所望のテロマーの長さはより大きくなる。所望のテロマーの形成は、公知の方法に従って採取試料に関して監視することができる。
COの量は、気相に対して少なくとも18%のもの、好ましくは少なくとも20%のもの、より好ましくは少なくとも27%のものである。
方法の過程で、反応器の圧力は監視され、反応器をパージすることによって2,500kPaを超えないようにする。反応器のパージングは、反応の過程で形成されたいかなるシクロ−Cも除去することを可能にする。
方法(B)
第2の好ましい実施形態[本明細書では以下、「方法(B)」]によれば、式(Ia)のα−ヨードパーフルオロアルカンの製造は、CFIまたはCFCFI、TFEおよびCOを含有する混合物(M1a)を、300℃〜500℃、好ましくは350℃〜450℃の範囲の温度で加熱することによって実施される。典型的には、CFIまたはCFCFIは、TFEおよびCOが方法の過程で反応器に供給されながら、300℃〜500℃、好ましくは350℃〜450℃の範囲の温度で反応器にポンプ送液される。
典型的には、TFEは、CFIまたはCFCFIに対して0.5〜3、より好ましくは0.5〜1の範囲のモル量で添加される。この場合にもまた、TFEの量および反応時間は、所望のテロマーの長さに応じて当業者によって調整される。
COの量は、気相に対して少なくとも18%のもの、好ましくは少なくとも20%のもの、より好ましくは少なくとも27%のものである。
方法の過程で、反応器の圧力は監視され、100kPa〜1,000kPaの範囲内に典型的には保たれる。
通常、方法(A)および(B)の両方で、1つもしくは複数のα−ヨードパーフルオロアルカン(Ia) − 典型的には、α−ヨードパーフルオロアルカン(Ia*)の製造においてはCIおよび/またはC13I − が、未反応のCFIまたはCFCFI、TFEとの、および反応の過程で場合により形成される任意のCおよびIとの混合物(M2a)として得られる。混合物(M2a)は、シクロ−Cおよび/または二量体パーフルオロアルカンをさらに含有し得る。式(Ia)または(Ia*)の1つもしくは複数のα−ヨードパーフルオロアルカンは、当技術分野で公知の方法に従って分別技術によって単離することができる。
α,ω−ヨードパーフルオロアルカンの製造
本発明による式:
(Ib)I(C
(式中、nは1である)
のα,ω−ヨードパーフルオロアルカン(1,2−ジヨードテトラフルオロエタン)の製造は、典型的には、IをTFEと接触させ、気相に対して少なくとも18%の、好ましくは少なくとも20%の、より好ましくは少なくとも27%の量のCOの存在下で130℃〜170℃の範囲の温度で加熱することによって実施される。
反応は典型的には、1時間〜6時間、好ましくは1時間〜4時間、より好ましくは1時間〜2時間の範囲の時間にわたり実施される。TFEおよびIは典型的には、約1:1のモル比で使用される。
本発明による式:
(Ib)I(C
(式中、nは1超の整数である)
のα,ω−ヨードパーフルオロアルカンの製造は典型的には、以下の2つの実施形態に従って実施される。
第1実施形態[本明細書では以下、「方法(C)」]においては、C、TFEおよびCOを含む混合物(M1b)は、方法の過程でTFEおよびCOを供給しながら、170℃〜250℃の範囲の、好ましくは200℃の温度に加熱される。典型的には、Cが反応器に供給され、170℃〜250℃、好ましくは200℃で加熱され、TFEおよびCOが方法の過程で反応器に供給される。
第2実施形態[本明細書では以下、「方法(D)」]においては、混合物(M1b)の加熱は、方法の過程でTFEを供給することなく、COの存在下で170℃〜280℃の範囲の温度で実施される。
混合物(M1b)は典型的には、TFEをCOの存在下でIと接触させ、引き続き130℃の温度で加熱することによって調製されてC、TFEおよびIを含む混合物[混合物(M1b)]を提供する。混合物(M1b)は、本方法に直接供することができるか、またはその中に含有されるIおよびTFEの量を減らすために精製工程に供することができる。精製工程は、公知の方法に従って実施することができる。
方法(C)
典型的には、方法(C)は、以下の工程:
(a1)TFEを、130℃の温度でCOの存在下でIと反応させてCと、TFEと、Iとの混合物(M1b)を提供する工程;
(a1*)任意選択的に、混合物(M1b)を精製してその中に含有されるIおよびTFEの量を減らす工程;
(a2)混合物(M1b)を、TFEおよびCOを供給しながら、170℃〜250℃の範囲の、好ましくは200℃の温度で加熱する工程
を含む。
工程(a1)は典型的には、1時間〜6時間、好ましくは1時間〜4時間、より好ましくは1時間〜2時間の範囲の時間にわたり実施される。工程(a1)において、TFEおよびIは典型的には、約1:1のモル比で使用される。
工程(a2)は典型的には、1時間〜12時間、好ましくは1時間〜24時間、より好ましくは1時間〜48時間の範囲の時間にわたり実施される。この工程において、TFEは、1,000〜3,500kPaの範囲の圧力で添加される。反応時間およびTFE圧力は、所望のテロマーの長さに応じて当業者によって調整され;反応時間が長いほど、かつTFE圧力が高いほど、所望のテロマーの長さはより大きくなる。所望のテロマーの形成は、公知の方法に従って採取試料に関して監視することができる。
工程(a1)および(a2)において反応器に供給されるCOの量は、混合物(M1b)の気相に対して少なくとも18体積%のもの、好ましくは少なくとも20%体積のもの、より好ましくは少なくとも27体積%のものである。
工程(a2)の間にわたり、反応器の圧力は監視され、反応器をパージすることによって2,500kPaを超えない値に保たれる。反応器のパージングは、反応の過程で形成されたいかなるシクロ−Cの除去も可能にする。
通常、工程(a2)の終わりに、式(I)の1つもしくは複数のα,ω−ジヨードパーフルオロアルカン、典型的にはCおよび/またはC12が、未反応のCとの、およびまたCの解離によって形成されるTFEおよびIとの混合物[混合物(M2b)]として得られる。より典型的には、式(Ib)のより多くのα,ω−ジヨードパーフルオロアルカンが、未反応のC、TFEおよびIとの混合剤で得られる。混合物(M2b)は通常、副生成物としてシクロ−Cを含有する。式(Ib)の1つもしくは複数のα,ω−ジヨードパーフルオロアルカンは、したがって、混合物(M2b)を精製工程に供することによって単離することができる。この精製工程は、たとえば特開昭51−133206号公報(旭硝子株式会社)1976年11月18日に開示されているような、公知の方法に従って実施することができる。
方法(D)
方法(D)は典型的には、以下の工程:
(b1)TFEを、130℃の温度でCOの存在下でIと反応させてCと、TFEと、Iとの混合物(M1b)を提供する工程;
(b1*)任意選択的に、混合物(M1b)を精製してその中に含有されるIおよびTFEの量を減らす工程;
(b2)混合物(M1b)を、TFEを供給することなく、COの存在下で170℃〜280℃、好ましくは200℃〜250℃、より好ましくは230℃〜250℃の範囲の温度で加熱する工程
を含む。
工程(b1)において用いられるべき反応時間および試薬量は、工程(a1)におけるものと同じものである。
工程(b2)は典型的には、1.5時間〜24時間の範囲の時間にわたり実施される。
工程(b1)および(b2)において反応器に供給されるCOの量は、混合物(M1b)の気相に対して少なくとも18体積%のもの、好ましくは少なくとも20体積%のもの、より好ましくは少なくとも27体積%のものである。
方法(D)は有利には、反応で形成されたIをクエンチするために、工程(b2)の前に、温度を130℃に下げる工程と、混合物(M1b)中のCの量に対して典型的には10重量%〜25重量%の範囲の量でTFEを添加する工程とを含む、追加の工程(b2*)を含んでもよい。
工程(a2)と同様に、工程(b2)または(b2*)の終わりに、式(Ib)の1つもしくは複数のα,ω−ジヨードパーフルオロアルカン、典型的にはCおよび/またはC12が、未反応のCとの、およびまたCの解離によって形成されるTFEおよびIとの混合物[混合物(M2b)]として得られる。より典型的には、式(Ib)のより多くのα,ω−ジヨードパーフルオロアルカンは、未反応のCとの、およびまたCと平衡にあるTFEおよびIとの混合剤で得られる。混合物(M2b)はまた、副生成物としてシクロ−Cを含有し得る。式(Ib)の1つもしくは複数のα,ω−ジヨードパーフルオロアルカンは、したがって、混合物(M2b)を精製工程に供することによって単離することができる。この精製工程は、たとえば特開昭51−133206号公報(旭硝子株式会社)1976年11月18日に開示されているような、公知の方法に従って実施することができる。
およびより大きい長さのテロマーを含有する精製工程から得られた生成物画分は、好都合にも回収し、それぞれ、方法(C)または(D)の工程(a2)または(b2)にリサイクルすることができ;したがって、そのような画分は、本発明のこれらの実施形態においては混合物(M1b)の代替物としてか、または混合物(M1b)に加えて使用することができる。
上に述べられたように、少なくとも18体積%の、好ましくは少なくとも20体積%の量でのCOの存在は、それが、反応の過程で形成された生成物の混合物に、特にCとCとの混合物に安定化効果を及ぼすため、プロセスの安全性の増加を可能にする。より具体的には、少なくとも18体積%の、好ましくは少なくとも20体積%の量が、反応器中で達する最大圧力を軽減し、一方で少なくとも27%の量が爆発のリスクの回避を可能にすることが観察されている。
方法(C)に対して、方法(D)は、副生成物として生じる望ましくないシクロ−Cの量を減らすというさらなる利点を提供する。方法(C)では、混合物(Mb2)に対して典型的には35%〜40%の範囲の全体重量のシクロ−Cが得られるが、方法(D)では、この副生物の量は20%未満である。方法(D)は、工程(b2)中の反応器のパージングが必要とされず、それがプロセスの煩雑さをより少なくし、かつCOおよびTFEの損失を回避するため、さらに有利である。
以降では、本発明およびその利点が以下の実験の部および非限定的実施例でより詳細に例証される。
参照により本明細書に援用される特許、特許出願、および刊行物のいずれかの開示が用語を不明瞭にさせ得る程度まで本出願の記載と矛盾する場合、本記載が優先するものとする。
実験の部
原材料および方法
1.方法(C)のための一般的な手順
一定量のCを含有する混合物(M1b)をステンレス鋼反応器に導入し、温度を200℃に上げ;その後、TFEおよびCO混合物(容積で80:20)を反応器に連続して供給した。圧力を、反応器をパージすることによって2,500kPaで調整した。反応の終わりに、反応器を室温に冷却し、排出させた。方法の過程で、シクロ−C、TFEおよびCOを反応器からパージし、回収しなかった。
2.方法(D)のための一般的な手順
一定量のCを含有する混合物(M1b)をステンレス鋼反応器に導入し、反応器をドライアイスで冷却した後に非凝縮性物質を排気させた。温度を50℃に上げ、攪拌しながら圧力をCOで530kPaに平衡させた。その後、圧力を3,000kPaまで上げながら、温度を235℃に上げ、採取試料の組成が少なくとも30体積%のCOの量を示すまで(約3時間)加熱を続行した。
この段階で、温度を130℃に下げ、反応器を1,500kPaの最大圧力に保ちつつTFEを添加した。その後、反応器を室温に冷却し、パージし、排出させた。
3.安定性試験
TFE、CおよびCならびにTFE/C混合物の爆発性を、爆発時圧力を測定することによって評価した。
試験は、垂直に取り付けたステンレス鋼オートクレーブ(0.34L容積および48mm直径)中で行った。
爆発時圧力は、クイックレスポンス圧力変換器(最小10kHzの膜の振動数)、電子変換器および陰極線オシログラフを用いて測定した。圧力変換器を、オートクレーブのトップ上に取り付けた。
点火装置を、対称軸の近くでオートクレーブの底部から20〜30mmの距離に設置した。150Vを加えることによって融着させたニクロム線(直径:0.25mm;長さ:4〜6mm)を点火装置として使用した。
電気的に加熱されるニクロム線スパイラル(スパイラル直径:10〜12mm;ニクロム線直径:1.1mm;巻数:11;スパイラル長さ:30〜35mm)を、試験される化合物または混合物を混合するときに対流を増大させるためにオートクレーブの底部に設置した。
合成実施例および安定性試験の結果
実施例1および2[方法(C)]
セクション「原材料および方法」のポイント1で開示された手順に従って、実施例1および2を、下の表1に報告される試薬の量および条件を使って0.6Lのステンレス鋼反応器中で実施した。
反応の終わりに、混合物(M2b)が、下の表2に報告される組成で得られた。
実施例3および4[方法(D)]
セクション「原材料および方法」のポイント2で開示された手順に従って、実施例3および4を、下の表3に報告される試薬の量および条件を使って0.6Lのステンレス鋼反応器中で実施した。
反応の終わりに、混合物(M2b)が、下の表4に報告される組成で得られた。
安定性試験の結果
下の表5は、COの不在下で異なる初期温度および圧力(P)でTFE単独に関しておよびTFEとCまたはCとの混合物に関して実施された安定性試験の結果を報告する。結果は、点火後に達した最大圧力(Pmax)とPとの間の比として表す。1.1以下のPmax/P比については、化合物または混合物は安定であり、爆発性ではないと考えられる。
結果は、TFEとCとの混合物がTFEよりも高いPmax/P比を有し、そのため、それらがTFE単独よりも安全性が少ないことを示す(特に、エントリー3と比べてエントリー13〜15を参照されたい)。同じ結果は、TFEとCとの混合物で得られた(特に、エントリー6を参照されたい)。
下の表6は、代わりに、異なる圧力PおよびCOの異なる濃度でTFEとCとの混合物に関して実施された安定性試験の結果を報告する。
結果は、混合物中のCOの濃度が18体積%である場合に、Pmax/P値は著しくより低いことを示す。結果はさらに、混合物中のCOの濃度が27体積%である場合に、爆発がまったく起こらないことを示す。

Claims (15)

  1. 一般式:
    (I)A(C
    (式中:
    Aは、F、CFおよびIから選択され、かつ
    nは1以上の整数であり、ただし、AがFである場合、nは1超の整数である)
    のα−ヨードパーフルオロアルカンおよびα,ω−ジヨードパーフルオロアルカンを製造する方法であって、
    − I、CFI、CFCFIおよびCから選択される化合物と;
    − TFEと;
    − CO
    を含有する混合物[混合物(M1)]を、130℃以上の温度で加熱する工程を含み、前記混合物が、液相および気相を含み、かつ前記気相に対して少なくとも18体積%の量でCOを含有する、方法。
  2. 前記COの量が少なくとも20%である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記COの量が少なくとも27%である、請求項2に記載の方法。
  4. 前記α−ヨードパーフルオロアルカンが、式(Ia):
    (Ia)A(C
    (式中、Aは、FまたはCFであり、かつnは1以上の整数であり、ただし、AがFである場合、nは1超の整数である)
    に従う、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. CFIまたはCFCFI、TFEおよびCOを含有する混合物(M1a)を、前記方法の過程でTFEおよびCOを供給しながら、170℃〜250℃の範囲の温度で加熱することを含む、請求項4に記載の方法。
  6. CFIまたはCFCFI、TFEおよびCOを含有する混合物(M1a)を、前記方法の過程でTFEおよびCOを供給しながら、300℃〜500℃の範囲の温度で加熱することを含む、請求項4に記載の方法。
  7. 前記α,ω−ジヨードパーフルオロアルカンが、式(Ib):
    (Ib)A(C
    (式中、AはIであり、かつnは1である)
    に従う方法であって、IをTFEと接触させ、および130℃〜170℃の範囲の温度で加熱することによって実施される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記α,ω−ジヨードパーフルオロアルカンが、式(Ib):
    (Ib)A(C
    (式中、AはIであり、かつnは1超の整数である)
    に従う、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  9. 、TFEおよびCOを含む混合物(M1b)を、前記方法の過程でTFEおよびCOを供給しながら、170℃〜250℃の範囲の温度で加熱することを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 以下の工程:
    (a1)TFEを、130℃の温度でCOの存在下でIと反応させてCと、TFEと、ヨウ素との混合物(M1b)を提供する工程;
    (a1*)任意選択的に、混合物(M1a)を精製してその中に含有されるIおよびTFEの量を減らす工程;
    (a2)混合物(M1b)を、前記方法の過程でTFEおよびCOを供給しながら170℃〜250℃の範囲の温度で加熱する工程
    を含む、請求項9に記載の方法。
  11. 、TFEおよびCOを含む混合物(M1b)を、前記方法の過程でTFEを供給することなく、COの存在下で170℃〜280℃の範囲の温度で加熱することを含む、請求項8に記載の方法。
  12. 以下の工程:
    (b1)TFEを、130℃の温度でCOの存在下でIと反応させてCと、TFEと、ヨウ素との混合物(M1b)を提供する工程;
    (b1*)任意選択的に、混合物(M1b)を精製してその中に含有されるIおよびTFEの量を減らす工程;
    (b2)混合物(M1)を、前記方法の過程でTFEを供給することなく、COの存在下で170℃〜280℃の範囲の温度で加熱する工程
    を含む、請求項11に記載の方法。
  13. 工程(b2)が、200℃〜250℃の範囲の温度で実施される、請求項12に記載の方法。
  14. 工程(b2)が、230℃〜250℃の範囲の温度で実施される、請求項13に記載の方法。
  15. 工程(b2)の前に、前記温度を130℃に下げることと、混合物(M1b)中のCの量に対して10重量%〜25重量%の範囲の量でTFEを添加することとを含む、工程(b2*)をさらに含む、請求項11〜14のいずれか一項に記載の方法。
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