JP6545109B2 - Rfidタグ発行システム及びrfidタグ発行方法 - Google Patents

Rfidタグ発行システム及びrfidタグ発行方法 Download PDF

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Description

本発明は、RFIDタグ発行システム及びRFIDタグ発行方法に関する。
RFID(Radio Frequency IDentification)タグは、対象となる物品に取り付けられるために、一列で一つずつ搬送されながら、EPC(Electric Product Code)がそれぞれに書き込まれて発行される(例えば、特許文献1参照)。
このようにRFIDタグは、一つずつ搬送されながら、EPCが書き込まれる場合には、一個のRFIDタグの書き込み処理が完了するまでに、次のRFIDタグが書き込み開始位置に来ないように、RFIDタグの間隔を十分開ける必要がある。この間隔が狭すぎる場合には、適切に書き込みを行うことができない。
特開2015−176173号公報
このように、EPCが書き込まれる複数のRFIDタグの間隔を狭くすることができないために、単位時間当たりにEPCが書き込まれるRFIDタグの個数を増やすことができず、単位時間当たりのRFIDタグの発行個数を増やすことができない。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、書き込みのために一つずつ搬送される複数のRFIDタグの間隔を狭くすることができるRFIDタグ発行システム及びRFIDタグ発行方法を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、識別情報をそれぞれ保持し、一つずつ搬送される複数のRFIDタグから、前記識別情報をそれぞれ検出し、前記RFIDタグから前記識別情報を検出した後、前記識別情報が検出された前記RFIDタグから前記識別情報が検出されないように制御する検出装置と、前記RFIDタグから前記識別情報が検出された発行対象タグに、物品情報をそれぞれ書き込む複数の書き込み装置と、を備え、前記検出装置は、前記識別情報を検出した順に、前記識別情報を前記書き込み装置のいずれかに通知し、前記書き込み装置は、前記検出装置から通知された前記識別情報を保持する前記発行対象タグに対して前記物品情報を書き込む、RFIDタグ発行システムが提供される。
また、本発明の一観点によれば、上記RFIDタグ発行システムで実行されるRFIDタグ発行方法が提供される。
開示の技術によれば、単位時間当たりのRFIDタグの発行個数を増加させることができる。
第1の実施の形態のRFIDタグ発行システムを説明するための図である。 第2の実施の形態のRFIDタグ発行システムの一例を示す図である。 第2の実施の形態のTID検出装置のハードウェア構成例を示す図である。 第2の実施の形態の第1,第2RFIDタグ発行装置のハードウェア構成例を示す図である。 第2の実施の形態のTID検出装置により実行される機能ブロックを示す図である。 第2の実施の形態のTID検出装置が保持するTID通知先情報の一例を示す図である。 第2の実施の形態の第1,第2RFIDタグ発行装置で実行される機能ブロックを示す図である。 第2の実施の形態の第1,第2RFIDタグ発行装置が保持するTID情報の一例を示す図である。 第2の実施の形態の第1,第2RFIDタグ発行装置が保持するEPC情報の一例を示す図である。 第2の実施の形態のRFIDタグ発行システムのTID検出装置で実行されるTID取得処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態のRFIDタグ発行システムの第1,第2RFIDタグ発行装置で実行されるTID受信処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態のRFIDタグ発行システムの第1,第2RFIDタグ発行装置で実行されるRFIDタグ発行処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態のRFIDタグ発行システムについて、図1を用いて説明する。
図1は、第1の実施の形態のRFIDタグ発行システムを説明するための図である。
なお、図1(A),(B),(C)は、RFIDタグ発行システム1におけるRFIDタグの搬送状態を時系列的に表わしたものである。
RFIDタグ発行システム1では、検出装置2と、複数の書き込み装置3とを有する。なお、書き込み装置3は、複数の書き込み装置3a,3b,3c,・・・の総称である。
検出装置2は、識別情報をそれぞれ保持し、一つずつ搬送される複数のRFIDタグ4から、識別情報をそれぞれ検出する。なお、RFIDタグ4は、RFIDタグ4a,4b,4c,・・・の総称である。識別情報は、RFIDタグ4に記録された、各RFIDタグ4を識別するための情報である。なお、図1では、各RFIDタグ4に記録されている識別情報を、ID1,ID2,・・・等と表している。また、図1では、検出装置2に記載されている破線で囲まれた範囲は、検出装置2から出力される電波範囲を模式的に表わしている。
書き込み装置3は、RFIDタグ4から識別情報が検出された発行対象タグ5に、物品情報(図示を省略)をそれぞれ書き込む。なお、発行対象タグ5は、発行対象タグ5a,5bの総称である。また、物品情報は、RFIDタグ4が取り付けられる物品に関する情報であって、例えば、EPCである。なお、EPCは、コード体系を識別するために定められた値であるヘッダと、RFIDタグを貼り付ける対象物を識別するためのフィルタと、企業コードと、商品アイテムコードと、製造番号等といった情報を含む。また、図1では、書き込み装置3に記載されている破線で囲まれた範囲は、書き込み装置3から出力される電波範囲を模式的に表わしている。
なお、RFIDタグ発行システム1では、RFIDタグ4が搬送される搬送経路に対して、検出装置2と、当該検出装置2に対して搬送方向下流側に並んで複数の書き込み装置3とが配置されている。すなわち、RFIDタグ4は、検出装置2の電波範囲を搬送された後、RFIDタグ4から識別情報が検出された発行対象タグ5が書き込み装置3a,3b,3c,・・・の電波範囲を順に搬送される。
このようなRFIDタグ発行システム1で実行されるRFIDタグ発行方法について説明する。
検出装置2は、一つずつ搬送される複数のRFIDタグ4のうち、RFIDタグ4aから識別情報(ID1)を検出する。そして、検出装置2は、複数のRFIDタグ4のうち先頭のRFIDタグ4aから識別情報(ID1)を検出すると、書き込み装置3のうち最左端の書き込み装置3aに識別情報(ID1)を通知する(図1(A))。
なお、検出装置2は、複数のRFIDタグ4のうち先頭から二つ目のRFIDタグ4bから識別情報(ID2)を検出すると、書き込み装置3のうち最左端から二つ目の書き込み装置3bに識別情報(ID2)を通知する(図1(B))。同様にして、検出装置2は、複数のRFIDタグ4のうち先頭から三つ目のRFIDタグ4cから識別情報(ID3)を検出すると、書き込み装置3のうち最左端から三つ目の書き込み装置3cに識別情報(ID3)を通知する(図1(C))。
このようにして、検出装置2は、識別情報を検出した順に、識別情報を書き込み装置3のいずれかに通知する。
なお、このような書き込み装置3のいずれかに対する識別情報の通知の仕方は一例であってこれに限らない。例えば、RFIDタグ4aの識別情報(ID1)を書き込み装置3cに通知し、RFIDタグ4bの識別情報(ID2)を書き込み装置3aに通知し、そして、RFIDタグ4cの識別情報(ID3)を書き込み装置3aに通知することも可能である。このように、検出装置2は、識別情報を、識別情報を検出した順に基づいて定められた順序で書き込み装置3のいずれかに通知する。
次いで、書き込み装置3aは、検出装置2からRFIDタグ4aの識別情報(ID1)が通知されている。このような書き込み装置3aは、電波領域を搬送される、RFIDタグ4aから識別情報(ID1)が検出された発行対象タグ5aに対して、当該識別情報(ID1)を保持していれば、EPCが書き込み可能となるように設定する。発行対象タグ5aは識別情報(ID1)を保持しているために、書き込み装置3aは、発行対象タグ5aに対して、物品情報を書き込む(図1(B))。
このようにして、物品情報が書き込まれた発行対象タグ5aが発行されると、指定された物品に取り付けられる。
なお、書き込み装置3aの電波領域を搬送される発行対象タグ5bは、識別情報(ID1)ではなく、識別情報(ID2)を保持する。このため、書き込み装置3aは、発行対象タグ5bに対して、EPCが書き込み可能となるような設定を行わない。このため、書き込み装置3aは、発行対象タグ5bに対しては、物品情報の書き込みを行わない。
次いで、書き込み装置3bは、検出装置2からRFIDタグ4bの識別情報(ID2)が通知されている。このような書き込み装置3bは、電波領域を搬送される、RFIDタグ4bから識別情報(ID2)が検出された発行対象タグ5bに対して、当該識別情報(ID2)を保持していれば、EPCが書き込み可能となるように設定する。発行対象タグ5bは識別情報(ID2)を保持しているために、書き込み装置3bは、発行対象タグ5bに対して、物品情報を書き込む(図1(C))。
このようにして、物品情報が書き込まれた発行対象タグ5bが発行されると、指定された物品に取り付けられる。
このように上記RFIDタグ発行システム1は、識別情報をそれぞれ保持し、一つずつ搬送される複数のRFIDタグ4から、識別情報をそれぞれ検出する検出装置2と、RFIDタグ4から識別情報が検出された発行対象タグ5に、物品情報をそれぞれ書き込む複数の書き込み装置3と、を備える。このような検出装置2は、識別情報を検出した順に、識別情報を書き込み装置3のいずれかに通知し、書き込み装置3は、検出装置2から通知された識別情報を保持する発行対象タグ5に対して物品情報を書き込む。
これにより、一つずつ搬送される複数のRFIDタグ4の間隔を狭めることが可能となり、単位時間当たりに物品情報を書き込むことができるRFIDタグ4の個数を増加することができる。したがって、単位時間当たりのRFIDタグ4の発行個数を増加することができるようになる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、第1の実施の形態をより具体的に説明する。
まず、第2の実施の形態のRFIDタグ発行システムについて、図2を用いて説明する。
図2は、第2の実施の形態のRFIDタグ発行システムの一例を示す図である。
RFIDタグ発行システム100は、物品に付されるRFIDタグにEPCを書き込んで、RFIDタグを発行するためのものであり、複数のRFIDタグが一つずつ一列に搬送される。なお、RFIDタグの搬送速度は、0.05cm/msである。このようなRFIDタグ発行システム100は、TID(Tag IDentification)検出用アンテナ240が接続されたTID検出装置200と、RFIDタグが搬送される搬送経路の下流側に第1,第2RFIDタグ発行用アンテナ340,440が接続された第1,第2RFIDタグ発行装置300,400とを有する。そして、TID検出装置200と、第1,第2RFIDタグ発行装置300,400とが、例えば、LAN(Local Area Network)を介して通信可能に接続されている。すなわち、RFIDタグは、TID検出用アンテナ240の電波領域を搬送されると、第1RFIDタグ発行用アンテナ340の電波領域と、第2RFIDタグ発行用アンテナ440の電波領域とを続けて搬送される。
TID検出装置200は、TID検出用アンテナ240を介して電波を出力し、当該電波領域内を搬送されるRFIDタグから、TIDを検出する。TID検出装置200は、電波領域を搬送される奇数番目のRFIDタグから検出したTIDは、LAN500を経由して、第1RFIDタグ発行装置300に通知する。TID検出装置200は、電波領域を搬送される偶数番目のRFIDタグから検出したTIDは、LAN500を経由して、第2RFIDタグ発行装置400に通知する。なお、図2では、TID検出用アンテナ240から発生される電波領域を破線で表している。また、TID検出用アンテナ240は、20cm角円偏波アンテナであり、電波出力は20dBm(EIRP)、電波範囲は30cmである。
第1,第2RFIDタグ発行装置300,400は、第1,第2RFIDタグ発行用アンテナ340,440を介して電波を出力し、当該電波領域内を搬送されるRFIDタグと通信を行う。なお、図2では、第1,第2RFIDタグ発行用アンテナ340,440から発生される電波領域を破線で表している。また、第1,第2RFIDタグ発行用アンテナ340,440は、20cm角円偏波アンテナであり、電波出力は20dBm(EIRP)、電波範囲は30cmである。
第1,第2RFIDタグ発行装置300,400は、RFIDタグと通信を行って、TID検出装置200から通知されたTIDを保持するRFIDタグに、EPCを書き込む。具体的には、第1,第2RFIDタグ発行装置300,400は、TID検出装置200から通知されたTIDを対象としたセレクトコマンドを、電波領域内を搬送されるRFIDタグに送信する。RFIDタグは、当該TIDを保持する場合にのみ、セレクトコマンドにより選択される。続けて、第1,第2RFIDタグ発行装置300,400は、EPCをRFIDタグに書き込む。この際、RFIDタグは、セレクトコマンドにより選択されている場合には、当該EPCが書き込まれて、正常に書き込まれたことを第1,第2RFIDタグ発行装置300,400に送信する。一方、RFIDタグは、セレクトコマンドにより選択されていない場合には、当該EPCが書き込まれない。このようにして、第1,第2RFIDタグ発行装置300,400は、対象とするTIDを保持するRFIDタグのみに適切にEPCを書き込むことができるようになる。
なお、このような第1,第2RFIDタグ発行装置300,400は、RFIDタグが搬送される搬送経路に沿って、エラーと認定されたRFIDタグを除去する除去ユニット(図2では図示を省略)を備える。
次に、RFIDタグ発行システム100の各構成の詳細について説明する。
まず、TID検出装置200のハードウェア構成について、図3を用いて説明する。
図3は、第2の実施の形態のTID検出装置のハードウェア構成例を示す図である。
TID検出装置200は、制御ユニット210と、表示ユニット220と、TID検出用アンテナ240と接続されているリーダライタユニット230とを有する。
制御ユニット210は、TID検出装置200全体を制御するものである。このような制御ユニット210は、CPU(Central Processing Unit)211と、RAM(Random Access Memory)212と、HDD(Hard Disk Drive)213と、グラフィック処理部214と、通信制御部215と、入出力インタフェース216とがバス217を介して通信可能に接続されている。
CPU211は、RAM212及びHDD213といった記録媒体に記憶された各種プログラムを実行することにより、TID検出装置200全体を統括的に制御する。
RAM212は、CPU211によって実行させるOS(Operation System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部を一時的に格納する。また、RAM212は、CPU211による処理に必要な各種データを格納する。
HDD213は、OSやアプリケーションプログラムを格納する。
グラフィック処理部214は、表示ユニット220のディスプレイ221が接続されている。グラフィック処理部214は、CPU211の制御の下に、各種の情報をディスプレイ221の画面に表示させる。
通信制御部215は、LAN500(図2)に接続され、例えば、第1,第2RFIDタグ発行装置300,400の間でデータ(各種の情報、電文、通知等)の送受信を行う。
なお、CPU211によって実行されるOSのプログラムやアプリケーションプログラムは、図示しない外部装置から、通信制御部215を介して、例えばRAM212に格納されて、CPU211によって実行されてもよい。
入出力インタフェース216には、表示ユニット220のタッチパネル222と、リーダライタユニット230とが接続されている。
リーダライタユニット230は、制御ユニット210からの制御信号に応じて、TID検出用アンテナ240から電波を出力して、当該電波領域内のRFIDタグと通信を行って、RFIDタグからTIDを検出する。リーダライタユニット230は、RFIDタグから検出したTIDを制御ユニット210に送信して、RAM212、HDD213に保持させる。
なお、TID検出装置200において、制御ユニット210は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)やDSP(Digital Signal Processor)等のモジュールを含む構成とすることもできる。この場合、制御ユニット210は、不揮発性メモリ(例えば、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ、フラッシュメモリ型メモリカード等)を含み、モジュールのファームウェアを記憶する。不揮発性メモリには、通信制御部215を介してファームウェアを書き込むことができる。このように制御ユニット210は、不揮発性メモリに記憶されているファームウェアを書き換えることにより、ファームウェアの更新をすることもできる。
次いで、第1,第2RFIDタグ発行装置300,400のハードウェア構成について、図4を用いて説明する。
図4は、第2の実施の形態の第1,第2RFIDタグ発行装置のハードウェア構成例を示す図である。
なお、図4では、第1,第2RFIDタグ発行装置300,400のハードウェア構成について併記している。
第1,第2RFIDタグ発行装置300,400は、制御ユニット310,410と、表示ユニット320,420と、第1,第2RFIDタグ発行用アンテナ340,440と接続されているリーダライタユニット330,430とを有する。
なお、第1,第2RFIDタグ発行装置300,400は、TID検出装置200と同様のハードウェア構成を有しているために、各構成の詳細な説明については省略する。
但し、リーダライタユニット330,430は、制御ユニット310,410からの制御信号に応じて、第1,第2RFIDタグ発行用アンテナ340,440から電波を出力させて、当該電波領域内のRFIDタグと通信を行って、RFIDタグにEPCを書き込む。
また、除去ユニット350,450は、制御ユニット310,410からの制御信号に応じて、EPCの書き込み等でエラーとなったRFIDタグを、RFIDタグの搬送経路から除去する。
次に、TID検出装置200が備える機能とTID通知先情報とについて、図5及び図6を用いて説明する。
図5は、第2の実施の形態のTID検出装置により実行される機能ブロックを示す図である。
図6は、第2の実施の形態のTID検出装置が保持するTID通知先情報の一例を示す図である。
TID検出装置200は、その制御ユニット210には、TID通知先情報保持部201と、通信処理部202と、TID通信処理部203と、TID検出制御部204との機能が備えられている。
TID通知先情報保持部201は、RFIDタグから検出したTIDの通知先の通知先情報を保持する。通知先情報は、第2の実施の形態であれば、TIDが通知される第1,第2RFIDタグ発行装置300,400の、例えば、図6に示されるように、IP(Internet Protocol)アドレスである。TID通知先情報保持部201は、このような通知先情報を保持する。
通信処理部202は、TID検出制御部204からの制御に基づき、第1,第2RFIDタグ発行装置300,400に対して、TID通知先情報保持部201が保持する通知先情報に基づき、検出したTIDを通知する。
TID通信処理部203は、TID検出制御部204からの制御に基づき、リーダライタユニット230にTID検出用アンテナ240から電波を出力させて、搬送されるRFIDタグからTIDを検出させる。なお、RFIDタグからのTIDの検出方法の詳細については後述する。
TID検出制御部204は、TID通信処理部203にRFIDタグからTIDを検出させる。そして、TID検出制御部204は、TID通知先情報保持部201を参照して、搬送されるRFIDタグのうち奇数番目のRFIDタグから検知したTIDを、第1RFIDタグ発行装置300に通信処理部202から通知させる。また、TID検出制御部204は、TID通知先情報保持部201を参照して、搬送されるRFIDタグのうち偶数番目のRFIDタグから検知したTIDを、第2RFIDタグ発行装置400に通信処理部202から通知させる。
次に、第1,第2RFIDタグ発行装置300,400が備える機能とTID情報とEPC情報とについて、図7、図8及び図9を用いて説明する。
図7は、第2の実施の形態の第1,第2RFIDタグ発行装置で実行される機能ブロックを示す図である。
図8は、第2の実施の形態の第1,第2RFIDタグ発行装置が保持するTID情報の一例を示す図である。
図9は、第2の実施の形態の第1,第2RFIDタグ発行装置が保持するEPC情報の一例を示す図である。
第1,第2RFIDタグ発行装置300,400は、その制御ユニット310,410に、TID情報保持部301,401と、EPC情報保持部302,402との機能が備えられている。さらに、制御ユニット310,410には、通信処理部303,403と、時刻検出処理部304,404と、EPC通信処理部305,405と、RFIDタグ発行制御部306,406との機能が備えられている。
TID情報保持部301は、第1RFIDタグ発行装置300に保持されており、TID検出装置200から通知されたTID検出用アンテナ240の電波領域を搬送される奇数番目のRFIDタグが保持するTIDに関する情報である。TID情報保持部301は、例えば、図8(A)に示されるように、奇数番目のRFIDタグのTID(TID1,TID3,TID5,・・・)と当該TIDを受信した受信時刻(t1,t3,t5,・・・)とを保持する。TID情報保持部301は、TID検出装置200から通知された順にTIDと受信時刻との情報を保持する。
TID情報保持部401は、第2RFIDタグ発行装置400に保持されており、TID検出装置200から通知されたTID検出用アンテナ240の電波領域を搬送される偶数番目のRFIDタグが保持するTIDに関する情報である。TID情報保持部401は、例えば、図8(B)に示されるように、偶数番目のRFIDタグのTID(TID2,TID4,TID6,・・・)と当該TIDを受信した受信時刻(t2,t4,t6,・・・)とを保持する。TID情報保持部401は、TID検出装置200から通知された順にTIDと受信時刻との情報を保持する。
EPC情報保持部302は、第1RFIDタグ発行装置300に保持されており、奇数番目のRFIDタグにそれぞれ書き込まれるEPCの情報をあらかじめ保持している。EPC情報保持部302は、例えば、図9(A)に示されるように、奇数番目のRFIDタグに対して、EPC(EPC1,EPC3,EPC5,・・・)を保持する。
EPC情報保持部402は、第2RFIDタグ発行装置400で保持されており、偶数番目のRFIDタグにそれぞれ書き込まれるEPCの情報をあらかじめ保持している。EPC情報保持部402は、例えば、図9(B)に示されるように、偶数番目のRFIDタグに対して、EPC(EPC2,EPC4,EPC6,・・・)を保持する。
通信処理部303,403は、TID検出装置200と通信を行って、TID検出装置200で検出されたRFIDタグのTID情報を受信する。なお、通信処理部303は、第1RFIDタグ発行装置300に保持されており、TID検出装置200から奇数番目のRFIDタグのTID情報を受信する。通信処理部403は、第2RFIDタグ発行装置400に保持されており、TID検出装置200から奇数番目のRFIDタグのTID情報を受信する。
時刻検出処理部304,404は、通信処理部303,403がTID検出装置200からTIDを受信した時刻を検出する。
EPC通信処理部305,405は、RFIDタグ発行制御部306,406からの制御に基づき、リーダライタユニット330,430に第1,第2RFIDタグ発行用アンテナ340,440から電波を出力させて、搬送されるRFIDタグにEPCを書き込ませる。なお、EPCの書き込みの詳細については後述する。
RFIDタグ発行制御部306,406は、通信処理部303,403で受信したTID検出装置200からのTIDを、時刻検出処理部304,404で検出した受信時刻と共に、TID情報保持部301,401に保持させる。また、RFIDタグ発行制御部306,406は、TID情報保持部301,401を参照して、最も古く受信したTIDを選択すると共に、EPC情報保持部302,402を参照する。そして、RFIDタグ発行制御部306,406は、EPC通信処理部305,405を制御して、リーダライタユニット330,430から第1,第2RFIDタグ発行用アンテナ340,440を介して、選択したTIDを保持するRFIDタグと通信を行う。RFIDタグ発行制御部306,406は、このような通信により、当該RFIDタグにEPCを書き込ませる。
RFIDタグ発行システム100を構成するTID検出装置200と、第1,第2RFIDタグ発行装置300,400とは上記構成を有する。
次に、RFIDタグ発行システム100で実行される処理について説明する。
まず、TID検出装置200で実行される、搬送されるRFIDタグからTIDを検出するTID検出処理について図10を用いて説明する。
図10は、第2の実施の形態のRFIDタグ発行システムのTID検出装置で実行されるTID取得処理を示すフローチャートである。
なお、複数のRFIDタグは、事前に、TIDがそれぞれ記録されており、インベントリフラグS2はAが設定されている。
このような複数のRFIDタグが一列となって一つずつ搬送されて、TID検出用アンテナ240からの電波範囲内のRFIDタグに対して、TID検出装置200(TID検出制御部204)にて以下の処理が実行される。
[ステップS11] TID検出制御部204は、RFIDタグのカウンタをクリアする。この際、クリアすることで、RFIDタグのカウンタには1がセットされる。
なお、RFIDタグのカウンタとは、RFIDタグが、TID検出用アンテナ240を搬送されるごとにカウントされるものである。
[ステップS12] TID検出制御部204は、TID通信処理部203を制御して、リーダライタユニット230から、TIDを含むRFIDタグを選択させるセレクトコマンドを、TID検出用アンテナ240を介して送信する。
[ステップS13] TID検出制御部204は、TID通信処理部203を制御して、リーダライタユニット230により、インベントリフラグS2がAのRFIDタグに対するアンチコリジョンを実施させる。
なお、この際のアンチコリジョンを実施する時間は、42ms程度である。
[ステップS14] TID検出制御部204は、TID通信処理部203がステップS13の処理により、RFIDタグを検出したか否かを判定する。
次の処理は、TID検出制御部204が、RFIDタグを検出した場合には、ステップS15の処理が実行され、RFIDタグを検出しない場合には、再び、ステップS12の処理が実行される。
[ステップS15] TID検出制御部204は、ステップS14で検出したRFIDタグの個数が1個であるか否かを判定する。
次の処理は、TID検出制御部204が、RFIDタグを1個検出した場合には、ステップS16の処理が実行され、RFIDタグを複数検出した場合には、終了する。
[ステップS16] TID検出制御部204は、TID通信処理部203から、ステップS15で検出したRFIDタグに含まれるTIDを取得する。
なお、この際のTIDを取得するために要する時間は、15ms程度である。
[ステップS17] TID検出制御部204は、TID通信処理部203を制御して、リーダライタユニット230により、ステップS16で検出したRFIDタグのインベントリフラグS2をBに変更する。
これにより、当該RFIDタグに隣接するRFIDタグに対してTID検出用アンテナ240により通信を行う場合に、当該RFIDタグからTIDの再取得が防止されるようになる。なお、インベントリフラグS2のBは、一定時間経過後は、元のAに戻る。
[ステップS18] TID検出制御部204は、RFIDタグのカウンタが奇数か否かを判定する。
次の処理は、TID検出制御部204は、RFIDタグのカウンタが奇数である場合には、ステップS19の処理が実行され、RFIDタグのカウンタが偶数である場合には、ステップS20の処理が実行される。
[ステップS19] TID検出制御部204は、TID通知先情報保持部201を参照して、通信処理部202により、ステップS16で取得したTIDを、第1RFIDタグ発行装置300に通知させる。
[ステップS20] TID検出制御部204は、TID通知先情報保持部201を参照して、通信処理部202により、ステップS16で取得したTIDを、第2RFIDタグ発行装置400に通知させる。
[ステップS21] TID検出制御部204は、RFIDタグのカウンタに1を追加する。
この後、再び、ステップS12の処理が実行されて、TID検出用アンテナ240からの電波範囲内を搬送されるRFIDタグに対して、上記のTID検出処理が繰り返し実行される。
次に、第1,第2RFIDタグ発行装置300,400におけるTID検出装置200からTIDを受信するTID受信処理について、図11を用いて説明する。
図11は、第2の実施の形態のRFIDタグ発行システムの第1,第2RFIDタグ発行装置で実行されるTID受信処理を示すフローチャートである。
[ステップS31] RFIDタグ発行制御部306,406は、通信処理部303,403がTID検出装置200からTIDを受信したか否かを判定する。
次の処理は、RFIDタグ発行制御部306,406が、通信処理部303,403によるTIDの受信を判定すると、ステップS32の処理を実行する。
[ステップS32] RFIDタグ発行制御部306,406は、ステップS31でTIDを受信した際の時刻を、時刻検出処理部304,404から取得する。
[ステップS33] RFIDタグ発行制御部306,406は、ステップS31で受信したTIDと、ステップS32で取得した当該TIDの受信時刻とを、TID情報保持部301,401に保持させる。
この後、再び、ステップS31の処理が実行されて、上記のTID受信処理が繰り返し実行される。これにより、TID検出装置200からTIDを受信されるごとに、TID情報保持部301,401にTIDと当該TIDの受信時刻とを含むTID情報が順に蓄積される。
次に、第1,第2RFIDタグ発行装置300,400でRFIDタグにEPCを書き込んでRFIDタグを発行するRFIDタグ発行処理について、図12を用いて説明する。
図12は、第2の実施の形態のRFIDタグ発行システムの第1,第2RFIDタグ発行装置で実行されるRFIDタグ発行処理を示すフローチャートである。
第1,第2RFIDタグ発行装置300,400は、第1,第2RFIDタグ発行用アンテナ340,440からの電波範囲内を搬送される、TID検出装置200でTIDが検出されたRFIDタグに対して、以下の処理を行って、EPCを書き込んで、発行する。
[ステップS41] RFIDタグ発行制御部306,406は、TID情報保持部301,401を参照して、TID情報の存在の有無を判定する。
次の処理は、RFIDタグ発行制御部306,406が、TID情報が存在することを判定すると、ステップS42の処理が実行され、TID情報が存在しないことを判定すると、再び、ステップS41の処理が実行される。
[ステップS42] RFIDタグ発行制御部306,406は、EPC通信処理部305,405を制御して、リーダライタユニット330,430により、第1,第2RFIDタグ発行用アンテナ340,440の電波領域を搬送されるRFIDタグに通信を行う。これにより、RFIDタグ発行制御部306,406は、TID情報保持部301,401が保持する最も古いTIDを有するRFIDタグを選択する。
また、RFIDタグ発行制御部306,406は、TID情報保持部301,401が保持する最も古いTIDの受信時刻を取得する。
[ステップS43] RFIDタグ発行制御部306,406は、TID情報保持部301,401から、ステップS42で選択したRFIDタグが保持するTIDと、当該TIDの受信時刻とを削除する。
[ステップS44] RFIDタグ発行制御部306,406は、アンチコリジョンを実施する。
なお、この際のアンチコリジョンの実施時間は、31ms程度である。
[ステップS45] RFIDタグ発行制御部306,406は、ステップS42で取得したTIDの受信時刻と、現在時刻とに基づき、TIDの受信後、所定の時間が経過したか否かを判定する。
次の処理は、RFIDタグ発行制御部306,406が、TIDの受信後、所定の時間が経過していないことを判定すると、ステップS46の処理が実行され、TIDの受信後、所定の時間が経過したことを判定すると、再び、ステップS41の処理が実行される。
[ステップS46] RFIDタグ発行制御部306,406は、EPC通信処理部305,405がステップS44の処理により、RFIDタグを検出したか否かを判定する。
次の処理は、RFIDタグ発行制御部306,406が、RFIDタグを検出した場合には、ステップS47の処理が実行され、RFIDタグを検出していない場合には、再び、ステップS44の処理が実行される。
[ステップS47] RFIDタグ発行制御部306,406は、ステップS46で検出したRFIDタグの個数が1個であるか否かを判定する。
次の処理は、RFIDタグ発行制御部306,406が、RFIDタグを1個検出した場合には、ステップS48の処理が実行され、RFIDタグを複数検出した場合には、再び、ステップS44の処理が実行される。
[ステップS48] RFIDタグ発行制御部306,406は、EPC通信処理部305,405を制御して、リーダライタユニット330,430により、ステップS47で検出したRFIDタグにEPCを書き込んで、書き込みロックを行う書き込み処理を実行する。
なお、この際のRFIDタグへのEPCの書き込み処理に要する時間は、200ms程度である。
そして、RFIDタグ発行制御部306,406は、EPCにおける書き込み処理が実行されたRFIDタグを発行する。
[ステップS49] RFIDタグ発行制御部306,406は、ステップS48でRFIDタグが正常に発行されたか否かを判定する。
次の処理は、RFIDタグ発行制御部306,406が、ステップS48でRFIDタグが正常に発行されたことを判定すると、再び、ステップS41の処理が実行され、ステップS48でRFIDタグが正常に発行されなかったことを判定すると、ステップS50の処理が実行される。
[ステップS50] RFIDタグ発行制御部306,406は、正常に発行されなかったRFIDタグを発行エラーと識別して、除去ユニット350,450を制御して、発行エラーのRFIDタグを除去する。
この後、再び、ステップS41の処理が実行されて、上記のRFIDタグ発行処理が繰り返し実行される。
ここで、第2の実施の形態の場合における単位時間当たりに発行することができるRFIDタグの個数について説明する。
既述の通り、TID検出用アンテナ240と、第1,第2RFIDタグ発行用アンテナ340,440とは、共に、20cm角円偏波アンテナであって、電波出力が20dBm(EIRP)、電波範囲が30cmであった。また、RFIDタグの搬送速度は、0.05cm/msであり、TID検出装置200におけるアンチコリジョンの実施に要する時間は42ms、TIDの取得に要する時間は15msであった。また、第1,第2RFIDタグ発行装置300,400におけるアンチコリジョンの実施に要する時間は31ms、RFIDタグに対するEPCの書き込み処理に要する時間は200msであった。
このことからTID検出装置200によるTIDの検出に要する全ての時間は57ms(=42ms+15ms)であることから、TIDの検出可能な最短のRFIDタグ間隔は、2.85cm(=0.05cm/ms*57ms)である。
さらに、第1,第2RFIDタグ発行装置300,400のRFIDタグに対するEPCの書き込み処理に要する全ての時間は231ms(=31ms+200ms)であることから、EPCの書き込み可能な最短のRFIDタグ間隔は、5.78cm(=0.05cm/ms*231ms*(1/2))である。なお、RFIDタグの書き込みは2つの第1,第2RFIDタグ発行装置300,400により実施され、1個飛ばしで処理可能であるために、1/2を掛けている。
これらのRFIDタグの間隔のうち、TIDの検出も、EPCの書き込みも可能なRFIDタグの間隔は、5.78cmである。
したがって、第2の実施の形態の単位時間当たりに発行することができるRFIDタグの個数は、8.65個/秒(=0.05cm/ms*(1/5.78cm))である。
一方、比較例として、一列に一つずつ搬送される複数のRFIDタグに対して、1つのリーダライタユニット(及びそれに接続されたアンテナ)によりTIDの検出、EPCの書き込みを行った場合における、単位時間当たりに発行することができるRFIDタグの個数について説明する。
なお、この比較例のアンテナの条件、RFIDタグの搬送速度は、第2の実施の形態と同様である。
このような比較例における、RFIDタグに対するTIDの検出のためのアンチコリジョンの実施に要する時間は、27msである。
また、RFIDタグに対するEPCの書き込み処理に要する時間は200msであった。
このことから、1つのRFIDタグを発行するまでに要する時間は、227ms(27ms+200ms)であり、RFIDタグを発行可能な最短のRFIDタグの間隔は、11.35cm(0.05cm/ms*227ms)である。
したがって、この比較例の単位時間当たりに発行することができるRFIDタグの個数は、4.41個/秒(=0.05cm/ms*(1/11.35cm))である。
このように第2の実施の形態では、一つのリーダライタユニットによりRFIDタグに対してTIDを検出して、EPCを書き込む場合に比べて、単位当たりのRFIDタグの発行個数が約2倍になったことが分かる。
このように上記RFIDタグ発行システム100は、TIDをそれぞれ保持し、一つずつ搬送される複数のRFIDタグから、TIDをそれぞれ検出するTID検出装置200と、RFIDタグからTIDが検出されたRFIDタグに、EPCをそれぞれ書き込む複数のRFIDタグ発行装置300,400と、を備える。このようなTID検出装置200は、TIDを検出した順に、TIDをRFIDタグ発行装置300,400のいずれかに通知し、RFIDタグ発行装置300,400は、TID検出装置200から通知されたTIDを保持するRFIDタグに対してEPCを書き込む。
これにより、一つずつ搬送されるRFIDタグの間隔を狭めることが可能となり、単位時間当たりにEPCを書き込むことができるRFIDタグの個数を増加することができる。したがって、単位時間当たりのRFIDタグの発行数を増加することができるようになる。
上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、コンピュータが有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。
処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体には、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記憶媒体、半導体メモリ等がある。磁気記憶装置には、HDD、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ(MT)等がある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD(Compact Disc)−ROM、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等がある。光磁気記憶媒体には、MO(Magneto - Optical disk)等がある。半導体メモリには、USB(Universal Serial Bus)メモリ等のフラッシュメモリがある。
上記プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータに格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
上記プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラム若しくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、プログラムで記述された処理の一部または全てを、電子回路に置き換えることが可能である。例えば、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)等の電子回路で実現してもよい。
なお、上述の実施の形態は、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
さらに、上述の実施の形態は、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、説明した正確な構成及び応用例に限定されるものではない。
1 RFIDタグ発行システム
2 検出装置
3,3a,3b,3c 書き込み装置
4,4a,4b,4c RFIDタグ
5,5a,5b 発行対象タグ

Claims (4)

  1. 識別情報をそれぞれ保持し、一つずつ搬送される複数のRFIDタグから、前記識別情報をそれぞれ検出し、前記RFIDタグから前記識別情報を検出した後、前記識別情報が検出された前記RFIDタグから前記識別情報が検出されないように制御する検出装置と、
    前記RFIDタグから前記識別情報が検出された発行対象タグに、物品情報をそれぞれ書き込む複数の書き込み装置と、
    を備え、
    前記検出装置は、前記識別情報を検出した順に、前記識別情報を前記書き込み装置のいずれかに通知し、
    前記書き込み装置は、前記検出装置から通知された前記識別情報を保持する前記発行対象タグに対して前記物品情報を書き込む、
    ことを特徴とするRFIDタグ発行システム。
  2. 前記書き込み装置は、
    第1書き込み装置と第2書き込み装置とを有する、
    ことを特徴とする請求項1記載のRFIDタグ発行システム。
  3. 前記検出装置は、
    前記RFIDタグの奇数番目のRFIDタグから前記識別情報を検出すると、検出した前記識別情報を前記第1書き込み装置に通知し、
    前記RFIDタグの偶数番目のRFIDタグから前記識別情報を検出すると、検出した前記識別情報を前記第2書き込み装置に通知する、
    ことを特徴とする請求項2記載のRFIDタグ発行システム。
  4. 識別情報をそれぞれ保持し、一つずつ搬送される複数のRFIDタグから前記識別情報をそれぞれ検出し、前記RFIDタグから前記識別情報を検出した後、前記識別情報が検出された前記RFIDタグから前記識別情報が検出されないように制御する検出装置に、前記識別情報を検出させた順に前記識別情報を、前記RFIDタグから前記識別情報が検出された発行対象タグに物品情報をそれぞれ書き込む複数の書き込み装置のいずれかに通知させ、
    前記書き込み装置に、前記検出装置から通知された前記識別情報を保持する前記発行対象タグに対して前記物品情報を書き込ませる、
    ことを特徴とするRFIDタグ発行方法。
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