JP6542681B2 - 車両用ポップアップフード装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ポップアップフード装置に関する。
下記特許文献1〜特許文献3には、車両の前部に設けられたフロントフードの前端部を車両上方側に向けてポップアップさせる車両用ポップアップフード装置が開示されている。これらの文献に記載された技術について簡単に説明すると、下記特許文献1及び特許文献2に記載された車両用ポップアップフード装置は、フードストライカが係止される被係止部を有するフードロック装置を備えている。このフードロック装置がアクチュエータによって車両上方側へ移動されることによってフロントフードをポップアップさせることが可能となっている。また、下記特許文献3に記載された車両用ポップアップフード装置は、アクチュエータがリンク機構を作動させることによって、フロントフードをポップアップさせることが可能となっている。
欧州特許出願公開第2096007号明細書 特開2004−249872号公報 特開2004−299614号公報
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に記載された車両用ポップアップフード装置は、フロントフードをポップアップ位置に保持する機構を備えていないため、フロントフードのポップアップ完了時に、フロントフードが揺動(振動)することが考えられる。
本発明は上記事実を考慮し、ポップアップ完了時にフロントフードが揺動することを抑制することができる車両用ポップアップフード装置を得ることが目的である。
請求項1記載の車両用ポップアップフード装置は、フロントフードの車両下方側に配置され、作動することによって前記フロントフードを閉止位置から車両上方側へ移動させるフロントフード持ち上げ装置と、前記フロントフードの車両下方側に配置されると共に前記フロントフードに取付けられたフードストライカが係止され、前記フロントフードと共に車両上方側へ移動可能とされたフードロック装置と、前記フードロック装置を車両上方側へ移動可能に支持するベースと、前記フードロック装置が車両上方側へ移動された際に該フードロック装置の車両下方側に配置され、該フードロック装置の車両下方側かつ前記フードストライカが係止されている部分に対して車幅方向一方側の部位が当接することにより該フードロック装置の車両下方側への移動を制限する第1ストッパ部と、前記フードロック装置に対して車幅方向他方側に配置され、前記第1ストッパ部に当接された前記フードロック装置が当接することで該フードロック装置の車幅方向他方側への移動を制限する第2ストッパ部と、を備えている。
請求項1記載の本発明によれば、フロントフード持ち上げ装置が作動する前の状態では、フロントフードに取付けられたフードストライカがフードロック装置に係止されている。これにより、フロントフードが閉止位置に保持されている。また、フロントフード持ち上げ装置が作動すると、フードロック装置がフロントフードと共にベースに対して車両上方側へ移動する。その結果、フロントフードがポップアップする。
ここで、請求項1記載の本発明では、フードロック装置がフロントフードと共に車両上方側へ移動されると、第1ストッパ部がフードロック装置の車両下方側へ配置される。そして、フードロック装置がフロントフードと共に下降すると、フードロック装置の車両下方側かつフードストライカが係止されている部分に対して車幅方向一方側の部位が、第1ストッパ部に当接する。これにより、フードロック装置の車両下方側への移動が制限される。また、フードロック装置が第1ストッパ部に当接した状態では、第2ストッパ部がフードロック装置の車幅方向他方側に配置される。そして、フードロック装置が第2ストッパ部に当接することにより、当該フードロック装置の車幅方向他方側への移動が規制される。これにより、フロントフードのポップアップした際に、フードロック装置の車両下方側への移動及び第1ストッパ部を支点とする車幅方向他方側への傾きが抑制される。これにより、フロントフードが揺動(振動)することを抑制することができる。
本発明に係る車両用ポップアップフード装置は、ポップアップ完了時にフロントフードが揺動することを抑制することができる、という優れた効果を有する。
本実施形態の車両用ポップアップフード装置を模式的に示した正面図である。 図1に示された車両用ポップアップフード装置の一部を構成するフードロック装置及びフードロック装置ベース等を示す拡大正面図であり、一対のアクチュエータが作動する前の状態を示している。 一対のアクチュエータが作動した後の状態でかつオーバーシュート位置に位置している状態のフードロック装置及びフードロック装置ベース等を示す図2に対応する拡大正面図である。
図1〜図3を用いて本発明の実施形態に係る車両用ポップアップフード装置について説明する。なお、各図に適宜記す矢印UP、矢印LH及び矢印RHは、車両の上方向、車両左右方向(車幅方向)の左側及び右側方向をそれぞれ示している。また以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
図1に示されるように、本実施形態の車両用ポップアップフード装置10は、フロントフード12を閉止位置(符号Aで指示された状態)から持ち上げ位置(符号Bで示された状態)に至るまで保持するフードロック装置14を備えている。また、車両用ポップアップフード装置10は、作動することによってフロントフード12を閉止位置から持ち上げ位置に移動させるフロントフード持ち上げ装置としての左右一対のアクチュエータ16を備えている。さらに、図2に示されるように、車両用ポップアップフード装置10は、フードロック装置14を支持するベースとしてのフードロック装置ベース18(以下単に「ロックベース18」という)と、フードロック装置14を閉止位置(符号Cで示された状態)に固定する固定装置20と、アクチュエータ16の作動に連動して固定装置20によるフードロック装置14の固定を解除する固定解除装置22(図1参照)と、を備えている。また、車両用ポップアップフード装置10は、左右一対のアクチュエータ16の作動完了後のフードロック装置14の車両下方側への移動を制限する制限装置24を備えている。以下、先ずフロントフード12の概略の構成について説明し、次いでフードロック装置14、ロックベース18、アクチュエータ16、固定装置20及び固定解除装置22について説明し、最後に制限装置24について説明する。
(フロントフード12の構成)
図1に示されるように、フロントフード12は、車両前後方向及び車幅方向に延在すると共に車両平面視で略矩形状に形成されており、このフロントフード12は、図示しないパワーユニットが収容されたパワーユニットルームを車両上方側から覆っている。また、フロントフード12の後端部は左右それぞれに配置された一対のフードヒンジ(図示省略)によって回動可能に支持されている。また、フロントフード12の前端部における車幅方向の中間部には、フードストライカ26が設けられている。このフードストライカ26が車体の前端部における車幅方向の中間部に配置された単一のフードロック装置14に係止されることによって、フロントフード12が閉止位置に保持される、即ち、フロントフード12のフードヒンジを支点とする傾動が規制されるようになっている。
フードストライカ26は、車両側面視で車両上方側が開放された略U字状に形成されており、また、フードストライカ26の下端部は、フロントフード12が閉止された状態において車両前後方向に延びる係止部26Aとされている。
(フードロック装置14の構成)
図2に示されるように、フードロック装置14は、車両正面視で略矩形状に形成されており、このフードロック装置14の上部の車幅方向の中央部には、フードストライカ26の係止部26Aが係止される係止凹部28が形成されている。この係止凹部28は、車両上方側が開放されていると共に車両正面視で縁部が略U字状に形成されている。
また、フードロック装置14の下端部における車幅方向の中央部には、後に詳述する固定装置20の固定フック60が係合する固定ピン30が接合されている。さらに、フードロック装置14には、一対のガイドピン32(図3参照)がそれぞれ挿通される一対のガイドピン挿通孔34が形成されている。このガイドピン挿通孔34は、上下方向を長手方向とする長孔状に形成されていると共に車幅方向に間隔をあけて配置されている。そして、ガイドピン32が、ガイドピン挿通孔34及び後述するロックベース18に形成されたガイドピン挿通孔46に挿通されることによって、フードロック装置14がロックベース18に上下方向に移動可能に支持されている。
また、フードロック装置14は、フードストライカ26の係止部26Aを係止凹部28の深さ方向の端部に保持するラッチ36を備えている。さらに、フードロック装置14には、フロントフード12に設けられたオグジリアリフック(図示省略)に係合されることによってフロントフード12が不用意に開放されることを抑制するオグジリアリレバー38が取付けられている。また、フードロック装置14は、図示しないケーブルを介して操作力が入力されることで傾動される第1レバー40と、傾動された第1レバー40が当接されることで傾動される第2レバー42と、を備えている。そして、第2レバー42が傾動されることで、当該第2レバー42とラッチ36との係合が外れて、ラッチ36によるフードストライカ26の係止部26Aの保持が解除されるようになっている。
また、フードロック装置14において第1レバー40が取付けられた部位の車幅方向外側(左側)の部分には、車幅方向を厚み方向として上下方向に延在するストッパ部材係合リブ44が形成されている。このストッパ部材係合リブ44の左側の面は、後述するストッパ部材70が当接することによって当該ストッパ部材70の回動を規制する回動規制面44Aとされている。またストッパ部材係合リブ44の下端は、ストッパ部材70に当接する当接部44Bとされている。
(ロックベース18の構成)
ロックベース18は、鋼板材にプレス加工等が施されることによって形成されており、このロックベース18は、車両前後方向を板厚方向として車幅方向に延在する矩形板状に形成されている。また、図3に示されるように、ロックベース18には、前述の一対のガイドピン32がそれぞれ挿通される一対のガイドピン挿通孔46が形成されている。このガイドピン挿通孔46は、フードロック装置14に形成されたガイドピン挿通孔34と同様に上下方向を長手方向とする長孔状に形成されている。
また、ロックベース18には、図示しない固定螺子が挿通される複数の挿通孔48が形成されている。そして、複数の挿通孔48に挿通された固定螺子が、車両の前方側の端部に設けられたラジエータサポートに形成された図示しない螺子孔に螺入されることによって、ロックベース18が、左右一対のアクチュエータ16の車幅方向の中央部に配置された状態でラジエータサポートに固定されるようになっている。
図3に示されるように、ロックベース18には、当該ロックベース18に対して上昇したフードロック装置14の右側に当該フードロック装置14と近接して配置される第2ストッパ部としてのベース爪50が形成されている。このベース爪50は、車両正面視で右側に向かうにつれて下方側に傾斜されている。
(アクチュエータ16)
図1に示されるように、アクチュエータ16は、フードロック装置14の車幅方向右側及び左側にそれぞれ設けられており、このアクチュエータ16は、有底円筒状に形成されたシリンダ部52と、板状に形成されたブラケット54に固定されていると共にシリンダ部52に挿入されるパイプ部56と、を備えている。
パイプ部56には、図示しないマイクロガスジェネレータが固定されている。そして、マイクロガスジェネレータが発生したガスが、シリンダ部52内に供給されることで当該シリンダ部52内の圧力が上昇して、シリンダ部52がパイプ部56に対して上方側へ移動するようになっている。
以上説明したアクチュエータ16のブラケット54には固定螺子58が挿通されており、この固定螺子58が図示しないラジエータサポートに形成された螺子孔に螺入されることによって、アクチュエータ16がラジエータサポートに固定されるようになっている。なお、アクチュエータ16が固定される部位は上記に限定されず、例えば、車体の他の部位に固定されていてもよい。
また、フロントフード12が閉止位置に位置している状態では、フロントフード12とアクチュエータ16のシリンダ部52とは離間している。そして、アクチュエータ16が作動して、シリンダ部52が上昇して当該シリンダ部52の上端部がフロントフード12に当接し、更にシリンダ部52が上昇することによって、フロントフード12が閉止位置から持ち上げ位置に移動するようになっている。なお、フロントフード12におけるシリンダ部52が当接する部位は、厚肉の板材が接合されること等によって補強されている。
(固定装置20)
図3に示されるように、固定装置20は、フードロック装置14の下端部の車幅方向の中央部に固定された固定ピン30と、ロックベース18に回動可能に支持された固定フック60と、固定フック60を一方側に回動させる方向へ付勢するトーションスプリング62と、を有して構成されている。
固定フック60は、車両前後方向に所定の厚みを有するブロック状に形成されており、この固定フック60の長手方向の中間部は、ロックベース18に支持ピン64を介して回動可能に支持されている。また、固定フック60の長手方向一方側の端部は、L字状に形成された係合部60Aとされている。そして、係合部60Aが固定ピン30に係合した状態(図2に示された状態)では、フードロック装置14が閉止位置に固定されている。これに対して、固定フック60が回動されて係合部60Aと固定ピン30とが係合していない状態では、フードロック装置14が車両上方側へ向けて移動することが可能となっている。なお、トーションスプリング62は、固定フック60を車両正面視で反時計回り方向に回転付勢している。また、固定フック60の長手方向他方側の端部は、後述する固定解除装置22の一部を構成するケーブル66の一端が係止されるケーブル係止部60Bとされている。
(固定解除装置22)
図1に示されるように、固定解除装置22は、ケーブル66と、アクチュエータ16の作動に連動して作動すると共にケーブル66の他端が連結されたリンク機構68と、を有して構成されている。そして、アクチュエータ16の作動に伴ってリンク機構68が作動されて、ケーブル66が引かれることにより、固定フック60が支持ピン64回りに回動されて、フードロック装置14のロックベース18に対する固定が解除されるようになっている。
(制限装置24)
図2及び図3に示されるように、制限装置24は、ロックベース18に回動可能に支持されていると共にフロントフード12(図1参照)が車両上方側へ移動される際に回動される第1ストッパ部としてのストッパ部材70と、ストッパ部材70を車両正面視で反時計回り方向に回転付勢するトーションスプリング62と、を有して構成されている。
ストッパ部材70は、車両前後方向に所定の厚みを有するブロック状に形成されていると共に車両正面視で略矩形状に形成されており、このストッパ部材70の一部は、ロックベース18に支持ピン74を介して回動可能に支持されている。ストッパ部材70の一端部は、ロックベース18に形成されたストッパ部材係合リブ44の回動規制面44Aに当接する第1当接部70Aとされている。そして、第1当接部70Aが回動規制面44Aに当接することで、ストッパ部材70の回動が規制されるようになっている。さらに、ストッパ部材70の他端部は、ロックベース18に形成されたストッパ部材係合リブ44の当接部44Bが当接する第2当接部70Bとされている。なお、ストッパ部材70の反時計回り方向への回動範囲は、当該ストッパ部材70がロックベース18に設けられた図示しない制限部に当接することによって制限されている。そして、ストッパ部材70がロックベース18に設けられた制限部に当接した状態では、ストッパ部材70の一部がロックベース18に形成されたストッパ部材係合リブ44の下方側に配置されると共に、ストッパ部材70の第2当接部70Bとストッパ部材係合リブ44とが上下方向に対向するようになっている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1に示されるように、アクチュエータ16が作動する前の状態では、図2に示されるように、フードロック装置14が固定装置20によって閉止位置に固定されている。そして、フロントフード12(図1参照)に取付けられたフードストライカ26の係止部26Aがフードロック装置14の係止凹部28に係止されて、フードストライカ26の係止部26Aがラッチ36により係止凹部28に係止された状態に保持されることで、フロントフード12が閉止位置に保持される。
また、図1及び図3に示されるように、アクチュエータ16が作動すると、固定装置20によるフードロック装置14の固定が固定解除装置22によって解除されて、次いでフードストライカ26の係止部26Aが係止凹部28に係止された状態に保持されたままフードロック装置14がフロントフード12と共に閉止位置から上方側へ移動する。
ここで、本実施形態では、フードロック装置14がロックベース18に対して上方側へ移動されると、当該フードロック装置14のストッパ部材係合リブ44も上方側へ移動される。これにより、ストッパ部材係合リブ44の回動規制面44Aとストッパ部材70の第1当接部70Aとが当接していない状態となり、ストッパ部材70がトーションスプリング62の付勢力により回動される。その結果、ストッパ部材70の一部がロックベース18に形成されたストッパ部材係合リブ44の下方側に配置されると共に、ストッパ部材70の第2当接部70Bとストッパ部材係合リブ44とが上下方向に対した状態となる。
アクチュエータ16が作動することによって上方側へ移動したフードロック装置14がフロントフード12と共に下降すると、フードロック装置14のストッパ部材係合リブ44の当接部44Bがストッパ部材70の第2当接部70Bに当接する。また、ストッパ部材係合リブ44の当接部44Bがストッパ部材70の第2当接部70Bに当接すると、フードロック装置14には、ストッパ部材70の第2当接部70Bを支点とする車両正面視で反時計回り方向への回転力が作用する。これにより、フードロック装置14が、ストッパ部材70の第2当接部70Bを支点として右側に傾こうとするが、この傾きは、フードロック装置14がロックベース18に形成されたベース爪50に当接することによって制限される。
以上説明したように、本発明では、フードロック装置14の下方側への移動及び右側への移動(傾き)をストッパ部材70及びベース爪50によって制限することによって、フロントフード12を持ち上げ位置に上昇した状態に保持することができると共に、ポップアップ時にフロントフード12が揺動(振動)することを抑制することができる。
なお、本実施形態では、本実施形態では、フロントフード12の前端部の下方側にアクチュエータ16を配置して、当該アクチュエータ16が作動することによってフロントフード12をポップアップさせた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、フロントフード12の前後方向中間部の下方側に車幅方向に間隔をあけて配置された一対のアクチュエータ16を配置して、当該アクチュエータ16が作動することによってフロントフード12をポップアップさせてもよい。また、フードロック装置14を上方側に向けて移動させるアクチュエータを設けて、当該アクチュエータが作動することによってフロントフード12をポップアップさせてもよい。
また、本実施形態では、ロックベース18に回動可能に支持されたストッパ部材70をフードロック装置14の一部に係合させることによって、当該フードロック装置14の下方側への移動を規制した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ロックベース18にスライド可能に支持された第1ストッパ部としてのスライド部材をフードロック装置14に係合させることによって、当該フードロック装置14の下方側への移動を規制してもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両用ポップアップフード装置
12 フロントフード
14 フードロック装置
16 アクチュエータ(フロントフード持ち上げ装置)
18 フードロック装置ベース(ベース)
26 フードストライカ
50 ベース爪(第2ストッパ部)
70 ストッパ部材(第1ストッパ部)

Claims (1)

  1. フロントフードの車両下方側に配置され、作動することによって前記フロントフードを閉止位置から車両上方側へ移動させるフロントフード持ち上げ装置と、
    前記フロントフードの車両下方側に配置されると共に前記フロントフードに取付けられたフードストライカが係止され、前記フロントフードと共に車両上方側へ移動可能とされたフードロック装置と、
    前記フードロック装置を車両上方側へ移動可能に支持するベースと、
    前記フードロック装置が車両上方側へ移動された際に該フードロック装置の車両下方側に配置され、該フードロック装置の車両下方側かつ前記フードストライカが係止されている部分に対して車幅方向一方側の部位が当接することにより該フードロック装置の車両下方側への移動を制限する第1ストッパ部と、
    前記フードロック装置に対して車幅方向他方側に配置され、前記第1ストッパ部に当接された前記フードロック装置が当接することで該フードロック装置の車幅方向他方側への移動を制限する第2ストッパ部と、
    を備えた車両用ポップアップフード装置。
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