JP6542555B2 - カテーテル - Google Patents

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本発明は、生体管腔内に挿入される可撓性を有するシャフトを備えたカテーテルに関する。
この種のカテーテルのシャフトには、生体管腔内へのカテーテルの挿入量を示す一対のマーカーがシャフトの軸線方向に沿って互いに離間して設けられている。これらマーカーは、例えば、互いに同一構成の熱収縮チューブ(熱によって収縮するチューブ)であって、シャフトに対して視覚的に識別できるように形成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−75655号公報
ところで、一般的に、ユーザ(術者)は、生体管腔内にカテーテルのシャフトを挿入する際、X線透過画像を見ながらカテーテルを操作する。しかしながら、上述した特許文献1のようなカテーテルでは、一対のマーカーが同一構成となっている。
そのため、ユーザは、マーカーを目視することなく手指等でマーカーを認識することが可能であったとしても、目視によらなければ、その認識したマーカーが一対のマーカーのいずれであるかを識別することは容易ではない。すなわち、ユーザは、生体管腔内の処置対象部位に向けて、迅速且つ正確にカテーテルを体腔内に挿通していく上で、生体管腔内へのシャフトの挿入操作中にX線透過画像と共にマーカー(第1マーカー及び第2マーカー)を目視する必要があるため、この挿入操作を効率的に行うことができないおそれがある。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、ユーザが目視することなく、手指による触感に基づいて第1マーカー及び第2マーカーを識別することができ、生体管腔内へのカテーテルの挿入操作を効率的に行うことができるカテーテルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るカテーテルは、生体管腔内に挿入される可撓性を有するシャフトを備えたカテーテルであって、前記シャフトの基端側には、前記生体管腔内への前記カテーテルの挿入量を示す第1マーカー及び第2マーカーが前記シャフトの軸線方向に沿って互いに離間して設けられ、前記第1マーカー及び前記第2マーカーは、互いに異なる触感を有するように形成されていると共に前記第1マーカー及び前記第2マーカーに直接触れることにより前記シャフトの外周面に対して触覚に基づいて識別可能に構成され、前記第1マーカー及び前記第2マーカーのそれぞれは、前記シャフトに外嵌された環状部材であり、前記第1マーカーである前記環状部材の外周面における前記シャフトの軸線方向の端部には、前記第1マーカー及び前記第2マーカーを互いに識別するための識別用の面取り部が形成され、前記第2マーカーには、面取り部が形成されていないことを特徴とする。
このような構成によれば、ユーザは、手指で第1マーカー又は第2マーカーに触れることによって、目視することなく第1マーカー及び第2マーカーを識別することができる。よって、生体管腔内へのカテーテルの挿入操作を効率的に行うことができる。また、第1マーカー及び第2マーカーのそれぞれがシャフトに外嵌された環状部材であるため、第1マーカー及び第2マーカーの触感をシャフトの外周面の触感に対して容易に異ならせることができる。
上記のカテーテルにおいて、前記第1マーカー及び前記第2マーカーの少なくともいずれか一方は、前記第1マーカー及び前記第2マーカーを互いに識別するための識別用の溝を有していてもよい。
上記のカテーテルにおいて、前記第1マーカー及び前記第2マーカーのいずれか一方は、前記第1マーカー及び前記第2マーカーを互いに識別するための識別用の溝を有し、前記第1マーカー及び前記第2マーカーのいずれか他方は、溝を有しなくてもよい。
上記のカテーテルにおいて、前記第1マーカー及び前記第2マーカーの両方は、前記第1マーカー及び前記第2マーカーを互いに識別するための識別用の溝を有していてもよい。
上記のカテーテルにおいて、前記第1マーカーと前記第2マーカーとは、溝の数、隣接する溝の間隔、溝の形状及び溝の大きさの少なくとも1つが互いに異なるように形成されていてもよい。
本発明に係るカテーテルによれば、ユーザが目視することなく第1マーカー及び第2マーカーを識別することができるので、生体管腔内へのカテーテルの挿入操作を効率的に行うことができる。
本発明の第1実施形態に係るカテーテルの全体構成図である。 図1に示す第1マーカー及び第2マーカーの拡大縦断面図である。 図3Aは、第1変形例に係るマーカーの平面図であり、図3Bは、図3AのIIIB−IIIB線に沿った縦断面図である。 図4Aは、第2変形例に係るマーカーの平面図であり、図4Bは、図4AのIVB−IVB線に沿った縦断面図であり、図4Cは、図4AのIVC−IVC線に沿った横断面図である。 図5Aは、第3変形例に係るマーカーの平面図であり、図5Bは、図5AのVB−VB線に沿った縦断面図であり、図5Cは、図5AのVC−VC線に沿った横断面図である。 図6Aは、第4変形例に係るマーカーの斜視図であり、図6Bは、図6Aに示すマーカーの横断面図である。 図7Aは、第5変形例に係るマーカーの平面図であり、図7Bは、図7Aの背面図であり、図7Cは、図7AのVIIC−VIIC線に沿った横断面図である。 図8Aは、変形例に係る第2マーカーの平面図であり、図8Bは、図8AのVIIIB−VIIIB線に沿った縦断面図であり、図8Cは、図8AのVIIIC−VIIIC線に沿った横断面図である。 本発明の第2実施形態に係るカテーテルの一部省略構成図である。
以下、本発明に係るカテーテルについて好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
本実施形態に係るカテーテル10Aは、血管等の生体管腔内に導入して生体管腔内の病変部(狭窄部)を改善するために使用される医療機器であって、例えば、経皮的冠動脈形成術(PTCA:Percutaneous Transluminal Coronary Angioplasty)に用いられるバルーンカテーテルとして構成されている。
ただし、本発明は、このようなPTCA用のバルーンカテーテル以外のもの、例えば、冠動脈以外の血管、胆管、気管、食道、尿道、その他の臓器等の生体器官内に形成された病変部の改善のためのカテーテルにも適用可能である。
カテーテル10Aに関する以下の説明では、図1中の左側を「先端」、右側を「基端(後端)又は後方」という。図1に示すように、カテーテル10Aは、細径で長尺なシャフト12と、シャフト12の最先端に固着された環状の先端チップ14と、先端チップ14の基端側に設けられたバルーン16と、シャフト12の基端側に設けられたハブ18とを備えている。なお、図1では、拡張した状態のバルーン16を示している。
本実施形態では、シャフト12の中間部のやや先端側寄りにガイドワイヤ20が導出される開口部22が形成された、いわゆるラピッドエクスチェンジタイプと呼ばれるカテーテル10Aを例示している。ただし、本発明は、他の種類、例えば、シャフト12の基端側のハブ18にガイドワイヤ20用の開口部が形成されたオーバーザワイヤタイプ等にも適用可能である。
詳細な図示及び説明は省略するが、シャフト12は、可撓性を有して血管等の生体管腔内に挿入されるものであって、先端チップ14から開口部22まで延在した図示しない内管シャフトと、バルーン16の後端からハブ18の後端まで延在した外管シャフト24とを有している。内管シャフトの内腔は、ガイドワイヤ20が挿通されるワイヤ用ルーメンとして機能し、外管シャフト24の内腔は、バルーン16の拡張用流体が流通する拡張用ルーメンとして機能する。
このような内管シャフト及び外管シャフト24は、適度な可撓性と適度な強度を有しており、例えば、ステンレス鋼等の金属材料又はナイロン等の樹脂材料で構成することができる。
先端チップ14は、内管シャフトの先端に接続された中空状の部材であって、柔軟性に富む樹脂材料等で構成されている。これにより、湾曲、屈曲、分岐した血管内でも、円滑且つ安全にカテーテル10Aを走行させることができる。
なお、カテーテル10Aの体内への挿入は、X線透視下でその位置を確認しつつ行われるため、先端チップ14及びシャフト12の少なくともいずれか一方には、X線不透過マーカーが設けられていてもよい。
バルーン16は、例えば、樹脂材料により構成されており、内圧の変化により折り畳み及び拡張が可能に構成されている。これにより、折り畳まれた状態のバルーン16を生体管腔内の病変部に円滑に導き、拡張用流体によりバルーン16を拡張させて病変部を確実に押し広げることができる。
ハブ18は、ユーザが手指で操作可能な大きさで樹脂材料により中空状に構成されており、その内腔に外管シャフト24の基端側が配設されている。ハブ18の基端には、拡張用流体を供給する図示しないインデフレーターが接続可能となっている。
このようなカテーテル10Aの外管シャフト24の基端側には、生体管腔内へのカテーテル10Aの挿入量を示す第1マーカー26及び第2マーカー28が設けられている。
第1マーカー26及び第2マーカー28は、外管シャフト24の軸線方向に沿って互いに離間して設けられている。具体的には、第1マーカー26は、カテーテル10Aの先端から所定距離(例えば、1m)の位置に設けられ、第2マーカー28は、第1マーカー26よりも所定距離(例えば、10cm)後方の位置に設けられている。ただし、外管シャフト24における第1マーカー26及び第2マーカー28の位置は、カテーテル10Aの種類や術式等に応じて任意に設定可能である。
図2に示すように、第1マーカー26は、外管シャフト24の外周面に設けられた環状部材(筒状部材)であって、ステンレス鋼等の金属材料又はナイロン等の樹脂材料で構成されている。第1マーカー26は、外管シャフト24に外嵌されている。
具体的には、第1マーカー26は、その内腔に外管シャフト24が挿通された状態で外管シャフト24に対して固定されている。本実施形態では、第1マーカー26は、その外周面に形成された2つの孔30(図1参照)にろう材を供給することにより外管シャフト24に対して接合されている。ただし、第1マーカー26の外管シャフト24に対する接合方法は、ろう付けに限定されず、融着や各種溶接等を採用し得る。また、第1マーカー26は、熱収縮する材料で構成されている場合には、熱収縮によって外管シャフト24に対して固定することも可能である。
第1マーカー26の全長(外管シャフト24の軸線方向に沿った長さ)L1は、例えば、2mm〜10mmに設定され、第1マーカー26の厚さd1は、例えば、0.01mm〜0.50mmに設定されている。これにより、ユーザは、第1マーカー26を視認することなく手指で触ることにより第1マーカー26を確実に認識することができる。また、図示しないガイディングカテーテル及びYコネクタ等の導入デバイスの内腔に第1マーカー26を円滑に導入させることができる。
ただし、第1マーカー26の長さL1及び厚さd1は、ユーザが第1マーカー26を視認することなく手指で触ることによりその存在を認識することができれば、任意に設定可能である。
第1マーカー26の外周面における両端部には、面取り部32、34が形成されている。換言すれば、第1マーカー26の外周面の先端部は、先端に向かってテーパ状に縮径し、第1マーカー26の外周面の後端部は、後端に向かってテーパ状に縮径している。図2の例では、面取り部32、34は、C面状に形成されているがR面状に形成されていてもよい。
このように第1マーカー26に面取り部32、34を形成することにより、例えば、KBT(Kissing Balloon Technique)等のように複数のカテーテル10Aを同時に使用する場合であっても、第1マーカー26が他のカテーテル10Aの第1マーカー26又は第2マーカー28に引っ掛かったり、他のカテーテル10A等の医療機器を傷つけたりすることを抑制することができる。また、面取り部32により前記導入デバイスの内腔に第1マーカー26を一層円滑に導入させることができる。
第2マーカー28は、面取り部32、34が形成されていない点以外は、第1マーカー26と同様に構成されている。このように、第1マーカー26のみに面取り部32、34を形成しておくことで、第1マーカー26及び第2マーカー28は、互いに異なる触感を有することとなる。すなわち、ユーザは、目視することなく手指で触ることにより第1マーカー26及び第2マーカー28を識別することが可能である。
次に、本実施形態に係るカテーテル10Aの作用効果について説明する。
まず、カテーテル10Aの使用に先立って、ガイディングカテーテルを大腿動脈等から挿入して冠動脈の入口まで進める。続いて、シャフト12のワイヤ用ルーメンにガイドワイヤ20が通された状態でガイディングカテーテルの後端に接続されたYコネクタからガイディングカテーテルの内腔にガイドワイヤ20及びカテーテル10Aを導入して進行させる。
このとき、ユーザは、X線透過画面を見ながらカテーテル10Aを操作する。そして、ユーザは、手指で第1マーカー26に触れることにより、第1マーカー26を目視することなく(X線透過画面を見ながら)カテーテル10Aの先端がガイディングカテーテルの先端から数cm手前の位置に到達したことを知ることができる。換言すれば、ユーザは、カテーテル10Aが生体管腔内に所定長だけ挿入されたことを知ることができる。
次に、X線透視下でガイドワイヤ20を目的の冠動脈末梢近くまで進めて留置させ、ガイディングカテーテルから確認造影を行い、ガイドワイヤ20が病変部を越えているか確認する。その後、ガイドワイヤ20に沿ってカテーテル10Aのバルーン16が病変部に位置するまで進める。
このとき、ユーザは、第2マーカー28に触れることにより、第2マーカー28を目視することなく(X線透過画面を見ながら)カテーテル10Aの先端が冠動脈末梢から数cm手前の位置に到達したことを知ることができる。ここで、第1マーカー26及び第2マーカー28は、互いに異なる触感を有している(第2マーカー28には面取り部32、34が形成されていない)ため、ユーザは、第1マーカー26及び第2マーカー28を目視することなく手指により識別することができる。そのため、カテーテル10Aの挿入操作を効率的に行うことができる。
カテーテル10Aのバルーン16を病変部に位置させると、ハブ18の基端に接続されたインフレータから拡張用ルーメンを介して拡張用流体をバルーン16内に供給し、バルーン16を拡張させて病変部を押し広げる。病変部の処置が完了した後、バルーン16内から拡張用流体を排出してバルーン16を完全に収縮させた状態でガイディングカテーテルを通して抜去する。
本実施形態によれば、第1マーカー26及び第2マーカー28は、互いに異なる触感を有するように形成されていると共にシャフト12の外周面に対して触覚に基づいて識別可能に構成されている。そのため、ユーザは、手指で第1マーカー26及び第2マーカー28に触れることによって、目視することなく第1マーカー26及び第2マーカー28を識別することができる。よって、生体管腔内へのカテーテル10Aの挿入操作を効率的に行うことができる。
本実施形態は、上述した構成に限定されない。第1マーカー26及び第2マーカー28は、互いに異なる触感を有していれば、任意の構成を採用し得る。換言すれば、第1マーカー26及び第2マーカー28は、形状、大きさ、及び構成材料の少なくとも1つが互いに異なっていれば、任意の構成を採用し得る。
すなわち、例えば、第2マーカー28の大きさ(長さL2及び厚さd2の少なくともいずれか一方)を第1マーカー26の大きさに対して異ならせると共に第2マーカー28の外周面の両端部に面取り部32、34を形成することも可能である。このような構成であれば、複数のカテーテル10Aを同時に使用する場合であっても、第2マーカー28が他のカテーテル10Aの第1マーカー26又は第2マーカー28に引っ掛かったり、他のカテーテル10A等の医療機器を傷つけたりすることを抑制することができる。
第1マーカー26及び第2マーカー28の少なくとも一方は、互いに異なる触感を有する限り、図3A〜図7Cに示す第1〜第5変形例に係るマーカー40a〜40eを採用し得る。
(第1変形例)
図3A及び図3Bに示すように、第1変形例に係るマーカー40aは、外管シャフト24の外周面に形成された複数(図示例では、6つ)の環状の溝42を有している。複数の溝42は、外管シャフト24の軸線方向に沿って互いに所定距離だけ離間して形成されている。なお、溝42の数、隣接する溝42の間隔L3、溝42の大きさ(溝幅W、溝深さd3)は、任意に設定可能である。
本変形例では、各溝42の溝深さd3は、例えば、0.01mm以上外管シャフト24の肉厚の50%以下に設定されている。これにより、ユーザは、手指により溝42を認識することが可能であると共に簡易な構成で外管シャフト24を適度な強度に維持することができる。
本変形例に係るマーカー40aによれば、カテーテル10Aの外径がマーカー40aの位置で大きくなることを抑制することができると共にマーカー40aの触感を外管シャフト24の触感に対して異ならせることができる。
本変形例において、各溝42は、任意に形成することができ、例えば、外管シャフト24の軸線方向に沿って延在していてもよいし、外管シャフト24の周方向に沿って半周又は1/4周に亘って延在していてもよい。さらに、マーカー40aは、外管シャフト24の外周面に形成された1つの螺旋溝を有していてもよい。
本変形例に係るマーカー40aを第1マーカー26及び第2マーカー28に代えて用いる場合には、2つのマーカー40aは、溝42の数、隣接する溝42の間隔L3、溝42の形状、及び溝42の大きさの少なくとも1つが異なるように形成される。これにより、2つのマーカー40aは、互いに異なる触感を有することとなる。
(第2変形例)
図4A〜図4Cに示すように、第2変形例に係るマーカー40bは、外管シャフト24に設けられてガイドワイヤ20が着脱可能な環状の保持部材である。マーカー40bには、外管シャフト24及びガイドワイヤ20が接触した状態で配設可能な配設孔(第1配設孔)44が形成されている。
マーカー40bは、ステンレス鋼等の金属材料又はナイロン等の樹脂材料により構成されている。後述する第3〜第5変形例に係るマーカー40c〜40eについても同様である。マーカー40bは、円筒状に形成されており、配設孔44を構成する内周面が外管シャフト24の外周面に対して融着等によって接合されている。
マーカー40bの内径は、配設孔44に外管シャフト24及びガイドワイヤ20が配設された状態でガイドワイヤ20が外管シャフト24に対して位置ずれしないような大きさに設定されている。マーカー40bの全長は、任意に設定可能であるが、例えば、2mm〜10mmに設定されている。
マーカー40bには、その全長に亘ってガイドワイヤ20が挿通可能なスリット46が形成されている。具体的には、スリット46は、マーカー40bの長さ方向の中間部において周方向に沿って延在している。すなわち、スリット46は、マーカー40bの一端から外管シャフト24の軸線方向に沿って延在し、マーカー40bの長さ方向略中央で屈曲して周方向に所定長だけ延在し、再び屈曲してマーカー40bの他端まで外管シャフト24の軸線方向に沿って延在している。
これにより、スリット46を介してガイドワイヤ20を配設孔44に容易に装着することができる。また、スリット46の一部がマーカー40bの周方向に延在している(スリット46の一部がマーカー40bの外面を外管シャフト24の軸線方向と交差する方向に延在している)ので、ガイドワイヤ20が意図することなく配設孔44からスリット46を介して抜け出ることを抑制することができる。
本変形例によれば、マーカー40bの配設孔44にガイドワイヤ20を装着することでカテーテル10A及びガイドワイヤ20を一体的に操作することができるので、ガイドワイヤ20の押込性(プッシャビリティ)を向上させることができる。
また、複数のカテーテル10A及びガイドワイヤ20を同時に使用する場合であっても、複数のカテーテル10A及びガイドワイヤ20が絡まることを抑えることができる。さらに、ユーザは、対応するカテーテル10A及びガイドワイヤ20を容易に把握することができる。さらにまた、外管シャフト24及びガイドワイヤ20が接触した状態で配設孔44に配設されるので、マーカー40bの構成を簡素化することができる。
本変形例において、マーカー40bには、スリット46が設けられていなくてもよい。このような構成であっても、例えば、ガイドワイヤ20をその後端側からマーカー40bの配設孔44に通して装着することができる。
本変形例に係るマーカー40bを第1マーカー26及び第2マーカー28に代えて用いる場合には、2つのマーカー40bは、形状、大きさ、及び構成材料の少なくとも1つが互いに異なるように形成される。これにより、2つのマーカー40bは、互いに異なる触感を有することとなる。後述する第3〜第5変形例に係るマーカー40c〜40eについても同様である。
(第3変形例)
図5A〜図5Cに示すように、第3変形例に係るマーカー40cは、外管シャフト24に設けられてガイドワイヤ20が着脱可能な保持部材である。マーカー40cは、ガイドワイヤ20が配設可能な第1配設孔48が形成された第1環状部50と、外管シャフト24が配設可能な第2配設孔52が形成された第2環状部54とを有している。
第1環状部50の内径(第1配設孔48の孔径)は、ガイドワイヤ20の外径よりも小さく形成されている。換言すれば、第1配設孔48は、ガイドワイヤ20を保持可能な大きさに設定されている。
第1環状部50の全長は、第2環状部54の全長よりも短い。具体的には、第1環状部50の全長は、第2環状部54の全長の約半分の長さに設定されている。これにより、マーカー40cの小型化を図ることができる。
第1環状部50には、ガイドワイヤ20が挿通可能なスリット56が形成されている。このスリット56は、上述した第2変形例のマーカー40bのスリット46と同様に構成されている。そのため、スリット56の詳細な説明は省略する。
第2環状部54は、第1環状部50に対して融着等によって接合されている。ただし、第1環状部50及び第2環状部54は、一体成形されていてもよい。第2環状部54は、外管シャフト24に外嵌されている。具体的には、第2環状部54は、第2配設孔52を構成する内周面が外管シャフト24の外周面に対して融着等によって接合されている。ただし、第2環状部54は、熱収縮により外管シャフト24に固定されていてもよい。
本変形例に係るマーカー40cは、第2変形例に係るマーカー40bと同様の作用効果を奏することができる。また、第2配設孔52が第1配設孔48とは別に形成されているので、ガイドワイヤ20及び外管シャフト24の相対位置を容易に保持することができる。
本変形例において、マーカー40cには、スリット56が設けられていなくてもよい。このような構成であっても、例えば、ガイドワイヤ20をその後端側からマーカー40cの第1配設孔48に通して装着することができる。
(第4変形例)
図6A及び図6Bに示すように、第4変形例に係るマーカー40dは、外管シャフト24に設けられてガイドワイヤ20が着脱可能な保持部材であって、第1分割片60及び第2分割片62が連結されることにより構成されている。
第1分割片60には、横断面が半円状の外周面64と、第2分割片62に接触する第1分割面66と、ガイドワイヤ20の外周面に接触する横断面が半円状の第1ワイヤ配設凹部68と、外管シャフト24の外周面に接触する横断面が半円状の第1シャフト配設凹部70とが形成されている。
第1分割面66のうち第1ワイヤ配設凹部68の近傍には、第1分割片60と第2分割片62を連結するための連結凸部72が第1分割片60の全長に亘って設けられている。第1シャフト配設凹部70を構成する内周面には、外管シャフト24の外周面に形成された第1凹部74に嵌入される第1凸部76が第1分割片60の全長に亘って設けられている。
第2分割片62には、横断面が半円状の外周面78と、第1分割片60に接触する第2分割面80と、ガイドワイヤ20の外周面に接触する横断面が半円状の第2ワイヤ配設凹部82と、外管シャフト24の外周面に接触する横断面が半円状の第2シャフト配設凹部84とが形成されている。
第2分割面80のうち第2ワイヤ配設凹部82の近傍には、連結凸部72が嵌入される連結凹部86が第2分割片62の全長に亘って形成されている。第2シャフト配設凹部84を構成する内周面には、外管シャフト24の外周面に形成された第2凹部88に嵌入される第2凸部90が第2分割片62の全長に亘って設けられている。
本変形例では、第1分割片60及び第2分割片62を互いに連結した状態で、第1ワイヤ配設凹部68及び第2ワイヤ配設凹部82によりガイドワイヤ20が配設可能な第1配設孔92が形成され、第1シャフト配設凹部70及び第2シャフト配設凹部84により外管シャフト24が配設可能な第2配設孔94が形成される。
第1配設孔92は、ガイドワイヤ20が保持可能な大きさに設定されている。また、第1分割片60の第1凸部76が外管シャフト24の第1凹部74に嵌入されると共に第2分割片62の第2凸部90が外管シャフト24の第2凹部88に嵌入されることにより、マーカー40dを外管シャフト24に対して容易に固定することができる。これにより、ガイドワイヤ20及びカテーテル10Aが一体的に操作可能となる。
本変形例によれば、第3変形例に係るマーカー40cと同様の作用効果を奏する。また、ガイドワイヤ20を第1配設孔92に容易に装着することができると共に外管シャフト24を第2配設孔94に容易に装着することができる。
(第5変形例)
図7A〜図7Cに示すように、第5変形例に係るマーカー40eは、外管シャフト24に設けられてガイドワイヤ20が着脱可能な保持部材である。マーカー40eには、ガイドワイヤ20が配設可能な第1配設孔96と、外管シャフト24が配設可能な第2配設孔98とが形成されている。
第1配設孔96は、ガイドワイヤ20を保持可能な大きさに設定されている。第2配設孔98を構成する内周面には、外管シャフト24の外周面に形成された一対の凹部100に嵌入可能な一対の凸部102が設けられている。
また、マーカー40eには、第1配設孔96に連通してガイドワイヤ20が挿通可能な第1スリット104と、第2配設孔98に連通して外管シャフト24が挿通可能な第2スリット106とが形成されている。第1スリット104及び第2スリット106は、上述した第2変形例に係るマーカー40bのスリット46と同様に構成されている。そのため、第1スリット104及び第2スリット106の詳細な説明は省略する。
本変形例によれば、上述した第3変形例に係るマーカー40cと同様の作用効果を奏する。また、第2スリット106を介して外管シャフト24を第2配設孔98に挿入し、マーカー40eの一対の凸部102を外管シャフト24の一対の凹部100に嵌入させることにより、外管シャフト24を第2配設孔98に容易に装着することができる。さらに、第2スリット106の一部がマーカー40eの周方向に延在している(第2スリット106の一部がマーカー40eの外面を外管シャフト24の軸線方向と交差する方向に延在している)ので、外管シャフト24が第2配設孔98から第2スリット106を介して抜け出ることを抑制することができる。
本変形例において、マーカー40eには、第1スリット104及び第2スリット106が設けられていなくてもよい。このような構成であっても、例えば、ガイドワイヤ20をその後端側からマーカー40eの第1配設孔96に通して装着することができる。また、例えば、外管シャフト24をその先端側からマーカー40eの第2配設孔98に通して装着することができる。
(第2マーカーの変形例)
本実施形態において、カテーテル10Aは、第2マーカー28に代えて図8A〜図8Cに示す第2マーカー110を備えていてもよい。図8A〜図8Cに示すように、この第2マーカー110は、外管シャフト24に対して移動可能に設けられた環状の可動部材112と、外管シャフト24の外周面に形成されたガイド溝114及びカテーテル特定用の第1〜第3標識116、118、120とを有している。
可動部材112の内周面には、ガイド溝114に移動可能に挿入された凸部122が形成されている。ガイド溝114は、外管シャフト24の軸線方向に沿って延在した長溝124と、長溝124に連通する第1〜第3周溝126、128、130と、第1〜第3周溝126、128、130のそれぞれに連通する第1〜第3固定溝132、134、136(保持手段)とからなる。
第1周溝126は長溝124のうち外管シャフト24の軸線方向に沿って延在した先端の位置から延在し、第2周溝128は第1周溝126よりも後方に位置し、第3周溝130は第2周溝128よりも後方に位置している。第1〜第3周溝126、128、130は、長溝124から外管シャフト24の周方向に沿って所定長(例えば、外管シャフト24の外周の1/4の長さ)だけ延在している。
第1固定溝132は、第1周溝126のうち長溝124から所定長だけ延在した位置から先端側に突出するように形成されている。第2固定溝134は、第2周溝128のうち長溝124から所定長だけ延在した位置から先端側に突出するように形成されている。第3固定溝136は、第3周溝130のうち長溝124から所定長だけ延在した位置から先端側に突出するように形成されている。
第1〜第3標識116、118、120は、外管シャフト24の軸線方向に沿って互いに所定距離だけ離間して設けられている。本変形例において、第1〜第3標識116、118、120は、外管シャフト24の外周面に互いに異なる色の塗料で線状に印字又は印刷することにより形成されている。すなわち、第1〜第3標識116、118、120は、それぞれ異なる色で構成されている。ただし、第1〜第3標識116、118、120は、任意に構成可能であって、例えば、文字、図形、及び記号等を含んでいてもよい。
第1標識116は第1固定溝132の先端側近傍に位置し、第2標識118は第2固定溝134の先端側近傍に位置し、第3標識120は第3固定溝136の先端側近傍に位置している。
このような構成の第2マーカー110では、可動部材112は、例えば、その凸部122を第1固定溝132(第2固定溝134又は第3固定溝136)に位置させることにより第1標識116(第2標識118又は第3標識120)に対応する位置で保持されることとなる。
ところで、トリプルバルーンテクニック等のように3つのカテーテル10Aを同時に使用する場合、ユーザは、これらカテーテル10Aを識別する必要がある。
本変形例では、例えば、1番目に使用するカテーテル10Aにおいて、ユーザは、可動部材112の凸部122を長溝124及び第1周溝126を介して第1固定溝132に位置させることにより、第1標識116の近傍に可動部材112を配置させることができる。また、2番目に使用するカテーテル10Aにおいて、ユーザは、可動部材112の凸部122を長溝124及び第2周溝128を介して第2固定溝134に位置させることにより、第2標識118の近傍に可動部材112を配置させることができる。さらに、3番目に使用するカテーテル10Aにおいて、ユーザは、可動部材112の凸部122を長溝124及び第3周溝130を介して第3固定溝136に位置させることにより、第3標識120の近傍に可動部材112を配置させることができる。
そのため、ユーザは、3つのカテーテル10Aを同時に使用する場合であっても、可動部材112に対応する第1〜第3標識116、118、120を視認することにより、これらカテーテル10Aを容易に識別することができる。また、このような第2マーカー110であっても、上述した第2マーカー110と同様の作用効果を奏する。
なお、本変形例に係る第2マーカー110を用いる場合、第1マーカー26を上述した第1〜第5変形例に係るマーカー40a〜40eのいずれかで構成することも勿論可能である。本変形例において、第2マーカー110は、2つ又は4つ以上のカテーテル特定用の標識を有していてもよい。この場合、標識の数に対応した数の周溝及び固定溝が設けられる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るカテーテル10Bについて図9を参照しながら説明する。なお、本実施形態に係るカテーテル10Bにおいて、上述したカテーテル10Aと同一の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図9に示すように、カテーテル10Bには、複数のカテーテル10Bが同時に使用される場合に個々のカテーテル10Bを識別するための識別用マーカー140が設けられている。識別用マーカー140は、外管シャフト24における第2マーカー28よりも基端側に位置している。識別用マーカー140は、上述した図8A〜図8Cに示す第2マーカー110と同様の構成を有している。そのため、識別用マーカー140の詳細な説明は省略する。
本実施形態によれば、ユーザは、3つのカテーテル10Bを同時に使用する場合であっても、可動部材112に対応する第1〜第3標識116、118、120を視認することにより、これらカテーテル10Bを容易に識別することができる。
本実施形態において、識別用マーカー140は、2つ又は4つ以上の標識を有していてもよい。この場合、標識の数に対応した数の周溝及び固定溝が設けられる。
10A、10B…カテーテル 12…シャフト
24…外管シャフト 26…第1マーカー
28、110…第2マーカー 40a〜40e…マーカー

Claims (5)

  1. 生体管腔内に挿入される可撓性を有するシャフトを備えたカテーテルであって、
    前記シャフトの基端側には、前記生体管腔内への前記カテーテルの挿入量を示す第1マーカー及び第2マーカーが前記シャフトの軸線方向に沿って互いに離間して設けられ、
    前記第1マーカー及び前記第2マーカーは、互いに異なる触感を有するように形成されていると共に前記第1マーカー及び前記第2マーカーに直接触れることにより前記シャフトの外周面に対して触覚に基づいて識別可能に構成され、
    前記第1マーカー及び前記第2マーカーのそれぞれは、前記シャフトに外嵌された環状部材であり、
    前記第1マーカーである前記環状部材の外周面における前記シャフトの軸線方向の端部には、前記第1マーカー及び前記第2マーカーを互いに識別するための識別用の面取り部が形成され、前記第2マーカーには、面取り部が形成されていないことを特徴とするカテーテル。
  2. 請求項1記載のカテーテルにおいて、
    前記第1マーカー及び前記第2マーカーの少なくともいずれか一方は、前記第1マーカー及び前記第2マーカーを互いに識別するための識別用の溝を有していることを特徴とするカテーテル。
  3. 請求項1記載のカテーテルにおいて、
    前記第1マーカー及び前記第2マーカーのいずれか一方は、前記第1マーカー及び前記第2マーカーを互いに識別するための識別用の溝を有し、
    前記第1マーカー及び前記第2マーカーのいずれか他方は、溝を有しないことを特徴とするカテーテル。
  4. 請求項1記載のカテーテルにおいて、
    前記第1マーカー及び前記第2マーカーの両方は、前記第1マーカー及び前記第2マーカーを互いに識別するための識別用の溝を有していることを特徴とするカテーテル。
  5. 請求項記載のカテーテルにおいて、
    前記第1マーカーと前記第2マーカーとは、溝の数、隣接する溝の間隔、溝の形状及び溝の大きさの少なくとも1つが互いに異なるように形成されていることを特徴とするカテーテル。
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