JP6542108B2 - Led用電源装置、および、半導体集積回路 - Google Patents

Led用電源装置、および、半導体集積回路 Download PDF

Info

Publication number
JP6542108B2
JP6542108B2 JP2015226762A JP2015226762A JP6542108B2 JP 6542108 B2 JP6542108 B2 JP 6542108B2 JP 2015226762 A JP2015226762 A JP 2015226762A JP 2015226762 A JP2015226762 A JP 2015226762A JP 6542108 B2 JP6542108 B2 JP 6542108B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
signal
power supply
timer
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015226762A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017099077A (ja
Inventor
林 正明
正明 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2015226762A priority Critical patent/JP6542108B2/ja
Publication of JP2017099077A publication Critical patent/JP2017099077A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6542108B2 publication Critical patent/JP6542108B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

本発明は、LED用電源装置、および、半導体集積回路に関する発明である。
従来、調光信号の入力に応じて、PWM調光とリニア調光とを切り替えて、LEDランプの調光率を制御するLED用電源装置がある(例えば、特許文献1参照)。
ここで、LED用電源装置の調光モデルにおいて、調光5%以下の限りなくゼロに近い(消灯に近い)値まで、調光できるようにするためには、リニア調光は限界があるため対応が困難であり、例えば、PWM調光を適用する必要がある。
このPWM調光を用いた場合、LEDランプの電流リップル等がリニア調光よりも増加するため、調光が100%(全光)の場合等、LED電流が大きい調光率に対してはリニア調光を用いるのが望ましい。
また、リニア調光とPWM調光とを切り替えて制御する場合、既述の従来のLED用電源装置のように、メモリ及び論理回路を有する比較的高価なマイクロコンピュータ等の制御が必要となり、製造コストが増加する問題があった。
特表2013−503426号公報
そこで、本発明では、PWM調光とリニア調光とを切り替えを比較的簡易な構成を用いて行うことにより、製造コストを低減することが可能なLED用電源装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る実施例に従ったLED用電源装置は、
1つ又は直列に接続された複数のLED素子を含むLEDランプに流れる電流を制御するための制御スイッチ素子と、
前記LEDランプに流れる電流を検出するための検出抵抗と、
パルス波のパルス幅と周期とデューティ比により調光率を規定するPWM調光信号と、前記検出抵抗の検出抵抗電圧と、に基づいて、PWM調光とリニア調光とを切り替えて、前記LEDランプの調光率が前記PWM調光信号で規定される調光率に近づくように、前記制御スイッチ素子を制御する制御回路と、を備える
ことを特徴とする。
前記LED用電源装置において、
前記LED用電源装置は、
直流電源の正極に接続される第1の電源端子、及び、前記直流電源の負極に接続され且つ接地される第2の電源端子と、
前記LEDランプのアノード側が接続される第1の負荷端子、及び、前記LEDランプのカソード側が接続される第2の負荷端子と、
一端が前記第1の電源端子に接続された前記制御スイッチ素子と、
一端が前記制御スイッチ素子の他端に接続され、他端が前記第1の負荷端子に接続されたインダクタと、
一端が前記第2の電源端子に接続され、他端が前記インダクタの前記一端に接続され、前記第2の電源端子から前記インダクタの前記一端に向かう方向が順方向となる整流素子と、
一端が前記第1の負荷端子に接続され、他端が前記第2の負荷端子に接続された出力コンデンサと、
一端が前記第2の負荷端子に接続され、他端が前記整流素子の前記一端に接続された前記検出抵抗と、を備え、
前記制御回路は、
前記PWM調光信号と、前記検出抵抗の前記一端における前記検出抵抗電圧と、に基づいて、前記PWM調光と前記リニア調光とを切り替えて、前記LEDランプの調光率が前記PWM調光信号で規定される調光率に近づくように、前記制御スイッチ素子を制御する
ことを特徴とする。
前記LED用電源装置において、
前記制御回路は、
前記PWM調光信号のデューティ比に応じたアナログ信号の電圧が、予め設定された切換閾値電圧未満である場合には、前記LEDランプをPWM調光するように前記制御スイッチ素子を制御し、
一方、前記アナログ信号の電圧が前記切換閾値電圧以上である場合には、前記LEDランプをリニア調光するように前記制御スイッチ素子を制御する
ことを特徴とする。
前記LED用電源装置において、
前記制御回路は、
前記PWM調光信号のデューティ比が前記LEDランプを暗から明へ調光されるように変化した場合に上昇する電圧のアナログ信号を、出力する調光回路と、
前記アナログ信号の電圧と、前記検出抵抗電圧に基づいた第1の電圧と、の誤差電圧を平均した第2の電圧を出力する積分アンプと、
前記第2の電圧と、前記制御スイッチ素子をオン/オフする周期の基準となる基準クロック信号と、に基づいて、前記制御スイッチ素子を制御するための第1の制御信号を第1ノードに出力する第1の制御部と、
一端が前記第1ノードに接続され、他端が信号ノードに接続された第1のスイッチと、
前記PWM調光信号の1周期の期間中に上昇するタイマー用電圧を出力し、前記PWM調光信号の1周期の期間経過時に前記タイマー用電圧を初期値にリセットするタイマー回路と、
前記タイマー用電圧と前記第2の電圧とを比較した結果に応じた第1の比較結果信号を出力する第1のコンパレータと、
前記検出抵抗電圧に基づいた第3の電圧と、予め設定された電流制限用閾値電圧とを比較した結果に応じた第2の比較結果信号を出力する第2のコンパレータと、
前記第1の比較結果信号、前記第2の比較結果信号、及び基準クロック信号に基づいて、前記制御スイッチ素子を制御するための第2の制御信号を第2ノードに出力する第2の制御部と、
一端が前記第2ノードに接続され、他端が前記信号ノードに接続された第2のスイッチと、
前記PWM調光信号の前記デューティ比に応じたアナログ信号の電圧が、予め設定された切換閾値電圧以上である場合には、前記第1のスイッチをオンし且つ前記第2のスイッチをオフし、一方、前記アナログ信号の電圧が前記切換閾値電圧未満である場合には前記第1のスイッチをオフし且つ前記第2のスイッチをオンする切換用コンパレータと、を備え、
前記制御回路は、前記信号ノードの信号に応じて、前記制御スイッチ素子を制御することを特徴とする。
前記LED用電源装置において、
前記PWM調光信号において、前記調光率が前記デューティ比の単調増加関数又は単調減少関数になるように対応しており、
前記第2の制御部は、
前記タイマー用電圧が前記第2の電圧以上であることを前記第1の比較結果信号が示す場合には、前記制御スイッチ素子をオフする前記第2の制御信号を出力し、
一方、前記タイマー用電圧が前記第2の電圧未満であることを前記第1の比較結果信号が示す場合には、前記基準クロック信号が変移したときから前記第3の電圧が電流制限用閾値電圧未満であることを前記第2の比較結果信号が示している間は前記制御スイッチ素子をオンし、また、前記第3の電圧が電流制限用閾値電圧に達したことを前記第2の比較結果信号が示したときから前記基準クロック信号が変移したときまで前記制御スイッチ素子をオフするように、前記第2の制御信号を出力する
ことを特徴とする。
前記LED用電源装置において、
前記制御回路は、前記第1の制御部及び前記第2の制御部に、前記基準クロック信号を出力する発振器をさらに備える
ことを特徴とする。
前記LED用電源装置において、
前記制御回路は、
前記PWM調光信号のパルス波の信号変化のタイミングでリセット信号を出力するリセット回路をさらに備え、
前記タイマー回路は、
タイマー用コンデンサを備え、
前記タイマー用コンデンサを継続的に充電し、前記タイマー用コンデンサの充電電圧を前記タイマー用電圧として出力し、前記リセット信号に応じて、前記タイマー用コンデンサを放電させる
ことを特徴とする。
前記LED用電源装置において、
前記制御回路は、
前記信号ノードの信号に応じて、前記制御スイッチ素子を制御するスイッチドライバをさらに備える
ことを特徴とする。
前記LED用電源装置において、
前記整流素子は、
カソードが前記インダクタの前記一端に接続され、アノードが前記検出抵抗の前記他端に接続されたダイオードである
ことを特徴とする。
前記LED用電源装置において、
前記制御スイッチ素子は、
ドレインが前記第1の電源端子に接続され、ソースが前記インダクタの一端に接続されたnMOSトランジスタである
ことを特徴とする。
前記LED用電源装置において、
前記第2の制御部は、
前記基準クロック信号が入力されるセット端子と、
前記第1の比較結果信号が入力される第1のリセット端子と、
前記第2の比較結果信号が入力される第2のリセット端子と、
前記第2の制御信号を出力する出力端子と、を備えるSRフリップフロップである
ことを特徴とする。
前記LED用電源装置において、
前記第1のコンパレータの反転入力端子に前記第2の電圧が入力され、
前記第1のコンパレータの非反転入力端子に前記タイマー用電圧が入力されることを特徴とする。
前記LED用電源装置において、
前記第2のコンパレータの反転入力端子に前記電流制限用閾値電圧が入力され、
前記第2のコンパレータの非反転入力端子に前記第3の電圧が入力されることを特徴とする。
前記LED用電源装置において、
前記タイマー回路は、
タイマー用電流を出力するタイマー用電流源と、
一端が前記タイマー用電流源の出力に接続され、他端が接地に接続された前記タイマー用コンデンサと、
ドレインが前記タイマー用コンデンサの前記一端に接続され、ソースが前記接地に接続され、ゲートに前記リセット信号が入力されるMOSトランジスタと、を備え、
前記タイマー用コンデンサの前記一端から前記タイマー用電圧が出力されることを特徴とする。
前記LED用電源装置において、
前記積分アンプは、
非反転入力端子に前記アナログ信号が入力され、反転入力端子に前記第1の電圧が入力され、前記第2の電圧を出力するオペアンプと、
一端が前記オペアンプの前記反転入力端子に接続された帰還抵抗と、
前記帰還抵抗の他端と前記オペアンプの出力部との間に接続された帰還コンデンサと、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る実施例に従った半導体集積回路は、
1つ又は直列に接続された複数のLED素子を含むLEDランプに流れる電流を制御するための制御スイッチ素子と、前記LEDランプに流れる電流を検出するための検出抵抗と、を備えたLED用電源装置に適用される半導体集積回路であって、
パルス波のパルス幅と周期とデューティ比により調光率を規定するPWM調光信号と、前記検出抵抗の検出抵抗電圧と、に基づいて、PWM調光とリニア調光とを切り替えて、前記LEDランプの調光率が前記PWM調光信号で規定される調光率に近づくように、前記制御スイッチ素子を制御する制御回路と、を備える
ことを特徴とする。
本発明の一態様に係るPWM調光とリニア調光とを切り替えを比較的簡易な構成を用いて行うことにより、製造コストを低減することができる。
図1は、実施形態に係るLED用電源装置100の構成の一例を示す図である。 図2は、図1に示すLED用電源装置100のリニア調光とPWM調光とを切り替える動作波形の一例を示す波形図である。 図3は、図1に示すLED用電源装置100のリニア調光時の動作波形の一例を示す図である。 図4は、図1に示すLED用電源装置100のPWM調光時の動作波形の一例を示す図である。 図5は、図4に示す期間Pに注目した動作波形の一例を示す波形図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面に基づいて説明する。
第1の実施形態
図1は、実施形態に係るLED用電源装置100の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、実施形態に係るLED用電源装置100は、例えば、第1の電源端子TB1と、第2の電源端子TB2と、第1の負荷端子TX1と、第2の負荷端子TX2と、制御スイッチ素子CSWと、検出抵抗RDと、整流素子Dと、インダクタ(降圧チョッパ)Lと、出力コンデンサCと、検出抵抗RDと、制御回路(半導体集積回路)CONと、直流電源Bと、を備える。
第1の電源端子TB1は、直流電源Bの正極に接続されている。また、第2の電源端子TB2は、直流電源Bの負極に接続され且つ接地されている。
第1の負荷端子TX1は、LEDランプXのアノード側が接続されている。また、第2の負荷端子TX2は、LEDランプXのカソード側が接続されている。なお、このLEDランプXは、1つ又は直列に接続された複数のLED素子を含む。
また、制御スイッチ素子CSWは、一端が第1の電源端子TB1に接続され、他端がインダクタLの一端に接続されている。この制御スイッチ素子CSWは、LEDランプXに流れる電流を制御するようになっている。
この制御スイッチ素子CSWは、例えば、図1に示すように、ドレインが第1の電源端子TB1に接続され、ソースがインダクタLの一端に接続されたnMOSトランジスタである。
また、インダクタLは、一端が制御スイッチ素子CSWの他端に接続され、他端が第1の負荷端子TX1に接続されている。
また、検出抵抗RDは、一端が第2の負荷端子TX2に接続され、他端が整流素子Dの一端に接続されている。この検出抵抗RDは、LEDランプXに流れる電流を検出するためのものである。
また、整流素子Dは、一端が第2の電源端子TB2に接続され、他端がインダクタLの一端(制御スイッチ素子CSWの他端)に接続されている。そして、この整流素子Dは、第2の電源端子TB2からインダクタLの一端に向かう方向が順方向となる。
この整流素子Dは、例えば、図1に示すように、カソードがインダクタLの一端に接続され、アノードが検出抵抗RDの他端に接続されたダイオードである。
また、出力コンデンサCは、一端が第1の負荷端子TX1に接続され、他端が第2の負荷端子TX2に接続されている。
また、制御回路CONは、パルス波のパルス幅と周期とデューティ比とによりLEDランプXの調光率を規定するPWM(Pulse Width Modulation)調光信号SINが入力されるようになっている。
そして、制御回路CONは、制御スイッチ素子CSWのオン/オフを制御することにより、LEDランプXに所定の電流を供給して、LEDランプXの調光率をPWM調光信号SINに応じた値に制御するようになっている。
特に、制御回路CONは、PWM調光信号SINと、検出抵抗RDの一端における検出抵抗電圧RDVと、に基づいて、PWM調光とリニア調光とを切り替えて、LEDランプXの調光率がPWM調光信号SINで規定される調光率に近づくように、制御スイッチ素子CSWを制御するようになっている。
例えば、制御回路CONは、PWM調光信号SINのデューティ比に応じたアナログ信号ASの電圧が、予め設定された切換閾値電圧THX未満である場合には、LEDランプXをPWM調光するように制御スイッチ素子CSWを制御する。
一方、制御回路CONは、アナログ信号ASの電圧が切換閾値電圧THX以上である場合には、LEDランプXをリニア調光するように制御スイッチ素子CSWを制御する。
なお、本実施形態では、PWM調光信号SINにおいて、規定される調光率がデューティ比の単調増加関数になるように対応している。しかし、PWM調光信号SINにおいて、規定される調光率がデューティ比の単調減少関数になるように対応していてもよい。
ここで、リニア調光は、後述のように、PWM調光信号SINのデューティ比に応じたアナログ信号ASの電圧と、検出抵抗電圧RDVに基づいた第1の電圧V1と、の誤差電圧を平均した第2の電圧V2に応じて、制御スイッチ素子CSWのオンデューティを制御して、LEDランプXの調光率を制御するものである。
この制御回路CONは、例えば、図1に示すように、調光回路DCと、積分アンプAと、発振器OSCと、第1の制御部CON1と、第2の制御部CON2と、第1のスイッチSW1と、第2のスイッチSW2と、スイッチドライバSWDと、リセット回路Yと、タイマー回路TMと、インバータINVと、第1のコンパレータCOMP1と、第2のコンパレータCOMP2と、切換用コンパレータCOMPXと、抵抗RBと、抵抗RCと、を備える。
調光回路DCは、PWM調光信号SINが入力されるようになっている。
この調光回路DCは、PWM調光信号SINのデューティ比がLEDランプXを暗から明へ調光されるように変化した場合に上昇する電圧のアナログ信号ASを、出力する。そして、調光回路DCは、PWM調光信号SINのデューティ比がLEDランプXを明から暗へ調光されるように変化した場合には、アナログ信号ASの電圧を下降させる。
また、積分アンプAは、アナログ信号ASの電圧と、検出抵抗電圧RDVに基づいた第1の電圧V1と、の誤差電圧を平均した第2の電圧V2を出力するようになっている。
この積分アンプAは、例えば、図1に示すように、オペアンプOPと、帰還抵抗RAと、帰還コンデンサCAと、を備える。
オペアンプOPは、非反転入力端子にアナログ信号ASが入力され、反転入力端子に第1の電圧V1が入力され、第2の電圧V2を出力するようになっている。
なお、このオペアンプOPの反転入力端子は、抵抗RBを介して、検出抵抗RDの一端に接続されている。この抵抗RBの一端の第1の電圧V1は、検出抵抗RDの一端の検出電圧RDVに応じて変化する。
そして、帰還抵抗RAは、一端がオペアンプOPの反転入力端子に接続されている。
そして、帰還コンデンサCAは、帰還抵抗RAの他端とオペアンプOPの出力との間に接続されている。
上述の構成により、オペアンプOPの出力電圧は、アナログ信号ASの電圧と、検出抵抗電圧RDVに基づいた第1の電圧V1と、の誤差電圧を平均した第2の電圧V2となる。
また、図1に示すように、発振器OSCは、第1の制御部CON1及び第2の制御部CON2に、制御スイッチ素子CSWをオン/オフする周期の基準となる基準クロック信号CLKを出力するようになっている。
そして、第1の制御部CON1は、第2の電圧V2と、基準クロック信号CLKと、に基づいて、制御スイッチ素子CSWを制御するための第1の制御信号K1を第1ノードN1に出力するようになっている。
この第1の制御部CON1は、例えば、基準クロック信号CLKの周期を有し且つオンデューティが第2の電圧V2の値に対応して変化するパルス信号を、第1の制御信号K1として出力する。
また、第1のスイッチSW1は、一端が第1ノードN1に接続され、他端が信号ノードNSに接続されている。この第1のスイッチSW1は、切換信号FBにより、オン/オフが制御される。
この第1のスイッチSW1は、オンすることにより、第1ノードN1と信号ノードNSとの間を導通させて、第1の制御信号K1を第1ノードN1から信号ノードNSに伝達させる。一方、第1のスイッチSW1は、オフすることにより、第1ノードN1と信号ノードNSとの間を遮断する。
また、リセット回路Yは、PWM調光信号SINのパルス波の信号変化のタイミング(ここでは、例えば、PWM調光信号SINの1周期の期間経過時)でリセット信号SRを出力するようになっている。
また、タイマー回路TMは、PWM調光信号SINの1周期の期間中に上昇するタイマー用電圧VTを出力し、PWM調光信号SINの1周期の期間経過時にタイマー用電圧VTを初期値にリセットするようになっている。
このタイマー回路TMは、例えば、図1に示すように、タイマー用電流源TISと、タイマー用コンデンサCTと、MOSトランジスタ(pMOSトランジスタ)TTと、を備える。
タイマー用電流源TISは、タイマー用電流を出力部から出力するようになっている。
タイマー用コンデンサCTは、一端がタイマー用電流源TISの出力部に接続され、他端が接地に接続されている。このタイマー用コンデンサCTの一端からタイマー用電圧VTが出力される。
MOSトランジスタTTは、ドレインがタイマー用コンデンサCTの一端に接続され、ソースが接地に接続され、ゲートにリセット信号SRが入力されるようになっている。
このMOSトランジスタTTは、PWM調光信号SINの1周期の期間経過時にリセット信号SRが入力されるとオンして、タイマー用コンデンサCTに充電された電荷を放電させる。これにより、PWM調光信号SINの1周期の期間経過時にタイマー用電圧VTが初期値にリセットされる。
このように、タイマー回路TMは、タイマー用コンデンサCTを継続的に充電し、タイマー用コンデンサCTの充電電圧をタイマー用電圧VTとして出力し、リセット信号SRに応じて、タイマー用コンデンサCTを放電させる。
また、第1のコンパレータCOMP1は、タイマー用電圧VTと第2の電圧V2とを比較した結果に応じた第1の比較結果信号S1を出力するようになっている。
なお、図1の例では、第1のコンパレータCOMP1の反転入力端子に第2の電圧V2が入力されるようになっている。さらに、第1のコンパレータCOMP1の非反転入力端子にタイマー用電圧VTが入力されるようになっている。
また、第2のコンパレータCOMP2は、検出抵抗電圧RDVに基づいた第3の電圧V3と、予め設定された電流制限用閾値電圧THIと、を比較した結果に応じた第2の比較結果信号S2を出力するようになっている。
なお、図1の例では、第2のコンパレータCOMP2の反転入力端子に電流制限用閾値電圧THIが入力されるようになっている。さらに、第2のコンパレータCOMP2の非反転入力端子に第3の電圧V3が入力されるようになっている。
そして、第2のコンパレータCOMP2の非反転入力端子は、抵抗RCを介して、検出抵抗RDの一端に接続されている。この抵抗RCの一端の第3の電圧V3は、検出抵抗RDの一端の検出電圧RDVに応じて変化する。
また、第2の制御部CON2は、第1の比較結果信号S1、第2の比較結果信号S2、及び基準クロック信号CLKに基づいて、制御スイッチ素子CSWを制御するための第2の制御信号K2を第2ノードN2に出力するようになっている。
例えば、第2の制御部CON2は、タイマー用電圧VTが第2の電圧V2以上であることを第1の比較結果信号S1が示す第1の場合には、制御スイッチ素子CSWをオフするように、例えば、“Low”レベルの第2の制御信号K2を出力する。
一方、第2の制御部CON2は、タイマー用電圧VTが第2の電圧V2未満であることを第1の比較結果信号S1が示す第2の場合には、基準クロック信号CLKが変移したとき(立ち上がったとき)から第3の電圧V3が電流制限用閾値電圧THI未満であることを第2の比較結果信号S2が示している間は(第3の電圧V3が上昇して電流制限用閾値電圧THIに達したときまで)制御スイッチ素子CSWをオンするように、例えば、“High”レベルの第2の制御信号K2を出力する。
さらに、第2の制御部CON2は、上記第2の場合において、第3の電圧V3が電流制限用閾値電圧THIに達したことを第2の比較結果信号S2が示したときから基準クロック信号CLKが変移したとき(立ち上がったとき)まで制御スイッチ素子CSWをオフするように、例えば、“Low”レベルの第2の制御信号K2を出力する。
この第2の制御部CON2は、例えば、図1に示すように、基準クロック信号CLKが入力されるセット端子Sと、第1の比較結果信号S1が入力される第1のリセット端子R1と、第2の比較結果信号S2が入力される第2のリセット端子R2と、第2の制御信号K2を出力する出力端子Qと、を備えるSRフリップフロップである。
また、第2のスイッチSW2は、一端が第2ノードN2に接続され、他端が信号ノードNSに接続されている。この第2のスイッチSW2は、切換信号Fにより、オン/オフが制御される。
この第2のスイッチSW2は、オンすることにより、第2ノードN2と信号ノードNSとの間を導通させて、第2の制御信号K2を第2ノードN2から信号ノードNSに伝達させる。一方、第2のスイッチSW2は、オフすることにより、第2ノードN2と信号ノードNSとの間を遮断する。
また、切換用コンパレータCOMPXは、PWM調光信号SINのデューティ比に応じたアナログ信号ASの電圧と、予め設定された切換閾値電圧THXと、を比較した結果に応じて、切換信号Fを出力して、第1のスイッチSWと第2のスイッチSW2とを、相補的にオン/オフするようになっている。
例えば、切換用コンパレータCOMPXは、アナログ信号ASの電圧が切換閾値電圧THX以上である場合には、第1のスイッチSW1をオンし且つ第2のスイッチSW2をオフさせるための切換信号Fを出力する。
一方、切換用コンパレータCOMPXは、アナログ信号ASの電圧が切換閾値電圧THX未満である場合には第1のスイッチSW1をオフし且つ第2のスイッチSW2をオンする切換信号Fを出力する。
なお、この切換用コンパレータCOMPXは、本実施形態においては、ヒステリシス特性を有する。
ここで、インバータINVは、切換信号Fを反転した切換信号FBを第1のスイッチSW1に出力する。これにより、第1のスイッチSW1と第2のスイッチSW2とは、切換信号Fと、切換信号Fの論理を反転した(切換信号Fに基づいた)切換信号FBとにより制御される。すなわち、切換信号Fに基づいて、第1のスイッチSWと第2のスイッチSW2とは、相補的にオン/オフするように制御される。
また、スイッチドライバSWDは、信号ノードNSの信号VGに応じて、制御スイッチ素子CSWを制御するようになっている。ここでは、例えば、スイッチドライバSWDは、信号VGの駆動能力を増加させて制御スイッチ素子CSWであるnMOSトランジスタのゲートに供給する。
ここで、第1のスイッチSW1がオンし且つ第2のスイッチSW2がオフしている場合、信号ノードNSの信号VGは、第1の制御信号K1となる。一方、第1のスイッチSW1がオフし且つ第2のスイッチSW2がオンしている場合、信号ノードNSの信号VGは、第2の制御信号K2となる。
このように、制御回路CONは、信号ノードNSの信号VGに応じて、制御スイッチ素子CSWを制御する。
次に、以上のような構成を有するLED用電源装置100の動作の一例について、図2ないし図5を用いて説明する。
図2は、図1に示すLED用電源装置100のリニア調光とPWM調光とを切り替える動作波形の一例を示す波形図である。また、図3は、図1に示すLED用電源装置100のリニア調光時の動作波形の一例を示す図である。また、図4は、図1に示すLED用電源装置100のPWM調光時の動作波形の一例を示す図である。また、図5は、図4に示す期間Pに注目した動作波形の一例を示す波形図である。
先ず、図2に示すように、例えば、時刻taにおいて、切換用コンパレータCOMPXは、アナログ信号ASの電圧が切換閾値電圧THX以上になると、第1のスイッチSW1をオンし且つ第2のスイッチSW2をオフさせるための“Low”レベルの切換信号Fを出力する。
これにより、第1のスイッチSW1がオンし且つ第2のスイッチSW2がオフする。これにより、スイッチドライバSWDは、第1の制御信号K1に基づいた電圧VGにより、制御スイッチ素子CSWを制御する。
すなわち、制御回路CONは、第1の制御信号K1に基づいた電圧VGにより、LEDランプXをリニア調光するように制御スイッチ素子CSWを制御する。
このリニア調光時において、例えば、図3に示すように、第1の制御部CON1は、基準クロック信号CLKのパルスが入力されると、第1の制御信号K1を“High”レベルにする(時刻t1)。これにより、信号VGが“High”レベルになり、制御スイッチ素子CSWがオンして、インダクタLに電流ILが流れて、検出抵抗電圧RDVが上昇する。
そして、図3の時刻t2に、第1の制御部CON1は、第1の制御信号K1を“Low”レベルにする。これにより、信号VGが“Low”レベルになり、制御スイッチ素子CSWがオフして、インダクタLの電流ILが減少するとともに、検出抵抗電圧RDVが降下する。
このように、第1の制御部CON1は、例えば、基準クロック信号CLKの周期(例えば、時刻t1〜t3)を有し且つオンデューティ(例えば、時刻t1〜t2)が第2の電圧V2の値に対応して変化するパルス信号を、第1の制御信号K1として出力する。
これにより、PWM調光信号SINのデューティ比に応じたアナログ信号ASの電圧と、検出抵抗電圧RDVに基づいた第1の電圧V1と、の誤差電圧を平均した第2の電圧V2に応じて、制御スイッチ素子CSWのオンデューティを制御して、LEDランプXの調光率が制御される。
このように、制御回路CONは、第1の制御信号K1に基づいた電圧VGにより、LEDランプXをリニア調光するように制御スイッチ素子CSWを制御する。
その後、図2の時刻tbにおいて、切換用コンパレータCOMPXは、アナログ信号ASの電圧が切換閾値電圧THX(ヒステリシス特性によりオフセット電圧分低くなる)未満になると、第1のスイッチSW1をオフし且つ第2のスイッチSW2をオンする“High”レベルの切換信号Fを出力する。
これにより、制御回路CONは、第2の制御信号K2に基づいた電圧VGにより、LEDランプXをPWM調光するように制御スイッチ素子CSWを制御する。
すなわち、制御回路CONは、第2の制御信号K2に基づいた電圧VGにより、LEDランプXをPWM調光するように制御スイッチ素子CSWを制御する。
このリニア調光時において、例えば、図4に示すように、時刻tdにおいて、リセット回路Yは、PWM調光信号SINのパルス波の立ち上がりのタイミングでリセット信号SRを出力する。そして、タイマー回路TMは、このリセット信号SRに応じて、タイマー用電圧VTを初期値にリセットする。
そして、第1のコンパレータCOMP1は、タイマー用電圧VTと第2の電圧V2とを比較し、タイマー用電圧VTが第2の電圧V2未満であることを示す“Low”レベルの第1の比較結果信号S1を出力する。
その後、タイマー回路TMがタイマー用電圧VTを上昇させると、時刻teにおいて、タイマー用電圧VTが第2の電圧V2以上になる。これにより、第1のコンパレータCOMP1は、タイマー用電圧VTと第2の電圧V2とを比較し、タイマー用電圧VTが第2の電圧V2以上であることを示す“High”レベル”レベルの第1の比較結果信号S1を出力する。
この図4の時刻td〜teの期間P(タイマー用電圧VTが第2の電圧V2未満であることを第1の比較結果信号S1が示す場合)において、図5に示すように、第2の制御部CON2は、基準クロック信号CLKが立ち上がったとき(例えば、時刻t4)からインダクタLの電流ILが上昇することで第3の電圧V3が上昇して電流制限用閾値電圧THIに達したことを第2の比較結果信号S2が示したとき(時刻t5)まで制御スイッチ素子CSWをオンするように、“High”レベルの第2の制御信号K2(電圧VG)を出力する。
さらに、第2の制御部CON2は、インダクタLの電流ILが上昇して、第3の電圧V3が電流制限用閾値電圧THIに達したことを第2の比較結果信号S2が示したとき(時刻t5)から基準クロック信号CLKが立ち上がったとき(時刻t6)まで制御スイッチ素子CSWをオフするように、“Low”レベルの第2の制御信号K2(電圧VG)を出力する。
このように、図4の時刻td〜teの期間P(タイマー用電圧VTが第2の電圧V2未満であることを第1の比較結果信号S1が示す場合)は、第2の制御信号K2(電圧VG)により、制御スイッチ素子CSWによりオン/オフが制御される。
一方、図4の時刻te〜tfにおいて、第1のコンパレータCOMP1は、タイマー用電圧VTと第2の電圧V2とを比較し、タイマー用電圧VTが第2の電圧V2以上であることを示す“High”レベルの第1の比較結果信号S1を出力する。
これにより、図4の時刻te〜tfにおいて、第2の制御部CON2は、制御スイッチ素子CSWをオフするように、“Low”レベルの第2の制御信号K2を出力する。これにより、インダクタLの電流ILは、流れない。
このように、制御回路CONは、第2の制御信号K2に基づいた電圧VGにより、LEDランプXをPWM調光するように制御スイッチ素子CSWを制御する。
上述のような動作により、LED用電源装置100は、比較的簡易な構成を用いて、PWM調光信号SINが規定する調光率に応じて、PWM調光とリニア調光とを切り替えを実行する。
以上のように、本発明の一態様に係るLED用電源装置は、直流電源の正極に接続される第1の電源端子、及び、直流電源の負極に接続され且つ接地される第2の電源端子と、LEDランプのアノード側が接続される第1の負荷端子、及び、LEDランプのカソード側が接続される第2の負荷端子と、一端が第1の電源端子に接続された制御スイッチ素子と、一端が制御スイッチ素子の他端に接続され、他端が第1の負荷端子に接続されたインダクタと、一端が第2の電源端子に接続され、他端がインダクタの一端に接続され、第2の電源端子からインダクタの一端に向かう方向が順方向となる整流素子と、一端が第1の負荷端子に接続され、他端が第2の負荷端子に接続された出力コンデンサと、一端が第2の負荷端子に接続され、他端が整流素子の一端に接続された検出抵抗と、を備える。
そして、制御回路は、パルス波のパルス幅と周期のデューティ比により調光率を規定するPWM調光信号と、検出抵抗の一端の検出抵抗電圧と、に基づいて、PWM調光とリニア調光とを切り替えて、LEDランプの調光率がPWM調光信号で規定される調光率に近づくように、制御スイッチ素子を制御する。
特に、制御回路は、例えば、PWM調光信号のデューティ比に応じたアナログ信号の電圧が、予め設定された切換閾値電圧未満である場合には、LEDランプをPWM調光するように制御スイッチ素子を制御し、一方、アナログ信号の電圧が切換閾値電圧以上である場合には、LEDランプをリニア調光するように制御スイッチ素子を制御する。
このように、本発明に係るLED用電源装置は、PWM調光とリニア調光とを切り替えを比較的簡易な構成を用いて行うことにより、製造コストを低減することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 LED用電源装置
TB1 第1の電源端子
TB2 第2の電源端子
TX1 第1の負荷端子
TX2 第2の負荷端子
CSW 制御スイッチ素子
RD 検出抵抗
D 整流素子
L インダクタ
C 出力コンデンサ
RD 検出抵抗
CON 制御回路(半導体集積回路)
B 直流電源

Claims (14)

  1. 1つ又は直列に接続された複数のLED素子を含むLEDランプに流れる電流を制御するための制御スイッチ素子と、
    前記LEDランプに流れる電流を検出するための検出抵抗と、
    パルス波のパルス幅と周期とデューティ比により調光率を規定するPWM調光信号と、前記検出抵抗の検出抵抗電圧と、に基づいて、PWM調光とリニア調光とを切り替えて、前記LEDランプの調光率が前記PWM調光信号で規定される調光率に近づくように、前記制御スイッチ素子を制御する制御回路と、
    直流電源の正極に接続される第1の電源端子、及び、前記直流電源の負極に接続され且つ接地される第2の電源端子と、
    前記LEDランプのアノード側が接続される第1の負荷端子、及び、前記LEDランプのカソード側が接続される第2の負荷端子と、
    一端が前記第1の電源端子に接続された前記制御スイッチ素子と、
    一端が前記制御スイッチ素子の他端に接続され、他端が前記第1の負荷端子に接続されたインダクタと、
    一端が前記第2の電源端子に接続され、他端が前記インダクタの前記一端に接続され、前記第2の電源端子から前記インダクタの前記一端に向かう方向が順方向となる整流素子と、
    一端が前記第1の負荷端子に接続され、他端が前記第2の負荷端子に接続された出力コンデンサと、
    一端が前記第2の負荷端子に接続され、他端が前記整流素子の前記一端に接続された前記検出抵抗と、を備え、
    前記制御回路は、
    前記PWM調光信号と、前記検出抵抗の前記一端における前記検出抵抗電圧と、に基づいて、前記PWM調光と前記リニア調光とを切り替えて、前記LEDランプの調光率が前記PWM調光信号で規定される調光率に近づくように、前記制御スイッチ素子を制御し、
    前記制御回路は、
    前記PWM調光信号のデューティ比が前記LEDランプを暗から明へ調光されるように変化した場合に上昇する電圧のアナログ信号を、出力する調光回路と、
    前記アナログ信号の電圧と、前記検出抵抗電圧に基づいた第1の電圧と、の誤差電圧を平均した第2の電圧を出力する積分アンプと、
    前記第2の電圧と、前記制御スイッチ素子をオン/オフする周期の基準となる基準クロック信号と、に基づいて、前記制御スイッチ素子を制御するための第1の制御信号を第1ノードに出力する第1の制御部と、
    一端が前記第1ノードに接続され、他端が信号ノードに接続された第1のスイッチと、
    前記PWM調光信号の1周期の期間中に上昇するタイマー用電圧を出力し、前記PWM調光信号の1周期の期間経過時に前記タイマー用電圧を初期値にリセットするタイマー回路と、
    前記タイマー用電圧と前記第2の電圧とを比較した結果に応じた第1の比較結果信号を出力する第1のコンパレータと、
    前記検出抵抗電圧に基づいた第3の電圧と、予め設定された電流制限用閾値電圧とを比較した結果に応じた第2の比較結果信号を出力する第2のコンパレータと、
    前記第1の比較結果信号、前記第2の比較結果信号、及び基準クロック信号に基づいて、前記制御スイッチ素子を制御するための第2の制御信号を第2ノードに出力する第2の制御部と、
    一端が前記第2ノードに接続され、他端が前記信号ノードに接続された第2のスイッチと、
    前記PWM調光信号の前記デューティ比に応じたアナログ信号の電圧が、予め設定された切換閾値電圧以上である場合には、前記第1のスイッチをオンし且つ前記第2のスイッチをオフし、一方、前記アナログ信号の電圧が前記切換閾値電圧未満である場合には前記第1のスイッチをオフし且つ前記第2のスイッチをオンする切換用コンパレータと、を備え、
    前記制御回路は、前記信号ノードの信号に応じて、前記制御スイッチ素子を制御する
    ことを特徴とするLED用電源装置。
  2. 前記制御回路は、
    前記PWM調光信号のデューティ比に応じたアナログ信号の電圧が、予め設定された切換閾値電圧未満である場合には、前記LEDランプをPWM調光するように前記制御スイッチ素子を制御し、
    一方、前記アナログ信号の電圧が前記切換閾値電圧以上である場合には、前記LEDランプをリニア調光するように前記制御スイッチ素子を制御する
    ことを特徴とする請求項に記載のLED用電源装置。
  3. 前記PWM調光信号において、前記調光率が前記デューティ比の単調増加関数又は単調減少関数になるように対応しており、
    前記第2の制御部は、
    前記タイマー用電圧が前記第2の電圧以上であることを前記第1の比較結果信号が示す場合には、前記制御スイッチ素子をオフする前記第2の制御信号を出力し、
    一方、前記タイマー用電圧が前記第2の電圧未満であることを前記第1の比較結果信号が示す場合には、前記基準クロック信号が変移したときから前記第3の電圧が電流制限用閾値電圧未満であることを前記第2の比較結果信号が示している間は前記制御スイッチ素子をオンし、また、前記第2の電圧が電流制限用閾値電圧に達したことを前記第2の比較結果信号が示したときから前記基準クロック信号が変移したときまで前記制御スイッチ素子をオフするように、前記第2の制御信号を出力する
    ことを特徴とする請求項に記載のLED用電源装置。
  4. 前記制御回路は、前記第1の制御部及び前記第2の制御部に、前記基準クロック信号を出力する発振器をさらに備える
    ことを特徴とする請求項に記載のLED用電源装置。
  5. 前記制御回路は、
    前記PWM調光信号のパルス波の信号変化のタイミングでリセット信号を出力するリセット回路をさらに備え、
    前記タイマー回路は、
    タイマー用コンデンサを備え、
    前記タイマー用コンデンサを継続的に充電し、前記タイマー用コンデンサの充電電圧を前記タイマー用電圧として出力し、前記リセット信号に応じて、前記タイマー用コンデンサを放電させる
    ことを特徴とする請求項に記載のLED用電源装置。
  6. 前記制御回路は、
    前記信号ノードの信号に応じて、前記制御スイッチ素子を制御するスイッチドライバをさらに備える
    ことを特徴とする請求項に記載のLED用電源装置。
  7. 前記整流素子は、
    カソードが前記インダクタの前記一端に接続され、アノードが前記検出抵抗の前記他端に接続されたダイオードである
    ことを特徴とする請求項に記載のLED用電源装置。
  8. 前記制御スイッチ素子は、
    ドレインが前記第1の電源端子に接続され、ソースが前記インダクタの一端に接続されたnMOSトランジスタである
    ことを特徴とする請求項に記載のLED用電源装置。
  9. 前記第2の制御部は、
    前記基準クロック信号が入力されるセット端子と、
    前記第1の比較結果信号が入力される第1のリセット端子と、
    前記第2の比較結果信号が入力される第2のリセット端子と、
    前記第2の制御信号を出力する出力端子と、を備えるSRフリップフロップである
    ことを特徴とする請求項に記載のLED用電源装置。
  10. 前記第1のコンパレータの反転入力端子に前記第2の電圧が入力され、
    前記第1のコンパレータの非反転入力端子に前記タイマー用電圧が入力されることを特徴とする請求項に記載のLED用電源装置。
  11. 前記第2のコンパレータの反転入力端子に前記電流制限用閾値電圧が入力され、
    前記第2のコンパレータの非反転入力端子に前記第3の電圧が入力されることを特徴とする請求項に記載のLED用電源装置。
  12. 前記タイマー回路は、
    タイマー用電流を出力するタイマー用電流源と、
    一端が前記タイマー用電流源の出力に接続され、他端が接地に接続された前記タイマー用コンデンサと、
    ドレインが前記タイマー用コンデンサの前記一端に接続され、ソースが前記接地に接続され、ゲートに前記リセット信号が入力されるMOSトランジスタと、を備え、
    前記タイマー用コンデンサの前記一端から前記タイマー用電圧が出力されることを特徴とする請求項に記載のLED用電源装置。
  13. 前記積分アンプは、
    非反転入力端子に前記アナログ信号が入力され、反転入力端子に前記第1の電圧が入力され、前記第2の電圧を出力するオペアンプと、
    一端が前記オペアンプの前記反転入力端子に接続された帰還抵抗と、
    前記帰還抵抗の他端と前記オペアンプの出力部との間に接続された帰還コンデンサと、を備えることを特徴とする請求項に記載のLED用電源装置。
  14. 1つ又は直列に接続された複数のLED素子を含むLEDランプに流れる電流を制御するための制御スイッチ素子と、前記LEDランプに流れる電流を検出するための検出抵抗と、を備えたLED用電源装置に適用される半導体集積回路であって、
    パルス波のパルス幅と周期とデューティ比により調光率を規定するPWM調光信号と、前記検出抵抗の検出抵抗電圧と、に基づいて、PWM調光とリニア調光とを切り替えて、前記LEDランプの調光率が前記PWM調光信号で規定される調光率に近づくように、前記制御スイッチ素子を制御する制御回路と、を備え
    前記LED用電源装置は、
    直流電源の正極に接続される第1の電源端子、及び、前記直流電源の負極に接続され且つ接地される第2の電源端子と、
    前記LEDランプのアノード側が接続される第1の負荷端子、及び、前記LEDランプのカソード側が接続される第2の負荷端子と、
    一端が前記第1の電源端子に接続された前記制御スイッチ素子と、
    一端が前記制御スイッチ素子の他端に接続され、他端が前記第1の負荷端子に接続されたインダクタと、
    一端が前記第2の電源端子に接続され、他端が前記インダクタの前記一端に接続され、前記第2の電源端子から前記インダクタの前記一端に向かう方向が順方向となる整流素子と、
    一端が前記第1の負荷端子に接続され、他端が前記第2の負荷端子に接続された出力コンデンサと、
    一端が前記第2の負荷端子に接続され、他端が前記整流素子の前記一端に接続された前記検出抵抗と、を備え、
    前記制御回路は、
    前記PWM調光信号と、前記検出抵抗の前記一端における前記検出抵抗電圧と、に基づいて、前記PWM調光と前記リニア調光とを切り替えて、前記LEDランプの調光率が前記PWM調光信号で規定される調光率に近づくように、前記制御スイッチ素子を制御し、
    前記制御回路は、
    前記PWM調光信号のデューティ比が前記LEDランプを暗から明へ調光されるように変化した場合に上昇する電圧のアナログ信号を、出力する調光回路と、
    前記アナログ信号の電圧と、前記検出抵抗電圧に基づいた第1の電圧と、の誤差電圧を平均した第2の電圧を出力する積分アンプと、
    前記第2の電圧と、前記制御スイッチ素子をオン/オフする周期の基準となる基準クロック信号と、に基づいて、前記制御スイッチ素子を制御するための第1の制御信号を第1ノードに出力する第1の制御部と、
    一端が前記第1ノードに接続され、他端が信号ノードに接続された第1のスイッチと、
    前記PWM調光信号の1周期の期間中に上昇するタイマー用電圧を出力し、前記PWM調光信号の1周期の期間経過時に前記タイマー用電圧を初期値にリセットするタイマー回路と、
    前記タイマー用電圧と前記第2の電圧とを比較した結果に応じた第1の比較結果信号を出力する第1のコンパレータと、
    前記検出抵抗電圧に基づいた第3の電圧と、予め設定された電流制限用閾値電圧とを比較した結果に応じた第2の比較結果信号を出力する第2のコンパレータと、
    前記第1の比較結果信号、前記第2の比較結果信号、及び基準クロック信号に基づいて、前記制御スイッチ素子を制御するための第2の制御信号を第2ノードに出力する第2の制御部と、
    一端が前記第2ノードに接続され、他端が前記信号ノードに接続された第2のスイッチと、
    前記PWM調光信号の前記デューティ比に応じたアナログ信号の電圧が、予め設定された切換閾値電圧以上である場合には、前記第1のスイッチをオンし且つ前記第2のスイッチをオフし、一方、前記アナログ信号の電圧が前記切換閾値電圧未満である場合には前記第1のスイッチをオフし且つ前記第2のスイッチをオンする切換用コンパレータと、を備え、
    前記制御回路は、前記信号ノードの信号に応じて、前記制御スイッチ素子を制御する
    こと特徴とする半導体集積回路。
JP2015226762A 2015-11-19 2015-11-19 Led用電源装置、および、半導体集積回路 Active JP6542108B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015226762A JP6542108B2 (ja) 2015-11-19 2015-11-19 Led用電源装置、および、半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015226762A JP6542108B2 (ja) 2015-11-19 2015-11-19 Led用電源装置、および、半導体集積回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017099077A JP2017099077A (ja) 2017-06-01
JP6542108B2 true JP6542108B2 (ja) 2019-07-10

Family

ID=58817522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015226762A Active JP6542108B2 (ja) 2015-11-19 2015-11-19 Led用電源装置、および、半導体集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6542108B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109309989B (zh) * 2018-10-15 2023-12-08 深圳市崧盛电子股份有限公司 一种多合一调光信号处理电路
CN116719384B (zh) * 2023-08-07 2023-12-15 深圳市思远半导体有限公司 检测控制电路和开关电路

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009123681A (ja) * 2007-10-25 2009-06-04 Panasonic Electric Works Co Ltd Led調光装置
JP6068071B2 (ja) * 2012-09-14 2017-01-25 ローム株式会社 負荷駆動装置及びこれを用いたled照明機器
JP6245506B2 (ja) * 2013-08-26 2017-12-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 点灯装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017099077A (ja) 2017-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8803500B2 (en) PFM SMPS with quick sudden load change response
JP4618339B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JP5381014B2 (ja) Dc−dcコンバータ
US9584019B2 (en) Switching regulator and control method thereof
US9030177B2 (en) Switched-mode power supply having an adaptive on-time function and controlling output with a ripple control method
JP5458686B2 (ja) 降圧型コンバータ
EP2364061A2 (en) Circuits and methods for driving light sources
JP2009148094A (ja) Dc−dcコンバータおよび電源制御用半導体集積回路
JP5407548B2 (ja) スイッチング電源装置
US20120105031A1 (en) Switching power-supply unit
TWI473409B (zh) 實現輕負載控制的恒定導通時間開關調節器及其控制方法
KR101919625B1 (ko) 전류제어 모드 dc-dc 컨버터
TW201404023A (zh) 靴帶電路
CN114981747B (zh) 电流模式dc-dc转换器
JP2009201247A (ja) 昇圧形dc−dcコンバータ
US20120306466A1 (en) Step-up dc-dc converter
JP2010154706A (ja) スイッチングレギュレータの制御回路、方法、およびそれらを用いたスイッチングレギュレータ
JP2007244086A (ja) スイッチング電源装置のソフトスタート回路
JP4487649B2 (ja) 昇降圧型dc−dcコンバータの制御装置
US9847720B2 (en) SIDO power converter operable in discontinuous conduction mode and control method thereof
JP5428713B2 (ja) Dc−dcコンバータ、及びその制御方法
JP6542108B2 (ja) Led用電源装置、および、半導体集積回路
JP2018129907A (ja) Dc/dcコンバータおよびその制御回路、制御方法、車載電装機器
US9590508B2 (en) Control apparatus, and control method for buck-boost power supply with two primary switches
JP2010183723A (ja) Dc−dcコンバータおよびスイッチング制御回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180508

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190319

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6542108

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150