JP6541632B2 - 車両の相互認証システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両の相互認証システムに係り、特に、車両のロック解除や駆動源の始動を許可するための車両の相互認証システムに関する。
従来から、無線通信機能を備えた携帯キーと、車体側に設けられた通信手段との間で無線相互認証を行うことで、車両のロック解除や駆動源の始動を許可するようにした車両の相互認証システムが知られている。
特許文献1には、自動二輪車に設けられたイグニッションスイッチとしてのダイヤルスイッチが押圧操作されたことをトリガとして、通信手段と携帯キーとの間の無線相互認証を開始するようにした構成が開示されている。
特許第4603928号公報
ここで、携帯キーを用いた相互認証システムでは、携帯キーを紛失したり携帯キーの電池が消耗して無線通信ができないという非常時にも備えておく必要がある。具体的には、予備の物理的キーで操作可能なキーシリンダや、専用の検査機械と接続するカプラを設けることで、一時的な処置として携帯キーを用いずにロック解除や駆動源の始動を可能としておくことが挙げられる。
しかし、キーシリンダやカプラを設けると、部品点数やコストが増加するほか、構造の複雑化や車体レイアウトの制約が増える等の課題が生じる。特許文献1では、このような課題に対しては検討されていなかった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、簡単な構成によって携帯キーの紛失等に対応できるようにした車両の相互認証システムを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、携帯キー(150)との間で無線相互認証を行う車体側制御部(200)と、前記無線相互認証の開始を指示する車体側スイッチ(21c)と、前記無線相互認証の状態を表示する車体側表示手段(19a)とを有する車両の相互認証システムにおいて、前記車体側制御部(200)は、前記車体側スイッチ(21c)の操作に応じて開始された前記無線相互認証が成立すると、前記車体側表示手段(19a)によって前記無線相互認証が成立したことを報知し、一方、前記無線相互認証が不成立の状態で、前記車体側スイッチ(21c)が所定時間(T3)の間継続して操作されると、相互認証システムの動作モードを前記無線相互認証とは異なる相互認証を可能とするエマージェンシモード(F4)に遷移させると共に、前記車体側表示手段(19a)によって前記エマージェンシモード(F4)に遷移したことを報知する点に第1の特徴がある。
また、前記車体側制御部(200)は、前記無線相互認証が成立すると、前記車体側表示手段(19a)を点灯させることによって前記無線相互認証が成立したことを報知し、一方、前記無線相互認証が不成立の場合は、前記車体側表示手段(19a)の消灯状態を維持する点に第2の特徴がある。
また、前記エマージェンシモード(F4)は、前記相互認証を成立させるコード番号の入力待ちモードであり、前記車体側制御部(200)は、前記車体側スイッチ(21c)の操作回数によって前記コード番号を認識する点に第3の特徴がある。
また、前記コード番号は複数桁の数字からなり、前記車体側制御部(200)は、前記コード番号の入力待ちの桁が次の桁に移行する毎に、前記車体側表示部(19a)の表示を切り替える点に第4の特徴がある。
また、車体側ブザー(24)を備え、前記車体側制御部(200)は、前記エマージェンシモード(F4)への遷移および前記コード番号の入力による相互認証の完了を、前記車体側ブザー(24)によってそれぞれ報知する点に第5の特徴がある。
さらに、前記車体側スイッチ(21c)が、車両の駆動源(P)を始動させるスタータスイッチを兼ねる点に第6の特徴がある。
第1の特徴によれば、前記車体側制御部(200)は、前記車体側スイッチ(21c)の操作に応じて開始された前記無線相互認証が成立すると、前記車体側表示手段(19a)によって前記無線相互認証が成立したことを報知し、一方、前記無線相互認証が不成立の状態で、前記車体側スイッチ(21c)が所定時間(T3)の間継続して操作されると、相互認証システムの動作モードを前記無線相互認証とは異なる相互認証を可能とするエマージェンシモード(F4)に遷移させると共に、前記車体側表示手段(19a)によって前記エマージェンシモード(F4)に遷移したことを報知するので、無線相互認証の開始指示と、無線相互認証が不成立であった場合にエマージェンシモードに遷移させる指示とを、単一のスイッチによって実行することが可能となる。これにより、エマージェンシモードに遷移させる専用のスイッチや機構等を設けることなく、部品点数の増加や機構の複雑化を避けてコストを低減することができる。車体側表示手段によって、無線相互認証の成立状態およびエマージェンシモードへの遷移状態を確認できるので、操作しやすくユーザフレンドリな相互認証システムを得ることができる。
第2の特徴によれば、前記車体側制御部(200)は、前記無線相互認証が成立すると、前記車体側表示手段(19a)を点灯させることによって前記無線相互認証が成立したことを報知し、一方、前記無線相互認証が不成立の場合は、前記車体側表示手段(19a)の消灯状態を維持するので、車体側スイッチを操作しても車体側表示手段が点灯しないことで、無線相互認証が不成立であることを認識させ、車体側スイッチを操作してエマージェンシモードに遷移させることを乗員に促すことが可能となる。
第3の特徴によれば、前記エマージェンシモード(F4)は、前記相互認証を成立させるコード番号の入力待ちモードであり、前記車体側制御部(200)は、前記車体側スイッチ(21c)の操作回数によって前記コード番号を認識するので、無線相互認証を開始させる車体側スイッチにコード番号の入力手段で兼用させることで、特別な入力機器等を不要としてコストの増加を抑えることができる。また、車体側スイッチの操作回数によってコード番号を入力できるので、操作の複雑化を避けることが可能となる。
第4の特徴によれば、前記コード番号は複数桁の数字からなり、前記車体側制御部(200)は、前記コード番号の入力待ちの桁が次の桁に移行する毎に、前記車体側表示部(19a)の表示を切り替えるので、無線相互認証の成立を報知する車体側表示部を、コード番号の入力タイミングの報知手段として兼用させることで、コストの増加を抑えることが可能となる。
第5の特徴によれば、車体側ブザー(24)を備え、前記車体側制御部(200)は、前記エマージェンシモード(F4)への遷移および前記コード番号の入力による相互認証の完了を、前記車体側ブザー(24)によってそれぞれ報知するので、車体側表示部に加えて車体側ブザーによって報知を行うことで、車体側の状態がより一層認識しやすくなる。
第6の特徴によれば、前記車体側スイッチ(21c)が、車両の駆動源(P)を始動させるスタータスイッチを兼ねるので、無線相互認証の開始およびコード番号の入力をスタータスイッチに兼用させることで、特別な入力機器等を不要としてコストの増加を抑えることができる。また、コード番号の入力による認証の成立後に駆動源を始動する操作をスムーズに行うことができる。
本実施形態に係る車両の相互認証システムを適用した自動二輪車の左側面図である。 運転者の視点から見た自動二輪車の操向ハンドルまわりの拡大図である。 ハンドルロックモジュールまわりの拡大図である。 本実施形態に係る車両の相互認証システムの全体構成を示すブロック図である。 相互認証システムの各作動モードに係る状態遷移図である。 無線相互認証の成立からメインSWのオンに至る流れを示すタイムチャートである。 無線相互認証の不成立からコード番号の入力による相互認証成立に至る流れを示すタイムチャートである。 エマージェンシモードF4から待機モードF2へ戻る流れを示すタイムチャートである。 認証完了モードF5から待機モードF2へ戻る流れを示すタイムチャートである。 コード番号の入力による相互認証の不成立により待機モードF2に戻る流れを示すタイムチャートである。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る車両の相互認証システムを適用した自動二輪車1の左側面図である。自動二輪車1は、操向ハンドル2とシート14との間に運転者の足を乗せる低床フロア12が設けられたスクータ型の鞍乗型車両である。車体フレーム18の前端には、操向ハンドル2の下部に連結されたステアリングステム33を回動可能に軸支するヘッドパイプ34が固定されている。ステアリングステム33の下部には、前輪WFを回転自在に軸支する左右一対のフロントフォーク11が固定されている。
操向ハンドル2の前後は、ヘッドライト4およびメータ装置19を支持する前側ハンドルカウル3および後側ハンドルカウル5によって覆われている。また、ヘッドパイプ34およびステアリングステム33の前後は、前側がフロントセンタカバー20および左右一対のフロントサイドカバー8で覆われると共に、後側がアッパリヤカバー7およびアンダリヤカバー40で覆われている。フロントセンタカバー20とフロントサイドカバー8との間には、前側のポジションライトおよびフラッシャランプを一体のハウジングに収めた車両の灯火装置としてのフロントコンビネーションランプ9が左右一対で配設されている。低床フロア12の車幅方向両端部には、左右一対のアンダカウル32が連結されている。アンダカウル32の車体前方側はフロントサイドカバー8の下端部と連結される。
シート14の下方はシートカウル13で覆われており、低床フロア12の後方の位置には、駆動源としてのエンジンと変速機とを一体に構成したユニットスイング式のパワーユニットPが揺動自在に軸支されている。駆動輪としての後輪WRを回転自在に軸支するパワーユニットPの後端部は、リヤクッション17によって車体に吊り下げられており、パワーユニットPの上部にはエアクリーナボックス15が取り付けられている。シートカウル13の後端部には、テールランプの左右に後側のフラッシャランプを一体に構成したリヤコンビネーションランプ16が取り付けられ、その下方にはリヤフェンダ23が配設されている。フロントフォーク11には前輪WFの上方を覆うフロントフェンダ10が取り付けられており、ヘッドパイプ34の前方にはブザー24が収納されている。
図2は、運転者の視点から見た自動二輪車1の操向ハンドル2まわりの拡大図である。操向ハンドル2を後側から覆う後側ハンドルカウル5は、速度計や燃料計を備えるメータ装置19を支持している。後側ハンドルカウル5の右方寄りの位置には、エンジンストップスイッチ21a、ハザードランプスイッチ21bおよびエンジンのスタータスイッチ(S/SW)21cが配設されている。また、後側ハンドルカウル5の左方寄りの位置には、光軸切替スイッチ22a、ホーンスイッチ22bおよびフラッシャランプスイッチ22cが配設されている。
本実施形態に係る自動二輪車1には、無線通信機能を備えた携帯キー(図4参照)と、車体側に設けられた通信装置50との間で無線相互認証を行うことで、ロック解除やエンジンの始動を許可するようにした車両の相互認証システムが適用されている。本実施形態に係る車体側通信手段としての通信装置50は、携帯キーとの無線相互認証に必要な送信部および受信部の両方を備えている。メータ装置19には、相互認証システムに係る表示を行う車体側表示手段としてのインジケータ19aが設けられている。
アッパリヤカバー7は、低床フロア12の前端部に連結される第1樹脂カバーとしてのアンダリヤカバー40(点描部)の上端部に連結されている。アンダリヤカバー40の車幅方向中央には、給油口リッド31が配設されている。給油口リッド31の上方でアッパリヤカバー7の中央には、買い物袋等を掛ける折り畳みフック30が取り付けられている。
アッパリヤカバー7の車幅方向左側には、ノブ28の操作で開くことができる収納スペースの蓋29が設けられている。また、アッパリヤカバー7の車幅方向右側には、メインスイッチおよびハンドルロック機構の操作子として機能するダイヤルスイッチを含むロック装置としてのハンドルロックモジュール60が設けられている。通信装置50は、ハンドルロックモジュール60の車体前方かつ車幅方向右寄りの位置に配設されている。
図3は、ハンドルロックモジュール60まわりの拡大図である。ハンドルロックモジュール60の操作板61には、回動操作によって主電源のオンオフおよびハンドルロックの施錠開錠を行うメインスイッチ(M/SW)としてのダイヤルスイッチ62と、給油口リッド31の開動作およびシート14の開動作を行ういわゆるシーソー式の揺動スイッチ63と、ダイヤルスイッチ62の操作時における揺動スイッチ63の誤操作を防ぐ仕切板64とが設けられている。本実施形態では、携帯キーと通信装置50との間の無線相互認証が成立することで、ダイヤルスイッチ62および揺動スイッチ63が操作可能となるように構成されている。
ダイヤルスイッチ62は、メインスイッチのOFF位置を挟んで、メインスイッチのON位置およびハンドルロック位置の計3ポジション式とされる。通常、乗員が自動二輪車1を離れるときは、主電源を切るOFF位置か、または、主電源を切るだけでなく操向ハンドル2を操舵状態で保持するハンドルロック位置に設定する。そして、乗員が携帯キーを用いて施錠操作を行うか、または、携帯キーを保持した乗員が通信可能範囲から離れて所定時間が経過すると、ソレノイドによってロック機構が駆動されてダイヤルスイッチ62および揺動スイッチ63が操作不能となるように構成されている。したがって、乗員が再び自動二輪車1を操作する際には、携帯キーとの間の無線相互認証を成立させて、ダイヤルスイッチ62および揺動スイッチ63のロックを解除する必要がある。
この無線相互認証は、車体側から送信されたリクエスト信号に応じて携帯キー側から応答信号が送られることで実行されるが、リクエスト信号を送信するトリガスイッチを携帯キー側に設けると携帯キーを紛失等した場合の対応がしにくくなるため、これを車体側に設けておくのが好ましい。しかし、トリガスイッチを新たに設けると部品点数やコストが増すことから、本実施形態では、自動二輪車1の駆動源を始動するスタータスイッチ21cを、リクエスト信号を送るトリガスイッチとして兼用させることで、構造の簡素化およびコスト低減を図っている。
さらに、本実施形態では、携帯キーを紛失したり電池が消耗して無線相互認証ができない場合でも、一時的対処としての相互認証を可能とするため、相互認証システムの動作モードを非常時対応モード(エマージェンシモード)に切り替えるための操作子をもスタータスイッチ21cに兼用させている点に特徴がある。
図4は、本実施形態に係る車両の相互認証システムの全体構成を示すブロック図である。本実施形態では、携帯キー150との間で無線通信を行う通信装置50の内部に、車体側制御部としてのCPU200が設けられている。CPU200内のスタータSW機能切替手段220は、相互認証システムの状況に応じて、スタータスイッチ21cの機能を、エンジン始動スイッチ、車体側からリクエスト信号を送信させるためのトリガスイッチ、相互認証システムを非常時対応モードに切り替えるスイッチおよび相互認証のためのコード番号の入力スイッチの4態様に切り替える。CPU200は、相互認証が完了するまでの間、スタータスイッチ21cによってエンジン始動ができないようにしている。
携帯キー150には、アンサーバックスイッチ151およびリモコン電源スイッチ152が設けられている。そして、アンサーバックスイッチ151を押すとブザー音が鳴ると共にフラッシャランプが点滅するので、夜間の駐車場等でも自車を見つけやすく便利である。また、リモコン電源スイッチ152を押すことで、携帯キー150の電源オン/オフを切り替えることができ、携帯キー150のバッテリを節約することができる。
なお、携帯キー150の異なる実施形態として、開錠スイッチ151および施錠スイッチ152を設ける構成が考えられる。この場合、携帯キー150の開錠スイッチ151を操作することで無線相互認証を開始できるように構成することができる。
CPU200には、電源供給回路201、入力回路202、スタータ回路203、暗号信号回路204、スタータSW入力回路205、無線送受信部206、フラッシャランプ駆動回路207、ブザー駆動回路208、ソレノイド駆動回路209およびインジケータ駆動回路210が接続されている。
電源供給回路201には、ヒューズ100を介して12Vの車載バッテリから電源が供給される。入力回路202には、相互認証システムの動作モードを、図5に示す登録モードF3に遷移させるための登録モードスイッチ101と、ダイヤルスイッチからなるメインスイッチ62とが接続されている。スタータ回路203には、メインスイッチ62および前後のブレーキスイッチ102,103が直列接続されており、エンジンの始動条件にブレーキ操作が加えることを可能としている。
スタータ回路203および暗号信号回路204は、エンジンの燃料噴射および点火制御を行うFI−ECU104に接続されており、原則、CPU200に登録された正規の携帯キー150でなければ他の条件が満たされてもエンジンが始動しないように構成されている。
前後のフラッシャランプ光源106に電力を供給するフラッシャランプ駆動回路207には、フラッシャランプスイッチ22c(図2参照)が並列接続されている。
なお、フラッシャランプ駆動回路207の機能としては、メインスイッチ62がオンの場合にフラッシャランプスイッチ22cの操作に応じて前後のフラッシャランプ光源106に電力を供給するほか、携帯キー150の操作により施錠状態にされた場合等の報知手段として、メインスイッチ62がオフの場合でもフラッシャランプ光源106に電力を供給するという動作態様を付加してもよい。
ブザー駆動回路208は、無線相互認証が成立した場合等の報知手段としてのブザー24に電力を供給する。
ソレノイド駆動回路209は、種々の条件に応じてハンドルロックモジュール60に内蔵されるソレノイド107を駆動し、メインスイッチ(ダイヤルスイッチ)62および揺動スイッチ63の動作を許可または禁止する。また、インジケータ駆動回路210は、メータ装置19に設けられるインジケータ19aを発光させることにより、相互認証システムの作動状態を乗員に報知する。
図5は、相互認証システムの各作動モードに係る状態遷移図である。図中の遷移条件の記載においては、ダイヤルスイッチ62をM/SW(メインスイッチ)と示し、スタータスイッチ21cをS/SWと示す。
押圧式スイッチであるS/SWをオンにしたとき、M/SWがオンかつ少なくとも前後いずれかのブレーキスイッチ102,103がオン(条件1)であると走行中モードF1に遷移する。走行中モードF1は、無線相互認証の成立後にエンジンを始動する場合や走行中にS/SWを操作した状態に対応する。
S/SWをオンにしたとき、M/SWがオフでかつ無線相互認証が成立(条件2)すると、認証完了モードF5に遷移する。認証完了モードF5では、ダイヤルスイッチ(M/SW)62および揺動スイッチ63のロックが解除される。
認証完了モードF5でM/SWをオン(条件5)にすると、エンジン始動可能モードF7に遷移する。エンジン始動可能モードF7においてS/SWをオンにするとエンジンが始動し、一方、M/SWがオフでかつ施錠条件が成立(条件15)すると、待機モードF2に遷移する。この施錠条件は、乗員が携帯キーを用いて施錠操作を行うか、または、携帯キー150が通信範囲から離れて所定時間が経過することとされる。
また、S/SWをオンにしたとき、メインSWがオフでかつ携帯キー150の紛失等により無線相互認証が不成立(条件3)であると、待機モードF2に遷移する。待機モードF2では、ダイヤルスイッチ(M/SW)62および揺動スイッチ63のロック状態が維持される。一方、走行中モードF1において、M/SWがオフでかつ施錠条件が成立(条件6)すると、待機モードF2に遷移する。
そして、待機モードF2において、S/SWを4秒以上オン(条件10)すると、エマージェンシモードF4に遷移する。エマージェンシモードF4は、無線通信を用いない非常時の相互認証を行うためのコード番号を受け付けるモードである。
エマージェンシモードF4において、終了条件が成立(条件11)すると待機モードF2に戻り、相互認証が成立(条件4)した場合には認証完了モードF5に遷移する。エマージェンシモードF4の終了条件には、(1)コード番号入力により認証が成立、(2)エマージェンシモードF4に遷移後、5秒以内にスタータSWのオン操作がない、(3)コード番号入力前にスタータSWを2秒以上オン、(4)コード番号入力失敗後にインジケータ点滅完了またはスタータSWを2秒以上オン、等が設定される。
登録モードF3および設定モードF6は、それぞれ特殊な用途に対応したモードである。登録モードF3は、車両に対応する携帯キーを新規に登録するモードであり、主に工場や販売店等で適用される。待機モードF2で登録モードスイッチ101をオンにすると登録モードF3に遷移する。登録モードF3では、所定の操作により携帯キーの新規登録が行われ、M/SWオフかつ登録モードSWオフの終了条件成立(条件13)によって待機モードF2に戻る。
一方、設定モードF6は、登録済みの携帯キーが存在する状態で、さらに他のコード番号を有する携帯キーを追加設定するモードである。認証完了モードF5でS/SWを4秒以上オン(条件7)すると設定モードF6に遷移する。設定モードF6では、所定の操作により携帯キーの追加登録が行われ、M/SWのオン(条件8)によりエンジン始動可能モードF7に遷移すると共に、終了条件成立(条件9)により待機モードF2に戻る。設定モードF6の終了条件には、(1)設定モードF6に遷移後、5秒以内にスタータSWのオン操作がない、(2)コード番号入力時にスタータSWを2秒以上オン、等が設定される。
本実施形態に係る相互認証システムの特徴は、スタータスイッチ21cを操作することで無線相互認証が開始されること、無線相互認証が不成立の場合にスタータスイッチ21cの操作によってエマージェンシモードF4に遷移させることが可能であること、エマージェンシモードF4におけるコード番号の入力をスタータスイッチ21cによって実行できることにある。以下では、図6〜10のタイムチャートを参照して、相互認証システムの種々の動作態様を説明する。
図6は、無線相互認証の成立からメインスイッチ62のオンに至る流れを示すタイムチャートである。図6〜10では、上から、スタータスイッチ(スタータSW)21c、メインスイッチ(メインSW)62、LF信号である車体側からのリクエスト信号、UHF信号である携帯キー150側からの応答信号、インジケータ19a、ソレノイド107およびブザー24のオンオフ状態を示す。
図6の時刻t=0では、メインSWがオフで、携帯キー150とCPU200との間の相互認証が行われていない状態にある。時刻t1でスタータSWが操作されると、車体側の無線送受信部206からリクエスト信号が送信される。時刻t2では、このリクエスト信号に応じて応答信号が送信され、時刻t3において無線相互認証が成立する。この時刻t3では、インジケータの点灯、ソレノイドのオンによるロック解除、ブザー24による報知が行われる。ブザー24による報知は、所定時間Ta(例えば、0.35秒)のオンと所定時間Tb(例えば、0.35秒)のオフの繰り返しによって実行される。
時刻t5では、無線相互認証の成立を認識した乗員がメインSWをオンに切り替えて、エンジンの始動が可能な状態となる。インジケータの点灯は、メインSWがオンにされてから第1所定時間T1(例えば、2秒)が経過した時刻t6で消灯に切り替えられる。また、メインSWのオン後、時刻t7で再度リクエスト信号が送信されるが、これは、メインSWがオンの間は第2所定時間T2(例えば、30秒)ごとに無線相互認証を繰り返すように設定されているためである。これにより、例えば、走行中に携帯キー150を落として無線相互認証が不成立となった場合にインジケータで報知する等の対処が可能となる。
図7は、無線相互認証の不成立からコード番号の入力による相互認証成立に至る流れを示すタイムチャートである。時刻t10では、スタータSWの操作後にインジケータおよびブザーが作動せず、メインSWも操作不能であることから無線相互認証の不成立を認識した乗員が、相互認証システムをエマージェンシモードF4に切り替えるために、スタータSWの長押しを開始する。
時刻t10から第3所定時間T3(本実施形態では、4秒)が経過した時刻t11では、待機モードF2からエマージェンシモードF4(図5参照)に切り替わったことを報知するために、インジケータの点滅が開始される。
時刻t12では、エマージェンシモードF4に切り替わったことを認識し、コード番号を入力する意思があることをCPU200に入力するために、スタータSWを操作する。これに応じて、CPU200は、コード番号の入力準備が整ったことを乗員に報知するためにブザーをごく短い第5所定時間T5の間だけオンにする。
本実施形態では、コード番号の入力もスタータSWによって行う。スタータSW機能切替手段220(図4参照)は、時刻t12におけるスタータSWのオン動作に応じて、スタータSWからのオン信号をコード番号の入力信号として認識するように切り替える。
本実施形態に係るコード番号は、0,1,2からなる複数桁(例えば、9桁)の数字とされる。基本的には、1を入力する場合は所定時間内にスタータSWを1回オンし、2を入力する場合は2回オンし、0の場合は所定時間内にスタータSWを操作しないことでコード番号を入力するが、本実施形態ではコード入力を容易にするため以下のような設定が適用されている。
まず、時刻t12におけるスタータSWのオン動作に応じて、所定時間T6(例えば、5秒)のカウントダウンタイマが開始される。ここで、所定時間T6が経過するまでにスタータSWの操作がなければ1桁目のコード番号は「0」と認識されるが、図7の例では、時刻t12から時間T4が経過した時刻t13でコード番号入力のための最初のスタータSW操作が行われている。
CPU200は、コード番号入力のためにスタータSW操作があるたびに、所定時間T6を設定する。詳しくは、所定時間T6が経過する前にスタータSWの操作があれば、その時点で延長時間としての所定時間T6を設定し、この延長時間中にスタータSWの操作がなければコード番号を「1」として認識し、延長時間中にスタータSWの操作があればコード番号を「2」として認識する。
図7の例では、時刻t13で行われるスタータSWの操作に応じて延長時間としての所定時間T6が設定されるものの、この延長時間が経過する時刻t14までにスタータSWの操作がなかったため、コード番号を「1」として認識すると共に、1桁目を認識して2桁目の入力が可能になったことを報知するためにインジケータを消灯する。
時刻t14で開始されるインジケータの消灯時間は、短い時間(例えば、0.3秒)に設定され、時刻t14−1において、2桁目の入力操作に係る所定時間T6が設定される。この図の例では、時刻t14−1から所定時間T6が経過する時刻t15までにスタータSWの操作がなかったため、延長時間は設定されることなく2桁目のコード番号が「0」と認識されると共に、時刻t15で3桁目の入力を促すためにインジケータが消灯される。上記したような所定時間T6の設定によれば、コード番号入力のためにスタータSWを押すたびに所定時間が新たに設定されるため、入力時間に余裕を生むことができ、コード番号の入力操作が容易となる。
時刻t15の後、1,2桁目と同様に8桁目までのコード番号が順次入力され、時刻t16では、9桁目の入力が実行される。時刻t17では、コード番号の入力完了を報知するためにインジケータを短時間(例えば、0.3秒)だけ消灯する。
そして、CPU200は、入力されたコード番号により相互認証が成立すると、時刻t18においてインジケータを点灯するほか、ソレノイド107をオンにすると共に、ブザー24を2回連続で短時間作動させて乗員に報知する。時刻t19では、コード番号の入力による相互認証が成立したことを認識した乗員がメインSWをオンにし、インジケータは所定時間後の時刻t20に消灯する。
時刻t19におけるメインSWのオンにより、相互認証システムの動作モードはエンジン始動可能モードF7(図5参照)に遷移するので、スタータSWをオンにすることでエンジンが始動する。しかし、このタイムチャートでは、時刻t17における相互認証の成立後、時刻t19でメインSWをオンにしてもエンジンを始動せず、時刻t21でメインSWをオフにする場合の流れを示している。
時刻t21でメインSWがオフにされると、これに応じてインジケータがオンにされる。このインジケータの点灯を認識した乗員が時刻t22でスタータSWの長押しを開始すると、第8所定時間T8(例えば、2秒)が経過した時刻t23において、エンジン始動可能モードFから待機モードF2に遷移すると共に、フラッシャランプ光源およびブザーによる報知が行われる。
図8は、エマージェンシモードF4から待機モードF2へ戻る流れを示すタイムチャートである。図5の説明で示したように、エマージェンシモードF4において終了条件が成立すると待機モードF2に戻るが、このタイムチャートでは、終了条件のうち、エマージェンシモードF4に遷移してから5秒以内にスタータSWの操作がないことで終了条件が成立する場合を示す。
時刻t20では、無線相互認証の不成立を認識した乗員が、相互認証システムをエマージェンシモードF4に切り替えるために、スタータSWの長押しを開始する。時刻t20から第9所定時間T9(本実施形態では、4秒)が経過した時刻t21では、待機モードF2からエマージェンシモードF4に切り替わったことを報知するために、インジケータの点滅が開始される。
そして、このタイムチャートでは、時刻t21から第10所定時間10(例えば、5秒)が経過した時刻t22までにスタータSWの操作がないために、コード番号の入力受付状態には移行せず、エマージェンシモードF4から待機モードF2に遷移する。
図9は、認証完了モードF5から待機モードF2へ戻る流れを示すタイムチャートである。時刻t21でメインSWをオフにするまでの流れは図7のタイムチャートと同一である。両者の相違点は、図7のタイムチャートでは、時刻t21でメインSWをオフにした後、乗員の意思によりスタータSWを操作することでエンジン始動可能モードF7から待機モードF2に遷移するのに対し、このタイムチャートでは、時刻t21でメインSWをオフにした後、そのまま放置された場合でも自動的に待機モードF2に遷移することにある。詳しくは、CPU200は、時刻t21でメインスイッチ62をオフにした後、第11所定時間T11(例えば、6分)が経過した時刻t24において、エンジン始動可能モードFから待機モードF2に遷移すると共に、フラッシャランプ光源およびブザーによる報知が行われる。
図10は、コード番号の入力による相互認証の不成立により待機モードF2に戻る流れを示すタイムチャートである。時刻t16で9桁目のコード番号を入力し、時刻t17では、コード番号の入力完了を報知するためにインジケータを短時間(例えば、0.3秒)だけ消灯するまでの流れは、図7のタイムチャートと同一である。
このタイムチャートでは、時刻t25でコード番号の入力ミス等で相互認証が不成立となり、時刻t25からインジケータの点滅による報知を開始する。CPU200は、時刻t25から時刻t26までの時間と同一の第12所定時間T12(例えば、1秒)による消灯および点灯の3回の繰り返しが完了する時刻t27において、ブザーによる報知と共に、相互認証システムをエマージェンシモードF4から待機モードF2に遷移させる。
上記したように、本実施形態に係る車両の相互認証システムによれば、スタータスイッチ21cの操作に応じて開始された無線相互認証が成立すると、インジケータ19aによって無線相互認証が成立したことを報知し、一方、無線相互認証が不成立の状態でスタータスイッチ21cが第3所定時間T3の間継続して操作されると、相互認証システムの動作モードを無線相互認証とは異なる相互認証を可能とするエマージェンシモードF4に遷移させると共に、インジケータ19aによってエマージェンシモードF4に遷移したことを報知するので、無線相互認証の開始指示と、無線相互認証が不成立であった場合にエマージェンシモードF4に遷移させる指示とを、単一のスイッチによって実行することが可能となる。これにより、エマージェンシモードF4に遷移させる専用のスイッチや機構等を設けることなく、部品点数の増加や機構の複雑化を避けてコストを低減することができる。また、インジケータ19aによって、無線相互認証の成立状態およびエマージェンシモードF4への遷移状態を確認できるので、操作しやすくユーザフレンドリな相互認証システムを得ることができる。
なお、相互認証システムの動作モードの形態、各動作モード間の遷移条件、ハンドルロックモジュールの構造や形態、CPUの態様等は、タイムチャートで示した各種時間設定、フラッシャランプやブザー等の報知手段の駆動態様等は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。例えば、車体側表示手段としてのインジケータは、LED光源とするほか、液晶画面中の表示等とすることができる。また、車両の駆動源はモータであってもよい。この場合、メインスイッチのオン後、スタータスイッチを押すことで走行可能状態となるように構成することができる。なお、コード番号入力による相互認証において、コード番号に数字「0」を複数含めるようにすると、桁数を容易に増加させて防盗性を高めつつコード入力の操作を容易にすることができる。
また、上記実施形態では、ハンドルロック機構を、ダイヤルスイッチを回動させることでハンドルロックピンが突出する機械式とすることを前提としたが、これをソレノイド駆動とすることができる。ハンドルロックピンをソレノイド駆動とした場合には、例えば、コード番号入力による相互認証の完了に伴って自動的にハンドルロックを解除すると共にエンジン始動可能状態として、ダイヤルスイッチを回動することなくエンジンを始動可能に構成することができる。さらに、コード番号入力による相互認証の完了に伴ってハンドルロックを解除すると共にエンジン始動可能状態として、ブレーキ操作をしながらスタータスイッチを操作することでエンジン始動可能に構成してもよい。本発明に係る車両の相互認証システムは、自動二輪車に限られず、鞍乗型の三/四輪車等の各種車両等に適用することが可能である。また、本システムは、エマージェンシ状態においても単一の操作スイッチによって相互承認が完了できるので、操作性が高い。
1…自動二輪車(鞍乗型車両)、19…メータ装置、19a…インジケータ(車体側表示手段)、21c…スタータスイッチ(S/SW、車体側スイッチ)、24…ブザー(車体側ブザー)、50…通信装置、62…ダイヤルスイッチ(M/SW、メインスイッチ)、200…CPU(車体側制御部)、F2…待機モード、F4…エマージェンシモード、F5…認証完了モード、F7…エンジン始動可能モード

Claims (3)

  1. 携帯キー(150)との間で無線相互認証を行う車体側制御部(200)と、前記無線相互認証の開始を指示する車体側スイッチ(21c)と、前記無線相互認証の状態を表示する車体側表示手段(19a)とを有する車両の相互認証システムにおいて、
    前記車体側制御部(200)は、前記車体側スイッチ(21c)の操作に応じて開始された前記無線相互認証が成立すると、前記車体側表示手段(19a)によって前記無線相互認証が成立したことを報知し、
    一方、前記無線相互認証が不成立の状態で、前記車体側スイッチ(21c)が所定時間(T3)の間継続して操作されると、相互認証システムの動作モードを前記無線相互認証とは異なる相互認証を可能とするエマージェンシモード(F4)に遷移させると共に、前記車体側表示手段(19a)によって前記エマージェンシモード(F4)に遷移したことを報知し、
    前記車体側スイッチ(21c)が、車両の駆動源(P)を始動させるスタータスイッチを兼ねており、
    前記車両が、操向ハンドル(2)とシート(14)との間に低床フロア(12)を有するスクータ型の自動二輪車(1)であり、
    前記車体側スイッチ(21c)が、前記操向ハンドル(2)を車体後方から覆うハンドルカウル(5)の車幅方向右寄りの位置に配設されており、
    前記エマージェンシモード(F4)は、前記相互認証を成立させるコード番号の入力待ちモードであり、
    前記車体側制御部(200)は、前記車体側スイッチ(21c)の操作回数によって前記コード番号を認識し、
    前記コード番号は複数桁の数字からなり、
    前記車体側制御部(200)は、前記コード番号の入力待ちの桁が次の桁に移行する毎に、前記車体側表示部(19a)の表示を切り替え、
    前記車体制御部(200)は、前記コード番号の入力のために前記車体側スイッチ(21c)の操作する毎に所定時間(T6)を設定し、
    前記所定時間(T6)の経過前に前記車体側スイッチ(21c)を操作すると前記コード番号の値を増加させると共に前記所定時間(T6)を新たに設定する一方、前記所定時間(T6)が経過すると前記コード番号の値を保持して前記入力待ちの桁を次の桁に移行すると共に前記所定時間(T6)を新たに設定することを特徴とする車両の相互認証システム。
  2. 前記車体側制御部(200)は、前記無線相互認証が成立すると、前記車体側表示手段(19a)を点灯させることによって前記無線相互認証が成立したことを報知し、
    一方、前記無線相互認証が不成立の場合は、前記車体側表示手段(19a)の消灯状態を維持することを特徴とする請求項1に記載の車両の相互認証システム。
  3. 車体側ブザー(24)を備え、
    前記車体側制御部(200)は、前記エマージェンシモード(F4)への遷移および前記コード番号の入力による相互認証の完了を、前記車体側ブザー(24)によってそれぞれ報知することを特徴とする請求項1または2に記載の車両の相互認証システム。
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