JP6539324B2 - 画像処理装置とその制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置とその制御方法、及びプログラムに関する。
従来の通信装置におけるメール等の送信では、宛先を指定する方法として3つの方法が挙げられる。一つは、装置のアドレス帳などに登録されている宛先から選択する方法であり、二番目は、操作部のキーボード等を使用して直接宛先を入力する方法である。更に三番目の方法としては、宛先を直接入力するときに、入力される文字列に基づいて補完候補となる宛先情報をユーザに提示し、登録されている宛先データからの選択と直接入力の選択を融合する方式(以降、オートコンプリート)がある(特許文献1参照)。
特開2011−71660号公報
しかしながら従来技術では、宛先取得の方法としてLightweight Directory Access Protocol(以下、LDAP)などを用いてネットワーク経由で外部機器から宛先を取得する方法は言及されていない。LDAPプロトコルを用いて宛先を取得する方法では、LDAPプロトコル特有の他のサーバを紹介するreferralオブジェクトを処理することがある。referralオブジェクトは、異なるLDAPサーバを紹介するオブジェクトである。LDAPサーバに接続するクライアントは、LDAPサーバからreferralオブジェクト受け取ると、さらに宛先を取得するために、そのreferralオブジェクトが紹介するLDAPサーバに接続する必要がある。このため、1回の宛先検索のために複数台のLDAPサーバに接続する場合があり、複数台のLDAPサーバに接続して宛先を取得するため、宛先の取得が終了してオートコンプリートが終了するまでに多くの時間を要する。このため利便性の低下を招くという課題が発生する。特に、SSLプロトコルを用いてLDAPサーバに接続する設定になっていた場合に、この課題は顕著となる。
また、オートコンプリートが終了するまでの時間を短縮するために、一度LDAPサーバに接続した後、そのサーバとの接続を保持し続ける方法も提案されているが、referralオブジェクトを処理するため、複数台のサーバに接続する可能性がある。また通信装置が一度に接続できるLDAPサーバの数には制限があるため、接続したLDAPサーバとの接続を全て保持しておくことは困難であり、上述した課題を解決することができなかった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決することにある。
本発明の特徴は、LDAPサーバを用いて宛先を取得する場合でも、オートコンプリート機能による処理の遅延を防止できる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
LDAPサーバと通信可能で、原稿を読み取る読取手段を備える画像処理装置であって、
文字を受け付ける受付手段と、
前記LDAPサーバの証明書を検証する設定になっているか否かを判定する設定判定手段と、
前記LDAPサーバの証明書を検証する設定になっていると前記設定判定手段で判定した場合、前記LDAPサーバの証明書を検証する検証手段と、
前記LDAPサーバの証明書を検証する設定になっていないと前記設定判定手段で判定した場合、もしくは、前記検証手段によって前記証明書の正当性を検証することができた場合、前記LDAPサーバに、前記受付手段によって受け付けた文字を送信する送信手段と、
前記送信手段で送信した文字に基づき前記LDAPサーバにおいて前方一致で検索された宛先を含む宛先情報を、前記LDAPサーバから受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信した宛先情報に基づき指定された宛先に基づいて、前記読取手段によって読み取られた原稿の画像データを送信する画像データ送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、LDAPプロトコルを用いて外部機器から宛先を取得するように構成されている環境でも、利便性の高いオートコンプリート機能を提供することができるという効果がある。
本実施形態に係る画像通信装置のハードウェア構成を説明するブロック図。 本実施形態に係る画像通信装置を含む通信システムの構成例を示す図。 実施形態に係る画像通信装置において、ユーザが宛先を入力するときにCPUが実行する処理を説明するフローチャート。 実施形態に係るスキャン画面の一例を示す図。 実施形態に係る新規宛先の入力画面の一例を示す図。 実施形態に係るオートコンプリート設定画面の一例を示す図。 S113で入出力部に表示されるアドレス帳が表示された画面例を示す図。 図3のS110のLDAPオートコンプリート処理を説明するフローチャート。 SSL証明書の正当性を検証できなかったLDAPサーバの一覧の表示画面例を示す図。 取得済みreferralオブジェクトの一覧の表示画面例を示す図。 図8のS813のLDAP宛先取得処理を説明するフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
最初に本実施形態に係る画像通信装置における処理の概要を説明する。
本実施形態に係るオートコンプリート機能では、ユーザが画像通信装置に対して宛先を示す文字情報を入力するごとに、補完候補となる宛先を取得し、その取得した宛先をユーザの入力に補完して表示する。
またLDAPサーバから宛先情報を取得する流れは以下の通りである。LDAPサーバとSSL又はTCPプロトコルを用いて接続し、接続したLDAPサーバに対してLDAPプロトコルを用いて宛先の検索要求を送信する。いまSSLプロトコルを用いてLDAPサーバに接続した場合は、LDAPサーバのSSL証明書の検証を行い、LDAPサーバの正当性を検証できなかった場合には接続を中止する。LDAPサーバに対して宛先の検索要求を送信した後、LDAPサーバから宛先を取得し、その取得した宛先の中にreferralオブジェクトが含まれているかどうかを判定する。referralオブジェクトは、検索要求を受信したLDAPサーバが、別のLDAPサーバを紹介するオブジェクトである。従って、補完候補となる宛先を取得するためには、取得したreferralオブジェクトが紹介するLDAPサーバに対してもSSLプロトコル又はTCPプロトコルで接続し、宛先の検索を行わなければならない。このようなreferralオブジェクトを参照して別のLDAPサーバに接続する操作を繰り返し、要望する件数の補完候補を取得する。
図1は、本実施形態に係る画像通信装置101のハードウェア構成を説明するブロック図である。
画像通信装置101は、CPU11,RAM12、記憶部13、入出力部14、読取部15、通信部16を有し、これらはメインバス18を介して相互に接続されている。CPU11は、記憶部13に記憶され、実行時にRAM12に展開されたプログラムに従ってこの画像通信装置101を制御している。RAM12は、CPU11が処理を実行するときのワークエリアを提供している。記憶部13は、CPU11により実行されるプログラムや様々な設定、及びファイル等を格納するハードディスク(NVRAM)等の記憶部(以下、HDD)である。入出力部14は、ユーザがコマンド入力したり、或いはユーザへのメッセージ等の表示及びユーザがGUI(グラフィックユーザインターフェース)を介して様々な設定を行うのに使用される。この入出力部14はタッチパネル機能を有していても良い。読取部15は、文書等の原稿を光学的に読み取って、その原稿画像の電子データを生成する。通信部16は、ネットワーク102を介して外部機器との通信を制御する。
尚、本実施形態に係る画像通信装置101では特に断らない限り、CPU11がメインバス18を介してRAM12,HDD13、入出力部14、読取部15、通信部16を制御して本実施形態に係る処理を実施する。HDD13には、この画像通信装置1が画像データを送信可能な送信先に関する複数の宛先情報が格納されており、これら宛先情報を入出力部14により表示することが可能である。HDD13に登録されている宛先情報を、以降ではアドレス帳と表記する。
図2は、本実施形態に係る画像通信装置101を含む通信システムの構成例を示す図である。
ここでは画像通信装置101は、ネットワーク102を介してLDAPサーバ202、LDAPサーバ203、LDAPサーバ204に接続されている。画像通信装置101は、LDAPサーバ202、LDAPサーバ203及びLDAPサーバ204に、LDAPプロトコルを使用して接続することができる。また画像通信装置101は、メールサーバ201ともネットワーク102を介して接続されており、メールサーバ201に登録されているメールアドレスに画像データを送信することができる。
図3は、実施形態に係る画像通信装置101において、ユーザが宛先を入力するときにCPU11が実行する処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートで示される処理を実行するためのプログラムはHDD13にインストールされており、そのプログラムがRAM12に展開され、その展開されたプログラムCPU11が実行することにより実現される。
この処理は、例えば入出力部14で、原稿をスキャンして送信する指示が入力されることにより開始され、先ずS102でCPU11は、入出力部14に、例えば図4に示すようなスキャン画面を表示する。
図4は、実施形態に係るスキャン画面の一例を示す図である。
図4において、ボタン401は、アドレス帳から宛先を選択するように指示するボタンである。ボタン402は、例えばキーボードなどを使用して宛先を入力するように指示するボタンである。
スキャン画面を表示するとS103に進みCPU11は、宛先を新規に入力するボタン402が押下されたかどうかを判定する。ボタン402が押下されたと判定したときはS104に進みCPU11は、図5に示すような、新規宛先の入力画面を入出力部14に表示する。
図5は、実施形態に係る新規宛先の入力画面の一例を示す図である。
図5に示すように、入出力部14にソフトキーボードが表示され、このソフトキーボードの数字キー、英文字キーを使用して、宛先の電話番号やメールアドレスなどを入力することができる。表示エリア502は入力された文字列、及びアドレス帳或いはLDAPサーバから検索した宛先等を表示するエリアである。確定キー503は、入力或いは検索された宛先を確定するキー、キャンセルキー504は、入力した内容をキャンセルするキーである。オートコンプリートキー505は、押下されると、図6に示すオートコンプリートの設定画面に遷移する。
ここで例えば図5の新規宛先画面においてオートコンプリートキー505が押下されると図6に示す画面に遷移する。
図6は、実施形態に係るオートコンプリート設定画面の一例を示す図である。
図6において、ボタン602は、オートコンプリートを行わないように設定する。ボタン603は、オートコンプリートを行う指定で、HDD13に登録されているアドレス帳に基づいてオートコンプリートを行うように設定する。ボタン604は、オートコンプリートを行う指定で、ネットワーク102を介して接続されているLDAPサーバからオートコンプリートを行うように設定する。ボタン605は、ネットワーク102を介して接続されているLDAPサーバからオートコンプリートを行うときに、使用するLDAPサーバを指定する。
S105でCPU11は、ボタン602が押下されずにオートコンプリートを実施する設定になっているかどうかを判定し、オートコンプリートを実施する設定であればS106に進み、そうでないときはS111に進む。S106でCPU11は、図6のボタン603と604のいずれが指示されているかを判定する。S106でアドレス帳に基づいてオートコンプリートを行うように設定されていると判定するとS107に進みCPU11は、図5の画面で数字キー或いは英文字キーにより文字列が入力されたかどうかを判定する。ここで文字列が入力されるとS108に進みCPU11は、その入力された文字列と前方一致となる宛先をHDD13のアドレス帳から検索し、その検索結果を図5の表示エリア502に表示する。尚、S107で文字列が入力されていないとCPU11が判定した場合はS107へ戻り、処理を継続する。S108で検索結果を図5の表示エリア502に表示するとS109に進みCPU11は、確定キー503が押下されたかどうかを判定し、確定キー503が押下されたときはS115に進むが、そうでないときはS107に進む。S115でCPU11は、読取部15を用いて原稿を読み取り、送信するための画像データを生成する。そしてS116に進みCPU11は、S115で生成した画像データを通信部16を用いて、S109で確定された宛先に送信する。
一方、S106でCPU11は、図6のボタン604が押下されて、LDAPサーバからオートコンプリートを行う設定になっていた場合はS110へ進み、後述するLDAPオートコンプリート処理を実施してS115へ進んで前述の処理を実行する。
またS105でCPU11が、オートコンプリートを実施する設定になっていないと判定したときはS111に進みCPU11は、宛先の入力が完了して図5の確定キー503が押下されたかどうかを判定する。ここで確定キー503が押下されたと判定するとS115に進み、CPU11は前述の処理を実行する。
またS103でCPU11は、宛先を新規に入力するボタン402が押下されていないと判定したときはS112に進みCPU11は、ボタン401によりアドレス帳が選択されたかどうかを判定する。S112でアドレス帳が選択されたと判定するとS113に進みCPU11は、アドレス帳を入出力部13に表示してS114に進む。S114でCPU11は、その表示したアドレス帳で宛先が指示されたかどうかを判定し、宛先が指示されたときはS115に進むが、そうでないときはS113に戻る。
図7は、S113で入出力部13に表示されるアドレス帳が表示された画面例を示す図である。
例えば、図7において、宛先703が選択されて宛先確定ボタン702が押下されると、宛先が図7の宛先703に確定される。これによりCPU11はS113からS114に処理を進める。
以上説明したように図3のフローチャートによれば、新規に宛先を入力する際、オートコンプリートを指定し、そのオートコンプリートを画像通信装置が記憶しているアドレス帳で行うか、ネットワークを介してLDAPサーバにより行うかを選択できる。尚、新規の宛先の入力でないときにアドレス帳を参照して宛先をしていすること、及びオートコンプリートを使用せずに新規な宛先を入力する操作は、周知の技術である。
図8は、図3のS110のLDAPオートコンプリート処理を説明するフローチャートである。
まずS802でCPU11は、LDAPサーバから宛先を取得するまでの文字数Aを初期化する。本実施形態では、LDAPサーバから宛先を取得するまでの文字数Aは「1」が初期状態であるとして説明するが、これ以外の値であっても良い。次にS803に進みCPU11は、入力済みの文字数Bを初期化する。ここでは入力済みの文字数Bは「0」が初期状態であるとして説明するが、これ以外の値であっても良い。次にS804に進みCPU11は、検索後に入力された文字数Cを初期化する。検索後に入力された文字数Cは「0」が初期状態であるとして説明するが、これ以外の値であっても良い。次にS805に進みCPU11は、図9に一例として示されるようなSSL証明書の正当性を検証できなかったLDAPサーバの一覧を初期化する。
図9は、SSL証明書の正当性を検証できなかったLDAPサーバの一覧の表示画面例を示す図である。
次にS806に進みCPU11は、この画像通信装置101のユーザが、図5の画面で表示エリア502に文字を入力したかどうかを判定する。ここで文字が入力されていなかった場合にはS806に戻り、処理を継続する。S806でCPU11は、文字が入力されていると判定した場合はS807へ進み、入力済みの文字数Bと、検索後であれば検索後の文字数Cをカウントアップする。最初は、S803で入力済みの文字数Bは「0」に初期化されているので、S807でカウントアップすると、入力済みの文字数Bは「1」となる。次にS808へ進みCPU11は、入力済みの文字数Bと、LDAPサーバから宛先を取得するまでの文字数Aとが等しいかどうかを判定する。本実施形態では、入力済みの文字数BはS807で「1」に、LDAPサーバから宛先を取得するまでの文字数AはS802で「1」に初期化されているので一致する。一致していなかった場合にはS806へ戻り処理を継続し、一致している場合にはS809に進む。S809でCPU11は、検索後に入力された文字列Cを「0」に初期化する。
次にS810に進みCPU11は、図10に示す取得済みreferralオブジェクトの一覧を初期化し、S811で、referralオブジェクトの数Dを初期化する。その後S812に進んでCPU11は、取得した宛先一覧を初期化し、S813に進んで、LDAP宛先取得処理を実施する。このLDAP宛先取得処理については後述する。
図10は、取得済みreferralオブジェクトの一覧の表示画面例を示す図である。
次にS814に進みCPU11は、S813の処理で取得した宛先一覧を新規宛先入力画面に表示し、画像通信装置101のユーザへ、入力を補完して表示エリア502に表示する。次にS815に進みCPU11は、S814で表示した画面で確定キー503又はキャンセルキー504が押下されて、オートコンプリート処理の終了が指示されたかどうかを判定する。終了が指示されると、このフローを終了するが、終了が指示されていない場合はS806に戻って、前述の処理を継続する。
図11は、図8のS813のLDAPオートコンプリートによる宛先取得処理を説明するフローチャートである。
先ずS1102でCPU11は、例えば図6のボタン605で指定されているLDAPサーバ情報を取得してS1103に進みCPU11は、LDAPサーバの情報が取得できたかどうかを判定する。ここで取得できないと判定するとこのフローを終了するが、取得できたと判定した場合は、そのLDAPサーバを、宛先を取得するLDAPサーバとして設定してS1104へ進む。S1104でCPU11は、そのLDAPサーバに対してSecure Socket Layerプロトコル(以下、SSLプロトコル)を用いて接続する設定になっているかどうかを判定する。そうであればS1129に進むが、SSLプロトコルで接続する設定になっていない場合はS1105に進みCPU11は、TCPプロトコルを用いてS1102で取得したLDAPサーバに接続する。こうしてLDAPサーバと接続した後S1106に進みCPU11は、図5に示す新規宛先入力画面で入力された文字列に先頭一致となる宛先をLDAPサーバに要求して、宛先情報を取得する。そしてS1107に進みCPU11は、S1106で取得した宛先情報を取得済み宛先一覧に追加する。そしてS1108に進みCPU11は、S1106で取得した宛先情報の中にLDAPで規定される異なるLDAPサーバへ検索に行くことを紹介するreferralオブジェクトが含まれているかどうかを判定する。ここでreferralオブジェクトが含まれていると判定するとS1109に進みCPU11は、referralオブジェクトを取得済みreferralオブジェクトの一覧に追加してS1110へ進む。
一方、S1108でreferralオブジェクトが含まれていないと判定した場合はS1110へ進む。S1110でCPU11は、取得済みreferralオブジェクトの一覧に1つ以上のreferralオブジェクトが登録されているかどうかを判定する。登録されていなかった場合はS1111へ進みCPU11は、referralオブジェクトの数が事前に設定された数より多いかどうかを判定する。ここで設定された数より少ないと判定するとS1112へ進みCPU11は、LDAPサーバから宛先を取得するまでの文字数Aをカウントダウンして、この処理を終了する。一方、設定された数より多いと判定した場合はS1113へ進み、LDAPサーバから宛先を取得するまでの文字数Aをカウントアップして、この処理を終了する。
これにより、異なるLDAPサーバへ検索に行くことを紹介するreferralオブジェクトの数が、事前に設定された数よりも少ないときは、前方一致で検索する文字数を少なくしてオートコンプリートの回数を多くする。逆に、referralオブジェクトの数が、事前に設定された数よりも多いときは、前方一致で検索する文字数を多くしてオートコンプリートの回数を少なくする。
またS1110でCPU11が、1つ以上のreferralオブジェクトが登録されていると判定した場合はS1114へ進みCPU11は、取得済みreferralオブジェクトの一覧からreferralオブジェクトを1つ取り出す。そして、そのreferralオブジェクトを、宛先を取得するLDAPサーバに設定する。その後S1115に進みCPU11は、referralオブジェクトの数DをカウントアップしてS1103へ戻り、処理を継続する。
またS1104でCPU11が、そのLDAPサーバにSSLプロトコルで接続する設定になっていると判定した場合はS1129へ進む。S1129でCPU11は、LDAPサーバに対してSSLプロトコルを用いて接続する設定になっている場合でもオートコンプリートを実行する設定になっているかどうかを判定する。S1129で実行しない設定になっていると判定するとS1110へ進み処理を継続する。一方、S1129でCPU11が、実行する設定になっていると判定した場合はS1116へ進みCPU11は、SSL証明書を検証する設定になっているかどうかを判定する。ここで検証しない設定になっていると判定した場合はS1117へ進みCPU11は、LDAPサーバに対してSSLプロトコルで接続してS1106へ進み、前述の処理を実行する。
一方、S1116でSSL証明書を検証する設定になっている場合はS1118へ進みCPU11は、オートコンプリート画面に入力された文字数Bが2以上であるかどうかを判定する。ここで2文字以上でないと判定した場合はS1119へ進みCPU11は、LDAPサーバのSSL証明書の検証を行う。そしてS1120に進みCPU11は、SSL証明書により、そのLDAPサーバの正当性を検証できたかどうかを判定する。ここでSSL証明書を用いてLDAPサーバの正当性を検証できたかどうかの判断基準は、現在時刻が証明書の有効期限内であることや、その証明書が失効リストに記載されていないことなど様々あるが、本実施形態ではどのような判断基準を用いてもよい。S1120でCPU11が正当性を検証できないと判定した場合はS1121へ進み、そのLDAPサーバをSSL証明書の正当性が検証できなかったサーバの一覧に追加してS1110に進む。
一方、S1120で正当性が検証できた場合はS1122に進みCPU11は、そのLDAPサーバに対してSSLプロトコルを用いて接続する。そしてS1123に進みCPU11は、オートコンプリート画面に入力された文字列に先頭一致となる宛先を、そのLDAPサーバに要求して宛先を取得する。そしてS1124に進みCPU11は、S1123で取得した宛先を取得宛先一覧に追加してS1125へ進む。S1125でCPU11は、S1123で取得した宛先一覧の中に、referralオブジェクトが含まれているかどうかを判定し、含まれていなかった場合にはS1110へ進んで処理を継続する。一方、S1125でreferralオブジェクトが含まれていると判定した場合はS1126へ進みCPU11は、含まれていたreferralオブジェクトを取得済みオブジェクト一覧に追加してS1110へ進み、処理を継続する。
またS1118でCPU11は、入力された文字数Bが2以上と判定した場合はS1127へ進みCPU11は、そのLDAPサーバがSSL証明書で正当性を検証できたサーバの一覧に登録されているかどうかを判定する。ここで登録されていないと判定した場合はS1122へ進み、登録されていると判定した場合はS1110へ進んで処理を継続する。
以上説明したように本実施形態によれば、LDAPオートコンプリートのように短期間で何回もの通信が発生すると予想される場合に、通信ごとにSSL証明書による正当性の検証を行わないようにすることにより、レスポンス速度の低下を防止できる。
またSSL証明書の検証により正当性が検証できなかったLDAPサーバの一覧を登録しておくことにより、その登録しているサーバを使用したLDAPオートコンプリートを防止できる。
また、入力された文字数が所定数以上(例えば2以上)のときはSSL証明書によりLDAPサーバの検証を行うが、入力された文字数が所定数未満(例えば2未満)のときはSSL証明書によりLDAPサーバの検証をスキップする。これにより、LDAPオートコンプリートの時間を短くできる。
さらに、取得対象のLDAPサーバ以外のサーバを紹介するreferralオブジェクトの数が予め定められた数よりも多いときは、検索するまでの文字数を変更してLDAPオートコンプリートによる検索の頻度を少なくする。これにより、LDAPオートコンプリートにおける処理時間が長くなるのを防止できる。
また、referralオブジェクトにより接続するLDAPサーバの数が、セッションを保持していても問題のない数である場合は、複数のLDAPサーバとのセッションを貼りっぱなしにする。これにより、LDAPオートコンプリートの処理時間を短くできる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
11…CPU、12…RAM、13…記憶部、15…読取部、101…画像通信装置、201…メールサーバ、202〜204…LDAPサーバ

Claims (10)

  1. LDAPサーバと通信可能で、原稿を読み取る読取手段を備える画像処理装置であって、
    文字を受け付ける受付手段と、
    前記LDAPサーバの証明書を検証する設定になっているか否かを判定する設定判定手段と、
    前記LDAPサーバの証明書を検証する設定になっていると前記設定判定手段で判定した場合、前記LDAPサーバの証明書を検証する検証手段と、
    前記LDAPサーバの証明書を検証する設定になっていないと前記設定判定手段で判定した場合、もしくは、前記検証手段によって前記証明書の正当性を検証することができた場合、前記LDAPサーバに、前記受付手段によって受け付けた文字を送信する送信手段と、
    前記送信手段で送信した文字に基づき前記LDAPサーバにおいて前方一致で検索された宛先を含む宛先情報を、前記LDAPサーバから受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信した宛先情報に基づき指定された宛先に基づいて、前記読取手段によって読み取られた原稿の画像データを送信する画像データ送信手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記送信手段は、前記受付手段によって文字を受け付ける毎に文字を送信することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記検証手段によって証明書を検証するLDAPサーバの選択を受け付けるサーバ受付手段を更に有し、前記検証手段は、前記サーバ受付手段によって受け付けたLDAPサーバの証明書を検証することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記受付手段によって受け付けた文字の数が所定の数に達したか否かを判定する文字数判定手段を更に有し、
    前記検証手段は、前記受付手段において受け付けた文字の数が前記所定の数に達したと前記文字数判定手段で判定され且つ前記LDAPサーバの証明書を検証する設定になっていると前記設定判定手段で判定した場合に、前記LDAPサーバの証明書を検証し、
    前記送信手段は、前記受付手段において受け付けた文字の数が前記所定の数に達したと前記文字数判定手段で判定され且つ前記LDAPサーバの証明書を検証する設定になっていないと前記設定判定手段で判定した場合、もしくは、前記検証手段によって前記証明書の正当性を検証することができた場合に、前記LDAPサーバに、前記受付手段によって受け付けた文字を送信することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記受信手段によって受信した宛先情報を用いて、前記受付手段によって受け付けた文字を補完して宛先を表示させる表示処理手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像処理装置と前記証明書の正当性を検証することができた前記LDAPサーバとは、SSL(Secure Socket Layer)プロトコルを用いて接続されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像処理装置は複数のLDAPサーバと通信可能であり、
    前記複数のLDAPサーバのうち一部のLDAPサーバは、前記証明書の正当性を検証することができた前記LDAPサーバと異なるプロトコルを用いて前記画像処理装置に接続され、
    前記受信手段は、前記受付手段によって受け付けた文字と前方一致で検索された宛先を含む宛先情報を前記一部のLDAPサーバからも受信することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記異なるプロトコルは、TCPプロトコルであることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  9. LDAPサーバと通信可能な、原稿を読み取る読取手段を備える画像処理装置における制御方法であって、
    文字を受け付ける受付工程と、
    前記LDAPサーバの証明書を検証する設定になっているか否かを判定する判定工程と、
    前記LDAPサーバの証明書を検証する設定になっていると前記判定工程で判定された場合、前記LDAPサーバの証明書を検証する検証工程と、
    前記LDAPサーバの証明書を検証する設定になっていないと前記判定工程で判定された場合、もしくは、前記検証工程で前記証明書の正当性を検証することができた場合、前記LDAPサーバに、前記受付工程で受け付けた文字を送信する送信工程と、
    前記送信工程で送信した文字に基づき前記LDAPサーバにおいて前方一致で検索された宛先を含む宛先情報を、前記LDAPサーバから受信する受信工程と、
    前記受信工程で受信した宛先情報に基づき指定された宛先に対して、前記読取手段によって読み取られた原稿の画像データを送信する画像データ送信工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  10. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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