JP6539175B2 - ディーゼルエンジン - Google Patents

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Description

本発明は、ディーゼルエンジンに関する。詳細には、尿素SCR(選択還元触媒)システム付のディーゼルエンジンにおいて、排気ガス経路に設置したNOx(窒素酸化物)濃度センサの信号に基づいて制御を行う構成に関する。
従来から、排気ガス経路中におけるNOx濃度を検出するNOxセンサを備えた内燃機関の排気浄化装置が知られている。特許文献1は、この種の内燃機関の排気浄化装置を開示する。この特許文献1の排気浄化装置は、NOxセンサが選択還元触媒(SCR)装置の上流側と下流側に設けられ、上流側のNOxセンサの検出値等に基づいて排気経路中のNOx濃度が目標濃度となるようにNOx排出量を制御するNOx排出量調整手段が備えられ、下流側のNOxセンサによって大気に放出されるNOx濃度が測定される構成となっている。
特開2015−86714号公報
上記特許文献1では上流側のNOxセンサと下流側のNOxセンサの詳細な構成は開示されていないが、一般的には、上流側と下流側とで同一の構成のセンサを用いると、コスト及び部品管理等の観点から好ましい。しかしながら、同一の2つのセンサを用いた場合は、制御部に対して2つのセンサが本来と逆に(上流側と下流側とを取り違えて)接続される可能性が高くなってしまい、この点を解決できる構成が望まれていた。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、排気ガス経路の上流側と下流側とに設置したNOxセンサを取り違えて制御部に接続した場合でも、故障等を防止しつつエンジンの稼動を適切に継続できるディーゼルエンジンを提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成のディーゼルエンジンが提供される。即ち、このディーゼルエンジンは、選択還元触媒と、尿素水噴射体と、上流側センサと、下流側センサと、制御部と、を備える。前記選択還元触媒は、排気ガス流路に設置されて排気ガス中の窒素酸化物を還元する。前記尿素水噴射体は、前記選択還元触媒より上流に設置されて排気ガスに尿素水を噴射する。前記上流側センサは、前記選択還元触媒より上流に設置されて排気ガス流路内の排気ガス中の窒素酸化物濃度を検出する。前記下流側センサは、前記選択還元触媒より下流に設置されて排気ガス流路内の排気ガス中の窒素酸化物濃度を検出する。前記制御部は、前記上流側センサ及び前記下流側センサで検出された窒素酸化物濃度に基づいて、前記尿素水噴射体からの尿素水の噴射に関する制御である噴射制御を行う。前記制御部は、第1接続部と、第2接続部と、を備える。前記第1接続部には、前記上流側センサを電気的に接続可能である。前記第2接続部には、前記下流側センサを電気的に接続可能である。前記制御部は、前記第2接続部から入力された検出値の変化量が実質的にゼロに等しく、かつ前記第1接続部から入力された検出値の変化量が負となった場合に、前記第1接続部及び前記第2接続部に対して前記上流側センサ及び前記下流側センサが取り違えて接続されていると判定し、前記第1接続部から入力された信号と、前記第2接続部から入力された信号と、を互いに入れ替えて取り扱う処理である信号入替処理を行うとともに、通常運転を継続する。
これにより、前記上流側センサ及び前記下流側センサとを第1接続部及び第2接続部に対して取り違えて接続した場合でも、そのような誤接続を自動的に検出して適切に対処しつつディーゼルエンジンの運転を継続することができる。即ち、選択還元触媒の下流側のNOx濃度は選択還元触媒の上流側のNOx濃度の影響を受けるが、選択還元触媒において還元反応速度が不足している状態から十分な状態になると、NOxが十分に分解されるようになるため、当該選択還元触媒の下流側でNOx濃度が低下する。このことから、第2接続部から入力された検出値がほぼ一定であり、かつ、第1接続部から入力された検出値が減少しつつある場合は、上流側センサと下流側センサが誤接続された状態で、選択還元触媒において生じた上記の現象がセンサ値に反映されたと考えることができる。従って、上記の条件を用いることで、上流側センサ及び下流側センサの誤接続を精度良く判定することができる。そして、前記上流側センサ及び前記下流側センサを第1接続部及び第2接続部に対して取り違えて接続した場合でも、前記第1接続部から入力された信号と、前記第2接続部から入力された信号と、を互いに入れ替えて取り扱う処理である信号入替処理を行う。その結果、ディーゼルエンジンの性能を大きく制限することなく運転を継続することができる。
前記のディーゼルエンジンにおいては、前記上流側センサと前記下流側センサとが同一の構成であることが好ましい。
これにより、前記上流側センサと前記下流側センサの構成を共通化できるので、コストを抑えることができる。
本発明の一実施形態に係るエンジンの全体的な構成(主に吸気及び排気の流れ)を示す図。 エンジンの制御に係るブロック図。 排気ガス経路中の上流側と下流側とに設置されたNOx濃度センサの検出値の変化率に基づいてNOx濃度センサの誤接続を検出する処理を示すフローチャート。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。初めに図1及び図2を参照して、本実施形態のエンジン1の基本的な構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るエンジン1の全体的な構成(主に吸気及び排気の流れ)を示す図である。図2は、エンジン1の制御に係るブロック図である。
エンジン1は、ディーゼルエンジンであり、トラクタ等の農業機械及びスキッドステアローダ等の建設機械等に搭載して用いられる。
エンジン1は、圧縮された空気に燃料を供給することによって燃焼させ、この燃焼による膨張エネルギーから回転動力を得るものである。エンジン1は、主としてシリンダブロックと、シリンダヘッド2と、制御部24(図2)と、を備える。
シリンダブロックの内部には、ピストン及びクランクシャフト等が配置される。シリンダブロックの上側には、シリンダヘッド2が配置されている。シリンダヘッド2には、燃焼室へ燃料を噴射するインジェクタ4等が取り付けられる(図1を参照)。
図2に示す制御部24は、主に燃料噴射及びDPF装置13の制御を行うECU(Engine Control Unit)3と、SCR装置15の制御を行うDCU(Dosing Control Unit)25と、を備えており、ECU3とDCU25とは電気的に接続されている。
ECU3は、CPU等から構成される演算部と、ROM及びRAM等から構成される記憶部と、を備えたコンピュータとして構成されている。演算部は、様々なセンサからの情報に基づいて各種のアクチュエータに制御指令を送り、エンジン1を動作させるための各種のパラメータ(例えば、燃料噴射量や、空気吸入量や、排気ガス還元量等)を制御する。記憶部は、上記の制御を行うためのプログラムを記憶するとともに、エンジン1の制御に関して予め設定された複数の制御情報を記憶している。
DCU25もECU3と同様に、CPU等から構成される演算部と、ROM及びRAM等から構成される記憶部と、を備えたコンピュータとして構成されている。演算部は、様々なセンサからの情報に基づいて、各種のアクチュエータに制御指令を送り、SCR装置15を動作させるための各種のパラメータ(例えば、後述の尿素水噴射ノズル19からの尿素水の噴射)を制御する。記憶部は、上記の制御を行うためのプログラムを記憶するとともに、SCR装置15の制御に関して予め設定された複数の制御情報を記憶している。
図1に示すように、エンジン1は、吸気系の部材として、吸入部と、過給機5と、吸気スロットル(吸気絞り装置)6と、吸気マニホールド7と、を備える。
吸入部は、図示しないエアクリーナを介して外部から空気を吸入する。吸入部で吸入された空気は、過給機5のコンプレッサホイール5b側に供給される。
過給機5は、タービンホイール5a及びコンプレッサホイール5bを備える。タービンホイール5aは、排気ガスを利用して回転するように構成されている。コンプレッサホイール5bは、タービンホイール5aと同じシャフト5cに接続されており、タービンホイール5aの回転に伴って回転する。このようにコンプレッサホイール5bが回転することにより、空気を圧縮して強制的に吸気を行うことができる。過給機5によって吸入された空気は、吸気管及び吸気スロットル6等を介して、吸気マニホールド7に供給される。
吸気マニホールド7は、供給された気体をシリンダ数に応じた数(本実施形態では4つ)に分けて燃焼室へ供給する。吸気マニホールド7の下方にはコモンレールが配置されている。当該コモンレールは、燃料ポンプから供給された燃料を高圧で蓄え、シリンダヘッド2に配置されたインジェクタ4へ供給する。
インジェクタ4は、所定のタイミングで燃焼室に燃料を噴射する。インジェクタ4は、上死点(TDC)の近傍でメイン噴射を行うように構成されている。また、このインジェクタ4は、メイン噴射の直後に粒子状物質(PM)の低減及び排気ガスの浄化促進及び温度上昇を目的としたアフタ噴射を行ったり、アフタ噴射の更に後のタイミングで排気ガスの温度上昇等を目的としたポスト噴射を行ったりすることができる。図2に示すように、インジェクタ4は、インジェクタ電磁弁8を備える。インジェクタ電磁弁8は、ECU3の指示に応じたタイミングで開閉することにより、燃焼室に燃料を噴射する。
以上の構成で、燃焼室で噴射された燃料が燃焼することによりピストンが駆動され、当該ピストンに連結されたクランクシャフトが回転する。従って、クランクシャフトから動力を取り出すことができる。
クランクシャフトの近傍にはエンジン回転数センサ9が取り付けられている。このエンジン回転数センサ9により検出したエンジン回転数は、ECU3へ出力される。
図1に示すように、エンジン1は、排気系の部材として、排気マニホールド10、排気管11、排気弁12、DPF装置13、排気管14、及びSCR装置15等を備える。
排気マニホールド10は、複数の燃焼室(本実施形態では4つ)で発生した排気ガスをまとめてタービンホイール5aへ供給する。
排気管11は、管状の部材であり、エンジン1からの排気ガスの通路をなすものである。排気管11は、過給機5のタービンホイール5a側と、DPF装置13と、を接続している。排気管11の中途部には、排気弁12が設置されている。排気弁12は、絞り弁として構成され、その開度を、無段階で(又は十分に多くの段階で)変更することができる。排気弁12はECU3に電気的に接続されており、ECU3の指令に従って、DPF装置13に送られる排気ガスの量を調整する。これにより、DPF装置13に送られる排気ガスの温度を調整することができる。
DPF装置13は、略円筒状の中空のケースの内部に、ディーゼル酸化触媒(DOC)16及びスートフィルタ(SF)17を収容して構成される。本実施形態のスートフィルタ17は、酸化触媒が塗布された触媒付きフィルタとして構成されているが、触媒なしのフィルタであっても良い。
スートフィルタ17は、図1に示すように、内燃機関であるエンジン1からの排気通路に配置されている。スートフィルタ17は、セラミック、金属製不織布等の耐熱性を有する多孔性の材料から形成されており、排気が流れる多数の細かい流路を有している。また、スートフィルタ17は酸化触媒を有しており、酸化触媒はフィルタと一体的に設けられている。エンジン1の排気がスートフィルタ17に流入すると、スートフィルタ17は排気に含まれるカーボン粒子を主とする粒子状物質を捕集し、捕集された粒子状物質はスートフィルタ17に蓄積される。
ディーゼル酸化触媒16は、図1に示すように、スートフィルタ17より上流に配置される。ディーゼル酸化触媒16は、白金等で構成されており、排気ガスに含まれる未燃燃料、一酸化炭素、一酸化窒素等の酸化を促進することができる。ディーゼル酸化触媒16の作用によって、排気ガス中の一酸化窒素は、不安定な二酸化窒素に酸化される。そして、二酸化窒素が一酸化窒素に戻る時に放出される酸素は、下流のスートフィルタ17で捕捉された粒子状物質の燃焼のために供給される。
ディーゼル酸化触媒16には、当該ディーゼル酸化触媒16の温度を検出するディーゼル酸化触媒温度センサ18が設けられている。ディーゼル酸化触媒温度センサ18は、検出したディーゼル酸化触媒16の温度をECU3へ出力する。
DPF装置13を通過した排気ガスは、排気管14を経由して、SCR装置15へ送られる。排気管14の中途部には、尿素水噴射体としての尿素水噴射ノズル19が設けられる。即ち、尿素水噴射ノズル19は、排気ガス通路において、スートフィルタ17及び選択還元触媒20の間に設置される。この尿素水噴射ノズル19から、排気管14を通過する排気ガスに、尿素水が噴射される。このとき排気ガスは、尿素水噴射ノズル19が噴射した尿素から得られるNH3を取り込む。なお、尿素水噴射ノズル19はDCU25に接続されており、ECU3及びDCU25の指令に従って、尿素水噴射ノズル19からの尿素水の噴射が制御される。
SCR装置15は、略円筒状の中空のケースの内部に、選択還元触媒(SCR)20と、アンモニアスリップ抑制触媒(ASC)21とを収容して構成される。
選択還元触媒20は、ハニカム構造体にSCR触媒が担持された構成となっている。図1に示すように、選択還元触媒20は、スートフィルタ17より下流に設置されている。この選択還元触媒20は、NH3を還元剤とし、このNH3の存在する雰囲気下で、排気ガス中のNOxを選択的に還元する。具体的には、前述の尿素水噴射ノズル19が噴射した尿素から排気ガスにNH3が取り込まれると、このNH3によって、下記の3つの反応式に従って、排気中のNOxを選択的に還元する。
4NH3+4NO+O2→4N2+6H2
2NH3+NO+NO2→2N2+3H2
8NH3+6NO2→7N2+12H2
また、この選択還元触媒20は、NH3で排気ガス中のNOxを還元する機能を有するとともに、NH3を所定の量だけ吸着(貯蔵)する機能も有する。以下の説明では、選択還元触媒20に吸着されたNH3の量をNH3吸着量ということがある。選択還元触媒20に吸着されたNH3は、尿素水噴射ノズル19から供給されたNH3とともに、排気ガス中のNOxを還元するために適宜消費される。
ただし、選択還元触媒20がNH3を吸着できる量も上限がある(以下、この限界を最大NH3吸着量ということがある)。最大NH3吸着量は、例えば選択還元触媒20の温度により変動する。選択還元触媒20のNH3吸着量が最大NH3吸着量を超えると、吸着しきれなくなったNH3が下流へ排出されることになる(NH3のスリップ)。
図1に示すように、アンモニアスリップ抑制触媒21は選択還元触媒20より下流に設置される。アンモニアスリップ抑制触媒21は、選択還元触媒20から脱離したり選択還元触媒20に吸着されなかったりして選択還元触媒20を通過してきたNH3を酸化して、NH3が外部に放出されることを防止するものである。アンモニアスリップ抑制触媒21は、NH3を酸化させる白金等の酸化触媒であり、下記の2つの反応式に従って、アンモニアを酸化させて窒素、一酸化窒素、水等に変化させる。
4NH3+3O2→2N2+6H2
4NH3+5O2→4NO+6H2
排気ガスは、アンモニアスリップ抑制触媒21を通過した後、SCR装置15の下流に設けられた排気管28等の所定の排気管を通って外部へ放出される。以上のように尿素水噴射ノズル19及びSCR装置15を備えることで、排気ガスに含まれるNOxを除去することができる。
選択還元触媒20には、当該選択還元触媒20の温度を検出する選択還元触媒温度センサ22が設けられている。選択還元触媒温度センサ22は、検出した選択還元触媒20の温度をDCU25へ出力する。
同様に、アンモニアスリップ抑制触媒21には、当該アンモニアスリップ抑制触媒21の温度を検出するアンモニアスリップ抑制触媒温度センサ23が設けられている。アンモニアスリップ抑制触媒温度センサ23は、検出したアンモニアスリップ抑制触媒21の温度をDCU25へ出力する。
DPF装置13とSCR装置15の間の排気管14には上流側NOxセンサ26が、SCR装置15の下流側の排気管28には下流側NOxセンサ27が設けられている。これらのNOxセンサは排気ガス中のNOx濃度を検出することができる。
上流側NOxセンサ26は、選択還元触媒20の上流側のNOx濃度を検出する。上流側NOxセンサ26の検出値に基づいて、選択還元触媒20でNOxを還元するために必要なNH3が推定される。これにより、尿素水噴射ノズル19から噴射される尿素水の噴射量が決定される。
下流側NOxセンサ27は、選択還元触媒20の下流側のNOx濃度を検出する。その検出値に基づいて、選択還元触媒20で還元されたNOxの割合が推定される。これにより、予め定めた目標とするNOxの除去率を得られるように、上流側NOxセンサ26の検出値から決定した尿素水噴射量に対してフィードバック補正が行われる。
本実施形態において、上流側NOxセンサ26及び下流側NOxセンサ27は同一の構成となっている。これにより、センサのコスト及び部品管理の手間を低減することができる。しかしながら、同一製品のセンサ同士はそのコネクタが同一形状となるため、上流側NOxセンサ26のコネクタ26cと下流側NOxセンサ27のコネクタ27cを、DCU25に対して本来とは逆に(取り違えて)接続するおそれがある。また、本実施形態では、DCU25に備えられた上流側NOxセンサ用のコネクタ(第1接続部)31と、下流側NOxセンサ用のコネクタ(第2接続部)32と、が隣接して配置されており、この点も、上記の誤接続のおそれを増大させている。
なお、コネクタ26c,27cの接続は正確に行われているものの、上流側NOxセンサ26及び下流側NOxセンサ27のセンシング部の配置を取り違えることもあり得るが、この場合も一種の誤接続と考えられる。本発明において「誤接続」には、上記のようにセンサのセンシング部の配置を取り違える場合も含むものとする。
この点、本実施形態では、制御部24が、2つのコネクタ31,32から入力される検出値に基づいてセンサの誤接続を判定し、誤接続と判定された場合には、制御部24が2つのコネクタ31,32から入力された信号を互いに入れ替えて取り扱う処理が行われる。以下では、この制御部24が行う制御について、図3のフローチャートを参照して詳細に説明する。
図3のフローが開始すると、制御部24は、コネクタ31から入力されたセンサ値SV1と、コネクタ32から入力されたセンサ値SV2とが、実質的に等しいかどうか(2つのセンサ値の差が所定の範囲内であるかどうか)を判定する(ステップS101)。
ステップS101の判断で2つのセンサ値SV1,SV2が実質的に等しい場合は、選択還元触媒20の上流側と下流側とでNOx濃度に差がないことを意味するから、選択還元触媒20によるNOxの還元が行われていない可能性が高い。そこで、上記の場合は、制御部24は、選択還元触媒温度センサ22により検出された選択還元触媒20の温度Tscrが、触媒活性温度閾値TCscrよりも大きいか否かを判定する(ステップS102)。なお、触媒活性温度閾値TCscrは、低温環境では活性度が低下するという選択還元触媒20の性質を考慮して、選択還元触媒20でNOxの還元が十分に行われる温度として予め設定された温度である。
選択還元触媒20の温度Tscrが触媒活性温度閾値TCscrよりも高い場合は、選択還元触媒20においてNOxの還元が行われないのは還元剤の不足が原因であると考えられる。従って、この場合は、尿素水噴射ノズル19から尿素水の噴射が行われる(ステップS103)。一方、選択還元触媒20の温度Tscrが触媒活性温度閾値TCscrよりも低い場合は、選択還元触媒20においてNOxの還元が行われないのは、低温であるために当該選択還元触媒の活性度が低いことが原因であると考えられる。従って、この場合は、選択還元触媒20を昇温する制御を行い(ステップS104)、ステップS101に戻る。
2つのセンサ値SV1,SV2の間に差がある場合、又は、尿素水の噴射を開始した場合は、コネクタ31から入力されたセンサ値SV1の変化量ΔSV1が実質的にゼロに等しいか否か(変化量ΔSV1が所定の範囲内であるか否か)、及び、コネクタ32から入力されたセンサ値SV2の変化量ΔSV2が負であるか否かを判定する(ステップS105)。なお、2つのセンサ値の変化量ΔSV1,ΔSV2は、所定時間前の値に対する現在値の変化量を意味する。
ここで、選択還元触媒20の下流側のNOx濃度は、選択還元触媒20の上流側のNOx濃度の影響を受ける。しかし、選択還元触媒20において還元反応速度が不足している状態から十分な状態になると、NOxが十分に分解されるようになるため、当該選択還元触媒の下流側でNOx濃度が低下する。
本来、上流側NOxセンサ26のコネクタ26cはコネクタ31に接続され、下流側NOxセンサ27のコネクタ27cはコネクタ32に接続される。従って、コネクタ31から入力されるセンサ値SV1が一定で、かつ、コネクタ32から入力されるセンサ値SV2が減少しているならば、選択還元触媒20において生じている上記の現象がセンサ値の挙動に問題なく反映されていると考えられる。
そこで、制御部24は、コネクタ31から入力されるセンサ値の変化量ΔSV1が実質的にゼロに等しく、かつ、コネクタ32から入力されるセンサ値の変化量ΔSV2が負であるか否かを調べる(ステップS105)。ステップS105の判断で、上記の条件を満たす場合は、制御部24はセンサの接続等に関して異常はないと判断し、エンジン1の運転をそのまま継続する(ステップS106)。
一方、コネクタ32から入力されるセンサ値SV2が一定で、かつ、コネクタ31から入力されるセンサ値SV1が減少しているならば、上流側NOxセンサ26及び下流側NOxセンサ27が2つのコネクタ31,32に対して取り違えて接続された状態で、選択還元触媒20において生じている上記の現象がセンサ値の挙動に反映されていると考えられる。
そこで、制御部24は、ステップS105の判断で条件を満たさなかった場合には、コネクタ32から入力されるセンサ値の変化量ΔSV2が実質的にゼロに等しく、かつ、コネクタ31から入力されるセンサ値の変化量ΔSV1が負であるか否かを調べる(ステップS107)。ステップS107の判断で、上記の条件を満たす場合は、2つのコネクタ31,32から入力された信号を互いに入れ替えて取り扱うようにし、エンジン1の運転を継続する(信号入替処理、ステップS108)。このとき、制御部24は、センサの電気的接続が正常になされていない状況をオペレータに知らせるために、エラーを発生させる。エラーの発生方法としては、例えばエンジンチェックランプを点灯させたり、他の制御機器に対してエラー情報を送信したりすることが考えられるが、これに限定されない。
ステップS107の判断で、上記の条件を満たさない場合は、単なる誤接続とは異なる異常(例えば、センサの故障等)が疑われる。従って、この場合は、制御部24は、エラーを発生させるとともに、フェイルセーフモードに移行する(ステップS109)。フェイルセーフモードは、エンジン回転数等の機能に制限が設けられた制限運転モードであり、エンジン1を保護して状況の悪化を防ぎつつ、エンジン1の稼動を継続するために設けられている。
ただし、センサが誤接続されていると判断した場合(ステップS108)は、ステップS109とは異なり、フェイルセーフモードへの移行は行わずに通常運転を継続する。これは、上流側NOxセンサ26及び下流側NOxセンサ27を取り違えて接続しただけならば上記の信号入替処理によって問題なく対処できるため、さほど深刻ではないと考えられるからである。この暫定的な通常運転により、エンジン1の性能を大きく制限することなく稼動させることができ、また、排出されるNOxの増大を防止することができる。
以上のような制御により、本実施形態のエンジン1では、上流側のセンサ及び下流側のセンサが取り違えて接続されているかどうかの判定(センサの誤接続判定)をすることができる。そして、2つのNOxセンサが誤接続されていると判定された場合は、制御部24側においてコネクタ31,32から入力された信号を入れ替えて取り扱うことで、故障等を防止しつつ運転を適切に継続することができる。
以上に説明したように、本実施形態のエンジン1は、選択還元触媒20と、尿素水噴射体としての尿素水噴射ノズル19と、上流側NOxセンサ26と、下流側NOxセンサ27と、制御部24と、を備える。選択還元触媒20は、排気ガス流路に設置されて排気ガス中のNOxを還元する。尿素水噴射ノズル19は、選択還元触媒20より上流に設置されて排気ガスに尿素水を噴射する。上流側NOxセンサ26は、選択還元触媒20より上流に設置されて排気ガス流路内の排気ガス中のNOx濃度を検出する。下流側NOxセンサ27は、選択還元触媒20より下流に設置されて排気ガス流路内の排気ガス中のNOx濃度を検出する。制御部24は、上流側NOxセンサ26及び下流側NOxセンサ27で検出されたNOx濃度に基づいて、尿素水噴射ノズル19からの尿素水の噴射に関する制御である噴射制御を行う。制御部24は、2つのコネクタ31,32を備える。コネクタ31には、上流側NOxセンサ26を電気的に接続可能である。コネクタ32には、下流側NOxセンサ27を電気的に接続可能である。制御部24は、2つのコネクタ31,32から入力された検出値に基づいて、当該2つのコネクタ31,32に対して上流側NOxセンサ26及び下流側NOxセンサ27が取り違えて接続されているかどうかを判定する誤接続判定を行う。制御部24は、誤接続判定において上流側NOxセンサ26及び下流側NOxセンサ27センサが誤接続されていると判定された場合に、コネクタ31から入力された信号と、コネクタ32から入力された信号と、を互いに入れ替えて取り扱う処理である信号入替処理を行う。
これにより、上流側NOxセンサ26及び下流側NOxセンサ27を2つのコネクタ31,32に対して取り違えて接続した場合でも、そのような誤接続を自動的に検出して適切に対処しつつエンジン1の運転を継続することができる。
また、本実施形態のエンジン1において、制御部24は、誤接続判定において、コネクタ32から入力された検出値の変化量が実質的にゼロに等しく、かつコネクタ31から入力された検出値の変化量が負となった場合に、上流側NOxセンサ26及び下流側NOxセンサ27が誤接続されていると判定する。
即ち、選択還元触媒20の下流側のNOx濃度は選択還元触媒20の上流側のNOx濃度の影響を受けるが、選択還元触媒20において還元反応速度が不足している状態から十分な状態になると、NOxが十分に分解されるようになるため、当該選択還元触媒20の下流側でNOx濃度が低下する。このことから、コネクタ32から入力された検出値がほぼ一定であり、かつ、コネクタ31から入力された検出値が減少しつつある場合は、上流側NOxセンサ26と下流側NOxセンサ27が誤接続された状態で、選択還元触媒20において生じた上記の現象がセンサ値に反映されたと考えることができる。従って、上記の条件を用いることで、上流側NOxセンサ26及び下流側NOxセンサ27の誤接続を精度良く判定することができる。
また、本実施形態のエンジン1においては、制御部24は、通常運転と、エンジン回転数に制限が設けられたフェイルセーフ運転と、を実行可能である。通常運転時において上流側NOxセンサ26と下流側NOxセンサ27とが誤接続されていると判定された場合、前記信号入替処理が行われるとともに、通常運転が継続される。
これにより、上流側NOxセンサ26及び下流側NOxセンサ27を2つのコネクタ31,32に対して取り違えて接続した場合でも、エンジン1の性能を大きく制限することなく運転を継続することができる。
また、本実施形態のエンジン1において、上流側NOxセンサ26と、下流側NOxセンサ27とが同一の構成である。
これにより、上流側NOxセンサ26と下流側NOxセンサ27の構成を共通化できるので、コストを抑えることができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
2つのコネクタ31,32を、DCU25ではなくECU3が備え、ECU3に上流側NOxセンサ26及び下流側NOxセンサ27が接続されても良い。また、上記実施形態でDCU25が行うと説明した処理の一部をECU3が行っても良い。更には、ECU3及びDCU25を1つの制御装置で構成しても良い。
上記実施形態では、上流側NOxセンサ26を排気管14に、下流側NOxセンサ27を排気管28に配置したが、センサの配置はこれに限られない。例えば、上流側NOxセンサ26は、尿素水噴射ノズル19よりも下流に配置されているが、尿素水噴射ノズル19より上流側に配置されても良い。また、下流側NOxセンサ27は、選択還元触媒20とアンモニアスリップ抑制触媒21との間に配置することもできる。
上流側NOxセンサ26と下流側NOxセンサ27とが互いに異なる構成であっても良い。即ち、上流側NOxセンサ26のコネクタ26cがDCU25側の何れのコネクタ31,32に対しても接続可能であり、下流側NOxセンサ27のコネクタ27cがDCU25側の何れのコネクタ31,32に対しても接続可能な構成であれば、2つのセンサのセンシング部の構成が互いに異なったり、コネクタ31,32(コネクタ26c,27c)の形状が互いに異なったりしても良い。
19 尿素水噴射ノズル(尿素水噴射体)
20 選択還元触媒
24 制御部
26 上流側NOxセンサ(上流側センサ)
27 下流側NOxセンサ(下流側センサ)
31 コネクタ(第1接続部)
32 コネクタ(第2接続部)

Claims (2)

  1. 排気ガス流路に設置されて排気ガス中の窒素酸化物を還元する選択還元触媒と、
    前記選択還元触媒より上流に設置されて排気ガスに尿素水を噴射する尿素水噴射体と、
    前記選択還元触媒より上流に設置されて排気ガス流路内の排気ガス中の窒素酸化物濃度を検出する上流側センサと、
    前記選択還元触媒より下流に設置されて排気ガス流路内の排気ガス中の窒素酸化物濃度を検出する下流側センサと、
    前記上流側センサ及び前記下流側センサで検出された窒素酸化物濃度に基づいて、前記尿素水噴射体からの尿素水の噴射に関する制御である噴射制御を行う制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記上流側センサを電気的に接続可能な第1接続部と、
    前記下流側センサを電気的に接続可能な第2接続部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第2接続部から入力された検出値の変化量が実質的にゼロに等しく、かつ前記第1接続部から入力された検出値の変化量が負となった場合に、前記第1接続部及び前記第2接続部に対して前記上流側センサ及び前記下流側センサが取り違えて接続されていると判定し、前記第1接続部から入力された信号と、前記第2接続部から入力された信号と、を互いに入れ替えて取り扱う処理である信号入替処理を行うとともに、通常運転を継続することを特徴とするディーゼルエンジン。
  2. 請求項1に記載のディーゼルエンジンであって、
    前記上流側センサと前記下流側センサとが同一の構成であることを特徴とするディーゼルエンジン。
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