JP6539038B2 - 商品設計システム、提供事業者装置、及び、それらのプログラム - Google Patents

商品設計システム、提供事業者装置、及び、それらのプログラム Download PDF

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Description

開示される主題は、サービス事業者が開発した商品を仲介事業者が利用者へ販売する場合の商品設計に係る技術に関する。
通信事業等のサービス事業者が利用者に提供するサービスを商品として販売する際のビジネスモデルにおいて、従来は、例えば、特許文献1が示すように、サービス事業者は代理店などの仲介事業者に対して、インセンティブとして、契約数や販売台数に応じた報奨金を支払っている(段落0002、図4(a))。また近年、サービス事業者は、代理店の商品販売意欲を高めるために、サービス事業者が提供する商品以外に、代理店の販売戦略に合わせた、例えば、代理店が対象とする顧客層にフォーカスした、代理店専用の商品を代理店と共同で設計して販売するケースが増えてきた。
このような代理店専用の商品は、ある程度販売数量が見込めるために、1商品における収益性を低く設定して、格安商品として販売する場合が多い。この代理店専用の商品において、サービス事業者は代理店に対して販売実績に応じた報奨金を支払うが、利益率が低いために、販売実績に応じた報奨金の額をあらかじめ低く設定するなど、他の商品とは異なる報奨金体系を設計しておく必要がある。
この報奨金に対して、特許文献2では、商品ごとに販売政策的価値を示すポイント情報を設定して、販売しにくい商品などを販売した代理店を定量的に評価して、販売実績とは別の報奨金を付加することを開示している(要約)。これにより、代理店の能力を公平に評価して代理店の販売意欲を向上させると共に、サービス利用者へのサポートを伴う商品に対して高いポイント情報を付加することで、代理店のサポート能力を向上させ、結果としてサービス利用者の満足度を向上させることができる。
特開2002−334275号公報 特開2004−185401号公報
しかしながら、特許文献2では、代理店がサービス事業者の設計した商品のみを販売することが前提となっているため、商品ごとの報奨金はサービス事業者が設計することとなっている。そのため、代理店専用の商品のように特定の代理店でしか販売しないことに加え、顧客層の特性を理解している代理店が販売施策に応じた設計を行う商品の場合は、代理店専用の商品における販売見込みと収益性を加味して、サービス事業者と代理店間で綿密に商品の、仕様と料金と販売実績における報奨金の額とを調整する必要がある。そのため、商品ごとの報奨金の額調整に時間が掛かり、結果として商品設計に時間が掛かる。
すなわち、従来技術では代理店が専用商品を設計し販売する際の商品設計に時間が掛かるという問題がある。
上記問題は、携帯電話等通信サービスにおける料金プランや、保険や、金融商品などの商品について、サービス事業者(例えば通信キャリア)を含む商品提供事業者が提供する事業者商品に基づいて、代理店を含む仲介事業者が販売用商品を設計し販売する事業形態(ビジネスモデル)において、共通に存在する。
本明細書では、商品提供事業者であるサービス事業者にてすでに設計している事業者商品を元に、販売を仲介する代理店が代理店専用の商品を設計してサービス事業者側に商品情報を登録できる仕組みが提供される。
さらに、本明細書では、サービス事業者の元商品と、代理店専用の商品との料金差分を、サービス事業者が事前に決めている報奨金に加算もしくは減算することで、代理店専用商品における報奨金額の調整を自動化する仕組みが提供される。
具体的には、上記サービス事業者が、代理店側による事業者商品情報の修正を可能にする修正可能情報を用意して代理店側へ提供し、代理店側の裁量で、修正可能情報を用いて販売用商品を設計できる仕組みを提供する。
上記修正可能な情報は、上記事業者商品情報の料金の修正や、事業者商品情報には無い仕様項目の追加を含んでも良い。
上記仕組みは、サービス事業者のサーバにて管理する商品情報を、サービス事業者が設計した事業者商品情報と、代理店が設計する、事業者商品情報に紐付け管理する代理店専用料金プラン情報と、事業者商品情報と関係のない代理店独自の代理店商品追加情報の3つの商品情報に分けて管理する処理と、代理店が事業者商品情報を元に代理店専用料金プラン情報と代理店商品追加情報を登録する処理と、サービス利用者が代理店専用料金プラン情報および代理店商品追加情報を契約した際に、元となるサービス事業者の事業者商品情報との料金の差分を計算する処理と、料金の差分をサービス事業者が代理店に対して支払うインセンティブ料金に加算もしくは減算する処理を有する。
より具体的な態様は、商品を提供する提供事業者が利用する装置と、提供事業者が提供する事業者商品に基づいて販売用商品を設計する仲介事業者の装置と、を備える商品設計システムにおいて、仲介事業者に対して、上記販売用商品の設計に用いる情報を提供する提供事業者装置であって、
事業者商品に係る事業者商品情報を管理し、仲介事業者が利用する仲介事業者装置と接続し、仲介事業者装置による事業者商品情報の修正を可能にし、仲介事業者装置による修正に基づき、事業者商品情報と修正内容を示す事業者商品情報の修正情報とを含む、販売用商品の販売用商品情報を設計し、設計に用いられた修正の内容を示す「事業者商品情報の修正情報」を登録する、という特徴を備える。
さらに、上記接続の際に、登録されている「事業者商品情報の修正情報」を読み出し、仲介事業者装置による、読み出した修正情報に対する更なる修正を可能にするように提供事業者装置を構成しても良い。
さらに、提供事業者装置と仲介事業者装置とを接続し、仲介事業者装置による、修正情報により特定される販売用商品情報に基づく、利用者毎の申し込み商品の情報の作成を可能にし、仲介事業者装置による作成において、修正情報により特定される販売用商品情報の内容を選択することにより、利用者毎の申し込み商品の情報を作成し、提供事業者装置が作成された申し込み商品の情報を登録するように構成しても良い。
さらに、上記修正情報を、事業者商品情報の項目内容の変更情報と、事業者商品情報に含まれない項目を追加する追加情報と、のいずれか一方または両方を含むように構成しても良い。
さらに、上記事業者商品情報が当該事業者商品情報の項目に対応付けられた項目料金情報を含み、修正情報が、事業者商品情報の項目料金情報の変更情報と、追加情報の項目別の追加料金情報と、のいずれか一方または両方を含み、販売用商品情報が、変更された事業者商品情報の項目内容と、追加された項目の追加情報と、に対応付けられた販売用項目料金情報を含む、ように構成しても良い。
さらに、申し込み商品の情報として選択された、項目料金情報と、項目料金情報の変更情報と追加価格情報とのいずれか一方または両方と、を用いて決定される申し込み商品の販売料金と、事業者商品情報の項目別の料金情報と、の比較結果に基づき、商品提供事業者から仲介事業者へ支払う報奨金を調整するように提供事業者装置を構成しても良い。
さらに、報奨金の調整において、申し込み商品の情報として選択された項目のうち、事業者商品情報の項目に対応付けられた項目料金情報と項目料金情報の変更情報との差分と、追加情報の中から申し込み商品の情報として選択された項目の販売用項目料金情報と、を用いて、他の仲介事業者と共通の評価指標に基づいて計算された報奨金を調整することにより、当該仲介事業者用の報奨金を決定するように提供事業者装置を構成しても良い。
以上の構成により、代理店が専用商品を販売する際の商品設計を短時間で実施できるようになる。
より具体的には、代理店専用の商品の設計から販売にいたるまでに、代理店のみが商品設計及び収益性検証を行い、代理店専用の商品情報をサービス事業者に登録するだけで、サービス事業者が新たな操作や調整を行う必要なく、自動で報奨金調整を行い、販売までの時間を短縮することができる。
すなわち、サービス事業者と代理店間で行う報奨金調整の時間を短期化することが可能になる。
開示される内容によれば、代理店による商品設計に要する期間を短縮可能になる。
実施例に係るシステムの概略構成を例示する図 事業者商品情報のテーブル構成の一例を表す図 代理店-事業者商品変更情報のテーブル構成の一例を表す図 代理店商品追加情報のテーブル構成の一例を表す図 申込情報のテーブル構成の一例を表す図 契約情報のテーブル構成の一例を表す図 代理店専用商品の登録手順例を表すシーケンス図 代理店専用商品の追加変更する画面の一例を表す図 図8の画面から遷移した画面の一例を表す図 図9の画面から遷移した画面の一例を表す図 サービス利用者が代理店を経由して商品を申し込む手順例を表すシーケンス図 代理店専用商品申込画面の一例を表す図 アカウント料金計算処理の動作例を表すフロー図 代理店インセンティブ料金計算処理の動作例を表すフロー図 サービス事業者がサービス利用者と代理店とで利用料及び代理店インセンティブ料金を精算する手順例を表すシーケンス図
以下、一つの実施形態を図1〜図15を用いて説明する。本実施例は、携帯電話などの通信サービスにおける料金プランを対象商品として、通信キャリアなどの通信サービス事業者と商品を販売する代理店とのビジネスモデルを実現する商品設計システムについて説明する。
すなわち、商品を提供する提供事業者として通信キャリアなどの通信サービス事業者、事業者商品として通信サービス事業者が提供する料金プラン、仲介事業者として代理店、販売用商品として代理店専用料金プラン、がそれぞれ対応付けられる。
なお、本実施例に用いる図において、同一の符号を付した部分は同一物を表し、それらの基本的な構成および動作は同様であるものとする。
まず、図1〜図6を用いて、本実施例の全体システム構成とシステムで扱う情報の構成例について説明する。次に、図7〜図10を用いて、代理店が専用商品を登録する手順と代理店の操作画面例について説明する。次に図11〜図12で、サービス利用者が代理店経由で商品を申し込む手順とその時の代理店の操作画面例について説明する。最後に、図13〜図15を用いて、通信サービス事業者が商品の利用料をサービス利用者と代理店とで精算する処理フローとシーケンス図について説明する。
図1は、本実施例のシステムの全体構成を示す。このシステムは、代理店オペレータが操作する代理店端末101と、通信サービス事業者が保持管理する通信サービス事業者サーバ102、通信サービス事業者が通信サービスを提供するための通信サービスシステム103、代理店端末101と通信サービス事業者サーバ102を接続するネットワーク104を含んで構成される。
代理店端末101は、ネットワーク104を介して通信サービス事業者サーバ102に接続され、通信サービス事業者サーバ102が提供する画面を介して、サービス利用者の申込登録や代理店専用商品の登録もしくは変更削除を行うための装置であり、プログラムを格納するメモリ、プログラムを実行するCPU、キーボードやマウスなどの入力装置と、画面を出力する表示装置などを備える一般的なコンピュータで実現できる。
通信サービス事業者サーバ102は、代理店端末101と接続するための外部通信I/F110、内部プログラムを処理するための中央制御装置111、サービス利用者に通信サービスを提供するための通信サービスシステム103と接続するための内部通信I/F112、通信サービス事業者サーバ102で保持するデータを管理するデータ記憶装置113、通信サービス事業者サーバ102の処理を実現するプログラムを格納するプログラム記憶装置114を含んで構成されるコンピュータで実現できる。
外部通信I/F110は、ネットワーク104に接続可能な通信I/Fであり、例えば、Ethernet(登録商標)などの一般的な通信規格に準拠した通信I/Fである。内部通信I/F112は、通信サービスシステム103に接続するためのI/Fであり、こちらも外部通信I/F110と同様にEthernetなどの一般的な通信規格に準拠した通信I/Fである。
中央制御装置111は、プログラム記憶装置114からプログラムを呼び出し実行する装置であり、主にコンピュータに搭載されているCPUやメモリである。
データ記憶装置113は、通信サービス事業者サーバ102で管理するデータを記憶しておく装置であり、主にハードディスクである。本実施例で管理するデータは主に、事業者商品情報120、代理店専用料金プラン情報121、代理店商品追加情報122、申込情報123、契約情報124に関するデータである。これらの詳細は図2〜図6で後述する。
プログラム記憶装置114は、通信サービス事業者サーバ102が実行する処理を実現するプログラムを格納する装置であり、主にハードディスクやROMである。本実施例で格納されるプログラムは、代理店専用商品登録処理130、申込受付処理131、アカウント料金計算処理132、代理店インセンティブ料金計算処理133、代理店販売可能商品取得処理134を実現するプログラムである。中央制御装置111は、これらのプログラムをプログラム記憶装置114から読み出して実行することにより、それぞれの処理が実現され、コンピュータは通信サービス事業者サーバ102として機能する。
代理店専用商品登録処理130は、例えば代理店が設計した代理店専用の商品を受け付け、通信サービス事業者サーバ102の代理店専用料金プラン情報121もしくは代理店商品追加情報122に登録するための処理である。
申込受付処理131は、代理店が、サービス利用者の申し込む商品情報を受け付けて、申込情報123で申込状況を管理するとともに、申込が完了した際に、契約情報124の商品情報を更新する処理である。また、商品によっては、通信サービスシステム103に対して開通手続きを行う。
アカウント料金計算処理132は、契約情報124に基づき、現在契約しているサービス利用者の利用料を計算して、サービス利用者から料金を徴収するための金額を算出する処理である。
代理店インセンティブ料金計算処理133は、通信サービス事業者が代理店に対してインセンティブとなる報奨金の額を計算する処理である。本実施例では報奨金をインセンティブ料金と呼ぶ。
代理店販売可能商品取得処理134は、代理店名称などをキーに、代理店が販売可能な商品情報の一覧を、事業者商品情報120、および、代理店専用商品料金プラン情報121、代理店商品追加情報122、から取得する処理である。
アカウント料金計算処理132と代理店インセンティブ料金計算処理133の詳細は、図13〜図14で後述する。
通信サービスシステム103は、通信サービス事業者がサービス利用者に通信サービスを提供するためのシステムである。例えば、無線基地局やインターネットに接続するためのゲートウェイ、通信端末を認証するためのサーバなどの装置を含んで構成される。
ネットワーク104は、情報をやり取りするための通信網であり、主にインターネットや通信サービス事業者の社内LAN(Local Area Network)である。
次に、図2〜図6を用いて、通信サービス事業者サーバ102のデータ記憶装置113で管理している情報の構成について説明する。
図2は、以下に説明する事業者商品情報120をテーブルで構成した場合の一例である。
事業者商品情報120は、通信サービス事業者が提供する商品の構成と料金プランなどの事業者商品の仕様の管理に用いられ、主契約となる商品の名称を表す商品名201、主契約の商品において選択できるプランやオプションを表す商品項目202、プランやオプションの具体的な選択肢を表す商品選択値203、商品項目202におけるそれぞれの商品選択値203に対応する料金プランを一意に表す料金プランID204、料金計算方法の種類や料金徴収方法を表す料金種類205、料金種類に対応した項目別の料金を表す料金206、を含む情報を互いに対応付けて設定する。
ここでは、料金種類と料金を纏めて料金プランと表す。
ここでは、料金種類205には、毎月定額徴収することを表す「サイクル」、利用料に合わせた料金を毎月徴収する「従量」、購入時に一回だけ支払う「一時」、解約時に条件を満たした場合に支払う「解約一時」などの値を設定する。また、料金206は、料金種類に対応した形で設計するため、料金種類がサイクルなら980円/月、従量なら20円/30秒など料金計算における単位も合わせて登録する。
通信サービス事業者は、市場動向や他社動向から想定されるサービス利用者の加入数を算出し、自社の収益性を加味して商品の構成と料金プランを決定して、事業者商品情報120として登録する。事業者商品情報120は重要な情報であり、設計するまでに時間を掛けて検討を行っている。
図3は、以下に説明する代理店専用料金プラン情報121をテーブルで構成した場合の一例である。
代理店専用料金プラン情報121は、通信サービス事業者が設計した事業者商品情報120の料金プランを代理店が変更して作成したプラン、すなわち代理店専用の料金プランの管理に用いられ、変更情報を登録した代理店の名称を表す代理店名301、代理店が変更した料金プランの基となる事業者商品情報120の料金プランIDを表す元料金プランID302、代理店が設計する料金計算方法の種類や料金徴収方法を表す料金種類303、料金種類に対応した項目別の料金を表す料金304、を含む情報を互いに対応付けて設定する。
ここでは、料金種類303には、事業者商品情報120の料金種類205と同様の値に加えて、代理店が事業者商品情報120に登録されている商品を代理店が提供しない場合は、「なし」を登録している。
また、料金304も同様に、事業者商品情報120の料金206と同様の形式で登録し、料金種類303が「なし」の場合に、料金304を登録しない。
図4は、以下に説明する代理店商品追加情報122をテーブルで構成した場合の一例である。
代理店商品追加情報122は、事業者商品情報120に登録されていない商品で、通信サービス事業者が管理する複数の事業者商品情報に適用できる、代理店が独自に追加登録した商品の管理に用いられ、追加商品を登録した代理店の名称を表す代理店名401、代理店が追加する商品の主契約に当たる商品の名称を表す商品名402、主契約の商品で選択できる代理店が追加したプランやオプションの項目を表す代理店商品項目403、プランやオプションの具体的な選択項目を表す代理店商品選択値404、商品項目における商品選択値に対応する料金計算方法の種類や料金徴収方法を表す料金種類405、料金種類に対応した、追加登録による追加料金を表す料金406、を含む情報を互いに対応付けて設定する。
代理店商品項目403、代理店商品選択値404、料金種類405、料金406は、それぞれ事業者商品情報120の商品項目202、商品選択値203、料金種類205、料金206と同様の形式で登録する。
図5は、以下に説明する申込情報123をテーブルで構成した場合の一例である。
申込情報123は、サービス利用者が申し込んだ商品の情報や申込状況の管理に用いられ、サービス利用者が一回の申込で登録した情報を一意に表す申込番号501、申し込んだサービス利用者を一意に特定するアカウントID502、サービス利用者が申込時に選択した商品を表す申込商品503、申し込んだ商品を購入した先を表す購入先504、申し込んだ商品が事業者商品か、代理店が事業者商品の料金プランを変更した商品か、代理店が追加した商品かを表す商品タイプ505、申し込んだ日付を表す申込年月日506、申し込んだ商品の申込処理状況を表す状態507、を含む情報を互いに対応付けて設定する。
ここでは、申込商品503には、図2と図4で示した商品名201と商品名402、およびそれぞれの商品で選択できる商品項目202、代理店商品項目403、と商品項目の内容で選択できる商品選択値203、代理店商品選択値404のうち、サービス利用者が申込時に選択した情報を登録している。
また、購入先504には、例えば、代理店経由の場合は代理店の名称、通信サービス事業者のオンラインページから申し込んだ場合は、「自社オンライン」などを登録している。
また、商品タイプ505には、申し込んだ商品が事業者商品の場合を「1」、代理店が事業者商品の料金プランを変更した商品の場合を「2」、代理店が追加した商品の場合を「3」として登録している。
また、状態507には、申込処理が完了して、契約情報124に情報が反映されたものを「完了」、現在処理中のものを「処理中」として登録している。
図6は、以下に説明する契約情報124をテーブルで構成した場合の一例である。
契約情報124は、サービス利用者の現在の契約内容の管理に用いられ、サービス利用者を一意に特定するアカウントID601、サービス利用者が契約している商品の内容を表す契約商品602、契約した商品を申し込んだ購入先を表す購入先603、契約した商品が事業者商品か、代理店が事業者商品の料金プランを変更した商品か、代理店が追加した商品か、などを表す商品タイプ604、契約した商品の日付を表す契約年月日605、を含む情報を互いに対応付けて設定する。
ここでは、契約商品602には、図5の申込情報123の申込商品503と同様の情報が登録される。
また、購入先603、及び商品タイプ604も同様に、図5で示した申込情報123の購入先504、商品タイプ505と同様の情報が登録される。
また、契約情報124のテーブルには、申込情報123の情報のうち、状態が完了した時点で登録され、処理中のものは登録されない。
以上が、本実施例に係るシステム全体構成とシステムで扱う情報の構成である。これらの構成に従って、代理店が通信サービス事業者に対して、代理店専用プランや代理店商品を登録する手順について図7〜図10を用いて説明する。
図7は、代理店が通信サービス事業者と契約して、代理店専用プランや代理店商品を登録するまでの流れを表すシーケンス図である。
まず、代理店701と通信サービス事業者702との間で、代理店701が通信サービス事業者702の正式な代理店として販売できるように代理店契約710を行う。この契約後に代理店701がサービス利用者に対して、商品を販売できるようになる。
通信サービス事業者702は、代理店契約後に、代理店701に代理店業務を行わせるためのポータルサイトを作成し、通信サービス事業者サーバ102を用いて、代理店701へ提供する(711)。例えば、通信サービス事業者サーバ102は、ウェブアプリケーションとしてポータルサイトを提供し、代理店端末101は、ウェブブラウザを用いてポータルサイトへアクセスする形態を想定する。
代理店701は、代理店契約後から、通信サービス事業者702が提供する商品の販売に加えて、代理店の販売戦略に合わせた代理店専用プランや代理店商品の検討ができる(712)。
代理店701が代理店専用プランや代理店商品を販売したい場合、代理店端末101のウェブブラウザ画面を用いて通信サービス事業者サーバ102に接続し、提供されるポータルサイトにログインする(713)。
通信サービス事業者サーバ102の代理店販売可能商品取得処理134は、ログインした代理店が販売可能な商品情報を、事業者商品情報120、および、代理店専用料金プラン情報121、代理店商品追加情報122、の中から取得する(714)。この場合、後述するように、変更または削除を容易にするため、代理店701が現在登録している商品情報を読み込むように構成することが望ましい。
取得した情報が、図8〜10に示す代理店商品登録画面801として代理店端末101に表示され、代理店701のオペレータが入力処理ができるよう、画面を構成する情報や必要なプログラムと併せて代理店端末101へ送信する(715)。
例えば、ステップ715において、通信サービス事業者サーバ102からプログラムを送信し、代理店端末101のブラウザ上で動作させることにより、図8〜10に例示する画面が表示され、代理店701のオペレータによる、通信事業者サーバ102が管理する各種情報120〜122に対するアクセスや操作が可能になる。
代理店701のオペレータは、代理店端末101に表示された代理店商品登録画面801を用いて、代理店専用料金プラン情報121や代理店商品追加情報122に基づく商品情報を入力して、事業者商品情報120を修正し、代理店専用の販売用商品を設計する(716)。代理店端末101のウェブブラウザは作成された代理店専用の販売用商品情報を通信サービス事業者サーバ102へ送信する(717)。すなわち、代理店専用の販売用商品情報は、事業者商品情報120と、事業者商品情報120に対する修正内容を示す事業者商品情報の修正情報とを含む。
通信サービス事業者サーバ102の代理店専用商品登録処理130は、商品情報を受け取ると、上記修正内容を、事業者商品情報120の項目内容を変更した変更情報である代理店専用料金プラン情報121と、新たに追加項目を示す追加情報である代理店商品追加情報122と、に分けて登録する(718)。すなわち、上記修正情報は、変更情報と追加情報を含んで構成される。
登録の際、受信した商品情報が事業者商品情報120の料金プランを変更する場合は、事業者商品情報120から該当する料金プランIDを抽出して、当該料金プランIDと変更された料金プランを格納し、受信した商品情報が事業者商品情報120にない代理店専用の商品情報の場合は、代理店商品追加情報122に格納する。
通信サービス事業者サーバ102の代理店専用商品登録処理130は、登録後、完了通知を代理店端末101に返し(719)、代理店701は、完了通知とともにサービス利用者に対して専用プランと代理店商品の販売が可能となる(720)。
図7の流れにおける代理店701が代理店専用プラン及び代理店商品を登録する代理店商品登録画面801について図8〜図10を用いて説明する。
図8は、ステップ713において、代理店701が、代理店商品登録画面801にログインした後に表示される、最初の画面の一例である。まず、通信サービス事業者702が提供している商品の一覧が表示され、代理店が変更したい商品を選択できるボタンが配置されている領域802と、選択した商品の変更画面に遷移するための「次へ」ボタン803を含んで構成される。
領域802に表示される商品は、事業者商品情報120の商品名201に登録されている商品名が列挙される。すなわち、主契約となる商品が列挙される。
図7のステップ716において、代理店701のオペレータが、主契約となる商品を選択して、「次へ」ボタン803を押すと、代理店端末101の画面は代理店701が検討した代理店専用料金プラン情報121を設定する画面に遷移する。
図9は、代理店商品登録画面801における代理店専用料金プラン情報121を設定するための画面の一例である。
代理店専用料金プラン情報121を設定するための画面は、事業者商品情報120の内容を表示する「通信サービス事業者料金表」領域901と、事業者商品情報120の内容に対して変更料金を設定する「新料金表」領域902の表示領域と、変更料金を設定した場合に押す「次へ」ボタン904と、図8に示した前画面に戻る場合に押す「戻る」ボタン903を含んで構成される。
本実施例では、代理店701が変更したい商品に対する料金のみを設定して、変更しない商品項目は「新料金表」領域902の項目料金種類を空白のままとし、また提供しない商品項目の場合は項目料金種類を「なし」に設定する。
図7のステップ716において、代理店701のオペレータが、事業者商品情報120に対する変更したい商品の料金を設定して、「次へ」ボタン904を押すと、代理店端末101の画面は代理店701が検討した代理店商品追加情報122を設定する画面に遷移する。
図10は、代理店商品登録画面801における代理店商品追加情報122を設定するための画面の一例である。
代理店商品追加情報122を設定するための画面は、代理店701が追加で登録する商品情報を入力する「追加商品入力」領域1001と、入力した商品情報を確定する場合に押す「確定」ボタン1003、図9に示した前画面に戻る場合に押す「戻る」ボタン1002を含んで構成される。
本実施例では、図7のステップ716において、代理店701のオペレータは、「追加商品入力」領域1001にある商品項目と契約条件と料金種類をそれぞれ「+」ボタンを押して欄を追加しながら入力する。また、入力が失敗した場合や、商品として提供を停止する場合に、削除欄にある「―」ボタンを押すことで削除することができるようにしている。
代理店701のオペレータが「確定」ボタン1003を押すと、図8〜図10の画面で設定した代理店専用プラン及び代理店商品として設定した情報が通信サービス事業者サーバ102に送信され(図7、ステップ717)、代理店専用商品登録処理130により代理店専用料金プラン情報121、代理店商品追加情報122のテーブルに登録される(図7、ステップ718)。
代理店701が現在提供している代理店専用料金プラン情報121や代理店商品追加情報122を変更または削除したい場合は、登録のときと同様にまず代理店商品登録画面801にログインして、既存の設定を変更または削除して、最後に「確定」ボタン1003を押す。
前述したように、変更または削除を容易にするため、代理店701が代理店専用の代理店商品登録画面801にログインすると、通信サービス事業者サーバ102は、代理店701が現在登録している商品情報を読み込み、図9の「新料金表」領域902や、図10の「追加商品入力」領域1001に商品情報を表示するように構成することが望ましい。
以上が、本実施例に係る、代理店が通信サービス事業者に対して、代理店専用プランや代理店商品を登録する手順である。
次に、通信サービス事業者が代理店商品を含む全ての商品を代理店経由で販売したときに、サービス利用者が申し込んで、サービスが利用できるようになるまでの手続きについて図11と図12を用いて説明する。
図11は、サービス利用者が代理店を経由して通信サービス事業者の商品を申し込んで、サービスが利用できるようになるまでの手続きを表すシーケンス図である。
まず、代理店701のオペレータは、サービス利用者1101から商品の申込みがあると(1102)、代理店端末101から通信サービス事業者サーバ102に接続し、サーバ上にある代理店専用のポータルサイトにログインする(1103)。
通信サービス事業者サーバ102は、代理店販売可能商品取得処理134により、事業者商品情報120、代理店専用料金プラン情報121、代理店商品追加情報122により特定される、ログインした代理店が販売可能な商品情報を取得する(1104)。
通信サービス事業者サーバ102は、取得した情報が、図12に示す代理店商品申込画面1200として代理店端末101に表示され、代理店701のオペレータが申し込み受け付け処理ができるよう、画面を構成する情報や必要なプログラムと併せて代理店端末101へ送信する(1105)。
ステップ1105の処理は、ステップ715での処理と同様に実現することが可能である。
代理店701のオペレータは、代理店商品申込画面1200を用いて、利用者から申し込まれた商品の内容を、例えば選択により、決定して(1106)、商品情報を通信サービス事業者サーバ102に送信する(1107)。
通信サービス事業者サーバ102は、商品情報を受け取ると、申込受付開通処理131により、まず、申込情報123に申込状態「処理中」で商品情報を登録して(1108)、申し込まれた商品を利用可能な状態にするために必要な開通手続きを実施する(1109)。開通手続きには、通信サービスシステム103に必要な設定を施す、配送業者に配送手配を行うなどがある。これら手続きを完了すると、申込情報123の申込状態を「完了」にする(1110)と同時に、契約情報124に商品情報を登録する(1111)。
これで、サービス利用者1101と通信サービス事業者702との間で契約が締結され、サービス利用者1101はサービスを利用できる状態となる。これを知らせるために、通信サービス事業者サーバ102は、代理店701のオペレータに対して、申込商品登録完了を通知して(1112)、代理店701のオペレータがサービス利用者1101に対して申込完了通知を行う(1113)。サービス利用者1101は、申込完了通知を受けて、サービス利用を開始することができる(1114)。申込商品登録完了通知は、代理店701のオペレータ経由でなく、通信サービス事業者702がメールなどで直接、サービス利用者1101に通知してもよい。
図11の流れにおける代理店701が代理店専用の商品申込を行う代理店商品申込画面1200について図12を用いて説明する。
図12は、代理店701のオペレータが、通信サービス事業者サーバ102が提供する代理店商品申込画面1200にログインした際の画面の一例である。この画面には、代理店701が販売できる商品の一覧と、サービス利用者1101が申込商品情報として申し込みたい商品を選択できるチェックボックスを備えた「販売商品と料金一覧」領域1201と、選択した商品を申し込むための「申込」ボタン1202を含んで構成される。
代理店701が販売できる商品の一覧は、事業者商品情報120から商品一覧を読み込み、さらに代理店専用料金プラン情報121にて代理店701が変更及び提供しない商品を上書くと共に、代理店商品追加情報122を追加した商品の一覧である。すなわち代理店701が事業者商品情報120に加えて、代理店701が設計した商品情報を変更追加した商品の一覧である。
代理店701は、サービス利用者1101が申し込んだ商品の仕様を、代理店商品申込画面1200の「販売商品と料金一覧」領域1201に表示されている商品情報から選択して、「申込」ボタン1202を押すことで、通信サービス事業者702に商品を申し込む。ただし、実際に申し込むにはサービス利用者の氏名や住所、利用料の支払い方法などの個人情報を入力する必要があるため、商品情報の入力画面の他に、サービス利用者1101の個人情報入力画面や、入力内容を確認する画面など、を経て通信サービス事業者702に申し込むこととなる。
以上が、本実施例に係る通信サービス事業者が代理店商品を含む全ての商品を代理店経由で販売したときに、サービス利用者が申し込んで、サービスが利用できるようになるまでの手続きである。
次に、申し込まれた商品に対して、サービス利用者1101から徴収する利用料計算方法、及び代理店701が変更及び追加した商品の料金プランにおける代理店701との精算方法について、図13〜図15を用いて説明する。
図13は、通信サービス事業者702がサービス利用者1101と契約している商品の利用料を計算するアカウント料金計算処理132の処理フローである。このアカウント料金計算処理132は、例えば、商品の料金計算を行う締め日に実行される。
まず、契約情報124から、一つのアカウントに紐づく商品情報を取得し(1301)、商品情報の中の商品タイプにより計算方法を選択する(1302)。
商品タイプが事業者商品(契約情報124の商品タイプ604が1)であれば、事業者商品情報120から商品の料金プランを取得し(1310)、料金プランの料金をサービス利用者1101の料金に加算する(1311)。
もし、商品タイプが代理店変更商品(契約情報124の商品タイプ604が2)であれば、まず事業者商品情報120から商品の料金プランを取得し(1320)、代理店専用料金プラン情報121から料金プランに対する変更された料金を取得し(1321)、変更された料金をサービス利用者1101の料金に加算する(1322)。
次に、事業者商品情報120の料金と代理店専用料金プラン情報121の料金とを比較して、事業者商品情報120の方が大きければ、差分(絶対値)を代理店701の代理店インセンティブ料金から減算し、代理店専用料金プラン情報121の方が大きければ、差分を代理店701の代理店インセンティブ料金に加算する、という調整を行う(1323)。
もし、商品タイプが代理店追加商品(契約情報124の商品タイプ604が3)であれば、代理店商品追加情報122から商品の料金プランを取得し(1330)、料金プランの料金をサービス利用者1101の料金に加算すると共に(1331)、代理店701の代理店インセンティブ料金にも同料金を加算する(1332)。
この商品における上記ステップ1302〜1332までの料金計算処理を、対象としているアカウントが契約している商品数分繰り返して加算し(1304)、1アカウントにおける契約商品における料金を計算する。さらにアカウント数分繰り返して(1303)、アカウント料金計算処理132の処理が終了する。
図14は、代理店701と通信サービス事業者702とで精算する、代理店701の販売実績に基づく代理店インセンティブ料金を計算する代理店インセンティブ料金計算処理133の処理フローについて説明する。代理店インセンティブ料金計算処理133もアカウント料金計算処理132と同様に、例えば、商品の料金計算を行う締め日に実行される。
まず、申込情報123から先月の締め日から当月の締め日までに代理店701経由で申し込まれた契約数と、契約情報124のうち代理店701経由で契約されている商品の継続年数などを取得して、締め日までの代理店実績を算出して(1401)、代理店実績に基づく代理店インセンティブ料金を計算する(1402)。
代理店インセンティブ料金の計算方法は、例えば、サービス利用者の新規契約1件につき1万円、新規契約が100件以上を達成するとさらに10万円、代理店経由出契約したサービス利用者の継続年数が1年経過ごとに1千円を合計する、などがある。
1402で算出した代理店インセンティブ料金に、図13で示したアカウント料金計算処理132計算した代理店インセンティブ料金を加算及び減算して、最終的に通信サービス事業者702が代理店701に支払う代理店インセンティブ料金の額を決定する。
図13と図14で示した料金計算処理を組み合わせて通信サービス事業者がサービス利用者及び代理店との料金精算手順について図15を用いて説明する。
図15は、通信サービス事業者が契約情報及び代理店の実績情報に基づき、サービス利用者と代理店とで利用料及び代理店インセンティブ料金を精算する手順を表すシーケンス図である。
まず、通信サービス事業者サーバ102は、商品の料金計算の締め日になると、契約情報124から利用料を徴収すべきアカウントの商品情報を取得し(1501)、商品における料金を事業者商品情報120、代理店専用料金プラン情報121、代理店商品追加情報122から取得して(1502)、徴収すべきアカウント料金を計算する(1503)。
すべてのアカウントに対する料金が計算されると、通信サービス事業者702はサービス利用者1101に対して、アカウント料金を請求する(1504)。
通信サービス事業者サーバ102は、アカウント料金を計算する際に、商品が代理店専用料金プラン情報121、代理店商品追加情報122であれば、事業者商品情報120との料金差額を計算しておく(1505)。ここで、代理店商品追加情報122であれば、関連する事業者商品情報120が存在しないため、全額差額とする。ここまでの処理手順が図13で示したアカウント料金計算処理132に相当する。
アカウント料金計算処理132が終了すると、通信サービス事業者サーバ102は、代理店701とのインセンティブ料金を計算するために、代理店701の実績を申込情報123と契約情報124から取得する(1506)。代理店701の実績とは、一定期間内で新規に契約した数や過去に代理店経由で契約したサービス利用者が一定期間継続して利用している数などである。この代理店701の実績をもとに、代理店へ支払うべきインセンティブ料金を計算する(1507)。この時のインセンティブ料金の計算は、全代理店共通の評価指標に基づいて計算するものであり、通信サービス事業者702が代理店701と個別に調整したものではない。このインセンティブ料金に対して、1505で計算した事業者商品情報120との料金差額を合算して(1508)、最終的に代理店701に支払う代理店インセンティブ料金を調整して支払う(1509)。1506〜1508までの処理が代理店インセンティブ料金計算処理133に相当する。
以上のようにして、代理店専用の料金プランや代理店商品の販売における、サービス事業者と代理店とのインセンティブ料金を、事業者商品情報との差分を用いて調整することで、サービス事業者と代理店との間で個別にインセンティブ料金を調整することなく、代理店が商品設計と収益性検証を行えば販売を行うことができるようになる。これにより、代理店専用の料金プランや代理店商品の、設計から販売までの時間を短縮でき、タイムリーに商品を販売して、サービス利用者獲得の機会拡大に結び付けることが可能となる。
本実施例では、通信サービス事業への適用例として説明したが、同様の方法を、サービス事業者が代理店を利用して代理店専用商品を販売する他のビジネスモデルに適用できる。例えば、保険や金融商品など、商品を提供する事業者と、商品を販売する代理店などの仲介事業者とが分かれているビジネスモデルに対して適用することができる。
101:代理店端末、102:通信サービス事業者サーバ、103:通信サービスシステム、104:ネットワーク、110:外部通信I/F、111:中央制御装置、112:内部通信I/F、113:データ記憶装置、114:プログラム記憶装置、120:事業者商品情報、121:代理店専用料金プラン情報、122:代理店商品追加情報、123:申込情報、124:契約情報、130:代理店専用商品登録処理、131:申込受付開通処理、132:アカウント料金計算処理、133:代理店インセンティブ料金計算処理、701:代理店、702:通信サービス事業者、801:代理店商品登録画面、1101:サービス利用者、1200:代理店商品申込画面。

Claims (10)

  1. 商品の提供事業者が提供する事業者商品に対応する商品におい料金を変更した販売用商品を設計する仲介事業者に対して、前記販売用商品の設計に用いる情報を提供する提供事業者装置であって、
    前記事業者商品に係る事業者商品情報を管理し、
    前記仲介事業者が利用する仲介事業者装置と接続し、
    前記仲介事業者装置による前記事業者商品情報の修正を可能にし、
    前記仲介事業者装置による前記修正に基づき、前記事業者商品情報と前記修正内容を示す前記事業者商品情報の修正情報とを含む、前記販売用商品の販売用商品情報を設計し、
    前記設計に用いられた修正の内容を示す「前記事業者商品情報の修正情報」を登録することを特徴とする提供事業者装置。
  2. 請求項1に記載の提供事業者装置であって、
    前記接続の際に、登録されている「前記事業者商品情報の修正情報」を読み出し、
    前記仲介事業者装置による、読み出した前記修正情報に対する更なる修正を可能にすることを特徴とする提供事業者装置
  3. 請求項1または2に記載の提供事業者装置において、
    前記提供事業者装置は、
    前記仲介事業者装置と接続し、
    前記仲介事業者装置による、前記修正情報により特定される前記販売用商品情報に基づく、利用者毎の申し込み商品の情報の作成を可能にし、
    前記仲介事業者装置による前記作成において、前記修正情報により特定される前記販売用商品情報の内容を選択することにより、利用者毎の前記申し込み商品の情報を作成し、
    前記申し込み商品の情報を登録する
    ことを特徴とする提供事業者装置。
  4. 請求項3に記載の提供事業者装置において、
    前記修正情報は、前記事業者商品情報の項目内容の変更情報と、前記事業者商品情報に含まれない項目を追加する追加情報と、のいずれか一方または両方を含む
    ことを特徴とする提供事業者装置。
  5. 請求項4に記載の提供事業者装置において、
    前記事業者商品情報は、当該事業者商品情報の項目に対応付けられた項目料金情報を含み、
    前記修正情報は、前記事業者商品情報の前記項目料金情報の変更情報と、前記追加情報の項目別の追加料金情報と、のいずれか一方または両方を含み、
    前記販売用商品情報は、前記変更された前記事業者商品情報の項目内容と、追加された項目の追加情報と、に対応付けられた販売用項目料金情報を含む
    ことを特徴とする提供事業者装置。
  6. 請求項5に記載の提供事業者装置において、
    前記申し込み商品の前記情報として選択された、前記項目料金情報と、前記項目料金情報の変更情報と前記追加料金情報とのいずれか一方または両方と、を用いて決定される前記申し込み商品の販売料金と、前記事業者商品情報の項目別の料金情報と、の比較結果に基づき、前記商品提供事業者から前記仲介事業者へ支払う報奨金を調整する
    ことを特徴とする提供事業者装置。
  7. 請求項6に記載の提供事業者装置において、
    前記報奨金の調整において、
    前記申し込み商品の前記情報として選択された項目のうち、前記事業者商品情報の項目に対応付けられた項目料金情報と前記項目料金情報の変更情報との差分と、前記追加情報の中から前記申し込み商品の前記情報として選択された項目の前記販売用項目料金情報と、を用いて、他の仲介事業者と共通の評価指標に基づいて計算された報奨金を調整することにより、当該仲介事業者用の前記報奨金を決定する
    ことを特徴とする提供事業者装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一に記載の、提供事業者装置と仲介事業者装置とを備える
    ことを特徴とする商品設計システム。
  9. コンピュータを、請求項1から7のいずれか一に記載の提供事業者装置として機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
  10. 複数のコンピュータを、請求項8に記載の商品設計システムとして機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
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