JP4420736B2 - 料金徴収支援システムおよび方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電気、ガス、水道、電話等の継続的に提供される継続サービスの料金徴収を支援する技術に関する。
電気、ガス、水道、電話等の継続的に提供される継続サービスの料金徴収を支援する技術として、引用文献1に記載の投資システムがある、該システムでは、毎月一定の金額を顧客口座から引き落し、決済投資口座に振り込む。また、顧客の電気、ガス、水道等の使用料金の請求を受けると、決済投資口座から使用料金を払い込む。そして、決済投資口座にある使用料金を支払った残りの金額で投資を行う。このようにすることで、引落し金額として確保した金額と実際の引落し金額との差額を有効に利用する。
特開2003-67582号公報
しかし、引用文献1記載の投資システムは、決済投資口座への振込み金額(契約内容)および投資の内容(継続サービス以外の付加サービス)を何ら考慮しておらず、したがって、契約内容や付加サービスに需要者の意見が反映されない。このため、その利用価値が分かり難いという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、継続サービスの料金徴収を支援するシステムにおいて、契約内容および付加サービスに需要者の意見を反映させることにある。
上記課題を解決するために、本発明では、ネットワーク端末を介して需要者に、継続サービスおよび付加サービスを享受するための契約(仲介契約)を選択させる。この際、候補となる少なくとも1つの契約を需要者が過去に支払った継続サービスの使用料金と共にネットワーク端末に表示し、各候補の支払金額のうちのどの程度を付加サービスの購入に充てることができるかを把握できるようにする。また、ネットワーク端末を介して需要者に、享受する付加サービスを選択させる。この際、契約により支払った料金と実際の継続サービス使用料金との差額に応じた額で購入可能な各付加サービスを、ネットワーク端末に表示し、その中から選択させるようにする。
例えば、本発明の料金徴収支援システムは、需要者のネットワーク端末であるカスタマ装置と、前記需要者に前記継続サービスを提供する継続サービス提供者のネットワーク端末であるプロデューサ装置と、前記需要者に前記継続サービスの付加サービスを提供する付加サービス提供者のネットワーク端末であるプロバイダ装置と、前記需要者に前記継続サービス提供者を紹介する仲介者のネットワーク端末であるプレイヤ装置と、を有する。
前記プロデューサ装置は、前記継続サービスの取引契約毎に、前記継続サービスの使用量に対する料金の算出方法が記憶された料金算出方法記憶手段と、前記プレイヤ装置から受信した前記継続サービスの取引契約の情報が記憶された仲介者契約記憶手段と、前記カスタマ装置から前記継続サービスの使用量の情報を受信する継続サービス使用量受信手段と、前記仲介者契約記憶手段に記憶されている取引契約に対応付けられて、前記料金算出方法記憶手段に記憶されている算出方法を用いて、前記継続サービス使用量受信手段で受信した前記継続サービスの使用量に対する料金を算出する料金算出手段と、前記料金算出手段で算出した料金の情報および前記継続サービス使用量受信手段で受信した前記継続サービスの使用量の情報を、前記プレイヤ装置に送信する使用実績送信手段と、を有する。
前記カスタマ装置は、前記需要者が使用した前記継続サービスの使用量の情報を前記プロデューサ装置に送信する継続サービス使用量送信手段と、前記プレイヤ装置から受信した、前記需要者に前記継続サービスの仲介契約を選択させるための仲介契約メニュー画面を表示して、前記需要者から仲介契約の選択を受付け、選択された仲介契約の情報を前記プレイヤ装置に送信する仲介契約選択手段と、前記プロバイダ装置から受信した、前記需要者に前記付加サービスを選択させるための付加サービスメニュー画面を表示して、前記需要者から付加サービスの選択を受付け、選択された付加サービスの情報を前記プロバイダ装置に送信する付加サービス選択手段と、を有する。
前記プロバイダ装置は、前記付加サービス毎に、当該付加サービスの購入に必要な金額の情報が記憶された付加サービス記憶手段と、前記需要者が購入を希望する付加サービスの情報を記憶する購入希望記憶手段と、前記付加サービス記憶手段に記憶されている前記付加サービスの中から、前記プレイヤ装置より受信した累積値が示す金額で購入可能な付加サービスを特定し、該特定した付加サービスの中から所望のものを前記需要者に選択させるための前記付加サービスメニュー画面を、前記カスタマ装置に表示させて、前記カスタマ装置から付加サービスの選択を受付け、選択された付加サービスの情報を前記購入希望記憶手段に記憶する付加サービス受付手段と、を有する。
そして、前記プレイヤ装置は、前記仲介契約毎に、当該仲介契約に対する支払額の情報が登録された支払額記憶手段と、前記仲介契約毎に、当該仲介契約に対応する前記継続サービスの取引契約の情報が登録された取引契約記憶手段と、前記仲介者が前記需要者と締結した前記仲介契約の情報が記憶された需要者契約記憶手段と、前記需要者契約記憶手段に記憶されている仲介契約に対応付けられて、前記取引契約記憶手段に記憶されている前記継続サービスの取引契約の情報を前記プロデューサ装置に送信する取引契約送信手段と、前記プロデューサ装置から受信した前記継続サービスの料金の情報および使用量の情報を記憶する使用実績記憶手段と、前記需要者が前記付加サービスの購入に利用できる金額を示す値である累積値を記憶する累積値記憶手段と、前記需要者契約記憶手段に記憶されている仲介契約に対応付けられて、前記支払額記憶手段に記憶されている支払額から、前記使用実績記憶手段に記憶されている料金を減算した額に応じた値を算出し、該算出値を前記累積値記憶手段に記憶されている累積値に加算する累積値更新手段と、前記累積値記憶手段に記憶されている累積値の情報を前記プロバイダ装置に送信する累積値送信手段と、前記支払額記憶手段に記憶されている仲介契約のうちの少なくとも1つが選択候補として表示され、且つ、各選択候補に対応する支払額と、前記使用実績記憶手段に記憶されている料金あるいは使用量より算出した料金との差額が表示された前記仲介契約メニュー画面を、前記カスタマ装置に表示させて、前記カスタマ装置から仲介契約の選択を受付け、前記需要者契約記憶手段に記憶されている仲介契約の情報を該選択された仲介契約の情報に更新する仲介契約受付手段とを有する。
本発明では、継続サービスおよび付加サービスを享受するための契約(仲介契約)の各候補を、支払金額のどの程度を付加サービスの購入に充てることができるかが把握できるようにして需要者に提示し、当該候補の中から所望のもの選択させる。また、締結した契約により支払った料金と実際の継続サービス使用料金との差額に応じた額で購入可能な各付加サービスを需要者に提示し、その中から購入する付加サービスを選択させる。したがって、本発明によれば、継続サービスの料金徴収を支援するシステムにおいて、契約内容および付加サービスに需要者の意見を反映させることができる。
継続サービスが電気である場合を例にとり、本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態が適用された料金徴収支援システムの概略構成図である。
図示するように、本実施形態の料金徴収支援システムは、需要者(電力需要家)のネットワーク端末であるカスタマ装置2と、需要者に継続サービス(電気)を提供する継続サービス提供者(発電家)のネットワーク端末であるプロデューサ装置1と、需要者に継続サービスの付加サービスを提供する付加サービス提供者のネットワーク端末であるプロバイダ装置3と、継続サービス提供者の代わりに需要者と契約する仲介者のネットワーク端末であるプレイヤ装置4と、を有する。これらの装置1〜4は、インターネットなどのネットワーク5により互いに接続されている。また、カスタマ装置2は、家庭内LANなどのネットワーク6により、需要者宅への供給電力を計測する電力計7と接続されている。
プロデューサ装置1は、カスタマ装置2から受信した電力計7の計測データと、プレイヤ装置4から受信した継続サービスの取引契約の情報とに基づいて、需要者の電力使用料金を算出し、その結果をプレイヤ装置4に送信する。
図2はプロデューサ装置1の概略構成図である。図示するように、プロデューサ装置1は、演算部100と、記憶部120と、情報の入出力を行なう入出力部140と、ネットワーク5に接続するためのネットワークIF(インターフェース)部160とを有する。
記憶部120は、料金算出方法記憶部121と、仲介者契約記憶部122と、継続サービス使用量記憶部123と、継続サービス使用料金記憶部124とを有する。
料金算出方法記憶部121は、継続サービス(電気)の取引契約の料金コース毎に、使用量に対する料金の算出方法が記憶されている。図3(A)は料金算出方法記憶部121の登録内容例を説明するための図である。図示するように、取引契約コースの識別情報を登録するためのフィールド1211と、使用料金の算出方法を登録するためのフィールド1212とを備えて、1つのレコード1210が形成される。フィールド1212は、複数のサブフィールド1213を有し、そのうちの1つには基本料金が登録される。また、残りのサブフィールド1213に、使用量を複数レベルに分けた場合における各レベルでの単価が登録される。基本料金と、継続サービスの使用量に当該使用量が属するレベルでの単価を乗算した値との合計値が、継続サービスの使用料金になる。
仲介契約記憶部122には、継続サービスの取引契約コースの情報が当該取引契約に基づいて継続サービスが供給される需要者の識別情報と共に記憶される。図3(B)は、仲介契約記憶部122の登録内容例を説明するための図である。図示するように、需要者の識別情報を登録するためのフィールド1221と、継続サービスの取引契約コースの情報を登録するためのフィールド1222とを備えて、1つのレコードが形成される。
継続サービス使用量記憶部123には、カスタマ装置2から受信した電力計7の計測データが示す継続サービスの使用量が、月、週等の単位期間毎に登録される。図3(C)は、継続サービス使用量記憶部123の登録内容例を説明するための図である。図示するように、需要者の識別情報毎にテーブル1233が登録され、テーブル1233には、レコード1230が登録される。レコード1230は、使用期間(単位期間)を登録するためのフィールド1231と、当該使用期間における継続サービスの使用量を登録するためのフィールド1232と、を有する。
そして、継続サービス使用料金記憶部124には、後述する料金算出部102で算出した継続サービスの使用料金が、月、週等の単位期間毎に登録される。図3(D)は、継続サービス使用料金記憶部124の登録内容例を説明するための図である。図示するように、需要者の識別情報毎にテーブル1243が登録され、テーブル1243には、レコード1240が登録される。レコード1240は、使用期間(単位期間)を登録するためのフィールド1241と、当該使用期間における継続サービスの使用料金を登録するためのフィールド1242と、を有する。
演算部100は、取引契約受信部101と、継続サービス使用量受信部102と、料金算出部103と、使用実績送信部104と、を有する。
取引契約受信部101は、ネットワークIF部160を介してプレイヤ装置4から、需要者の識別情報および継続サービスの取引契約コースの識別情報を受信し、これらの情報を仲介者契約記憶部122に登録する。
継続サービス使用量受信部102は、ネットワークIF部160を介してカスタマ装置2に期間の指定を含む継続サービス使用量要求を送信して、カスタマ装置2から指定期間における継続サービスの使用量の情報を受信する。そして、カスタマ装置2の需要者の識別情報に対応付けられて継続サービス使用量記憶部123に登録されているテーブル1233に、新たなレコード1230を追加し、該レコード1230に、該受信した継続サービスの使用量の情報を、その指定期間と共に登録する。
料金算出部103は、需要者の識別情報に対応付けられて仲介者契約記憶部122に記憶されている取引契約コースの識別情報に対応付けられて、料金算出方法記憶部121に記憶されている算出方法を用いて、当該需要者の識別情報に対応付けられて継続サービス使用量記憶部123に記憶されている継続サービスの使用量に対する使用料金を算出する。そして、当該需要者の識別情報に対応付けられて継続サービス使用料金記憶部124に登録されているテーブル1243に、新たなレコード1240を追加し、該レコード1240に、該算出した継続サービスの使用料金の情報を、指定期間の情報と共に登録する。
そして、使用実績送信部104は、ネットワークIF部160を介してプレイヤ装置4から使用実績要求を受信すると、継続サービス使用量記憶部123および継続サービス使用料金記憶部124から、該要求で指定されている需要者の識別情報に対応するテーブル1233、1243を特定し、該要求で指定されている期間における継続サービスの使用量および使用料金の情報を読み出し、これらの情報をプレイヤ装置4に送信する。
次に、カスタマ装置2は、需要者の指示に従い、プレイヤ装置4にアクセスして、継続サービスおよび付加サービスを享受するための仲介契約の料金コースを選択する。また、需要者の指示に従い、プロバイダ装置3にアクセスして、享受(購入)する付加サービスを選択する。さらに、カスタマ装置2は、需要者による継続サービスの使用量を期間毎に管理し、この期間毎の継続サービスの使用量をプロデューサ装置1に送信する。
図4は、カスタマ装置2の概略構成図である。図示するように、カスタマ装置2は、演算部200と、記憶部220と、情報の入出力を行なう入出力部240と、ネットワーク5、6に接続するためのネットワークIF部260と、を有する。
記憶部220は、継続サービス使用量記憶部221と、需要者契約記憶部222と、購入付加サービス記憶部223と、を有する。
継続サービス使用量記憶部221には、電力計7の計測データが示す継続サービスの使用量が、月、週等の単位期間毎に登録される。図5(A)は、継続サービス使用量記憶部221の登録内容例を説明するための図である。図示するように、使用期間を登録するためのフィールド2211と、当該使用期間における継続サービスの使用量を登録するためのフィールド2212とを備えて、1つのレコード2210が形成される。
需要者契約記憶部222には、需要者が仲介者と締結した仲介契約の料金コースの情報が登録される。図5(B)は、需要者契約記憶部222の登録内容例を説明するための図である。図示するように、仲介者の識別情報を登録するためのフィールド2221と、継続サービスおよび付加サービスを享受するための仲介契約の料金コースの情報を登録するためのフィールド2222とを備えて、1つのレコードが形成される。
そして、購入付加サービス記憶部223には、需要者が付加サービス提供者から購入した付加サービスの情報が登録される。図5(C)は、購入付加サービス記憶部223の登録内容例を説明するための図である。図示するように、付加サービス提供者の識別情報を登録するためのフィールド2231と、付加サービスの情報(サービス内容、購入金額等)を登録するためのフィールド2232とを備えて、1つのレコードが形成される。
演算部200は、継続サービス使用量管理部201と、継続サービス使用量送信部202と、仲介契約選択部203と、付加サービス選択部204とを有する。
継続サービス使用量管理部201は、ネットワークIF部260を介して電力計7から計測データを受信し、該計測データが示す継続サービスの使用量(使用電力量)を、月、週といった期間単位で集計する。また、継続サービス使用量記憶部221に新たなレコード2210を追加し、該レコード2210に集計結果をその集計期間と共に登録する。
継続サービス使用量送信部202は、ネットワークIF部260を介してプロデューサ装置1から継続サービス使用量要求を受信すると、継続サービス使用量記憶部221から該要求で指定されている期間における継続サービスの使用量の情報を読み出し、この情報をプロデューサ装置1に送信する。
仲介契約選択部203は、入出力部240を介して受付けた需要者の指示に従い、ネットワークIF部260を介してプレイヤ装置4にアクセスし、プレイヤ装置4から仲介契約メニュー画面のデータをダウンロードし、該メニュー画面を入出力部240に表示する。ここで、仲介契約メニュー画面は、需要者に継続サービスおよび付加サービスを享受するための仲介契約の料金コースを選択させるためのメニュー画面である。また、仲介契約選択部203は、需要者が入出力部240を介して仲介契約メニュー画面の中から選択した仲介契約コースの情報を、当該需要者の識別情報と共にプレイヤ装置4に送信する。
そして、付加サービス選択部204は、入出力部240を介して受付けた需要者の指示に従い、ネットワークIF部260を介してプロバイダ装置3にアクセスし、プロバイダ装置3から付加サービスメニュー画面のデータをダウンロードする。そして、この付加サービスメニュー画面を入出力部240に表示する。ここで、付加サービスメニュー画面は、需要者に購入する付加サービスを選択させるためのメニュー画面である。また、付加サービス選択部204は、需要者が入出力部240を介して付加サービスメニュー画面の中から選択した付加サービスの情報を、当該需要者の識別情報と共に、プロバイダ装置3に送信する。
プロバイダ装置3は、需要者が購入可能な付加サービスが記述された付加サービスメニュー画面をカスタマ装置2に送信し、カスタマ装置2から需要者が選択した付加サービスの情報を受付ける。
図6は、プロバイダ装置3の概略構成図である。図示するように、プロバイダ装置3は、演算部300と、記憶部320と、情報の入出力を行なう入出力部340と、ネットワーク5に接続するためのネットワークIF部360と、を有する。
記憶部320は、購入資金記憶部321と、付加サービス記憶部322と、購入付加サービス記憶部323と、を有する。
購入資金記憶部321には、需要者が付加サービスの購入に充てることができる金額の情報が記憶される。図7(A)は、購入資金記憶部321の登録内容例を説明するための図である。図示するように、需要者の識別情報を登録するためのフィールド3211と、付加サービスの購入に充てることができる金額の情報を登録するためのフィールド3212とを備えて、1つのレコードが形成される。
付加サービス記憶部322には、付加サービス毎に、当該付加サービスの購入に必要な金額の情報が記憶されている。図7(B)は、付加サービス記憶部322の登録内容例を説明するための図である。図示するように、付加サービスの識別情報を登録するためのフィールド3221と、付加サービスのジャンル(種別)を登録するためのフィールド3222と、付加サービスの説明を登録するためのフィールド3223と、付加サービスの値段を登録するためのフィールド3224とを備えて、1つのレコード3220が形成される。
そして、購入付加サービス記憶部323は、需要者が購入した付加サービスの情報が記憶される。図7(C)は、購入付加サービス記憶部323の登録内容例を説明するための図である。図示するように、需要者の識別情報を登録するためのフィールド3231と、需要者が購入した付加サービスの情報(識別情報、ジャンル、説明、値段等)を登録するためのフィールド3232と、付加サービスの情報をプレイヤ装置4に送信したか否かを示す送信フラグを登録するためのフィールド3233とを備えて、1つのレコードが形成される。
演算部300は、購入資金受信部301と、付加サービス受付部302と、購入費用送信部303と、を有する。
購入資金受信部301は、ネットワークIF部360を介してプレイヤ装置4に需要者の識別情報を伴う購入資金要求を送信して、プレイヤ装置4から購入資金の情報を受信し、この情報を該需要者の識別情報と共に購入資金記憶部321に登録する。
付加サービス受付部302は、ネットワークIF部360を介してカスタマ装置2から付加サービスメニュー要求を受信すると、付加サービス記憶部322に記憶されている付加サービスの中から、当該要求に含まれている需要者の識別情報に対応付けられて購入資金記憶部321に記憶されている購入資金で購入可能な付加サービスを特定する。また、特定した付加サービスの中から所望のものを需要者に選択させるための付加サービスメニュー画面のデータを生成してカスタマ装置2に送信し、カスタマ装置2から需要者が選択した付加サービスの情報を受信する。そして、受信した付加サービスの情報を該需要者の識別情報と共に購入付加サービス記憶部323に登録する。
そして、購入費用送信部303は、需要者の識別情報に対応付けられて購入付加サービス記憶部333に記憶されている、当該需要者が購入した付加サービスの値段(購入費用)を、当該需要者の識別情報と共に、ネットワークIF部360を介してプレイヤ装置4に送信する。また、この付加サービスの情報に対応する送信フラグを、未送信であることを示す「未」から送信済みであることを示す「済」に変更する。
プレイヤ装置4は、継続サービスおよび付加サービスを享受するための仲介契約の料金コースが記述された仲介契約メニュー画面をカスタマ装置2に送信し、カスタマ装置2から需要者が選択した仲介契約の料金コースの情報を受付ける。また、需要者と締結した仲介契約により需要者から受け取る金額と、継続サービス提供者に支払うべき需要者の継続サービスの使用料金との差額を計算し、その累積額の一部または全部を付加サービスの購入資金として、その金額情報をプロバイダ装置3に送信する。
図8は、プレイヤ装置4の概略構成図である。図示するように、プレイヤ装置4は、演算部400と、記憶部420と、情報の入出力を行なう入出力部440と、ネットワーク5に接続するためのネットワークIF部460と、を有する。
記憶部420は、仲介契約コース記憶部421と、仲介契約-取引契約記憶部422と、需要者契約記憶部423と、使用実績記憶部424と、差額累積値記憶部425と、を有する。
仲介契約コース記憶部421には、継続サービスおよび付加サービスを享受するための仲介契約の料金コース毎に当該コースの情報が記憶されている。図9(A)は、仲介契約コース記憶部421の登録内容例を説明するための図である。図示するように、仲介契約コースの識別情報を登録するためのフィールド4211と、単位期間当たりのコース利用料金を登録するためのフィールド4212と、コースの説明を登録するためのフィールド4213とを備えて、1つのレコード4210が形成される。
仲介契約-取引契約記憶部422は、仲介契約の料金コース毎に、仲介者が需要者と当該コースを締結した場合に、当該仲介者が当該需要者のために継続サービス提供者との間で締結すべき継続サービスの取引契約の情報が登録されている。図9(B)は、仲介契約-取引契約記憶部422の登録内容例を説明するための図である。図示するように、仲介契約の料金コースの識別情報を登録するためのフィールド4221と、取引契約の料金コースの識別情報を登録するためのフィールド4222とを備えて、1つのレコード4220が形成される。
需要者契約記憶部423には、仲介者が需要者と締結した仲介契約の料金コースの情報が登録される。図9(C)は、需要者契約記憶部423の登録内容例を説明するための図である。図示するように、需要者の識別情報を登録するためのフィールド4231と、仲介契約の料金コースの情報を登録するためのフィールド4232とを備えて、1つのレコードが形成される。
使用実績記憶部424には、需要者の継続サービスの使用実績が登録される。図9(D)は、使用実績記憶424の登録内容例を説明するための図である。図示するように、需要者の識別情報毎にテーブル4244が登録され、テーブル4244にはレコード4240が登録される。レコード4240は、使用期間を登録するためのフィールド4241と、当該使用期間における継続サービスの使用量を登録するためのフィールド4242と、当該使用期間における継続サービスの使用料金を登録するためのフィールド4243と、を有する。
そして、差額累積値記憶部425には、需要者が仲介者と締結した仲介契約の料金コースによる需要者から仲介者への支払総額と、需要者の継続サービス使用料金の総額との差額が登録される。図9(E)は、差額累積値記憶部425の登録内容例を説明するための図である。図示するように、需要者の識別情報を登録するためのフィールド4251と、仲介契約の料金コースによる需要者から仲介者への支払総額と需要者の継続サービス使用料金の総額との差額(差額累積値)を登録するためのフィールド4252とを備えて、1つのレコードが形成される。
演算部400は、使用実績受信部401と、差額累積値更新部402と、取引契約送信部403と、購入資金送信部404と、仲介契約受付部405と、を有する。
使用実績受信部401は、ネットワークIF部460を介してプロデューサ装置1に需要者の識別情報および期間の指定を伴う使用実績要求を送信して、プロデューサ装置1から該期間における継続サービスの使用量および使用料金の情報を受信する。そして、当該需要者の識別情報に対応付けられて使用実績記憶部424に登録されているテーブル4244に、新たなレコード4240を追加し、該レコード4240に、該受信した継続サービスの使用量および使用料金の情報を、その指定期間と共に登録する。
差額累積値更新部402は、使用者実績記憶部424に登録されているテーブル4240各々について、レコード4240が追加されたか否かを監視する。そして、レコード4240が追加されたテーブル4240を検出したならば、当該レコード4240に登録されている使用料金と、当該テーブル4240に対応付けられている需要者の識別情報に対応付けられて需要者契約記憶部423に登録されている仲介契約コースの料金(期間単位)との差額を計算し、当該差額を、当該テーブル4240に対応付けられている需要者の識別情報に対応付けられて差額累積値記憶部4245に登録されている差額累積値に加算する。また、差額累積値更新部402は、ネットワークIF部460を介してプロバイダ装置3から付加サービスの購入費用の情報を受信すると、当該情報に付与されている需要者の識別情報に対応付けられて差額累積値記憶部4245に登録されている差額累積値から、当該情報が示す購入費用額を減算する。
取引契約送信部403は、需要者契約記憶部423に需要者の識別情報および仲介契約コースの識別情報が登録されると、この仲介契約コースの識別情報に対応付けられて仲介契約-取引契約記憶部422に記憶されている継続サービスの取引契約コースの識別情報を特定し、特定した取引契約コースの識別情報を、当該需要者の識別情報と共に、ネットワークIF部460を介してプロデューサ装置1に送信する。
購入資金送信部404は、ネットワークIF部460を介してプロバイダ装置3から需要者の識別情報を伴う購入資金要求を受信すると、差額累積値記憶部425に当該需要者の識別情報に対応付けられて記憶されている差額累積値を特定し、当該差額累積値に所定の還元率を乗算する。そして、乗算結果を購入資金の情報としてプロバイダ装置3へ送信する。還元率は、継続サービスの使用料金が仲介契約に基づく支払額を超える期間が発生する可能性を考慮し、例えば90%とする。
そして、仲介契約受付部405は、ネットワークIF部460を介してカスタマ装置2から仲介契約メニュー要求を受信すると、仲介契約コース421に記憶されている仲介契約の料金コースの中から、当該要求に含まれている需要者の識別情報に対応付けられて使用実績記憶部424に記憶されている使用料金の平均値より高い支払額の料金コースを特定する。また、特定した料金コースの中から所望のものを需要者に選択させるための仲介契約メニュー画面のデータを生成してカスタマ装置2に送信し、カスタマ装置2から需要者が選択した仲介契約の料金コースの情報を受信する。そして、選択された仲介契約の料金コースの識別情報を当該需要者の識別情報と共に需要者契約記憶部323に登録する。なお、仲介契約メニュー画面は、各料金コースについて、支払額と使用料金の平均値との差額、つまり、付加サービスの購入に充てることが可能な金額(期間単位)の予想値が識別できるようにする。
上記構成の各装置1〜4は、例えば図10に示すような、CPU901と、メモリ902と、HDD等の外部記憶装置903と、CD-ROMやDVD-ROM等の可搬性を有する記憶媒体904から情報を読み出す読取装置905と、キーボードやマウスなどの入力装置906と、ディスプレイなどの出力装置907と、ネットワーク5、6に接続するための通信装置908とを備えた、一般的なコンピュータシステムにおいて、CPU901がメモリ902上にロードされた所定のプログラムを実行することで実現できる。
この所定のプログラムは、読取装置905を介して記憶媒体904から、あるいは、通信装置908を介してネットワーク5、6から、外部記憶装置903にダウンロードされ、それから、メモリ902上にロードされてCPU901により実行されるようにしてもよい。また、読取装置905を介して記憶媒体904から、あるいは、通信装置908を介してネットワーク5、6から、メモリ902上に直接ロードされ、CPU901により実行されるようにしてもよい。なお、この場合において、記憶部120、220、320、420には、メモリ902や外部記憶装置903や記憶媒体904が利用され、入出力部140、240、340、440には、入力装置906や出力装置907や読取装置905が利用され、ネットワークIF部160、260、360、460には、通信装置908が利用される。
次に、上記構成の料金徴収支援システムの動作を説明する。
図11は、本発明の一実施形態の料金徴収支援システムで実施される使用量管理処理S100、料金算出処理S200、および、契約支援処理S300を説明するためのフロー図である。
先ず、使用量管理処理S100について説明する。この処理は、月、週等といった継続サービス提供の単位期間が終了するタイミングで行われる。
カスタマ装置2において、継続サービス使用量管理部201は、継続サービス提供の単位期間が終了すると、ネットワークIF部260を介して電力計7から計測データを受信し、この計測データが示す継続サービスの使用量(使用電力量)を特定する。この特定した使用量が終了した単位期間つまり前期の使用量となる。また、電力計7にリセット信号を送信し、電力計7の計測値をリセットさせる。これにより、電力系7は今期の継続サービスの使用量の計測を開始する。さらに、継続サービス使用量管理部201は、継続サービス使用量記憶部221に新たなレコード2210を追加し、このレコード2210のフィールド2212にこの特定した使用量を登録すると共に、フィールド2211に対象期間つまり前期を登録する(S101)。
次に、料金算出処理S200について説明する。この処理は、定期的に、例えば月、週等といった継続サービス提供の単位期間毎に1回のペースで行われる。
プロデューサ装置1において、継続サービス使用量受信部102は、継続サービス使用量記憶部123に登録されているテーブル1233に対応付けられている需要者の識別情報を検索する。そして、識別情報、アドレス情報を含む需要者の個人情報が登録されたテーブル(不図示)を用いて、検索した識別情報も持つ需要者のカスタマ装置2のアドレス情報を特定し、このアドレス情報により特定されるカスタマ装置2へ、期間(例えば前期)の指定を含む継続サービス使用量要求を送信する(S201)。
カスタマ装置2において、継続サービス使用量送信部202は、プロデューサ装置1から継続サービス使用量要求を受信すると、継続サービス使用量記憶部221からこの要求で指定されている期間がフィールド2211に登録されているレコード2210を検索する。そして、検索したレコード2210の情報(期間、使用量)を、メモリ等に予め記憶してある需要者の識別情報と共に、プロデューサ装置1に送信する(S202)。
プロデューサ装置1において、継続サービス使用量受信部102は、継続サービスの情報を需要者の識別情報と共に受信すると、この識別情報に対応付けられて継続サービス使用量記憶部123に記憶されているテーブル1233を特定し、このテーブル1233に新たなレコード1230を追加する。そして、受信した継続サービスの情報に含まれている期間を、新たに追加したレコード1230のフィールド1231に登録すると共に、使用量をフィールド1232に登録する(S203)。また、料金算出部103は、この需要者の識別情報に対応付けられて仲介者契約記憶部122に記憶されている取引契約の料金コースを特定し、この特定した料金コースに対応付けられて料金算出方法記憶部121に記憶されている使用料金の算出方法をさらに特定する。次に、特定した算出方法を用いてS203で登録した使用量が属するレベルでの単価を特定し、この単価に登録した使用量を乗算した額と、特定した算出方法で指定されている基本料金とを加算して、その結果をS203で登録した期間における継続サービスの使用料金とする。さらに、料金算出部103は、この需要者の識別情報に対応付けられて継続サービス使用料金記憶部124に記憶されているテーブル1243を特定し、特定したテーブル1243に新たなレコード1240を追加する。そして、S203で登録した期間を、新たに追加したレコード1240のフィールド1241に登録すると共に、算出した使用料金をフィールド1242に登録する(S204)。
次に、契約支援処理S300について説明する。この処理は、カスタマ装置2の入出力部240に仲介契約の選択要求が入力されると開始される。
カスタマ装置2において、仲介契約選択部203は、入出力部240を介して需要者から仲介契約の選択要求を受付けると、アドレス情報がメモリ等に予め記憶してあるプレイヤ装置4に、需要者の識別情報を含む仲介契約メニュー要求を送信する(S301)。
プレイヤ装置4において、仲介契約受付部405がカスタマ装置2から仲介契約メニュー要求を受信すると、使用実績受信部401は、この仲介契約メニュー要求に含まれている需要者の識別情報に対応付けられて使用実績記憶部424に登録されているテーブル4244を特定し、このテーブル4244に使用実績が登録されていない期間、具体的にはこのテーブル4244に登録されている期間のうち最も新しい期間から前期までの各期間を特定する。そして、特定した各期間および仲介契約メニュー要求に含まれている需要者の識別情報を含む使用実績要求を作成し、これをアドレス情報がメモリ等に予め記憶してあるプロデューサ装置1に送信する(S302)。
プロデューサ装置1において、使用実績送信部104は、プレイヤ装置4から使用実績要求を受信すると、この使用実績要求に含まれている需要者の識別情報に対応付けられて継続サービス使用量記憶部123に登録されているテーブル1233を特定し、さらに、該テーブル1233から当該要求に含まれている各期間のレコード1230を特定する。同様に、当該要求に含まれている需要者の識別情報に対応付けられて継続サービス使用料金記憶部124に登録されているテーブル1243を特定し、さらに、このテーブル1243から使用実績要求に含まれている各期間のレコード1240を特定する。次に、使用実績送信部104は、使用実績要求に含まれている需要者の識別情報および特定した各レコード1230、1240を含む使用実績を作成し、これをプレイヤ装置4に送信する(S303)。
プレイヤ装置4において、使用実績受信部401は、プロデューサ装置1から使用実績を受信すると、この使用実績に含まれている需要者の識別情報に対応付けられて使用実績記憶部424に登録されているテーブル4244を特定し、さらに、このテーブル4244に、使用実績に含まれているレコード1230、1240の期間に対応するレコード4240を追加し、追加したレコード4240のフィールド4241にこの期間を、フィールド4242にこの期間を持つレコード1230の使用量を、そして、フィールド4243にこの期間を持つレコード1240の使用料金を登録する(S304)。次に、仲介契約受付部405は、仲介契約コース記憶部421に記憶されている仲介契約の各料金コースの情報、および、プロデューサ装置1から受信した使用実績に含まれている需要者の識別情報に対応付けられて使用実績記憶部424に登録されているテーブル4244(注目テーブルと呼ぶ)を用いて、需要者に所望の仲介契約コースを選択させるための仲介契約メニュー画面のデータを生成する。具体的には、注目テーブルの各レコード4240に登録されている使用料金の平均値(使用料金平均値と呼ぶ)を算出する。次に、フィールド42412に登録されている料金が使用料金平均値より高いレコード4210を仲介契約コース記憶部421から検索する。そして、検出した各レコード421の情報(コースの識別情報、料金、説明)および使用料金平均値が示された仲介契約メニュー画面のデータを生成する。それから、仲介契約受付部405は、作成した仲介契約メニュー画面のデータをカスタマ装置2に送信する(S305)。
カスタマ装置2において、仲介契約選択部203は、プレイヤ装置4から仲介契約メニュー画面のデータを受け取ると、入出力部240に図13に示すような仲介契約メニュー画面を表示する。この例では、仲介契約の料金コース毎に、コース料金を示す棒グラフ2031が使用料金平均値2032と共に表示されている。また、棒グラフ2031には、対応する料金コースのコース名2033およびその説明2034が付されている。なお、符号2035は、選択するコースの入力欄である。この入力欄2035はプルダウンメニュー形式となっており、プルダウンメニューには料金コースのコース名が記載されている。需要者は入出力部240を介して所望のコース名を選択し、選択ボタン2036を選択することで、選択する料金コースを確定することができる。さて、仲介契約選択部203は、需要者により選択する料金コースが確定されたならば、この確定した料金コースの識別情報を需要者の識別情報と共に、プレイヤ装置4に送信する(S306)。
プレイヤ装置4において、仲介契約受付部405は、カスタマ装置2から料金コースの識別情報を受信すると、この識別情報に付与されている需要者の識別情報に対応付けられて需要者契約記憶部422に記憶されている仲介契約の料金コースの識別情報を、この受信した料金コースの識別情報に更新する。次に、取引契約送信部403は、更新された料金コースの識別情報に対応付けられて仲介契約-取引契約記憶部422に記憶されている取引契約の識別情報を特定し、この取引契約の識別情報を、この料金コースの識別情報に付与されている需要者の識別情報と共に、プロデューサ装置1に送信する(S307)。
プロデューサ装置1において、取引契約受信部101は、プレイヤ装置4から取引契約の識別情報を受信すると、この識別情報に付与されている需要者の識別情報に対応付けられて仲介者契約記憶部122に記憶されている継続サービスの取引契約コースの識別情報を、この受信した取引契約の識別情報に更新する(S308)。
図12は、本発明の一実施形態の料金徴収支援システムで実施される差額更新処理S400、および、付加サービス購入支援処理S500を説明するためのフロー図である。
先ず、差額更新処理S400について説明する。この処理は、月、週等といった継続サービス提供の単位期間が終了するタイミングであって、図11に示す料金算出処理S200よりも後のタイミングで行われる。
プレイヤ装置4において、使用実績受信部401は、使用実績記憶部424に登録されている各テーブル4244において、使用実績が登録されていない期間、具体的にはテーブル4244に登録されている期間のうち最も新しい期間から前期までの各期間を特定する。そして、特定した各期間および使用実績記憶部424に登録されている各テーブル4244に対応する各需要者の識別情報を含む使用実績要求を作成し、これをアドレス情報がメモリ等に予め記憶してあるプロデューサ装置1に送信する(S401)。
プロデューサ装置1において、使用実績送信部104は、プレイヤ装置4から使用実績要求を受信すると、この使用実績要求に含まれている需要者の識別情報各々に対して次の処理を行う。すなわち、需要者の識別情報に対応付けられて継続サービス使用量記憶部123に登録されているテーブル1233を特定し、さらに、このテーブル1233から使用実績要求に含まれている各期間のレコード1230を特定する。同様に、需要者の識別情報に対応付けられて継続サービス使用料金記憶部124に登録されているテーブル1243を特定し、さらに、このテーブル1243から使用実績要求に含まれている各期間のレコード1240を特定する。それから、需要者の識別情報および特定したレコード1230、1240を含む使用実績を作成して、プレイヤ装置4に送信する(S402)。
プレイヤ装置4において、使用実績受信部401は、プロデューサ装置1から使用実績を受信すると、この使用実績に含まれている需要者の識別情報に対応付けられて使用実績記憶部424に登録されているテーブル4244を特定し、さらに、このテーブル4244に、使用実績に含まれている各レコード1230、1240の期間に対応するレコード4240を追加する。そして、追加したレコード4240のフィールド4241にこの期間を、フィールド4242にこの期間を持つレコード1230の使用量を、そして、フィールド4243にこの期間を持つレコード1240の使用料金を登録する(S403)。
次に、プレイヤ装置4において、差額累積値更新部402は、S403での処理により新たなレコード4240が追加されたテーブル4244各々に対して、次の処理を行う。すなわち、テーブル4244に追加された新たなレコード4240のフィールド4243に登録されている使用料金の合計を算出する。また、テーブル4244に対応付けられている需要者の識別情報に対応付けられて需要者契約記憶部423に記憶されている仲介契約コースの識別情報を特定し、さらに、この仲介契約コースの識別情報に対応付けられて仲介契約コース記憶部421に記憶されている単位期間の料金を特定する。そして、特定した料金とテーブル4244に新たに追加されたレコード4240の数とを乗算する。それから、この乗算値から使用料金の算出合計値を減算し、これをテーブル4244に識別情報が対応付けられている需要者に対する誘拐契約支払額と継続サービス使用料金との差額とする(S404)。次に、差額累積値更新部402は、S404で求めた需要者に対する差額を、この需要者の識別情報に対応付けられて差額累積値記憶部425に記憶されている差額累積値に加算する(S405)。
次に、付加サービス購入支援処理S500について説明する。この処理は、カスタマ装置2の入出力部240に付加サービスの購入要求が入力されると開始される。
カスタマ装置2において、付加サービス選択部204は、入出力部240を介して需要者から付加サービスの選択要求を受付けると、アドレス情報がメモリ等に予め記憶してあるプロバイダ装置3に、需要者の識別情報を含む付加サービスメニュー要求を送信する(S501)。
プロバイダ装置3において、付加サービス受付部302がカスタマ装置2から付加サービスメニュー要求を受信すると、購入資金受信部301は、この付加サービスメニュー要求に含まれている需要者の識別情報を含む購入資金要求を作成し、これをアドレス情報がメモリ等に予め記憶してあるプレイヤ装置4に送信する(S502)。
プレイヤ装置4において、購入資金送信部404は、プロバイダ装置3から購入資金要求を受信すると、この購入資金要求に含まれている需要者の識別情報に対応付けられて差額累積値記憶部425に記憶されている差額累積値を特定する。そして、この差額額累積値に所定の還元率を乗算して、需要者が付加サービスの購入に充てることができる購入資金を算出し、これを需要者の識別情報と共にプロバイダ装置3に送信する(S503)。
プロバイダ装置3において、購入資金受信部301は、プレイヤ装置4から購入資金の情報を受信すると、この情報に付与されている需要者の識別情報に対応付けられて購入資金記憶部321に記憶されている購入資金の金額を、受信した購入資金の情報が示す金額に更新する。次に、付加サービス受付部302は、付加サービス記憶部322に記憶されている各付加サービスの情報、および、購入資金の情報に付与されている需要者の識別情報に対応付けられて購入資金記憶部321に記憶されている購入資金の情報を用いて、需要者に所望の付加サービスを選択させるための付加サービスメニュー画面のデータを生成する。具体的には、フィールド3224に登録されている値段が購入資金より安いレコード3220を付加サービス記憶部322から検索する。そして、検索した各レコード3220の情報(付加サービスの識別情報、ジャンル、説明、値段)が示された付加サービスメニュー画面のデータを生成する。それから、付加サービス受付部302は、作成した付加サービスメニュー画面のデータをカスタマ装置2に送信する(S504)。
カスタマ装置2において、付加サービス選択部204は、プロバイダ装置3から付加サービスメニュー画面のデータを受け取ると、入出力部240に図14に示すような付加サービスメニュー画面を表示する。この例では、付加サービス毎に、当該サービスのサービス名(識別情報)、ジャンル、説明および値段を示す情報2041が表示されている。なお、符号2045は、選択する付加サービスの入力欄である。この入力欄2045はプルダウンメニュー形式となっており、プルダウンメニューには付加サービスのサービス名が記載されている。需要者は入出力部240を介して所望のサービス名を選択し、選択ボタン2046を選択することで、選択する付加サービスを確定することができる。さて、付加サービス選択部204は、需要者により選択する付加サービスが確定されたならば、この確定した付加サービスの識別情報を需要者の識別情報と共に、プロバイダ装置3に送信する(S505)。
プロバイダ装置3において、付加サービス受付部302は、カスタマ装置2から付加サービスの識別情報を受信すると、購入付加サービス記憶部323に新たなレコードを追加し、このレコードのフィールド3231にこの付加サービスの識別情報に付与されている需要者の識別情報を、フィールド3232にこの付加サービスの識別情報を、そして、フィールド3233に送信フラグ「未」を登録する。それから、購入費用送信部303は、この付加サービスの識別情報に対応付けられて付加サービス記憶部322に記憶されている値段を特定し、これを購入費用の情報として需要者の識別情報と共にプレイヤ装置4に送信する。また、購入付加サービス記憶部323に追加した新たなレコードのフィールド3233に登録されている送信フラグを「未」から「済」に変更する(S506)。
プレイヤ装置4において、差額累積値更新部402は、プロバイダ装置3から購入費用の情報を受信すると、この情報に付与されている需要者の識別情報に対応付けられて差額累積値記憶部425に記憶されている差額累積値を、この差額累積値から購入費用を差し引いた値に更新する(S507)。
以上、本発明の一実施形態について説明した。
本実施形態では、継続サービスおよび付加サービスを享受するための仲介契約コースの各候補を、支払金額のどの程度を付加サービスの購入に充てることができるかが把握できるようにして需要者に提示し、当該候補の中から所望のもの選択させる。また、締結した仲介契約により支払った料金と実際の継続サービス使用料金との差額に応じた額で購入可能な各付加サービスを需要者に提示し、その中から購入する付加サービスを選択させる。したがって、本実施形態によれば、継続サービスの料金徴収を支援するシステムにおいて、契約内容および付加サービスに需要者の意見を反映させることができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
上記の実施形態では、契約支援処理S300のS305において、フィールド42412に登録されている料金が使用料金平均値より高いレコード4210を仲介契約コース記憶部421から検索し、検索した各レコード421の情報および使用料金平均値が示された仲介契約メニュー画面のデータを生成している。しかし、本発明はこれに限定されない。例えば次にように変形することも可能である。すなわち、プレイヤ装置4に料金算出方法記憶部121を追加する。また、注目テーブルの各レコード4240に登録されている使用量の平均値(使用量平均値と呼ぶ)を算出する。次に、料金算出方法記憶部121に登録されている各取引契約コースの算出方法を用いて、各取引契約コースでの使用量平均値に応じた使用料金を算出する。次に、仲介契約-取引契約記憶部422および仲介契約コース記憶部421を用いて、各取引契約コースに対応する仲介契約コースの料金を特定する。そして、各取引契約コースについて、対応する仲介契約コースの料金が算出した使用料金よりも高いか否かを調べ、高い場合に、この仲介契約コースを選択候補に設定する。次に、選択候補毎に、選択候補の情報およびこの選択候補に対応する取引契約コースでの使用量平均値に対する使用料金が示された仲介契約メニュー画面のデータを生成する。
また、上記の実施形態では、付加サービス購入支援処理S500のS503において、差額累積値記憶部425に記憶されている差額累積値に所定の還元率を乗算して、需要者が付加サービスの購入に充てることができる購入資金を算出している。ここで、状況に応じて還元率を変更するようにしてもよい。例えば使用実績記憶部424に記憶されている各期間の使用量を調べ、これが減少傾向にある場合や前年の同期よりも減少している場合など、省エネ対策の効果を認識できる場合は、通常よりの還元率を高めに設定するようにしてもよい。
また、上記の実施形態において、プロデューサ装置1、プロバイダ装置3およびプレイヤ装置4の少なくとも2つを1つのコンピュータ上に構築してもい。また、複数のコンピュータを用いて各装置を構築にしてもよい。
図1は本発明の一実施形態が適用された料金徴収支援システムの概略構成図である。 図2はプロデューサ装置1の概略構成図である。 図3(A)は料金算出方法記憶部121の登録内容例を説明するための図であり、図3(B)は仲介契約記憶部122の登録内容例を説明するための図であり、図3(C)は継続サービス使用量記憶部123の登録内容例を説明するための図であり、図3(D)は継続サービス使用料金記憶部124の登録内容例を説明するための図である。 図4はカスタマ装置2の概略構成図である。 図5(A)は継続サービス使用量記憶部221の登録内容例を説明するための図であり、図5(B)は需要者契約記憶部222の登録内容例を説明するための図であり、図5(C)は購入付加サービス記憶部223の登録内容例を説明するための図である。 図6はプロバイダ装置3の概略構成図である。 図7(A)は購入資金記憶部321の登録内容例を説明するための図であり、図7(B)は付加サービス記憶部322の登録内容例を説明するための図であり、図7(C)は購入付加サービス記憶部323の登録内容例を説明するための図である。 図8はプレイヤ装置4の概略構成図である。 図9(A)は仲介契約コース記憶部421の登録内容例を説明するための図であり、図9(B)は仲介契約-取引契約記憶部422の登録内容例を説明するための図であり、図9(C)は需要者契約記憶部423の登録内容例を説明するための図であり、図9(D)は使用実績記憶424の登録内容例を説明するための図であり、そして、図9(E)は差額累積値記憶部425の登録内容例を説明するための図である。 プロデューサ装置1、カスタマ装置2、プロバイダ装置3およびプレイヤ装置4のハードウエア構成例を示す図である。 図11は本発明の一実施形態の料金徴収支援システムで実施される使用量管理処理S100、料金算出処理S200、および、契約支援処理S300を説明するためのフロー図である。 図12は本発明の一実施形態の料金徴収支援システムで実施される差額更新処理S400、および、付加サービス購入支援処理S500を説明するためのフロー図である。 図13は仲介契約メニュー画面の表示例を示す図である。 図14は付加サービスメニュー画面の表示例を示す図である。
符号の説明
1:プロデューサ装置、2:カスタマ装置、3:プロバイダ装置、4:プレイヤ装置、5:ネットワーク、6:ネットワーク、7:電力計、100:演算部、101:取引契約受信部、102:継続サービス使用量受信部、103:料金算出部、104:使用実績送信部、120:記憶部、121:料金算出方法記憶部、122:仲介者契約記憶部、123:継続サービス使用量記憶部、124:継続サービス使用料金記憶部、140:入出力部、160:ネットワークIF部、200:演算部、201:継続サービス使用量管理部、202:継続サービス使用量送信部、203:仲介契約選択部、204:付加サービス選択部、220:記憶部、221:継続サービス使用量記憶部、222:需要者契約記憶部、223:購入付加サービス記憶部、240:入出力部、260:ネットワークIF部、300:演算部、301:購入資金受信部、302:付加サービス受付部、303:購入費用送信部、320:記憶部、321:購入資金記憶部、322:付加サービス記憶部、323:購入付加サービス使用量記憶部、340:入出力部、360:ネットワークIF部、400:演算部、401:使用実績受信部、402:差額累積値更新部、403:取引契約送信部、404:購入資金送信部、405:仲介契約受付部、420:記憶部、421:仲介契約コース記憶部、422:仲介者契約-取引契約記憶部、423:需要者契約記憶部、424:使用実績記憶部、425:差額累積値記憶部、440:入出力部、460:ネットワークIF部

Claims (5)

  1. 継続サービスの料金徴収を支援する料金徴収支援システムであって、
    需要者のネットワーク端末であるカスタマ装置と、前記需要者に前記継続サービスを提供する継続サービス提供者のネットワーク端末であるプロデューサ装置と、前記需要者に前記継続サービスの付加サービスを提供する付加サービス提供者のネットワーク端末であるプロバイダ装置と、前記需要者に前記継続サービス提供者を紹介する仲介者のネットワーク端末であるプレイヤ装置と、を有し、
    前記プロデューサ装置は、
    前記継続サービスの取引契約毎に、前記継続サービスの使用量に対する料金の算出方法が記憶された料金算出方法記憶手段と、
    前記プレイヤ装置から受信した前記継続サービスの取引契約の情報が記憶された仲介者契約記憶手段と、
    前記カスタマ装置から前記継続サービスの使用量の情報を受信する継続サービス使用量受信手段と、
    前記仲介者契約記憶手段に記憶されている取引契約に対応付けられて、前記料金算出方法記憶手段に記憶されている算出方法を用いて、前記継続サービス使用量受信手段で受信した前記継続サービスの使用量に対する料金を算出する料金算出手段と、
    前記料金算出手段が算出した料金の情報および前記継続サービス使用量受信手段で受信した前記継続サービスの使用量の情報を、前記プレイヤ装置に送信する使用実績送信手段と、を有し、
    前記カスタマ装置は、
    前記需要者が使用した前記継続サービスの使用量の情報を前記プロデューサ装置に送信する継続サービス使用量送信手段と、
    前記プレイヤ装置から受信した、前記需要者に前記継続サービスの仲介契約を選択させるための仲介契約メニュー画面を表示して、前記需要者から仲介契約の選択を受付け、選択された仲介契約の情報を前記プレイヤ装置に送信する仲介契約選択手段と、
    前記プロバイダ装置から受信した、前記需要者に前記付加サービスを選択させるための付加サービスメニュー画面を表示して、前記需要者から付加サービスの選択を受付け、選択された付加サービスの情報を前記プロバイダ装置に送信する付加サービス選択手段と、を有し、
    前記プロバイダ装置は、
    前記付加サービス毎に、当該付加サービスの購入に必要な金額の情報が記憶された付加サービス記憶手段と、
    前記需要者が購入を希望する付加サービスの情報を記憶する購入希望記憶手段と、
    前記付加サービス記憶手段に記憶されている前記付加サービスの中から、前記プレイヤ装置より受信した累積値が示す金額で購入可能な付加サービスを特定し、該特定した付加サービスの中から所望のものを前記需要者に選択させるための前記付加サービスメニュー画面を、前記カスタマ装置に表示させて、前記カスタマ装置から付加サービスの選択を受付け、選択された付加サービスの情報を前記購入希望記憶手段に記憶する付加サービス受付手段と、を有し、
    前記プレイヤ装置は、
    前記仲介契約毎に当該仲介契約に対する支払額の情報が登録された支払額記憶手段と、
    前記仲介契約毎に当該仲介契約に対応する前記継続サービスの取引契約の情報が登録された取引契約記憶手段と、
    前記仲介者が前記需要者と締結した仲介契約の情報を記憶する需要者契約記憶手段と、
    前記需要者契約記憶手段に記憶されている仲介契約に対応付けられて、前記取引契約記憶手段に記憶されている前記継続サービスの取引契約の情報を前記プロデューサ装置に送信する取引契約送信手段と、
    前記プロデューサ装置から受信した前記継続サービスの料金の情報および使用量の情報を記憶する使用実績記憶手段と、
    前記需要者が前記付加サービスの購入に利用できる金額を示す値である累積値を記憶する累積値記憶手段と、
    前記需要者契約記憶手段に記憶されている仲介契約に対応付けられて、前記支払額記憶手段に記憶されている支払額から、前記使用実績記憶手段に記憶されている料金を減算した額に応じた値を算出し、該算出値を前記累積値記憶手段に記憶されている累積値に加算する累積値更新手段と、
    前記累積値記憶手段に記憶されている累積値の情報を前記プロバイダ装置に送信する累積値送信手段と、
    前記支払額記憶手段に記憶されている仲介契約のうちの少なくとも1つが選択候補として表示され、且つ、各選択候補に対応する支払額と、前記使用実績記憶手段に記憶されている料金あるいは使用量より算出した料金との差額が表示された前記仲介契約メニュー画面を、前記カスタマ装置に表示させて、前記カスタマ装置から仲介契約の選択を受付け、前記需要者契約記憶手段に記憶されている仲介契約の情報を該選択された仲介契約の情報に更新する仲介契約受付手段と、を有すること
    を特徴とする料金徴収支援システム。
  2. 請求項1に記載の料金徴収支援システムであって、
    前記プレイヤ装置の累積値送信手段は、前記プレイヤ装置の累積値記憶手段に記憶されている累積値に所定の還元率を乗算した値の情報を、前記累積値の情報として前記プロバイダ装置に送信すること
    を特徴とする料金徴収支援システム。
  3. 請求項1に記載の料金徴収支援システムであって、
    前記プレイヤ装置の累積値送信手段は、前記プレイヤ装置の累積値記憶手段に記憶されている累積値に、前記プレイヤ装置の使用実績記憶手段に記憶されている使用量の推移により定まる還元率を乗算した値の情報を、前記累積値の情報として前記プロバイダ装置に送信すること
    を特徴とする料金徴収支援システム。
  4. 請求項1記載の料金徴収支援システムであって、
    前記プレイヤ装置の仲介契約受付手段は、前記プレイヤ装置の支払額記憶手段に記憶されている仲介契約のうち、支払額が前記プレイヤ装置の使用実績記憶手段に記憶されている前記継続サービスの使用料金の平均値よりも高い仲介契約を選択候補とする選出すること
    を特徴とする料金徴収支援システム。
  5. 需要者のネットワーク端末であるカスタマ装置と、前記需要者に継続サービスを提供する継続サービス提供者のネットワーク端末であるプロデューサ装置と、前記需要者に前記継続サービスの付加サービスを提供する付加サービス提供者のネットワーク端末であるプロバイダ装置と、前記需要者に前記継続サービス提供者を紹介する仲介者のネットワーク端末であるプレイヤ装置と、を有する料金徴収支援システムにおける、継続サービスの料金徴収支援方法であって、
    前記プロデューサ装置は、
    前記継続サービスの取引契約毎に、前記継続サービスの使用量に対する料金の算出方法を記憶しており、
    前記プレイヤ装置から前記継続サービスの取引契約の情報を受信して記憶する仲介者契約記憶ステップと、
    前記カスタマ装置から前記継続サービスの使用量の情報を受信する継続サービス使用量受信ステップと、
    前記仲介者契約記憶ステップで記憶した取引契約に対応付けられている料金の算出方法を用いて、前記継続サービス使用量受信ステップで受信した前記継続サービスの使用量に対する料金を算出する料金算出ステップと、
    前記料金算出ステップで算出した料金の情報および前記継続サービス使用量受信ステップで受信した前記継続サービスの使用量の情報を、前記プレイヤ装置に送信する使用実績送信ステップと、を行い、
    前記カスタマ装置は、
    前記需要者が使用した前記継続サービスの使用量の情報を前記プロデューサ装置に送信する継続サービス使用量送信ステップと、
    前記プレイヤ装置から受信した、前記需要者に前記継続サービスの仲介契約を選択させるための仲介契約メニュー画面を表示して、前記需要者から仲介契約の選択を受付け、選択された仲介契約の情報を前記プレイヤ装置に送信する仲介契約選択ステップと、
    前記プロバイダ装置から受信した、前記需要者に前記付加サービスを選択させるための付加サービスメニュー画面を表示して、前記需要者から付加サービスの選択を受付け、選択された付加サービスの情報を前記プロバイダ装置に送信する付加サービス選択ステップと、を行い、
    前記プロバイダ装置は、
    前記付加サービス毎に、当該付加サービスの購入に必要な金額の情報を記憶しており、
    前記プレイヤ装置より累積値を受信し、前記付加サービスの中から当該受信した累積値が示す金額で購入可能な付加サービスを特定し、該特定した付加サービスの中から所望のものを前記需要者に選択させるための前記付加サービスメニュー画面を、前記カスタマ装置に表示させて、前記カスタマ装置から付加サービスの選択を受付け、選択された付加サービスの情報を記憶する付加サービス受付ステップを行い、
    前記プレイヤ装置は、
    前記仲介契約毎に、当該仲介契約に対する支払額の情報および当該仲介契約に対応する前記継続サービスの取引契約の情報を記憶しており、また、前記仲介者が前記需要者と締結した仲介契約の情報を記憶しており、さらに、前記需要者が前記付加サービスの購入に利用できる金額を示す値である累積値を記憶しており、
    前記仲介契約に対応付けられている前記継続サービスの取引契約の情報を前記プロデューサ装置に送信する取引契約送信ステップと、
    前記プロデューサ装置から前記継続サービスの料金の情報および使用量の情報を受信して記憶する使用実績記憶ステップと、
    前記仲介者が前記需要者と締結した前記仲介契約に対応する支払額から、前記使用実績記憶ステップで記憶した料金を減算した額に応じた値を算出し、該算出値を前記累積値に加算する累積値更新ステップと、
    前記累積値更新ステップにより更新された累積値の情報を前記プロバイダ装置に送信する累積値送信ステップと、
    少なくとも1つに仲介契約が選択候補として表示され、且つ、各選択候補に対応する支払額と、前記使用実績記憶ステップで記憶した料金あるいは使用量より算出した料金との差額が表示された前記仲介契約メニュー画面を、前記カスタマ装置に表示させて、前記カスタマ装置から仲介契約の選択を受付け、前記記憶している前記仲介者が前記需要者と締結した前記仲介契約の情報を、該選択された仲介契約の情報に更新する仲介契約受付ステップと、を行うこと
    を特徴とする料金徴収支援方法。
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