JP6538330B2 - タイルユニットの製造装置及びタイルユニットの製造方法 - Google Patents

タイルユニットの製造装置及びタイルユニットの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数のタイル同士を連結シートで連結してなるタイルユニットの製造装置及びタイルユニットの製造方法に関する。
従来より、所定数のタイル同士をそのタイルの裏面に貼着した連結シートで連結してなるタイルユニットがある。このタイルユニットを使用することにより、現場での作業性が大幅に向上し、また、作業者の習熟度の違いによる仕上がりのばらつきを少なくすることができる。
かかるタイルユニットの製造装置として、流動状の接着剤を貯留した上面開放のタンクと、タイルと連結シートの接着箇所に対応する位置に上向きの突面を形成した突版と、を備え、この突版を、前記突面の全部がタンクの接着剤に浸かる位置と、突面の少なくとも頂部が接着剤の液面上に突出する位置とに交互に上下動させ、そうして液面上に突出した突面に連結シートを押し付けて接着剤を塗布した後、その連結シートをタイルの裏面に貼着するようにしたものが、例えば特許文献1に記載されている。
特開昭62−94340号公報
上記のタイルユニットの製造装置は、接着剤に浸かった突版を上下動させて突面を液面から出没させ、突面の頂部に載った(残った)接着剤に連結シートを押し付けて塗布するものであるため、接着剤を広範囲に塗布することはできても、狙ったポイントにほぼ点状に接着剤を塗布することが難しい問題点があった。
本発明は、上記に鑑みなされたもので、その目的は、タイル裏面の狙ったポイントにほぼ点状に接着剤を塗布することが可能なタイルユニットの製造装置及びタイルユニットの製造方法を提供することにある。
目地間隔を含む所定の配列に並べた複数のタイル同士の裏面に貼着剤で連結シートを貼着して一体に連結してなるタイルユニットを製造するための装置であって、
裏面上向きの状態にして前記配列どおりに並べた貼着前のタイルに対し、その裏面に前記貼着剤を塗布する貼着剤塗布装置を備えており、
前記貼着剤塗布装置は、流動状の貼着剤を貯めるためのトレーを有する貼着剤貯留部と、そのトレー内の貼着剤を前記タイルの裏面に塗布すべく前記貼着剤貯留部の上方と前記タイルの上方との間を相対的に移動可能に設けられた塗布手段と、を有し、
さらに前記塗布手段は、前記貼着剤貯留部と前記タイルに対して夫々の上方に対応する位置から相対的に上下動可能に設けられた摺動ガイド部と、その摺動ガイド部に上下摺動可能且つ下降方向に付勢された状態に装着されると共に外周に抜け落ち防止用の係止部としてOリング嵌め且つ底面が平らな棒形状である塗布部と、を設けてなり、
前記貼着剤貯留部に対して前記塗布手段を相対的に上下動させて前記塗布部の下部を前記トレー内の貼着剤に浸けて引き上げ、そうして塗布部の下部外周に貼着剤を付着させ、
そこからその塗布手段を前記タイルの上方に相対的に移動させると共にその移動位置で塗布手段を相対的に上下動させて前記塗布部の下端を前記タイルの裏面に当接させて引き上げ、そうして塗布部に付着した前記貼着剤をタイルの裏面に塗布するようになっており、
その貼着剤により前記連結シートをタイルの裏面に貼着するようにしたタイルユニットの製造装置を提供する。
また、請求項2に記載したように、前記摺動ガイド部に前記塗布部を複数且つそれぞれが独立して上下摺動可能な状態に装着してなる請求項1記載のタイルユニットの製造装置を提供する。
また、請求項3に記載したように、前記塗布部は、前記係止部を含む自重によって下降方向に付勢されるものである請求項1又は2に記載のタイルユニットの製造装置を提供する。
また、請求項4に記載したように、目地間隔を含む所定の配列に並べた複数のタイル同士の裏面に貼着剤で連結シートを貼着して一体に連結してなるタイルユニットを製造するための方法であって、
裏面上向きの状態にして前記配列どおりに並べた貼着前のタイルに対し、その裏面に前記貼着剤を塗布する貼着剤塗布装置を使用するものであり、
前記貼着剤塗布装置は、流動状の貼着剤を貯めるためのトレーを有する貼着剤貯留部と、そのトレー内の貼着剤を前記タイルの裏面に塗布すべく前記貼着剤貯留部の上方と前記タイルの上方との間を相対的に移動可能に設けられた塗布手段と、を有し、
さらに前記塗布手段は、前記貼着剤貯留部と前記タイルに対して夫々の上方に対応する位置から相対的に上下動可能に設けられた摺動ガイド部と、その摺動ガイド部に上下摺動可能且つ下降方向に付勢された状態に装着されると共に外周に抜け落ち防止用の係止部としてOリング嵌め且つ底面が平らな棒形状である塗布部と、を設けてなり、
先ず、前記貼着剤貯留部に対して前記塗布手段を相対的に上下動させて前記塗布部の下部を前記トレー内の貼着剤に浸けて引き上げ、そうして塗布部の下部外周に貼着剤を付着させ、
次に、その塗布手段を前記タイルの上方に相対的に移動させると共にその移動位置で塗布手段を相対的に上下動させて前記塗布部の下端を前記タイルの裏面に当接させて引き上げ、そうして塗布部に付着した前記貼着剤をタイルの裏面に塗布するようになし、
こうして塗布した貼着剤で前記連結シートをタイルの裏面に貼着するようにしたタイルユニットの製造方法を提供する。
本発明のタイルユニットの製造装置及び製造方法によれば、上記の貼着剤塗布装置を使用するため、狙ったポイントにほぼ点状に貼着剤を塗布することができる。すなわち本発明の貼着剤塗布装置は、トレーに貯めた流動状の貼着剤に塗布部の下部を浸けて出し、そうして下部外周に貼着剤を付着させた塗布部をタイルの裏面に当接させて離す、という一連の動作でタイル裏面への貼着剤の塗布を行うようにしたため、塗布部の下端の面積を小さくしても貼着剤を必要量塗布することができる。したがって、狙ったポイントにほぼ点状に貼着剤を塗布することが可能である。
また、本発明の貼着剤塗布装置は、塗布部を摺動ガイド部に上下摺動可能に且つ下降方向に付勢された状態に装着したため、塗布部の下端をタイルに当接させる際の衝撃が、塗布部自身が摺動ガイド部を相対的に上昇することで吸収される。したがって、タイルはもちろん、塗布部自体の損傷も防止することができる。
また、請求項2に記載のタイルユニットの製造装置によれば、貼着剤塗布装置の摺動ガイド部に塗布部を複数且つそれぞれ独立して上下摺動可能な状態に装着したため、貼着剤の塗布が一回の動作で複数箇所同時に行え、しかも各タイルの裏面に高低差があって各塗布部が当接するタイミングにばらつきが生じても、各塗布部がそれぞれのタイミングで上昇するため、支障なく衝撃を吸収することができる。
また、請求項3に記載のタイルユニットの製造装置によれば、貼着剤塗布装置の塗布部が、係止部を含む自重によって下降方向に付勢されるようになっているため、構造がシンプルで故障のおそれが殆どなく、長期間安定的に使用することができる。
(a)は右半分を裏面図にして示すタイルユニットの表面図、(b)は一部拡大図を含むタイルユニットの部分側面図である。 一部を拡大して示す型枠の分解斜視図である。 (a)は型枠の型パレットを示す平面図、(b)は押圧盤を示す平面図である。 一部拡大図を含む型パレットの斜視図である。 型パレットの分解斜視図である。 型枠にタイルを収めた状態を示すもので、右半分に押圧盤でタイルを押圧する前の状態を示し、左半分に押圧盤でタイルを押圧した状態を示す断面図である。 タイルユニットの製造装置の概略を示す平面図である。 型枠を十字に区画し、その左上欄から時計回りに変化の過程を示した平面図である。 製造装置の貼着剤塗布装置を示す要部の断面図である。 貼着剤塗布装置の要部を示す拡大断面図である。 塗布部に貼着剤を付着させる状態を示す貼着剤塗布装置の要部拡大断面図である。 塗布部の拡大図を含む貼着剤塗布装置の塗布ユニットの斜視図である。 従来の型枠を示す斜視図である。
以下に本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
[タイルユニット]
タイルユニットTUは、図1(a),(b)に示したように、複数(実施形態では3×6=18(枚))のタイルT,T…同士を、目地間隔Mを含む所定の配列(碁盤の目のように配列するいわゆる「通し目地」)に並べてその裏面に連結シート4a,4bを貼着し、そうして一体に連結してなる。
[タイル]
タイルユニットTUを構成する各タイルTは、陶磁製であって自然の風合いを醸し出すために表面1が凸凹に加工され、一方、平坦な裏面2に剥離防止用の溝3が筋状に複数本(実施形態では三本)形成されている。
[連結シート]
連結シート4a,4bは、紙、合成樹脂、不織布等、柔軟性を有する素材を細長い帯状に加工したものである。
このうちの一つの連結シート4aは、図1(a)においてタイルユニットTUの裏面の左右両縁に位置するものであり、上下のタイルT,Tのコーナー同士を繋ぐ単純な一本の帯形態になっている。
また、もう一方の連結シート4bは、図1(a)においてタイルユニットTUの中間に位置するものであり、上下のタイルT,Tのコーナー同士と、隣合うタイルT,Tのコーナー同士を繋ぐほぼ梯子形態になっている。
連結シート4a,4bは、タイルTの裏面2(溝3を除く。)に適宜な貼着剤5(例えば、熱硬化型接着剤や紫外線硬化型接着剤等)で貼着されている。貼着剤5は、連結シート4a,4bに予め塗布してもよいが、実施形態ではタイルユニットTU全体の四つのコーナーに対応する部分を除く各タイルTの裏面2の四つのコーナー部分(以下、「貼着ポイント」ともいう。)に点状に塗布されている。なお、貼着剤5の塗布装置及び塗布方法についての詳細は後述する。
[タイルユニットの製造装置]
次に、上記タイルユニットTUを製造するための製造装置6について説明する。
図7は、タイルユニットTUの製造装置6の概略を示す平面図である。この製造装置6は、ローラーコンベアやベルトコンベア等からなるタイル移送ライン7を有しており、そのタイル移送ライン7に、後述する型枠8にタイルT,T…を載置するタイル載置部9と、各タイルT,T…の裏面2に連結シート4a,4bを載置する連結シート載置部10と、各タイルT,T…の裏面2が面一に揃うように各タイルT,T…の姿勢を矯正する姿勢矯正部11と、連結シート4a,4bの貼着処理を行う貼着処理部12と、前記型枠8からタイルユニットTUを取り出すタイルユニット取出部13と、を備えている。
[製造装置−タイル載置部]
タイルユニットTUを構成するタイルT,T…は、準備段階で図13に示した従来型の型枠101に表面上向きの状態にして載置されており、その状態でタイル載置部9の始端部に供給される。このタイル載置部9には、前記型枠101にあるタイルT,T…をそのまま吸着して表裏を反転させ且つ水平方向の向きを90度回転させる吸引式の移送装置14が設けられており、この移送装置14で各タイルT,T…が、本発明の型枠8の後述する型パレット15に裏面上向きの状態にして目地間隔Mを含む所定の配列に載せ替えられる。
[型枠]
前記型枠8は、図2〜図5に示したように、貼着前のタイルT,T…を配列どおりに裏面上向きの状態にして並べる型パレット15と、その型パレット15に並べたタイルT,T…を下向きに押圧する押圧盤16と、を備えている。
[型パレット]
前記型パレット15は、図4、図5に示したように、下に位置する基板17と、その基板17上にスペーサー18分の隙間を開けて設置した整列板19と、タイルTを上下動可能な恰も四つのコーナーを独立懸架状態に支え得る弾性支持部材20と、を有する。
[基板]
前記基板17は、前記タイルユニットTUより大きいほぼ四角い金属製の板で形成されている。
[整列板]
前記整列板19は、タイルTの厚さより薄い四角い金属製の板で形成されており、タイルTの輪郭とほぼ整合する形状で且つタイルTの配列に合わせた位置に貫通状の受孔21が形成されている。実施形態のタイルユニットTUは、前記のように四角いタイルT,T…を所定の目地間隔Mを開けて碁盤の目のように配列したものであり、これに合わせて整列板19の受孔21も碁盤の目のように縦横に規則的に配列されている。
[弾性支持部材]
前記弾性支持部材20は、基板17の上面であって整列板19の各受孔21の両短手辺に対応する位置にそれぞれ取り付けられており、その上面が整列板19の下面にほぼ接する厚みを有する。弾性支持部材20は、例えばゴムや樹脂製の合成スポンジで形成された弾性体の上面に例えば超高分子ポリエチレンフィルム等の薄い摺動層22を接着したものであり、図6に示したように、一つの受孔21の両短手辺に対応する二つでタイルTの両端を橋脚状に支え得る。前記のように整列板19の厚さはタイルTの厚さより薄いため、タイルTを弾性支持部材20に載置した状態ではその上面(タイルTの裏面)が整列板19の上面より上に突出する。
[押圧盤]
前記押圧盤16は、タイル移送ライン7の前記姿勢矯正部11で型パレット15に被さり、自己の重みでタイルTを押圧するものである。
押圧盤16は、多数の貫通孔23,23…を設けた金属製の板であり、型パレット15の整列板19の上面全部を覆い得る大きさである。この押圧盤16の下面は、タイルT,T…の全ての裏面が面一に揃っているとき、そのタイルT,T…の裏面に整合し得る押圧面16aになっている。
押圧盤16の前記貫通孔23は、少なくともタイルTのコーナー部分、つまりタイルTと連結シート4との貼着ポイントに対応する位置に設けられている。実施形態では、そのような貫通孔23が貼着ポイント数以上に多数設けられており、そうすることによりタイルT,T…の配列が、通し目地以外の、例えば馬踏み目地(一列ごとに互い違いになる目地割り)等のタイルユニットにも対応可能になる。
なお、押圧盤16の下面のコーナー部分には位置合わせ用のピン24,24…が突設され、一方、型パレット15にはこれに対応するピン孔25,25…が穿設されており、両者を嵌め合わせることによって押圧盤16の貫通孔23が確実に貼着ポイントに対応するようになっている。
[製造装置−連結シート載置部]
連結シート載置部10は、連結シート4a,4bを貼着可能な状態にしてタイルT,T…の裏面に載置するものであり、連結シート4a,4bを貼着可能な状態にするための貼着剤5をタイルT,T…の裏面に塗布する貼着剤塗布装置26と、貼着剤5が塗布されていない連結シート4a,4bをタイルT,T…の裏面2の貼着剤5の上に載置するシート供給装置27とからなる。
[貼着剤塗布装置]
連結シート載置部10の貼着剤塗布装置26は、流動状の貼着剤5を、各タイルT,T…の裏面2の前記貼着ポイントにほぼ点状に塗布するものであり、図9に示したように、タイル移送ライン7の横に併設された貼着剤貯留部28と、この貼着剤貯留部28とタイル移送ライン7の上の型パレット15との間をフレーム29伝いに往復移動して貼着剤5を前記貼着ポイントに塗布する塗布手段30と、を備えている。
前記貼着剤貯留部28は、上面が開口するトレー31と、そのトレー31の底面から適度な間隔を離して平行に張設された当板32と、を備えている。そして、別途タンク(図示せず)に蓄えられた流動状の貼着剤5が、トレー31の底面中央に接続された供給パイプ33から圧送され、当板32より上に設定された貯留レベルに達するとオーバーフローして前記タンクに戻るようになっている。なお、当板32には、多数の通孔34,34…が前記貼着ポイントに対応する場所を避けつつ広範囲に穿設されており、その通孔34を通って貼着剤5が当板32の上面に湧き上がるようになっている。そうすることにより、粘度の高い貼着剤5を当板32の上面に万遍なく行き渡らせることができる。
また、前記塗布手段30は、前記フレーム29伝いに貼着剤貯留部28とタイル移送ライン7の間を往復移動する水平移動体35と、その水平移動体35に上下動可能に垂設された四角い枠状の垂直昇降体36と、その垂直昇降体36の下面に着脱可能にネジ止めされた摺動ガイド部37と、その摺動ガイド部37に上下動可能に装着された塗布部38と、からなる。
この塗布部38は、金属製の真っ直ぐな中実丸棒であり、その中間に抜け落ち防止用の係止部たるOリング39が嵌められている。
一方、前記摺動ガイド部37は、前記垂直昇降体36の下面に着脱可能にネジ止めされた金属製の支持板40と、その支持板40に真っ直ぐ下向きに突設され且つ中心に垂直方向に貫通する摺動孔41を有するボルト状のガイド筒42と、を備えている。
このガイド筒42の摺動孔41に前記塗布部38が遊嵌され、自重による下降方向の付勢を受けつつ中間のOリング39の引っ掛かりで止まっている。
なお、実施形態の摺動ガイド部37は、一つの支持板40に複数のガイド筒42,42…と複数の塗布部38,38…が設けられている。具体的には、前記連結シート4aの貼着ポイントに対応する位置に塗布部38が一列に配列された単列タイプ(図11参照)と、連結シート4bの貼着ポイントに対応する位置に塗布部38が二列に配列された複列タイプ(図12参照)がある。また、摺動ガイド部37は、タイルTの裏面2の溝3を避ける間隔でさらに多くのガイド筒42,42…が配列されており、これらのガイド筒42の中から貼着ポイントに対応するものを選択してそこに塗布部38を単に差し込むだけで、他の目地割りのタイルユニットにも柔軟に対応し得る。
また、貼着剤5が紫外線硬化型接着剤である場合、連結シート載置部10は、全体が図9に示したように遮光カバー43で覆われていて、一連の工程中に貼着剤5が硬化しないようになっている。
貼着剤塗布装置26は、以上のように構成されており、これを使ってタイルユニットTUの貼着スポットに貼着剤5を塗布する場合は、先ず、図9実線及び図10の一部拡大断面図のように貼着剤貯留部28の上方にある塗布手段30の垂直昇降体36を図11のように真っ直ぐ下降させ、塗布部38の下端を貼着剤貯留部28の当板32に当接させて元の位置に上昇させる。そうすると塗布部38の、貼着剤貯留部28の貼着剤5に浸かった下方部分の外周に流動状の貼着剤5が付着する。
次に、図9想像線のように塗布手段30を水平移動体35でタイル移送ライン7に載った型パレット15の上方に移動させ、この位置で塗布手段30の垂直昇降体36を真っ直ぐ下降させ、全ての塗布部38の下端をタイルTの裏面2に当てて元の位置に上昇させる。そうすると塗布部38の底面と下方部分の外周に付着していた前記貼着剤5がタイルTの裏面2にほぼ点状に付着する。
そして、塗布手段30を水平移動体35で貼着剤貯留部28の上方に移動させ、以下同様の動作を行えば、タイル移送ライン7上を流れる型パレット15のタイルT,T…に、迅速且つ確実に貼着剤5を塗布することができる。
なお、塗布手段30を下降させて貼着剤貯留部28の当板32やタイルTに塗布部38を当接させる際の衝撃は、塗布部38が摺動ガイド部37の摺動孔41内を相対的に上昇することで吸収される。したがって当板32やタイルTはもちろん、塗布部38自体も損傷しない。
また、塗布部38に貼着剤5を付着させるための動作は、棒状の塗布部38をトレー31の貼着剤5に真っ直ぐ差してそのまま抜くだけであって殆ど抵抗を伴わないため、少ない動力で運転することができる。
[シート供給装置]
連結シート載置部10のシート供給装置27は、タイル移送ライン7の横に併設されたシート供給ライン44に、必要な長さと枚数の連結シート4a,4bをタイルユニットTU上に配置する配列に並べてセットし、その連結シート4a,4bを適宜な吸引装置で吸着し、それを前記貼着剤塗布装置26で貼着剤5が塗布された後のタイルユニットTUの裏面に載置するものである。
[製造装置−姿勢矯正部]
前記のように実施形態のタイルTは、表面1が凸凹に加工されているため、型パレット15の弾性支持部材20上に裏面上向きに載置された状態で、それぞれが不規則に傾いている。このように各タイルT,T…の裏面に傾きや高低差があると、連結シート4a,4bを貼着剤5で貼着したとき、密着が不十分で貼着不良の箇所ができたり、或は連結シート4a,4bに皺ができてタイルT,T…の配列が乱れるおそれがある。
姿勢矯正部11は、このような型パレット15上にある各タイルT,T…の裏面2を面一に揃えるべく各タイルT,T…の姿勢を矯正するものであり、具体的にはタイル移送ライン7に併設された押圧盤搬送ライン45の終端(図7において右端)にある押圧盤16をタイル移送ライン7にある型パレット15上に移送して被せるものである。
このように型パレット15の上に押圧盤16を被せると、型パレット15の整列板19の上に突出したタイルTの裏面に押圧盤16の自重が加わるため、弾性支持部材20の弾性に抗して各タイルT,T…が沈下する。そうすると、各タイルT,T…の裏面2が押圧盤16の押圧面16aに整合した姿勢に自然と矯正されるため、裏面が面一の状態に揃う。
なお、前記押圧盤搬送ライン45は、始端(図7において左端)が後述する貼着処理部12とタイルユニット取出部13の間に対応位置しており、貼着処理部12で連結シート4a,4bの貼着処理が完了した後、型パレット15から外した押圧盤16がここに供給される。したがって押圧盤16は、タイル移送ライン7の貼着処理部12と、押圧盤搬送ライン45の間で繰り返し循環する。
[製造装置−貼着処理部]
前記貼着処理部12は、連結シート4a,4bの貼着処理、具体的には連結シート4a,4bをタイルTに貼着するための貼着剤5を硬化させるに必要な処理を行うものである。例えば、貼着剤5が熱硬化型接着剤である場合には、硬化に必要な温度と時間で型枠8ごと加熱し、また、貼着剤5が紫外線硬化型接着剤である場合には、硬化所要時間、押圧盤16の上から貫通孔23越しに紫外線を照射する。そのため貼着処理部12は、ヒーター又は紫外線照射装置を備えたトンネル型カバー46で覆われている。
なお、貼着処理部12では、前記姿勢矯正部11によって連結シート4a,4bの上に型枠8の押圧盤16が載せられているが、押圧盤16には前記のように少なくとも前記貼着ポイントに対応する部分に貫通孔23が設けられているため、その貫通孔23を通して加熱や紫外線の照射が良好に行える。
[製造装置−タイルユニット取出部]
タイルユニット取出部13は、タイル移送ライン7の終端に位置し、完成したタイルユニットTUを型枠8の型パレット15から適宜な吸引装置等又は手作業により取り出すものである。
以上のタイルユニットTUの製造装置6により、まず図8の十字の区画の左上欄に示したように、タイル載置部9で型パレット15の弾性支持部材20上に裏面上向きの状態にしてタイルT,T…を載置し、次に図8の十字の区画の右上欄と右下欄に示したように、連結シート載置部10でそれらのタイルT,T…の裏面2に貼着剤5と連結シート4a,4bを載置すると共に、次に図8の十字の区画の左下欄に示したように、姿勢矯正部11でそれらのタイルT,T…の裏面2に押圧盤16の押圧面16aを押し当て、もって弾性支持部材20の弾性に抗してタイルT,T…を沈下させ、そうして各タイルT,T…の裏面2を押圧面16aに整合させて姿勢を矯正し、その状態のまま次の貼着処理部12で連結シート4a,4bの貼着処理を行わせる、という方法を実施することで、図1(a),(b)に示したタイルユニットTUを製造することができる。
なお、図7に想像線で示したようにタイル載置部9の終端領域に、例えば毛先を下向きにした真っ直ぐなブラシ47をゲート状に配設し、その下を潜る型パレット15のタイルT,T…にブラシ47の毛先を当てて軽い抵抗を付与するようにすれば、弾性支持部材20の摺動層22の上でタイルT,T…が滑って各々が受孔21の一側に同じように揃うため、出来上がったタイルユニットTUのタイルT,T…の配列を正確にすることができる。さらに好ましくは、タイルT,T…に、図7において上向きに滑らせる力をも付与すれば、同様にタイルT,T…が摺動層22の上で滑って各々が受孔21の特定のコーナー側(図7において右上のコーナー)に揃うため、タイルユニットTUのタイルT,T…の配列をより正確にすることができる。
以上、本発明を実施の形態について説明したが、もちろん本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、実施形態では、タイル載置部9において、従来型の型枠101に載置されたタイルT,T…を本発明の型枠8に機械で自動的に載せ替えるようにしたが、本発明の型パレット15に直接手作業でタイルT,T…を載置するようにしてもよい。
また、実施形態の製造装置6は、表面1が凸凹に加工されたタイルTに対応可能であって、表面1が平らなタイルにももちろん対応し得る。
また、実施形態では、塗布部38に係止部たるOリング39を嵌めて下方への抜け落ちを防止するようにしたが、Oリング39に代わる係止部として塗布部38の途中に金属製のフランジを形成するようにしてもよい。もっとも係止部としてOリング39を使用した場合には、塗布部38の製造コストが安価であることはもちろん、塗布部38の突出長さを調節することが容易になる優位性がある。
また、実施形態では、塗布手段30が貼着剤貯留部28の上方とタイルT,T…の上方との間で移動するようになっているが、塗布手段30を固定して貼着剤貯留部28とタイルT,T…を移動させるようになし、もって塗布手段30を相対的に移動させるようにしてもよい。
また、実施形態では、摺動ガイド部37が貼着剤貯留部28とタイルT,T…に対して上下動するようになっているが、摺動ガイド部37を固定して貼着剤貯留部28とタイルT,T…を上下動させるようになし、もって摺動ガイド部37を相対的に上下動させるようにしてもよい。
また、実施形態では、弾性支持部材20を弾性体と摺動層22の二重構造にしたが、例えば樹脂製の弾性支持部材20の表層を熱で溶融させて滑らかに加工し、その表層部分を摺動層22にしてもよい。
また、実施形態では、タイルTを陶磁製にしたが、それ以外にもガラス、石、木、金属、合成樹脂などであってもよい。
TU …タイルユニット
T …タイル
M …目地間隔
2 …裏面
4a,4b …連結シート
6 …製造装置
26 …貼着剤塗布装置
28 …貼着剤貯留部
30 …塗布手段
31 …トレー
37 …摺動ガイド部
38 …塗布部
39 …Oリング(係止部)

Claims (4)

  1. 目地間隔を含む所定の配列に並べた複数のタイル同士の裏面に貼着剤で連結シートを貼着して一体に連結してなるタイルユニットを製造するための装置であって、
    裏面上向きの状態にして前記配列どおりに並べた貼着前のタイルに対し、その裏面に前記貼着剤を塗布する貼着剤塗布装置を備えており、
    前記貼着剤塗布装置は、流動状の貼着剤を貯めるためのトレーを有する貼着剤貯留部と、そのトレー内の貼着剤を前記タイルの裏面に塗布すべく前記貼着剤貯留部の上方と前記タイルの上方との間を相対的に移動可能に設けられた塗布手段と、を有し、
    さらに前記塗布手段は、前記貼着剤貯留部と前記タイルに対して夫々の上方に対応する位置から相対的に上下動可能に設けられた摺動ガイド部と、その摺動ガイド部に上下摺動可能且つ下降方向に付勢された状態に装着されると共に外周に抜け落ち防止用の係止部としてOリング嵌め且つ底面が平らな棒形状である塗布部と、を設けてなり、
    前記貼着剤貯留部に対して前記塗布手段を相対的に上下動させて前記塗布部の下部を前記トレー内の貼着剤に浸けて引き上げ、そうして塗布部の下部外周に貼着剤を付着させ、
    そこからその塗布手段を前記タイルの上方に相対的に移動させると共にその移動位置で塗布手段を相対的に上下動させて前記塗布部の下端を前記タイルの裏面に当接させて引き上げ、そうして塗布部に付着した前記貼着剤をタイルの裏面に塗布するようになっており、
    その貼着剤により前記連結シートをタイルの裏面に貼着するようにしたことを特徴とするタイルユニットの製造装置。
  2. 前記摺動ガイド部に前記塗布部を複数且つそれぞれが独立して上下摺動可能な状態に装着してなることを特徴とする請求項1記載のタイルユニットの製造装置。
  3. 前記塗布部は、前記係止部を含む自重によって下降方向に付勢されるものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のタイルユニットの製造装置。
  4. 目地間隔を含む所定の配列に並べた複数のタイル同士の裏面に貼着剤で連結シートを貼着して一体に連結してなるタイルユニットを製造するための方法であって、
    裏面上向きの状態にして前記配列どおりに並べた貼着前のタイルに対し、その裏面に前記貼着剤を塗布する貼着剤塗布装置を使用するものであり、
    前記貼着剤塗布装置は、流動状の貼着剤を貯めるためのトレーを有する貼着剤貯留部と、そのトレー内の貼着剤を前記タイルの裏面に塗布すべく前記貼着剤貯留部の上方と前記タイルの上方との間を相対的に移動可能に設けられた塗布手段と、を有し、
    さらに前記塗布手段は、前記貼着剤貯留部と前記タイルに対して夫々の上方に対応する位置から相対的に上下動可能に設けられた摺動ガイド部と、その摺動ガイド部に上下摺動可能且つ下降方向に付勢された状態に装着されると共に外周に抜け落ち防止用の係止部としてOリング嵌め且つ底面が平らな棒形状である塗布部と、を設けてなり、
    先ず、前記貼着剤貯留部に対して前記塗布手段を相対的に上下動させて前記塗布部の下部を前記トレー内の貼着剤に浸けて引き上げ、そうして塗布部の下部外周に貼着剤を付着させ、
    次に、その塗布手段を前記タイルの上方に相対的に移動させると共にその移動位置で塗布手段を相対的に上下動させて前記塗布部の下端を前記タイルの裏面に当接させて引き上げ、そうして塗布部に付着した前記貼着剤をタイルの裏面に塗布するようになし、
    こうして塗布した貼着剤で前記連結シートをタイルの裏面に貼着するようにしたことを特徴とするタイルユニットの製造方法。
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