JP6537234B2 - 発光ダイオードパッケージ及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、発光ダイオードパッケージ及びその製造方法に関する。
液晶表示装置(Liquid Crystal Display)は、現在最も広く使用されているフラットパネル表示装置(Flat Panel Display)のうちの一つであって、電極が形成されている2枚の基板とその間に挿入される液晶層からなり、電極に電圧を印加して液晶層の液晶分子を再配列させることによって透過する光の量を調節する表示装置である。
このような液晶表示装置は、受動発光装置であるため、液晶層を通過する光を提供するバックライトアセンブリが要求される。バックライトアセンブリに利用される光源には、CCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp)、EEFL(External Electrode Fluorescent Lamp)、発光ダイオード(Light Emitting Diode LED)などがある。最近では、高輝度の発光ダイオードを利用したバックライトアセンブリが多く利用されている。
このような発光ダイオードは、発光ダイオードパッケージタイプで使用され得る。発光ダイオードパッケージは、一般的にはパッケージモールド、パッケージモールド上に配置され、青色光を放出する発光ダイオードチップ、発光ダイオードチップ上に位置して発光ダイオードチップから放出された青色光を白色光に変える蛍光体を含み、場合によっては発光ダイオードチップ及び蛍光体をカバーするレンズを含み得る。
しかし、前述した蛍光体では高純度の白色光を生成するのに限界がある。一方、一般的な蛍光体の代りに量子ドットを利用することによって高純度の白色光を生成することはできる。
ただし、発光ダイオードチップは多くの熱を発生させ、量子ドットはこのような熱に非常に敏感であるため、安定した光を生成するためには発光ダイオードパッケージで発光ダイオードチップと量子ドットとの間の距離を離隔させる必要がある。しかし、この場合、発光ダイオードパッケージの厚さが増加し、このような発光ダイオードパッケージの厚さの増加は、これを含む液晶表示装置の厚さの増加に直接的な影響を及ぼす。
発光ダイオードチップと量子ドットとの間の距離を離隔させる他の方法としては、量子ドットを含む光学部品を別に製造し、これを発光ダイオードパッケージと離隔させる方法がある。しかし、このような方法は、液晶表示装置の全体的な工程費用及び時間の増加をもたらす。
本発明が解決しようとする課題は、量子ドットを含む厚さの薄い発光ダイオードパッケージを提供することにある。
また、本発明が解決しようとする他の課題は、量子ドットを含む厚さの薄い発光ダイオードパッケージの製造方法を提供することにある。
本発明の課題は、以上で言及した技術的課題に制限されず、言及されていない他の技術的課題は、以下の記載から当業者に明確に理解できるであろう。
前記課題を達成するための本発明の一実施形態による発光ダイオードパッケージは、パッケージモールド、パッケージモールドの一面上に位置する発光ダイオードチップと、パッケージモールドの一面上に位置し、発光ダイオードチップと離隔して位置する波長変換部を含み、波長変換部は、パッケージモールドの一面上に位置する第1バリアー層、第1バリアー層上に位置する波長変換層、及び波長変換層上に位置する第2バリアー層を含む。
前記波長変換層は量子ドットを含み得る。
前記発光ダイオードチップ及び波長変換部は同一平面上に位置し得る。
前記発光ダイオードパッケージは、パッケージモールドの一面上に位置し、発光ダイオードチップ及び波長変換部をカバーするカバー部をさらに含み得、カバー部は、透明ベース部材と、透明ベース部材上に位置し、特定波長領域の光の大部分を反射する光学コーティング層を含み得る。
ここで、前記光学コーティング層は特定波長領域を除いた残りの波長領域の光の大部分を通過させ得る。
また、前記特定波長領域は、青色光の波長領域であり得る。
また、前記光学コーティング層は互いに離隔して配置された複数の光学パターンを含み得る。
前記第1バリアー層及び第2バリアー層のうち少なくとも一つは絶縁性物質を含み得る。
ここで、前記絶縁性物質は酸化ケイ素及び窒化ケイ素のうち少なくとも一つを含み得る。
前記発光ダイオードチップは青色光を放出し、波長変換部は青色光を黄色光に波長変換し得る。
前記発光ダイオードチップ及び波長変換部の離隔距離は、約30mm未満であり得る。
前記波長変換層の面積は、発光ダイオードチップの面積の約10〜200倍であり得る。
前記第1バリアー層及び第2バリアー層のうち少なくとも一つは発光ダイオードチップをカバーし得る。
前記発光ダイオードパッケージは、発光ダイオードチップと波長変換部との間に介在し、発光ダイオードチップから発生した熱が波長変換部に伝達することを防止する熱遮断部材をさらに含み得る。
前記課題を達成するための本発明の他の実施形態による発光ダイオードパッケージは、パッケージモールド、パッケージモールドの一面上に位置する発光ダイオードチップ、パッケージモールドの一面上に位置し、発光ダイオードチップと離隔して位置する波長変換部と、パッケージモールドの一面上に位置して発光ダイオードチップ及び波長変換部をカバーするカバー部を含み、カバー部は、透明ベース部材と、透明ベース部材上に位置し、特定波長領域の光の大部分を反射する光学コーティング層を含む。
前記波長変換部は、パッケージモールドの一面上に位置する第1バリアー層、第1バリアー層上に位置する波長変換層、及び波長変換層上に位置する第2バリアー層を含み得る。
ここで、前記波長変換層は量子ドットを含み得る。
前記他の課題を達成するための本発明の一実施形態による発光ダイオードパッケージの製造方法は、パッケージモールドの一面上に発光ダイオードチップを形成する段層、及びパッケージモールドの一面上に発光ダイオードチップと離隔するように波長変換部を形成する段層を含み、波長変換部を形成する段層は、パッケージモールドの一面上に第1バリアー層を形成する段層、第1バリアー層上に波長変換層を形成する段層と、波長変換層上に第2バリアー層を形成する段層を含む。
前記発光ダイオードパッケージの製造方法は、波長変換部を形成する段層の後、パッケージモールドの一面上に発光ダイオードチップ及び波長変換部をカバーするカバー部を形成する段層をさらに含み得る。
ここで、前記カバー部を形成する段層は、透明ベース部材を準備する段層と、透明ベース部材上に特定波長領域の大部分の光を反射する光学コーティング層を形成する段層を含み得る。
その他実施形態の具体的な内容は詳細な説明及び図面に含まれている。
本発明の実施形態によれば、少なくとも次のような効果がある。
すなわち、高純度の白色光を放出する厚さの薄い発光ダイオードパッケージが得られる。
また、発光ダイオードパッケージ内で量子ドットが安定的に維持され得る。
本発明による効果は、以上で例示された内容によって制限されず、さらに多様な効果が本明細書内に含まれている。
本発明の一実施形態による発光ダイオードパッケージの平面図である。 図1に示すA−A’線に沿って切断した断面図である。 図2に示す光学コーティング層の波長による反射率を示すグラフである。 図1に示す発光ダイオードパッケージの製造方法を工程段階別に示す断面図である。 図1に示す発光ダイオードパッケージの製造方法を工程段階別に示す断面図である。 図1に示す発光ダイオードパッケージの製造方法を工程段階別に示す断面図である。 図1に示す発光ダイオードパッケージの製造方法を工程段階別に示す断面図である。 図1に示す発光ダイオードパッケージの製造方法を工程段階別に示す断面図である。 図1に示す発光ダイオードパッケージの製造方法を工程段階別に示す断面図である。 本発明の他の実施形態による発光ダイオードパッケージの断面図である。 本発明のさらに他の実施形態による発光ダイオードパッケージの断面図である。 本発明のさらに他の実施形態による発光ダイオードパッケージの断面図である。 本発明のさらに他の実施形態による発光ダイオードパッケージの断面図である。 本発明のさらに他の実施形態による発光ダイオードパッケージの平面図である。 図14に示すB−B’線に沿って切断した断面図である。 本発明のさらに他の実施形態による発光ダイオードパッケージの平面図である。 図16に示すC−C’線に沿って切断した断面図である。 本発明のさらに他の実施形態による発光ダイオードパッケージの平面図である。 図18に示すD−D’線に沿って切断した断面図である。
本発明の利点及び特徴並びにこれらを達成する方法は、添付する図面と共に詳細に後述する実施形態において明確になるであろう。しかし、本発明は、以下で開示する実施形態に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で実現されるものであり、本実施形態は、単に本発明の開示を完全にし、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範囲を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は、請求項の範囲によってのみ定義される。
素子(elements)または層が他の素子または層の「上(on)」と指称された場合、他の素子の真上にまたは中間に他の層または他の素子を介在する場合のすべてを含む。明細書全体において、同一の参照符号は同一の構成要素を指称する。
第1、第2などが多様な素子、構成要素を叙述するために使用されるが、これら素子、構成要素はこれらの用語によって制限されないことはいうまでもない。これらの用語は、単に一つ構成要素を他の構成要素と区別するために使用するものである。したがって、以下で言及される第1構成要素は本発明の技術的思想内で第2構成要素であり得ることは勿論である。
本明細書で記述する発光ダイオードパッケージは表示装置に含まれるものであり得る。ここで、表示装置は、液晶表示装置(Liquid Crystal Display)、電気泳動表示装置(Electrophoretic Display)、有機発光表示装置(Organic Light Emitting Display)、無機EL表示装置(Electro Luminescent Display)、電界放出表示装置(Field Emission Display)、表面伝導電子放出表示装置(Surface−conduction Electron−emitter Display)、プラズマ表示装置(Plasma Display)、及び陰極線管表示装置(Cathode Ray Display)などであり得る。以下では発光ダイオードパッケージが液晶表示装置に含まれる場合を説明するが、これに限定されず、多様な方式の表示装置に含まれ得る。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による発光ダイオードパッケージの平面図である。図2は、図1に示すA−A’線に沿って切断した断面図である。図1及び図2を参照すると、本発明の一実施形態による発光ダイオードパッケージは、パッケージモールド100、発光ダイオードチップ200、及び波長変換部300を含む。また、本発明の一実施形態による発光ダイオードパッケージは、カバー部400をさらに含み得る。
パッケージモールド100は、発光ダイオードチップ200、波長変換部300、及びカバー部400の下部に位置する。パッケージモールド100は発光ダイオードチップ200、波長変換部300、及びカバー部400を支持する。
パッケージモールド100は、底部及び底部のエッジから突出して形成された側壁部を含み得る。ここで、底部の内側面及び側壁部の内側面は鈍角を成すが、これに限定されない。また、底部の外側面及び側壁部の外側面も鈍角を成すが、これに限定されない。このような底部及び側壁部は発光ダイオードチップ200及び波長変換部300を収容する収容空間を形成できる。
パッケージモールド100は高分子物質からなる。例示的な実施形態において、パッケージモールド100は、ポリカーボネート(polycarbonate)、ポリメタクリル酸メチル(polymethyl−methacrylate)及びポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレート(Poly Cyclohexylene dimethylene Terephthalate)のうち少なくとも何れか一つを含み得る。他の例示的な実施形態において、パッケージモールド100は、耐光性に優れたシリコーン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、フッ素樹脂、イミド樹脂などの有機物質や、ガラス、シリカゲルなどの耐光性に優れた無機物質を含み得る。また他の例示的な実施形態において、パッケージモールド100は製造工程時に発生した熱によって樹脂が溶融しないように耐熱性樹脂を含み得る。この場合、パッケージモールド100は樹脂の熱応力を緩和させるため、窒化アルミニウム、酸化アルミニウム及びこのような複合混合物などの各種
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−(filler)を含み得る。
図面に示していないが、パッケージモールド100は、外部の電源を発光ダイオードチップ200に伝達するための二つのリードフレームを含み得る。二つのリードフレームは外部の電源と連結されており、二つのリードフレームのうち一つは発光ダイオードチップ200のN型電極と接続され、二つのリードフレームのうち他の一つは発光ダイオードチップ200のP型電極と接続され得る。また、パッケージモールド100の内側面、すなわち、底部及び側壁部の内側面は反射性物質でコーティングされている。このため、発光ダイオードチップ200から放出された光はパッケージモールド100の内側面で反射して外部に出射され得る。
発光ダイオードチップ200はパッケージモールド100の一面上に位置する。また、発光ダイオードチップ200はパッケージモールド100の底部及び側壁部に囲まれた収納空間内に位置する。例示的な実施形態で、発光ダイオードチップ200はパッケージモールド100の底部の内側面の一側上に位置する。
発光ダイオードチップ200は、外部の電源を印加され、光を放出する。例示的な実施形態で、発光ダイオードチップ200は青色光を放出するが、これに限定されない。
発光ダイオードチップ200は詳細に示していないが、基板、N型半導体層、P型半導体層、活性層、N型電極、及びP型電極を含んでなる。発光ダイオードチップ200を構成する基板としては主にサファイア基板が利用される。またN型半導体層及びP型半導体層としては、GaN、AlGaN、InGaN、AlN、AlInGaNなどのような窒化物半導体が利用される。また、活性層は、N型半導体層とP型半導体層との間に形成されて発光をする層であって、InGaN層を井戸としてGaN層を壁層(Barrier Layer)とする多重量子井戸構造(MQW)で形成され、N型電極はN型半導体層と連結されており、P型電極は前記P型半導体層と接続されている。以上のような発光ダイオードチップ200の構成は従来に公知された多様な形態に変更し形成され得る。
波長変換部300は、パッケージモールド100の一面上に位置する。また、波長変換部300はパッケージモールド100の底部及び側壁部に囲まれた収納空間内に位置する。また、波長変換部300は発光ダイオードチップ200と離隔して位置する。例示的な実施形態で、波長変換部300は発光ダイオードチップ200が位置するパッケージモールド100の底部の内側面の一側の反対側、すなわち、パッケージモールド100の底部の内側面の他側上に位置する。
波長変換部300は、発光ダイオードチップ200から放出された光の波長を変換させる。例示的な実施形態で、波長変換部300は発光ダイオードチップ200から放出された青色光を黄色光に変換できるが、これに限定されない。
波長変換部300は、第1バリアー層310、波長変換層320、及び第2バリアー層330を含み得る。
第1バリアー層310は、パッケージモールド100の一面上に位置する。すなわち、第1バリアー層310はパッケージモールド100の底部の内側面と直接的に接触する。また、第1バリアー層310は波長変換層320の下部に配置される。
第1バリアー層310は、波長変換層320を物理的な衝撃から保護すると共に、外部の水分及び酸素などから保護する物質からなる。また、第1バリアー層310はパッケージモールド100から不純物が流入することを防止する物質を含み得る。例示的な実施形態で、第1バリアー層310は、絶縁性物質、例えば、酸化ケイ素(SiOx)、窒化ケイ素(SiNx)、またはこれらの組合せを含み得る。例えば、第1バリアー層310は二酸化ケイ素(SiO)からなるが、これに限定されない。
第1バリアー層310の水蒸気透過度(Water Vapor Transmission Rate、WVTR)及び酸素透過度(Oxygen Transmission Rate、OTR)は約10−4g/m/dayないし10−2g/m/dayであり得る。好ましくは、第1バリアー層310の水蒸気透過度及び酸素透過度は約10−3g/m/dayであり得る。このように、第1バリアー層310は低い水蒸気透過度及び酸素透過度を有することによって波長変換層320を水分及び酸素から保護できる。
第1バリアー層310の光学的吸収度は約15%以下であり得る。好ましくは、第1バリアー層310の光学的吸収度は約7%以下であり得る。このように、第1バリアー層310は低い光学的吸収度を有することによって、発光ダイオードチップ200から放出された光の第1バリアー層310での損失を最小化できる。
波長変換層320は、第1バリアー層310上に位置する。例示的な実施形態で、波長変換層320は、第1バリアー層310の中心部と重複する。他の例示的な実施形態で、波長変換層320は第1バリアー層310のエッジ部とは重複しない場合もある。
波長変換層320は、発光ダイオードチップ200から放出された光の波長を変換させる。例示的な実施形態で、発光ダイオードチップ200が青色光を放出する場合、波長変換層320は青色光が入射され、これを黄色光に波長変換する。
波長変換層320は量子ドット及び分散媒質を含み得る。
量子ドットは、コアシェル(Core−Shell)構造の半導体ナノ粒子として、サイズが数nmないし数十nmのサイズを有し、量子閉じ込め効果(quantum confinement effect)により粒子のサイズによって異なる発光光が出る特性を有することを意味する。より詳細には、量子ドットは狭い波長帯で強い光を発生し、量子ドットが発散する光は伝導帯(Conduction band)から価電子帯(valence band)に不安定な(
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)状態の電子が降りる際に発生する。この際、量子ドットはその粒子が小さいほど短い波長の光が発生して粒子が大きいほど長い波長の光を発生する性質がある。したがって、量子ドットのサイズを調節すると、所望する波長の可視光線領域の光をすべて発生させることができる。
量子ドットは、Si系統ナノ結晶、II−VI族系化合物半導体ナノ結晶、III−V族系化合物半導体ナノ結晶、IV−VI族系化合物半導体ナノ結晶及びこれらの混合物のうち何れか一つのナノ結晶を含み得る。
前記II−VI族系化合物半導体ナノ結晶は、CdS、CdSe、CdTe、ZnS、ZnSe、ZnTe、HgS、HgSe、HgTe、CdSeS、CdSeTe、CdSTe、ZnSeS、ZnSeTe、ZnSTe、HgSeS、HgSeTe、HgSTe、CdZnS、CdZnSe、CdZnTe、CdHgS、CdHgSe、CdHgTe、HgZnS、HgZnSe、HggZnTe、CdZnSeS、CdZnSeTe、CdZnSTe、CdHgSeS、CdHgSeTe、CdHgSTe、HgZnSeS、HgZnSeTe及びHgZnSTeで構成された群から選択された何れか一つであり得る。
また、前記III−V族系化合物半導体ナノ結晶は、GaN、GaP、GaAs、AlN、AlP、AlAs、InN、InP、InAs、GaNP、GaNAs、GaPAs、AlNP、AlNAs、AlPAs、InNP、InNAs、InPAs、GaAlNP、GaAlNAs、GaAlPAs、GaInNP、GaInNAs、GaInPAs、InAlNP、InAlNAs、及びInAlPAsで構成された群から選択された何れか一つであり得、前記IV−VI族系化合物半導体ナノ結晶はSbTeであり得る。
波長変換層320は一種類の量子ドットを含み得る。例えば、波長変換層320は入射する光の波長を黄色光の波長に変換する量子ドットを含み得る。しかし、これに限定されず、波長変換層320は二つの種類以上の量子ドットを含み得る。例えば、波長変換層320は入射する光の波長を赤色光の波長に変換する赤色量子ドット及び入射する光の波長を緑色光の波長に変換する緑色量子ドットを含み得る。この場合、赤色量子ドット及び緑色量子ドットの配合比率を調節して所望する色の光を抽出できる。
分散媒質は量子ドットと混合して量子ドットを分散させることができる。すなわち、量子ドットは有機溶媒または高分子樹脂のような分散媒質に自然に配位された形態で分散され得る。このような分散媒質としては、量子ドットの波長変換性能に影響を及ぼさず、かつ光を反射させず、光吸収を起こさない範囲で透明な媒質であれば、いかなるものでも使用できる。前記有機溶媒は、例えば、トルエン(toluene)、クロロホルム(chloroform)及びエタノール(ethanol)のうち少なくとも一つを含み得、高分子樹脂は、例えば、エポキシ(epoxy)、シリコーン(silicone)、ポリスチレン(polystyrene)及びアクリレート(acrylate)のうち少なくとも一つを含み得る。
波長変換層320は、前記分散媒質の他にUV開始剤、熱硬化添加剤、架橋剤、拡散剤、及びこれらの組合せをさらに含み得る。
波長変換層320は量子ドットを約5ないし30wt%含み得る。波長変換層320が5wt%未満の量子ドットを含む場合、波長変換層320が波長変換機能を十分に発揮することができず、波長変換層320が30wt%を超過する量子ドットを含む場合、波長変換層320がこれに入射する光を過度に波長変換し得る。例示的な実施形態で、波長変換層320は約10wt%の量子ドットを含むが、これに限定されない。
波長変換層320の面積は発光ダイオードチップ200の面積の約10倍ないし200倍であり得る。波長変換層320の面積が発光ダイオードチップ200の面積の10倍未満である場合、波長変換層320が波長変換機能を十分に発揮できず、波長変換層320の面積が発光ダイオードチップ200の面積の200倍を超過する場合、波長変換層320がこれに入射する光を過度に波長変換し得る。例示的な実施形態で、波長変換層320の面積は発光ダイオードチップ200の面積の50倍であり得るが、これに限定されない。例えば、図1に示す例示的な実施形態で、発光ダイオードチップ200の面積が約1x1mmである場合、波長変換層320の面積は約5x10mmであり得る。
第2バリアー層330は波長変換層320上に位置する。第2バリアー層330は波長変換層320の上面及びその側面と直接的に接触する。すなわち、第2バリアー層330は第1バリアー層310と共に、波長変換層320を密封できる。この際、第2バリアー層330のエッジ部では段差部が形成される。
第2バリアー層330は物理的な衝撃から波長変換層320を保護すると共に、外部の水分及び酸素などから保護する物質からなる。例示的な実施形態で、第2バリアー層330は、絶縁性物質、例えば、酸化ケイ素(SiOx)、窒化ケイ素(SiNx)、またはこれらの組合せを含み得る。例えば、第2バリアー層330は二酸化ケイ素(SiO2)からなるが、これに限定されない。他の例示的な実施形態で、第2バリアー層330は第1バリアー層310と同じ物質からなる。
第2バリアー層330の水蒸気透過度(Water Vapor Transmission Rate、WVTR)及び酸素透過度(Oxygen Transmission Rate、OTR)は約10−4g/m/dayないし10−2g/m/dayであり得る。好ましくは、第2バリアー層330の水蒸気透過度及び酸素透過度は約10−3g/m/dayであり得る。例示的な実施形態で、第2バリアー層330の水蒸気透過度は、第1バリアー層310の水蒸気透過度と実質的に同じであり得る。このように、第2バリアー層330は低い水蒸気透過度及び酸素透過度を有することによって波長変換層320を水分及び酸素から保護できる。
第2バリアー層330の光学的吸収度は約15%以下であり得る。好ましくは、第2バリアー層330の光学的吸収度は約7%以下であり得る。例示的な実施形態で、第2バリアー層330の光学的吸収度は、第1バリアー層310の光学的吸収度と実質的に同じであり得る。このように、第2バリアー層330は、低い光学的吸収度を有することによって、発光ダイオードチップ200から放出された光の第2バリアー層330での損失を最小化できる。
発光ダイオードチップ200及び波長変換部300は同一平面上に位置する。例示的な実施形態で、発光ダイオードチップ200及び波長変換部300はパッケージモールド100の底部の平らな内側面上に互いに離隔して位置し得る。
発光ダイオードチップ200及び波長変換部300の離隔距離dは約30mm未満であり得る。すなわち、発光ダイオードチップ200及び波長変換部300の離隔距離dは0より大きく30mmより小さくてもよい。もし、発光ダイオードチップ200及び波長変換部300の離隔距離dが30mmより大きいと、発光ダイオードチップ200から放出された光が波長変換部300にうまく伝達されず、所望する色の光を抽出しにくい。
カバー部400はパッケージモールド100の一面上に位置する。カバー部400は発光ダイオードチップ200及び波長変換部300をカバーする。例示的な実施形態で、カバー部400のエッジはパッケージモールド100の側壁部の端部と直接的に接触する。このため、パッケージモールド100とカバー部400は発光ダイオードチップ200と波長変換部300を外部環境から保護できる。
カバー部400は透明ベース部材410及び光学コーティング層420を含み得る。
透明ベース部材410は透明でかつ薄いガラス基板またはレンズであり得る。透明ベース部材410は上部に凸形状を有するように屈曲した形状であり得る。透明ベース部材410は発光ダイオードチップ200から放出された光を集光させて外部に出射させる機能を行う。
光学コーティング層420は透明ベース部材410の一面上に位置する。例示的な実施形態で、光学コーティング層420は外部環境から保護するため、透明ベース部材410の内側面上に形成される。すなわち、光学コーティング層420は発光ダイオードチップ200及び波長変換部300と対向する。しかし、これに限定されず、光学コーティング層420は透明ベース部材410の外側面上にも形成され得る。
光学コーティング層420は特定波長領域の大部分の光を反射する。また、光学コーティング層420は前記特定波長領域を除いた残りの波長領域の大部分の光を通過させる。これについては図3を参照してより詳細に説明する。図3は光学コーティング層420の波長による反射率を示すグラフである。
図3を参照すると、光学コーティング層420は波長約400nmないし500nmの光を約90%以上反射する。ここで、波長約400nmないし500nmの光は青色光であって、光学コーティング層420は青色光の大部分を反射させる。また、光学コーティング層420は波長約550nm以上の光は約90%以上通過させる。ここで、波長約550nm以上の光は、黄色光及び赤色光であって、光学コーティング層420は黄色光及び赤色光の大部分を通過させる。
再び図1及び図2を参照すると、光学コーティング層420は発光ダイオードチップ200から放出された青色光の一部のみを通過させて大部分を反射させる。光学コーティング層420で反射した青色光は波長変換部300に入射し、波長変換部300の波長変換層320で波長変換された黄色光の大部分は光学コーティング層420を通過する。このため、波長変換層320を通過した青色光と黄色光は混合して高純度の白色光を生成できる。
光学コーティング層420はダイクロイック(dichroic)コーティング層であり得る。このような光学コーティング層420は互いに異なる物質が交互に複数回積層されて形成され得る。例示的な実施形態で、光学コーティング層420は互いに異なる金属や金属酸化物の多層構造からなる。例えば、光学コーティング層420は、TiO、Al、ZrO、MgO、及びSiOのうち二つ以上の物質が交互に複数回積層されて形成され得る。また他の例示的な実施形態で、光学コーティング層420は分布分散Bragg反射器(Distributed Bragg Reflector、DBR)構造を有する。
光学コーティング層420は前記物質が約20層ないし100層が積層されて形成される。前記物質が20層未満または100層を超過して積層されると、光学コーティング層420が波長選択的光反射機能を十分に発揮できない場合もある。例示的な実施形態で、光学コーティング層420は前記物質が約40層積層されて形成されるが、これに限定されない。
光学コーティング層420の厚さは約0.3ないし2μmであり得る。光学コーティング層420の厚さが0.3μm未満または2μmを超過する場合、光学コーティング層420が波長選択的光反射機能を十分に発揮できない場合もある。例示的な実施形態で、光学コーティング層420の厚さは約0.8μmであり得るが、これに限定されない。
このように、本発明の一実施形態による発光ダイオードパッケージは、量子ドットを含むことによって色純度が高い光を生成できる。このような高純度の光は表示装置の画像鮮明度の向上に直接的な影響を与える。また、発光ダイオードチップ200と量子ドットを含む波長変換部300を十分に離隔させることによって、量子ドットの劣化を防止できる。また、量子ドットを第1バリアー層310及び第2バリアー層330に密封することによって、外部の水分及び酸素から量子ドットを保護できる。また、発光ダイオードチップ200と波長変換部300が同一平面上に位置することによって、薄い厚さの発光ダイオードパッケージ製造が可能であり、これはスリムな構造の表示装置または狭いベゼル(Narrow bezel)を有する表示装置の製造を可能にする。
以下、 図4〜図9を参照して本発明の一実施形態による発光ダイオードパッケージの製造方法について説明する。図4〜図9は、図1に示す発光ダイオードパッケージの製造方法を工程段階別に示す断面図である。説明の便宜上、前述した図面に示示した各エレメントと実質的に同じエレメントは同一符号で示し、重複する説明は省略する。
先に、図4を参照すると、パッケージモールド100を準備する。パッケージモールド100は射出工程によって形成されるが、これに限定されない。
次に、図5を参照すると、パッケージモールド100の一面上に発光ダイオードチップ200を配置する。図面に示していないが、発光ダイオードチップ200は前述した二つのリードフレームと電気的に接続され得る。
次に、図6を参照すると、パッケージモールド100の一面上に発光ダイオードチップ200と離隔するように第1バリアー層310を形成する。第1バリアー層310はマスクを利用して所望する部分にのみ形成できる。例示的な実施形態で、第1バリアー層310は真空状態で化学気相蒸着法(Chemical Vapor Deposition、CVD)、スパッタリング工程(Sputtering)、またはパルスレーザ蒸着法(Pulsed Laser Deposition、PLD)などの薄膜蒸着法を利用して形成されるが、これに限定されない。
次に、図7を参照すると、第1バリアー層310上に波長変換層320を形成する。例示的な実施形態で、波長変換層320は量子ドットを分散媒質に分散させて液状または半固体状に作った後、これを第1バリアー層310上に一定量ドロップ(drop)する方法により形成する。ドロップされた量子ドット及び分散媒質の混合物は紫外線などを利用して硬化することによって波長変換層320を形成できる。他の例示的な実施形態で、あらかじめ硬化した波長変換物質を所望するサイズに切った後、これを接着剤、例えば、光学性透明接着剤(Optical Clear Adhesive、OCA)または光学性透明レジン(Optical Clear Resin、OCR)を利用して第1バリアー層310上に固定させることによって波長変換層320を形成することもできる。
次に、図8を参照すると、波長変換層320上に第2バリアー層330を形成する。第2バリアー層330は第1バリアー層310と実質的に同じ方法により形成できる。
次に、図9を参照すると、別途の工程でカバー部400を形成した後、カバー部400をパッケージモールド100上に配置する。例示的な実施形態で、カバー部400を形成する工程は、真空条件で透明ベース部材410上に光学コーティング層420を成す物質を化学気相蒸着法(Chemical Vapor Deposition、CVD)、スパッタリング工程(Sputtering)、またはパルスレーザ蒸着法(Pulsed Laser Deposition、PLD)などの薄膜蒸着法を利用して蒸着する工程を含み得る。他の例示的な実施形態で、母基板上に光学コーティング層420を形成した後、前記母基板を所望するサイズに切断することによって、それぞれのカバー部400を形成することもできる。カバー部400を形成した後、カバー部400のエッジとパッケージモールド100の側壁部の端部を結合する。この場合、図面に示していないが、カバー部400のエッジとパッケージモールド100の側壁部との間には接着剤が介在することもできる。
図10は、本発明の他の実施形態による発光ダイオードパッケージの断面図である。説明の便宜上、前述した図面に示す各エレメントと実質的に同じエレメントは同一符号で示し、重複する説明は省略する。
図10を参照すると、波長変換部301の第1バリアー層311及び第2バリアー層331のうち少なくとも一つは発光ダイオードチップ200をカバーする。図10に示す例示的な実施形態では第1バリアー層311及び第2バリアー層331のすべてが発光ダイオードチップ200をカバーできるが、これに限定されず、第1バリアー層311または第2バリアー層331のみ発光ダイオードチップ200をカバーすることができる。また、図10に示す例示的な実施形態では第1バリアー層311及び第2バリアー層331が全て発光ダイオードチップ200上に位置するが、これに限定されず、発光ダイオードチップ200が波長変換層320と同じように第1バリアー層311及び第2バリアー層331との間に介在することもできる。このような構造は第1バリアー層311及び/または第2バリアー層331の形成工程でマスクを使用しないことによって簡単に形成され得る。このように、パッケージモールド100の前面上に形成された第1バリアー層311及び/または第2バリアー層331は波長変換層320だけでなく発光ダイオードチップ200まで外部環境から保護できる。
図11及び図12は、本発明のさらに他の実施形態による発光ダイオードパッケージらの断面図である。説明の便宜上、前述した図面に示す各エレメントと実質的に同じエレメントは同一符号で示し、重複する説明は省略する。
図11及び図12を参照すると、パッケージモールド(101、102)は多様な形状を有し得る。まず、図11を参照すると、パッケージモールド101は直六面体形状のプレート形状を有する。すなわち、前述した側壁部は省略され得る。次に、図12を参照すると、パッケージモールド102の側壁部の形状が変わる。例えば、パッケージモールド102の底部の内側面と側壁部の内側面は鈍角を成し得、パッケージモールド102の底部の外側面と側壁部の外側面は直角を成す。
図13は、本発明のさらに他の実施形態による発光ダイオードパッケージの断面図である。説明の便宜上、前述した図面に示す各エレメントと実質的に同じエレメントは同一符号で示し、重複説明は省略する。
図13を参照すると、カバー部401は平らな構造を有し得る。詳細には、カバー部401は平らな有機基板を含む透明ベース部材411上に光学コーティング層421が形成された構造であり得る。この場合、カバー部401はパッケージモールド100の側壁部の内側端部と結合されることによって、発光ダイオードチップ200及び波長変換部300上に固定される。この場合、カバー部401が屈曲構造を含まないため、カバー部401の形成が容易になる。
図14は、本発明のさらに他の実施形態による発光ダイオードパッケージの平面図である。図15は、図14に示すB−B’線に沿って切断した断面図である。説明の便宜上、前述した図面に示す各エレメントと実質的に同じエレメントは同一符号で示し、重複する説明は省略する。
図14及び図15を参照すると、発光ダイオードパッケージは熱遮断部材500をさらに含み得る。熱遮断部材500は発光ダイオードチップ200及び波長変換部300との間に介在する。詳細には、熱遮断部材500はパッケージモールド103の挿入ホール103aに挿入される。この場合、熱遮断部材500が発光ダイオードチップ200から放出された光の経路を防ぐことを防止するため、パッケージモールド103の一面から熱遮断部材500の上面までの距離が波長変換部300の厚さより小さいかまたは同じであり得る。
熱遮断部材500は発光ダイオードチップ200で生成された熱がパッケージモールド103の底部を介して波長変換部300に伝達されることを防止できる。すなわち、発光ダイオードチップ200で発生した熱による波長変換層320の劣化をさらにうまく防止できる。
熱遮断部材500は公知の熱遮断物質からなる。また、熱遮断部材500は内部に複数の空洞を含み得、複数の空洞には不活性気体が充電されている。
図16は、本発明のさらに他の実施形態による発光ダイオードパッケージの平面図である。図17は、図16に示すC−C’線に沿って切断した断面図である。説明の便宜上、前述した図面に示す各エレメントと実質的に同じエレメントは同一符号で示し、重複する説明は省略する。
図16及び図17を参照すると、発光ダイオードチップ201はパッケージモールド100の一面の中心部上に形成される。また、波長変換部302は複数であり得、複数の波長変換部302は発光ダイオードチップ201を囲む。図16及び図17に示す例示的な実施形態で、複数の第1バリアー層312、複数の波長変換層321、及び複数の第2バリアー層332は複数の波長変換部302を成し、複数の波長変換部302は発光ダイオードチップ201の両側に隣接するように配置される。
図18は、本発明のさらに他の実施形態による発光ダイオードパッケージの平面図である。図19は、図18のD−D’線に沿って切断した断面図である。説明の便宜上、前述した図面に示す各エレメントと実質的に同じエレメントは同一符号で示し、重複する説明は省略する。
図18及び図19を参照すると、カバー部402の光学コーティング層422はパターニングされる。すなわち、光学コーティング層422は互いに離隔して配置された複数の光学パターンを含み得る。例示的な実施形態で、複数の光学パターンはマトリックス形態で配列されるが、これに限定されない。このように、光学コーティング層422をパターニングすることによって、外部に出射される青色光の比率を増加させる。すなわち、光学コーティング層422が形成された部分では発光ダイオードチップ200から放出された青色光が内部に反射するが、光学コーティング層422が形成されていない部分では発光ダイオードチップ200から放出された青色光がそのまま外部に出射される。このような光学コーティング層422のパターニングにより外部に出射される青色光と黄色光の混合比率を調節できる。
以上では本発明の実施形態を中心に説明したが、これは単なる例示であり、本発明を限定するものではなく、本発明が属する分野の通常の知識を有する者は、本発明の実施形態の本質的な特性から外れない範囲で以上に例示されていない様々な変形及び応用することができるであろう。例えば、本発明の実施形態に詳細に示す各構成要素は変形して実施できる。また、このような変形と応用に関する相違点は添付する特許請求の範囲で規定する本発明の範囲に含まれると解釈しなければならない。
100、101、102、103 パッケージモールド
103a 挿入ホール
200、201 発光ダイオードチップ
300、301、302 波長変換部
310、311、312 第1バリアー層
320、321 波長変換層
330、331、332 第2バリアー層
400、401、402 カバー部
410、411 透明ベース部材
420、421、422 光学コーティング層
500 熱遮断部材

Claims (10)

  1. パッケージモールドと、
    前記パッケージモールドの一面上に位置する発光ダイオードチップと、
    前記パッケージモールドの一面上に位置して前記発光ダイオードチップと離隔して位置する波長変換部と、
    前記発光ダイオードチップ及び前記波長変換部との間に介在する熱遮断部材と、
    を含み、
    前記発光ダイオードチップは、平面的に見て前記熱遮断部材と重ならず、
    前記波長変換部は、
    前記パッケージモールドの一面上に位置する第1バリアー層と、
    前記第1バリアー層上に位置する波長変換層と、
    前記波長変換層上に位置する第2バリアー層を含み、
    前記パッケージモールドの一面から前記熱遮断部材の上面までの距離は、前記パッケージモールドの一面から前記第2バリアー層の上面までの距離よりも小さい、又は同じである、発光ダイオードパッケージ。
  2. 前記波長変換層は量子ドットを含む、請求項1に記載の発光ダイオードパッケージ。
  3. 前記発光ダイオードチップ及び前記波長変換部が同一平面上に位置する、請求項1に記載の発光ダイオードパッケージ。
  4. 前記パッケージモールドの一面上に位置し、前記発光ダイオードチップ及び前記波長変換部をカバーするカバー部をさらに含み、
    前記カバー部は、
    透明ベース部材と、
    前記透明ベース部材上に位置し、特定波長領域の大部分の光を反射する光学コーティング層を含む、
    請求項1に記載の発光ダイオードパッケージ。
  5. 前記光学コーティング層は、前記特定波長領域を除いた残りの波長領域の大部分の光を通
    過させる、請求項4に記載の発光ダイオードパッケージ。
  6. 前記第1バリアー層及び前記第2バリアー層のうち少なくとも一つが絶縁性物質を含む、請求項1に記載の発光ダイオードパッケージ。
  7. 前記発光ダイオードチップは青色光を放出し、
    前記波長変換部は、前記青色光を黄色光に波長変換する、
    請求項1に記載の発光ダイオードパッケージ。
  8. パッケージモールドと、
    前記パッケージモールドの一面上に位置する発光ダイオードチップと、
    前記パッケージモールドの一面上に位置し、前記発光ダイオードチップと離隔して位置する波長変換部と、
    前記パッケージモールドの一面上に位置し、前記発光ダイオードチップ及び前記波長変換部をカバーするカバー部と、
    前記発光ダイオードチップ及び前記波長変換部との間に介在する熱遮断部材と、
    を含み、
    前記発光ダイオードチップは、平面的に見て前記熱遮断部材と重ならず、
    前記カバー部は、
    透明ベース部材と、
    前記透明ベース部材上に位置し、特定波長領域の大部分の光を反射する光学コーティング層を含み、
    前記パッケージモールドの一面から前記熱遮断部材の上面までの距離は、前記パッケージモールドの一面から前記波長変換部の上面までの距離よりも小さい、又は同じである、発光ダイオードパッケージ。
  9. 前記波長変換部は、
    前記パッケージモールドの一面上に位置する第1バリアー層と、
    前記第1バリアー層上に位置する波長変換層と、
    前記波長変換層上に位置する第2バリアー層を含む、
    請求項8に記載の発光ダイオードパッケージ。
  10. 前記波長変換層は量子ドットを含む、請求項9に記載の発光ダイオードパッケージ。
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