JP6536363B2 - リレー冷却装置 - Google Patents

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Description

本明細書に記載された技術は、リレーを冷却する技術に関する。
従来、特開2004−134140号公報に記載のリレーが知られている。このリレーは、ケース内にリレーユニットが収容されてなる。
リレーユニットは、固定接点と、この固定接点と接触可能な可動接点を有する可動部材と、コアの周囲に配されたコイルと、可動部材をコアから離れる向きに付勢するばねと、を備える。
特開2004−134140号公報
近時、電気自動車や、ハイブリッド車のバッテリーに接続されたリレーに対して、比較的に大きな電流を流すことが求められている。すると、通電により発生する熱によってリレーの内部温度が上昇し、コイルの絶縁被膜が劣化することが懸念される。
ジュールの法則によれば、t秒間の通電による発熱量Qは、導体の抵抗Rと、電流Iの二乗と、の積に比例する(Q=RIt)。このように発熱量は電流の二乗に対応して増大するので、比較的に大きな電流が流される場合には、特に問題となる。
発熱量を減らすためには、導体の抵抗を減少させることが考えられる。導体の抵抗を減少させるためには、導体の断面積を大きくすることが考えられる。しかし、リレーに用いられる導体の断面積を大きくすると、リレーが大型化するので現実的ではない。このため、通電時にリレーを効率良く冷却することが望まれる。
本明細書に記載された技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、リレーの冷却効率を向上させる技術を提供することを目的とする。
本明細書に記載された技術は、リレー冷却装置であって、容器と、前記容器内に貯留された液冷媒と、前記液冷媒に浸漬されたリレーと、を備える。
上記の構成によれば、リレーに電流が流れている間に、リレーから発生する熱は、液冷媒に伝達される。これにより、リレーの冷却効率を向上させることができる。
この結果、リレーの温度が上昇することが抑制される。これにより、リレーを構成する部品を大型化しなくても、リレーの温度が過度に上昇することを抑制できるので、リレーが大型化することを抑制することができる。
本明細書に開示された技術の実施態様としては以下の態様が好ましい。
前記容器内の前記液冷媒を流動させる流動手段を有することが好ましい。
上記の構成によれば、リレーの周囲に、比較的に温度が高い液冷媒が滞留することが抑制される。これにより、リレーの外面の温度よりも、リレーの近傍に位置する液冷媒の温度を確実に低くすることができるので、リレーの冷却効率を一層、向上させることができる。
前記容器には前記液冷媒が流通されるパイプが接続されており、前記流動手段は前記パイプに接続されたポンプであることが好ましい。
上記の構成によれば、容器内には常に液冷媒が循環するので、リレーからの放熱効率を一層、向上させることができる。
前記リレーは、リレーユニットと、前記リレーユニットが収容されたケースと、を有し、前記ケースには貫通孔が形成されていることが好ましい。
上記の構成によれば、ケースが貫通孔を有することにより、貫通孔を通って液冷媒がケース内に浸入し、又は、ケース外から排出される。これにより、リレーユニットを液冷媒によって直接に冷却することができるので、リレーの冷却効率を一層向上せることができる。
前記リレーユニットは、固定接点と、前記固定接点と接触可能な可動接点を有する可動部材と、コアの周囲に配されたコイルと、前記可動部材を前記固定接点に接近する方向に付勢するばねと、を備え、前記ケースは、前記コイルを収容するコイル収容室と、前記コイル収容室と隔壁によって仕切られて、少なくとも、前記固定接点と、前記可動部材と、を収容する接点収容室と、有し、前記貫通孔は前記コイル収容室に設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、液冷媒によってコイル及びコアを直接に冷却することができるので、リレーの冷却効率を一層向上させることができる。
前記リレーユニットは、固定接点と、前記固定接点と接触可能な可動接点を有する可動部材と、コアの周囲に配されたコイルと、前記可動部材を前記固定接点に接近する方向に付勢するばねと、を備え、前記ケースは、前記コイルを収容するコイル収容室と、前記コイル収容室と隔壁によって仕切られて、少なくとも、前記固定接点と、前記可動部材と、を収容する接点収容室と、有し、前記貫通孔は前記接点収容室に設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、固定接点と、可動部材とを液冷媒によって直接に冷却することができるので、リレーの冷却効率を一層向上させることができる。
前記リレーユニットは、固定接点と、前記固定接点と接触可能な可動接点を有する可動部材と、コアの周囲に配されたコイルと、前記可動部材を前記固定接点に接近する方向に付勢するばねと、を備え、前記ケースは、前記コイルを収容するコイル収容室と、前記コイル収容室と隔壁によって仕切られて、前記固定接点と、前記可動部材と、前記ばねと、を収容する接点収容室と、有し、前記貫通孔は前記コイル収容室と前記接点収容室の双方に設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、液冷媒によってコイル及びコアを直接に冷却することができると共に、固定接点と、可動部材をも液冷媒によって直接に冷却することができるので、リレーの冷却効率を一層向上させることができる。
前記液冷媒は絶縁性であることが好ましい。
上記の構成によれば、ケースを液密に形成しなくてもよいので、リレーの製造コストを低減させることができる。
本明細書に記載された技術によれば、リレーを効率よく冷却することができる。
実施形態1に係るリレー冷却装置を示す模式的な断面図 リレーが通電状態にある、リレー冷却装置を示す模式的な断面図 実施形態2に係るリレー冷却装置を示す模式的な断面図 実施形態3に係るリレー冷却装置を示す模式的な断面図 実施形態4に係るリレー冷却装置を示す模式的な断面図
<実施形態1>
本明細書に記載された技術の実施形態1を、図1ないし図2を参照しつつ説明する。本実施形態に係るリレー冷却装置10は、容器11と、この容器11に貯留された液冷媒12と、この液冷媒12に浸漬されたリレー13と、を有する。なお、以下の説明では、図1を基準として、図1における上方を上方とし、下方を下方として説明する。また、図1を基準として、図1における右方を右方とし、左方を左方として説明する。
(容器11)
容器11は金属製であってもよいし、また、合成樹脂製であってもよく、必要に応じて任意の材料を適宜に選択して用いることができる。容器11は密閉されている。容器11内には、液冷媒12が貯留されている。容器11の側壁には2つのパイプ14A、14Bが上下に並んで取り付けられている。上側のパイプ14Aの左端部は容器11の内側に貫通されている。パイプ14Aの右端部は、ポンプ15(流動手段の一例)に接続されている。また、下側のパイプ14Bの右端部は、ポンプ15に接続されており、パイプ14Bの左端部は容器11の内側に貫通されている。これにより、容器11の内部に貯留された液冷媒12は、ポンプ15によって、容器11、パイプ14A、ポンプ15、パイプ14B、容器11の経路を循環するようになっている。これにより、容器11内を液冷媒12が流動するようになっている。
液冷媒12を容器11内に貯留する工程としては、例えば、容器11の上方に開口部を設けておき、この開口部内から液冷媒12を容器11内に注入し、その後、開口部を封止することが例示される。なお、液冷媒12を容器11内に貯留する工程は上記の工程に限定されない。
液冷媒12としては、例えば、パーフルオロカーボン、ハイドロフルオロエーテル、ハイドロフルオロケトン、フッ素不活性液体、水、メタノール、エタノール等のアルコール、シリコーンオイル、鉱物油等のオイル、炭化水素系冷媒からなる群から選ばれる1つ、又は複数を用いることができる。液冷媒12は、絶縁性を有していてもよく、また、導電性を有していてもよい。本実施形態においては、液冷媒12として、絶縁性を有するフッ素不活性液体を好適に用いることができる。
液冷媒12の量としては、容器11内に液冷媒12が充満している必要はなく、リレー13が浸漬される程度に適宜に調節することができる。
容器11の底壁には、リレー13が載置される台16が配されている。この台16は天板17と脚部18と、を有している。天板17の下方の領域には、液冷媒12が流通可能な空間が形成されている。
(リレー13)
リレー13は、実質的に直方体形状をなしている。リレー13は、ケース19と、このケース19内に収容されたリレーユニット20と、を備える。
ケース19には、2つの固定端子21が、ケース19の上壁を貫通して配設されている。固定端子21のうち、ケース19の内側に位置する端部は固定接点22とされる。固定端子21のうち、ケース19の外側に位置する部分は、それぞれ、バスバー23に接続されている。バスバー23は、図示しない電力回路に接続されている。このバスバー23には、比較的に大きな電流が流れるようになっている。
ケース19の上壁には、2つの固定端子21の間に、上方に突出する仕切り壁24が設けられている。この仕切り壁24によって、2つの固定端子21の間が確実に絶縁されるようになっている。
ケース19の内部は、隔壁25によって上下に仕切られている。ケース19の内部のうち、上側には、固定接点22と、固定接点22に接触可能な可動接点26を有する可動部材27と、可動部材27を固定接点22に接近する方向に付勢するばね28と、ばね28が取り付けられた磁性部材29と、が収容されている。隔壁25には上下方向に貫通する挿通孔30が形成されている。この挿通孔30内には、後述するコア31の突出軸部32が挿通されている。コア31の突出軸部32には、上記の磁性部材29が取り付けられている。
可動部材27は、導電性を有すると共に、磁力によって磁性部材29に吸着可能な材料によって形成されている。可動部材27を構成する金属としては、鉄、鉄合金等、必要に応じて任意の材料を適宜に選択することができる。
可動部材27は、左右方向に延びる板状をなす接触板部33と、接触板部33の左右両端部寄りの位置から下方に突出する脚部34と、を有する。接触板部33のうち、固定接点22と接触する部分は、可動接点26とされる。ケース19のうち隔壁25の上側の部分は、固定接点22と、可動接点26を有する可動部材27と、が収容された接点収容室35とされる。
磁性部材29は、左右方向に延びる板状をなしている。上方から見た磁性部材29は、可動部材27の接触板部33と略同じ程度に形成されている。略同じ程度とは、磁性部材29と可動部材27の接触板部33とが同じ大きさであってもよく、また、磁性部材29が接触板部33よりもやや大きくてもよく、また、磁性部材29が接触板部33よりもやや小さくてもよい。
ケース19のうち、隔壁25よりも下方の領域は、コイル36が収容されたコイル収容室37とされる。
コイル36はコア31の周囲に配されている。コイル36は、絶縁被覆された電線が巻回された周知の構成である。コア31は、上下方向に延びた形状をなしている。コア31は、磁性材料で形成されており、例えば、鉄、鉄合金等、必要に応じて任意の磁性材料により形成することができる。
コア31の上端部には、上方に突出する突出軸部32が形成されている。突出軸部32は、ケース19の隔壁25を上下方向に貫通して配されている。上記したように、突出軸部32の上端部には、磁性部材29が固定されている。
図1に示すように、コイル36に通電した状態においては、コイル36及びコア31に発生した磁気力によって可動部材27が磁性部材29に引き寄せられている。これにより、固定接点22と、可動接点26との電気的な接続が切断されている。この状態においては、ばね28上下方向に収縮することによって、上下方向に弾発力を発揮しうる状態になっている。
図2に示すように、コイル36に通電していない状態においては、可動部材27は、ばね28によって上方に付勢されて、固定接点22に下方から接触する。これにより、2つの固定接点22は、可動接点26を有する可動部材27によって電気的に接続される。この結果、2つのバスバー23間に電流が流れるようになっている。なお、本実施形態に係るばね28は、金属線をコイル36状に巻いた、いわゆるコイルばねが用いられている。
(実施形態の作用、効果)
続いて、本実施形態の作用、効果について説明する。本実施形態によれば、リレー冷却装置10は、容器11と、容器11内に貯留された液冷媒12と、液冷媒12に浸漬されたリレー13と、を備えている。これにより、2つのバスバー23間に電流が流れている間に、固定接点22、及び可動部材27から発生する熱は、ケース19から突出した固定端子21や、ケース19の壁部を介して液冷媒12に伝達される。これにより、リレー13の冷却効率を向上させることができる。
この結果、ケース19内に熱がこもることが抑制されるので、ケース19内の温度が上昇することが抑制される。これにより、固定端子21、及び可動部材27を大型化しなくても、ケース19内の温度が過度に上昇することを抑制できるので、リレー13が大型化することを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、容器11内の液冷媒12を流動させる流動手段を有するので、リレー13の周囲に、比較的に温度が高い液冷媒12が滞留することが抑制される。これにより、リレー13のケース19の外面の温度よりも、リレー13のケース19の近傍に位置する液冷媒12の温度を確実に低くすることができるので、リレー13の冷却効率を一層、向上させることができる。
また、本実施形態によれば、容器11には液冷媒12が流通されるパイプ14が接続されており、パイプ14にはポンプ15が接続されている。これにより、容器11内には常に液冷媒12が循環するので、リレー13からの放熱効率を一層、向上させることができる。
また、本実施形態に係る液冷媒12は絶縁性である。これにより、リレー13のケース19を液密に形成しなくてもよいので、リレー13の製造コストを低減させることができる。
<実施形態2>
次に、本明細書に記載された技術の実施形態2を、図3を参照しつつ説明する。本実施形態においては、リレー13のケース19には、コイル収容室37を構成する壁部に貫通孔40Aが形成されている。本実施形態では、図3における左右両側壁に、貫通孔40Aが形成されている。これにより、液冷媒12が、コイル収容室37内に流入し、且つ、流出するようになっている。
上記以外の構成については、実施形態1と略同様なので、同一部材については同一符号を付し、重複する説明を省略する。
上記の構成により、コイル36及びコア31に対して液冷媒12が直接に接触することができる。これにより、固定端子21、及び可動部材27で発生した熱は、磁性部材29、突出軸部32を通って、コア31、及びコイル36へと伝達され、その後、液冷媒12へと伝達される。このように、液冷媒12へと熱が伝達される経路が増加するので、コイル36を一層効率的に冷却することができる。
<実施形態3>
次に、本明細書に記載された技術の実施形態3を、図4を参照しつつ、説明する。本実施形態においては、リレー13のケース19には、接点収容室35を構成する壁部に貫通孔40Bが形成されている。本実施形態では、図4における左右両側壁に、貫通孔40Bが形成されている。これにより、液冷媒12が、接点収容室35内に流入し、且つ、流出するようになっている。
上記以外の構成については、実施形態1と略同様なので、同一部材については同一符号を付し、重複する説明を省略する。
上記の構成により、固定接点22、及び可動部材27対して液冷媒12が直接に接触することができる。これにより、固定端子21、及び可動部材27で発生した熱は、直接に、液冷媒12へと伝達される。この結果、コイル36を一層効率的に冷却することができる。
<実施形態4>
次に、本明細書に記載された技術の実施形態4を、図5を参照しつつ説明する。本実施形態においては、リレー13のケース19には、接点収容室35を構成する壁部に貫通孔40Bが形成されていると共に、コイル収容室37を構成する壁部にも貫通孔40Aが形成されている。本実施形態では、図5における左右両側壁に、それぞれ、貫通孔40A,40Bが形成されている。これにより、液冷媒12が、接点収容室35と、コイル収容室37の双方に流入し、且つ、流出するようになっている。
上記以外の構成については、実施形態1と略同様なので、同一部材については同一符号を付し、重複する説明を省略する。
上記の構成により、リレー13を構成する、固定接点22、可動部材27、コイル36、及びコア31に対して液冷媒12が直接に接触することができる。これにより、コイル36を一層効率的に冷却することができる。
<他の実施形態>
本明細書に記載された技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書に記載された技術の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態では、容器11は密閉された構成としたが、密閉されていなくてもよい。
(2)本実施形態では、流動手段としてポンプ15を用いたが、これに限られず、流動手段としては、液冷媒12中にプロペラ等の撹拌装置を浸漬して、液冷媒を撹拌させてもよく、必要に応じて任意の流動手段を適宜に選択できる。
(3)本実施形態では、絶縁性を有する液冷媒12を用いたが、これに限られず、導電性を有する液冷媒12を用いてもよい。この場合、リレー13は液密なシール構造を有することが望ましい。導電性を有する液冷媒12としては、水、アルコール等の極性溶媒を用いることができる。
(4)本実施形態においては、ばね28はコイル状のばね28を用いたが、これに限られず、板ばね、たけのこばね等、必要に応じて任意の形状のばねを用いることができる。
10:リレー冷却装置
11:容器
12:液冷媒
13:リレー
14:パイプ
15:ポンプ
19:ケース
20:リレーユニット
22:固定接点
25:隔壁
26:可動接点
27:可動部材
28:ばね
31:コア
35:接点収容室
36:コイル
37:コイル収容室
40A,40B:貫通孔

Claims (6)

  1. 容器と、
    前記容器内に貯留された液冷媒と、
    前記液冷媒に浸漬されたリレーと、を備え
    前記リレーは、
    リレーユニットと、
    前記リレーユニットが収容されたケースと、を有し、
    前記リレーユニットは、
    固定接点と、
    前記固定接点と接触可能な可動接点を有する可動部材と、
    コアの周囲に配されたコイルと、
    前記可動部材を前記固定接点に接近する方向に付勢するばねと、
    を備え、
    前記ケースは、前記コイルを収容するコイル収容室と、
    前記コイル収容室と隔壁によって仕切られて、少なくとも、前記固定接点と、前記可動部材と、を収容する接点収容室と、有し、
    前記コイル収容室には貫通孔が設けられている、リレー冷却装置。
  2. 容器と、
    前記容器内に貯留された液冷媒と、
    前記液冷媒に浸漬されたリレーと、を備え
    前記リレーは、
    リレーユニットと、
    前記リレーユニットが収容されたケースと、を有し、
    前記リレーユニットは、
    固定接点と、
    前記固定接点と接触可能な可動接点を有する可動部材と、
    コアの周囲に配されたコイルと、
    前記可動部材を前記固定接点に接近する方向に付勢するばねと、
    を備え、
    前記ケースは、前記コイルを収容するコイル収容室と、
    前記コイル収容室と隔壁によって仕切られて、少なくとも、前記固定接点と、前記可動部材と、を収容する接点収容室と、有し、
    前記接点収容室には貫通孔が設けられている、リレー冷却装置。
  3. 容器と、
    前記容器内に貯留された液冷媒と、
    前記液冷媒に浸漬されたリレーと、を備え
    前記リレーは、
    リレーユニットと、
    前記リレーユニットが収容されたケースと、を有し、
    前記リレーユニットは、
    固定接点と、
    前記固定接点と接触可能な可動接点を有する可動部材と、
    コアの周囲に配されたコイルと、
    前記可動部材を前記固定接点に接近する方向に付勢するばねと、
    を備え、
    前記ケースは、前記コイルを収容するコイル収容室と、
    前記コイル収容室と隔壁によって仕切られて、少なくとも、前記固定接点と、前記可動部材と、を収容する接点収容室と、有し、
    前記コイル収容室と前記接点収容室の双方には貫通孔が設けられている、リレー冷却装置。
  4. 前記容器内の前記液冷媒を流動させる流動手段を有する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のリレー冷却装置。
  5. 前記容器には前記液冷媒が流通されるパイプが接続されており、前記流動手段は前記パイプに接続されたポンプである請求項4に記載のリレー冷却装置。
  6. 前記液冷媒は絶縁性である請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のリレー冷却装置。
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