JP6532965B2 - エレベータ及びその制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータとその制御装置に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2012−184043号公報(特許文献1)がある。この公報には、昇降路内にそれぞれ昇降可能に設けられた乗りかごと釣合錘とを結ぶロープを巻上機に巻き掛け、この巻上機の回転により乗りかごを昇降させるエレベータ装置であって、巻上機のモータへの給電が断たれるとオン状態となるスイッチと、このスイッチを介して給電路に抵抗を接続し、モータからの起電力を消費させるダイナミックブレーキ回路とを有するエレベータ装置が記載されている。また、公報には、乗りかごに設けられた救出運転スイッチの操作により、巻上機のブレーキを開放させて乗りかごを釣合錘との偏荷重により移動させ、この移動時、ダイナミックブレーキ制御部は、巻上機の回転速度を監視し、この回転速度が予め設定した速度を越えると抵抗値切替回路により抵抗の値を増大させる構成が記載されている。
特開2012−184043号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたエレベータ装置は、非常停止時の空走距離低減のために、巻上機モータの巻線を三相短絡して得られる制動トルクを利用する場合について、十分な配慮がなされていなかった。
つまり、巻上機モータの巻線を三相短絡して得られる制動トルクを、非常停止時の空走距離低減のために用いること、またブレーキ開放による救出運転時の増速防止のために用いることを考慮すると、前者はコンタクタ接点により自動で短絡し、後者は短絡用コネクタ接続により手動で短絡するようにするのが望ましい。
この場合、制動トルクを後者のために利用するには、保守員が制御盤まで行き、短絡用コネクタを手動で接続する必要がある。制御盤を昇降路最下階付近に設置する場合、保守員がピットに入り、ピット内に配置された制御盤内で直接コネクタの接続を変更して、短絡用コネクタを接続することができる。一方、制御盤を昇降路の頂部に設置する場合、乗りかごが最上階付近になければ制御盤へのアクセスが困難であるため、コネクタ接続部をホールインジケータボックスまで延長する必要がある。しかし、コネクタ接続部の配線が長くなると、三相短絡回路の抵抗値が大きくなるため、非常停止時の制動トルクの効果が小さくなってしまうという課題がある。
本発明の目的は、非常停止時に短絡する回路の抵抗値を小さくして制動トルクを最大限に活用することができるようにしながら、ブレーキ開放時の操作を容易にできるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明のエレベータ制御装置は、三相交流電源に制御装置を介して接続される巻上機モータの巻線を三相短絡して得られる制動トルクを乗りかごの制動に利用するエレベータ制御装置において、
前記制動トルクを非常停止時に発生させる第一短絡部と、前記制動トルクをブレーキ開放による救出運転時に発生させる第二短絡部とを別個の回路として備え、
前記第二短絡部は、前記巻上機モータの巻線を三相短絡する三相巻線短絡端子部がホールインジケータボックス内に配置される。
本発明によれば、非常停止時に短絡する回路の抵抗値を小さくして制動トルクを最大限に活用することができるようにしながら、ブレーキ開放時の操作を容易にできる。なお、上述した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施例に係るエレベータ制御装置の概略構成を示す回路図である。 図1に示した手動短絡部7の具体的な構成を示すブロック構成図である。 図2に示したブレーキ開放回路11を示す回路図である。 本発明に係るエレベータ制御装置を備えたエレベータの一実施例を示す図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図4は、本発明に係るエレベータ制御装置を備えたエレベータ装置の一実施例を示す図である。なお、以下の説明では、エレベータ制御装置3(図1参照)を単に制御装置と呼んで説明する。
エレベータ装置100は、建物内に形成された昇降路101内にエレベータ乗りかご103と釣り合い錘104とが巻上機105のシーブ102に巻き掛けられたロープ106により接続されており、巻上機モータ1による巻上機105のシーブ102の回転駆動によって相互に昇降駆動される構成となっている。
本実施例では、巻上機モータ1及びシーブ102を備えた巻上機105と制御装置3(図1参照)を収めた制御盤8とが、昇降路101内の頂部に配置された構成を示している。最上階のホールHには、ホールインジケータボックス9が設けられている。最上階のホールHに設けられたホールインジケータボックス9は、最上階のホールHのフロアFから操作することができる。
図1は、本発明の一実施例に係るエレベータ制御装置の概略構成を示す回路図である。
以下の説明では、巻上機モータ1の巻線を三相短絡して得られる制動トルクを非常停止時の空走距離低減のために用いる場合を「非常停止時」の操作(制動トルク)として、また前記の制動トルクをブレーキ開放による救出運転時の増速防止のために用いる場合を「ブレーキ開放時」の操作(制動トルク)として、区別して説明する。
永久磁石同期モータを適用するエレベータ装置100においては、三相交流電源2から制御装置3を通して巻上機モータ1に電力供給を行っている。このために、制御装置3はインバータINVを有している。また、制御装置3は、後述するブレーキ開放用操作スイッチ13の開閉や三相短絡開放用コンタクタコイル制御用トランジスタ19の通電を制御する制御部を有する。
モータ巻線を三相短絡して得られる制動トルクを非常停止時の空走距離を低減するために用いる自動短絡部5は、自動で閉じるコンタクタ接点4を有している。このコンタクタ接点4を有する自動短絡部5は、制御装置3と共に、制御盤8内に配置されている。
これに対して、モータ巻線を三相短絡して得られる制動トルクをブレーキ開放による救出運転時の増速防止のために用いる手動短絡部7は、手動で接続される短絡用コネクタ6により短絡される。手動短絡部7は、最上階のホールHに設けられたホールインジケータボックス9内に配置されている。
手動短絡部7の手動短絡端子部7Aは、制御盤8内に収容された制御装置3に、配線7Bにより電気的に接続されている。すなわち、手動短絡部7は手動短絡端子部7Aと配線7Bとにより構成されている。さらにホールインジケータボックス9内には、短絡端子部10A,10Bが配置されている。短絡端子部10A,10Bは、制御盤8内に配置されたブレーキ開放回路11に、配線10Eにより電気的に接続されている。短絡端子部10A,10B及びブレーキ開放回路11については、後で詳細に説明する。
短絡端子部10Aは短絡用コネクタ10Cにより短絡される端子部である。短絡端子部10Bは短絡用コネクタ10Dにより短絡される端子部である。短絡用コネクタ10C、短絡用コネクタ10D及び短絡用コネクタ6は一体に構成され、一つの手動操作で短絡端子部10A、短絡端子部10B及び手動短絡部7の短絡が実行できるように構成されている。
短絡用コネクタ10C、短絡用コネクタ10D及び短絡用コネクタ6はホールインジケータボックス9内に収納され、保管されている。
図2は、図1に示した手動短絡部7の具体的な構成を示すブロック構成図である。
手動短絡部7は、制御盤8内の構成と、階床に設けられた乗り場呼び登録およびかご位置表示を行うホールインジケータボックス9内の構成とを有している。ホールインジケータボックス9内には、詳細については後述するが、ブレーキ開放時に短絡用コネクタ6及び短絡用コネクタ10C,10Dによって接続される手動短絡部7及び短絡端子部10A,10Bが構成されている。
また、制御盤8内には、詳細については後述するが、ホールインジケータボックス9内で短絡用コネクタ10C,10Dが短絡端子部10A,10Bに接続されたとき、三相短絡開放用コンタクタコイル18をバッテリ(ブレーキ開放用電源12)にて励磁してコンタクタ接点4を開状態とする励磁回路を含むブレーキ開放回路11が構成されている。
制御盤8を昇降路101の頂部に設置した場合、乗りかご103を最上階付近に移動していなければ、制御盤8へのアクセスが困難である。従来の考え方で、手動短絡部7をホールインジケータボックス9内に設けてその配線7Aをホールインジケータボックス9まで延長すると、非常停止時における三相短絡回路の抵抗値が大きくなってしまう。非常停止時には、空走距離を短くする必要があり、大きな制動トルクを得られるようにすることが好ましい。しかし、三相短絡回路の抵抗値が大きくなると、三相短絡によって得られる制動トルクが小さくなり、制動トルクによる効果が低減してしまう。
そこで、本実施例では、非常停止時に巻上機モータ1の巻線を三相短絡して制動トルクを発生させるための短絡回路(非常停止時短絡回路)4,5と、ブレーキ開放時に巻上機モータ1の巻線を三相短絡して制動トルクを発生させるための短絡回路(ブレーキ開放時短絡回路)6,7とを、別個に設けている。非常停止時短絡回路は、コンタクタ接点4を有する自動短絡部5により構成される。コンタクタ接点4を有する自動短絡部5は、制御盤8内に構成され、配線長さを短くして配線抵抗を小さくしている。
一方、ブレーキ開放時短絡回路は、手動短絡部7と短絡用コネクタ6とにより構成される。ホールインジケータボックス9内に配置した手動短絡端子部7Aは、ブレーキ開放時に、図1に示した短絡用コネクタ6を接続するものである。このために、手動短絡部7がホールインジケータボックス9内まで延長され、手動短絡端子部7Aがホールインジケータボックス9内に配置されている。また、ブレーキ開放回路11に構成される短絡端子部10A,10Bが、ホールインジケータボックス9内まで延長された配線10Eに電気的に接続され、ホールインジケータボックス9内に配置されている。
ブレーキ開放時短絡回路6,7は、非常停止時短絡回路4,5に比べて、配線抵抗の増加により制動トルクが減少しても問題にならない。そこで、本実施例では、ブレーキ開放時短絡回路6,7を非常停止時短絡回路4,5と別個に設けている。ブレーキ開放時には、手動短絡端子部7Aを短絡用コネクタ6で短絡することにより、ホールインジケータボックス9内での簡単な作業で、巻上機モータ1の巻線を三相短絡して制動トルクを発生させることができる。これにより、ブレーキ開放時に制動トルクを利用する場合の操作性を、向上することができる。
また、本実施例では、非常停止時短絡回路4,5がブレーキ開放時短絡回路6,7と別個に設けられていることにより、非常停止時短絡回路4,5の抵抗を大きくすることはない。従って、非常停止時における制動トルクを最大限に活用することができる。
図3は、図2に示したブレーキ開放回路11を示す回路図である。
制御盤8内にバッテリなどのブレーキ開放用電源12が備えられており、このブレーキ開放用電源12に、ブレーキ開放用操作スイッチ13と、ブレーキ開放用コンタクタコイル14との直列接続体が接続されている。またブレーキ開放用電源12には、ブレーキ開放用コンタクタコイル14のブレーキ開放用コンタクタ接点15と、ブレーキコイル16との直列接続体が接続されている。
ブレーキ開放用操作スイッチ13が閉じられると、ブレーキ開放用コンタクタコイル14が励磁され、そのブレーキ開放用コンタクタ接点15が閉じられる。またブレーキ開放用コンタクタ接点15が閉じられると、ブレーキコイル15が励磁されて電磁ブレーキ装置が開放されることになる。一方、通常時制御用電源17には、三相短絡開放用コンタクタコイル18と、三相短絡開放用コンタクタコイル制御用トランジスタ19との直列接続体が接続されている。
三相短絡開放用コンタクタコイル18は励磁されることにより、コンタクタ接点4を開いて自動短絡部5による三相短絡を開放する。また、三相短絡開放用コンタクタコイル制御用トランジスタ19はON状態となることにより、三相短絡開放用コンタクタコイル18を励磁する。
本実施例のブレーキ開放回路11には、一般的なブレーキ開放回路に対して、ブレーキ開放用操作スイッチ13と三相短絡開放用コンタクタコイル18との間に接続された短絡端子部10Aと、三相短絡開放コンタクタ制御用トランジスタ19と並列に接続された短絡端子部10Bと、が追加されている。
今、通常時制御用電源17が消失されて三相短絡開放用コンタクタコイル18が励磁不能状態となっても、図2に示したホールインジケータボックス9内の短絡端子部10A,10Bに図1および図2に示した短絡用コネクタ10C,10Dを接続すると、図3に示した短絡端子部10Aおよび短絡端子部10Bが短絡用コネクタ10C,10Dによって短絡される。従って、ブレーキ開放用電源12に、ブレーキ開放用コンタクタコイル14および三相短絡開放用コンタクタコイル18が接続されてそれぞれ励磁されることになる。
本実施例では、ブレーキ開放時には、手動短絡部7を短絡用コネクタ6で短絡すると共に、短絡端子部10A,10Bを短絡用コネクタ10C,10Dで短絡する。これにより、三相短絡開放用コンタクタコイル18を励磁する。三相短絡開放用コンタクタコイル18の励磁により、コンタクタ接点4を開放する。従って、本実施例では、コンタクタ接点4を介することなく制動トルクを得ることができる。これにより、コンタクタ接点4にかかる負荷を低減することができ、コンタクタ接点4の寿命を延ばすことができる。
このようにして本発明によれば、非常停止時に短絡する回路の抵抗値を小さくして制動トルクを最大限に活用することができるようにしながら、ブレーキ開放時の操作を容易にできるようにしたエレベータ制御装置を得ることができる。
本実施例では、短絡用コネクタ10C、短絡用コネクタ10D及び短絡用コネクタ6を一体にした構成について説明したが、短絡用コネクタ10C、短絡用コネクタ10D及び短絡用コネクタ6は必ずしも一体に構成される必要はない。しかし、短絡用コネクタ10C、短絡用コネクタ10D及び短絡用コネクタ6を一体に構成することにより、短絡操作を短時間に実行することができる。また、一回の短絡操作で三つの短絡部(短絡端子部10A、短絡端子部10B及び手動短絡部7)のすべてを短絡することができるので、三つの短絡部のうちのいずれかの短絡操作がされないままになるのを防ぐことができる。
また、手動短絡端子部7A及び短絡端子部10A,10Bは、最上階のホールHに設けられたホールインジケータボックス9内に配置されるものとして説明したが、必ずしも最上階のホールHに設けられたホールインジケータボックス9である必要はない。最上階よりも下の階のホールHに設けられたホールインジケータボックス9に、手動短絡端子部7A及び短絡端子部10A,10Bを配置してもよい。
特に、非常停止時短絡回路4,5とブレーキ開放時短絡回路6,7とを別個に設けているので、ブレーキ開放時短絡回路6,7の配線7Bの長さを長くすることができる。従って、昇降路101の頂部に配置した制御盤8から離れた階のホールインジケータボックス9に、手動短絡端子部7A及び短絡端子部10A,10Bを配置することができる。しかし、ブレーキ開放時により大きな制動トルクを得るためには、制御盤8が昇降路101の頂部に配置されたエレベータ装置では、手動短絡端子部7A及び短絡端子部10A,10Bを最上階のホールインジケータボックス9に配置することが好ましい。
手動短絡端子部7A及び短絡端子部10A,10Bは必ずしもホールインジケータボックス9内に配置する必要はないが、既存の構成であるホールインジケータボックス9内に配置することにより、簡単な構成で手動短絡端子部7A及び短絡端子部10A,10Bを配置することができる。
本実施例では、巻上機モータ1及びシーブ102を備えた巻上機105と制御装置3(図1参照)を収めた制御盤8とが、昇降路101の頂部に配置された構成について説明したが、巻上機105と制御盤8とは必ずしも昇降路101の頂部に配置される必要はない。また、巻上機105と制御盤8とが昇降路101内で同じ場所に配置されている必要もない。制御盤8が昇降路101内のどの位置に配置されていたとしても、本実施例により操作性が向上することに変わりはない。しかし、制御盤8が昇降路101の頂部に配置されている場合には、制御盤8に近づくことが容易ではないため、本実施例が特に効果的でなる。
尚、本発明は、上述した実施例に限定するものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、図3に例示したブレーキ開放回路11に限定することなく本発明を適用することができる。
1…巻上機モータ、5…自動短絡部、6…短絡用コネクタ、7…手動短絡部、9…ホールインジケータボックス、10A,10B…短絡端子部、11…ブレーキ開放回路、14…ブレーキ開放用コンタクタコイル、18…三相短絡開放用コンタクタコイル。

Claims (6)

  1. 三相交流電源に制御装置を介して接続される巻上機モータの巻線を三相短絡して得られる制動トルクを乗りかごの制動に利用するエレベータ制御装置において、
    前記制動トルクを非常停止時に発生させる第一短絡部と、前記制動トルクをブレーキ開放による救出運転時に発生させる第二短絡部とを別個の回路として備え、
    前記第二短絡部は、前記巻上機モータの巻線を三相短絡する三相巻線短絡端子部がホールインジケータボックス内に配置されたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータ制御装置において、
    前記第一短絡部は、エレベータ制御装置を収容する制御盤内に配置され、非常停止時に自動的に作動する自動短絡部であり、
    前記第二短絡部は短絡用コネクタを用いて手動で前記三相巻線短絡端子部を短絡する手動短絡部であることを特徴とするエレベータ制御装置。
  3. 請求項2に記載のエレベータ制御装置において、
    前記自動短絡部に設けられ前記巻上機モータの巻線を三相短絡するコンタクタ接点と、励磁されることにより前記コンタクタ接点を開く三相短絡開放用コンタクタコイルとを備え、
    前記ホールインジケータボックス内に、前記三相短絡開放用コンタクタコイルを電源に接続して励磁する三相短絡開放用の短絡端子部を備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  4. 請求項3に記載のエレベータ制御装置において、
    ブレーキ開放による救出運転時に、前記三相短絡開放用の短絡端子部を短絡コネクタで短絡することにより前記第一短絡部による三相短絡を開放し、前記第二短絡部による三相短絡により制動トルクを発生させることを特徴とするエレベータ制御装置。
  5. 昇降路内に、巻上機モータ及びシーブを有する巻上機と、前記シーブに巻き掛けられたロープと、前記ロープにより連結された乗りかご及び釣り合い錘とを備えたエレベータ装置において、
    請求項1乃至4のいずれかに記載されたエレベータ制御装置を備えたことを特徴とするエレベータ装置。
  6. 請求項5に記載のエレベータ装置において、
    エレベータ制御装置を収容する制御盤は、前記昇降路内の頂部に配置されたことを特徴とするエレベータ装置。
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