JP6531437B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に関する。
取り外し可能なカバー部をタッチパネル上に取り付け、カバー部に設けられたキーを押下することにより、タッチパネルを操作できるように構成された携帯端末が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2012−168869号公報
しかしながら、取り外した場合にカバー部を紛失しやすく、また容易にカバー部をタッチパネルに取り付けることができないという問題があった。
本発明は、入力補助具を紛失することなく容易に画面にセットできる技術を提供することを目的とする。
目的を達成するため、本発明の表示装置は、画面と、画面に対する操作体の接触位置を検知する接触センサーと、画面上の位置と画面外の待機位置との間をユーザーがスライドさせることが可能な入力補助具と、入力補助具の位置を検知する検知部と、画面にてキー表示を行わせ、接触センサーが検知した操作体の接触位置が、入力補助具の位置に対応する画面上の位置である場合に、キー表示に対応する入力操作を受け付ける制御部と、を備える。なお、接触とは、厳密には接触していなくても画面の近傍に操作体が近づいたことを含めてもよい。
前記の構成において、ユーザーは、画面上の位置に入力補助具をスライドさせ、入力補助具の位置に対応する画面上の位置に操作体を接触させることにより、キー表示に対応する入力操作を行うことができる。一方、キー表示に対応する入力操作を行わない場合に、ユーザーは、画面外の待機位置に入力補助具をスライドさせることにより、入力補助具に妨げられることなく画面を視認できる。入力補助具がスライド可能であるため、入力補助具を紛失することなく画面上の位置に容易にセットすることができる。さらに、キー表示に対応する入力操作を受け付ける画面上の接触位置を、検知部が検知した入力補助具の位置に対応した位置とするため、入力補助具をスライドさせる位置をユーザーが正確に調整しなくてもよい。ここで、スライドするとは、画面に対して平行またはほぼ平行な方向に入力補助具が移動することであり、当該移動は画面と平行な面内における直線移動や回転移動や種々の曲線移動であってもよい。
また、制御部は、画面におけるキー表示の位置を、検知部が検知した入力補助具の位置に非依存の位置としてもよい。すなわち、入力操作を受け付ける操作体の接触位置を、検知部が検知した入力補助具の位置に依存させる一方で、画面上におけるキー表示の位置を、検知部が検知した入力補助具の位置に依存させないようにしてもよい。これにより、画面におけるキー表示の位置を一定に保つことができ、キー表示を視認しやすくすることができる。ここで、入力補助具に遮蔽されて画面の一部が視認できない場合に、入力補助具に遮蔽されることなくキー表示が視認しやすくなる位置にユーザーが入力補助具をスライドさせると考えられる。このように、折角、キー表示が視認しやすくなる位置にユーザーが入力補助具をスライドさせたにも拘わらず、実際の入力補助具の位置に依存してキー表示の位置を移動させることにより、キー表示が視認し難くなることを防止できる。
さらに、検知部は、接触センサーが検知した操作体の接触位置に基づいて入力補助具の位置を検知してもよい。接触センサーによって入力補助具の位置を検知できるため、入力補助具の位置を検知するための検知器を個別に設けなくても済む。
さらに、入力補助具には画面に接触する位置検知機構が設けられ、検知部は、接触センサーが検知した位置検知機構の接触位置に基づいて入力補助具の位置を検知してもよい。この構成においても、接触センサーによって入力補助具の位置を検知できるため、入力補助具の位置を検知するための検知器を個別に設けなくても済む。
さらに、検知部は、入力補助具の位置を検知する検知器の検出結果に基づいて入力補助具の位置を検知してもよい。すなわち、入力補助具の位置を必ずしも接触センサーによって検知しなくてもよく、接触センサー以外のセンサーによって検知してもよい。
また、検知器は、スライドする際に入力補助具が摺動するレールに設けられていてもよい。このように、入力補助具が摺動するレールに検知器を設けることにより、入力補助具が摺動している位置を正確に検知できる。
図1Aはプリンターの斜視図、図1Bはプリンターのブロック図である。 図2Aは操作部の斜視図、図2Bは操作部の分解斜視図である。 入力操作受付処理のフローチャートである。 図4Aは印刷条件設定表示を示す図、図4Bはキー表示部と操作検知領域との関係を示す図である。 図5Aは他の実施形態の入力補助具の側面図、図5Bは他の実施形態のプリンターの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を以下の順序にしたがって添付図面を参照しながら説明する。なお、各図において対応する構成要素には同一の符号が付され、重複する説明は省略される。
(1)装置構成:
(2)入力操作受付処理:
(3)他の実施形態:
(1)装置構成:
図1Aは、本発明の第1実施形態にかかる表示装置を含むプリンター1の斜視図である。プリンター1は、外観上の構成として、本体筐体10と操作部20と給紙トレイ30と排紙トレイ40を備える。操作部20は、本体筐体10の側面(正面)に備えられている。操作部20は、本体筐体10の上面に備えられてもよいし、本体筐体10に対してチルト可能に連結されてもよい。操作部20は、タッチパネルディスプレイ21と入力補助具22とレール23a,23bとを備える。
タッチパネルディスプレイ21は、画面としてのLCDディスプレイと、接触センサーとしてのタッチセンサーとを含む。タッチセンサーは、LCDディスプレイに対する操作体の接触位置を検知する。例えば、指やタッチペンの先端が操作体を構成する。プリンター1は、給紙トレイ30にセットされた印刷媒体上に印刷を行い、印刷済みの印刷媒体を排紙トレイ40に排出する。なお、本発明の表示装置は、必ずしもプリンター1に備えられなくてもよく、画面上にてユーザーから入力操作を受け付けるいかなる装置に含まれ得る。
図1Bは、プリンター1の機能構成を示すブロック図である。プリンター1の本体筐体10には、制御部11と搬送部12と印刷部13とが組み込まれている。制御部11は、プロセッサーやメモリーや入出力インターフェースを備えるコンピューターである。制御部11は、印刷プログラムを実行することにより、搬送部12と印刷部13と操作部20を制御する。
搬送部12は、印刷媒体を給紙トレイ30から印刷部13に搬送し、さらに印刷済みの印刷媒体を印刷部13から排紙トレイ40に搬送するためのハードウェアであり、制御部11によって制御される。具体的に、搬送部12は、ピックアップローラー等の搬送ローラーと、当該搬送ローラーを駆動させるための駆動モーターと、当該駆動モーターを制御するための制御回路等を含む。
印刷部13は、印刷媒体に印刷を行うためのハードウェアであり、制御部11によって制御される。具体的に、制御部11は、印刷ヘッドと、印刷ヘッドを駆動する駆動モーターと、当該印刷ヘッドや駆動モーターを制御するための制御回路等を含む。
図2Aは操作部20の斜視図である。同図に示すように、タッチパネルディスプレイ21は矩形状であり、当該タッチパネルディスプレイ21の上下の辺のそれぞれに沿って直線状のレール23a,23bが設けられている。入力補助具22の縦方向の長さHはタッチパネルディスプレイ21の縦方向の長さJよりも長く、横方向の幅Wはタッチパネルディスプレイ21の横方向の幅Vよりも短い。
入力補助具22は、格子部22aと4個の連結部22b1〜22b4とを備えている。入力補助具22の縦方向の長さHはタッチパネルディスプレイ21の縦方向の長さJよりも長くなっている。格子部22aにおいて、行列状(例えば、縦5行×横3列)に配列するように矩形状の開口Oが形成されており、格子部22aが直交格子状になっている。連結部22b1〜22b4は、格子部22aの四隅のそれぞれから上下に延びる直線状の部分であり、格子部22aとレール23a,23bとを連結する。連結部22b1〜22b4によって、格子部22aがタッチパネルディスプレイ21と同等の高さに保持される。
上下のレール23a,23bは、互いに平行であり、互いに同じ長さLを有している。レール23a,23bのうち、横方向においてタッチパネルディスプレイ21と重複する部分の長さL1が入力補助具22の幅Wよりも長く、横方向においてタッチパネルディスプレイ21と重複しない部分の長さL2も入力補助具22の幅Wよりも長く形成されている。入力補助具22の縦方向の長さHは、上下方向におけるレール23a,23bの間隔と同等となっている。
図2Bは操作部20の分解斜視図である。上方のレール23aには下方に開口する溝Raが形成され、断面がU字状となっている。下方のレール23bは、上方のレール23aと上下対称の形状に形成されており、上方に開口する溝Rbが形成されている。上方のレール23aに形成された溝Raには、格子部22aから上方に延びる2本の連結部22b1,22b2の上端が挿入されている。一方、下方のレール23bに形成された溝Rbには、格子部22aから下方に延びる2本の連結部22b3,22b4の下端が挿入されている。レール23a,23bの幅方向の両端においては、溝Ra,Rbが形成されていない。すなわち、溝Ra,Rbは幅方向においては開口していない。
ここで、レール23a,23bの左端までスライドした入力補助具22の位置を使用位置と定義し、レール23a,23bの右端までスライドした入力補助具22の位置を待機位置と定義する。使用位置とは、入力補助具22の格子部22a全体がタッチパネルディスプレイ21上となる位置である。一方、待機位置とは、入力補助具22の格子部22a全体がタッチパネルディスプレイ21外となる位置である。
以上の構成により、ユーザーは、レール23a,23bに沿って入力補助具22を摺動させることにより、レール23a,23bの長さLの範囲内において入力補助具22を幅方向にスライドさせることができる。すなわち、入力補助具22は、タッチパネルディスプレイ21上の使用位置とタッチパネルディスプレイ21外の待機位置との間をユーザーがスライドさせることが可能となるように構成されている。レール23a,23bの幅方向の両端において溝Ra,Rbが開口していないため、レール23a,23bから入力補助具22が脱落することもない。
(2)入力操作受付処理:
図3は、入力操作受付処理のフローチャートである。入力操作受付処理は、プリンター1が各種入力操作を受け付けるために制御部11が実行する処理である。本実施形態では入力操作受付処理によって印刷条件を設定する一連の入力操作を受け付ける例を挙げる。まず、制御部11は、タッチパネルディスプレイ21に印刷条件設定表示を表示させる(ステップS100)。具体的に、制御部11は、印刷条件設定表示に対応する画像データを生成し、当該画像データをタッチパネルディスプレイ21に出力する。
図4Aは、印刷条件設定表示Uの例を示す。印刷条件設定表示Uは、キー表示部U1と設定項目表示部U2とを含む。キー表示部U1は、いわゆるテンキーを表すキー表示であり、テンキーの個々のキーに対応する画像が入力補助具22の開口Oと同じ大きさと配列になるように表示されている。設定項目表示部U2には、『入力補助具をテンキーの位置にスライドさせて下さい』という旨のメッセージを示す第1通知部U2aと、『入力補助具をスライドさせたら8番のキーを押して下さい』という旨のメッセージを示す第2通知部U2bとが含まれる。さらに、設定項目表示部U2には、設定項目ごとに項目部U2cが設けられており、項目部U2cは設定項目の名称を示す名称部U2c1と、現在の設定内容を示す内容部U2c2とが含まれる。さらに、設定項目表示部U2には、印刷開始ボタンU2dが含まれる。
以上の印刷条件設定表示Uをタッチパネルディスプレイ21に表示させると、制御部11は、タッチパネルディスプレイ21上における所定の有効領域Y内にて接触位置が検知されたか否かを判定する(ステップS110)。有効領域Yとは、キー表示部U1における8番のキー表示の領域に、当該キー表示の領域から所定距離以内(例えば1個のキー表示の辺の長さの半分)の領域を加えた領域である(図4Aの一点鎖線の領域)。キー表示部U1上に入力補助具22がスライドしているため、キー表示部U1における中心(3行目かつ2列目)の8番のキー表示を押すために、入力補助具22(格子部22a)の中心(3行目かつ2列目)の開口Oを介して指等の操作体がタッチパネルディスプレイ21に接触することとなる。
有効領域Y内にて接触位置が検知されない場合(ステップS110:N)、制御部11は、引き続き有効領域Y内にて接触位置が検知されたか否かを判定する。一方、有効領域Y内にて接触位置が検知された場合(ステップS110:Y)、制御部11は、有効領域Y内にて検知された接触位置を基準に操作検知領域を設定する(ステップS120)。ここで、入力補助具22が移動中に接触するという一時的な接触を検知しても仕方がないので、一定時間継続して接触が検知されている位置にて接触位置が検知されたものと判断している。有効領域Y内にて検知された接触位置とは、タッチセンサーが検知した入力補助具22の中心位置を意味する。すなわち、検知部としての制御部11は、タッチセンサーが検知した操作体の接触位置に基づいて前記入力補助具22の中心位置Tを検知する。
図4Bは、キー表示部U1と操作検知領域Bとの関係を示す図である。操作検知領域Bは、キー表示部U1を構成する各キー表示に対応する操作を受け付けるためのキー領域B1によって構成され、キー領域B1の大きさと配列はキー表示部U1を構成する各キー表示と同じとなっている。ただし、キー表示部U1の中心位置C1(実線白丸)と操作検知領域Bの中心位置C2(破線白丸)とは一致せず、制御部11は、ステップS110にてタッチセンサーが検知した入力補助具22の中心位置Tに操作検知領域Bの中心位置C2が一致するように操作検知領域Bを設定する。以上により、入力補助具の中心位置Tに対応するタッチパネルディスプレイ21上の位置に操作検知領域Bを設定できる。
なお、所定期間経過しても入力補助具22の中心位置Tが検知されない場合、制御部11は、操作検知領域Bの中心位置C2がキー表示部U1の中心位置C1に一致するように操作検知領域Bを設定してもよい。また、所定期間経過しても入力補助具22の中心位置Tが検知されない場合、制御部11は、入力補助具22のスライドを強く促すメッセージをタッチパネルディスプレイ21に表示させてもよい。制御部11は、入力補助具22の位置として必ずしも中心位置Tを検知しなくてもよく、入力補助具22の端や隅の位置を検知してもよい。さらに、制御部11は、入力補助具22の2点以上の位置を検知してもよい。
操作検知領域Bを設定すると、制御部11は、キー表示部U1に対する入力操作を受け付ける(ステップS130)。具体的に、設定項目表示部U2の項目部U2cが表示された領域にて操作体の接触位置が検知された場合、制御部11は、当該項目部U2cの内容部U2c2が示す設定内容を指定するための入力操作を受け付ける。すなわち、制御部11は、接触センサーが検知した指等の操作体の接触位置が、タッチセンサーが検知した入力補助具22の中心位置Tに対応するタッチパネルディスプレイ21上の位置(操作検知領域B)である場合に、キー表示に対応する入力操作を受け付ける。この入力操作は、キー表示部U1を構成する各キー表示に対応する数字を入力する操作であってもよい。例えば、キー表示部U1を構成する各キー表示に対応する数字を入力することにより、所望の印刷部数等を指定できるように構成されてもよい。また、入力操作は、キー表示部U1を構成する8,2,4,6番のキー表示に割り当てられた上下左右のカーソル移動方向を入力する操作であってもよい。例えば、上下左右のカーソル移動によって予め用意された印刷解像度等のリストのなかから、カーソル移動によって所望の印刷解像度等を指定できるように構成されてもよい。
次に、制御部11は、印刷開始指示がされたか否かを判定する(ステップS140)。具体的に、印刷開始ボタンU2dが表示された領域にて操作体の接触位置が検知された場合、制御部11は、印刷開始指示がされたと判定する。印刷開始指示がされたと判定しなかった場合(ステップS140:N)、制御部11は、引き続きキー表示部U1に対する入力操作を受け付ける。
一方、印刷開始指示がされたと判定した場合(ステップS140:Y)、制御部11は、タッチパネルディスプレイ21に印刷ステータス表示を表示させる(ステップS150)。すなわち、制御部11は、キー表示部U1を含む印刷条件設定表示Uをタッチパネルディスプレイ21から消去するとともに、タッチパネルディスプレイ21に印刷ステータス表示を表示させる。この印刷ステータス表示には、『入力補助具をもとの位置(待機位置)にスライドさせて下さい』というメッセージを示す部分が含まれる。なお、ステップS100〜S140の期間において、制御部11は、キー表示部U1を一定の位置に表示し続ける。すなわち、制御部11は、キー表示部U1の位置を、タッチセンサーが検知した入力補助具の中心位置Tに非依存の位置とする。
前記の構成において、ユーザーは、タッチパネルディスプレイ21上の位置に入力補助具22をスライドさせ、入力補助具22の位置に対応するタッチパネルディスプレイ21上の位置に操作体を接触させることにより、キー表示に対応する入力操作を行うことができる。一方、キー表示に対応する入力操作を行わない場合に、ユーザーは、タッチパネルディスプレイ21外の待機位置に入力補助具22をスライドさせて、入力補助具22に妨げられることなくタッチパネルディスプレイ21(印刷ステータス表示等)を視認できる。入力補助具22がスライド可能であるため、入力補助具22を紛失することなくタッチパネルディスプレイ21上の位置に容易にセットすることができる。さらに、キー表示に対応する入力操作を受け付けるタッチパネルディスプレイ21上の接触位置(操作検知領域B)を、タッチセンサーが検知した入力補助具22の中心位置Tに対応した位置とするため、入力補助具22をスライドさせる位置をユーザーが正確に調整しなくてもよい。
また、ユーザーは必ずしもタッチパネルディスプレイ21を正面から見ているとは限らない。そのため、制御部11は、タッチパネルディスプレイ21上におけるキー表示部U1の位置を、タッチセンサーが検知した入力補助具22の位置に非依存の位置とすることにより、タッチパネルディスプレイ21におけるキー表示部U1の位置を一定に保つことができ、キー表示部U1を視認しやすくすることができる。ここで、ユーザーが斜めからタッチパネルディスプレイ21を見ている場合、入力補助具22に遮蔽されてタッチパネルディスプレイ21の一部が視認できないことがある。この場合、入力補助具22に遮蔽されることなくキー表示部U1が視認しやすくなる位置(ユーザーの視点から開口Oから各キー表示を覗きやすい位置)にユーザーが入力補助具22をスライドさせると考えられる。このように、折角、キー表示部U1が視認しやすくなる位置にユーザーが入力補助具22をスライドさせたにも拘わらず、実際の入力補助具22の位置に依存してキー表示部U1の位置を移動させることにより、キー表示部U1が視認し難くなることを防止できる。
さらに、検知部としてのタッチセンサーが検知した操作体の接触位置に基づいて入力補助具22の中心位置Tを検知するため、入力補助具22の位置を検知するための検知器を個別に設けなくても済む。
(3)他の実施形態:
なお、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、上述した実施形態を組み合わせることを含め、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。むろん、本発明の表示装置がプリンター1以外の装置に組み込まれてもよい。
待機位置は必ずしもタッチパネルディスプレイ21の右側に設けられなくてもよく、待機位置はタッチパネルディスプレイ21の左側や上側や下側に設けられてもよい。また、入力補助具22に形成された開口Oを介して操作体としての指等がタッチパネルディスプレイ21に接触する以外の構成も採用可能である。例えば、入力補助具22のタッチパネルディスプレイ21側にキー表示ごとに操作体としての突起を設け、当該突起がタッチパネルディスプレイ21側に押下できるように入力補助具22が構成されてもよい。例えば、入力補助具22にテンキー等のハードウェアキーを設け、当該ハードウェアキーのキートップを押下することにより、当該ハードウェアキーに対応する突起がタッチパネルディスプレイ21側に接触するようにしてもよい。
制御部11は、必ずしもキー表示部U1の位置を、検知した入力補助具22の中心位置Tに非依存の位置としなくてもよい。例えば、制御部11は、キー表示部U1の位置を、検知した入力補助具22の中心位置Tに依存した位置としてもよく、中心位置Tに基づいて設定される操作検知領域Bと同一の位置としてもよい。
ここで、入力補助具22にはタッチパネルディスプレイ21に接触する位置検知機構が設けられ、検知部としての制御部11は、タッチセンサーが検知した位置検知機構の接触位置に基づいて入力補助具22の位置を検知してもよい。また、入力補助具22は、テンキーの表示に対応したものでなくてもよく、複数のキー表示に対応したものでなくてもよい。例えば、十字キーの各方向のキーにそれぞれ対応したものであってもよく、単一のキー表示を操作するための部品であってもよい。さらに、入力補助具22は、キー表示を押下するための部品でなくてもよく、キー表示を特定方向にフリックする操作をガイドするための部品であってもよい。
図5Aは、他の実施形態にかかる入力補助具22をタッチパネルディスプレイ21に平行な方向から見た図である。同図に示すように、入力補助具22には、タッチパネルディスプレイ21に向けて突出する位置検知機構Pが設けられている。入力補助具22がタッチパネルディスプレイ21上にスライドすると、位置検知機構Pがタッチパネルディスプレイ21に接触し、タッチセンサーが位置検知機構Pの接触位置を検知可能となる。この構成においても、タッチセンサーによって入力補助具22の位置を検知できるため、入力補助具22の位置を検知するための検知器を個別に設けなくても済む。
さらに、検知部としての制御部11は、入力補助具22の位置を検知する検知器の検出結果に基づいて入力補助具22の位置を検知してもよい。すなわち、入力補助具22の位置を必ずしもタッチセンサーによって検知しなくてもよく、タッチセンサー以外のセンサーによって検知してもよい。具体的に、検知器は、スライドする際に入力補助具22が摺動するレール23a,23bに設けられていてもよい。例えば、発光した光が連結部22b1の上端によって遮光されるフォトインタラプタを、上方のレール23aの長さ方向の複数の位置に設けることにより検知器が構成されてもよい。例えば、もう一方の連結部22b2の上端を透明にすることにより、制御部11は、連結部22b1の上端の位置を一意に検知できる。むろん、検知器は、連結部22b1の上端の接触によって電気的な状態が変化する素子であってもいし、連結部22b1の上端の接触によって機械的な状態が変化する素子であってもよい。むろん、検知器は、下方のレール23bに備えられてもよい。
図5Bは、他の実施形態にかかる入力補助具22を示す。同図に示すように、入力補助具122はタッチパネルディスプレイ21に垂直な回転軸Qを中心に回転することにより、使用位置と待機位置との間をスライドすることが可能となっている。このように、入力補助具122を回転させることにより、入力補助具22がタッチパネルディスプレイ21に平行にスライドさせてもよい。また、入力補助具22は、必ずしも待機位置にて板状となっていなくてもよく、例えば待機位置にて巻き取られて収納されてもよいし、折り畳まれて収納されてもよい。
さらに、ユーザーが入力補助具22を容易に位置決めできる構成を設けてもよい。例えば、連結部22b1,22b2の上端にタッチパネルディスプレイ21に垂直な方向に延びようとする弾性部材を備えさせ、当該弾性部材が圧縮された状態でレール23aに連結部22b1,22b2の上端が挿入されてもよい。そして、レール23aの一部に当該弾性部材の復元を許容する凹部を設けることにより、当該凹部に連結部22b1,22b2の上端が位置する状態で、入力補助具22を位置決めでできる。入力補助具22が少なくとも使用位置に位置するように凹部を形成すればよい。むろん、下方のレール23aにて下方の連結部22b3,22b4を位置決めしてもよい。
また、待機位置の入力補助具22を隠すようなカバーを設けてもよい。
タッチパネルは、抵抗膜方式、表面弾性波方式等の様々な方式を採用可能である。静電容量方式や赤外線方式のように、実際に指等の指示具が画面に接触しなくても画面近傍にきたことでそれをタッチしたものと判断するような方式であってもよい。
また、表示装置は、プリンターに限られるものではなく、スキャナーや携帯電話やATM機(現金自動預け払い機)などの様々な装置であってもよい。
1…プリンター、10…本体筐体、11…制御部、12…搬送部、13…印刷部、20…操作部、21…タッチパネルディスプレイ、22…入力補助具、22a…格子部、22b1〜22b4…連結部、23a,23b…レール、30…給紙トレイ、40…排紙トレイ、B…操作検知領域、B1…キー領域、C1,C2…中心位置、O…開口、P…位置検知機構、Q…回転軸、Ra,Rb…溝、T…中心位置、U…印刷条件設定表示、U1…キー表示部、U2…設定項目表示部、U2a,U2b…通知部、U2c…項目部、U2c1…名称部、U2c2…内容部、U2d…印刷開始ボタン、Y…有効領域。

Claims (6)

  1. 画面と、
    前記画面に対する操作体の接触位置を検知する接触センサーと、
    前記画面上の位置と前記画面外の待機位置との間をユーザーがスライドさせることが可能であり、開口を有する入力補助具と、
    前記画面のキー領域にキーを表示させ、前記開口を通して前記操作体が前記画面に接触した接触位置が、前記キーに対応する操作検知領域の内側であり、前記キー領域の外側である場合に、前記キーに対応する入力操作を受け付ける制御部と、
    を備え、
    前記操作検知領域は、前記制御部によって検知された前記入力補助具の位置に対応する位置に設けられる表示装置。
  2. 前記制御部は、前記画面における前記キー領域を、前記入力補助具の位置に非依存の位置とる、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記制御部は、前記画面にて所定のキーを表示させ、該キーに対して開口を通して前記操作体が接触した接触位置に基づいて、前記操作検知領域を設定する、
    請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記制御部は、前記画面にて所定のキーを表示させ、該キー領域よりも広く該キー領域を包含する有効領域を設定し、該キーに対して開口を通して前記操作体が接触した接触位置が前記有効領域の内部であることを条件に、前記操作検知領域を設定する、
    請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記制御部は、前記画面にて所定のキーを表示させ、該キーに対して開口を通して前記操作体が接触した接触位置が該キー領域の中心から右にずれていた場合に、前記キー領域よりも右にずれた位置に前記操作検知領域を設定する、
    請求項3または請求項4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記制御部は、複数のキー領域のそれぞれに別のキーを表示させ、
    前記操作検知領域は、対応するキー領域と一部が重畳し、対応しないキー領域とも一部が重畳する、請求項1から請求項5のいずれかに記載の表示装置。
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