JP2001125739A - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JP2001125739A
JP2001125739A JP30523799A JP30523799A JP2001125739A JP 2001125739 A JP2001125739 A JP 2001125739A JP 30523799 A JP30523799 A JP 30523799A JP 30523799 A JP30523799 A JP 30523799A JP 2001125739 A JP2001125739 A JP 2001125739A
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JP30523799A
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Shizuo Nakai
静雄 中井
Keizo Kasano
惠三 笠野
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーボード入力と面入力とが可能な入力装置
を小型化して、信頼性を高める。 【解決手段】 入力装置20は、透明タッチパネル25
およびLCDユニット26で面入力手段を構成する。透
明タッチパネル25の入力面の一部は、キーボードユニ
ット21によって覆われる。キーボードユニット21に
は、複数のキーユニット22が配置され、押下操作に基
づいて、透明タッチパネル25に対して位置入力を行う
ことができる。キーユニット22は、押圧に対応するス
トロークで変位するけれども、キーユニット22自体に
はスイッチは設けられておらず、透明タッチパネル25
への座標入力として処理される。キーボードユニット2
1が設けていない透明タッチパネル25の表面に対して
は、面入力を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種情報処理のた
めに、タッチパネルなどの面入力手段を用いてデータエ
ントリーを行う入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子レジスタやPOS(Poin
t Of Sales)端末装置、携帯型パーソナルコンピュータ
やPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯型
情報処理端末などには、入力装置として透明タッチパネ
ルが用いられている。透明タッチパネルは、表示パネル
に描画されるボタンやアイコンなどの領域を、指あるい
は専用のペン状の棒で指定することによって、情報やデ
ータを入力することができる。透明タッチパネルは、表
示装置の表面に設けられ、表示を見ながら押圧するの
で、操作手順などを案内したり、単純化したりする目的
で使用される。一方、数値入力や頻繁に操作する入力指
示などは、透明タッチパネル方式に比べて、キーボード
からの入力の方が操作時間を短縮できる他、耐久性の点
においても優れている。そこで、透明タッチパネルとキ
ーボードとを複合した入力装置が要望されている。
【0003】図32は、典型的な従来技術として、キー
ボードと透明タッチパネルとを1つの筺体に組込んだ入
力装置の外観構成を示す。キーボード装置1は、複数の
キースイッチ2が組込まれて配列されている。各キース
イッチ2は、押圧方向に一定のストロークまで変位し、
そのキースイッチ2に対応付けられている接点間の接続
状態をONまたはOFFに変化させる。キーボード装置
1と並んで、面入力装置3が配置されている。面入力装
置3は、液晶表示パネルやプラズマディスプレイパネル
などの表示パネルの表面に透明タッチパネルを重ねて構
成される。透明タッチパネルは、透明な面状の抵抗体で
形成され、表面を押圧すると、押圧位置に対応する二次
元的な抵抗値の変化から押圧位置に対応する座標データ
を求めることができる。これらキーボード装置1および
面入力装置3が、同一の筺体4の表面に取付けられ、透
明タッチパネルとキーボード装置の両方の操作性が得ら
れるようにされている。
【0004】図33は、図32に示す複合入力装置の電
気的構成を示す。図32の面入力装置3は、液晶表示装
置(以下、「LCD」と略称する)6と、その表面に重
ねられる透明なタッチパネル(TP)7から構成され
る。LCD6に対しては、ビデオ制御回路(VIDE
O)8によって表示のための制御が行われる。タッチパ
ネル7からの入力は、タッチパネル制御回路(TPC)
9によって対応するデータに変換される。LCD6によ
って表示する情報内容や、タッチパネル7やキーボード
装置1から入力されるデータは、CPU10によってプ
ログラム処理される。CPU10は、システムコアロジ
ック回路(CORE)11を介して接続され、RAM1
2およびROM13などによって構成されるメモリ空間
内で予め作成されているプログラムに従って動作する。
CPU10に対するタッチパネル7からの入力は、シリ
アル入出力回路(SIO)14を介して行われる。キー
ボード装置(PK)1からの入力は、パラレル入出力回
路(PIO)15を介して行われる。RAM12および
ROM13は、CPU10が備えるメモリ空間に、メモ
リバス16を介して接続される。ビデオ制御回路8、シ
リアル入出力回路14およびパラレル入出力回路15
は、CPU10が備える入出力空間に入出力バス17を
介して接続される。システムコアロジック回路11は、
CPU10のアドレス信号、データ信号および各種制御
信号に基づいて、アドレス空間をメモリ空間と入出力空
間とに分離し、特にメモリ空間では高速なアクセスが可
能なように制御している。また、ROM13には、CP
U10がキーボード装置1およびタッチパネル7からデ
ータを読込むためのプログラムとして、デバイスドライ
バがそれぞれ用意されている。
【0005】なお特開平7−56672号公報には、タ
ッチパネルの全入力面上にキーボードパッドを載置し、
キーボードと同様なタッチで情報入力が可能にするとと
もに、キーボードパッドを透明部材で形成し、タッチ面
の表示を目視可能にする構成が開示されている。このよ
うな構成によれば、キーボードと同様な操作性を備え、
かつ面入力装置としてデータ入力を行うことができる入
力装置が得られる。タッチパネルとLCDなどの表示装
置とを組合わせることによって、タッチ面の表示を直接
読取りながら、キーボードと同様の操作で入力すること
ができるので、入力操作が容易となり、入力効率を向上
させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように特開平7
−56672号公報に開示されているキーボードパッド
を用いると、液晶タッチパネルをキーボードとして操作
することができる。しかしながら、キーボードとしてよ
りもタッチパネルの方が入力が容易な場合もある。この
キーボードパッドは、タッチパネルとして使用すること
ができない。また、図32のような複合入力装置では、
両方の操作性が得られるけれども、小型実装が困難とな
り、電気的な構成部品も多くなって、製造コストが上昇
してしまう。
【0007】本発明の目的は、簡単な構成でキーボード
などのキー入力装置とタッチパネルなどの面入力装置と
を複合して利用することができる入力装置を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め定める入
力面内で位置を指定することによって、該位置に対応す
る座標データが入力可能な面入力手段と、面入力手段の
入力面の一部の領域を部分的に覆うように設置され、該
領域を複数のキー区割に分割し、各キー区割に押圧操作
可能なキーユニットを備え、キーユニットを押圧するこ
とによって、該キー区割の位置を面入力手段に指定する
キー入力手段と、面入力手段への入力によって入力面内
で指定される位置に対応する座標データが、キー入力手
段が設けられている領域に対応しているとき、該座標デ
ータが属するキー区割に予め設定されている情報に変換
して入力する変換入力手段とを含むことを特徴とする入
力装置である。
【0009】本発明に従えば、予め定める入力面内で位
置を指定することによって、該位置に対応する座標デー
タが入力可能な面入力手段の入力面の一部の領域を、部
分的に覆うようにキー入力手段を備える。キー入力手段
を介する面入力手段への入力と面入力手段の入力面に対
する直接的な入力とを行うとき、キー入力手段への入力
は変換入力手段によって座標データが属するキー区割に
予め設定されている情報に変換するので、キーボード装
置を入力装置として備えていなくても、面入力手段の入
力面の一部を利用してキーボードと同様の操作性で入力
を行うことができる。キーボード装置を設けるときは、
キーボード装置用の専用のデバイスドライバなどのソフ
トウェアも必要となるけれども、面入力装置で座標デー
タの入力を行う際のデバイスドライバなどのソフトウェ
アで、変換入力手段も構成することができるので、電気
的構成を簡素化し、かつ実装容積を小さくて、小型で信
頼性の高い入力装置を得ることができる。
【0010】また本発明で前記面入力手段は、情報表示
が可能な表示手段の表面に形成されることを特徴とす
る。
【0011】本発明に従えば、情報表示が可能な表示手
段の表面に面入力手段を形成するので、面入力手段に対
する入力が容易なように情報を表示して、判りやすい入
力を行うことができる。表示手段の表示内容を変更すれ
ば、面入力手段としての機能の変更などにも容易に対応
させることができ、操作手順の単純化なども図ることが
できる。
【0012】また本発明で前記面入力手段は、透明タッ
チパネルであることを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、透明タッチパネルで入力
手段を構成するので、表示手段による入力操作への案内
を有効に行うことができる。
【0014】また本発明で前記キー入力手段は、前記キ
ーユニットの全てが押圧されていない状態で、前記面入
力手段の入力面に対して間隙を有することを特徴とす
る。
【0015】本発明に従えば、キー入力手段でキーユニ
ットの全てが押圧されていない状態では、面入力手段の
入力面に対して間隙を有するので、キー入力手段と面入
力手段の入力面との間に塵やほこりが入り込んで、キー
ユニットに対して押圧を行わないでも座標データが入力
されてしまうような誤動作を回避するこができ、入り込
んだ塵やほこりを除去しやすくすることによって、安価
で信頼性の高いキーボード装置を得ることができる。
【0016】また本発明で前記面入力手段は、前記入力
面を表面に備え、任意の幅のキー入力手段を取付可能な
取付部を有する筺体を備えることを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、面入力手段の筺体に備え
られる取付部には、任意の幅のキー入力手段を取付可能
であるので、入力装置としての使用状況やアプリケーシ
ョンに最適化したキーボードを筺体の変更なしに取付け
ることができる。共通の筺体で、多種類の入力装置を安
価で短期間に得ることができる。
【0018】また本発明で前記面入力手段の取付部は、
前記キー入力手段が前記筺体に取付けられている状態
で、該キー入力手段を前記入力面から離隔可能であるこ
とを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、キー入力手段は、面入力
手段の入力面の一部を覆って面入力手段としての入力可
能な入力領域を制限している。キー入力手段を入力面か
ら離隔させることによって、面入力手段としての入力領
域を本来の大きさに拡大し、状況に応じて操作性を改善
した入力装置とすることができる。
【0020】また本発明で前記キー入力手段は、前記面
入力手段の入力面に臨む表面が可撓性を有するカバーで
覆われることを特徴とする。
【0021】本発明に従えば、キー入力手段で面入力手
段の入力面に臨む表面が可撓性を有するカバーで覆われ
ているので、キー入力手段を入力面から離隔した状態
で、キー入力手段のキーユニットの構造部を覆って、キ
ー入力手段を離隔した場合であっても、入力装置として
の信頼性や美観を確保することができる。
【0022】また本発明で前記キー入力手段は、前記面
入力手段の筺体の取付部に対し、着脱可能であることを
特徴とする。
【0023】本発明に従えば、キー入力手段を面入力手
段の筺体の取付部に対して、着脱可能としているので、
キー入力装置を必要に応じて面入力手段に対して着脱
し、入力装置として有効に利用することができる。ま
た、工具などを使用することなく着脱可能とすることに
よって、入力装置としての使いやすさを向上させること
ができる。
【0024】また本発明で前記変換入力手段は、前記キ
ー入力手段への予め定める手順での押圧操作に基づき、
前記各キー区割に属する座標データの範囲を設定可能で
あることを特徴とする。
【0025】本発明に従えば、変換入力手段では、キー
入力手段への予め定める手順での押圧操作に基づいて、
各キー区割に属する座標データの範囲を設定可能である
ので、種類の異なるキー入力手段を装着した場合や、操
作者がキー入力手段の位置を変更した場合などで、面入
力手段の表面での位置とデータとの対応関係を簡単に関
連付けることができ、組立誤差、取付誤差あるいは部品
寸法誤差などの押下位置誤差も吸収し、誤入力を防いで
信頼性の高い入力装置を得ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。先に説明した部分と対応する部分には同一の
参照符を付し、重複する説明は省略する。
【0027】図1は、本発明の実施の第1形態としての
入力装置20の概略的な構成を示す。キーボードユニッ
ト21は、複数のキーユニット22が組合わされて構成
される。複数のキーユニット22は、キーボードユニッ
トシャーシ23上に配列される。キーユニット22は一
定のストロークまで押下げることができ、キーボードユ
ニット21はキー入力手段を構成する。キーボードユニ
ット21は、ねじ24で面入力手段である透明タッチパ
ネル25上に取付けられる。透明タッチパネル25は、
LCDユニット26の表示面上に設けられ、タッチパネ
ルシャーシ27によって支持される。透明タッチパネル
25およびLCDユニット26は、大略的に矩形であ
り、キーボードユニット21は、一部を覆うように装着
される。キーボードユニット21をタッチパネルシャー
シ27に取付けるために、キーボードユニットシャーシ
23には、上2カ所、下2カ所の取付孔28が設けられ
ている。タッチパネルシャーシ27側にも、取付孔29
を設けて、たとえば4カ所でキーボードユニット21を
タッチパネルシャーシ27に固定することができる。こ
れによって、キーボードユニット21のキーユニット2
2を押下げると、その先端が透明タッチパネル25の表
面の座標を、座標入力として指定することが可能にな
る。
【0028】図2は、図1の実施形態でキーボードユニ
ット21をタッチパネルシャーシ27に固定した状態を
示す。各キーユニット22は、押圧操作の対象となるキ
ートップ30を有し、キートップ30から押圧方向に延
びるように、キー支持バー31が形成されている。キー
支持バー31の先端にはキーパッド32が形成され、キ
ートップ30に対して押下操作が行われると、キーユニ
ット22はストローク変位して、キーパッド32が透明
タッチパネル25の表面を押圧する。キートップ30に
対する押圧操作が行われないときには、キーばね33に
よって、キーパッド32が透明タッチパネル25の表面
から離反する方向に制御される。なお、キーボードユニ
ット21は、タッチパネルシャーシ27にねじ24で固
定するために、タッチパネルシャーシ27側の取付孔2
9にはねじをきっておくことが望ましい。あるいはねじ
24として、タッピングねじを用いることもできる。ま
た、取付孔29は、挿通孔として形成し、ビスとナット
とを組合わせて固定することもできる。
【0029】図3は、図1の実施形態の入力装置20の
概略的な電気的構成を示す。LCDユニット26および
透明タッチパネル25は、ビデオ制御回路(VIDE
O)38およびタッチパネル制御回路39によってそれ
ぞれ制御される。透明タッチパネル25からの入力と、
LCDユニット26への出力とは、CPU40によって
処理される。CPU40は、システムコアロジック回路
(CORE)41を介してRAM42およびROM43
に接続され、予め設定されるプログラムに従って処理を
行う。タッチパネル制御回路(TPC)39は、シリア
ル入出力回路(SIO)44を介して、CPU40に入
力データを与える。システムコアロジック回路41は、
CPU40とRAM42およびROM43との間を、メ
モリバス45を介して接続する。また、CPU40とビ
デオ制御回路38およびシリアル入出力回路44との間
を、入出力バス46を介して接続する。
【0030】図3と図33とを比較すれば、図33で
は、キーボード装置1を入出力バス17を介して接続す
るために、キーボード制御回路18およびパラレル入出
力回路15とを備える必要があるのに対し、本実施形態
では同等な構成を省略することができることが判る。こ
れによって、入力装置20の構成を小型化してコスト低
減を図ることができる。
【0031】図4は、本発明の実施の第2形態としての
キーボードユニット51の断面構成を示す。本実施形態
で注目すべきは、キーボードユニットシャーシ53が、
透明タッチパネル25の表面から間隔を充分に空けるよ
うに形成されていることである。これによって、キーパ
ッド32と透明タッチパネル25との間にほこりが溜ま
ることを防ぎ、ほこりによる誤動作を避けることができ
る。
【0032】図5は、図1および図4の各区割実施形態
でのキーボードユニットレイアウト61およびタッチキ
ーユニットレイアウト62を示す。タッチキーユニット
レイアウト62で、キーボードユニットレイアウト61
と同様の部分を設け、入力時の違和感の発生を防止して
いる。
【0033】図6は、本発明の実施の第3形態としての
入力装置70の概略的な構成を示す。本実施形態のキー
ボードユニット71のキーボードユニットシャーシ73
は、キーボードユニット支持バー74が挿通するキーボ
ードユニットスライドガイド75を有し、透明タッチパ
ネル25の表面に沿って移動することができる。キーボ
ードユニット支持バー74は、タッチパネルシャーシ2
7などの筺体によって支持される。キーボードユニット
支持バー74には、透明タッチパネル25の表面内の範
囲で、任意の幅のキーボードユニット71を取付けるこ
とができる。
【0034】図7は、図6のキーボードユニット71を
透明タッチパネル25の表面に取付けた状態を示す。キ
ーボードユニット支持バー74の断面形状が多角形であ
り、キーボードユニットスライドガイド75がキーボー
ドユニット支持バー74の断面形状に合わせて形成され
ている。キーボードユニット71は、透明タッチパネル
25の表面から離隔することはなく、キーボードユニッ
ト支持バー74に沿って移動することができる。
【0035】図8は、本発明の実施の第4形態としての
入力装置80の概略的な構成を示す。本実施形態で、キ
ーボードユニット21を透明タッチパネル25の表面に
対して多くの位置でキーボードユニット21を固定する
ことができるように、予め取付孔29が形成されてい
る。これによって、キーボードユニット21は、透明タ
ッチパネル25の表面で多くの位置に取付けることがで
き、ユニット化した任意の幅のキーボードユニット21
は、LCDユニット26および透明タッチパネル25の
表面に沿って異なる複数の位置に固定することができ
る。キーボードユニット21のようにユニット化したキ
ー入力手段は、面入力手段であり透明タッチパネル25
の表面に複数の位置で筺体を変更したりしないでも取付
けることが可能になる。
【0036】図9は、本発明の実施の第5形態としての
入力装置100の概略的な構成を示す。本実施形態でキ
ーボードユニット101のキーボードシャーシ103を
透明タッチパネル25の表面に沿って案内するキーボー
ドユニット支持バー104の断面形状が円形であり、キ
ーボードユニットスライドガイド105も円形である。
キーボードユニットスライドガイド105が案内するキ
ーボードユニットシャーシ103は、キーボードユニッ
ト離隔支持部107を有する。キーボードユニット離隔
支持部107の下面には、キーボードユニットスライド
ガイド108が形成され、対向する側にはキーボードユ
ニット離隔支持金具109が設けられる。
【0037】図10は、図9の入力装置100の概略的
な断面構成を示す。本実施形態では、キーボードユニッ
ト101の取付部であるキーボードユニット支持バー1
04の断面形状が円形であり、キーボードユニット支持
バー104を中心として揺動変位させ、キーボードユニ
ット101を透明タッチパネル25の表面から離隔させ
ることができる。
【0038】図11は、キーボードユニット101のキ
ーボードユニットシャーシ103のキーボードユニット
離隔支持部107を持上げて、キーボードユニット10
1が透明タッチパネル25の表面から離隔された状態を
示す。すなわち、に示すように、キーボードユニット
101のキーボードユニット離隔支持部107を持上げ
ると、キーボードユニット支持バー104を中心として
揺動変位し、キーボードユニット101を透明タッチパ
ネル25から離隔し、LCDユニット26の表示領域を
広げ、透明タッチパネル25の操作領域も広げることが
できる。また、透明タッチパネル25の表面の清掃も容
易となる。
【0039】図12は、本発明の実施の第6形態として
の入力装置110の概略的な断面構成を示す。本実施形
態は、基本的に図9に示す実施形態と同等である。ただ
し、キーパッド32の表面を、薄い保護シート112で
覆うようにしている。保護シート112は、可撓性を有
し、キートップ30に対して押圧操作が行われてキーパ
ッド32が透明タッチパネル25側に突出すると、キー
パッド32が透明タッチパネル25の表面の位置を指示
するときの妨げとはならない。
【0040】図13に示すように、キーボードユニット
111を透明タッチパネル25の表面から離隔させる状
態で、キーパッド32の表面は保護シート112で覆わ
れ、キーボードユニット111の押下部分の機構部品を
直接触ることや見ることができないようになる。これに
よって、キーボードユニット111の離隔時の信頼性と
美観を保つことができる。
【0041】図14は、本発明の実施の第7形態として
の入力装置120の概略的な構成を示す。本実施形態の
キーボードユニット121は、図12に示す実施形態の
キーボードユニット111のキーボードユニット離隔支
持金具109に設けられるキーボードユニットスライド
ガイド105を変更し、キーボードユニット支持バー1
04に対して着脱可能なキーボードユニットスライドガ
イド125を有するキーボードユニット離隔支持金具1
29を用いている。キーボードユニット121を用いて
透明タッチパネル25に対して入力操作のあるときに
は、キーボードユニットスライドガイド128をキーボ
ードユニット支持バー104に装着した状態で用いる。
【0042】図15および図16は、キーボードユニッ
ト121をキーボードユニット支持バー104に装着し
た状態およびキーボードユニット支持バー104を中心
にキーボードユニット121を揺動変位させた状態をそ
れぞれ示す。キーボードユニットスライドガイド125
は、断面が円形のキーボードユニット支持バー104
を、半周以上囲むようにして、キーボードユニット支持
バー104まわりの揺動変位が可能なようにしている。
ただし、図16のに示すように、キーボードユニット
支持金具129をキーボードユニット支持バー104か
ら放つようにすれば、キーボードユニット支持金具12
9の先端部分が弾性変形して、キーボードユニット支持
バー104からキーボードユニットスライドガイド12
8の部分を引離し、キーボードユニット121をキーボ
ードユニット支持バー104から離脱させることができ
る。
【0043】キーボードユニット121を装着する際に
は、図16に示すの方向と逆方向にキーボードユニッ
ト離隔支持金具129を押込めば、キーボードユニット
スライドガイド125にキーボードユニット支持バー1
04が嵌まり込み、キーボードユニット121を装着す
ることができる。本実施形態では、このようにキーボー
ドユニット121を簡単に脱着することができ、かつキ
ーボードユニット支持バー104に沿って位置を変える
ことができるので、キーボードユニット121の取付や
位置の変更のために特殊な工具を使用する必要がなく、
容易に取付や位置の変更を行うことができる。
【0044】図17は、本発明の実施の第8形態として
の入力装置130の概略的な断面構成を示す。本実施形
態の入力装置130は、図14に示す実施形態の入力装
置120と基本的に同等である。ただし、タッチパネル
シャーシ137側に、キーボードユニット121をキー
ボードユニット支持バー104から離脱させやすくする
ための段差138を設けている。キーボードユニット1
21を、に示すように、透明タッチパネル25の表面
から離隔させた状態で、キーボードユニット離隔支持金
具129の先端が段差138と当接し、当接点が支点と
なって、キーボードユニット離隔支持金具129をキー
ボードユニット支持バー104から引離す作業が容易と
なる。本実施形態では、特殊な工具がなくても、キーボ
ードユニット121の着脱を容易に行うことができる。
【0045】図18は、以上説明した各実施形態のキー
ボードユニット21,51,71,101,111,1
21でのキーユニット22の配置の例を示す。キーユニ
ットは、電子レジスタやPOS端末装置で頻繁に使用さ
れる数値キーおよびファンクションキーに割当てられ
る。
【0046】図19は、図18に示すキーユニット配置
に対応する座標データの一例を示す。図18のキー配置
は、基本的に横方向でx1,x2,x3の3つの位置
と、縦方向でy1,y2,y3,y4,y5の5つの位
置との組合わせで表すことができる。ただし、x1,x
2,x3およびy1,y2,y3,y4の各位置は、部
品の接点位置公差でばらつきが生じ、一定の範囲内で分
布している。しかしながら、各範囲は相互に重複するこ
とはないので、各範囲内のx座標およびy座標の組合わ
せで、対応するキーユニットの押下の有無を判定するこ
とができる。
【0047】図20〜図27は、本発明の実施の第9形
態として、各キーユニットの対応する座標情報の範囲
を、自動的に演算して求める手順を示す。図20は、座
標演算テーブル140の初期状態を示す。key番号は、
図19に示すような押圧位置に対応し、左上からはじめ
て、縦方向に下まで進み、最下点に達したら次の行の上
から下までのように番号付けている。すなわち、key番
号1は、図18の「CL」キーに対応し、2〜4は
「7」、「4」、「1」にそれぞれ対応し、5は「.」
に対応し、6〜8は「8」、「5」、「2」に対応し、
9は「×」に対応し、10〜12は「9」、「6」、
「3」にそれぞれ対応し、13は「合計」に対応する。
xおよびyは、図19の左上の位置を原点とした場合の
座標値をそれぞれ示す。position Xおよびposition Y
は、図19のx1,x2,x3およびy1,y2,y
3,y4,y5の数字部分を示す。図20に示す初期値
では、座標値x,yと、position Xおよびposition Y
は、全て0にしておく。
【0048】図21は、図20のposition Xおよびpos
ition Yと実際の座標データとの対応関係を示す位置デ
ータテーブル141,142をそれぞれ示す。初期状態
では、座標データは全て0になっている。位置データテ
ーブル141,142は、装着されたキーボードユニッ
トで入力される座標データに基づいて、position Xお
よびposition Yに対応する座標データが格納され、pos
ition Xおよびposition Yの範囲外のデータをキーボ
ードユニットからの入力と判断しないための比較データ
として使用する。
【0049】図22は、図20に示す座標演算テーブル
140に対し、実際にkey番号の1から13に対応する
キーユニット22を押圧操作して、対応するx,y座標
を入力した状態を示す。図3に示すCPU40は、座標
演算テーブル140に入力される座標データに基づき、
透明タッチパネル25の座標情報とキーボードユニット
21のキーユニット22の対応を自動的に演算する。
【0050】図23は、図22に示すような座標データ
が入力された座標演算テーブル140を、key番号順で
はなく、図19に示すように設定されているposition
X番号順に配列しなおした状態を示す。入力された座標
データには、ばらつきがある。図24は、position X
に対応する位置データテーブル141に対して、座標デ
ータとして平均値を対応させた状態を示す。position
Xは、1,2,3の3つの情報について平均値5,1
5,26が演算され、他のデータは0の初期値のままと
しておく。position Yについての位置データテーブル
142は、座標データが全て0のままとしておく。
【0051】図25は、図23に示す座標演算テーブル
140をposition Yの順序で配列しなおした状態を示
す。図26に示すように、position Yと座標データの
対応関係を示す位置データテーブル142に対しても、
図25の座標演算テーブル140に示すy座標の値を平
均して、座標データを設定することができる。すなわ
ち、position Yの1,2,3,4,5に対応して、座
標データとして5,15,24,34,49を設定する
ことができる。
【0052】図3に示すCPU40は、RAM42内に
格納される座標演算テーブル140と位置データテーブ
ル141,142を用いて、透明タッチパネル25から
の座標入力時に、キーボードユニット21,51,7
1,101,111,121に対する入力であるか否か
を判定し、キーボードユニット21,51,71,10
1,111,121への入力であると判定されるときに
は、対応するkey番号を判定する。この判定のために、
まず入力される座標データを、位置データテーブル14
1,142の座標データと比較し、position Xおよびp
osition Yの値を算出する。実際に入力される座標デー
タは、キーユニット22の取付誤差などで、ある程度ば
らつく可能性がある。このため、接点位置交差寸法を定
めておき、位置データテーブル141,142に格納さ
れている座標データの値を基準に、接点位置交差寸法の
範囲内のデータを、position Xおよびposition Yの値
に対応させる。次に図25に示すような状態の座標演算
テーブル140に基づき、position Xおよびposition
Yの値から、key番号を対応させ、各key番号によって示
される実際のキーユニット22の入力であると判定す
る。
【0053】図27は、図19に示すキーユニットの配
置で、x1,x2,x3およびy1,y2,y3,y4
の各位置が揃っている状態を示す。この状態で、key番
号の1から13までのキーユニットを順次押圧操作する
と、図28に示すような座標演算テーブル140が得ら
れる。図28の座標演算テーブル140に対し、positi
on Xの番号に基づいて再配列させると、図29のよう
な座標演算テーブル140が得られる。さらに、positi
on Yの値に基づいて再配列させると、図30に示すよ
うな座標演算テーブル140が得られる。なお、位置座
標テーブル141,142は、図26と同様になる。
【0054】図31は、図26に示すposition Xおよ
びposition Yに対応する座標データを基準値として、
接点位置公差寸法として±3を規定するときの、key番
号と座標x,yの最小値min.および最大値max.
の対応関係を座標演算テーブル150として示す。図3
のCPU40は、透明タッチパネル25からの座標情報
が図31に示すx,yの最小値と最大値との範囲内に入
っているか否かで、キーボードユニット21,51,7
1,101,111,121への入力操作であるか否か
を判定し、入っていると判定されるときには、対応する
key番号のキーユニット22に対する押圧操作が行われ
ていると判断する。
【0055】以上説明した各実施形態では、透明タッチ
パネル25への押圧によって座標情報が発生し、タッチ
パネル制御回路39から入出力バス46、システムコア
ロジック回路41を介してCPU40に入力されている
けれども、このようなハードウェア構成に限ることな
く、通常の透明タッチパネル25で使用されている電気
的構成を取ることができる。また、透明タッチパネル2
5は、抵抗膜で構成され、部分的な押圧に対応して抵抗
値の異次元的な変化として座標情報を導出しているよう
にしているけれども、静電的あるいは電磁的に座標の検
出を行うパネルを用いることもできる。また、透明タッ
チパネル25は、LCDユニット26の表面に装着され
て、一体的に用いられているけれども、LCDユニット
26の表示のために設けられるマトリックスを構成する
電極配線を利用して、押圧操作されたキーユニット22
の位置に対応する入力を行うこともできる。このような
LCDユニット26自体を面入力装置としても利用する
考え方は、本件出願人から既に提案されている。ただ
し、入力面の1カ所を所定のペンで指定することができ
るだけであるけれども、ペンの先端と同様な構成を各キ
ーパッド32の部分に設けておく。ペンなどの座標入力
部材と同様にキーボードユニットを取扱可能とするため
に、各キーパッドに装着される電極やコイルなどは、全
体的に並列にして用いることができる。さらに、LCD
ユニット26に代えて、ラズマディスプレイやCRTな
ど他の表示装置を用いることもできる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、面入力手
段の入力面の一部を利用して押圧操作に対してストロー
クを有するキーボードとして動作させることができるの
で、面入力手段としての基本的な構成で、キーボードと
しての入力も行わせることができ、面入力とキーボード
入力とを行うことができる入力装置を、小型でかつ簡単
な構成となるように実装し、有効に利用することができ
る。
【0057】また本発明によれば、面入力手段は表示手
段の表面に形成されているので、表示手段に対する情報
の表示で、入力に対する案内などを行い、かつ入力の機
能の変化に対しても表示を変化させて、柔軟に対応さ
せ、操作がしやすく信頼性の高い入力装置を得ることが
できる。
【0058】また本発明によれば、透明タッチパネルの
一部にキーボードとしての入力機能も備えることもでき
るので、透明タッチパネルとキーボードとの複合入力装
置を簡単な構成で実現することができ、かつ透明タッチ
パネルとキーボードとしての入力制御を別個に具備する
経済的な不合理を改善し、キーボード専用デバイスドラ
イバプログラムのような専用装置駆動プログラムの開発
を不要とし、入力装置を安価に提供することができる。
また、キーボード専用の制御装置やインタフェイスも不
要となるので、入力装置としての実装容積を小さくし
て、小型で信頼性を高めることができる。
【0059】また本発明によれば、キー入力手段と面入
力手段の入力面との間には間隔が設けられているので、
塵やほこりが侵入しても、直ちに誤動作することはな
く、信頼性を高めることができる。
【0060】また本発明によれば、入力装置として利用
する使用状況やアプリケーションに最適化したキー入力
手段を、組込む筺体の変更なしに取付け、共通の筺体で
多種類の入力装置を短期間で用意することができる。
【0061】また本発明によれば、必要に応じてキー入
力手段を面入力手段の入力面から離隔し、面入力手段の
入力面を広く使用することを可能として、状況に応じた
操作性の高い入力装置を得ることができる。
【0062】また本発明によれば、キー入力手段を面入
力手段の入力面から離隔させても、カバーによってキー
入力手段のキーユニットの機構部分などを覆っているの
で、信頼性や美観を確保することができる。
【0063】また本発明によれば、キー入力手段を面入
力手段の筺体の取付部に対して着脱することができるの
で、キー入力手段の取付や位置変更などを特殊な工具な
どを使用しないでも容易に行うことができる。
【0064】また本発明によれば、キー入力手段の各キ
ー区割の位置は、予め定める手順の押圧操作で設定可能
であるので、キー入力手段の組立公差や取付公差、部品
寸法公差などによる押下位置公差を吸収し、誤入力を防
いで信頼性の高い入力装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態としての入力装置20
の概略的な概観構成を示す斜視図である。
【図2】図1の入力装置20の簡略化した断面図であ
る。
【図3】本発明の各実施形態の入力装置に用いる電気的
構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の第2形態としての入力装置に用
いるキーボードユニット51の概略的な構成を示す断面
図である。
【図5】図1または図4の実施形態でキーボードユニッ
ト21,51でのキーユニットの配列と、透明タッチパ
ネル25でのキーレイアウト配置との対応関係を比較し
て示す図である。
【図6】本発明の実施の第3形態としての入力装置70
の概略的な構成を示す分解斜視図である。
【図7】図6の実施形態のキーボードユニット71の概
略的な構成を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の第4形態としての入力装置80
の概略的な構成を示す分解斜視図である。
【図9】本発明の実施の第5形態としての入力装置10
0の概略的な構成を示す分解斜視図である。
【図10】図9の実施形態のキーボードユニット101
の概略的な構成を示す断面図である。
【図11】図9の実施形態で、キーボードユニット10
1を透明タッチパネル25の表面から離隔させる状態を
示す断面図である。
【図12】本発明の実施の第6形態としての入力装置1
10のキーボードユニット111の概略的な構成を示す
断面図である。
【図13】図12の実施形態のキーボードユニット11
1を透明タッチパネル25の表面から離隔させる状態を
示す断面図である。
【図14】本発明の実施の第7形態としての入力装置1
20の概略的な構成を示す分解斜視図である。
【図15】図14の実施形態のキーボードユニット12
1の概略的な構成を示す断面図である。
【図16】図14の実施形態のキーボードユニット12
1を透明タッチパネル25の表面から離隔させ、さらに
キーボードユニット支持バー104から離脱させる状態
を示す断面図である。
【図17】本発明の実施の第8形態の入力装置130と
して、キーボードユニット121をキーボードユニット
支持バー104から離脱させやすくするために、タッチ
パネルシャーシ137に段差138を設ける構成を示す
断面図である。
【図18】各実施形態のキーボードユニットでのキーユ
ニットの配置を示す図である。
【図19】図18に示すキーユニットの配置に対応する
実際のキーユニットの配置状態の例を示す図である。
【図20】実際のキーユニットの配置に基づいて座標位
置とキーユニットとの対応関係を判定する座標演算テー
ブル140の初期状態を示す図表である。
【図21】キーユニットの配置の論理的な位置と基準的
な座標データとの対応関係を示す位置データテーブル1
41,142の初期状態を示す図表である。
【図22】図20に示す座標演算テーブル140に対し
て、キーユニットを所定の順序で操作して座標データを
入力した状態を示す図表である。
【図23】図22に示す座標演算テーブル140を、x
座標についての論理的な位置であるposition Xの順番
に配列しなおした状態を示す図表である。
【図24】図23に基づいてxの論理的な位置position
Xに対応する基準となる座標データを格納した状態を
示す図表である。
【図25】図23に示す座標演算テーブル140を、y
の論理的な座標であるpositionYの値の順番に再配列し
た状態を示す図表である。
【図26】図25の対応関係に基づいて、yについての
論理的な位置position Yについても対応する座標デー
タを設定し、位置データテーブル141,142を完成
させた状態を示す図表である。
【図27】キーユニット22の配置にばらつきがない状
態でのキーユニット22と座標との対応関係を示す図で
ある。
【図28】図27に示す各キーユニットを、key番号の
順に押圧操作するときに入力されるx,y座標を入力し
た座標演算テーブル140を示す図表である。
【図29】図28に示す座標演算テーブル140を、y
の論理座標であるposition Yの順番に再配列した状態
を示す図表である。
【図30】図29に示す座標演算テーブル140を、y
についての論理座標値positionYの順番に再配列した状
態を示す図表である。
【図31】本発明の各実施形態で使用する座標演算テー
ブル150として、各key番号に対し、x座標およびy
座標を、それぞれ最小値min.と最大値max.とで
許容範囲を示す図である。
【図32】同一の筺体4にキーボード装置1および面入
力装置3を搭載した従来の入力装置の概観を示す斜視図
である。
【図33】図32に示す入力装置の電気的構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
20,70,100,110,120,130 入力装
置 21,51,71,101,111,121 キーボー
ドユニット 22 キーユニット 23,53,73,103 キーボードユニットシャー
シ 24 ねじ 25 透明タッチパネル 26 LCDユニット 27,137 タッチパネルシャーシ 28,29,58 取付孔 30 キートップ 31 キー支持バー 32 キーパッド 33 キーばね 59 キーボードユニット保護カバー 61 キーボードユニットレイアウト 62 タッチキーユニットレイアウト 74,104 キーボードユニット支持バー 75,105,108,125 キーボードユニットス
ライドガイド 107 キーボードユニット離隔支持部 109,129 キーボードユニット離隔支持金具 138 段差 140,150 座標演算テーブル 141,142 位置データテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B020 AA11 CC06 DD13 DD30 EE02 FF53 5B087 AA04 AB05 AE09 CC02 CC15 CC26 DD02 DE02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定める入力面内で位置を指定するこ
    とによって、該位置に対応する座標データが入力可能な
    面入力手段と、 面入力手段の入力面の一部の領域を部分的に覆うように
    設置され、該領域を複数のキー区割に分割し、各キー区
    割に押圧操作可能なキーユニットを備え、キーユニット
    を押圧することによって、該キー区割の位置を面入力手
    段に指定するキー入力手段と、 面入力手段への入力によって入力面内で指定される位置
    に対応する座標データが、キー入力手段が設けられてい
    る領域に対応しているとき、該座標データが属するキー
    区割に予め設定されている情報に変換して入力する変換
    入力手段とを含むことを特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】 前記面入力手段は、情報表示が可能な表
    示手段の表面に形成されることを特徴とする請求項1記
    載の入力装置。
  3. 【請求項3】 前記面入力手段は、透明タッチパネルで
    あることを特徴とする請求項2記載の入力装置。
  4. 【請求項4】 前記キー入力手段は、前記キーユニット
    の全てが押圧されていない状態で、前記面入力手段の入
    力面に対して間隙を有することを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の入力装置。
  5. 【請求項5】 前記面入力手段は、前記入力面を表面に
    備え、任意の幅のキー入力手段を取付可能な取付部を有
    する筺体を備えることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の入力装置。
  6. 【請求項6】 前記面入力手段の取付部は、前記キー入
    力手段が前記筺体に取付けられている状態で、該キー入
    力手段を前記入力面から離隔可能であることを特徴とす
    る請求項5記載の入力装置。
  7. 【請求項7】 前記キー入力手段は、前記面入力手段の
    入力面に臨む表面が可撓性を有するカバーで覆われるこ
    とを特徴とする請求項6記載の入力装置。
  8. 【請求項8】 前記キー入力手段は、前記面入力手段の
    筺体の取付部に対し、着脱可能であることを特徴とする
    請求項5〜7のいずれかに記載の入力装置。
  9. 【請求項9】 前記変換入力手段は、前記キー入力手段
    への予め定める手順での押圧操作に基づき、前記各キー
    区割に属する座標データの範囲を設定可能であることを
    特徴とする設定1〜8のいずれかに記載の入力装置。
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