JP6530052B2 - 歯間クリーナーおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、1本のプラスチック製の棒状の柄(え)を有し、この柄がその軸方向の一端部にクリーニング機構を有する歯間クリーナーに関し、このクリーニング機構は柄の長手軸方向に延びている少なくとも1つの織布部を含み、この織布部は経糸(たて糸)と緯糸(よこ糸)とが交差している編組システム(Fadensystem)を有し、この場合、この織布部は柄と結合されており、柄から半径方向に突き出ている。
本発明はさらに前記歯間クリーナーの製造方法に関する。
従来の木製または金属ワイヤー製の歯間クリーナーの他に、現在では例えば特許文献1に示され記載されているようなプラスチック製の歯間クリーナーが知られている。この種の歯間クリーナーは、比較的硬質で形状が安定したプラスチックからなる棒状の柄(え)を有し、この柄の軸方向の前方部に軟質プラスチック、例えば熱可塑性エラストマー、からなる鞘状の被覆が設けられている。この被覆は、クリーニング効果を高めるために、その半径方向外側に、複数の節状のストラクチャー、および/または、半径方向外側に向かって延びている複数の指状突起を有している。
使用者は、この歯間クリーナーの棒状柄の握り部を握り、前記ストラクチャーを支持している被覆を備えたこの棒状柄を歯間に挿入し、そこで前後に動かすことができ、こうして歯間が清浄化され、場合によっては、付着している粒子が剥離される。
前記ストラクチャーを形成している半径方向に突き出た複数の指状突起に基づいて、この歯間クリーナーのクリーニング効果は、クリーニングすべき歯間と比較的小面積で接触しているこれらの指状突起部によってほゞ決まり、その結果、小面積で局所的な多数のクリーニングゾーンはクリーニングされるが、大面積のクリーニングは達成されない。大面積のクリーニングを達成するために、特許文献2による歯間クリーナーでは、平らで網目状の織布部を棒状の柄に熱的な接着により取り付けることが試みられた。この織布部は直角に交差する2つの編組システム、いわゆる経糸および緯糸、から成る織物、で形成されており、この織物は射出成形金型に入れられ、棒状の柄にモールドされる。実際には、この歯間クリーナーを使用する際に、使用者の口の中で織布部から個々の糸が解ける(ほどける)という危険があることが分かった。このことは、使用者にとって非常に不快であり、かつ、ほどけた糸を使用者が飲み込むという危険がある。
欧州特許出願公開第0932371号明細書 米国特許第5044041号明細書
本発明の課題は、糸がほどける危険が本質的に低減された織布部を有する歯間クリーナーを作ることにある。
さらに、これに対応した歯間クリーナーを簡単に作ることができる方法を得ることも本発明の課題である。
この課題は本発明によれば請求項1の特徴を備えた歯間クリーナーにより解決される。この場合、編組システム、すなわち、一方は複数の経糸、他方は複数の緯糸、が棒状の柄の長手方向軸に対して20°から70°の角度範囲で、好ましくは40°±10°の角度で、延び、棒状の柄を貫くように構成されている。本発明による歯間クリーナーではこの編組システムが棒状の柄を貫いて延びており、棒状の柄と表面部だけで接着されてはいないので、この編組システムを形成している複数の糸は確実に柄に保持されており、その結果、これらの糸はこの歯間クリーナー使用時に柄からほどけることはない。編組システムのこの構成により、すなわち、この編組システムを形成している複数の糸が棒状の柄の長手方向軸に対してある角度で、すなわち、斜めに延びている構成により、編組システムのほゞ全ての糸が柄を貫通して延び、柄で保持されているようにすることができる。本発明による歯間クリーナーでは、柄の長手方向軸に対して平行に延びる糸はない。というのは、これらの糸は非常にほどけ易いからである。
本発明における織布とは、全ての織物、特に、経糸および緯糸と通常呼ばれる、少なくとも2つの交差している編組システムから成る織物を意味する。これらの経糸および緯糸は、例えば互いに直角に走って、互いに結合される、および/または、互いに編み合わせられる。編組システムの個別の糸の相互間隔が比較的大きい場合には、この織布は網目ストラクチャーを形成し、この網目ストラクチャーも本発明に含まれる。
このテキストで使用されている「軸方向の」という定義は、棒状の柄の長手方向軸、および、場合によっては被覆の長手方向軸を基準にしている。「半径方向の」という定義は、同様に、この長手方向軸に対して直角な方向を基準にしている。
本発明の好適な形態では、織布部が柄を半径方向に、好適には、中心部を貫通して、対向する両側で柄から突き出ている。
この織布部は、棒状の柄の軸方向前端部の手前までしか存在しないようにすることもできるし、または、正確に軸の前端部まで延びることもできる。本発明の展開形態において、この織布部が棒状柄の前端部から軸方向に突き出ていると、より高いクリーニング効果が得られる。
この織布部に加えて、この歯間クリーナーの柄に、軟質弾性プラスチックから成り、外側にストラクチャーが形成された被覆を設けることができる。このストラクチャーは、周知のように、半径方向のコンポーネントが被覆から突き出た多数の指状突起、および/または、リブであり、これらは被覆と同じ材料から成り、被覆と一体に結合されている。
この場合、織布部は、柄の他にこの被覆をも貫通している。
本発明の発展形態において、織布部が指状突起を越えて半径方向に突き出る、すなわち、指状突起よりも長い半径方向の自由突き出し長さを有するようにすることができる。こうして、歯間に挿入するときに、織布部がクリーニングすべき表面と接触し、かつ、指状突起で覆われないようにすることが保証される。
本発明の可能な形態において、歯間クリーナーが唯一の織布部を有し、この織布部が対向する2つの側で柄から突き出るように好適に構成することができる。しかし、好適には互いに平行で、特に重なり合っている多数の織布部を設けることも可能である。これら複数の織布部は全て同一の基本的構造を有することができるが、好適に、これら複数の織布部が、異なるストラクチャー、および/または、異なる厚さ、および/または、異なる糸の方向、および/または、異なる網み目幅を有するように構成することもできる。すなわち、複数の適切な織布部を選ぶことによって、異なる機能および異なるクリーニング効果を有する複数の歯間クリーナーを簡単な方法で作ることができる。
本発明の展開形態において、このクリーニング機構に、半径方向コンポーネントが柄から突き出ている複数の毛束、および/または、複数の単毛、から成る植毛部を備えることができる。本発明において、毛とは、プラスチック製のモノフィラメントまたはマルチフィラメントから成る、前製作された複数の細い部分を意味する。この場合、これらの毛の最大直径は0.25mmであり、単毛、および/または、毛束として使用することができる。これらの毛は、柄、および/または、被覆に埋め込まれており、このことによって、確実に保持されている。
クリーニング機構が前記織布部の他に、複数の指状突起および/またはリブを備えた軟質弾性被覆、ならびに、半径方向に突き出た複数の毛または毛束を有していると、1つの歯間クリーナーにおいて複数の異なるクリーニング効果が組み合わされ、それにより、歯間の非常に効果的なクリーニングが可能である。
本発明の展開形態において、織布部の柄から突き出ている一部がほつれているようにすることができ、それによって、織布ストラクチャーの細かい分離が可能になり、その部分では織布ストラクチャーがなくなり、半径方向に突き出た多数の不規則な個別の糸が形成されている。
織布部の突き出た部分のほつれによって、クリーニング特性の変更および適正化を行うことができる。
方法に関する上述した課題は、請求項15の特徴を備えた方法により解決される。この場合、複数の経糸と複数の緯糸が交差している編組システムを有する少なくとも1つの織布部が、射出成形金型内で、棒状の柄を形成しつつ、この織布部が棒状の柄を貫通し、柄から半径方向に突き出るように、プラスチックでインサートモールドされ、この場合、前記編組システム、すなわち、一方は経糸、他方は緯糸が、棒状の柄の長手方向軸に対して20°から70°の角度で、特に、45°±10°の角度で配置される。
この織布部が柄を半径方向に、好適には中心を貫通し、対向する両側で柄から突き出るように配置されると好適である。
本発明の展開形態では、この織布部が棒状柄の前端部から軸方向に突き出るように構成されている。
射出成形金型は通常の形態では少なくとも2つの相対的に変位可能な半型を有しているので、この射出成形金型は、開かれ、そして、閉じられることができる。この射出成形金型を閉じる前に、織布部が両方の半型の間に配置される。このとき、この織布部が射出成形金型の少なくとも1つの半型に形成されている窪み内に配置されるようにすることができる。織布部がこの窪みにピッタリと配置されると好適であり、それにより、射出成形金型内が閉じられた状態で、織布部はその平面内での横方向のずれが生じないように保持されている。
射出成形金型の1方の半型のみに、他方の半型を向いた表面に1つの相応の窪みが形成されているようにすることができる。しかし、代案として、両方の半型内で、互いに向き合っている両方の表面にそれぞれ1つの相応の窪みが配置されていて、射出成形金型が閉じられた状態で、織布部が両方の窪み内に横たわっているようにすることも可能である。
1つの、または、それどころか2つの、窪み内に織布部を配置することのメリットは特に、射出成形金型の閉鎖力によって織布部が両方の半型により押し潰されず、他方、射出成形金型が閉じられた状態で、両方の半型が互いに密閉されていることにある。
織布部の表面平面に対して法線方向のこの窪みの深さ、あるいは、両方の窪みの深さの合計が、織布部の厚さよりも大きいと、射出成形金型が閉じられた状態で、この織布部には両方の半型による圧縮力が掛からず、織布部は変形されない。
しかし、本発明の好適な形態では、射出成形金型が閉じられた状態で織布部が弾性変形されており、これにより、表面平面に対して法線方向でバイアス圧力下で保持されているようにすることができる。これは、例えば、この窪みの深さ、あるいは、両方の窪みの深さの合計が、織布部の対応する厚さよりも小さいことにより達成され、その結果、射出成形金型が閉じられた状態で、両方の半型が織布部をそれらの間に締め付け、バイアス圧力下で保持する。
好適には、この窪み、あるいは、これらの窪みの寸法は、この窪みの深さ、あるいは、これらの窪みの深さの合計が、織布の厚さの70%から90%、特に、75%から85%であるように選ばれる。
展開形態では、棒状の柄が軟質弾性プラスチック製の被覆を備えるように構成することができ、この場合、この被覆の外側にストラクチャーが形成される。このストラクチャーは上述のように、一体に成形された複数の指状突起、および/または、リブで形成することができる。この場合、織布部が、この被覆をも、好適には中心で貫通するように配置されていると好適である。
さらに、棒状の柄に、半径方向の複数のコンポーネントが柄から突き出ている多数の毛束、および/または、多数の単毛を備えた植毛部を設けることができる。これらの毛束、および/または、これらの単毛が柄を半径方向に貫通し、対向する両側で柄から突き出るように配置することができる。
本方法の好適な態様において、柄が、織布部を有している領域の少なくとも一部において、その長手方向軸を中心にして捻じられるようにすることができる。柄に被覆が設けられている場合には、この被覆も少なくとも部分的に同様に捻じられる。柄の、および、場合によっては被覆の捻じりにより、織布部の半径方向に突き出ている部分、および、場合によっては被覆の複数の指状突起がこの歯間クリーナーの周囲にわたって分布され、さらに、この捻じり、ないし、これに関連する歯間クリーナーの残留捻じり変形によって歯間クリーナーの剛性が変化し、この剛性を捻じりの大きさにより希望通りに調節することができる。
織布部の柄あるいは被覆から突き出ている部分はその織物ストラクチャーないし網目ストラクチャーを保持することができ、これによって、この部分は高い安定性を有する。しかし、織布部の柄から半径方向に突き出ている部分を少なくとも部分的にほつれさせることができ、すなわち、細かく割くことができ、これによって、織布部の柄から半径方向に突き出ているこの部分は複数の細い糸から成る不規則なストラクチャーを有する。このほつれは好適には、織布部の相応部分がカッター、熊手、または、裂断工具で分離されることにより得られる。
本発明のさらなる個別事項は図を参照した以下の実施例の記載から明らかである。
本発明による歯間クリーナーの斜視図。 開放された射出成形金型の斜視図。 織布部を挿入した後の図2による射出成形金型。 工具を閉じた後の図3による射出成形金型。 射出成形金型で作られた歯間クリーナーで、織布部切断前の状態。 図5による歯間クリーナーで、織布部切断後の状態。 射出成形金型の代案形態の開放状態で、織布部が挿入されている。 射出成形金型の他の代案形態の開放状態で、織布部はない。 図8による射出成形金型で、織布部が挿入されている。 図8による射出成形金型の寸法の模式図。 もう一つの射出成形金型内に挿入された後の図5による歯間クリーナー。 図11による射出成形金型の、被覆製造後の閉じられた状態。 図11による射出成形金型で作られた歯間クリーナーで、織布部切断前の状態。 図13による歯間クリーナーで、織布部切断後の状態。 切断前の1つの共通の織布部を有する同時に作られた多数の歯間クリーナー。 図15による歯間クリーナーで、切断後の状態。 図16による歯間クリーナーで、ほつれを行う状態。 歯間クリーナーの捻転。 2つの織布部を有する方法の変更案。 1つの織布部および1つの植毛部を有する方法の他の変更案。 他の実施形態による歯間クリーナーの前端部。
図1は本発明による、棒状の柄11を有した歯間クリーナー10の斜視図である。この柄11は長手方向軸Lを有し、好適には、硬質の、すなわち、形状が安定した第1のプラスチック材料から成っている。この柄11は、図1の右側端部領域にクリーニング機構12、および、その反対側に、すなわち、図1の左側端部に握り部18を有し、使用者は歯間クリーナー10をこの握り部18で握ることができる。
クリーニング機構12は、軟質の第2のプラスチック材料、特に熱可塑性エラストマー、から成る鞘状の被覆14を含み、この被覆14は、その外側で半径方向外側に突き出て一体に成形された複数の指状突起15を支持している。さらに、柄11および被覆14に織布部13が埋め込まれており、この織布部は、図示された実施例では、柄11及び被覆部14の長手方向の中心面上にあり、これらの両方の部品を貫通し、対向する両側で半径方向外側に突き出ている。このようにして、対向する両側に配置され、歯間クリーナー10の長手軸方向に延びている、織布部13で形成された2つの羽根状の付属部が形成される。歯間クリーナー10の前端部、すなわち、図1の右側端部で、織布部13は柄11及び被覆14から突き出ている。
織布部13は網目状ストラクチャーを有する織物であり、これは交差する2つの編組システムで形成されている。第1のシステムは間隔をあけて互いに平行に配置された多数の経糸(たて糸)16で形成され、第2のシステムは間隔をあけて互いに平行に配置された多数の緯糸(よこ糸)17で形成されており、これらの緯糸は経糸に対して少なくともほゞ直角に走っている。これらの経糸16及び緯糸17はそれらの交差点で互いに結合されている、および/または、互いに織り合わせられている。
図1から分かるように、経糸16も緯糸17も、棒状の柄11の長手方向軸Lに対して約45°の角度で傾斜して走っているので、殆ど全部の糸が柄11、および/または、被覆14内に埋め込まれており、その中で保持されている。
図2は開かれた第1の射出成形金型Wの模式的な斜視図であり、この金型は上部キャビティKを有する上部型Fと、下部キャビティKを有する下部型Fとを有している。
図3のように、上部型Fと下部型Fの間に、すなわち、上部キャビティKと下部キャビティKの間に、織布部13が置かれ、この場合、織布部13を形成する編組システムの糸は、柄11を形成するキャビティK、Kの長手方向軸に対して約45°の角度で配列される。次に、上部型Fと下部型Fを重ねることによって、この第1の射出成形金型Wが閉じられる。この第1の射出成形金型Wを閉じた後で、キャビティKとKとで形成された型空洞内に液状のプラスチックが注入され、これが棒状の柄11を形成し、このとき、図4に示すように、織布部13は柄11を貫通し、柄から半径方向に突き出る。好適には、この織布部13は棒状の柄11の水平な長手方向中心面上にある。
この第1の射出成形金型Wを開いた後には、図5に示されているような、歯間クリーナーの中間製品が形成されている。これは埋め込まれた織布部13を備えた棒状の柄11を含むが、この織布部13は実用するにはまだ大きすぎる。織布部13の半径方向に突き出た部分を、図5に示された切断線Sに沿って、柄11と間隔を置いて、これにほゞ平行に切断することにより、図5に示された歯間クリーナーにさらなるプラスチックコンポーネントを付加し、もしくは、これを省いて、これを後加工することが可能である。こうして、図6に部分的に示されているような、歯間クリーナー10が得られる。
図7は、変更された射出成形金型Wを図3に対応して示したものであり、ここでは、同一または同様の部分には同一符号が付されている。この射出成形金型Wの図3の射出成形金型Wとの相違は、上部型Fに対向した下部型Fの上面に大面積の1つの窪み26が形成されていることにあり、織布部がキャビティKの軸方向で確実に位置決めされ固定されているようにすべく、この窪みに織布部がピッタリ合わされる。こうして、射出成形金型Wを閉じるときに、織布部が下部型Fに対して相対的にずれるのを防ぐことができる。
図7の形態では窪み26が下部型Fにのみ形成されているのに対し、図8および図9に示されている形態では両方の半型FおよびFにおいて互いに対向している表面にそれぞれ1つの窪み26が形成されており、この場合、織布部13は、射出成形金型Wを閉じるときに両方の窪み26内に配置されており、収納される。
この1つの窪み26、ないし、これら2つの窪み26は、射出成形金型Wすなわち両方の半型F、Fを閉める力が織布部13に過剰な圧縮力を及ぼし、それにより織布部が押し潰されるのを防ぐ。
図7によるこの窪み26の深さ、ならびに、図8および図9による両方の窪み26の深さの合計は、織布部13の厚さより小さくなるように決められ、その結果、織布部13は、射出成形金型Wが閉じられた状態では、半型FおよびFの間に挟まれ、弾性変形されて保持されている。図10は射出成形金型Wの窪み26の寸法の例を模式的に示す。ここでは、織布部がその延びている面に対して法線方向に厚さdを有し、窪み26が上部型Fおよび下部型Fにおいてそれぞれ深さsおよびsを有している。この場合、両方の窪み26の深さsおよびsの合計が、織布部13の厚さdより値sだけ小さくなるように構成されている。この差sの値は好適には、織布部13の厚さdの10%から30%の範囲にある(0.1d?s?0.3d)。この値は特に好適には、織布部の厚さdの15%から25%の範囲にある(0.15d?s?0.25d)。
好適には、この歯間クリーナー10に第2のプラスチックコンポーネントがモールドされる。このために、図11のような第2の射出成形金型Wが用意され、これは、上部キャビティKを有する上部型Fと、下部キャビティKを有する下部型Fとを有している。図11のように、この第2の射出成形金型Wに、前加工された棒状の柄11の前端部が、埋め込まれた織布部13と共に挿入され、この場合、織布部13は両方の半型FおよびFの間の、すなわち、両方のキャビティKおよびKの間の、分離面に配置されている。次に、図11の矢印Sで示されているように、上部型Fが下部型Fの上に降ろされることによって、第2の射出成形金型Wが閉じられる。
図12に示すように、第2の射出成形金型Wを閉じた後で、キャビティKおよびKで形成された型空洞内に液状の軟質弾性プラスチック、特に熱可塑性エラストマー、が注入され、その結果、第2の射出成形金型W内に在る柄11の部分に、鞘状の被覆14が付設され、この被覆がその外側で半径方向外側に突き出た複数の指状突起15を支えている。さらに、注入されて被覆14を形成しているプラスチックにより、織布部13が被覆14内にも埋め込まれて、これで保持されることが達成される。
第2の射出成形金型Wを開いた後で、織布部13の半径方向に突き出た部分が、図13において鎖線で表示された切断線Sで示されているように、所望の長さに切断される。このようにして図14に示された歯間クリーナー10が作られる。これは、半径方向に突き出て一体に成形された複数の指状突起15を備えて棒状の柄11の前端部に配置された鞘状の被覆14、および、対向する両側に半径方向に突き出た織布部13を有し、この場合、この織布部13は、2つの、横方向の、平らな、それぞれ柄11の長手方向に延びている羽根状の突起部を形成している。
代案として、この織布部は、第2の射出成形金型Wがまだ閉じられている状態でも、または、この第2の射出成形金型Wを開けるときに、または、この第2射出成形金型Wが開けられた状態で、または、この第2射出成形金型Wの外部の別の切断部署においても、切断することができる。
図15は、上述した構造の多数の歯間クリーナーを同時に簡単に製造する可能性を示す。このために、間隔をあけて互いに横並びに配置された多数のキャビティを備え、これに対応した複数の射出成形金型が設けられ、これらのキャビティがそれぞれ1つの歯間クリーナーの製造に上述の方法で寄与する。すべてのキャビティに1つの共通の帯状の織布部13が挿入されるので、第2の射出成形金型Wを開けた後には、1組の多数の(ここでは5個の)歯間クリーナーが出来ており、これらは平行に間隔を開けて互いに横並びに配置され、少なくともこの共通の帯状の織布部13により互いに結合されている。これに続く工程で、個々の歯間クリーナーの織布部は切断線Sに沿って所望の寸法に切断され、これによって、これらの歯間クリーナーは、図16に示されているように、図示されていない後端部で互いに結合されていなければ、互いに分離される。
図17はその次の可能な加工工程を示し、これによって、織布部13の半径方向に突き出た部分が編み目をほどかれ、あるいは、ほつれさせられる。この目的のために、複数の切開用指状突起(Schneidefinger)24を有する回転駆動式の裂断工具(Schlagwerkzeug)25が設けられており、これらの切開用指状突起により、織布部の突き出た部分が割り裂かれ、不規則な方向を向いた個別の糸に分離される。これが特に図17の下側の歯間クリーナーに示されている。
図18はこの歯間クリーナーのその次の可能な加工工程を示し、この場合には、歯間クリーナーはその長手方向軸Lを中心として捻じられ、捻転変形が保持される。このために、歯間クリーナー10の間隔を開けた両端部が、第1の保持装置21および第2の保持装置22に挟まれる。この第1の保持装置21は下部クランプ顎21.1および上部クランプ顎21.2を有し、これらは歯間クリーナーの被覆14の後方の、握り部側の端部を挟むことができる。第2の保持装置22は下部クランプ顎22.1および上部クランプ顎22.2を有し、これらは歯間クリーナーの被覆14の前方の、握り部とは反対側の端部を挟む。図18に示すように、前方の第2の保持装置22は歯間クリーナー10の、ないし、棒状の柄11の、長手方向軸Lを中心にして、矢印Tで示されているように、回転される。これにより、両方の保持装置21と22との間の歯間クリーナー10の領域、すなわち、柄11、ならびに、指状突起15および織布部13を有する被覆14、のそこに在る部分が、柄11の長手方向軸Lを中心にして捻じられるので、これらは塑性変形を受ける。両方の保持装置21および22を開放し、取り出した後では、この歯間クリーナー10は、被覆14の複数の指状突起15、および、特に織布部13の半径方向に突き出た部分が柄11の周りに螺旋状に走るように、捻じられている。
図18では織布部の半径方向に突き出た部分がほつれている歯間クリーナーが示されているが、同様の方法で、織布部の半径方向に突き出た部分がほつれていない歯間クリーナーを捻じることもできる。
図19は開放された第1の射出成形金型Wを図3に対応して示したものである。この場合には、これまで通りに挿入された織布部13に加えて、もう1つの織布部13aが挿入され、この場合、好適には、両方の織布部13、13aは直接上下に重ねられている。図19に示されているように、両方の織布部13および13aは、異なるストラクチャー、異なる糸の方向、および、異なる編み目幅を有している。適切な織布部を選ぶことにより、歯間クリーナーの洗浄効果を所望の要求に合わせることができる。
図20は本発明による方法の他の展開を示し、この場合には、織布部13に加えて多数の単毛が第1の射出成形金型Wに挿入されるように構成されている。図示された実施例では、これらの単毛20はそれぞれ4つの単毛から成るグループに纏められており、この場合、これらの単毛20は織布部13の上に載置されるか、その下に配置され、さらに、キャビティKおよびKの長手方向に対して直角に配置され、その結果、完成された歯間クリーナーでは柄11の長手方向軸Lに対して直角に延びている。
図21はこのように製造された歯間クリーナーの外観である。これは、織布部13の、柄11または被覆14から半径方向に突き出たほつれた部分を有しているが、この部分はほつれていないようにすることもできる。これに加えて、柄11ないし被覆14から複数の単毛20が半径方向に突き出ており、この場合、これらの毛の突き出ている長さは織布部13の突き出し長さとほゞ同じである。図21に示された歯間クリーナーは次工程で、ここには示されていない方法で、その長手方向軸を中心にして捻じって、捻転変形を残置することができる。
10 歯間クリーナー
11 柄
12 クリーニング機構
13、13a 織布部
14 被覆
15 指状突起部
16 経糸
17 緯糸
20 単毛
21、22 保持装置
24 切開用指状突起
25 烈断工具
26 窪み
、W 射出成形金型
、F 上部型
、F 下部型
、K 上部キャビティ
、K 下部キャビティ
、S、S 切断線
矢印
、s 窪みの深さ
d 織布部の厚さ
L 長手方向軸
T 矢印

Claims (29)

  1. 軸方向の端部にクリーニング機構(12)を有するプラスチック製の棒状の柄(11)を備えた歯間クリーナーであって、前記クリーニング機構(12)が、前記柄(11)の長手方向軸(L)の方向に延びている少なくとも1つの織布部(13)を有し、この織布部(13)は複数の経糸(16)および複数の緯糸(17)が交差している編組システムを有し、この場合、前記織布部(13)が前記柄(11)と結合され、かつ、前記柄から半径方向に突き出ているように構成された歯間クリーナーにおいて、前記複数の経糸(16)および複数の緯糸(17)が前記棒状の柄(11)の長手方向軸(L)に対して20°から70°の角度範囲で走り、前記棒状の柄(11)を貫通していることを特徴とする、歯間クリーナー。
  2. 前記複数の経糸(16)および複数の緯糸(17)が前記棒状の柄(11)の長手方向軸(L)に対して45°±10°の角度で走っていることを特徴とする、請求項1に記載の歯間クリーナー。
  3. 前記織布部(13)が網目ストラクチャーを有することを特徴とする、請求項1または2に記載の歯間クリーナー。
  4. 前記織布部(13)が前記柄(11)を半径方向に貫通し、対向する両側でこの柄から突き出ていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の歯間クリーナー。
  5. 前記織布部(13)が前記棒状の柄(11)の前端部で軸方向に突き出ていることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の歯間クリーナー。
  6. 前記クリーニング機構(12)が付加的に軟質弾性プラスチック製の被覆(14)を有し、この被覆(14)の外側にストラクチャー(19)が形成されていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の歯間クリーナー。
  7. 前記ストラクチャー(19)が、半径方向コンポーネントが前記被覆(14)から突き出ている複数の指状突起(15)を有し、これらの指状突起が前記被覆(14)と同じ材料から成り、前記被覆と一体に結合されていることを特徴とする、請求項6に記載の歯間クリーナー。
  8. 前記織布部(13)が前記被覆(14)を貫通していることを特徴とする、請求項6または7に記載の歯間クリーナー。
  9. 前記織布部(13)が前記指状突起(15)を越えて半径方向に突き出ていることを特徴とする、請求項7または8に記載の歯間クリーナー。
  10. 複数の織布部(13、13a)が重なり合って前記棒状の柄(11)に埋め込まれていることを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載の歯間クリーナー。
  11. 前記複数の織布部(13、13a)が、異なるストラクチャー、または、異なる厚さ、または、異なる糸の方向、または、異なる編み目幅を有していることを特徴とする、請求項10に記載の歯間クリーナー。
  12. 前記クリーニング機構(12)が付加的に、半径方向のコンポーネントが前記柄(11)から突き出ている複数の毛束、または、複数の単毛(20)を備えた植毛部を有することを特徴とする、請求項1から11のいずれか1項に記載の歯間クリーナー。
  13. 少なくとも幾つかの前記毛束、または、単毛(20)が前記柄(11)を半径方向に貫通し、対向する両側でこの柄から突き出ていることを特徴とする、請求項12に記載の歯間クリーナー。
  14. 前記織布部(13)の前記柄(11)から半径方向に突き出ている部分が、少なくとも部分的にほつれさせられていることを特徴とする、請求項1から13のいずれか1項に記載の歯間クリーナー。
  15. 歯間クリーナーの製造方法であって、複数の経糸(16)および複数の緯糸(17)が交差している編組システムを有する少なくとも1つの織布部(13)が射出成形金型(W)内で、棒状の柄(11)を形成しつつ、前記織布部(13)が前記棒状の柄(11)を貫通し、この柄から半径方向に突き出るように、プラスチックでインサートモールドされ、この場合、前記複数の経糸(16)および前記複数の緯糸(17)が、前記棒状の柄(11)の長手方向軸(L)に対して20°から70°の角度で配置されることを特徴とする製造方法。
  16. 前記複数の経糸(16)および前記複数の緯糸(17)が、前記棒状の柄(11)の長手方向軸(L)に対して45°±10°の角度で配置されることを特徴とする、請求項15に記載の製造方法。
  17. 前記織布部(13)が、前記柄(11)を半径方向に貫通し、対向する両側でこの柄から突き出るように配置されることを特徴とする、請求項15または16に記載の製造方法。
  18. 前記織布部(13)が、前記棒状の柄(11)の前端部でこの柄から軸方向に突き出るように配置されることを特徴とする、請求項15から17のいずれか1項に記載の製造方法。
  19. 前記織布部(13)が、前記射出成型金型(W)の少なくとも1つの半型(F、F)に形成された窪み(26)内に配置されることを特徴とする、請求項15から18のいずれか1項に記載の製造方法。
  20. 前記織布部(13)が前記窪み(26)内にピッタリと配置されることを特徴とする、請求項19に記載の製造方法。
  21. 前記織布部(13)が、前記射出成型金型(W)が閉じられた状態で、弾性変形されて前記窪み(26)内で保持されていることを特徴とする、請求項19または20に記載の製造方法。
  22. 前記両方の半型(F、F)内で、互いに向き合っている両方の表面にそれぞれ1つの窪み(26)が配置されていて、前記織布部(13)が両方の窪み(26)内に配置されることを特徴とする、請求項19から21のいずれか1項に記載の製造方法。
  23. 前記窪み(26)の深さ、あるいは、前記複数の窪み(26)の深さの合計が、織布の厚さの70%から90%であることを特徴とする、請求項19から22のいずれか1項に記載の製造方法。
  24. 前記棒状の柄(11)に軟質弾性プラスチック製の被覆(14)が備えられ、前記被覆(14)の外側にストラクチャー(19)が形成されることを特徴とする、請求項15から23のいずれか1項に記載の製造方法。
  25. 前記織布部(13)が、前記被覆(14)を貫通するように配置されることを特徴とする、請求項24に記載の製造方法。
  26. 前記棒状の柄(11)に、半径方向の複数のコンポーネントが前記柄(11)から突き出ている複数の毛束、または、複数の単毛(20)を備えた植毛部が設けられることを特徴とする、請求項15から25のいずれか1項に記載の製造方法。
  27. 前記複数の毛束、または、前記複数の単毛(20)が前記柄(11)を半径方向に貫通し、対向する両側でこの柄(11)から突き出るように配置されることを特徴とする、請求項26に記載の製造方法。
  28. 前記柄(11)が、前記織布部(13)を有している部分の少なくとも一部において、その長手方向軸(L)を中心にして捻じられることを特徴とする、請求項15から27のいずれか1項に記載の製造方法。
  29. 前記織布部(13)の前記柄(11)から半径方向に突き出ている部分が少なくとも部分的にほつれさせられることを特徴とする、請求項15から28のいずれか1項に記載の製造方法。
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