JP6528435B2 - クレードル、クレードルの制御方法、及び、制御システム - Google Patents

クレードル、クレードルの制御方法、及び、制御システム Download PDF

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Description

本発明は、記録装置を充電するクレードル、クレードルの制御方法、及び、制御システムに関する。
特許文献1には、携帯端末を収容するクレードルが、収容した携帯端末から送信された番組予約情報を受信し、番組予約情報をテレビあるいはレコーダーといった被制御機器に送信する制御信号を生成し、携帯端末とクレードルとの組み合わせのシステムが、制御信号を被制御機器に赤外線送信する技術について記載されている。
特開2009−17067号公報
近年、モバイル型の記録装置が普及している。一般に、この種の記録装置は、特許文献1のように、クレードルに装着されて充電される。このように、記録装置が装着され、装着された記録装置を充電するクレードルでは、記録装置が装着可能な構成を利用したいとするニーズがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、記録装置が装着されて、装着された記録装置を充電するクレードルについて、記録装置が装着可能な構成を利用した処理を実行できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、装着された記録装置を充電するクレードルであって、装着された前記記録装置と通信し、所定の処理を実行する制御部を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、クレードルは、記録装置が装着可能な構成を利用した処理を実行できる。
また、本発明のクレードルは、外部機器と通信する第1通信部と、前記記録装置と通信する第2通信部と、を備え、前記制御部は、前記第1通信部を介した前記外部機器との通信に基づいて、前記第2通信部を介して前記記録装置の設定を行うことを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置の設定に係る作業を簡易化できる。
また、本発明のクレードルは、前記制御部は、前記第1通信部を介した前記外部機器との通信に基づいて、前記第2通信部を介して前記記録装置のファームウェアのアップデートを行うことを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置の充電池の残量不足に起因して、ファームウェアのアップデートが中断されることを防止できる。
また、本発明のクレードルは、前記制御部は、前記記録装置が装着されたか否かを検出可能であり、前記記録装置が装着されたことを検出した場合、前記第2通信部を介して前記記録装置の設定に関する状態を取得し、取得した前記記録装置の設定に関する状態に対応する処理を実行することを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置の設定に関するユーザーの作業を低減できる。
また、本発明のクレードルは、キャッシュドロワーと有線接続され、前記制御部は、装着された前記記録装置と通信し、装着された前記記録装置の制御に基づいて、前記キャッシュドロワーを開状態とする信号を出力することを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置とキャッシュドロワーとを有線接続することなく、セキュアにキャッシュドロワーを制御できる。
また、本発明のクレードルは、前記制御部は、前記記録装置が装着されたときに、装着された前記記録装置の認証を行い、認証に成功した場合に、前記記録装置の制御に基づいて、前記キャッシュドロワーに信号を出力することを特徴とする。
本発明の構成によれば、正当性を有さない記録装置により、キャッシュドロワーが開状態とされることを防止できる。
また、上記目的を達成するために、装着された記録装置を充電するクレードルの制御方法であって、装着された前記記録装置と通信し、所定の処理を実行することを特徴とする。
本発明の構成によれば、クレードルは、記録装置が装着可能な構成を利用した処理を実行できる。
また、本発明のクレードルの制御方法は、外部機器と通信し、前記外部機器との通信に基づいて前記記録装置の設定を行うことを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置の設定に係る作業を簡易化できる。
また、本発明のクレードルの制御方法は、装着された前記記録装置と通信し、装着された前記記録装置の制御に基づいて、有線接続されたキャッシュドロワーに、前記キャッシュドロワーを開状態とする信号を出力することを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置とキャッシュドロワーとを有線接続することなく、セキュアにキャッシュドロワーを制御できる。
また、上記目的を達成するために、本発明の制御システムは、装着された記録装置を充電するクレードルと、前記クレードルに有線接続されたキャッシュドロワーと、を備え、前記クレードルは、装着された前記記録装置と通信し、装着された前記記録装置の制御に基づいて、前記キャッシュドロワーを開状態とする信号を出力することを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置とキャッシュドロワーとを有線接続することなく、セキュアにキャッシュドロワーの制御をできる。
また、本発明の制御システムは、前記記録装置と通信する制御装置を備え、前記記録装置は、前記制御装置の制御に基づいて、前記クレードルを制御して、前記キャッシュドロワーに信号出力させることを特徴とする。
本発明の構成によれば、制御装置の制御で、キャッシュドロワーをセキュアに開状態とすることができる。
また、本発明の制御システムは、前記制御装置は、記録媒体への記録を指示する制御データを前記記録装置に送信し、前記記録装置は、受信した前記制御データに基づいて前記記録媒体に記録することを特徴とする。
本発明の構成によれば、会計に応じてレシートを発行するシステムについて、セキュアにキャッシュドロワーを開状態とすることができる。
また、本発明の制御システムは、前記クレードルは、前記記録装置が装着されたときに、装着された前記記録装置の認証を行い、認証に成功した場合に、前記記録装置の制御に基づいて、前記キャッシュドロワーに信号を出力することを特徴とする。
本発明の構成によれば、正当性を有さない記録装置により、キャッシュドロワーが開状態とされることを防止できる。
第1実施形態に係る制御システムの使用態様の一例を示す図。 制御システムのネットワーク図。 クレードルの側面図。 制御システムの機能的構成を示すブロック図。 制御システムの各装置の動作を示すフローチャート。 制御システムの各装置の動作を示すフローチャート。 設定用ユーザーインターフェースを示す図。 第2実施形態に係る制御システムの使用態様の一例を示す図。 クレードル、及び、キャッシュドロワーの側面図。 制御システムの機能的構成を示すブロック図。 制御システムが備える各装置の動作を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る制御システム1の仕様態様の一例を示す図である。
図1は、来店した顧客に飲み物、及び、食べ物を提供する飲食店Tに制御システム1が適用された様子を模式的に示す。
図1に示す飲食店Tは、ホールT1と、キッチンT2と、関係者室T3と、に分かれている。
ホールT1は、来店した顧客が滞在し、ホールT1の担当者(以下、「ホール担当者」という。)が飲食物の提供等のサービスを顧客に提供するエリアである。ホールT1には、複数のホール担当者が、存在する。ホールT1には、料理等を載置可能な複数のテーブルTBや、イスCHが設けられる。
複数のホール担当者には、顧客からの注文を受け付ける際に使用するタブレット端末10(制御装置)が、事前に、付与される。タブレット端末10は、前面にタッチパネル21が設けられたタブレット型のコンピューターである。また、複数のホール担当者には、モバイルプリンター11(記録装置、印刷装置)が、事前に、付与される。モバイルプリンター11は、持ち運び可能な小型のサーマルプリンターであり、例えば、ホール担当者のベルトに支持される専用のケースに収納される。モバイルプリンター11は、ロール紙(記録媒体、印刷媒体)を収納し、サーマルヘッドによってロール紙に画像を記録し、ロール紙を所定の位置で切断して、画像が記録された紙片を発行できる。タブレット端末10と、モバイルプリンター11は、所定の無線通信規格に従って、無線通信する。
また、ホール担当者は、金銭を収納した収納ケースを保有する。
飲食店Tでは、ホール担当者が、顧客から注文を受け付けると、その場で会計が行われる。
詳述すると、ホールT1において、顧客からの注文を受け付ける際、ホール担当者は、顧客の近くに行き、顧客から注文を聞き、タブレット端末10に注文に対応する入力を行う。タブレット端末10への注文の入力に応じて、タブレット端末10は、会計に関する処理を行い、合計購入金額等を算出する。タブレット端末10の会計に関する処理に応じて、顧客による支払い、ホール担当者による釣銭の引き渡しが行われ、会計が完了する。モバイルプリンター11は、会計に応じて、タブレット端末10の制御で、会計に関する情報が記録されたレシートを発行する。また、モバイルプリンター11は、会計に応じて、タブレット端末10の制御で、少なくとも注文された飲食物の名称、及び、注文された数量が記録された注文伝票を発行する。ホール担当者は、モバイルプリンター11が発行したレシートを、顧客に引き渡す。また、ホール担当者は、モバイルプリンター11が発行した注文伝票を、キッチンT2の所定の位置に載置する。
キッチンT2は、キッチンT2の担当者(以下、「キッチン担当者」という。)が飲食物を作るエリアであり、ドリンクサーバーや、ガスコンロ、冷蔵庫等が設けられる。キッチン担当者は、ホール担当者が所定の位置に載置した注文伝票を受け取り、注文伝票に基づいて、注文が入った飲食物を認識し、飲食物を作る。キッチン担当者が作った飲食物は、ホール担当者に渡され、ホール担当者により、顧客に引き渡される。
関係者室T3には、複数台のクレードル13が設けられる。クレードル13は、モバイルプリンター11が装着可能に構成され、装着されたモバイルプリンター11を充電する。ホール担当者は、適宜、モバイルプリンター11をクレードル13に装着し、モバイルプリンター11を充電する。
図2は、制御システム1のネットワーク図である。
図2に示すように、制御システム1は、モバイルプリンター11と、タブレット端末10とを備え、これらが無線通信可能に接続される。
クレードル13には、モバイルプリンター11が装着可能である。クレードル13は、装着されたモバイルプリンター11を充電する。後述するように、クレードル13と、クレードル13に装着されたモバイルプリンター11とは通信可能に接続される。
飲食店Tには、LANを含んで構成されたネットワークLNが構築される。ネットワークLNには、クレードル13が有線で接続される。クレードル13がネットワークLNを介して行う通信については後述する。
また、ネットワークLNには、タブレット端末10が無線で接続される。また、ネットワークLNには、POSサーバー16が有線で接続される。POSサーバー16は、商品データベースDB1等のタブレット端末10が会計に関する処理を行う際に必要な情報を有するデータベースを記憶する。タブレット端末10は、会計に関する処理の実行時、適宜、ネットワークLNを介して、POSサーバー16にアクセスし、POSサーバー16から必要な情報を取得する。
図3は、関係者室T3に設けられたクレードル13の側面図を説明に適した態様で模式的に示す図である。図3では、クレードル13にモバイルプリンター11が装着された状態である。
図3に示すように、クレードル13は、筐体131を有する。筐体131の上面には、モバイルプリンター11を載置可能な傾斜した載置部132が形成される。クレードル13の載置部132にモバイルプリンター11が載置されると、図示しないロック機構でモバイルプリンター11がロックされる。ロック機構のロックは、図示しない解除機構で解除可能である。モバイルプリンター11が載置部132に載置され、ロック機構によりロックされた状態が、モバイルプリンター11がクレードル13に装着された状態に相当する。
モバイルプリンター11の底面には、充電用端子111が設けられる。また、クレードル13の載置部132において、モバイルプリンター11が装着されたときに充電用端子111が対向する位置には、電極端子133が設けられる。モバイルプリンター11がクレードル13に装着されると、モバイルプリンター11の充電用端子111と、クレードル13の電極端子133が接触する。クレードル13から、電極端子133、及び、充電用端子111を介して、モバイルプリンター11に電力が供給され、モバイルプリンター11の充電が行われる。
モバイルプリンター11の先端部には、USBの規格に従った端子であるUSB端子112が設けられる。また、クレードル13の筐体131において、モバイルプリンター11が装着された時にUSB端子112が対向する位置には、USBの規格に従ったコネクターであるUSBコネクター134が設けられる。モバイルプリンター11がクレードル13に装着されると、モバイルプリンター11のUSB端子112が、クレードル13のUSBコネクター134に嵌合し、これら部材が電気的に接続される。
クレードル13には、LANケーブル15が接続される。LANケーブル15は、ネットワークLN上に配置された図示しないルーターに接続される。クレードル13は、LANケーブル15を介して、ネットワークLN上の各機器と通信する。
図4は、制御システム1の機能的構成を示すブロック図である。
図4に示すように、タブレット端末10は、端末制御部20と、タッチパネル21と、端末無線通信部22と、端末ネットワーク通信部23と、を備える。
端末制御部20は、CPUや、ROM、RAM、その他の周辺回路等を備え、タブレット端末10を制御する。
タブレット端末10には、ウェブブラウザーがインストールされる。端末制御部20は、ウェブブラウザーを読み出して実行することにより、ブラウザー実行部201として機能する。
また、タブレット端末10には、POSアプリケーションがインストールされる。端末制御部20は、POSアプリケーションを読み出して実行することにより、POSアプリケーション実行部202として機能する。
タッチパネル21は、液晶表示パネル等の表示パネルと、表示パネルに重ねて配置されたタッチセンサーとを備える。タッチパネル21は、端末制御部20の制御で、表示パネルに画像を表示する。また、タッチパネル21は、ユーザー(本例では、ホール担当者)によるタッチ操作を検出し、端末制御部20に出力する。端末制御部20は、タッチパネル21からの入力に基づいて、タッチ操作に対応する処理を実行する。
端末無線通信部22は、モバイルプリンター11と、所定の無線通信の規格に従って、無線通信する。無線通信の規格は、何でもよく、例えば、アクセスポイントを介して通信する無線LANのインフラストラクチャーモードに係る規格であってもよく、また、アクセスポイントを介さずに通信する無線LANのアドホックモードに係る規格であってもよく、また、Bluetooth(登録商標)等の近距離線通信に係る規格であってもよい。
端末ネットワーク通信部23は、端末制御部20の制御で、所定の通信規格に従って、ネットワークLNと接続する機器と通信する。
図4に示すように、モバイルプリンター11は、装置制御部30と、記録部31と、装置無線通信部32と、装置通信インターフェース33と、電源制御部34と、充電池35と、装置記憶部36と、を備える。
装置制御部30は、CPUや、ROM、RAM、その他の周辺回路等を備え、モバイルプリンター11を制御する。装置制御部30は、後述する装置記憶部36に記憶されたファームウェアFWを読み出して実行することにより、モバイルプリンター11を制御する。
記録部31は、感熱紙のロール紙にドットを形成するサーマルヘッド、ロール紙を搬送する搬送機構、ロール紙を切断する切断機構等を備える。記録部31は、装置制御部30の制御で、ロール紙を搬送しつつ、ロール紙にドットを形成して画像を記録する。記録部31は、装置制御部30の制御で、ロール紙を所定の位置で切断し、画像が記録された紙片を発行する。
装置無線通信部32は、装置制御部30の制御で、タブレット端末10と所定の無線通信の規格に従って、無線通信する。
装置通信インターフェース33は、装置制御部30の制御で、クレードル13とUSBの規格に従って通信する。
電源制御部34は、装置制御部30の制御で、電源としての充電池35から、モバイルプリンター11の各部に供給される電力を制御する。また、電源制御部34は、モバイルプリンター11がクレードル13に装着されている間、クレードル13から供給される電力を充電池35に供給し、充電池35を充電する。
装置記憶部36は、EEPRO等の不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。装置記憶部36には、ファームウェアFWが記憶される。また、装置記憶部36には、設定ファイルSFが記憶される。
図4に示すように、クレードル13は、制御部40と、通信インターフェース41(第2通信部)と、電力供給部42と、ネットワーク通信部43(第1通信部)と、LED部44と、記憶部45と、を備える。
制御部40は、CPUや、ROM、RAM、その他の周辺回路等を備え、クレードル13を制御する。
通信インターフェース41は、制御部40の制御で、モバイルプリンター11とUSBの規格に従って通信する。
電力供給部42は、モバイルプリンター11がクレードル13に装着されている間、商用電源から電力の供給を受け、モバイルプリンター11に電力を供給する。
ネットワーク通信部43は、制御部40の制御で、所定の通信規格に従って、ネットワークLNと接続する機器と通信する。
LED部44は、複数のLEDを備える。LED部44は、制御部40の制御で、複数のLEDを所定の態様で点灯/消灯し、クレードル13の状態や、エラーの発生の有無等を報知する。
記憶部45は、EEPRO等の不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
図4に示すように、POSサーバー16は、サーバー制御部50と、サーバー記憶部51と、サーバーネットワーク通信部52と、を備える。
サーバー制御部50は、CPUや、ROM、RAM、その他の周辺回路等を備え、POSサーバー16を制御する。
サーバー記憶部51は、EEPROM等の不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。サーバー記憶部51は、上述した商品データベースDB1を記憶する。サーバー記憶部51が記憶する他のデータについては後述する。
サーバーネットワーク通信部52は、サーバー制御部50の制御で、所定の通信規格に従って、ネットワークLNと接続する機器と通信する。
次に、会計時のタブレット端末10、モバイルプリンター11、及び、POSサーバー16の動作について説明する。
図5は、会計時のタブレット端末10、モバイルプリンター11、及び、POSサーバー16の動作を示すフローチャートである。(A)はタブレット端末10の動作を示し、(B)はPOSサーバー16の動作を示し、(C)はモバイルプリンター11の動作を示す。
ここで、図5(A)の動作が開始される前に、タブレット端末10のPOSアプリケーションが立ち上げられる。POSアプリケーションは、以下で説明する処理を行う機能のほか、顧客による注文に対応する入力を行うユーザーインターフェースを提供する機能を有する。
図5(A)に示すように、ホール担当者は、顧客による注文に応じて、POSアプリケーションの機能で提供されるユーザーインターフェースに、注文に対応する入力を行う(ステップSX1)。
タブレット端末10の端末制御部20のPOSアプリケーション実行部202は、注文に対応する入力に応じて、注文された商品の名称や、単価等、会計に関する処理を行うために必要な情報をPOSサーバー16に問い合わせる(ステップSA1)。POSアプリケーション実行部202は、端末ネットワーク通信部23を制御して、所定のコマンドをPOSサーバー16に送信することにより、ステップSA1の問い合わせを行う。
図5(B)に示すように、POSサーバー16のサーバー制御部50は、POSアプリケーション実行部202からの問い合わせに応じて、商品データベースDB1が有する情報等に基づいて、問い合わせに対して応答する(ステップSB1)。
図5(A)に示すように、タブレット端末10の端末制御部20のPOSアプリケーション実行部202は、問い合わせに対する応答に基づいて、会計に関する処理を行うために必要な情報を取得する(ステップSA2)。
次いで、POSアプリケーション実行部202は、ユーザーインターフェースに対する入力に基づく情報や、ステップSA2で取得した情報、その他の情報に基づいて会計に関する処理を実行する(ステップSA3)。
ステップSA3の処理で、例えば、POSアプリケーション実行部202は、合計購入金額の算出等を行う。上述したように、会計に関する処理に応じて、顧客による支払い、ホール担当者による釣銭の引き渡しが行われ、会計が完了する。
次いで、POSアプリケーション実行部202は、会計に関する情報が記録されたレシートの発行を指示する制御データ(以下、「レシート発行データ」という。)を生成する(ステップSA4)。制御データは、モバイルプリンター11のコマンド体系に従ったコマンドにより生成される。
次いで、POSアプリケーション実行部202は、注文伝票の発行を指示する制御データ(以下、「注文伝票発行データ」という。)を生成する(ステップSA5)。
次いで、POSアプリケーション実行部202は、端末無線通信部22を制御して、ステップSA4で生成したレシート発行データ、及び、ステップSA5で生成した注文伝票発行データを、モバイルプリンター11に送信する(ステップSA6)。
図5(C)に示すように、モバイルプリンター11の装置制御部30は、装置無線通信部32を制御して、レシート発行データ、及び、注文伝票発行データを受信する(ステップSC1)。
次いで、装置制御部30は、受信したレシート発行データに基づいて、記録部31を制御して、レシートを発行する(ステップSC2)。上述したように、発行されたレシートは、顧客に引き渡される。
次いで、装置制御部30は、受信した注文伝票発行データに基づいて、記録部31を制御して、注文伝票を発行する(ステップSC3)。上述したように、発行された注文伝票は、キッチン担当者に引き渡される。
ところで、上述したように、モバイルプリンター11の装置記憶部36には、設定ファイルSFが記憶される。設定ファイルSFには、設定項目と、設定項目にセットされた設定値との組み合わせ(以下、当該組み合わせを「設定情報」という。)が、複数、記録される。すなわち、設定ファイルSFには、複数の設定情報が記録される。以下の説明で、「設定情報を設定する」とは、対応する設定項目に設定値をセットすることをいう。
設定項目は、例えば、記録速度(印刷速度)である。設定項目「記録速度」にセット可能な設定値は、例えば、最も速い速度を示す設定値「高速」、次に速い速度を示す設定値「中速」、最も遅い速度を示す設定値「低速」である。
また、設定項目は、例えば、記録濃度(印刷濃度)である。設定項目「記録濃度」にセット可能な設定値は、例えば、最も濃い濃度を示す設定値「高濃度」、最も低い濃度を示す設定値「低濃度」である。
モバイルプリンター11は、記録部31を制御する際、設定ファイルSFを参照し、設定ファイルSFに記録された設定情報に従った態様で、記録部31を制御する。
また、上述したように、モバイルプリンター11の装置記憶部36には、ファームウェアFWが記憶される。装置制御部30は、ファームウェアFWを読み出して実行することによって、モバイルプリンター11を制御する。ファームウェアFWは、適宜、バージョンアップされるため、バージョンアップ後のファームウェアFWを、適宜、アップデートする必要がある。
ここで、従来、本実施形態に係るモバイルプリンター11のように、持ち運び可能な小型の記録装置について、設定情報を設定する場合、以下の方法で行われていた。まず、ユーザーは、専用のソフトウェアツールがインストールされた専用の端末を、モバイルプリンター11に接続する。次いで、ユーザーは、当該専用のソフトウェアツールの機能により提供されるユーザーインターフェースに、設定情報の設定に必要な情報を入力する。当該専用の端末は、モバイルプリンター11と通信してモバイルプリンター11を制御し、ユーザーインターフェースに入力された情報に基づいて、設定ファイルSFに記録された設定情報を書き換えさせる。
同様に、ファームウェアFWのアップデートは、以下の方法で行われていた。まず、ユーザーは、上述した専用の端末に、アップデートするファームウェアFWのプログラムファイルをダウンロードする。次いで、ユーザーは、上述した専用のソフトウェアツールの機能により提供されるユーザーインターフェースに、ファームウェアFWのアップデートの指示を入力する。当該専用の端末は、モバイルプリンター11と通信してモバイルプリンター11を制御し、ダウンロードされたプログラムファイルに基づいて、ファームウェアFWのアップデートを実行する。
なお、設定情報の設定、及び、ファームウェアFWのアップデートは、「モバイルプリンター11(記録装置)の設定」に相当する。
そして、上述した方法による設定情報の設定や、ファームウェアFWのアップデートは、ユーザーが専用の端末を用意したり、専用の端末をモバイルプリンター11に接続したりする必要があり、作業が煩雑であった。また、専用の端末を用意する必要がある点で、コストの面で改善の余地があった。
以上を踏まえ、モバイルプリンター11の設定(設定情報の設定や、ファームウェアFWのアップデート等)に関し、制御システム1の各装置は、以下の処理を実行する。
図6は、モバイルプリンター11の設定が行われる際の制御システム1の各装置の動作を示すフローチャートである。(A)はタブレット端末10の動作を示し、(B)はクレードル13の動作を示し、(C)はモバイルプリンター11の動作を示し、(D)はPOSサーバー16の動作を示す。
ここで、本実施形態では、クレードル13には、ウェブサーバーソフトウェア(例えば、Apache HTTP Server)が事前にインストールされる。クレードル13は、クライアントからの要求に応じて、HTTP等の所定のプロトコルに従った表示データを生成し、送信するウェブサーバーとして機能する。
また、図6を用いた以下の説明では、設定情報として、設定項目「記録速度」と設定値との組み合わせ、及び、設定項目「記録濃度」と設定値の組み合わせの2つの設定情報がある。
モバイルプリンター11の設定を行う場合、ユーザーは、モバイルプリンター11をクレードル13に装着する。図6のフローチャートの開始時点では、モバイルプリンター11は、クレードル13に装着され、クレードル13と通信可能な状態である。
図6(A)に示すように、モバイルプリンター11の設定を行う場合、ユーザーは、タブレット端末10のウェブブラウザーを立ち上げる。次いで、ユーザーは、クレードル13の所定のアドレス(URLや、IPアドレス)を入力し、入力した所定のアドレスへのアクセスを指示する(ステップSX2)。なお、クレードル13の所定のアドレスは、所定の方法で、事前に、ユーザーに通知される。
クレードル13の所定のアドレスへのアクセスが指示されると、タブレット端末10の端末制御部20のブラウザー実行部201は、入力された所定のアドレスにアクセスする(ステップSD1)。当該アクセスに応じて、ブラウザー実行部201は、所定の通信規格に準拠してクレードル13とハンドシェイクを行って、クレードル13との間でコネクションを確立する。
図6(B)に示すように、クレードル13の制御部40は、タブレット端末10から所定のアドレスへのアクセスがあった場合、モバイルプリンター11に対して、設定情報の応答の要求、及び、ファームウェアFWのバージョンの応答の要求を行う(ステップSE1)。制御部40は、通信インターフェース41を制御して、所定のコマンドをモバイルプリンター11に送信することにより、ステップSE1の要求を行う。
図6(C)に示すように、モバイルプリンター11の装置制御部30は、クレードル13からの要求に応じて、設定情報、及び、ファームウェアFWのバージョンを応答する(ステップSF1)。詳述すると、装置制御部30は、装置記憶部36が記憶する設定ファイルSFを参照する。設定ファイルSFには、設定情報のほか、ファームウェアFWのバージョンが記録される。次いで、装置制御部30は、設定ファイルSFに記録された情報に基づいて、設定情報、及び、ファームウェアFWのバージョンを取得する。次いで、装置制御部30は、装置通信インターフェース33を制御して、取得した設定情報、及び、ファームウェアFWのバージョンを、クレードル13に送信する。
図6(B)に示すように、クレードル13の制御部40は、モバイルプリンター11からの応答に基づいて、モバイルプリンター11の設定情報、及び、ファームウェアFWのバージョンを取得する(ステップSE2)。
次いで、制御部40は、POSサーバー16に、モバイルプリンター11にインストール可能な最新のファームウェアFWのバージョンを問い合わせる(ステップSE3)。制御部40は、ネットワーク通信部43を制御して、所定のコマンドをPOSサーバー16に送信することにより、ステップSE3の問い合わせを行う。
ここで、POSサーバー16のサーバー記憶部51は、モバイルプリンター11にインストール可能なファームウェアFWのそれぞれについて、ファームウェアFWのバージョンと、ファームウェアFWのプログラムファイルとを対応付けたファームウェア管理情報FJを記憶する。ファームウェア管理情報FJは、所定の方法で、適宜、更新される。
図6(D)に示すように、ステップSE3の問い合わせに応じて、POSサーバー16のサーバー制御部50は、ファームウェア管理情報FJを参照し、モバイルプリンター11にインストール可能な最新のファームウェアFWのバージョンを応答する(ステップSG1)。
図6(B)に示すように、クレードル13の制御部40は、POSサーバー16からの応答に基づいて、モバイルプリンター11にインストール可能な最新のファームウェアFWのバージョンを取得する(ステップSE4)。
次いで、制御部40は、ステップSE2で取得した情報、及び、ステップSE4で取得した情報に基づいて、後述する設定用ユーザーインターフェース(以下、「設定用UI」と表現する。)を表示させる表示データを生成し、ネットワーク通信部43を制御して、生成した表示データを送信する(ステップSE5)。表示データは、例えば、HTMLファイルである。
図6(A)に示すように、タブレット端末10の端末制御部20のブラウザー実行部201は、端末ネットワーク通信部23を制御して、表示データを受信する(ステップSD2)。
次いで、ブラウザー実行部201は、受信した表示データに基づいて、タッチパネル21に、設定用UIを表示する(ステップSD3)。
図7は、設定用UIの一例を示す図である。
図7に示すように、設定用UIは、設定情報関連エリアA1と、バージョン情報関連エリアA2とを備える。
設定情報関連エリアA1は、設定情報に関する情報が表示されるエリアである。詳細には、設定情報関連エリアA1には、設定項目(本例では、記録速度、及び、記録濃度)が一覧表示されると共に、各設定項目と対応付けて、設定値が表示される。表示される設定値のデフォルト値は、モバイルプリンター11にセットされている設定値である。設定値は、プルダウンメニューとなっており、プリダウンメニューには、設定項目に設定可能な設定値が一覧表示される。ユーザーは、プルダウンメニューから、任意の設定値を選択することにより、設定項目にセットする設定値を変更できる。
バージョン情報関連エリアA2は、ファームウェアFWのバージョンに関する情報が表示されるエリアである。詳細には、バージョン情報関連エリアA2は、第1表示エリアA21と、第2表示エリアA22とを有する。
第1表示エリアA21には、モバイルプリンター11にインストールされているファームウェアFWのバージョンと、モバイルプリンター11にインストール可能な最新のファームウェアFWのバージョンとが表示される。
第2表示エリアA22は、モバイルプリンター11にインストールされているファームウェアFWのバージョンよりも、モバイルプリンター11にインストール可能な最新のファームウェアFWのバージョンの方が新しい場合に、設けられるエリアである。図7に示すように、第2表示エリアA22には、最新のバージョンのファームウェアFWへのアップデートを実行するか否かを選択するラジオボタンが設けられる。
1の設定項目の設定値を変更する場合、ユーザーは、設定情報関連エリアA1の当該1の設定項目の設定値について、プルダウンメニューから、現時点でモバイルプリンター11にセットされている設定値以外の設定値を選択する。次いで、ユーザーは、入力の確定を指示するボタンB1を選択する。
また、最新のバージョンのファームウェアFWへのアップデートを実行する場合、ユーザーは、第2表示エリアA22のラジオボタンに対して、その旨のチェックを行う。次いで、ユーザーは、入力の確定を指示するボタンB1を選択する。
なお、クレードル13の制御部40は、図6(B)のステップSE5において、図7に示す設定用UIを表示させる表示データを生成する。
設定用UIの表示後、ブラウザー実行部201は、設定用UIに対して、設定情報の変更の指示、又は、ファームウェアFWのアップデータの指示のうち、少なくともいずれか一方が行われたか否かを監視する(ステップSD4)。ブラウザー実行部201は、ステップSD4の監視を行いつつ、ユーザーによってウェブブラウザーを閉じる指示が行われたか否かを監視する(ステップSD5)。ウェブブラウザーを閉じる指示が行われた場合(ステップSD5:YES)、ブラウザー実行部201は、処理を終了する。
一方、設定用UIに対して、設定情報の変更の指示、又は、ファームウェアFWのアップデータの指示のうち、少なくともいずれか一方が行われた場合(ステップSD4:YES)、ブラウザー実行部201は、以下の処理を実行する(ステップSD6)。ブラウザー実行部201は、設定用UIに対して行われた指示の内容を含むデータ(以下、「指示内容データ」という。)を生成し、端末ネットワーク通信部23を制御して、クレードル13に送信する。
図6(B)に示すように、クレードル13の制御部40は、ネットワーク通信部43を制御して、ステップSD6でタブレット端末10が送信した指示内容データを受信する(ステップSE6)。
次いで、クレードル13の制御部40と、モバイルプリンター11の装置制御部30とは、協同して、設定情報変更処理を実行する(ステップSE7、ステップSF2)。
設定情報変更処理は、設定値の変更の指示があった設定項目について、設定ファイルSFに記録された対応する情報を書き換える処理である。設定情報の変更の指示がなかった場合は、設定情報変更処理は実行されない。
設定情報変更処理において、クレードル13の制御部40は、受信した指示内容データに基づいて、変更が指示された設定項目と設定値との組み合わせを取得する。次いで、制御部40は、変更が指示された設定項目の設定値の変更を指示する制御データを生成し、モバイルプリンター11に送信する。モバイルプリンター11の装置制御部30は、制御データを受信し、受信した制御データに基づいて、設定ファイルSFの対応する設定情報を書き換える。
次いで、クレードル13の制御部40と、モバイルプリンター11の装置制御部30と、POSサーバー16のサーバー制御部50とは、協同して、ファームウェアアップデート処理を実行する(ステップSE8、ステップSG2、ステップSF3)。
ファームウェアアップデート処理は、モバイルプリンター11のファームウェアFWのアップデートを実行する処理である。ファームウェアFWのアップデートの指示がなかった場合は、ファームウェアアップデート処理は実行されない。
ファームウェアアップデート処理において、クレードル13の制御部40は、POSサーバー16のサーバー制御部50に対して、最新のバージョンのファームウェアFWのプログラムファイルの送信を要求する。当該要求に応じて、POSサーバー16のサーバー制御部50は、最新のバージョンのファームウェアFW(以下、「最新ファームウェア」という。)のプログラムファイルをクレードル13の制御部40に送信する。
クレードル13の制御部40は、受信した最新ファームウェアのプログラムファイルを所定の記憶領域に記憶する。次いで、クレードル13の制御部40は、通信インターフェース41を制御して、モバイルプリンター11の装置制御部30と通信し、記憶した最新ファームウェアのプログラムファイルを送信すると共に、当該プログラムファイルに基づくファームウェアFWのアップデートを指示する。当該指示に応じて、モバイルプリンター11の装置制御部30は、最新ファームウェアのプログラムファイルに基づいて、ファームウェアFWのアップデートを実行する。
ここで、ファームウェアFWは、モバイルプリンター11の制御プログラムである。従って、ファームウェアFWのアップデートが正常に完了しなかった場合、モバイルプリンター11に対する影響が大きい。ここで、ファームウェアFWのアップデート中に、アップデートを中断することは、アップデートが正常に完了しないことの要因となり得る。モバイルプリンター11は、充電池35から電力の供給を受けて駆動しているため、アップデート中に、充電池35の残量不足によって、アップデートが中断される事態が発生することを防止する必要がある。
本実施形態では、モバイルプリンター11のファームウェアFWのアップデートは、モバイルプリンター11がクレードル13に装着され、モバイルプリンター11にクレードル13から電力が供給された状態で、各装置の共同によって実行される。従って、充電池35の残量不足により、ファームウェアFWのアップデートが中断されることが防止され、アップデートが正常に完了しない事態が発生することを抑制できる。
以上説明したように、本実施形態に係るクレードル13は、外部機器としてのタブレット端末10と通信するネットワーク通信部43(第1通信部)と、装着されたモバイルプリンター11(記録装置)と通信する通信インターフェース41(第2通信部)と、ネットワーク通信部43を介したタブレット端末10との通信に基づいて、通信インターフェース41を介してモバイルプリンター11の設定を行う制御部40と、を備える。
この構成によれば、充電に際してモバイルプリンター11が装着されるというクレードル13の特性、及び、モバイルプリンター11及び外部機器と通信するというクレードル13の機能を利用して、モバイルプリンター11の設定を行える。このため、専用のソフトウェアツールがインストールされた専用の端末を用意することなく、モバイルプリンター11の設定を行えるので、モバイルプリンター11の設定が簡易化する。また、専用の端末を用意する必要がない分、コストの面でも有利である。
また、本実施形態では、制御部40は、ネットワーク通信部43を介したタブレット端末10との通信に基づいて、通信インターフェース41を介してモバイルプリンター11のファームウェアFWのアップデートを行う。
この構成によれば、充電池35の残量不足により、ファームウェアFWのアップデート中に、アップデートが中断することを防止できる。
<第1実施形態の変形例>
次いで、第1実施形態の変形例について説明する。
上述した第1実施形態では、クレードル13は、タブレット端末10の指示に基づいて、モバイルプリンター11の設定を実行していた。一方、第1実施形態の変形例では、クレードル13は、所定の場合に、自動で、モバイルプリンター11の設定を実行する。
詳述すると、モバイルプリンター11の制御部40は、USBの規格に従って、モバイルプリンター11が装着されたか否かを監視する。モバイルプリンター11が装着されたことを検出した場合、制御部40は、通信インターフェース41を介してモバイルプリンター11の装置制御部30と通信し、モバイルプリンター11のファームウェアFWのバージョンを取得する。さらに、制御部40は、ネットワーク通信部43を介してPOSサーバー16のサーバー制御部50と通信し、最新ファームウェアのバージョンを取得する。次いで、制御部40は、取得した各バージョンに基づいて、モバイルプリンター11に、最新ファームウェアのアップデートが必要か否かを判別する。必要な場合、制御部40は、モバイルプリンター11の装置制御部30、及び、POSサーバー16のサーバー制御部50と協同して、モバイルプリンター11に最新のファームウェアをアップデートする。
制御部40は、モバイルプリンター11のファームウェアFWをアップデート中、LED部44の複数のLEDを所定の態様で駆動して、ファームウェアFWのアップデート中であることを報知する。ユーザーは、当該報知に基づいて、ファームウェアFWのアップデートが行われていることを認識し、アップデート中は、クレードル13からモバイルプリンター11を取り外さないようにする。
以上説明したように、第1実施形態の変形例では、クレードル13の制御部40は、モバイルプリンター11が装着されたか否かを検出可能であり、モバイルプリンター11が装着されたことを検出した場合、通信インターフェース41を介してモバイルプリンター11のファームウェアFWのバージョン(設定に関する状態)を取得し、取得したバージョンに対応する処理(ファームウェアFWのアップデート)を実行する。
この構成によれば、ファームウェアFWのアップデートが必要な場合に、クレードル13にモバイルプリンター11が装着されたことをトリガーとして、自動で、ファームウェアFWのアップデートが行われる。このため、ファームウェアFWのアップデートに関するユーザーの作業を低減できる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、モバイルプリンター11と、クレードル13とは、USBの規格に従って通信していた。しかしながら、これら装置間の通信の規格は何でもよく、例えば、Bluetoothや、NFC等の近距離無線通信であってもよく、他の有線通信に係る規格であってもよい。
例えば、上述した実施形態では、モバイルプリンター11の記録方式は、サーマル方式であった。しかしながら、モバイルプリンター11の記録方式は、例示したものに限らない。
また、図を用いて説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
<第2実施形態>
次いで、第2実施形態について説明する。
図8は、第2実施形態に係る制御システム1aの仕様態様の一例を示す図である。
図8は、来店した顧客に飲み物、及び、食べ物を提供する飲食店Taに制御システム1aが適用された様子を模式的に示す。
図8に示す飲食店Taは、ホールT1aと、キッチンT2aとに分かれている。
ホールT1aは、来店した顧客が滞在し、ホールT1aの担当者(以下、「ホール担当者」という。)が飲食物の提供等のサービスを顧客に提供するエリアである。ホールT1aには、複数のホール担当者が、存在する。ホールT1aには、料理等を載置可能な複数のテーブルTBaや、イスCHaが設けられる。
複数のホール担当者には、顧客からの注文を受け付ける際に使用するタブレット端末10a(制御装置)が、事前に、付与される。タブレット端末10aは、前面にタッチパネル21aが設けられたタブレット型のコンピューターである。また、複数のホール担当者には、モバイルプリンター11aが、事前に、付与される。モバイルプリンター11aは、持ち運び可能な小型のサーマルプリンターであり、例えば、ホール担当者のベルトに支持される専用のケースに収納される。モバイルプリンター11aは、ロール紙(記録媒体)を収納し、サーマルヘッドによってロール紙に画像を記録し、ロール紙を所定の位置で切断して、画像が記録された紙片を発行できる。タブレット端末10aと、モバイルプリンター11aは、所定の無線通信規格に従って、無線通信する。
ホールT1aにおいて、顧客からの注文を受け付ける際、ホール担当者は、顧客の近くに行き、顧客から注文を聞き、タブレット端末10aに注文に対応する入力を行う。タブレット端末10aへの注文の入力に応じて、モバイルプリンター11aは、タブレット端末10aの制御で、少なくとも注文された飲食物の名称、及び、注文された数量が記録された注文伝票を発行する。ホール担当者は、モバイルプリンター11aが発行した注文伝票を、キッチンT2aの所定の位置に載置する。
キッチンT2aは、キッチンT2aの担当者(以下、「キッチン担当者」という。)が飲食物を作るエリアであり、ドリンクサーバーや、ガスコンロ、冷蔵庫等が設けられる。キッチン担当者は、ホール担当者が所定の位置に載置した注文伝票を受け取り、注文伝票に基づいて、注文が入った飲食物を認識し、飲食物を作る。キッチン担当者が作った飲食物は、ホール担当者に渡され、ホール担当者により、顧客に引き渡される。
ホールT1aにおいて、出入口DGaの近傍には、顧客が会計を行う会計カウンターLCaが設けられる。会計カウンターLCaには、クレードル13aと、キャッシュドロワー14aと、が設けられる。クレードル13aは、モバイルプリンター11aが装着可能に構成され、装着されたモバイルプリンター11aを充電する機能を有する。クレードル13aの他の機能については、後に詳述する。クレードル13aと、キャッシュドロワー14aとは、有線接続される。
顧客の会計は、会計カウンターLCaで行われる。会計時、ホール担当者は、自身に付与されたモバイルプリンター11aをクレードル13aに装着する。次いで、ホール担当者は、自身に付与されたタブレット端末10aに会計に対応する入力を行う。ホール担当者による会計に対応する入力に応じて、クレードル13aに装着されたモバイルプリンター11aは、タブレット端末10aの制御で、会計に関する情報が記録されたレシートを発行する。また、ホール担当者による会計に対応する入力に応じて、キャッシュドロワー14aが開状態となり、キャッシュドロワー14aからの現金の引き出し、キャッシュドロワー14aへの現金の収納が可能となる。ホール担当者は、発行されたレシートの顧客への引き渡しや、顧客との現金のやり取りを行う。
図9は、会計カウンターLCaに設けられたクレードル13aの側面図と、キャッシュドロワー14aの側面図を説明に適した態様で模式的に示す図である。図9では、クレードル13aにモバイルプリンター11aが装着された状態である。
図9に示すように、クレードル13aは、筐体131aを有する。筐体131aの上面には、モバイルプリンター11aを載置可能な傾斜した載置部132aが形成される。クレードル13aの載置部132aにモバイルプリンター11aが載置されると、図示しないロック機構でモバイルプリンター11aがロックされる。ロック機構のロックは、図示しない解除機構で解除可能である。モバイルプリンター11aが載置部132aに載置され、ロック機構によりロックされた状態が、モバイルプリンター11aがクレードル13aに装着された状態に相当する。
モバイルプリンター11aの底面には、充電用端子111aが設けられる。また、クレードル13aの載置部132aにおいて、モバイルプリンター11aが装着されたときに充電用端子111aが対向する位置には、電極端子133aが設けられる。モバイルプリンター11aがクレードル13aに装着されると、モバイルプリンター11aの充電用端子111aと、クレードル13aの電極端子133aが接触する。クレードル13aから、電極端子133a、及び、充電用端子111aを介して、モバイルプリンター11aに電力が供給され、モバイルプリンター11aの充電が行われる。
モバイルプリンター11aの先端部には、USBの規格に従った端子であるUSB端子112aが設けられる。また、クレードル13aの筐体131aにおいて、モバイルプリンター11aが装着された時にUSB端子112aが対向する位置には、USBの規格に従ったコネクターであるUSBコネクター134aが設けられる。モバイルプリンター11aがクレードル13aに装着されると、モバイルプリンター11aのUSB端子112aが、クレードル13aのUSBコネクター134aに嵌合し、これら部材が電気的に接続される。
図9に示すように、モバイルプリンター11aに、キャッシュドロワー14aが、信号ケーブル15aを介して接続される。
キャッシュドロワー14aは、本体141aと、本体141aに引き出し自在に収納される引き出し部142aとを備える。引き出し部142aには、貨幣の種類に応じて区分けされた現金収納部143aが設けられる。
キャッシュドロワー14aの本体141aから、引き出し部142aが引き出された状態が、「開状態」に相当する。
本体141aが収納されると、本体141aに対して引き出し部142aがロックされ、手動で、本体141aから引き出し部142aが引き出されることが防止される。
引き出し部142aは、後に詳述する方法で、本体141aから引き出される。また、本体141aから引き出された引き出し部142aは、ユーザー(本例では、ホール担当者)により、手動で、本体141aに収納される。
図10は、制御システム1aの機能的構成を示すブロック図である。
図10に示すように、タブレット端末10aは、端末制御部20aと、タッチパネル21aと、端末無線通信部22aと、を備える。
端末制御部20aは、CPUや、ROM、RAM、その他の周辺回路等を備え、タブレット端末10aを制御する。
タッチパネル21aは、液晶表示パネル等の表示パネルと、表示パネルに重ねて配置されたタッチセンサーとを備える。タッチパネル21aは、端末制御部20aの制御で、表示パネルに画像を表示する。また、タッチパネル21aは、ユーザー(本例では、ホール担当者)によるタッチ操作を検出し、端末制御部20aに出力する。端末制御部20aは、タッチパネル21aからの入力に基づいて、タッチ操作に対応する処理を実行する。
端末無線通信部22aは、モバイルプリンター11aと、所定の無線通信の規格に従って、無線通信する。無線通信の規格は、何でもよく、例えば、アクセスポイントを介して通信する無線LANのインフラストラクチャーモードに係る規格であってもよく、また、アクセスポイントを介さずに通信する無線LANのアドホックモードに係る規格であってもよく、また、Bluetooth(登録商標)等の近距離線通信に係る規格であってもよい。
図10に示すように、モバイルプリンター11aは、装置制御部30aと、記録部31aと、装置無線通信部32aと、装置通信インターフェース33aと、電源制御部34aと、充電池35aとを備える。
装置制御部30aは、CPUや、ROM、RAM、その他の周辺回路等を備え、モバイルプリンター11aを制御する。
記録部31aは、感熱紙のロール紙にドットを形成するサーマルヘッド、ロール紙を搬送する搬送機構、ロール紙を切断する切断機構等を備える。記録部31aは、装置制御部30aの制御で、ロール紙を搬送しつつ、ロール紙にドットを形成して画像を記録する。記録部31aは、装置制御部30aの制御で、ロール紙を所定の位置で切断し、画像が記録された紙片を発行する。
装置無線通信部32aは、装置制御部30aの制御で、タブレット端末10aと所定の無線通信の規格に従って、無線通信する。
装置通信インターフェース33aは、装置制御部30aの制御で、クレードル13aとUSBの規格に従って通信する。
電源制御部34aは、装置制御部30aの制御で、電源としての充電池35aから、モバイルプリンター11aの各部に供給される電力を制御する。また、電源制御部34aは、モバイルプリンター11aがクレードル13aに装着されている間、クレードル13aから供給される電力を充電池35aに供給し、充電池35aを充電する。
図10に示すように、クレードル13aは、制御部40aと、通信インターフェース41aと、電力供給部42aと、信号送信部43aと、LED部44aと、を備える。
制御部40aは、CPUや、ROM、RAM、その他の周辺回路等を備え、クレードル13aを制御する。
通信インターフェース41aは、制御部40aの制御で、モバイルプリンター11aとUSBの規格に従って通信する。
電力供給部42aは、モバイルプリンター11aがクレードル13aに装着されている間、商用電源から電力の供給を受け、モバイルプリンター11aに電力を供給する。
信号送信部43aは、制御部40aの制御で、信号ケーブル15aを介して、キャッシュドロワー14aに、開状態への移行を指示する所定の信号(以下、「オープン指示信号」という。)を送信する。
LED部44aは、複数のLEDを備える。LED部44aは、制御部40aの制御で、複数のLEDを所定の態様で点灯/消灯し、クレードル13aの状態や、エラーの発生の有無等を報知する。
図10に示すように、キャッシュドロワー14aは、信号受信部50aと、引き出し駆動機構51aとを備える。
信号受信部50aは、クレードル13aの信号送信部43aが送信したオープン指示信号を受信する。信号受信部50aは、オープン指示信号を受信した場合、開状態への移行を指示するデータを生成し、引き出し駆動機構51aに出力する。
引き出し駆動機構51aは、引き出し部142aを、本体141aに対してロックし、また、ロックを解除するロック機構、引き出し部142aを所定方向に向かって移動させて引き出し部142aを引き出す引き出し機構、ロック機構や引き出し機構を制御する制御回路等を備える。引き出し駆動機構51aの制御回路は、信号受信部50aから開状態への移行を指示するデータが入力された場合、ロック機構によるロックを解除する。次いで、引き出し駆動機構51aの制御回路は、引き出し機構を制御して、引き出し部142aを所定方向に向かって移動させ、キャッシュドロワー14aを開状態とする。
ユーザーにより、手動で、引き出し部142aが本体141aに収納されると、ロック機構が動作し、本体141aに対して引き出し部142aがロックされる。
ところで、図8で例示した制御システム1aでは、複数のホール担当者のそれぞれが、モバイルプリンター11aを所有する。従って、ホールT1aには、複数のモバイルプリンター11aが存在する。一方、ホールT1aに設けられたキャッシュドロワー14aは、1台である。つまり、キャッシュドロワー14aとモバイルプリンター11aとは一対多の関係にあり、複数のモバイルプリンター11aが、1台のキャッシュドロワー14aを共有する。
また、キャッシュドロワー14aには、現金が収納されるため、キャッシュドロワー14aの開状態への移行は、セキュアに行われる必要がある。
ここで、図8で例示した制御システム1aのように、1台のキャッシュドロワー14aを複数のモバイルプリンター11aが共有するシステムにおいて、会計時に、キャッシュドロワー14aを開状態とする方法としては、以下の方法がある。キャッシュドロワー14aに無線通信機能を設ける。そして、キャッシュドロワー14aを開状態へ移行する場合は、モバイルプリンター11aから無線通信でキャッシュドロワーに所定の制御信号を送信し、キャッシュドロワー14aを開状態へ移行する方法である。この場合、無線通信を利用したキャッシュドロワーへの不正なアクセスが行われる可能性があり、セキュリティーに問題があった。
また、1台のキャッシュドロワー14aを複数のモバイルプリンター11aが共有するシステムにおいて、会計時に、キャッシュドロワー14aを開状態とする方法としては、以下の方法がある。キャッシュドロワー14aを開状態とするときに、都度、モバイルプリンター11aと、キャッシュドロワー14aとを有線接続する方法である。この場合、キャッシュドロワー14aに無線通信機能を持たせる方法と異なりセキュリティーは確保されるものの、ホール担当者にとって作業が煩雑であった。
また、1台のキャッシュドロワー14aを複数のモバイルプリンター11aが共有するシステムにおいて、会計時に、キャッシュドロワー14aを開状態とする方法としては、以下の方法がある。モバイルプリンター11aと、キャッシュドロワー14aとを、常時、有線接続する方法である。この場合、モバイルプリンター11aのモバイル機能が失われる。特に、本実施形態のように、ホール担当者がモバイルプリンター11aを持ち運ぶ場合、上記方法は、採用できない。
以上を踏まえ、本実施形態に係る制御システム1aの各装置は、図8〜図10で説明した構成の下、以下の処理を実行することにより、モバイルプリンター11aとキャッシュドロワー14aとを有線接続することなく、会計時にセキュアにキャッシュドロワー14aを開状態とすることを可能とする。以下、詳述する。
図11は、会計時の制御システム1aの各装置の動作を示すフローチャートである。(A)はタブレット端末10aの動作を示し、(B)はモバイルプリンター11aの動作を示し、(C)はクレードル13aの動作を示し、(D)はキャッシュドロワー14aの動作を示す。
上述したように、会計に際し、ホール担当者は、会計カウンターLCaに行き、自身が所有するモバイルプリンター11aを、クレードル13aに装着する。図11(B)のフローチャートは、クレードル13aに装着されたモバイルプリンター11aの動作を示すフローチャートである。
ここで、モバイルプリンター11aがクレードル13aに装着されたときに、モバイルプリンター11aとクレードル13aとは、以下の処理を実行する。
すなわち、クレードル13aは、装着されたモバイルプリンター11aの認証を行う。詳述すると、クレードル13aの制御部40aは、USBの規格に従って、モバイルプリンター11aが装着されたか否かを監視する。上述したように、クレードル13aに対するモバイルプリンター11aの装着により、これら装置がUSBの規格に従って通信可能となる。
モバイルプリンター11aが装着されたことを検出した場合、クレードル13aの制御部40aは、モバイルプリンター11aに対して、認証に利用するIDとパスワードの送信を要求する。モバイルプリンター11aの装置制御部30aは、管理するIDとパスワードとをクレードル13aに送信する。IDとパスワードとは、事前に設定され、モバイルプリンター11aの所定の記憶領域に記憶される。
クレードル13aの制御部40aは、モバイルプリンター11aが送信したIDとパスワードとを受信する。クレードル13aの所定の記憶領域には、正当性を有するモバイルプリンター11aのIDとパスワードとの組み合わせの一覧が記憶される。制御部40aは、所定の記憶領域に記憶されたIDとパスワードとの組み合わせを参照し、モバイルプリンター11aから受信したIDとパスワードとが、正当性を有するモバイルプリンター11aに対応するものであるか否かを判別する。
受信したIDとパスワードとが、正当性を有するモバイルプリンター11aに対応するものである場合、制御部40aは、認証が成功したと判別する。認証が成功した場合、制御部40aは、以後、モバイルプリンター11aからのデータの受信を受け付け、モバイルプリンター11aからデータを受信した場合、受信したデータに基づく処理を実行する。
受信したIDとパスワードとが、正当性を有するモバイルプリンター11aに対応するものではない場合、制御部40aは、認証が失敗したと判別する。認証が失敗した場合、制御部40aは、対応する処理を実行すると共に、以後、モバイルプリンター11aからのデータの受信を受け付けない。対応する処理として、例えば、制御部40aは、LED部44aを駆動して、複数のLEDを所定の態様で点灯/消灯させ、認証が失敗したことを報知する。
クレードル13aへのモバイルプリンター11aへの装着に際し、以上の処理が行われるため、正当性を有さないモバイルプリンター11aの制御で、クレードル13aが処理を実行することが防止される。これにより、後に明らかとなるとおり、正当性を有さないモバイルプリンター11aの制御で、キャッシュドロワー14aが開状態とされることが防止される。
なお、図11(C)のフローチャートの開始時点では、クレードル13aに装着されたモバイルプリンター11aの認証が行われ、認証が成功した状態である。
タブレット端末10aの端末制御部20aは、会計に対応する入力を受け付けるユーザーインターフェースを提供する。ホール担当者は、当該ユーザーインターフェースに会計に対応する入力を行い、顧客の合計支払金額が確定した段階で、その旨を示す入力を行う。合計支払金額が確定すると、顧客との間で現金のやり取りが行われるため、キャッシュドロワー14aが開状態へ移行する必要がある。
図11(A)に示すように、タブレット端末10aの端末制御部20aは、上述したユーザーインターフェースに、合計支払金額が確定した旨の入力があった場合、キャッシュドロワー14aの開状態への移行を指示する制御データ(以下、「オープン制御データ」という。)を生成する(ステップSA11)。
次いで、端末制御部20aは、端末無線通信部22aを制御して、ステップSA11で生成したオープン制御データを、モバイルプリンター11aに送信する(ステップSA12)。
図11(B)に示すように、モバイルプリンター11aの装置制御部30aは、装置無線通信部32aを制御して、オープン制御データを受信する(ステップSB11)。
次いで、装置制御部30aは、装置通信インターフェース33aを制御して、オープン制御データを、クレードル13aに送信する(ステップSB12)。
オープン制御データを送信する際、装置制御部30aは、クレードル13aのコマンド体系に対応したデータの加工等の所定のデータの加工を行ってもよい。
図11(C)に示すように、クレードル13aの制御部40aは、通信インターフェース41aを制御して、オープン制御データを受信する(ステップSC11)。
次いで、制御部40aは、信号送信部43aを制御して、信号送信部43aにオープン指示信号をキャッシュドロワー14aに送信させる(ステップSC12)。
上述したように、クレードル13aと、キャッシュドロワー14aとは、信号ケーブル15aを介して有線接続される。信号送信部43aは、信号ケーブル15aを介して、オープン指示信号をキャッシュドロワー14aに送信する。
図11(D)に示すように、キャッシュドロワー14aの信号受信部50aは、クレードル13aが送信したオープン指示信号を受信する(ステップSD11)。
次いで、信号受信部50aは、開状態への移行を指示するデータを生成し、引き出し駆動機構51aに出力する(ステップSD12)。
データを受信すると、引き出し駆動機構51aは、ロック機構によるロックを解除し、引き出し機構を制御して、引き出し部142aを所定方向に向かって移動させ、キャッシュドロワー14aを開状態とする(ステップSD13)。
以上のように、本実施形態では、クレードル13aと、キャッシュドロワー14aとが有線接続されている。そして、クレードル13aの開状態への移行は、クレードル13aに装着されたモバイルプリンター11aの制御で、クレードル13aからキャッシュドロワー14aに対して、信号ケーブル15aを介したオープン指示信号の送信により行われる。
このため、モバイルプリンター11aと、キャッシュドロワー14aとを有線接続することなく、キャッシュドロワー14aの開状態への移行をセキュアに行うことができる。
次に、レシートを発行するときの、タブレット端末10aと、モバイルプリンター11aの基本的な動作について説明する。
タブレット端末10aの端末制御部20aは、顧客の会計に応じて決済処理を行い、決済処理に基づいて制御データを生成する。
詳述すると、端末制御部20aは、顧客の会計に応じて、レシートに記録する情報を含むレシート情報を生成する。レシート情報は、レシートに記録するロゴに関する情報や、レシートの発行日時(日付+時刻)を示す情報、顧客が購入した商品の名称、商品の単価、購入した商品の数量、税に関する情報、合計購入金額、顧客から受け取った金銭の額、お釣りを示す情報、その他の情報を含む情報である。端末制御部20aは、店舗に来店した顧客の会計に際し、ホール担当者からの入力に基づいて、適宜、所定の手段で商品マスターや顧客マスターから必要な情報を取得して、レシート情報を生成する。
レシート情報の生成後、端末制御部20aは、モバイルプリンター11aのコマンド体系に従った制御データであって、レシート情報の記録を指示する制御データを生成する。
次いで、端末制御部20aは、端末無線通信部22aを制御して、生成した制御データを、モバイルプリンター11aに送信する。
モバイルプリンター11aの装置制御部30aは、装置無線通信部32aを制御して、制御データを受信する。
次いで、装置制御部30aは、制御データに基づいて、記録部31aを制御して、ロール紙にレシート情報を記録紙、所定の位置でロール紙を切断し、レシートを発行する。
以上説明したように、本実施形態に係る制御システム1aは、装着されたモバイルプリンター11a(記録装置)を充電するクレードル13aと、クレードル13aに有線接続されたキャッシュドロワー14aと、を備える。クレードル13aは、装着されたモバイルプリンター11aと通信し、装着されたモバイルプリンター11aの制御に基づいて、キャッシュドロワー14aを開状態とする信号を出力する。
この構成によれば、モバイルプリンター11aと、キャッシュドロワー14aとを有線接続することなく、キャッシュドロワー14aの開状態への移行をセキュアに行うことができる。
また、本実施形態に係る制御システム1aは、モバイルプリンター11aと通信するタブレット端末10a(制御装置)を備える。モバイルプリンター11aは、タブレット端末10aの制御に基づいて、クレードル13aを制御して、キャッシュドロワー14aに信号出力させる。
この構成によれば、タブレット端末10aの制御で、キャッシュドロワー14aをセキュアに開状態とすることができる。
また、本実施形態では、タブレット端末10aは、会計に応じてレシートの発行を指示する制御データをモバイルプリンター11aに送信し、モバイルプリンター11aは、受信した制御データに基づいてレシートを発行する。
この構成によれば、会計に応じてレシートを発行するシステムにおいて、セキュアにキャッシュドロワー14aを開状態とすることができる。
また、本実施形態では、クレードル13aは、モバイルプリンター11aが装着されたときに、装着されたモバイルプリンター11aの認証を行い、認証に成功した場合に、モバイルプリンター11aの制御に基づいて、キャッシュドロワー14aに信号を出力する。
この構成によれば、正当性を有さないモバイルプリンター11aにより、キャッシュドロワー14aが開状態とされることを防止できる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、モバイルプリンター11aの記録方式は、サーマル方式であった。しかしながら、モバイルプリンター11aの記録方式は、例示したものに限らない。すなわち、記録方式にかかわらず、クレードル13aにより充電可能な記録装置であれば、本発明を適用可能である。
また、図を用いて説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
また、本実施形態では、モバイルプリンター11aと、クレードル13aとは、USBの規格に従って通信していた。しかしながら、これら装置間の通信の規格は何でもよく、例えば、Bluetoothや、NFC等の近距離無線通信であってもよく、他の有線通信に係る規格であってもよい。
1…制御システム、10…タブレット端末(外部機器)、11…モバイルプリンター(記録装置)、13…クレードル、16…POSサーバー、40…制御部、41…通信インターフェース(第2通信部)、43…ネットワーク通信部(第1通信部)、1a…制御システム、10a…タブレット端末、11a…モバイルプリンター(記録装置)、13a…クレードル、14a…キャッシュドロワー、40a…制御部。

Claims (10)

  1. 装着されたウェブサーバーとして機能するモバイルプリンターを充電するクレードルであって、
    ウェブブラウザーがインストールされ前記ウェブブラウザーを読み出して実行することによりブラウザー実行部として機能する端末制御部を有する外部機器と通信する第1通信部と、
    装着されたモバイルプリンターと通信する第2通信部と、
    前記第1通信部を介して前記ブラウザー実行部に、前記モバイルプリンターの設定を行うためのユーザーインターフェースを表示させる表示データを送信し、前記ユーザーインターフェースに対して行われた指示の内容を含む指示内容データを前記第1通信部を介して前記ブラウザー実行部から受信し、受信した前記指示内容データに基づいて、前記第2通信部を介して前記モバイルプリンターの設定を行う制御部と、を備える
    ことを特徴とするクレードル。
  2. 前記制御部は、
    前記第1通信部を介した前記ブラウザー実行部から受信した前記指示内容データに基づいて、前記第2通信部を介して前記モバイルプリンターのファームウェアのアップデートを行うことを特徴とする請求項1に記載のクレードル。
  3. 前記制御部は、
    前記モバイルプリンターが装着されたか否かを検出可能であり、前記モバイルプリンターが装着されたことを検出した場合、前記第2通信部を介して前記モバイルプリンターの設定に関する状態を取得し、取得した前記モバイルプリンターの設定に関する状態に対応する処理を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載のクレードル。
  4. 装着されたモバイルプリンターを充電し、キャッシュドロワーと有線接続されるクレードルであって
    会計に対応する入力を受け付ける外部機器から、装着された前記モバイルプリンターを介して、前記入力に基づく前記キャッシュドロワーの開状態への移行を指示するデータを受信し、受信した前記データに基づいて、前記キャッシュドロワーに、前記キャッシュドロワーを開状態とする信号を出力する制御部を備える、
    ことを特徴とするクレードル。
  5. 前記制御部は、
    前記モバイルプリンターが装着されたときに、装着された前記モバイルプリンターの認証を行い、認証に成功した場合に、前記モバイルプリンターから受信した前記データに基づいて、前記キャッシュドロワーに信号を出力することを特徴とする請求項に記載のクレードル。
  6. 装着されたウェブサーバーとして機能するモバイルプリンターを充電するクレードルの制御方法であって、
    ウェブブラウザーがインストールされ前記ウェブブラウザーを読み出して実行することによりブラウザー実行部として機能する端末制御部を有する外部機器と通信し、
    装着された前記モバイルプリンターと通信し、
    前記ブラウザー実行部に、前記モバイルプリンターの設定を行うためのユーザーインターフェースを表示させる表示データを送信し、前記ユーザーインターフェースに対して行われた指示の内容を含む指示内容データを前記ブラウザー実行部から受信し、受信した前記指示内容データに基づいて前記モバイルプリンターと通信して前記モバイルプリンターの設定を行う
    ことを特徴とするクレードルの制御方法。
  7. 装着されたモバイルプリンターを充電し、キャッシュドロワーと有線接続されるクレードルの制御方法であって、
    会計に対応する入力を受け付ける外部機器から、装着された前記モバイルプリンターを介して、前記入力に基づく前記キャッシュドロワーの開状態への移行を指示するデータを受信し、
    受信した前記データに基づいて、前記キャッシュドロワーに、前記キャッシュドロワーを開状態とする信号を出力する
    ことを特徴とするレードルの制御方法。
  8. 装着されたモバイルプリンターを充電するクレードルと、前記クレードルに有線接続されたキャッシュドロワーと、会計に対応する入力を受け付け、前記モバイルプリンターと通信する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記入力に基づいて前記キャッシュドロワーの開状態への移行を指示するデータを前記モバイルプリンターに送信し、
    前記モバイルプリンターは、前記制御装置から受信した前記データを、前記クレードルに送信し、
    前記クレードルは、着された前記モバイルプリンターから受信した前記データに基づいて、前記キャッシュドロワーに、前記キャッシュドロワーを開状態とする信号を出力することを特徴とする制御システム。
  9. 前記制御装置は、記録媒体への記録を指示する制御データを前記モバイルプリンターに送信し、
    前記モバイルプリンターは、受信した前記制御データに基づいて前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項8に記載の制御システム。
  10. 前記クレードルは、
    前記モバイルプリンターが装着されたときに、装着された前記モバイルプリンターの認証を行い、認証に成功した場合に、前記モバイルプリンターの制御に基づいて、前記キャッシュドロワーに信号を出力することを特徴とする請求項8又は9に記載の制御システム。
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