JP6527932B1 - クーポン発行システム、クーポン発行装置、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】順番待ち登録の内容に応じた最適な内容のクーポンを発行できるようにする。【解決手段】施設における順番待ちを管理する順番管理サーバと、順番待ちを登録した利用者へのクーポンの発行を管理するクーポン発行サーバと、を備え、順番管理サーバは、順番待ちの登録を受け付けた際に、クーポン発行サーバに、順番待ち登録の内容を通知する順番待ち情報通知部を備え、クーポン発行サーバは、クーポンの内容と順番待ち登録の内容の組み合わせを特定する識別コードを付与したクーポンを作成するクーポン作成部と、識別コード毎の、発行されたクーポン数と利用されたクーポン数に基づいて、識別コード毎のクーポン利用率を算出するクーポン利用率算出部と、識別コード毎のクーポン利用率に基づいて、通知を受けた際、当該順番待ち登録の内容に適応した内容のクーポンを発行する、クーポン発行部とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、クーポン発行システム、クーポン発行装置、およびプログラムに関する。
レストランなどの店舗では、店舗利用を促進するために、商品の割引や特別サービスなどの特典を受けられる様々なクーポンを発行している。(例えば、特許文献1参照)。
一方、人気レストランなどでは、サービスを待つ顧客の順番を整理するために、種々の順番管理システムが採用されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−208535号公報 特開2004−94380号公報
ショッピングモールなどでは、順番待ちをしている利用客は、待ち時間の間に様々な店舗を利用することができる。待ち時間での店舗利用を促進するためには、多くの利用客に利用してもらえる内容のクーポンを提供することが望ましい。
本発明は、以上説明した事情を鑑みてなされたものであり、順番待ち登録の内容に応じた最適な内容のクーポンを発行できるようにすることを目的の一つとする。
本発明の一実施形態に係るクーポン発行システムは、施設における順番待ちを管理する順番管理サーバと、
順番待ちを登録した利用者へのクーポンの発行を管理するクーポン発行サーバと、を備え、
前記順番管理サーバは、
順番待ちの登録を受け付けた際に、前記クーポン発行サーバに、順番待ち登録の内容を通知する順番待ち情報通知部を備え、
前記クーポン発行サーバは、
クーポンの内容と前記順番待ち登録の内容の組み合わせを特定する識別コードを付与したクーポンを作成するクーポン作成部と、
識別コード毎の、発行されたクーポン数と利用されたクーポン数に基づいて、識別コード毎のクーポン利用率を算出するクーポン利用率算出部と、
識別コード毎のクーポン利用率に基づいて、前記通知を受けた際、当該順番待ち登録の内容に適応した内容のクーポンを発行する、クーポン発行部とを備える。
前記順番待ち登録の内容は、順番待ち登録を受け付けた時間の情報を含むようにしてもよい。
前記順番待ち登録の内容は、順番待ち登録を受け付けた時点での待ち状況の情報を含むようにしてもよい。
前記順番待ち登録の内容は、順番待ち登録を受け付けた場所の情報を含むようにしてもよい。
前記順番待ち登録の内容は、順番待ち登録を受け付けた担当者の情報を含むようにしてもよい。
本発明によれば、順番待ち登録の内容に応じた最適な内容のクーポンを発行することができる。
本発明の実施形態に係るクーポン発行システム1000の概略構成を示す図。 本発明の実施形態に係る順番待ちの受付登録処理のフローチャート。 本発明の実施形態に係るクーポン発行処理のフローチャート。 本発明の実施形態に係る受付端末300が印刷するクーポンを例示する図。 本発明の実施形態に係るクーポン利用率の算出処理のフローチャート。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態では、アミューズメント施設Aにおける利用例について説明するが、その他、レストラン街、ショッピングモール、デパート、量販店、病院、役所、旅行代理店など、施設利用者の順番待ちの管理を行うあらゆる施設に適用できる。
図1は、本実施形態に係るクーポン発行システム1000の概略構成を示す図である。図1に示すようにクーポン発行システム1000は、管理センター等に設置されたクーポン発行サーバ(クーポン発行装置)100、順番管理サーバ200、および施設に設置された受付端末300を含んでいる。クーポン発行サーバ100、順番管理サーバ200、および受付端末300は、通信ネットワークNを介して接続されている。図1の例では、1つの施設(アミューズメント施設A)の受付端末300のみが図示されているが、クーポン発行サーバ100と順番管理サーバ200は、実際には複数の施設に設置されている受付端末300と通信ネットワークNで接続され、各施設の順番待ちやクーポン発行を管理している。
クーポン発行サーバ100は、順番管理サーバ200と連携して順番待ちを登録した利用者にクーポンを発行する機能を有する。順番待ちを登録した利用者は、発行されたクーポンを待ち時間の間などに利用することができる。
クーポン発行サーバ100は、汎用的なコンピュータによって構成され、そのコンピュータにおいて所定のサーバ用プログラムが動作することにより、サーバ機能を実現するものである。クーポン発行サーバ100を構成するコンピュータは、必ずしも1台である必要はなく、通信ネットワークN上に分散する複数のコンピュータから構成されてもよい。クーポン発行サーバ100は、データベース110と、プロセッサ(受信部、クーポン作成部、クーポン利用率算出部、クーポン発行部)120と、を備えている。また、二次元コード読み取り装置130を備えている。データベース110は、クーポン利用率管理テーブルTA1を備えている。
クーポン利用率管理テーブルTA1は、クーポンの識別コード毎に、順番待ち登録の内容、クーポンの内容、実際の利用率の情報を保持している。クーポンの識別コードはクーポンに印刷される二次元コードに対応する値(符号)であり、順番待ち登録の内容とクーポンの内容の組み合わせを特定する。順番待ち登録の内容は、順番待ち登録を受け付けた時間帯、順番待ち登録を受け付けた時点での待ち状況の情報(予想待ち時間。待ち組数でもよい。)、順番待ち登録を受け付けた場所、および受付を担当した従業員の情報の組み合わせである。クーポンの内容はクーポンで受けられるサービスの内容である。利用率は、後述する手順によって算出される値である。例えば、1レコードには、クーポンの識別コード「10101100…」、順番待ち登録の内容「(時間帯)13時〜14時、(待ち時間)1時間、(場所)エリアA、(担当者)B」、クーポンの内容「コーヒー1杯サービス」、利用率「50%」などの情報が登録されている。
なお、順番待ちの登録の内容に含まれる項目は上記のもの(時間帯、待ち時間、場所、担当者)に限られず、その他の項目が含まれていてもよい。また、上記の項目の一部のみが含まれていてもよい。
プロセッサ120は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニット(CPUなど)および各種レジスタから構成され、ROM等の記憶手段に格納されている各種プログラムを実行することでクーポン発行サーバ100の各部を中枢的に制御する。また、プロセッサ120は、順番管理サーバ200と連携して、順番待ちが登録された際に、順番待ち登録の内容に応じた適切な内容のクーポンの発行を実行する。
順番管理サーバ200は、受付端末300を介して登録される順番待ちを施設毎に管理する。順番管理サーバ200は、汎用的なコンピュータによって構成され、そのコンピュータにおいて所定のサーバ用プログラムが動作することにより、サーバ機能を実現する。順番管理サーバ200を構成するコンピュータは、必ずしも1台である必要はなく、通信ネットワークN上に分散する複数のコンピュータから構成されてもよい。
順番管理サーバ200は、各施設の受付端末300を管理するためのデータベース210と、プロセッサ(順番待ち情報通知部)220と、を備えている。データベース210は、クライアント管理テーブルTA2と、ステータス管理テーブルTA3を備えている。
クライアント管理テーブルTA2には、各施設の受付端末300に対して付与されている固有のIDとパスコード(アカウント)が登録されている。クライアント管理テーブルTA2の1レコードには、例えば「アミューズメント施設A」のレコードとして、「ID:A1・・・」、「パスコード:AA2・・・」等が設定されている。また、1施設で複数の受付端末300を利用する場合、施設毎に同一のIDとパスコードを利用してもよいし、所定の条件に従い、複数のIDとパスワードを使い分けるようにしてもよい。
ステータス管理テーブルTA3には、各施設での順番待ちリストが登録されている。この順番待ちリストは、順番待ちをしている者(順番待ち組)の一覧と、各々の順番待ち組の待ち状況をあらわす情報(ステータス情報)が含まれる。順番待ちリストの1レコードには、受付番号「1」、受付時刻「13:03」、待ち項目「アトラクションA」、ステータス「呼出中」等の情報が含まれている。その他、氏名、連絡先のメールアドレス、電話番号、備考情報などの情報も含むことができる。
ステータスには、順番到来前の状態である「待ち中」、順番が来たことを知らせた状態である「呼出中」、順番が来た者を案内した状態である「案内済」、さらに順番待ちをキャンセルした状態である「取消済」等が含まれる。ステータスとしてどのような項目を設定するかは各施設の管理者等が初期設定の際に適宜設定し、設定後の変更も可能となっている。
待ち項目は、受付登録時に選択が可能な用件の情報であり、例えばアミューズメント施設Aの場合、各種のアトラクション名が設定されている。
なお、順番待ちリストに含める情報は、各施設の管理者等が初期設定の際に適宜設定し、設定後の変更も可能となっている。順番待ちリストのレコードの内容は、受付端末300から送信される順番待ちリストへの新規登録情報、またはステータスの更新情報(詳細は後述)に基づいて更新される。
プロセッサ220は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニット(CPUなど)および各種レジスタから構成され、ROM等の記憶手段に格納されている各種プログラムを実行することで順番管理サーバ200の各部を中枢的に制御する。また、プロセッサ220は、順番管理端末200と連携して順番待ちを管理するためのコンピュータプログラム(順番管理アプリケーション)も実行する。
受付端末300は、通信ネットワークNを介してクーポン発行サーバ100および順番管理サーバ200とデータの授受が可能なあらゆる端末装置を利用することができる。例えば、タブレット端末やスマートフォン、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)などであってもよい。受付端末300は、プロセッサ310、各種操作ボタンやタッチパネルなどの入力装置320、液晶ディスプレイなどの表示装置330、通信ネットワークNに接続するための通信インタフェース340、ディスクドライブまたは半導体メモリ(ROM、RAMなど)などの記憶資源350を備えている。記憶資源350には、これら各種プログラムや各種データのほか、クーポン発行サーバ100や順番管理サーバ200と連携して処理を実行するコンピュータプログラム等が記憶されている。受付端末300は、施設に来た利用者や、施設の従業者が入力装置320を操作することで、順番待ちリストへの登録や更新等の入力を受け付ける。
通信ネットワークNは、クーポン発行サーバ100、順番管理サーバ200、および受付端末300が、相互に情報を送受信可能な通信網を含む。通信ネットワークNは、例えば、インターネット、LAN、専用線、電話回線、企業内ネットワーク、移動体通信網、ブルートゥース(登録商標)、WiFi(Wireless Fidelity)、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
(順番待ちの受付登録)
次に、施設(アミューズメント施設A)に来訪した利用者による順番待ちの受付登録処理について図2のフローチャートを用いて説明する。利用者は、入口付近などに設置されている受付端末300を操作して受付登録を行うことができる。
まず、受付端末300は、通信ネットワークNを介して順番管理サーバ200からステータス管理テーブルTA3に登録されている順番待ちリストに含まれる情報を受信する(ステップS31)。
次に、受付端末300は、順番待ちの受付をするための受付画面を表示装置330に表示させる(ステップS32)。受付画面には、例えば順番待ちリストの情報(順番待ちをしている者の受付番号と現在のステータス情報)が、受付をした順番に時系列に並べられた一覧が表示される。さらに、現在順番待ちをしている待ち組数なども表示される。
表示された受付画面に対して利用者が所定の操作入力を行い、順番待ちの受付に必要な情報(待ち項目、呼出(電話又はメール)の希望の有無、呼出時の連絡先の電話番号またはメールアドレス等)の入力が完了すると(ステップS33:YES)、受付端末300は受付完了画面を表示する(ステップS34)。
また、確定した新規登録情報は、受付端末300から通信ネットワークNを介して順番管理サーバ200に送信される(ステップS35)。順番管理サーバ200は、ある施設から新規登録情報を受信すると、受信した新規登録情報に基づいて、その施設の順番待ちリストに順番待ちを1組新たに追加する処理を行い、ステータス管理テーブルTA3を更新する(ステップS36)。
受付端末300に表示される受付完了画面には、受付番号(待ち番号)や、現時点での待ち時間等が表示される。また、順番券を受け取るよう促すメッセージが表示され、利用者は、プリンタ(図示せず)から印刷される順番券を受け取ることができる。
順番券には、受付番号と対応付けられた二次元コードが印刷されている。利用者が自身の携帯端末を利用して順番券に印刷された二次元コードを読み取ることで、携帯端末の表示装置に、利用者の現在の順番待ち状況(現状の待ち組数や予想待ち時間など)が表示される。また、利用者が、二次元コードを読み込むことによって表示される案内にしたがって電話番号やメールアドレスを入力することにより、順番が到来した際に電話またはメールによるメッセージを受信したり、順番が近づいたときにリマインドメッセージを受信したりすることができる。
(クーポンの発行)
次に、順番待ちの登録を受け付けた際のクーポン発行処理について図3のフローチャートを用いて説明する。
順番管理サーバ200が受付端末300から新規登録情報を受信すると(ステップS101)、順番管理サーバ200は、クーポン発行サーバ100にクーポン発行情報を通知する(ステップS102)。クーポン発行情報には、受信した新規登録についての順番待ち登録の内容が含まれる。順番待ち登録の内容には、受付時刻、受付時の待ち状況(予想待ち時間)、受付をした場所を特定する情報(受付端末300の端末番号から特定できる場合は端末番号でもよい。)、受付登録の際に対応した従業員を特定する情報(従業員ID)が含まれる。従業員IDは、受付登録の際に受付端末300を介して入力するようにしてもよい。また、受付端末300毎に担当の従業員が割り当てられている場合には、受付端末300の端末番号に基づいて特定するようにしてもよい。
次に、クーポン発行サーバ100は、受信したクーポン発行情報に基づいて発行するクーポンの内容を決定する(ステップS103)。具体的には、クーポン発行サーバ100は、クーポン利用率管理テーブルTA1を参照して、順番待ち登録の内容(受付の時間帯、受付時の待ち状況、受付をした場所、担当した従業員)が合致するレコードを抽出し、抽出したレコードの中で、利用率の値が最も高いレコードに登録されているクーポンの内容を取得する。これにより、順番待ち登録の内容に応じて、最も高い利用率が見込まれる内容のクーポンを発行することができる。
例えば、順番待ち登録の内容「(時間帯)13時〜14時、(待ち時間)1時間、(場所)エリアA、(担当者)B」で抽出されたレコードが、クーポンの内容「コーヒー1杯サービス」、利用率「50%」と、クーポンの内容「ビール1杯サービス」、利用率が「20%」の2件だった場合は、「コーヒー1杯サービス」が選択される。
クーポン発行サーバ100は、受付端末300に、決定したレコードに登録されているクーポンの内容と、識別コードを送信する(ステップS104)。なお、クーポン発行サーバ100は、識別コード毎に発行したクーポン数をカウントして記録する。
受付端末300は、受信した内容のクーポンをプリンタから印刷する(ステップS105)。この際、クーポンには、図4に示すように、受信した識別コードに対応する二次元コードCが印刷される。
(順番待ちリストの更新)
ステータス管理テーブルTA3に記憶されている順番待ちリストの各レコードの内容は、施設の従業員が従業員用端末を用いて「取消」、「変更」、「呼出」、「案内」等の更新操作を行った際に更新される。ここで「取消」は、順番待ちをキャンセルすることを意味し、「変更」は、いったん入力された順番待ちの内容を変更することを意味する。また、「呼出」は、順番が来た組を口頭で呼出したり、電話や呼出メールなどで知らせた状態であることを意味し、「案内」は、順番が来た組を実際に案内した状態であることを意味する。
従業員は、従業員用端末を操作して順番待ちリストの中から、更新対象の順番待ち組を選択し、選択した順番待ち組に対していずれかの更新操作を行う。更新対象の順番待ち組を特定する情報(例えば受付番号「1」)と更新操作の情報(例えば「呼出」)は、通信ネットワークNを介して順番管理サーバ200にアップロードされる。順番管理サーバ200は、受信した情報に基づき、当該施設の順番待ちリストを更新する。例えば、受付番号「1」に対して「呼出」操作を行った場合には、受付番号「1」の順番待ち組のステータスが「呼出中」に更新される。
(クーポン利用率の算出処理)
次に、実際に店舗などで利用されたクーポンを回収し、クーポンの識別コード毎の利用率を算出する処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
クーポン発行サーバ100は、アミューズメント施設Aで発行されたクーポンのうち、実際に利用されたクーポンを店舗等から回収し、定期的に利用率を算出する。クーポン発行サーバ100は、回収された全てのクーポンに印刷された二次元コードを、二次元コード読み取り装置130で読み取って符号化し、対応する識別コードを取得する(ステップS201)。
次に、クーポン発行サーバ100は、取得した識別コードを集計し、識別コード毎のクーポン利用数を算出する(ステップS202)。
次に、クーポン発行サーバ100は、記録されている識別コード毎のクーポン発行数に対する、算出したクーポン利用数の比率を算出することにより、識別コード毎のクーポン利用率を算出する(ステップS203)。
クーポン発行サーバ100は、算出した識別コード毎の利用率をクーポン利用率管理テーブルTA1に登録する(ステップS204)。利用率の算出に使用した識別コード毎のクーポン発行数およびクーポン利用数のデータは消去する。
以上のように、本実施形態によれば、順番待ちの登録の際に発行するクーポンに、クーポンの内容と順番待ち登録の内容の組み合わせを特定する二次元コード(識別コード)を印刷するようにしたので、実際に利用されたクーポンを回収し、識別コード毎の利用率(実際に利用されたクーポン数/発行したクーポン数)を分析することができる。さらに、分析結果に基づいて、順番待ち登録の内容に応じた利用率の高い内容のクーポンを発行することができる。
また、順番待ち登録の内容には、登録の時間帯、予想待ち時間、登録場所、担当者などの情報を含むようにしたので、これらの条件の組み合わせによって最適なクーポンを発行することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上述した各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更し、または並列に実行することができる。
1000…クーポン発行システム
100…クーポン発行サーバ
110…データベース
120…プロセッサ
130…二次元コード読み取り装置
200…順番管理サーバ
210…データベース
220…プロセッサ
300…受付端末
310…プロセッサ
320…入力装置
330…表示装置
340…通信インタフェース
350…記憶資源
TA1…クーポン利用率管理テーブル
TA2…クライアント管理テーブル
TA3…ステータス管理テーブル
N…通信ネットワーク

Claims (7)

  1. 施設における順番待ちを管理する順番管理サーバと、
    順番待ちを登録した利用者へのクーポンの発行を管理するクーポン発行サーバと、を備え、
    前記順番管理サーバは、
    順番待ちの登録を受け付けた際に、前記クーポン発行サーバに、順番待ち登録の内容を通知する順番待ち情報通知部を備え、
    前記クーポン発行サーバは、
    クーポンの内容と前記順番待ち登録の内容の組み合わせを特定する識別コードを付与したクーポンを作成するクーポン作成部と、
    識別コード毎の、発行されたクーポン数と利用されたクーポン数に基づいて、識別コード毎のクーポン利用率を算出するクーポン利用率算出部と、
    識別コード毎の、前記クーポンの内容と、前記順番待ち登録の内容と、前記クーポン利用率の情報を保持するクーポン利用率管理テーブルと、
    記通知を受けた際、前記クーポン利用率管理テーブルを参照し、当該順番待ち登録の内容が一致する識別コードのうち、クーポン利用率が最も高い識別コードのクーポンを発行する、クーポン発行部と、を備えたクーポン発行システム。
  2. 前記順番待ち登録の内容は、順番待ち登録を受け付けた時間の情報を含む、請求項1に記載のクーポン発行システム。
  3. 前記順番待ち登録の内容は、順番待ち登録を受け付けた時点での待ち状況の情報を含む、請求項1または2に記載のクーポン発行システム。
  4. 前記順番待ち登録の内容は、順番待ち登録を受け付けた場所の情報を含む、請求項1から3のいずれか1項に記載のクーポン発行システム。
  5. 前記順番待ち登録の内容は、順番待ち登録を受け付けた担当者の情報を含む、請求項1から4のいずれか1項に記載のクーポン発行システム。
  6. 施設における順番待ちを管理する順番管理サーバから、新規の順番待ち登録の内容を受信する受信部と、
    クーポンの内容と前記順番待ち登録の内容の組み合わせを特定する識別コードを付与したクーポンを作成するクーポン作成部と、
    識別コード毎の、発行されたクーポン数と利用されたクーポン数に基づいて、識別コード毎のクーポン利用率を算出するクーポン利用率算出部と、
    識別コード毎の、前記クーポンの内容と、前記順番待ち登録の内容と、前記クーポン利用率の情報を保持するクーポン利用率管理テーブルと、
    前記新規の順番待ち登録の内容を受信した際に、前記クーポン利用率管理テーブルを参照し、順番待ち登録の内容が一致する識別コードのうち、クーポン利用率が最も高い識別コードのクーポンを発行する、クーポン発行部と、を備えたクーポン発行装置。
  7. コンピュータを、
    施設における順番待ちを管理する順番管理サーバから、新規の順番待ち登録の内容を受信する受信部と、
    クーポンの内容と順番待ち登録の内容の組み合わせを特定する識別コードを付与したクーポンを作成するクーポン作成部と、
    識別コード毎の、発行されたクーポン数と利用されたクーポン数に基づいて、識別コード毎のクーポン利用率を算出するクーポン利用率算出部と、
    識別コード毎の、前記クーポンの内容と、前記順番待ち登録の内容と、前記クーポン利用率の情報を保持するクーポン利用率管理テーブルと、
    前記新規の順番待ち登録の内容を受信した際に、前記クーポン利用率管理テーブルを参照し、順番待ち登録の内容が一致する識別コードのうち、クーポン利用率が最も高い識別コードのクーポンを発行する、クーポン発行部と、して機能させるプログラム。

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