JP6527651B1 - 穿孔用具、穿孔方法、及び、当該穿孔用具を用いた支柱設置方法 - Google Patents
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Abstract
Description
設置対象部材が固定される躯体部の設置領域内に固定用のコアを穿孔するための穿孔用具において、
昇降自在のドリル部を備える穿孔機が搭載される穿孔機搭載部と、
前記ドリル部を挿入可能な窓枠状に切り欠かれた切欠き部と、
前記穿孔機搭載部と前記切欠き部との間に設けられ、前記設置領域内の躯体部に連結される棒状のアンカー部材を回転自在に挿入可能な据付用孔と、
を備える穿孔機搭載用プレートを有することを特徴とする。
前記据付用孔が間隔をあけて複数設けられており、
複数の前記据付用孔のうちいずれか1つに前記アンカー部材が挿入されるものであっても良い。
あるいは、前記削孔用具は、
前記穿孔機搭載用プレートに加えて、
前記アンカー部材としての全ネジボルトを有し、
前記穿孔機搭載用プレートの表面には、前記据付用孔に連通するとともに前記全ネジボルトが螺入されるナットが固設されているようにしても良い。
あるいは、前記穿孔用具は、
前記穿孔機搭載部には前記穿孔機が装着される搭載用ボルトが立設されているものであっても良い。
前記躯体部の前記設置領域内に第1のアンカー孔を形成する工程1と、
棒状のアンカー部材の先端を前記第1のアンカー孔に連結することにより、前記設置領域内に前記アンカー部材を立設する工程2と、
前記アンカー部材に対して前記据付用孔の1つを挿入することにより、前記アンカー部材を回転軸として、前記穿孔機搭載用プレートを前記躯体部に回転自在に取り付ける工程3と、
昇降自在のドリル部を備える穿孔機を、前記穿孔機搭載部に搭載する工程4と、
前記ドリル部を前記躯体部に衝突しない位置まで上昇させた状態で、未穿孔の穿孔対象位置の上方に前記切欠き部が配置される位置まで前記穿孔機搭載用プレートを回転させる工程5と、
前記ドリル部の先端を前記切欠き部内を通過させて、前記穿孔対象位置にコアを穿孔する工程6と、
前記切欠き部を上方に配置可能な穿孔対象位置の全てにコアを穿孔するまで、上記工程5及び工程6を繰り返す工程7と、
を含むことを特徴とする。
前記据付用孔が間隔をあけて複数設けられており、
前記工程1〜前記工程7を実行した後、未穿孔の穿孔対象位置がある場合には、
前記工程3で挿入した据付用孔とは異なる据付用孔の1つに前記アンカー部材を挿入することにより、前記穿孔機搭載用プレートを前記躯体部に回転自在に取り付け直すステップaと、
未穿孔の穿孔対象位置の上方に前記切欠き部が配置される位置まで前記穿孔機搭載用プレートを回転させるステップbと、
前記ドリル部の先端を前記切欠き部内を通過させて、前記穿孔対象位置にコアを穿孔するステップcと、
を含む工程8を実行するものであっても良い。
すなわち、本発明に係る削孔方法は、
設置対象部材が固定される躯体部の設置領域内に固定用のコアを穿孔するための穿孔用具において、
昇降自在のドリル部を備える穿孔機が搭載される穿孔機搭載部と、
前記ドリル部を挿入可能な窓枠状に切り欠かれた切欠き部と、
前記穿孔機搭載部と前記切欠き部との間に設けられ、前記設置領域内の躯体部に連結される棒状のアンカー部材を回転自在に挿入可能な据付用孔と、
を備える穿孔機搭載用プレートを有する穿孔用具を用いた穿孔方法であって、
前記躯体部の前記設置領域内に第1のアンカー孔を形成する工程1と、
棒状のアンカー部材の先端を前記第1のアンカー孔に連結することにより、前記設置領域内に前記アンカー部材を立設する工程2と、
前記アンカー部材に対して前記据付用孔の1つを挿入することにより、前記アンカー部材を回転軸として、前記穿孔機搭載用プレートを前記躯体部に回転自在に取り付ける工程3と、
昇降自在のドリル部を備える穿孔機を、前記穿孔機搭載部に搭載する工程4と、
前記ドリル部を前記躯体部に衝突しない位置まで上昇させた状態で、未穿孔の穿孔対象位置の上方に前記切欠き部が配置される位置まで前記穿孔機搭載用プレートを回転させる工程5と、
前記ドリル部の先端を前記切欠き部内を通過させて、前記穿孔対象位置にコアを穿孔する工程6と、
前記切欠き部を上方に配置可能な穿孔対象位置の全てにコアを穿孔するまで、上記工程5及び工程6を繰り返す工程7と、
を含み、
前記据付用孔が間隔をあけて複数設けられており、
前記工程1〜前記工程7を実行した後、未穿孔の穿孔対象位置がある場合には、
前記工程3で挿入した据付用孔とは異なる据付用孔の1つに前記アンカー部材を挿入することにより、前記穿孔機搭載用プレートを前記躯体部に回転自在に取り付けるステップaと、
未穿孔の穿孔対象位置の上方に前記切欠き部が配置される位置まで前記穿孔機搭載用プレートを回転させるステップbと、
前記ドリル部の先端を前記切欠き部内を通過させて、前記穿孔対象位置にコアを穿孔するステップcと、
を含む工程8を実行することを特徴とする穿孔方法であっても良い。
あるいは、前記削孔方法は、
前記工程1〜前記工程7を実行した後、未穿孔の穿孔対象位置がある場合には、
前記設置領域内の前記第1のアンカー孔とは異なる位置に第2のアンカー孔を形成するステップと、
前記第1のアンカー孔から取り外した前記アンカー部材の先端を前記第2のアンカー孔に連結することにより、前記設置領域内に前記アンカー部材を立設し直すステップと、
を含む工程を実行した後、
前記工程3〜前記工程7を再度実行するものであっても良い。
前記ベースプレートを配置可能な凹部を前記躯体部に形成する工程Aと、
前記凹部底面にアンカー孔を形成する工程Bと、
棒状のアンカー部材の先端を前記アンカー孔に連結することにより、前記凹部内に前記アンカー部材を立設する工程Cと、
前記アンカー部材に対して前記据付用孔の1つを挿入することにより、前記アンカー部材を回転軸として、前記凹部の全部ないし一部を覆うように、前記穿孔機搭載用プレートを前記躯体部に回転自在に取り付ける工程Dと、
昇降自在のドリル部を備える穿孔機を、前記穿孔機搭載部に搭載する工程Eと、
前記ドリル部を前記躯体部に衝突しない位置まで上昇させた状態で、未穿孔の穿孔対象位置の上方に前記切欠き部が配置される位置まで前記穿孔機搭載用プレートを回転させる工程Fと、
前記ドリル部の先端を前記切欠き部内を通して前記凹部内に降下させて、前記穿孔対象位置にコアを穿孔する工程Gと、
前記穿孔対象位置の全てにコアを穿孔するまで、上記工程F及び工程Gを繰り返す工程Hと、
前記穿孔機、前記穿孔機搭載用プレート及び前記アンカー部材を撤去した後、前記コアのそれぞれに前記固定用孔のそれぞれが連通するように前記ベースプレートを前記凹部底面上に配置する工程Iと、
前記固定用孔及び前記コアに装着される固定用金具を用いて、前記ベースプレートを前記躯体部に対して固定することにより前記支柱を立設する工程Jと、
前記凹部を埋設する工程Kと、
を含むことを特徴とする。
前記ベースプレートが平面視長方形状であり、前記固定用孔が前記ベースプレートの各隅部に設けられている場合には、
前項工程Bにおいて、前記アンカー孔を、それぞれの前記穿孔対象位置までの距離がほぼ等しい前記凹部底面の略中央に形成するものであっても良い。
11 穿孔機搭載部
12 切欠き部
13 据付用孔
14 ナット
15 搭載用ボルト
2 全ネジボルト(アンカー部材)
3 穿孔機
31 ドリル部
32 ガイド部
33 ベース部
4 プラットホーム(躯体部)
41 タイル
42 スラブ
43 凹部
44 アンカー孔
45 コア
46 ホーム面
5 支柱(設置対象部材)
6 ベースプレート
61 固定用孔
7 固定用金具
8 アンカーボルト
9 プラットホーム
91 タイル
92 スラブ
93 凹部
94 アンカー孔
95 コア
96 ホーム面
Claims (1)
- 設置対象部材が固定される躯体部の設置領域内に固定用のコアを穿孔するための穿孔用具において、
昇降自在のドリル部を備える穿孔機が搭載される穿孔機搭載部と、
前記ドリル部を挿入可能な窓枠状に切り欠かれた切欠き部と、
前記穿孔機搭載部と前記切欠き部との間に設けられ、前記設置領域内の躯体部に連結される棒状のアンカー部材を回転自在に挿入可能な据付用孔と、
を備える穿孔機搭載用プレートを有する穿孔用具を用いた穿孔方法であって、
前記躯体部の前記設置領域内に第1のアンカー孔を形成する工程1と、
棒状のアンカー部材の先端を前記第1のアンカー孔に連結することにより、前記設置領域内に前記アンカー部材を立設する工程2と、
前記アンカー部材に対して前記据付用孔の1つを挿入することにより、前記アンカー部材を回転軸として、前記穿孔機搭載用プレートを前記躯体部に回転自在に取り付ける工程3と、
昇降自在のドリル部を備える穿孔機を、前記穿孔機搭載部に搭載する工程4と、
前記ドリル部を前記躯体部に衝突しない位置まで上昇させた状態で、未穿孔の穿孔対象位置の上方に前記切欠き部が配置される位置まで前記穿孔機搭載用プレートを回転させる工程5と、
前記ドリル部の先端を前記切欠き部内を通過させて、前記穿孔対象位置にコアを穿孔する工程6と、
前記切欠き部を上方に配置可能な穿孔対象位置の全てにコアを穿孔するまで、上記工程5及び工程6を繰り返す工程7と、
を含み、
前記据付用孔が間隔をあけて複数設けられており、
前記工程1〜前記工程7を実行した後、未穿孔の穿孔対象位置がある場合には、
前記工程3で挿入した据付用孔とは異なる据付用孔の1つに前記アンカー部材を挿入することにより、前記穿孔機搭載用プレートを前記躯体部に回転自在に取り付けるステップaと、
未穿孔の穿孔対象位置の上方に前記切欠き部が配置される位置まで前記穿孔機搭載用プレートを回転させるステップbと、
前記ドリル部の先端を前記切欠き部内を通過させて、前記穿孔対象位置にコアを穿孔するステップcと、
を含む工程8を実行することを特徴とする穿孔方法。
Priority Applications (1)
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JP2018226154A JP6527651B1 (ja) | 2018-12-01 | 2018-12-01 | 穿孔用具、穿孔方法、及び、当該穿孔用具を用いた支柱設置方法 |
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JP2020082710A JP2020082710A (ja) | 2020-06-04 |
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JP2018226154A Active JP6527651B1 (ja) | 2018-12-01 | 2018-12-01 | 穿孔用具、穿孔方法、及び、当該穿孔用具を用いた支柱設置方法 |
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JPH0716941B2 (ja) * | 1991-02-19 | 1995-03-01 | 株式会社コンクリートボーリング北明 | コンクリート壁のボーリング方法及びその方法に用いるボーリング装置の固定装置 |
JP3445948B2 (ja) * | 1999-09-21 | 2003-09-16 | 小島建設株式会社 | 穿孔機 |
DE10231878A1 (de) * | 2002-07-12 | 2004-01-22 | Hilti Ag | Bohrständer für eine Kernbohrmaschine |
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2018
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