JP6527064B2 - ベルト、転写ベルトユニット、及び画像形成装置 - Google Patents
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無端状の前記ベルトの内側に配置されて前記ベルトを駆動する駆動ローラと、無端状の前記ベルトの内側に配置されて前記ベルトにテンションを付与する支持ローラと、前記ベルトにトナー画像を1次転写する転写ローラとを備えたことを特徴とする。
前記ベルトに転写する前記トナー像を形成する画像形成部と、前記ベルトに転写された前記トナー像を記録媒体に2次転写する2次転写ローラと、前記ベルトの前記被検出部を検出する検出部と、前記検出部によって検出した検出情報に基づいて前記駆動ローラの回転を制御する駆動制御部とを備えたことを特徴とする。
図1は、本発明に基づく転写ベルトを備えた実施の形態1の画像形成装置の要部構成を示す概略構成図である。
検出試験1は、以下の試験条件で行った。
(1)試験試料として用意した試験ベルトは、前記した転写ベルト23の構成を備えた実施例1のベルト、前記した転写ベルト123の構成を備える実施例2のベルト、及び比較参考例として用意した比較例1,2,3の計5つの試験ベルトである。
(2)比較例1,2,3の試験ベルトについて、
・比較例1の試験ベルトは、位置検出マークの表面の粗さが、形成時の型によって形成されている他は、転写ベルト23と同じものである。
・比較例2の試験ベルトは、位置検出マークの表面の粗さが、サンドペーパーで研磨して形成されている他は、転写ベルト23と同じものである。
・比較例3の試験ベルトは、位置検出マークが、ベルトの材料をベルト表面に部分的に塗布して作成されている他は、転写ベルト23と同じものである。
(3)各ベルトの、周長L、幅W、位置検出マークの形成位置及び形成領域の形状は、前記した転写ベルト23と同様である。
(4)各試験ベルトの、表面(位置検出マークが形成されていない位置)の視覚反射率をYr、位置検出マークでの視覚反射率をYpとしたとき、視覚反射率の差ΔYを次式
ΔY=Yp−Yr
で算出した。この場合、視覚反射率の差ΔYの値が大きいほどコントラストが強く、反射型センサー71での検出確率が高くなる。
(5)各視覚反射率は、コニカミノルタ製分光測色CM−2600dを用いて計測した。
(6)各試験ベルトを、要部構成が図1に示す画像形成装置1とは別形態となる沖データ製C910に装着し、平均粒径5.5μmの粉砕トナーを使用して、それぞれA4横で60K(単位:千)枚の印刷を実行した後、各評価項目を評価した。位置検出マークの検出評価は、位置検出マークを問題なく検出できるものを○、検出ミスが生じるなどの検出精度が悪いものを△、検出が難しいものを×とした。
(7)試験試料として用意した試験ベルトは、以下の5種類である。
・前記した転写ベルト23の構成を備えた実施例1のベルト。この場合、図6に示すように凹溝65の深さは10μmであり、図5に示すように、凹溝65の密度は密に形成されている。
・実施例1のベルトに対して、凹溝の深さを13μmとしたベルトC。
・実施例1のベルトに対して、凹溝の深さを16μmとしたベルトD。
・実施例1のベルトに対して、凹溝の密度を中位にしたベルトB。この場合、図6に示す境界部23bを介して、ベルトの幅方向で隣接する凹溝の距離を20μm程度とした。
・実施例1のベルトに対して、凹溝の密度を疎にしたベルトA。この場合、図6に示す境界部23bを介して、ベルトの幅方向で隣接する凹溝の距離を40μm程度とした。
(8)その他の試験条件は、前記した検出試験1の試験条件(3)〜(6)と同じとした。
(9)レーザー光をスポット状に照射して位置検出マーク61の凹溝を形成する際に、基準の照射量を照射して形成した試験ベルトFと、これに対して照射量を増減させて得たE〜Jまでの全6種類の試験ベルトを試験試料として用意した。これらのベルトE〜Jは、凹溝形成時のレーザー光の照射量以外は、凹溝形成位置も含めて実施例1の転写ベルト23と同じものである。
・ベルトEは、基準の照射量に対して+20%として凹溝を形成した。
・ベルトGは、基準の照射量に対して−20%として凹溝を形成した。
・ベルトHは、基準の照射量に対して−40%として凹溝を形成した。
・ベルトGは、基準の照射量に対して−60%として凹溝を形成した。
・ベルトJは、基準の照射量に対して−80%として凹溝を形成した。
(10)その他の試験条件は、前記した検出試験1の試験条件(3)、(4)、(5)と同じとした。
ΔY=Yp−Yr
である。
図10は、本発明に基づく転写ベルトを備えた実施の形態2の画像形成装置の要部構成を示す概略構成図である。この画像形成装置201は、連続印刷用紙に対応した中間転写方式のカラー電子写真プリンタとしての構成を備える。
ΔV1=(非マーク部での受光電圧)−(位置検出マーク部での受光電圧)
により算出した。
ベルト駆動制御を行うために、位置検出マークを安定して検出するには受光電圧差ΔV1が大きいことが望ましく、例えば1.0V以上あることが好ましい。これは、センサーの個体差や設置バラツキ、又は印刷処理量の増加に伴って増加するベルト表面のキズ等よって発生する非マーク部でのノイズが、位置検出マークの検出に影響を与えないためである。
(1)この試験で用いた各試験ベルトの位置検出マーク(図12参照)は、
幅Wd=7mm、長さLd=7mm
とした。
(2)照射レーザー強度を調整して、凹凸点265の凹凸差(深さ)の異なる位置検出マークを形成した。尚、凹凸点265の凹凸差(深さ)は、レーザー顕微鏡(キーエンス社製VK8500)を使用して、凸部最大値と凹部最大値を測定し、その差を算出したものである。
(3)実施例11〜15及び比較例11〜13では、位置検出マークの輪郭部をより強調するため、輪郭部のみ2回レーザー照射を行った。一方、実施例16は、輪郭部も他の箇所と同じように1回のレーザー照射のみとした。
図16(a)は、試験ベルトの方形状の位置検出マークの平面を示し、図16(b)は、図16(a)のB−B断面図である。図16(b)に示すように、マーク輪郭部gにおける凹凸点265の深さをdg[μm]とし、マーク中央部cでの凹凸点265の深さをdc[μm]とする。
(4)各試験ベルトを試験装置に装着し、平均粒径5.5μmの粉砕トナーを使用して、印刷を実行した後、各評価項目を評価した。
(5)印刷時の試験ベルトの回転移動の線速度は6ips(インチ/s)である。
(6)検出試験4における試験結果の評価基準は、
○:検出問題なし(△V1≧1.0[V])
△:受光電圧が小さい(△V1<1.0[V])
▲:検出問題なし(△V≧1.0V)だが、トナー汚れ有り(ベルト1回転(ブレード通過1回)で清掃困難)
口:検出波形に、位置検出マークの後述する検出起点部としての極大ピークなし
とした。
マーク中央部cの凹凸差dgがdc≧2.0μm、
である場合、
△V1≧1.0[V]となり、位置検出マークの検出が可能であることがわかった。これは、位置検出マーク部に凹凸点が形成されることで、平滑な非マーク部に比べて鏡面反射量が少なくなったためである。比較例12,13のように凹凸差が小さいと、受光電圧の差△V1が小さくなってしまうため好ましくない。
△V1≧1.0[V]となり、
位置検出マークの検出には問題ないが、トナーのクリーニング不良が確認された。これは凹凸差が大きくて非マーク部との光反射量の差は十分で、△V1≧1.0[V]を確保できるが、凹凸差がトナー粒径より大きいため、トナーが凹部に埋没し、クリーニングブレードを1回通過するだけでは十分に掻きとることが困難なためであると考えられる。
また、表4からわかるように、ここでは、検出に好ましい位置検出マークが、凹凸差が2μm〜10.2μmまでの範囲の凹凸点によって形成されている。
(7)この試験で用いた各試験ベルト(実施例17〜26、比較例14,15)の位置検出マーク(図12参照)は、
・位置検出マークの凹凸差がdg≒5.5μm、dc≒3.2μmであり、実施例13の試験ベルトと同じレーザー照射条件で形成し、
・位置検出マークの幅WdはすべてWd=7mmであり、長さLdを1〜20mmまでの異なる値のもの、
とした。
(8)ここで実際に検出される位置検出マークの周方向の検出長δとは、図17(a)の検出波形に矢印で示す起点部から終点部までの長さに相当し、傾斜した段差部は含まれないため、長さLdと若干異なる。
(9)後述する長期放置とは、温度28度、湿度80%の環境下に2週間程度放置した状態をいう。
(10)検出試験5における試験結果の評価基準は、
○:検出問題なし(△V1≧1.0[V]、検出幅も問題なし)
△:検出長δが小さく、耐久によって生じるベルト表面キズと類似
▲:検出長δが、長期放置によるベルトのローラ痕(巻きグセ)部で検出される幅と一致
×:△V1<1.0[V]であり、検出幅が小さく、長期使用(印刷処理量の増加)によって生じるベルト表面キズと類似
口:検出問題ないが、位置検出マーク部に波打ちあり(ベルトの変形)
とした。
その他の測定条件は、前記した検出試験4と同じである。
Ld≧αであることが必要であり、好ましくは、
5≦Ld≦15mmとすることで、反射型センサー271によって位置検出マークを検出することができることがわかった。
(11)この試験で用いた各試験ベルト(実施例27〜33、比較例16,17)の位置検出マーク(図12参照)は、
・位置検出マークの凹凸差がdg≒5.5μm、dc≒3.2μmであり、実施例13の試験ベルトと同じレーザー照射条件で形成し、
・位置検出マークの長さLdがすべてLd=7mmであり、幅Wdを2〜20mmまでの異なる値のもの、
とした。
(12)経時における受光電圧の差△Vの比較は、
(a)試験装置を水平にして試験ベルトを回転させたベルト1回転目の受光電圧差を△V1とし、
(b)試験装置を傾けて、ベルトを100回だけ回転させたときの各回転回数時における受光電圧差の検出値の最小値を△V2とし、△V1と△V2の差を△V3として評価を行った。
尚、試験装置が水平とは、例えば図10に示す転写ベルトユニット210の転写ベルト223が各トナー画像形成部211〜214を通過する際の移動方向、及び各トナー画像形成部211〜214の感光体ドラム251の回転軸の軸方向が共に水平方向となる、図10の状態をいう。
装置を傾けて(回転軸方向において)試験ベルトを回転移動させることで、試験ベルトが片側へ強制的に寄るように仕向けたもので、ベルトが蛇行し最大量偏ったときの検出電圧への影響を調査したものである。即ち、△V3が小さいほど位置検出マークの検出においてベルト蛇行の影響が小さいことを示し、△V3が大きいほど装置傾きによるベルト蛇行時の検出が困難となることを示している。
(13)検出試験6における試験結果の評価基準は、
◎:最大蛇行(±2mm)しても、△Vの低下無し。△V2≧1.0
○:最大蛇行した場合に△V低下するが、△V2≧1.0V
×:△V2<1.0
口:検出問題ないが、位置検出マーク部に波打ちあり
とした。
その他の測定条件は、前記した検出試験4と同じである。
(14)試験装置を傾けて、位置検出マーク側の端部を蛇行規制部材であるフランジに側圧800gfとなるように当接させ、試験ベルトの耐久性を試験した。
尚、このフランジは、例えば、図10に示す、従動する支持ローラ220の、転写ベルト223の位置検出マークに対応する側の軸方向端部に形成されているものとする。
(15)ここで使用した試験ベルトの仕様は、位置検出マークの長さLd及び幅Wd、凹凸差dg、dcがそれぞれ、
Ld=Wd=7mm、dg=5.5μm、dc=3.2μm
であって、実施例13の試験ベルトと同じレーザー照射条件で形成し、試験ベルトの回転移動は、線速度=300mm/sとした。
(16)検出試験7における試験結果の評価基準は、
○:ベルト回転数≧500K(単位:千)以上問題なし
△:ベルト回転数<500Kで破断
×:ベルト回転数<200Kで破断
口:印字領域に位置検出マークが存在し、転写不良
とした。
その他の測定条件は、前記した検出試験4と同じである。
位置検出マークのベルト端部からの距離D1は、
D1≧1.0mmが必要であり、より好ましくは、
2.0mm≦D1≦W−(β+Wd+P)
とすることで、マーク付与によってベルトの破断を誘引することなく、長期に亘ってベルトを走行させることができる。
尚、W[mm]:ベルト幅、β[mm]:最大蛇行幅(片側)、Wd[mm]:位置検出マークの幅方向の大きさ、P[mm]:使用媒体最大幅(最大印字幅)である。
また、位置検出マーク261を検知する反射型センサー271の受光部273の受光スポット径をα[mm]とし、ベルト駆動時における転写ベルト223の幅方向の蛇行最大量を±β[mm]としたとき、位置検出マーク261のベルト周方向の大きさLdが、
α≦Ld≦15mmであり、幅方向の大きさWdが、
2α(4mm)≦Wd≦15mm、好ましくはα+2β≦Wd≦15である場合に、
長期保管後において及び長期使用(印刷処理量の増加)に対してセンサー(受光部273)によって位置検出マーク261を安定して検出することが可能である。
更にこのように、ベルト最表面にスポット上の凹凸を配列させた位置検出マーク261を付与した転写ベルト223においても、位置検出マーク261のベルト端部からの距離D1を、
1.0mm以上、好ましくは、2.0mm≦D1≦W−(β+Wd+P)
とすることで転写ベルト223を、位置検出マーク261付与によって破断させることなく、長期にわたって走行させることが可能となる。
Claims (21)
- 内側に配設される駆動ローラによって回転移動する無端状のベルトにおいて、
当該ベルトの幅方向端部の外側表面部に被検出部を有し、
前記被検出部は、凹凸パターンによって形成され、
前記凹凸パターンは、前記回転移動の方向に沿って形成された凹溝の列を複数有し、
前記凹溝の縁部に形成される凸部の最上部から前記凹溝の凹部の最低部までの距離を凹凸差とすると、前記被検出部の輪郭部の凹凸差dgは、前記被検出部の中央部の凹凸差dcよりも大きい
ことを特徴とするベルト。 - 内側に配設される駆動ローラによって回転移動する無端状のベルトにおいて、
当該ベルトの幅方向端部の外側表面部に被検出部を有し、
前記被検出部は、凹凸パターンによって形成され、
前記凹凸パターンは、前記回転移動の方向に沿って形成された凹溝の列を複数有し、
前記回転移動の方向における前記凹溝の列の長さは、前記幅方向における前記被検出部の縁部よりも、前記幅方向における前記被検出部の中央部で長い
ことを特徴とするベルト。 - 前記被検出部は、円弧形状の四隅を有することを特徴とする請求項2に記載のベルト。
- 前記ベルトは樹脂層からなる一層のベルトであることを特徴とする請求項1から3までの何れか1項記載のベルト。
- 前記ベルトは、加熱によって発泡する表面層を有する複数層からなるベルトであることを特徴とする請求項4記載のベルト。
- 前記被検出部以外の前記ベルトの外側表面の視覚反射率をYr、前記被検出部の視覚反射率をYp、視覚反射率の差をΔYとしたとき、
ΔY=Yp−Yr
が1%以上であることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のベルト。 - 前記凹凸パターンの凹部の深さが、前記ベルトに転写されるトナーの粒径の2.3倍以下であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のベルト。
- 内側に配設される駆動ローラによって回転移動する無端状のベルトにおいて、
幅方向端部の外側表面部に被検出部を有し、
前記被検出部は、前記外側表面部の所定領域を、
前記被検出部以外の前記ベルトの外側表面の視覚反射率をYr、前記被検出部の視覚反射率をYp、視覚反射率の差をΔYとしたとき、
ΔY=Yp−Yr>0
となるように改質して形成したことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のベルト。 - 前記視覚反射率の差ΔYが1%以上であることを特徴とする請求項8記載のベルト。
- 前記凹凸パターンは、前記外側表面部の前記所定領域にレーザー光をスポット照射して形成されたものであることを特徴とする請求項8又は9記載のベルト。
- 前記凹溝の長さ方向は、前記ベルトが前記駆動ローラに張架される方向であることを特徴とする請求項1から10までの何れか1項に記載のベルト。
- 前記幅方向において隣り合う前記凹溝の距離は、前記凹溝の深さの2倍以下であることを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載のベルト。
- 前記凹凸パターンが、前記外側表面部に形成されていることを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載のベルト。
- 請求項1乃至13の何れかのベルトと、
無端状の前記ベルトの内側に配置されて前記ベルトを駆動する駆動ローラと、
無端状の前記ベルトの内側に配置されて前記ベルトにテンションを付与する支持ローラと、
前記ベルトにトナー画像を1次転写する転写ローラと
を備えたことを特徴とする転写ベルトユニット。 - 請求項14の転写ベルトユニットと、
前記ベルトに転写する前記トナー画像を形成する画像形成部と、
前記ベルトに転写された前記トナー画像を記録媒体に2次転写する2次転写ローラと、
前記ベルトの前記被検出部を検出する検出部と、
前記検出部によって検出した検出情報に基づいて前記駆動ローラの回転を制御する駆動制御部と
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1から13までの何れか1項に記載のベルトと、
前記ベルトでの反射光を受光して前記被検出部を検出するための光センサーと
を備えた画像形成装置において、
前記光センサーの受光スポット径をα[mm]、前記被検出部の前記ベルトの周方向の長さをLd、そして前記被検出部の前記ベルトの幅方向の大きさをWdとしたとき、
α≦Ld≦15mm、且つ 2α≦Wd≦15mm
としたことを特徴とする画像形成装置。
- 前記被検出部の、前記ベルトの幅方向端部からの距離が1mm以上であることを特徴とする請求項15又は16記載の画像形成装置。
- 前記ベルトの幅をW[mm]、使用媒体最大幅(最大印字幅)をP[mm]、前記ベルトの回転移動時の幅方向の最大蛇行幅を±β[mm]、前記ベルトの幅方向端部から前記被検出部までの距離をD1[mm]としたとき、
1.0[mm]≦D1≦W−(β+Wd+P)
としたことを特徴とする請求項15乃至17の何れかに記載の画像形成装置。 - 前記ベルトの回転移動時の幅方向の最大蛇行幅を±β[mm]としたとき、前記被検出部の前記ベルトの幅方向の大きさWd[mm]を、
α+2β≦Wd≦15mm
としたことを特徴とする請求項15乃至18の何れかに記載の画像形成装置。 - 前記被検出部の凹凸パターンの凹凸差の範囲が2.0μm〜10.2μmであることを特徴とする請求項15乃至19の何れかに記載の画像形成装置。
- 前記ベルトの回転移動方向に沿って複数配置され、前記ベルトに転写するトナー画像を形成する画像形成部を備え、
前記被検出部は、前記ベルトの周方向に等間隔に形成され、該間隔が、隣接する前記画像形成部間の間隔と等しいことを特徴とする請求項15乃至20の何れかに記載の画像形成装置。
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