JP6527012B2 - 検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は橋梁、柱、マストなどの建造物の外壁や天井等を検査する検査装置に関するものである。
特許文献1は従来の検査装置を開示している。この検査装置は、飛行装置、飛行装置に搭載されている検査装置本体であるカメラ、飛行装置が先端部に接続されて保持するアーム、及びアームを搭載する車両を備えている。この検査装置はカメラの重量を飛行装置によって支えることができるため、この検査装置はアームに架かる重量を減らすことができる。つまり、この検査装置は車両に架かる重量を減らすことができるため、この検査装置はアームを搭載する車両を小型化することができる。これにより、この検査装置は橋梁等の建造物の検査を実施する場合、現場の交通規制の実施を抑えることができる。
特開2015−7362号公報
しかし、特許文献1の検査装置は、長く伸びたアームの先端部に飛行装置が接続されている。このため、この検査装置は、アームで接近できる特別な場合を除いて、一般的には十分接近することができない。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、建造物の外壁を良好に検査することができる検査装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の検査装置は、
建造物の外壁を検査する検査装置であって、
空気力学的な推進力によって空中を移動及び静止する飛行装置と、
前記外壁に近づいて前記外壁を検査する検査装置本体と、
一方向に伸び、一端部が前記飛行装置の側辺部に回動自在に連結された左右側支持部、及び一方向に伸び、端が前記左右側支持部の他端に連結され、前記検査装置本体が取り付けられた上側支持部を有する支持部材と、
を備え
前記検査装置本体は、前記左右側支持部が前記飛行装置に対して回動することによって前記飛行装置の左右中央部を通り、前記上側支持部と共に前記飛行装置の上方から下方に亘って移動することを特徴とする。
この検査装置は、飛行装置によって空中を移動及び静止することができる。このため、この検査装置は自由に検査装置本体を外壁の表面に近づけることができる。また、この検査装置は支持部材を飛行装置の上方から下方に亘って移動させることによって検査装置本体の向きを変更することができる。つまり、この検査装置は、外壁の表面の向きに検査装置本体の向きを合わせることができるため、外壁の表面が下方向を向いている場合に限らず、外壁の表面が横方向や上方向を向いていても検査することができる。
したがって、本発明の検査装置は、建造物の外壁を良好に検査することができる。
実施例1の検査装置の斜視図である。 打撃装置の縦方向の断面図であり、外壁の表面に筒部の下端面を当接している状態を示している。 振動センサの縦方向の断面図であり、(A)は外壁の表面に振動センサ本体及び外筒部の下端面が当接していない状態を示し、(B)は外壁の表面に振動センサ本体及び外筒部の下端面が当接している状態を示している。 実施例1の検査装置本体を示す斜視図であって、(A)は2つのハンド部材の互いになす角度が90°の状態を示し、(B)は2つのハンド部材の互いになす角度が最小の状態を示している。 打撃装置が内側に挿入されて支持部材本体に取り付けられた検査装置本体の取付部材の縦方向の断面図である。 実施例1の検査装置の検査装置本体が外壁の表面に当接している側面図であって、(A)は検査装置本体が外壁の表面に当接しつつ飛行装置が僅かに上方向にずれている状態を示し、(B)は検査装置本体が外壁の表面に当接しつつ飛行装置が僅かに下方向にずれている状態を示している。 実施例1の検査装置の側面図であって、(A)は飛行装置に対して支持部材を回動させて検査装置本体を上方向にした状態を示し、(B)は飛行装置に対して支持部材を回動させて検査装置本体を横方向にした状態を示し、(C)は飛行装置に対して支持部材を回動させて検査装置本体を下方向にした状態を示している。 実施例1の検査装置が橋梁の外壁の各部に対して検査を実施する際の飛行装置に対する支持部材及び検査装置本体の向きを示す模式図である。
本発明における好ましい実施の形態を説明する。
本発明の前記支持部材は、前記飛行装置の重心に対して前記検査装置本体の重量に釣り合うようにバランス機構を備え得る。この場合、この検査装置は、全体の重心位置の変化が小さくなるように設計されており、飛行装置に対して支持部材を回動させて検査装置本体を所望の向きに変更することができる。このため、この検査装置は安定して外壁を検査することができる。
本発明の前記バランス機構は、前記支持部材に取り付けられた錘であり得る。この場合、この検査装置は、検査装置本体を支持した支持部材に錘を取り付けることによって、全体のバランスを容易に保つことができる。
本発明の前記支持部材は、前記飛行装置の位置がずれても前記検査装置本体の向きが変わらないように前記検査装置本体を連結した可撓性を有した連結部を具備し得る。この場合、この検査装置は、検査装置本体を外壁の表面に当接させる際に、風等の周囲の状況によって飛行装置が空中の所望の位置から上下にずれる、あるいは壁面に対する角度が多少変化しても、安定して検査装置本体を外壁の表面に当接させることができる。
次に、本発明の検査装置を具体化した実施例1について、図面を参照しつつ説明する。
<実施例1>
実施例1の検査装置は、図1に示すように、飛行装置10、支持部材20、及び検査装置本体30を備えている。
飛行装置10は、フレーム11、4つのプロペラ12、及び箱部13を有している。この飛行装置10は無線によって操縦される。フレーム11は、上方(上下は図1における上下、以下同じ。)から見た平面視において4つの隅が弧状に形成された正方形状をなしている。フレーム11は、左右方向に伸びる前側辺部11A及び後側辺部11Bと、前後方向に伸びる右側辺部11C及び左側辺部11Dとを具備している(前後は図1における手前奥、左右は図1における左右、以下同じ。)。フレーム11は前側辺部11Aの右端に右側辺部11Cの一端が連結されて後方向に伸びている。また、フレーム11は前側辺部11Aの左端に左側辺部11Dの一端が連結されて後方向に伸びている。また、フレーム11は右側辺部11Cの他端及び左側辺部11Dの他端が後側辺部11Bを介して互いに連結されている。また、フレーム11は前側辺部11Aの中央部に内方向に窪んだ屈曲部11Eを有している。
4つのプロペラ12は回転軸が上下方向に伸びている。これらプロペラ12はそれぞれの回転軸の上側に同軸にモーター12Aが連結している。各モーター12Aは、フレーム11の直交する2本の対角線上に2個ずつ配置されている。各プロペラ12は、フレーム11の内側であって、回転する軌跡がフレーム11に干渉しないように配置されている。また、これらプロペラ12はそれぞれの回転する軌跡が互いに干渉しないように配置されている。これらプロペラ12は飛行装置10を水平方向から見た平面視において、フレーム11の前側辺部11A、後側辺部11B、右側辺部11C、及び左側辺部11Dの上側及び下側に食み出していない。
箱部13は、上方から見た平面視において略正方形状で、上下方向に厚みを有している。箱部13は、飛行装置10が空中を移動及び静止する制御や、検査装置本体30の動作の制御や、後述する角度可変機構11Fの制御等を行う電気機器等を収納している(図示せず。)。箱部13は上方から見た平面視においてフレーム11の中央部に設けられている。箱部13は4つの側壁13Aが、フレーム11の前側辺部11A、後側辺部11B、右側辺部11C、及び左側辺部11Dに対してそれぞれ平行に配置されている。
飛行装置10は、箱部13の4つの角部の上下中間部と、モーター12Aの側面とを第1連結部材14でそれぞれ連結している。また、飛行装置10はこれらモーター12Aの側面と、フレーム11の内側面とを2本の第2連結部材14Aで連結している。これら第2連結部材14Aは1つのモーター12Aの側面に一端を連結して水平方向に伸びている。また、これら第2連結部材14Aは互いに直角をなしている。これら第2連結部材14Aは、フレーム11の弧状に形成された隅の両側に伸びてフレーム11の内側面に他端を連結している。
支持部材20は、支持部材本体20A、バランス機構である2個の錘20B、及び連結部である2つの弾性体38を有している。支持部材本体20Aは上下方向に長く伸びる右側支持部20C及び左側支持部20Dと、右側支持部20C及び左側支持部20Dの上端を互いに繋ぎ左右方向に長く伸びる上側支持部20Eとを具備している。つまり、この支持部材本体20Aはコ字状をなして2つの隅が弧状に形成されている。上側支持部20Eは中央に後述する検査装置本体30を取り付けるために用いる貫通孔20Fが設けられている(図5参照。)。
支持部材本体20Aは、右側支持部20Cの下端部の内側とフレーム11の右側辺部11Cの中央の外側とを対向させ、右側支持部20Cとフレーム11の右側辺部11Cとを回動自在に連結している。また、支持部材本体20Aは、左側支持部20Dの下端部の内側とフレーム11の左側辺部11Dの中央の外側とを対向させ、左側支持部20Dとフレーム11の左側辺部11Dとを回動自在に連結している。
2個の錘20Bは支持部材本体20Aの右側支持部20C及び左側支持部20Dの下端にそれぞれ取り付けられている。これら錘20Bは、飛行装置10の重心に対して、後述する検査装置本体30の重量に釣り合っている。また、飛行装置10のフレーム11は左側辺部11Dの前後方向の中央部の内側に角度可変機構11Fが設けられている。この角度可変機構11Fは飛行装置10に対する支持部材20の角度を無線操作によって変更することができる。
弾性体38は、図5に示すように、支持部材20の上側支持部20Eの中央に設けられた貫通孔20Fの周囲の両面に当接している。弾性体38は可撓性を有し円環状をなしたゴムである。弾性体38は内径が支持部材20の上側支持部20Eの中央に設けられた貫通孔20Fの内径と略同じである。
検査装置本体30は、図2〜6に示すように、打撃装置31、4つの振動センサ32、2つのハンド部材33、及び取付部材34を有している。打撃装置31は、図2に示すように、筒部31A、ソレノイド31B、第1圧縮コイルバネ31C、第2圧縮コイルバネ31D、及び打撃部31Eを具備している。筒部31Aは円筒状をなして上下方向(上下は図2における上下である、以下同じ。)に長く伸びている。筒部31Aは上端と下端とが連通して開口している。筒部31Aは上下中央部の僅か下側において、内径方向に突出して形成されたストッパー部31Fが設けられている。
ソレノイド31Bはコイル31G及び鉄芯31Hを具備している。コイル31Gは表面を絶縁膜で被覆した金属線を同軸に複数回巻いて、径方向に幅を有し、円筒状に束ねたものである。コイル31Gは円筒状の軸方向に長く上下方向に伸びて形成されている。コイル31Gは内径が筒部31Aのストッパー部31Fの内径より僅かに小さい。
鉄芯31Hは円柱状をなして上下方向に長く伸びている。鉄芯31Hは外径がコイル31Gの内径より僅かに小さい。鉄芯31Hは上下方向の長さがコイル31Gの上下方向の長さと略同じである。鉄芯31Hはコイル31Gの内側に挿入されている。鉄芯31Hはコイル31Gに対して上下方向に摺動自在である。鉄芯31Hは円柱状の下端面から下方向に長く伸びた第1軸部31J及び上端面から上方向に長く伸びた第2軸部31Kを具備している。第1軸部31J及び第2軸部31Kは、外径が同じであり、鉄芯31Hより小さい。第1軸部31Jは長さが第2軸部31Kより長い。ソレノイド31Bは第1軸部31Jを下方向にして筒部31Aの上端側から挿入して、コイル31Gの下端を筒部31Aのストッパー部31Fの上端面に当接している。
第1圧縮コイルバネ31Cは外径が筒部31Aの下端部の内径より僅かに小さい。第1圧縮コイルバネ31Cは、筒部31Aの下端側から上方向に挿入して、上端をストッパー部31Fの下端面に当接させている。
第1バネ押さえ部材31Lは円環状をなしている。また、第1バネ押さえ部材31Lは、外径が筒部31Aの下端部の内径より僅かに小さく、第1圧縮コイルバネ31Cの外径より僅かに大きい。第1バネ押さえ部材31Lは、中心に設けられた貫通孔に第1軸部31Jの下部を挿通して第1軸部31Jに固定されている。第1圧縮コイルバネ31Cは筒部31Aのストッパー部31Fの下端面と第1バネ押さえ部材31Lの上端面とで挟まれている。この状態で、第1圧縮コイルバネ31Cは第1バネ押さえ部材31Lを下方向に移動させる方向に弾性力を付与している。打撃部31Eは、球状をなしており第1軸部31Jの下端がねじ込まれ、第1軸部31Jに取り付けられている。
コイル押さえ部材31Mは円環状をなしている。コイル押さえ部材31Mは外径が筒部31Aの上端部の内径と略同じである。また、コイル押さえ部材31Mは内径がコイル31Gの内径より僅かに大きい。コイル押さえ部材31Mは筒部31Aの上端側から下方向に挿入して下端面をコイル31Gの上端に当接している。
第2圧縮コイルバネ31Dは外径が筒部31Aの上端部の内径より僅かに小さい。第2圧縮コイルバネ31Dは筒部31Aの上端側から下方向に挿入して、下端をコイル押さえ部材31Mの上端面に当接している。第2バネ押さえ部材31Nは円盤状をなしている。また、第2バネ押さえ部材31Nは外径が筒部31Aの上端部の内径より僅かに小さく、第2圧縮コイルバネ31Dの外径より僅かに大きい。第2バネ押さえ部材31Nは、第2軸部31Kの上端がねじ込まれ、第2軸部31Kと同軸に取り付けられている。第2圧縮コイルバネ31Dは筒部31Aのコイル押さえ部材31Mの上端面と第2バネ押さえ部材31Nの下端面とで挟まれている。この状態で、第2圧縮コイルバネ31Dは第2バネ押さえ部材31Nを上方向に移動させる方向に弾性力を付与している。
鉄芯31Hは第1圧縮コイルバネ31C及び第2圧縮コイルバネ31Dのそれぞれの弾性力が釣り合う位置に保持されている。つまり、打撃部31Eは、待機状態で、下端が筒部31Aの下端面より上方に位置している。また、鉄芯31Hは、待機状態で、上端面がコイルの上端より上側に突出している。
ここで、打撃装置31の動作について説明する。打撃装置31はコイル31Gに通電すると磁界が発生する(図示せず。)。鉄芯31Hは、この磁界によって、待機状態から下側に移動する(図示せず。)。こうして、鉄芯31Hが下側に移動することによって打撃部31Eが外壁70の表面を打撃する(図2参照。)。打撃装置31はコイル31Gへの通電を停止すると、鉄芯31Hが第1圧縮コイルバネ31C及び第2圧縮コイルバネ31Dのそれぞれの弾性力が釣り合う位置(待機状態)に移動する。
振動センサ32は、図3(A)、(B)に示すように、外筒部32A、内筒部32B、振動センサ本体32C、第3圧縮コイルバネ32D、及び蓋部材32Eを具備している。外筒部32Aは円筒状をなして上下方向(上下は図3(A)、(B)における上下である、以下同じ。)に長く伸びている。外筒部32Aは上端側と下端側とが連通して開口している。外筒部32Aは上端部の内側に雌ネジが形成されている。外筒部32Aは、上下中央部の僅か上側において、左方向(左右は図3(A)、(B)における左右である、以下同じ。)に貫通した第1貫通孔32Fが設けられている。また外筒部32Aは、上下中央部の僅か上側において、右方向に貫通した第2貫通孔32Gが設けられている。第2貫通孔32Gは第1貫通孔32Fに対向している。第2貫通孔32Gは第1貫通孔32Fより上下方向の寸法が大きい。
内筒部32Bは円筒状をなして上下方向に長く伸びている。内筒部32Bは上下方向の寸法が外筒部32Aの上下方向の寸法より小さい。内筒部32Bは上端が閉鎖部32Hで閉鎖されて下端が開口している。内筒部32Bは外径が外筒部32Aの内径より僅かに小さい。内筒部32Bは外周の上端部に左方向に止まり穴32Jが設けられている。また、内筒部32Bは閉鎖部32Hの直ぐ下側において、右方向に貫通した第3貫通孔32Lが設けられている。振動センサ本体32Cは円柱状をなして上下方向に長く伸びている。振動センサ本体32Cは外径が内筒部32Bの内径と同じである。
振動センサ本体32Cは、内筒部32Bに下端側から上方向に挿入して、内筒部32Bの閉鎖部32Hの下端面に上端面を当接している。このとき、振動センサ本体32Cの下端面は内筒部32Bの下端面より僅かに下側に突出している。内筒部32Bは外筒部32Aに下端側から上方向に挿入している。内筒部32Bは止まり穴32Jが外筒部32Aの第1貫通孔32Fに連通している。内筒部32Bは止まり穴32Jに外筒部32Aの第1貫通孔32Fを介して外れ防止部材32Kが取り付けられている。これにより、内筒部32Bは外れ防止部材32Kが第1貫通孔32Fの上側面及び下側面に当接する範囲内で上下方向に摺動することができる。つまり、内筒部32Bは外れ防止部材32Kによって外筒部32Aから脱落しない。また、内筒部32Bは第3貫通孔32Lが外筒部32Aの第2貫通孔32Gに連通している。信号線32Mは一端が第3貫通孔32L及び第2貫通孔32Gを介して振動センサ本体32Cの外周の上端部の右側に接続されている。この信号線32Mは他端が箱部13内に収納された電気機器に接続されている(図示せず。)。
第3圧縮コイルバネ32Dは外径が外筒部32Aの内径より僅かに小さい。第3圧縮コイルバネ32Dは外筒部32Aの上端側から下方向に挿入して、内筒部32Bの閉鎖部32Hの上端面に下端を当接している。蓋部材32Eは円盤状をなしている。蓋部材32Eは外周に雄ねじが形成されている。蓋部材32Eは外筒部32Aの上端側から下方向にねじ込まれている。つまり、第3圧縮コイルバネ32Dは内筒部32Bの閉鎖部32Hの上端面と蓋部材32Eの下端面とで挟まれている。この状態で、第3圧縮コイルバネ32Dは内筒部32Bを下方向に移動させる方向に弾性力を付与している。このとき、内筒部32Bの下端面は外筒部32Aの下端面より下側に突出している。
ここで、振動センサ32の動作について説明する。振動センサ32は外壁70の表面に振動センサ本体32Cの下端面を当接させる。そして、振動センサ32を外壁70の表面に向けて押し付ける。すると、振動センサ32は外壁70の表面に外筒部32Aの下端面が当接する。つまり、振動センサ32は振動センサ本体32Cの下端面を外壁70の表面に所定の力で押し付けることができる。こうして、振動センサ32は振動センサ本体32Cの下端面を外壁70の表面に確実に当接させることができる(図3(B)参照。)。
ハンド部材33は、図4(A)、(B)に示すように、一方向に長く伸びた平板である。ハンド部材33は長手方向の両端部が弧状に形成されている。また、ハンド部材33は長手方向の両端から中央に向かうにつれて板の幅が徐々に広く形成されている。ハンド部材33は中央に第4貫通孔33Aが設けられている。ハンド部材33は両端部それぞれに第5貫通孔33Bが設けられている。ハンド部材33は、図3(A)、(B)に示すように、平板の片面側に、各第5貫通孔33Bの周縁部から立ち上がった円筒状の側壁部33Cを設けている。側壁部33Cは各第5貫通孔33Bの内径と同じ内径を有している。また、側壁部33Cは各第5貫通孔33Bに同軸である。この側壁部33Cは径方向の厚さがハンド部材の板厚と略同じである。この側壁部33Cは側面に第5貫通孔33Bの径方向に固定用貫通孔33Dが貫設されている。この固定用貫通孔33Dは内側に雌ねじが形成されている。
取付部材34は、図5に示すように、円筒状をなして上下方向(上下は図5における上下である、以下同じ。)に長く伸びている。取付部材34は下端側が開口し上端側が閉鎖部34Aで閉鎖されている。取付部材34は外周の上下中央部の僅か上側において、径方向の外側に向けて突出した鍔部34Bが設けられている。取付部材34は外周の下端部及び上端部に雄ねじが形成されている。取付部材34は内径が打撃装置31の筒部31Aの外径と同じである。
打撃装置31は打撃部31Eを下方向にして取付部材34の内側に下端側から上方向に挿入して取り付けられている。打撃装置31は外筒部32Aの下端面が取付部材34の下端面から僅かに下側に突出している。取付部材34は、3つのスラストベアリング35、及び2つのハンド部材33の第4貫通孔33Aが取付部材34の外側に下端側から上方向に交互に通されている。スラストベアリング35の内径、及びハンド部材33の第4貫通孔33Aの内径は取付部材34の外径より僅かに大きい。このとき、2つのハンド部材33は、側壁部33Cを下側にして、取付部材34を第4貫通孔33Aに通している。取付部材34は最も下のスラストベアリング35の下端面にワッシャ36の上端面を当接して、取付部材34の外周の下端部に形成された雄ねじに固定ナット36Aをねじ込んでいる。これにより、この検査装置は外壁70を検査する場合に、2つのハンド部材33の互いのなす角度を所望の角度に手動で調節して検査することができる(図4(A)参照。)。また、この検査装置は、収納する場合に、2つのハンド部材33の互いのなす角度を最小にすることによって容易に収納することができる(図4(B)参照。)。
検査装置本体30は、4つの振動センサ32を2つのハンド部材33それぞれの両端部それぞれに設けられた第5貫通孔33Bに挿入して取り付けられている。詳しくは、これら振動センサ32は、ハンド部材33の両端部それぞれに設けられた第5貫通孔33Bに挿入され、ハンド部材33の側壁部33Cに貫設された固定用貫通孔33Dにねじ37をねじ込むことによってハンド部材33に固定されている。これら振動センサ32は振動センサ本体32Cを下方向に突出するように固定されている。検査装置本体30は打撃装置31の筒部31Aの下端面、及びこれら4つの振動センサ32の外筒部32Aの下端面が同一平面上に配置されている。こうして、検査装置本体30は構成されている。
検査装置本体30は連結部である2つの弾性体38を介して支持部材20に取り付けられている。これら2つの弾性体38の中央の開口、及び支持部材本体20Aの上側支持部20Eの中央に設けられた貫通孔20Fは、内径が取付部材34の外径より僅かに大きい。検査装置本体30は、これら弾性体38の中央の開口、及び支持部材本体20Aの上側支持部20Eの中央に設けられた貫通孔20Fに、取付部材34が交互に挿通されており、上側支持部20Eの両側に弾性体38が位置するように配置されている。この状態で、検査装置本体30はコ字状をなした支持部材本体20Aの外側に位置している。検査装置本体30は上側の弾性体38の上端にワッシャ36の下端面を当接して、取付部材34の外周の上端部に形成された雄ねじに固定ナット36Aをねじ込んでいる。こうして、検査装置本体30は可撓性を有した連結部である弾性体38を介して支持部材20に連結されている。これにより、この検査装置は、図6(A)、(B)に示すように、空中を移動及び静止して打撃装置31の筒部31Aの下端面、及びこれら4つの振動センサ32の外筒部32Aの下端面を外壁70の表面に当接させた場合に、空中での位置がずれても検査装置本体30の打撃装置31の筒部31Aの下端面、及びこれら4つの振動センサ32の外筒部32Aの下端面が外壁70の表面に当接した状態を保持することができる。詳しくは、この検査装置は、検査装置本体30が支持部材20に対して弾性体38を介して取り付けられているため、飛行装置10の位置がずれても弾性体38が撓むことによって検査装置本体30の打撃装置31の筒部31Aの下端面、及びこれら4つの振動センサ32の外筒部32Aの下端面が外壁70の表面に当接した状態を保持することができる。つまり、この検査装置は、飛行装置10の位置がずれても検査装置本体30の向きが変わらない。
次に、この検査装置の検査方法について説明する。
先ず、検査装置は、無線によって操縦され、飛行装置10に設けられた4つのプロペラ12が回転することによって空気力学的な推進力を発生して空中を所望する位置へ移動して静止する。この検査装置は飛行装置10が空中を移動及び静止している際、プロペラ12の回転軸が略上下方向を向いている。
次に、この検査装置は、空中を移動及び静止している際に、飛行装置10のフレーム11の内側に設けられた角度可変機構11Fを無線操作し、飛行装置10に対する支持部材20の角度を変更して、外壁70の表面の向きに検査装置本体30の向きを合わせる。この際、この検査装置は、図7(A)、(B)、(C)に示すように、飛行装置10に対して支持部材20が回動して上方から下方に亘って移動することができ、検査装置本体30の向きを水平方向に対して上向きに90°から下向きに90°の間で変更することができる。つまり、支持部材20は飛行装置10に回動自在に取り付けられている。これにより、この検査装置は、図8に示すように、橋梁の上部構造、及び下部構造である橋脚等の外壁の向きに検査装置本体30の向きを合わせることができる。
次に、外壁70の表面に検査装置本体30を近づけて打撃装置31の筒部31Aの下端面、及び4つの振動センサ32の外筒部32Aの下端面を当接させる。そして、無線操作することによって、打撃装置31を駆動して外壁70の表面を打撃部31Eで打撃する。そして、外壁70の表面を打撃部31Eで打撃することによって発生した音または振動を4つの振動センサ32で測定する。
このように、この検査装置は、飛行装置10によって空中を移動及び静止することができる。このため、この検査装置は自由に検査装置本体30を外壁70の表面に近づけることができる。また、この検査装置は、支持部材20を飛行装置10の上方から下方に亘って移動させることによって検査装置本体30の向きを変更することができる。つまり、この検査装置は、外壁70の表面の向きに検査装置本体30の向きを合わせることができるため、外壁70の表面が下方向を向いている場合に限らず、外壁70の表面が横方向や上方向を向いていても検査することができる。
したがって、本発明の検査装置は、建造物の外壁70を良好に検査することができる。
また、本発明の支持部材20は、飛行装置10に回動自在に取り付けられており、飛行装置10の重心に対して検査装置本体30の重量に釣り合うようにバランス機構を備えている。このため、この検査装置は、全体の重心位置を変化させず、飛行装置10に対して支持部材20を回動させて検査装置本体30を所望の向きに変更することができる。このため、この検査装置は安定して外壁を検査することができる。
また、本発明のバランス機構は、支持部材20に取り付けられた錘20Bである。このため、この検査装置は、検査装置本体30を支持した支持部材20に錘20Bを取り付けることによって、全体のバランスを容易に保つことができる。
また、本発明の支持部材20は、飛行装置10の位置がずれても検査装置本体30の向きが変わらないように検査装置本体30を連結した可撓性を有した弾性体38を具備している。このため、この検査装置は、検査装置本体30を外壁70の表面に当接させる際に、風等の周囲の状況によって飛行装置10が空中の所望の位置からずれても、安定して検査装置本体30を外壁70の表面に当接させることができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例1に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施例1は、プロペラの数が4つであるが、これに限らず、プロペラの数が3つ以下でもよく、5つ以上でも良い。
(2)実施例1は、飛行装置に対する支持部材の角度を角度可変機構を無線操作することによって変更しているが、これに限らず、飛行装置に対する支持部材の角度を手動で変更しても良い。
(3)実施例1は、振動センサの数が4つであるが、これに限らず、振動センサの数が3つ以下でもよく、5つ以上であっても良い。
(4)実施例1は、飛行装置のフレームの外形が上方から見た平面視において4つの隅が弧状に形成された正方形状をなしているが、これに限らず、円形状や3角形状でもよく、5角形以上の多角形でも良い。
(5)実施例1は、支持部材の支持部材本体の外形形状がコ字状であるが、これに限らず、支持部材の外形形状が半円形状や、く字状等であっても良い。
(6)実施例1は、飛行装置のフレームの外形形状が上方から見た平面視において4つの隅が弧状に形成された正方形状をなしているが、これに限らず、それぞれのプロペラの周囲を囲むようにフレームを設けてもよい。この場合、フレームの外形形状は円形状や3角形状以上の多角形でも良い。
(7)実施例1は、検査装置本体に打撃装置を設けているが、これに限らず、超音波検査装置や、レーザー検査装置等の他の装置を検査装置本体に設けても良い。
(8)実施例1は、弾性体にゴムを用いているが、これに限らず、コイルバネ、板バネまたは空気バネ等を用いても良い。
(9)実施例1は、2つのハンド部材のなす角度を手動で調節しているが、これに限らず、2つのハンド部材のなす角度をアクチュエータ等で調節しても良い。
(10)実施例1は、橋梁の上部構造の下方向を向いた面を検査しているが、これに限らず、室内の上部に設けた天井面を検査しても良い。
(11)実施例1は、検査装置を設けているが、これに限らず、補修(保守)装置を加えて設けても良い。
10…飛行装置
20…支持部材
20B…錘(バランス機構)
30…検査装置本体
38…弾性体(連結部)
70…外壁

Claims (4)

  1. 建造物の外壁を検査する検査装置であって、
    空気力学的な推進力によって空中を移動及び静止する飛行装置と、
    前記外壁に近づいて前記外壁を検査する検査装置本体と、
    一方向に伸び、一端部が前記飛行装置の側辺部に回動自在に連結された左右側支持部、及び一方向に伸び、端が前記左右側支持部の他端に連結され、前記検査装置本体が取り付けられた上側支持部を有する支持部材と、
    を備え
    前記検査装置本体は、前記左右側支持部が前記飛行装置に対して回動することによって前記飛行装置の左右中央部を通り、前記上側支持部と共に前記飛行装置の上方から下方に亘って移動することを特徴とする検査装置。
  2. 前記支持部材は
    記飛行装置の重心に対して前記検査装置本体の重量に釣り合うようにバランス機構を備えていることを特徴とする請求項1記載の検査装置。
  3. 前記バランス機構は、
    前記支持部材に取り付けられた錘であることを特徴とする請求項2記載の検査装置。
  4. 前記支持部材は、
    前記飛行装置の位置がずれても前記検査装置本体の向きが変わらないように前記検査装置本体を連結した可撓性を有した連結部を具備していることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の検査装置。
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