JP6525798B2 - 多色化粧料の充填方法およびその充填装置 - Google Patents

多色化粧料の充填方法およびその充填装置 Download PDF

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Description

本発明は、複数色のスラリー状の化粧料を容器に充填する多色化粧料の充填方法およびその充填装置に関する。
従来、スラリー状の化粧料を容器に充填する化粧料の充填装置が知られている。例えば、特許文献1に記載された化粧料の充填装置は、複数の収容部を有する化粧皿(容器)を載置する基台と、複数の収容部のそれぞれに対応するように化粧皿に形成された充填孔を介してスラリー状の化粧料を充填する充填ノズルとを備えている。
この充填装置は、化粧皿を所定の搬入方向に沿って搬入することによって、基台における所定の位置に載置した後、基台に形成された貫通孔を介して充填ノズルの先端を充填孔に押し付けて当接させた状態とし、この充填ノズルの先端から化粧料を吐出することによって、スラリー状の化粧料を化粧皿に充填している。そして、充填装置は、スラリー状の化粧料を化粧皿に充填した後、この化粧皿を所定の搬出方向に沿って搬出する。
特開2015−077990号公報
ここで、特許文献1に記載された充填装置において、化粧皿に形成された複数の充填孔は、化粧皿の搬入方向に沿って形成されているので、複数の充填ノズルも化粧皿の搬入方向に沿って充填装置に設けられている。
このため、スラリー状の化粧料を化粧皿に充填する際、複数の収容部のそれぞれに互いに異なる色の化粧料を充填し、例えば、この化粧皿を搬入方向と同方向に沿って搬出するように充填装置を構成した場合には、化粧料の充填を繰り返すことによって、複数色のスラリー状の化粧料は混ざり合って変色してしまうという問題がある。
具体的には、特許文献1に記載された充填装置において、化粧皿に形成された3つの充填孔のうち、搬入方向の基端側に位置する充填孔は、スラリー状の化粧料を充填した後、化粧皿を搬出することによって、搬出方向に沿って基台上を移動する。このとき、この充填孔は、他の2つの充填孔に対応するように基台に形成された貫通孔(充填ノズルを挿入する貫通孔)を通過していくことになる。したがって、搬入方向の基端側に位置する充填孔の近傍に付着していた化粧料は、他の2つの充填孔に対応するように基台に形成された貫通孔に付着してしまうので、次の化粧皿を搬入し、スラリー状の化粧料を充填する際、他の2つの充填孔を介して充填されるスラリー状の化粧料は、搬入方向の基端側に位置する充填孔を介して充填されるスラリー状の化粧料と混ざり合ってしまうことになる。
本発明の目的は、化粧料の混色を抑制することができる多色化粧料の充填方法およびその充填装置を提供することである。
本発明の多色化粧料の充填方法は、複数色のスラリー状の化粧料を容器に充填する多色化粧料の充填方法であって、第1の収容部および第2の収容部を有する容器を所定の搬入方向に沿って搬入することによって、基台に載置する搬入ステップと、第1の収容部に形成された第1の充填孔を介して第1の化粧料を充填し、第2の収容部に形成された第2の充填孔を介して第1の化粧料と異なる色の第2の化粧料を充填する充填ステップと、容器を所定の搬出方向に沿って基台から搬出する搬出ステップとを備え、第1の充填孔は、基台から容器を搬出するときに第2の充填孔が通過する経路と重ならない位置に形成され、第2の充填孔は、基台から容器を搬出するときに第1の充填孔が通過する経路と重ならない位置に形成されることを特徴とする。
このような構成によれば、第1の充填孔は、基台から容器を搬出するときに第2の充填孔が通過する経路と重ならない位置に形成されているので、基台から容器を搬出するときに第2の充填孔に対応するように基台に形成された貫通孔に第1の化粧料が付着することを防止することができる。また、第2の充填孔は、基台から容器を搬出するときに第1の充填孔が通過する経路と重ならない位置に形成されているので、基台から容器を搬出するときに第1の充填孔に対応するように基台に形成された貫通孔に第2の化粧料が付着することを防止することができる。したがって、本発明の充填方法は、化粧料の混色を抑制することができる。
本発明では、第1の充填孔は、基台から容器を搬出するときに第2の充填孔が通過する経路との間にクリアランスを有するように形成され、第2の充填孔は、基台から容器を搬出するときに第1の充填孔が通過する経路との間にクリアランスを有するように形成されることが好ましい。
このような構成によれば、第1の充填孔は、基台から容器を搬出するときに第2の充填孔が通過する経路との間にクリアランスを有するように形成されているので、基台から容器を搬出するときに第2の充填孔に対応するように基台に形成された貫通孔に第1の化粧料が付着することを確実に防止することができる。また、第2の充填孔は、基台から容器を搬出するときに第1の充填孔が通過する経路との間にクリアランスを有するように形成されているので、基台から容器を搬出するときに第1の充填孔に対応するように基台に形成された貫通孔に第2の化粧料が付着することを確実に防止することができる。したがって、本発明の充填方法は、化粧料の混色を確実に抑制することができる。
なお、化粧料の混色を確実に抑制するために、クリアランスは、2mm以上とすることが好ましい。
本発明の多色化粧料の充填装置は、複数色のスラリー状の化粧料を容器に充填する多色化粧料の充填装置であって、第1の収容部および第2の収容部を有する容器を載置する基台と、基台に形成された貫通孔を介して容器に連通し、第1の収容部に形成された第1の充填孔を介して第1の化粧料を充填する第1の充填ノズルと、基台に形成された貫通孔を介して容器に連通し、第2の収容部に形成された第2の充填孔を介して第1の化粧料と異なる色の第2の化粧料を充填する第2の充填ノズルとを備え、第1の充填ノズルは、基台から容器を搬出するときに第2の充填孔が通過する経路と第1の充填孔が重ならない位置に設けられ、第2の充填ノズルは、基台から容器を搬出するときに第1の充填孔が通過する経路と第2の充填孔が重ならない位置に設けられることを特徴とする。
このような構成によれば、第1の充填ノズルは、基台から容器を搬出するときに第2の充填孔が通過する経路と第1の充填孔が重ならない位置に設けられているので、基台から容器を搬出するときに第2の充填孔に対応するように基台に形成された貫通孔に第1の化粧料が付着することを防止することができる。また、第2の充填ノズルは、基台から容器を搬出するときに第1の充填孔が通過する経路と第2の充填孔が重ならない位置に設けられているので、基台から容器を搬出するときに第1の充填孔に対応するように基台に形成された貫通孔に第2の化粧料が付着することを防止することができる。したがって、本発明の充填装置は、化粧料の混色を抑制することができる。
本発明では、第1の充填ノズルは、基台から容器を搬出するときに第2の充填孔が通過する経路と、第1の充填孔との間にクリアランスを有する位置に設けられ、第2の充填ノズルは、基台から容器を搬出するときに第1の充填孔が通過する経路と、第2の充填孔との間にクリアランスを有する位置に設けられることが好ましい。
このような構成によれば、第1の充填ノズルは、基台から容器を搬出するときに第2の充填孔が通過する経路と、第1の充填孔との間にクリアランスを有する位置に設けられているので、基台から容器を搬出するときに第2の充填孔に対応するように基台に形成された貫通孔に第1の化粧料が付着することを確実に防止することができる。また、第2の充填ノズルは、基台から容器を搬出するときに第1の充填孔が通過する経路と、第2の充填孔との間にクリアランスを有する位置に設けられているので、基台から容器を搬出するときに第1の充填孔に対応するように基台に形成された貫通孔に第2の化粧料が付着することを確実に防止することができる。したがって、本発明の充填装置は、化粧料の混色を確実に抑制することができる。
なお、化粧料の混色を確実に抑制するために、クリアランスは、2mm以上とすることが好ましい。
本発明の一実施形態に係る多色化粧料の充填装置を示す概略模式図 化粧皿の上面図 充填ノズルと、充填孔との関係を示す模式図 充填装置の初期状態を示す図 基台に化粧皿を搬入して載置した状態を示す図 挟持機構によって化粧皿を挟持した状態を示す図 付勢機構によって複数の充填ノズルを付勢した状態を示す図 化粧皿に化粧料を充填している状態を示す図 基台から化粧皿を搬出している状態を示す図 充填ノズルの先端部の近傍を拡大した図 基台および充填ノズルの近傍を拡大した断面図 化粧皿を搬出するときの充填孔の経路を示す模式図
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る多色化粧料の充填装置を示す概略模式図である。
充填装置1は、3色のスラリー状の化粧料を容器としての化粧皿10に充填する多色化粧料の充填装置である。ここで、スラリー状の化粧料とは、ファンデーション、フェイスパウダー、アイシャドウなどの固形粉末化粧料の化粧料基材と、エタノール、水、流動パラフィン、イソパラフィン、イソプロピルアルコールなどの揮発性溶剤とを混合した流動物である。
図2は、化粧皿の上面図である。
化粧皿10は、例えば、プラスチック成形によって略矩形状に形成される。この化粧皿10は、図2に示すように、上面を部分的に凹状に陥没させることによって形成されるとともに、化粧料を収容する3つの収容部11A〜11Cを有する。収容部11Aは、皿底の紙面下方側に形成された充填孔12Aを有している。収容部11Bは、皿底の略中央位置に形成された充填孔12Bを有している。収容部11Cは、皿底の紙面上方側に形成された充填孔12Cを有している。これらの充填孔12A〜12Cは、化粧皿の皿底の内底面(内面)から裏面(外面)まで貫通して断面円形状に形成されている。
また、充填装置1は、図1に示すように、化粧皿10を載置する基台2と、化粧皿10を挟持する挟持機構3と、充填孔12A〜12Cのそれぞれと対応して設けられた3つの充填ノズル4A〜4Cと、充填ノズル4A〜4Cを基台2に向かって付勢する付勢機構5とを有する。化粧皿10は、ハカマ13に収納された状態で紙面左側から右側に向かう搬入方向に沿って搬入され、基台2における所定の位置に載置される。また、化粧皿10は、ハカマ13に収納された状態で紙面左側から右側に向かう搬出方向に沿って搬出される。なお、図1では、挟持機構3の一部、化粧皿10、およびハカマ13のそれぞれを断面で示している。
基台2は、充填ノズル4A〜4Cと対応する位置にそれぞれ形成された複数の貫通孔2Aを有する。貫通孔2Aは、充填ノズル4A〜4Cの外面形状と同じ内面形状に形成されている。また、充填ノズル4A〜4Cの先端は、充填ノズル4A〜4Cを貫通孔2Aに収納し、充填ノズル4A〜4Cを基台2に向かって付勢した状態において、基台2の上面から突出するように設定されている。
挟持機構3は、化粧皿10を開口側から押さえるためのストリッパー31と、ストリッパー31を支持する台座32と、台座32を昇降させるサーボモータ33と、台座32および化粧皿10の間に配設された吸収性の高い紙や不織布などからなる吸収シート34Aの供給ローラ34とを有する。
ストリッパー31は、矩形枠板状に形成され、台座32とともに下降することによって、化粧皿10の外縁を押さえる。すなわち、ストリッパー31にて化粧皿10を押さえた状態において、化粧皿10の全ての収容部11A〜11Cは露出する。
台座32は、ストリッパー31側の面に設けられた吸引ヘッド32Aと、吸引ヘッド32Aの外側に設けられたバネ32Bとを有する。吸引ヘッド32Aは、台座32を下降させることによって、ストリッパー31の枠内を通過するとともに、化粧皿10の全ての収容部11A〜11Cを覆う矩形板状に形成される。バネ32Bは、ストリッパー31と、台座32とを接続する。
したがって、挟持機構3は、サーボモータ33を回転させて台座32を下降させることによって、ストリッパー31を介して化粧皿10を基台2に向かって開口側から付勢する。換言すれば、挟持機構3は、ストリッパー31と基台2とによって化粧皿10を挟持する。また、バネ32Bは、ネジ32Cを回転させることによって、その強度を調節することができるので、化粧皿10を付勢する力を調整することができる。
付勢機構5は、充填ノズル4A〜4Cの基端にそれぞれ接続された複数のバネ51と、バネ51を介して充填ノズル4A〜4Cを支持する支持部材52と、支持部材52を基台2に対して昇降させる昇降装置53とを有する。なお、バネ51に代えて、例えば、ゴム部材などの他の弾性体を採用してもよい。
この付勢機構5は、昇降装置53を作動させて支持部材52を上昇させることによって、充填ノズル4A〜4Cを基台2に向かって付勢する。
ここで、充填ノズル4A〜4Cの基端には、バネ51が接続されているので、付勢機構5は、複数の充填ノズル4A〜4Cをそれぞれ付勢することになる。そして、充填ノズル4A〜4Cの先端は、基台2の貫通孔2Aを介して化粧皿10の充填孔12A〜12Cと当接する。
ここで、バネ51は、ネジ51Aを回転させることによって、その強度を調整することができる。すなわち、付勢機構5は、基台2に向かって付勢する力を充填ノズル4A〜4Cごとに調整可能である。具体的には、付勢機構5によって複数の充填ノズル4A〜4Cを付勢する力は、挟持機構3によって化粧皿10を付勢する力よりも小さく設定されている。これによれば、付勢機構5にて複数の充填ノズル4A〜4Cを付勢する際に基台2から化粧皿10が浮いてしまうことを防止することができる。
図3は、充填ノズルと、充填孔との関係を示す模式図である。
充填ノズル4A〜4Cは、図3に示すように、化粧料を吐出する金属製のノズル本体41と、ノズル本体41の先端部に設けられるゴム製の弾性部材42とを備えている。
ノズル本体41は、円筒状の先端部を有し、この先端部の内径φAは、充填孔12A〜12Cの内径φBと同一に設定されている。
弾性部材42は、円筒状に形成されるとともに、化粧皿10の裏面と互いに平行な端面43を有し、ノズル本体41よりも化粧皿10側に突出して設けられている。
図4〜図9は、充填装置による多色化粧料の充填方法を説明する工程図である。具体的には、図4は、充填装置の初期状態を示す図である。図5は、基台に化粧皿を搬入して載置した状態を示す図である。図6は、挟持機構によって化粧皿を挟持した状態を示す図である。図7は、付勢機構によって複数の充填ノズルを付勢した状態を示す図である。図8は、化粧皿に化粧料を充填している状態を示す図である。図9は、基台から化粧皿を搬出している状態を示す図である。以下、これらの図を参照して多色化粧料の充填方法を説明する。
まず、充填装置1は、図4に示すように、サーボモータ33を回転させて台座32を上昇させるとともに、昇降装置53を作動させて支持部材52を下降させた状態とする。次に、充填装置1は、図5の矢印に示すように、ハカマ13を搬送して化粧皿10を所定の搬入方向(紙面右方向)に沿って搬入することによって、基台2における所定の位置に化粧皿10を載置する(搬入ステップ)。次に、充填装置1は、図6の矢印に示すように、サーボモータ33を回転させて台座32を下降させることによって、ストリッパー31にて化粧皿10を基台2に向かって開口側から付勢する。この際、吸引ヘッド32Aは、ストリッパー31の枠内を通過するとともに、化粧皿10の全ての収容部11A〜11Cを覆う。そして、充填装置1は、図7の矢印に示すように、昇降装置53を作動させて支持部材52を上昇させることによって、複数の充填ノズル4A〜4Cを基台2に向かって付勢する。
図10は、充填ノズルの先端部の近傍を拡大した図である。
支持部材52を上昇させて充填ノズル4A〜4Cのノズル本体41を化粧皿10に向かって付勢することによって、図10(A)に示すように、まず、弾性部材42の端面43と、化粧皿10の裏面とが当接する。そして、ノズル本体41を化粧皿10に向かって更に付勢することによって、弾性部材42は、図10(B)に示すように、化粧皿10と当接して弾性変形し、ノズル本体41の吐出口から充填孔12A〜12Cに至る化粧料の流路を密閉する。換言すれば、弾性部材42の弾性力は、付勢機構5によって複数の充填ノズル4A〜4Cを付勢する力よりも小さくなるように設定されている。
図11は、基台および充填ノズルの近傍を拡大した断面図である。
また、充填ノズル4A〜4Cを化粧皿10に向かって付勢することによって、充填ノズル4A〜4Cを基台2に向かって付勢すると、充填ノズル4A〜4Cは、図11の矢印に示すように、基端側に沈み込むことになる。これは、充填ノズル4A〜4Cを基台2に向かって付勢した状態において、充填ノズル4A〜4Cの先端を基台2の上面から突出させるように設定しているとともに、付勢機構5によって複数の充填ノズル4A〜4Cを付勢する力を、挟持機構3によって化粧皿10を付勢する力よりも小さく設定しているからである。
その後、充填装置1は、図8に示すように、ポンプ(図示略)から供給された互いに異なる色の化粧料CA〜CCを充填ノズル4A〜4Cから吐出することによって、化粧皿10の収容部11A〜11Cにそれぞれ形成された充填孔12A〜12Cを介して化粧料を充填する(充填ステップ)。また、充填装置1は、吸引ヘッド32Aおよび吸収シート34Aを介して化粧料中の揮発性溶剤を化粧料の表面から吸引する。次に、充填装置1は、図9に示すように、サーボモータ33を回転させて台座32を上昇させるとともに、昇降装置53を作動させて支持部材52を下降させた状態とした後、化粧皿10を所定の搬出方向(紙面右方向)に沿って基台2から搬出する(搬出ステップ)。
そして、化粧皿10に充填された化粧料に対してプレスヘッドにてプレス処理を施す等の後処理を行うことによって、固形化粧料を製造することができる。
図12は、化粧皿を搬出するときの充填孔の経路を示す模式図である。具体的には、図12は、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12A〜12Cが通過する経路を示す模式図である。
なお、図12は、基台2を上面側から見た図であり、化粧皿10を二点鎖線で示している。
基台2から化粧皿10を搬出するときは、図12に示すように、充填孔12Aは、経路OAを通過し、充填孔12Bは、経路OBを通過し、充填孔12Cは、経路OCを通過する。
したがって、本実施形態では、充填孔12A(第1の充填孔)は、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12B(第2の充填孔)が通過する経路OBと重ならない位置に形成され、充填孔12Bは、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12Aが通過する経路OAと重ならない位置に形成されている。
そして、充填孔12A(第1の充填孔)は、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12B(第2の充填孔)が通過する経路OBとの間にクリアランスを有するように形成され、充填孔12Bは、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12Aが通過する経路OAとの間にクリアランスを有するように形成されている。
また、本実施形態では、充填孔12B(第1の充填孔)は、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12C(第2の充填孔)が通過する経路OCと重ならない位置に形成され、充填孔12Cは、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12Bが通過する経路OBと重ならない位置に形成されている。
そして、充填孔12B(第1の充填孔)は、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12C(第2の充填孔)が通過する経路OCとの間にクリアランスを有するように形成され、充填孔12Cは、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12Bが通過する経路OBとの間にクリアランスを有するように形成されている。
さらに、本実施形態では、充填孔12C(第1の充填孔)は、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12A(第2の充填孔)が通過する経路OAと重ならない位置に形成され、充填孔12Aは、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12Cが通過する経路OCと重ならない位置に形成されている。
そして、充填孔12C(第1の充填孔)は、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12A(第2の充填孔)が通過する経路OAとの間にクリアランスを有するように形成され、充填孔12Aは、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12Cが通過する経路OCとの間にクリアランスを有するように形成されている。
ここで、前述したように、充填ノズル4A〜4Cは、基台2に形成された貫通孔2Aを介して化粧皿10に連通し、収容部11A〜11Cに形成された充填孔12A〜12Cを介して化粧料CA〜CCを充填する。
したがって、本実施形態では、充填ノズル4A(第1の充填ノズル)は、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12B(第2の充填孔)が通過する経路OBと充填孔12A(第1の充填孔)が重ならない位置に設けられ、充填ノズル4B(第2の充填ノズル)は、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12Aが通過する経路OAと充填孔12Bが重ならない位置に設けられている。
そして、充填ノズル4A(第1の充填ノズル)は、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12B(第2の充填孔)が通過する経路OBと、充填孔12A(第1の充填孔)との間にクリアランスを有する位置に設けられ、充填ノズル4B(第2の充填ノズル)は、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12Aが通過する経路OAと、充填孔12Bとの間にクリアランスを有する位置に設けられている。
また、本実施形態では、充填ノズル4B(第1の充填ノズル)は、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12C(第2の充填孔)が通過する経路OCと充填孔12B(第1の充填孔)が重ならない位置に設けられ、充填ノズル4C(第2の充填ノズル)は、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12Bが通過する経路OBと充填孔12Cが重ならない位置に設けられている。
そして、充填ノズル4B(第1の充填ノズル)は、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12C(第2の充填孔)が通過する経路OCと、充填孔12B(第1の充填孔)との間にクリアランスを有する位置に設けられ、充填ノズル4C(第2の充填ノズル)は、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12Bが通過する経路OBと、充填孔12Cとの間にクリアランスを有する位置に設けられている。
さらに、本実施形態では、充填ノズル4C(第1の充填ノズル)は、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12A(第2の充填孔)が通過する経路OAと充填孔12C(第1の充填孔)が重ならない位置に設けられ、充填ノズル4A(第2の充填ノズル)は、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12Cが通過する経路OCと充填孔12Aが重ならない位置に設けられている。
そして、充填ノズル4C(第1の充填ノズル)は、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12A(第2の充填孔)が通過する経路OAと、充填孔12C(第1の充填孔)との間にクリアランスを有する位置に設けられ、充填ノズル4A(第2の充填ノズル)は、基台2から化粧皿10を搬出するときに充填孔12Cが通過する経路OCと、充填孔12Aとの間にクリアランスを有する位置に設けられている。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)第1の充填孔は、基台2から化粧皿10を搬出するときに第2の充填孔が通過する経路と重ならない位置に形成されているので、基台2から化粧皿10を搬出するときに第2の充填孔に対応するように基台に形成された貫通孔2Aに第1の化粧料が付着することを防止することができる。また、第2の充填孔は、基台2から化粧皿10を搬出するときに第1の充填孔が通過する経路と重ならない位置に形成されているので、基台2から化粧皿10を搬出するときに第1の充填孔に対応するように基台に形成された貫通孔2Aに第2の化粧料が付着することを防止することができる。したがって、充填装置1による多色化粧料の充填方法は、化粧料の混色を抑制することができる。
(2)第1の充填孔は、基台2から化粧皿10を搬出するときに第2の充填孔が通過する経路との間にクリアランスを有するように形成されているので、基台2から化粧皿10を搬出するときに第2の充填孔に対応するように基台2に形成された貫通孔2Aに第1の化粧料が付着することを確実に防止することができる。また、第2の充填孔は、基台2から化粧皿10を搬出するときに第1の充填孔が通過する経路との間にクリアランスを有するように形成されているので、基台2から化粧皿10を搬出するときに第1の充填孔に対応するように基台2に形成された貫通孔2Aに第2の化粧料が付着することを確実に防止することができる。したがって、充填装置1による多色化粧料の充填方法は、化粧料の混色を確実に抑制することができる。
(3)第1の充填ノズルは、基台2から化粧皿10を搬出するときに第2の充填孔が通過する経路と第1の充填孔が重ならない位置に設けられているので、基台2から化粧皿10を搬出するときに第2の充填孔に対応するように基台に形成された貫通孔2Aに第1の化粧料が付着することを防止することができる。また、第2の充填ノズルは、基台2から化粧皿10を搬出するときに第1の充填孔が通過する経路と第2の充填孔が重ならない位置に設けられているので、基台2から化粧皿10を搬出するときに第1の充填孔に対応するように基台に形成された貫通孔2Aに第2の化粧料が付着することを防止することができる。したがって、多色化粧料の充填装置1は、化粧料の混色を抑制することができる。
(4)第1の充填ノズルは、基台2から化粧皿10を搬出するときに第2の充填孔が通過する経路と、第1の充填孔との間にクリアランスを有する位置に設けられているので、基台2から化粧皿10を搬出するときに第2の充填孔に対応するように基台2に形成された貫通孔2Aに第1の化粧料が付着することを確実に防止することができる。また、第2の充填ノズルは、基台2から化粧皿10を搬出するときに第1の充填孔が通過する経路と、第2の充填孔との間にクリアランスを有する位置に設けられているので、基台2から化粧皿10を搬出するときに第1の充填孔に対応するように基台2に形成された貫通孔2Aに第2の化粧料が付着することを確実に防止することができる。したがって、多色化粧料の充填装置1は、化粧料の混色を確実に抑制することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、化粧皿10の搬入方向および搬出方向は同一の方向に設定されていたが、異なる方向に設定されていてもよい。また、前記実施形態では、化粧皿10は、3つの収容部11A〜11Cを有していたが、2つの収容部を有していてもよく、4つ以上の複数の収容部を有していてもよい。要するに、容器の搬入方向および搬出方向や、容器の収容部の数や、容器の充填孔の位置などは、これらを総合的に設計することによって、化粧料の混色を抑制することができるように設定されていればよい。
前記実施形態では、第1の充填孔は、基台2から化粧皿10を搬出するときに第2の充填孔が通過する経路との間にクリアランスを有するように形成され、第2の充填孔は、基台2から化粧皿10を搬出するときに第1の充填孔が通過する経路との間にクリアランスを有するように形成されていたが、クリアランスは0であってもよい。要するに、第1の充填孔は、基台から容器を搬出するときに第2の充填孔が通過する経路と重ならない位置に形成され、第2の充填孔は、基台から容器を搬出するときに第1の充填孔が通過する経路と重ならない位置に形成されていればよい。
前記実施形態では、第1の充填ノズルは、基台2から化粧皿10を搬出するときに第2の充填孔が通過する経路と、第1の充填孔との間にクリアランスを有する位置に設けられ、第2の充填ノズルは、基台2から化粧皿10を搬出するときに第1の充填孔が通過する経路と、第2の充填孔との間にクリアランスを有する位置に設けられていたが、クリアランスは0であってもよい。要するに、第1の充填ノズルは、基台から容器を搬出するときに第2の充填孔が通過する経路と第1の充填孔が重ならない位置に設けられ、第2の充填ノズルは、基台から容器を搬出するときに第1の充填孔が通過する経路と第2の充填孔が重ならない位置に設けられていればよい。
以上のように、本発明は、複数色のスラリー状の化粧料を容器に充填する多色化粧料の充填方法およびその充填装置に好適に利用できる。
1 充填装置
2 基台
2A 貫通孔
3 挟持機構
4A〜4C 充填ノズル
5 付勢機構
10 化粧皿(容器)
11A〜11C 収容部
12A〜12C 充填孔
13 ハカマ
31 ストリッパー
32 台座
32A 吸引ヘッド
32B バネ
32C ネジ
33 サーボモータ
34 供給ローラ
34A 吸収シート
41 ノズル本体
42 弾性部材
43 端面
51 バネ
51A ネジ
52 支持部材
53 昇降装置

Claims (4)

  1. 複数色のスラリー状の化粧料を容器に充填する多色化粧料の充填方法であって、
    第1の収容部および第2の収容部を有する容器を所定の搬入方向に沿って搬入することによって、基台に載置する搬入ステップと、
    前記第1の収容部に形成された第1の充填孔を介して第1の化粧料を充填し、前記第2の収容部に形成された第2の充填孔を介して前記第1の化粧料と異なる色の第2の化粧料を充填する充填ステップと、
    容器を所定の搬出方向に沿って前記基台から搬出する搬出ステップとを備え、
    前記第1の充填孔は、前記基台から容器を搬出するときに前記第2の充填孔が通過する経路と重ならない位置に形成され、前記第2の充填孔は、前記基台から容器を搬出するときに前記第1の充填孔が通過する経路と重ならない位置に形成されることを特徴とする多色化粧料の充填方法。
  2. 請求項1に記載された多色化粧料の充填方法において、
    前記第1の充填孔は、前記基台から容器を搬出するときに前記第2の充填孔が通過する経路との間にクリアランスを有するように形成され、前記第2の充填孔は、前記基台から容器を搬出するときに前記第1の充填孔が通過する経路との間にクリアランスを有するように形成されることを特徴とする多色化粧料の充填方法。
  3. 複数色のスラリー状の化粧料を容器に充填する多色化粧料の充填装置であって、
    第1の収容部および第2の収容部を有する容器を載置する基台と、
    前記基台に形成された貫通孔を介して容器に連通し、前記第1の収容部に形成された第1の充填孔を介して第1の化粧料を充填する第1の充填ノズルと、
    前記基台に形成された貫通孔を介して容器に連通し、前記第2の収容部に形成された第2の充填孔を介して前記第1の化粧料と異なる色の第2の化粧料を充填する第2の充填ノズルとを備え、
    前記第1の充填ノズルは、前記基台から容器を搬出するときに前記第2の充填孔が通過する経路と前記第1の充填孔が重ならない位置に設けられ、前記第2の充填ノズルは、前記基台から容器を搬出するときに前記第1の充填孔が通過する経路と前記第2の充填孔が重ならない位置に設けられることを特徴とする多色化粧料の充填装置。
  4. 請求項3に記載された多色化粧料の充填装置において、
    前記第1の充填ノズルは、前記基台から容器を搬出するときに前記第2の充填孔が通過する経路と、前記第1の充填孔との間にクリアランスを有する位置に設けられ、前記第2の充填ノズルは、前記基台から容器を搬出するときに前記第1の充填孔が通過する経路と、前記第2の充填孔との間にクリアランスを有する位置に設けられることを特徴とする多色化粧料の充填装置。
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