JP6524701B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置に係り、特に、内周側に複数の磁極を有するマグネット部材が固定して設けられた現像スリーブを回転させて、現像スリーブ上に保持されたトナーと磁性キャリアとを含む現像剤を、感光体と対向する現像領域に導き、現像剤中のトナーを感光体に供給する画像形成装置において、マグネット部材の軸方向端部において現像スリーブの上における現像剤が盛り上がった場合にも、感光体にダメージが生じるのを抑制するようにした点に特徴を有するものである。
従来から、複写機、プリンター、ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置においては、感光体に形成された静電潜像に現像装置からトナーを供給して、像担持体に形成された静電潜像を現像するようにしている。
近年、前記のような画像形成装置の高速化に伴い、現像装置の性能に対する安定性が望まれている。
また、現像装置の構成としては、現像剤にトナーのみを用いた1成分現像方式のものと、現像剤にトナーとキャリアとを用いた2成分現像方式のものが知られている。
そして、2成分現像方式の現像装置では、キャリアに対してある比率のトナーを混合した現像剤を、スクリューにより混合撹拌しながら搬送し、現像ローラーに供給する。ここで、現像ローラーは、現像スリーブと現像スリーブ内部に同軸上に固定されたマグネット部材を有し、上記現像スリーブに現像剤を保持させて、感光体へトナーのみを移行させる。このため、2成分現像方式の現像装置では、トナーを感光体へ移行させる能力(現像特性)を高速化に対して安定させることが必要であるとともに、トナーのみを効率よく移行させる為に、トナーカブリとキャリア移行(キャリア付着)のオペレーションウィンドウであるカブリキャリア付着オペレーションウィンドウを確保する必要がある。このカブリキャリア付着オペレーションウィンドウは、感光体の表面電位と現像バイアス電位の直流成分との電位差であり、カブリキャリア付着オペレーションウィンドウは、一般にカブリを発生せず、且つキャリア付着を発生しない値に設定される。
しかし、高速化に伴い、このカブリキャリア付着オペレーションウィンドウが狭くなり、キャリアが移行しやすくなる傾向がある。
また、現像ローラーは、現像スリーブの内周側に設けられたマグネット部材における磁力により、トナーとキャリアとを含む現像剤を現像スリーブに保持させるようにしているが、マグネット部材の端部における磁力の周り込みにより、このマグネット部材の端部に対応する現像スリーブの端部側に保持される現像剤の量が多くなって、現像スリーブの端部側に現像剤の盛り上がりが発生する。
そして、このように現像スリーブの端部側において現像剤の盛り上がった状態で、この現像スリーブを回転させて感光体と対向する現像領域に導き、現像を行うようにした場合、現像剤の盛り上がった部分において、感光体に対する摺擦力が強くなって、感光体における感光層が削られ、この部分における感光層の膜厚が薄くなり、また現像剤と感光体との距離が他の部分より近くなるため、現像剤中のキャリアが感光体の表面に付着しやすくなるという問題があった。
また、前記のように感光層が削られてその膜厚が薄くなると、この感光体を帯電させる場合、特に、接触帯電させる場合に、感光体の表面電位が高くなり、感光体の表面へのキャリア付着が一層増加するという問題があった。
そして、このように感光体の表面にキャリアが付着した場合、感光体だけではなく、感光体の表面をクリーニングするクリーニング装置、感光体の表面を帯電させる帯電部材等にもダメージも発生させるという問題があった。
このため、従来においては、特許文献1に示されるように、現像剤を汲み上げる汲み上げ磁極の長手方向の幅を、現像を行う主磁極の幅より短くし、主磁極の端部における現像剤量を減らして、主極の端部において現像剤が盛り上がるのを抑制するようにしたものが提案されている。
しかし、この特許文献1のものでは、汲み上げ磁極の端部における磁力特性のバラツキや、現像装置の傾斜等による現像剤の偏りにより、主磁極の端部における現像剤の量が不安定になり、現像スリーブの軸方向端部付近の現像性能が低下するという問題があった。
特開2003−167439号公報
本発明の画像形成装置は、前記のように現像スリーブの内周側に設けられたマグネット部材の端部における磁力の周り込みにより、このマグネット部材の端部に対応する現像スリーブの端部側に保持される現像剤の量が多くなって、現像スリーブの端部側に現像剤の盛り上がりが生じた場合における前記のような問題を解決することを課題とするものである。
すなわち、本発明においては、現像スリーブの端部側に現像剤の盛り上がりが生じた場合においても、感光体にダメージが生じるのを抑制して、良好な画像形成が安定して行えるようにすることを課題とするものである。
本発明における画像形成装置においては、前記のような課題を解決するため、導電性基体の外周面に感光層が形成された感光体と、感光体の表面に設けられた感光層を帯電させる帯電装置と、帯電装置によって帯電された感光体の表面に画像情報に応じた露光を行って、感光体の表面に静電潜像を形成する露光装置と、内周側に複数の磁極を有するマグネット部材が固定して設けられた現像スリーブを回転させて、前記現像スリーブ上に保持されたトナーと磁性キャリアとを含む現像剤を、前記感光体と対向する現像領域に導き、現像剤中のトナーを感光体に供給して感光体の表面に形成された静電潜像を現像する現像装置と、を備えた画像形成装置において、前記感光体の印字可能領域から軸方向端部の方向に延びる感光層において、少なくとも前記現像装置のマグネット部材の軸方向端部と対向する部位に、印字可能領域における感光層の膜厚より感光層の膜厚を厚くした厚膜領域を設けた。
ここで、本発明のように、少なくとも現像装置のマグネット部材の軸方向端部と対向する部位に、印字可能領域中の感光層の膜厚より感光層の膜厚が厚い厚膜領域を設けると、マグネット部材の端部における磁力の周り込みにより、このマグネット部材の端部に対応する位置における現像スリーブ上に保持される現像剤の量が多くなって現像剤が盛り上がったとしても、厚膜領域における表面電位は、印字可能領域の表面電位より低くなるため、この厚膜領域に現像剤中のキャリアが付着するのを抑制することができる。
また、前記のようにマグネット部材の軸方向端部と対向する部位であって現像スリーブ上における現像剤が盛り上がる部分に、厚膜領域を形成しているので、現像スリーブによって搬送される現像剤により、厚膜領域の感光層が摺擦されて荒れた状態になり、クリーニング装置のクリーニングブレードで削られても、厚膜領域の感光層は、印字可能領域の感光層よりも膜厚が厚いため、この部分の表面電位が印字可能領域よりも高くなるのを抑制できるようになる。
ここで、前記のようにマグネット部材の軸方向端部と対向する部位に厚膜領域を設けるにあたっては、この厚膜領域を印字可能領域の感光層の膜厚より一律に厚くさせるようにしたり、前記厚膜領域を印字可能領域から軸方向端部の方向に向かって徐々に厚くさせるようにすることができる。
また、前記感光体を帯電させるのに、感光体と接触する接触帯電部材を用いることができ、このように接触帯電部材を用いた場合、前記厚膜領域の膜厚を、印字可能領域の膜厚より1.2倍以上の膜厚にすることが好ましい。
このように、厚膜領域の膜厚を印字可能領域の感光層の膜厚の1.2倍以上にすると、前記のように厚膜領域における感光体の表面電位を、印字可能領域における感光体の表面電位に比べて常に低くして、キャリア付着に対して安全な値にすることができる。
また、前記現像装置において、現像剤を撹拌させながら搬送させて、現像剤を現像スリーブに供給する撹拌搬送部材を設けた場合には、撹拌搬送部材による現像剤の搬送方向の下流側と対応する位置における厚膜領域の膜厚を、現像剤の搬送方向の上流側と対応する位置における厚膜領域の膜厚より厚く形成することが好ましい。
また、このように撹拌搬送部材により現像剤を撹拌させながら搬送させて現像スリーブに供給させる一方、感光体を接触帯電部材により帯電させると共に、この接触帯電部材の表面を清掃部材によって清掃させるようにした場合、現像剤の搬送方向の上流側に対応する厚膜領域と接する接触帯電部材の外径が最大になるようにする一方、前記の接触帯電部材の表面を清掃させる清掃部材の外径が、現像剤の搬送方向の下流側に対応する厚膜領域の部分において最大となるようにすることができる。また、このように清掃部材の外径が、現像剤の搬送方向の下流側に対応する厚膜領域の部分において最大となる形成するにあたっては、例えば、清掃部材の芯材に弾性部材を螺旋状に巻き付けるにあたり、現像剤の搬送方向の下流側に向かって巻き付け間隔が広くなるようにすることができる。
本発明における画像形成装置においては、前記のように少なくとも現像装置のマグネット部材の軸方向端部と対向する部位に、印字可能領域における感光層の膜厚より感光層の膜厚が厚い厚膜領域を設けるようしたため、マグネット部材の軸方向端部に対応する位置において、現像スリーブに現像剤の盛り上がりが生じた場合においても、この厚膜領域の部分に現像剤中のキャリアが付着するのを適切に防止することができ、感光体にダメージが生じるのを抑制して、良好な画像形成が安定して行えるようになる。

本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部構造を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置に用いたイメージングカートリッジを示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、現像装置に設けられた現像ローラーにおける現像スリーブに現像剤が保持された状態を示す概略説明図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、現像装置の現像ローラーと感光体とが対向する状態を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置に使用する感光体において、導電性基体の外周面に感光層を形成した状態を示し、(a)〜(c)は感光体の印字可能領域から軸方向端部に向かう部分に設ける感光層の厚膜領域の状態を変更させた各例の部分断面図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、現像剤を攪拌搬送させながら現像ローラーから感光体に供給するようにした場合に、感光体における感光層が摩耗する量が、現像剤の搬送方向下流側に向かうに従って増加する状態を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、現像剤を攪拌搬送させながら現像ローラーから感光体に供給するようにした場合に、感光体の印字可能領域から軸方向端部に向かう部分に設ける感光層の厚膜領域の状態を変更させた状態を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、感光体に対して接触帯電ローラーと清掃ローラーとを備えた帯電装置を設ける例を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、感光体に対して接触帯電ローラーと清掃ローラーとを備えた帯電装置を設ける他の例を示した概略説明図である。
次に、本発明の実施形態に係る画像形成装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明に係る画像形成装置は、下記の実施形態に示したものに限定されず、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
この実施形態の画像形成装置においては、図1に示すように、画像形成装置1内に4つのイメージングカートリッジ10A〜10Dを装着させるようにしている。
ここで、前記の各イメージングカートリッジ10A〜10Dには、感光体11と、この感光体11の表面を帯電させる帯電装置12と、感光体11の表面に形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像装置20と、感光体11の表面に形成されたトナー像を中間転写ベルト2に転写させた後に残留するトナーを感光体11の表面から除去するクリーニング装置14とが設けられている。帯電された感光体11の表面には、露光装置50から画像情報に応じた露光が行われ、感光体11の表面に静電潜像が形成される。
そして、この実施形態に係る画像形成装置において、フルカラーの画像形成を行うにあたっては、前記の各イメージングカートリッジ10A〜10Dにおける各現像装置20に、黒色、黄色、マゼンダ色、シアン色の異なった色彩のトナーを収容させ、各イメージングカートリッジ10A〜10Dにおいて、各感光体11の表面にそれぞれの色彩のトナー像を形成する。
次いで、このように各イメージングカートリッジ10A〜10Dにおける感光体11の表面に形成された各色彩のトナー像を中間転写ベルト2に順々に転写させて、この中間転写ベルト2の上にフルカラーのトナー像を形成する。
一方、給紙ローラー3により記録媒体Sを給紙し、タイミングローラー4によってこの記録媒体Sを適当なタイミングで前記の中間転写ベルト2と転写ローラー5との間に導き、中間転写ベルト2上に形成された前記のフルカラーのトナー像をこの記録媒体Sに転写させる一方、この記録媒体Sに転写されずに中間転写ベルト2上に残ったトナーをベルトクリーニング装置6によって中間転写ベルト2から除去させる。
そして、前記のようにフルカラーのトナー像が転写された記録媒体Sを定着装置7に導き、前記のフルカラーのトナー像を記録媒体Sに定着させた後、この記録媒体Sを排紙ローラー8により排紙させる。
なお、画像形成装置は前記のようなものに限定されず、図示していないが、複数の現像装置を保持させた回転式現像装置を回転させて、各現像装置を順々に感光体に導くようにしてフルカラーの画像形成を行うようにしたフルカラーの画像形成装置や、白黒の画像形成を行う画像形成装置であってもよい。
次に、この実施形態におけるイメージングカートリッジ10A〜10Dについて具体的に説明する。図2に示すように、イメージングカートリッジ10A〜10Dは、現像装置20と感光体ユニット110とで構成されている。
感光体ユニット110は、感光体11と帯電装置12及びクリーニングブレードを備えたクリーニング装置14で構成されている。帯電装置12は、接触帯電部材としての接触帯電ローラー12aと、この接触帯電ローラー12aの表面を清掃する清掃部材としての清掃ローラー12bを有する。
また、現像装置20においては、トナーとキャリアを含む現像剤を用いるようにしている。ここで、現像装置20においては、図2に示すように、現像スリーブ22aと、現像スリーブ22a内部に同軸上に固定されたマグネット部材22bを有する現像ローラー22が、前記の感光体11と所要間隔を介して対向するように設けられている。この現像ローラー22は、図3に示すように、非磁性の円筒状の現像スリーブ22aと、この現像スリーブ22aに装着されるフランジ22c、フランジ22dと、現像スリーブ22aと同軸上に配置された固定軸22eとを有する。そして、固定軸22eには、軸方向に伸びるマグネット部材22bが配置されている。このマグネット部材22bは、例えば、5つの磁石が周方向に所定の間隔で配置されている。
また、この現像装置20においては、図2に示すように、その装置本体21内に、前記の現像ローラー22に沿って前記の現像剤を搬送させる第1搬送部23が設けられ、この第1搬送部23内に、回転軸の周囲に現像剤を混合攪拌しながら搬送させるスクリュー状の羽根部材が設けられた第1攪拌部材24が設けられる。そして、この第1搬送部23の下方に隔壁25を介して前記の第1搬送部23と現像剤を逆方向に搬送させる第2搬送部26が設けられ、この第2搬送部26内に、回転軸の周囲に現像剤を混合攪拌しながら搬送させるスクリュー状の羽根部材が設けられた第2攪拌部材27が設けられている。
更に、前記の第1搬送部23と第2搬送部26との間に設けられた隔壁25の端部に、前記の第1搬送部23と第2搬送部26とを連通させる循環口(図示せず)が設けられ、これらの循環口を通して現像剤を第1搬送部23と第2搬送部26との間で循環させるようになっている。
そして、この現像装置20においては、第1搬送部23に設けられた第1攪拌部材24を回転させて現像剤を混合攪拌しながら搬送する途中において、この第1攪拌部材24により前記の現像ローラー22の現像スリーブ22a上に現像剤を供給し、このように供給された現像剤を現像ローラー22によって感光体11と対向する位置に搬送させる途中において、搬送される現像剤の量を規制部材29により規制するようにしている。そして、このように量が規制された現像剤を現像ローラー22により感光体11と対向する位置に導き、現像剤中のトナーを感光体11に供給して、感光体11に形成された静電潜像を現像するようにしている。
また、このようにして現像を行った結果、現像剤中におけるトナー濃度が低下した場合には、図示していないが、トナーカートリッジに収容されたトナーを装置本体内に補給させるようにしている。
ここで、前記のマグネット部材22bに配置された5つの磁石の中で、感光体11に対向する位置に配置された極(以下、主極という。)の磁束密度分布は、両端部の磁束密度の最大値が中央部より大きくなっている。また、このマグネット部材22bの軸方向全域で現像スリーブ22aを介して現像剤22fを汲み上げた場合、マグネット部材22bの固定軸方向の両端部においては、磁力の回り込みによって磁束密度が大きくなり、このように磁束密度が大きくなって両端部に対向した現像スリーブ22a上には、図3に示ように、現像剤22fが盛り上がった盛り上がり部分22gが形成される。
そして、前記の現像ローラー22における現像スリーブ22aと感光体11とは、一定の間隔を介するようにして軸方向に配置され、画像形成を行う場合には、この現像スリーブ22aに保持された現像剤22fが感光体11の表面に軽微に触れる程度である。しかし、現像スリーブ22aにおいて、前記のようにマグネット部材22bの両端部に対応する現像剤22fが盛り上がった盛り上がり部分22gにおいては、現像剤22fによる感光体11への摺擦力が大きくなる。このため、現像剤22fが盛り上がった盛り上がり部分22gと対向する感光体11の感光層は、現像剤22fの摺擦により荒れが発生する。
このため、本発明においては、図4に示すように、アルミ素管からなる導電性基体11bの外周面に感光層11aが形成されてなる感光体11において、この感光体11の印字可能領域11cから軸方向端部に向かう部分において、印字可能領域11cにおける感光層11aの膜厚より、感光層11aの膜厚を厚くした厚膜領域11dに形成している。
ここで、感光体11の印字可能領域11cから軸方向端部に向かう厚膜領域11dには、現像スリーブ22aにおいて現像剤22fが盛り上がった盛り上がり部分22gと対向する部位11eが存在している。
ここで、前記の感光体11を帯電させる場合、感光体11の表面電位は、膜厚が厚いほど低くなり、厚膜領域11dは印字可能領域の感光層11aの膜厚より厚いので、表面電位は印字可能領域11cより低くなる。このため、この厚膜領域11dに現像剤22f中のキャリアが付着するのが抑制されるようになる。
また、現像スリーブ22aにおいて現像剤22fが盛り上がった盛り上がり部分22gと対向する感光体11の部位11eは、前記の厚膜領域11d内にあって、感光層11aの膜厚が厚くなっているため、現像スリーブ22aによって搬送される現像剤22fにより摺擦されて、この厚膜領域11dの感光層11aが荒れて、クリーニング装置14のクリーニングブレードで削られても、厚膜領域11dの感光層11aの膜厚は、印字可能領域11cにおける感光層11aの膜厚よりも厚いため、この厚膜領域11dにおける表面電位が他の部分よりも高くなるのが抑制されて、この厚膜領域11dにキャリアが付着するのが防止される。
また、厚膜領域11dは、感光体11の両端部に位置することになり、感光体11の両端部の表面電位が低くなるために、トナーが供給される量(トナーのカブリ量)が多くなる。この結果、クリーニング装置14のクリーニングブレードの両端部にトナーが供給されて、クリーニングブレードのメクレを防止できるようになる。
次に、感光体11の印字可能領域11cから軸方向端部に向かう部分における厚膜領域11dにおける感光層11aの膜厚を、感光体11の印字可能領域11cにおける感光層11aの膜厚よりも厚くする態様を、図5(a)〜(c)に基づいて説明する。
ここで、図5(a)に示す態様においては、感光体11の印字可能領域11cから軸方向端部の方向に延びる厚膜領域11dにおける感光層11aの膜厚を、印字可能領域11cにおける感光層11aの膜厚より一律に厚くしている。
図5(b)に示す態様においては、感光体11の印字可能領域11cから軸方向端部の方向に延びる厚膜領域11dにおける感光層11aの膜厚を、印字可能領域11cから軸方向端部に向かって徐々に厚くしている。
図5(c)に示す態様においては、現像スリーブ22aにおいて現像剤22fが盛り上がった盛り上がり部分22gと対向する感光体11の部位11eだけを厚膜領域11dとして、この部位11eにおける感光層11aの膜厚を、印字可能領域11cにおける感光層11aの膜厚より厚くしている。
ここで、前記のような感光体11は、浸漬塗布法を用いて導電性基体11bの外周面に感光層11aを塗布させるようにして製造することができる。
また、前記のように感光体11の印字可能領域11cから軸方向端部に向かう部分における厚膜領域11dにおける感光層11aの膜厚を、感光体11の印字可能領域11cにおける感光層11aの膜厚よりも厚くするにあたっては、厚膜領域11dにおける感光層11aの膜厚を、印字可能領域11cにおける感光層11aの膜厚の1.2倍以上にすることが好ましい。その理由を、以下に説明する。
ここで、現像剤22fにトナーとキャリアとを用いた2成分現像方式のものにおいては、前記のトナーカブリキャリア付着のオペレーションウィンドウ内で適切に制御できるように、現像ローラー22に印加する現像バイアス電位と接触帯電ローラー12aで帯電した感光体11の表面電位(感光体における未露光部電位)の電位差とを設定している。すなわち、現像バイアス電位と感光体11の表面電位との差が所定値、例えば、30Vより小さくなると、トナーカブリが生じ、所定値、例えば、160Vより大きくなるとキャリア付着が発生するので、トナーカブリもキャリア付着も発生しない、カブリマージンの値を設定している。しかし、制御上の値に対して実電位としては±50V程度のばらつきが発生するので、このばらつきを見越した上でカブリマージンの値を設定している。このカブリマージンの値は、使用時間に応じて、感光体11の劣化などの要因で変化する。
カブリマージンの設定値を使用時間に対応して可変させる場合、設定値に対して実電位はばらつき、トナーカブリ側、或はキャリア付着側で実際に動作する可能性がある。
また、接触帯電方式においては、感光体11における感光層11aの膜厚と感光体11の表面電位の関係として、膜厚1μm当たり、約10Vの電位変動が発生することが分かっており、感光層11aの膜厚が厚い側の感光体11の表面電位は低くなる。このため、カブリマージンの実電位が±50Vばらついても、現像剤22fの盛り上がり部分22gに対向する感光体11の表面電位を、印字可能領域11cにおける感光体11の表面電位に比べて低くして、キャリア付着に対して安全な値にするには、カブリマージンの実電位のばらつきが50V以上の電位を持たせるのが望ましい。
ここで、印字可能領域11cにおける感光層11aの膜厚を、例えば、26.5±1.5μmとした場合、印字可能領域11cに対して、現像剤22fの盛り上がり部分22gに対向する部位11eを含む厚膜領域11dにおける感光層11aの膜厚を6μm厚くした場合、カブリマージンの電位差は中央部より60V低くなり、実電位のばらつきに対して低い値を設定でき、キャリア付着を抑制できる。この場合、現像剤22fの盛り上がり部分22gに対向する厚膜領域11dにおける感光層11aの膜厚は32.5±1.5μmであり、印字可能領域11cの感光層11aの膜厚との比率が1.2倍以上となれば、現像剤22fの盛り上がり部分22gに対向する感光体11の表面電位を、印字可能領域11cの表面電位よりも必ず低くして、キャリア付着に対して安全な値にすることができる。
また、トナーとキャリアとを用いた現像剤22fには、一般に、感光体11の感光層11aやクリーニング装置14のクリーニングブレードを削る研磨作用をもつ外添剤と、感光体11の感光層11a表面の摩擦係数を安定させる外添剤が添加されている。
そして、前記のように図2に示す現像装置20において、外添剤が添加された現像剤22fを、前記の第1攪拌部材24により撹拌させながら現像ローラー22の軸方向に沿って搬送させて現像スリーブ22aに供給し、この現像剤22fを現像ローラー22により感光体11と対向する位置に導き、現像剤22f中のトナーを感光体11に供給して、感光体11に形成された静電潜像を現像するようにした場合、トナーと一緒に前記の外添剤も感光体11に供給されるようになる。
このため、このようにして感光体11に形成された静電潜像を現像すると、トナーと一緒に感光体11に供給された外添剤によって感光体11の感光層11aが削れられるようになり、図6に示すように、現像剤22fの搬送方向上流側から下流側に向かうに従って感光層11aの削れ量が大きくなる。
そして、このように現像剤22fの搬送方向上流側から下流側に向かうに従って感光層11aの削れ量が大きくなる場合において、前記のように感光体11の印字可能領域11cから軸方向両側の端部に向かう部分に、感光層11aの膜厚を厚くした厚膜領域11dを形成するにあたっては、例えば、図7に示すように、現像剤22fの搬送方向上流側に位置する厚膜領域11dにおける感光層11aの膜厚よりも、現像剤22fの搬送方向下流側に位置する厚膜領域11dにおける感光層11aの膜厚を、削れ量の差に対応した厚さ(t)分だけ厚くすることができる。このようにすると、感光体11における感光層11aの削れ量が現像剤22fの搬送方向上流側から下流側に向かうに従って大きくなる場合においても、現像剤22fの搬送方向上流側及び下流側における厚膜領域11d、11dにおける感光体11の感光層11aの膜厚を、印字可能領域11cにおける感光層11aの膜厚より厚い状態に安定して維持できるようになる。
また、前記のように感光体11の表面に接触帯電ローラー12aを接触させ、この接触帯電ローラー12aを感光体11の回転に伴って従動回転させて感光体11の表面を帯電させると共に、この接触帯電ローラー12aを、接触帯電ローラー12aに伴って従動回転する清掃ローラー12bを清掃する例について説明する。
ここで、前記のように外添剤が添加された現像剤22fを、第1攪拌部材24により撹拌させながら現像ローラー22の軸方向に沿って搬送させて現像スリーブ22aに供給し、この現像剤22fを現像ローラー22により感光体11と対向する位置に導き、現像剤22f中のトナーを感光体11に供給して、感光体11に形成された静電潜像を現像するようにした場合、図6に示したように、現像剤22fの搬送方向上流側から下流側に向かうに従って感光層11aの削れ量が大きくなる。
このため、図8に示す例では、現像剤22fの循環搬送方向上流側に位置する厚膜領域11d部分の盛り上がり部分22gと対向する部位11eと接触する箇所の接触帯電ローラー12aの外径を最大になるように形成し、現像剤22fの循環搬送方向に向かってその外径を徐々に小さくする。そして、清掃ローラー12bは、現像剤22fの循環搬送方向下流側に位置する厚膜領域11d部分の盛り上がり部分22gと対向する部位11eの延長上に位置する箇所の清掃ローラー12bの外径を最大になるように形成し、現像剤22fの循環搬送方向の上流側に向かってその外径を徐々に小さくする。具体的には、例えば、厚膜領域11dと厚膜領域11dとの厚さの差(t)を5μm、接触帯電ローラー12aの外径を9mm、清掃ローラー12bの外径を8mmとした場合、接触帯電ローラー12aの最大外径は9.01mm、清掃ローラー12bの最大外径は8.01mmとする。このように、感光体11の感光層11aの膜厚を厚くした部分の膜厚差に対向した接触帯電ローラー12a及び清掃ローラー12bの外径を変えることで、従動性が低下しないようにし、帯電不良による画像ノイズの発生を防止している。
図9は、図8に示す清掃ローラー12bとして、芯材12cに弾性部材として短冊状のスポンジの12dを螺旋状に巻き付けたスパイラル形状のものを用いている。現像剤22fの循環搬送方向下流側に位置する厚膜領域11d部分の盛り上がり部分22gと対向する部位11eの延長上に位置する箇所の清掃ローラー12bの外径が最大になるように、スパイラルの巻き付け間隔を広くし外径を大きくする。
スパイラル形状の清掃ローラー12bにおいては、短冊状のスポンジを用いて巻きつけ間隔とスポンジ高さ(外径)の関係をとると、巻きつけ間隔を広げるとスポンジ高さが高くなる(外径が大きくなる)ので、接触帯電ローラー12aの外径に対向した部分の外径は、巻き付け間隔を変えることにより対応することができる。
1 画像形成装置
2 中間転写ベルト
3 給紙ローラー
4 タイミングローラー
5 転写ローラー
6 ベルトクリーニング装置
7 定着装置
8 排紙ローラー
10A〜10D イメージングカートリッジ
11 感光体
11a 感光層
11b 導電性基体
11c 印字可能領域
11d、11d、11d 厚膜領域
11e 部位
12 帯電装置
12a 接触帯電ローラー(接触帯電部材)
12b 清掃ローラー(清掃部材)
12c 芯材
14 クリーニング装置
20 現像装置
21 装置本体
22 現像ローラー
22a 現像スリーブ
22b マグネット部材
22f 現像剤
22g 盛り上がり部分
23 第1搬送部
24 第1攪拌部材
25 隔壁
26 第2搬送部
27 第2攪拌部材
29 規制部材
50 露光装置
110 感光体ユニット

Claims (7)

  1. 導電性基体の外周面に感光層が形成された感光体と、感光体の表面に設けられた感光層を帯電させる帯電装置と、帯電装置によって帯電された感光体の表面に画像情報に応じた露光を行って、感光体の表面に静電潜像を形成する露光装置と、内周側に複数の磁極を有するマグネット部材が固定して設けられた現像スリーブを回転させて、前記現像スリーブ上に保持されたトナーと磁性キャリアとを含む現像剤を、前記感光体と対向する現像領域に導き、現像剤中のトナーを感光体に供給して感光体の表面に形成された静電潜像を現像する現像装置と、を備えた画像形成装置において、
    前記感光体の印字可能領域から軸方向端部の方向に延びる感光層において、少なくとも前記現像装置のマグネット部材の軸方向端部と対向する部位に、印字可能領域における感光層の膜厚より感光層の膜厚を厚くした厚膜領域を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記厚膜領域が印字可能領域の感光層の膜厚より一律に厚く形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記厚膜領域が、印字可能領域から軸方向端部の方向に向かって徐々に厚く形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記感光体を帯電させるのに、感光体と接触する接触帯電部材が用いられ、前記厚膜領域の膜厚が、印字可能領域の膜厚より1.2倍以上の膜厚に形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記現像剤の搬送方向の上流側の厚膜領域と接する前記接触帯電部材の外径が最大で、前記の接触帯電部材の表面を清掃させる清掃部材の外径が、前記現像剤の搬送方向の下流側の厚膜領域で最大となるように形成したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置において、前記接触帯電部材の清掃部材は、芯材に弾性部材を螺旋状に巻き付けられ、現像剤の搬送方向の下流側に向かって巻き付け間隔を広くしていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記現像装置は、現像剤を撹拌させながら搬送し、前記現像スリーブに現像剤を供給する撹拌搬送部材を有し、前記現像剤の搬送方向の下流側に位置する厚膜領域の膜厚が、前記現像剤の搬送方向の上流側に位置する厚膜領域の膜厚より厚くなっていることを特徴とする画像形成装置。
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