JP6524675B2 - かずら防止具の連結具 - Google Patents

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Description

本発明は、支線に設置された複数のかずら防止具を連結する連結具に関する。
従来、かずらなどの蔓性植物が生えている場所、例えば山野に立設される電柱においては、その電柱を支える支線に蔓性植物が巻付いて上方に伸びていくことが多い。この蔓性植物が、高圧配電線まで至ると、地絡事故を起こしたりまた架線作業に支障をきたしたりするおそれがある。このため、支線にかずら防止具を取り付けて、支線の一部を太くすることにより蔓性植物が上っていく速度を抑えている。
従来のこの種の技術としては、特許文献1に記載された技術がある。特許文献1によれば、中央の円筒形部分と、この円筒形部分の両端部に固定される円錐形部分とを有し、円筒形部分を継ぎ足すことによって全長を適宜変更することが可能な蔓性植物のよじ登り防止具について開示されている。
特開2003−47387号公報
特許文献1に記載された技術においては、既設の防止具の全長を長くする際に、円筒形部分と円錐形部分との分離や、継ぎ足し用の円筒形部分の接続といった作業が必要になり、作業員の負担が大きくなるおそれがある。このため、既設のかずら防止具の全長を長くする場合には、新たなかずら防止具を既設のかずら防止具の上部に取り付ける方が、作業員の負担が少なくて済む場合がある。
図7は、支線210に2つのかずら防止具100を設置した例を示す説明図である。かずら防止具100は、電柱200を支持するために設けられる支線210に設置される。かずら防止具100は、構造上、両端部の径が中央部の径よりも小さくなっている。このため、複数のかずら防止具100を接するように支線210に設置した場合、その接触部分A付近にくびれが形成される。この接触部分Aは細いことから、接触部分Aにすぐにかずらが巻き付いてしまい、しかも、かずらは接触部分Aから外れなくなるため、かずらの支線210上部への移動が速くなる。その結果、かずらが予想以上に早く上り、かずらが高圧線に到達していることの発見が遅れると、配電線事故が発生するおそれがある。
本発明は、このような問題点を解決し、かずらが上りにくくなるように複数のかずら防止具を連結する連結具を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、次に記載する構成を備えている。
(1) 地表から上方に延びる支線に複数設置された円筒形のかずら防止具の接続部分に配置される連結具であって、前記接続部分に配置した場合に、前記接続部分付近が前記かずら防止具の径以上に太くする筒状の本体を有することを特徴とするかずら防止具の連結具。
(1)によれば、複数のかずら防止具の接続部分に形成されているくびれ部分が連結具によって覆われるため、複数のかずら防止具において、かずらが外れないように巻き付いてしまう箇所がなくなる。しかも、接続部分付近がかずら防止具の径以上に太くなるため、かずらが接続部分に巻き付くまでに時間が掛かるようになり、かずらが上っていく速度を更に抑えることが可能になる。
(2) (1)において、前記本体は、径方向に延びる鍔部を有することを特徴とする連結具。
(2)によれば、鍔部が、かずらが上っていく際の障害となるため、かずらが上っていく速度を更に抑えることが可能になる。
本発明によれば、かずらが上りにくくなるように複数のかずら防止具を連結する連結具を提供することが可能になる。
本発明の一実施形態における連結具1の使用状態を示す説明図である。 連結具1の外観を示す斜視図である。 連結具1を、2本のかずら防止具100の接続部分に設置した状態を示す説明図である。 本実施形態の変形例を示す斜視図である。 本実施形態の変形例を示す斜視図である。 本実施形態の変形例を示す斜視図である。 支線210に2つのかずら防止具100を設置した例を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態における連結具1の使用状態を示す説明図である。なお、図1に示す部材において、図7に示す部材と同一の部材には、同一の符号が付してある。
図1に示すように、連結具1は、上側のかずら防止具100の下端部と、下側のかずら防止具100の上端部との間に設置される。この連結具1によって、接続部分Aが覆われる。
図2は、連結具1の外観を示す斜視図である。連結具1は、筒状の本体に相当する一対の半円筒部10、12と、蝶番20と、からなる。
一対の半円筒部10、12は、半円筒体からなり、半円筒部10と半円筒部12とを組み合わせることによって一つの円筒体が形成される。この円筒体の内径は、かずら防止具100の外径に等しく、高さは、接続部分Aの支線210方向の幅より大きく設定されている。
蝶番20は、半円筒部10の円周方向の一端部と、半円筒部12の円周方向の一端部とを開閉自在に連結する。
また、半円筒部10における円周方向の他端部から延在片10a、10aが延出している。この延在片10a、10aの先端部は鉤状に形成されている。半円筒部10における円周方向の他端部には、延在片10a、10aが係合する溝12b、12bが形成されている。
そして、半円筒部10と半円筒部12とを閉じて、延在片10a、10aを溝12b、12bに係合させることにより、半円筒部10と半円筒部12とが一体化して円筒体が形成される。
図3は、連結具1を、2本のかずら防止具100の接続部分に設置した状態を示す説明図である。図3に示すように、2本のかずら防止具100の接続部分Aが連結具1によって覆われる。また、接続部分A付近は、半円筒部10、12の厚さ分だけかずら防止具100の径以上に太くなる。
このように構成された本実施形態によれば、複数のかずら防止具100の接続部分A付近が連結具1によって覆われて円周面になるため、複数のかずら防止具100において、かずらが外れないように巻き付いてしまう箇所がなくなる。しかも、接続部分A付近がかずら防止具100の径以上に太くなるため、かずらが接続部分に巻き付くまでに時間が掛かるようになり、かずらが上っていく速度を更に抑えることが可能になる。
図4は、本実施形態の変形例を示す斜視図である。この変形例は、図2に示す連結具1における半円筒部10、12の端部に、図4に示すように、径方向に延びる半円形の鍔部10c、12cを形成したものである。
そして、半円筒部10と半円筒部12とを閉じて、延在片10a、10aを溝12b、12bに係合させることにより、半円筒部10と半円筒部12とが一体化して円筒体が形成されるとともに、鍔部10cと鍔部12cとが一体化してリング状の円板体が形成される。
このように構成された本実施形態の変形例によれば、鍔部10c、12cが、かずらが上っていく際の障害となるため、かずらが上っていく速度を更に抑えることが可能になる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の実施形態は上述した実施形態に限るものではない。例えば、図5に示すように、半円筒部10、12の内側に、上側のかずら防止具100側の肉厚が薄く、下側のかずら防止具100側の肉厚が薄くなるような段差10d、12dを設けることにより、上側のかずら防止具100の径が、下側のかずら防止具100の径より大きい場合に対応可能になる。
また、図6に示すように、半円筒部10と半円筒部12の内面の両端部に、斜め方向に延びる板ばね状の延在部10e、12eが形成されたものでもよい。延在部10e、12eは、円周方向に複数並んで配置されている。このように構成することにより、連結具1を、2本のかずら防止具100の接続部分Aに設置した場合に、半円筒部10の内側において、延在部10e、12eが弾性変形した状態で2本のかずら防止具100に当接する。これにより、上下のかずら防止具100の径が多少異なっていても、上下のかずら防止具100を連結し、接続部分Aを覆うことが可能になる。
また、図3に示す連結具1は円筒状であるが、それに限らず、連結具1は、上側に向かって徐々に径が大きくなる截頭円錐形状に形成してもよい。
1 連結具
10 半円筒部
10a 延在片
10c 鍔部
10d 段差
10e 延在部
12 半円筒部
12a 溝
12c 鍔部
12d 段差
12e 延在部
20 蝶番
100 防止具
200 電柱
210 支線

Claims (2)

  1. 地表から上方に延びる支線に複数設置された円筒形のかずら防止具の接続部分に配置される連結具であって、
    前記接続部分に配置した場合に、前記接続部分付近を前記かずら防止具の径以上に太くする筒状の本体を有し、
    前記本体は、一体化して円筒体を形成する一対の半円筒部からなり、
    一対の前記半円筒部の内面の両端部に、斜め方向に延びる板ばね状の延在部が円周方向に複数並んで配置されることを特徴とするかずら防止具の連結具。
  2. 前記本体は、径方向に延びる鍔部を有することを特徴とする請求項1記載のかずら防止具の連結具。
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