JP6524326B1 - インテリジェントカードホルダ及びそれを制御するプログラム - Google Patents

インテリジェントカードホルダ及びそれを制御するプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】個人情報が露出したIDカードであっても、不用意に第三者へ個人情報等が漏洩する恐れを防ぐカードホルダを得る。【解決手段】表面が透過性の高い透明な樹脂で作成された本体1と、本体1の表面側に貼り合わせられ、電源のON、OFFにより透明、不透明を切り替えることができる機能性液晶フィルム2と、本体1に設けられ、機能性液晶フィルム2の透明、不透明の切り替え機能と、無線通信プロトコルで通信を行う機能とを有する制御基板3と、を備え、制御基板3は無線通信プロトコルで外部機器20より指示信号を受信することにより、機能性液晶フィルム2の透明、不透明の切り替えを行う。【選択図】図1

Description

本発明は、身分証明書や社員証などのIDカード等を収納するためのカードホルダに係り、特に、情報の漏洩対策を強化したインテリジェントカードホルダ及びそれを制御するプログラムに関する。
近年、例えば、職員証、社員証、会員証、学生証等の各種証明用カードとして表面に認識可能な名前・顔写真等の身分を証明する情報を印刷し、かつ電子処理が施されたIDカードが普及している。IDカードは、半導体チップを搭載し、情報の保存や書き換えが可能なICカードも用いられ、RFIDタグのように通信機能を有するものも知られている。また、IDカードの表面には、写真や名前等の個人情報が付記されている。そして、IDカードの携帯者はこれを首から紐でぶら下げて携帯する。また、携帯者が本人であるかを確認するときには、IDカード表面をリーダ等によりスキャンすることで携帯者自身の確認と同時に個人情報を取得する。
しかしながら、従来におけるIDカードでは、この表面に写真や名前の個人情報が常時露出しており、IDカードの携帯者は写真や名前を常時人目に晒している状態である。施設内への入退出管理として利用される場合、携帯者が施設外へ出るとき、そのまま個人情報を露出して第三者へ個人情報等が漏洩する恐れが高い。
特に、水道・電気・ガスなど社会基盤を担う施設においては、不法侵入を未然に防ぐことがセキュリティ上で重要であり、個人情報等が漏洩したことによる不正通行を阻止することが極めて要求される。その他、産学官を問わず、オフィス、研究所、データセンター、工場、倉庫等からの情報漏洩を防いで情報セキュリティをより強化することが必要とされている。
カードに係る情報を第三者に知られないように、カードの収納状態に応じてカードに係る情報を隠蔽するため、カード収納体に設けた表示手段によって、収納されているカードに表記された情報を隠蔽するものが知られ、特許文献1に記載されている。
また、必要なときにのみIDカードに画像等の情報を表示できるようにするため、カード本体に表示手段を設け、本体のカードホルダへの装着時に表示手段の表示をオンとし、非装着時に表示手段への表示をオフとすることが、特許文献2に記載されている。
特開2007−72858号公報 特開2008−217287号公報
特許文献1に記載のものは、カードの収納の有無を検出し、カード収納体に設けた表示手段によって、例えば、クレジットカードの情報表示および隠蔽を可能にするものであるので、携帯者がカードを収納したまま、施設外へ出た場合などでは、そのまま個人情報等を露出して第三者へ個人情報等が漏洩する恐れがある。セキュリティの高い施設等で利用するには十分ではない。
特許文献2に記載のものは、カード収納体は、通常のカードを入れ替わり収納することができず、特殊なカードにしか対応できない。したがって、多くのカードに対応して幅広く普及することは困難であった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、表面に写真や名前の個人情報が常時露出したIDカードであっても、カードホルダに収納することで、手動(任意)または自動にて内蔵したIDカードの情報を、表示または非表示することにより個人情報等が漏洩する恐れを防ぐことができ、セキュリティの高い施設等での利用が可能である多機能なカードホルダを提供することにある。
上記目的を達成させるため本発明は、表面に個人情報が付記されたIDカードを収納し、前記個人情報を隠蔽可能としたインテリジェントカードホルダにおいて、少なくとも前記表面が透明な樹脂で形成された本体と、該本体の前記表面の側に配置され、透明、不透明を切り替えることができる機能性液晶フィルムと、前記機能性液晶フィルムの透明、不透明を切り替えるためのスイッチと、を備えたものである。
また、本発明は、表面に個人情報が付記されたIDカードを収納し、前記個人情報を隠蔽可能としたインテリジェントカードホルダにおいて、少なくとも前記表面が透明な樹脂で形成された本体と、該本体の前記表面の側に配置され、透明、不透明を切り替えることができる機能性液晶フィルムと、前記本体に設けられ、前記機能性液晶フィルムの透明、不透明の切り替え機能と、無線通信プロトコルで通信を行う機能とを有する制御基板と、を有し、前記制御基板は前記無線通信プロトコルで外部機器より指示信号を受信することにより、前記機能性液晶フィルムの透明、不透明の切り替えを行う機能を備えることが望ましい。
また、前記外部機器は携帯端末であり、前記制御基板は前記携帯端末と通信する機能を有し、前記携帯端末より指示信号を受信することにより、前記機能性液晶フィルムの透明、不透明の切り替えを行う機能を備えたことが望ましい。
さらに、前記携帯端末は位置を知るための位置算出手段を有し、該位置算出手段による位置情報に基づいた前記携帯端末から送信された指示信号を受信することにより、前記機能性液晶フィルムの透明、不透明の切り替えを行う機能を備えたことが望ましい。
さらに、前記本体はブザーを有し、前記本体が前記携帯端末から所定距離だけ離れた場合、前記ブザーが鳴動する機能を備えたことが望ましい。
さらに、前記本体が前記携帯端末から所定距離だけ離れた場合、前記ブザーが鳴動すると共に、前記機能性液晶フィルムを不透明する機能を備えたことが望ましい。
さらに、前記本体が前記携帯端末から所定距離だけ離れた場合、離れた場所あるいは位置を前記スマートフォンによって記憶されることが望ましい。
更にまた、前記携帯端末に設定された時間に基づいて前記携帯端末から送信された指示信号を受信することにより、前記機能性液晶フィルムの透明、不透明の切り替えを行う機能を備得ることが望ましい。
また、前記携帯端末に所定のPINコードを入力しない限り前記機能性液晶フィルムの透明、不透明の切り替えを行わないことが好ましい。
更に、前記携帯端末が所定のエリアに入っているか否かを前記位置算出手段により判断し、その結果に基づいて送信された指示信号を受信することにより前記機能性液晶フィルムの透明、不透明の切り替えを行う機能を備えることが望ましい。
本発明は、インテリジェントカードホルダを外部端末から制御するための前記外部端末に搭載されるインテリジェントカードホルダ制御プログラムであって、前記外部端末に搭載されたコンピュータを、所定の位置情報を記憶する手段、前記外部端末に搭載された位置算出手段から現在の位置情報を取得する手段、前記現在の位置情報と前記所定の位置情報とを比較し、前記現在の位置情報に示された位置が前記所定の位置情報に示された位置よりも所定の距離以上離れているか否か演算して判断する演算手段、前記演算手段による判断に基づいて、前記外部端末に搭載された通信装置を制御して、前記インテリジェントカードホルダの前記制御基板に、前記機能性液晶フィルムの透明・不透明の切替を指示する信号を送信する手段、として機能させることを特徴とするインテリジェントカードホルダを制御するプログラムである。
さらに、本発明のプログラムは、前記外部端末に搭載されたコンピュータを、前記外部端末を使用する者からの入力を受け付ける入力手段、前記入力手段からの入力の内容に基づいて、前記外部端末に搭載された通信装置を制御して、前記インテリジェントカードホルダの前記制御基板に、前記機能性液晶フィルムの透明不透明を切り替えることと、前記ブザーを鳴動させることとのいずれかまたは両方を行うことを指示する信号を送信する手段、として機能させることが望ましい。
さらに、本発明のプログラムは、前記外部端末に搭載されたコンピュータを、前記外部端末に搭載された通信装置と前記制御基板との通信が途切れたとき、そのときの位置情報を前記外部端末に搭載された位置算出手段から取得し記憶する手段、前記外部端末を使用する者からの入力を受け付ける入力手段、前記入力手段に入力された内容に基づいて前記位置情報を前記外部端末に搭載された表示装置に表示する手段、として機能させることが望ましい。
また、本発明のプログラムは、前記外部端末に搭載されたコンピュータを、時間設定を行う手段と、設定された時間に前記機能性液晶フィルムの透明、不透明の切り替えを行う手段と、して機能させることが望ましい。
本発明によれば、IDカードを収納するカードホルダに機能性液晶フィルムの透明、白濁の切り替え機能を有している。また、無線通信プロトコルで通信を行う機能を有する制御基板を備えても良く、この場合は、外部機器より通信による指示信号で機能性液晶フィルムの透明、白濁の切り替えを行うことができる。いずれの場合も、必要なときにIDカードに表示された個人情報を白濁等による不透明化によって隠蔽でき、不用意に第三者へ個人情報等が漏洩する恐れを防ぐことができる。
本発明の一実施形態に係るインテリジェントカードホルダを示す正面図及びブロック図 一実施形態に係るインテリジェントカードホルダの構成を示す断面図 機能性液晶フィルムの原理を説明する図(電源OFFで白濁しているとき) 機能性液晶フィルムの原理を説明する図(電源ONで透明となっているとき) インテリジェントカードホルダ本体と、スマートフォン(多機能携帯電話)とが通信を行っている状態を示す図 個人認証とスマートフォン及びインテリジェントカードホルダ本体との関係を示す図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1(1)は、本発明の一実施形態によるインテリジェントカードホルダを示す正面図、図1(2)は、本発明の一実施形態に係るインテリジェントカードホルダの主要部のブロック図、図2は、断面図である。IDカード10、11は、例として身分証明書や社員証であり、不法侵入等を未然に防ぐ必要がある居室、あるいは施設などに所持者が入室するための認証を行う。IDカード10、11は、図2に示すように、本体1の背面側の挿入口から挿入されている。
本発明に係るインテリジェントカードホルダは、単体でもある程度の機能を発揮することができるが、スマートフォン20とともに用いることにより、高度な機能を発揮することができる。即ち、本発明に係るインテリジェントカードホルダは、スマートフォン20と無線で通信する機能を有し、スマートフォン20にインストールされたアプリにより制御されることができる。
IDカード10、11は、例として汎用的なプラスチックカードによる身分証明書や社員証であり、不法侵入等を未然に防ぐ必要がある居室、あるいは施設などに所持者が入室するための認証を行うために必要とされる。IDカード10、11は、半導体チップを搭載し、情報の保存や書き換えが可能なICカードが用いられ、RFIDタグで認証が行われる。また、IDカードの10、11表面には、写真や名前等が付記されている。そして、IDカードの携帯者は、本体1に設けられた把手7の穴8を介して紐で首からぶら下げて携帯する。
本体1は、少なくとも表面が透過性の高い透明な樹脂、例えば、PC(ポリカーボネート・ポリカ)、PET(ポリエチレンテレフタレート・ペット)、PVC(ポリ塩化ビニル・塩ビ)、PMMA(ポリメチルメタクリレート・アクリル)等で作成される。IDカード10、11は、表面が本体1の表面を向く様に設置される。本体1の表面側の後ろ、IDカード10、11と本体1の表面との間、本体1の表面側には機能性液晶フィルム2が貼り合わせられている。機能性液晶フィルム2は、電源のON、OFFにより透明、不透明(例えば、白濁)を瞬時に切り替えることができるフィルムである。
本体1の上部には、制御基板3が設けられ、この制御基板3には、機能性液晶フィルム2の透明、白濁の切り替え機能と、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)あるいはLTE(Long Term Evolution)のような無線通信プロトコルでスマートフォン(多機能携帯電話)と通信を行う機能を有する送受信部100と、スマートフォン(多機能携帯電話)との接続手続きを簡略化するハンドオーバー機能に対応したNFCインターフェイス102と、全体を制御する制御部104とを有している。
したがって、NFC対応機器間で通信する際に、ペアリングや認証などの接続手続きだけをNFCで行い、実際の通信はより高度なBluetooth(登録商標)やWi-Fi(登録商標)に引き継ぐことができる。通常、ペアリングや認証には認証情報の入力などの手順が必要であるが、NFCを利用すれば、本体1にスマートフォン(多機能携帯電話)をかざすだけで接続を完了できる。ここで、NFCの機能を有することは必ずしも必須ではなく、Bluetooth(登録商標)やWi-Fi(登録商標)のみで構成されても良い。その場合は、NFCインターフェイス102は不要となる。
4は、3ポジションのスイッチであり、OFF、ON(1)、ON(2)の機能を有する。OFFは機能性液晶フィルム2への電源供給をOFFし、ON(1)は機能性液晶フィルム2への電源供給をONする。ON(2)は、機能性液晶フィルム2への電源供給をONすると共に、機能性液晶フィルム2、IDカード10、11の上部に設けられたライト5、6をONして照明する。
このように本体1は、外部との通信に関係なく、本体1にあるスイッチ操作のみで機能性液晶フィルム2の電源供給ON、OFF、即ち、機能性液晶フィルム2の透明化、不透明化を切り替えることができる。
9は、バッテリであり、制御基板3、ライト5、6へ電源を供給する。なお、バッテリ9は、外部電源から充電が可能であり、USB Type-C又はUSB Micro-Bのメス端子を有している。スイッチ4がON(2)の状態で18時間以上又は24時間以上連続稼働することができる容量とされている。
図3、4は機能性液晶フィルム2の原理を説明する図であり、図3は電源OFFで白濁しているとき、図4は電源ONで透明となっているときの状態である。2枚のプラスチックフィルム2−1、2−2間に高分子2−6がネットワーク状に構成され、その中に液晶分子2−5が不規則に並び、両端に透明電極2−3、2−4が設けられている。
そして、電源OFF、透明電極2−3、2−4に電圧を掛けていない状態では、不規則に並んでいる液晶分子2−5が光を散乱し、不透明で白濁の状態となる。電源ON、透明電極2−3、2−4に電圧を掛けると、不規則に並んでいた液晶分子2−5が透明電極2−3、2−4に対して垂直に並び光を透過して透明な状態となる。
したがって、IDカード10、11は、機能性液晶フィルム2に電圧を掛けていない状態で不透過となり、IDカード10、11に表示されている情報が本体1の外部から視認できなくなる。そして、携帯者が施設外へ出るとき、機能性液晶フィルム2に電圧を掛けないようにすれば、表面に写真や名前の個人情報が表示されたIDカード10、11であっても、個人情報の不用意な露出を避けることができる。
また、施設内に入るときなどに、機能性液晶フィルム2に電圧を掛けることより、通常通りにIDカード10、11に表示されるので、携帯者の確認が可能となる。インテリジェントカードホルダ本体1はIDカード10、11を2枚収納できるようにしているが、1枚のIDカード10であっても良く、以下1枚のIDカード10として説明する。
図5は、インテリジェントカードホルダ本体1と、スマートフォン(多機能携帯電話)20とが通信を行っている状態を示す図である。通信接続が確立されている状態で、スマートフォン20の機能を利用して、制御基板3へ指示信号を送信することにより、機能性液晶フィルム2の透明、白濁の切り替えが可能となる。つまり、制御基板3は、必要に応じてスマートフォン20から通信機能で外部機器より指示信号を受信することにより、機能性液晶フィルム2を白濁する。そして、白濁によりIDカード10の表面に設けられた写真や名前の個人情報に対してシャッターを閉じることになるので、他者から容易に目視ができないようにすることができる。ここで白濁と表現しているのは不透明化を意味し、白濁とは異なる方法で不透明化しても良いことは言うまでも無いことである。
また、インテリジェントカードホルダ本体1がスマートフォン20から所定距離だけ離れた場合、インテリジェントカードホルダ本体1に備えられたブザー(図示せず)が鳴動し、機能性液晶フィルム2を白濁、つまりIDカード10の表面に設けられた写真や名前の個人情報に対してシャッターを閉じて目視できないようにしたことになる。
このとき、インテリジェントカードホルダ本体1の代わりに、スマートフォン20からブザー等の警告音を鳴らせても良い。あるいはインテリジェントカードホルダ本体1と同時にスマートフォン20からブザー等の警告音を鳴らせても良い。
ここで、所定距離だけ離れたことを検出する方法としては、既存の様々な方法を採用することができる。例えば、インテリジェントカードホルダ本体1とスマートフォン20は、それぞれ、互いに相手からの通信の電波を受信できなくなった場合、あるいは受信信号の強度が所定の値以下になった場合に所定の距離だけ離れたとすることができる。
さらに、インテリジェントカードホルダ本体1とスマートフォン20とが所定の距離以上離れた場所あるいは位置(紛失場所とも称する)、そしてその時の時間は、スマートフォン20に備えられた時計機能と、GPS機能による位置情報(GPS情報)に基づいて判別されてスマートフォンに記憶される。これにより、インテリジェントカードホルダ本体1を落としたり、紛失したりした場合でも、インテリジェントカードホルダ本体1がスマートフォン20から所定の距離離れた位置がスマートフォン20に記憶されているので、インテリジェントカードホルダ本体1を探すことが容易になる。
ここで位置情報は、GPS機能に限らず位置を知るための他の機能から求めても良い。これは、以下にGPS情報を用いて説明しているすべてにおいて成り立つことである。例えば、スマートフォン20が、Wi−Fi(登録商標)等の無線通信に接続されている場合は、接続されている無線通信のルータ、アクセスポイントの情報から位置を求めることができ、その情報から求めた位置を紛失場所とすることもできる。この方法は、建物内で、無線通信のアクセスポイントのエリアが細かく決まっている場合には、精度良く位置を求めることができ、GPS信号を得ることができない建物内でも有効に位置情報を知ることができる。ここで、本発明においては、GPS機能及び上述したような位置を求める機能を含むその他すべての位置を知るための手段を位置算出手段とも称する。
さらに、インテリジェントカードホルダ本体1がスマートフォン20から所定距離だけ離れた場合だけでなく、位置情報(GPS情報等)に基づいた場所によって機能性液晶フィルム2を白濁、つまりシャッターを閉じてIDカード10の表面に設けられた写真や名前の個人情報を隠蔽することが可能となる。
例えば、所定の位置として自分の会社を登録することにより、会社の敷地から出ることによりスマートフォン20が所定の位置から離れた旨の信号をインテリジェントカードホルダ本体1に送信し、インテリジェントカードホルダ本体1の制御部104は、機能性液晶フィルム2を白濁させる。また逆に、会社の敷地に入ることによって、スマートフォン20が所定のエリアに入った旨の信号をインテリジェントカードホルダ本体1に送信し、インテリジェントカードホルダ本体1の制御部104は、機能性液晶フィルム2を透明化させる。これにより、会社の外において身分証等の内容である氏名、写真等の個人情報を他者が見ることを防止することができると共に、会社内においてはIDカードを社内の者に見せることができる。
なお、スマートフォン20として説明しているが、インテリジェントカードホルダ本体1と通信が可能な機器であれば、タブレットでも、あるいは専用の外部機器でも何でも良く、これら外部機器(スマートフォン、タブレット等インテリジェントカードホルダ本体1と無線通信可能な機器すべてを含む)からの指示で機能性液晶フィルム2の透明、白濁の切り替え、つまりIDカード10に対するシャッター制御が可能となる。
またインテリジェントカードホルダ本体1の機能性液晶フィルム2の制御が可能なスマートフォン20やその他の外部機器は、そのインテリジェントカードホルダ本体1に認証されているものに限定することができる。
これにより、他人がたまたま取得したインテリジェントカードホルダ本体1を持って会社等に侵入したとしても、インテリジェントカードホルダ本体1に認証されたスマートフォン20をこの他人が持っていない場合は、インテリジェントカードホルダ本体1は、近くに認証されたスマートフォン20が存在しないとして、機能性液晶フィルム2の白濁した状態を維持する。
よって、会社内で白濁した状態のインテリジェントカードホルダ本体1を首からぶら下げている者がいた場合、容易に許諾無く会社に侵入した者であると識別することができる。また、会社等への侵入者が、偽のインテリジェントカードホルダ本体1を持って侵入した場合、警備の者及び管理者が外部機器でインテリジェントカードホルダ本体1の機能性液晶フィルム2を操作することによって、侵入者か否か識別することができる。
即ち、偽のインテリジェントカードホルダ本体1の場合は、警備の者や管理者が持つ外部機器には反応しないので、警備の者が外部機器で操作しても偽のインテリジェントカードホルダ本体1の機能性液晶フィルム2は変化がない。これにより、警備の者は侵入者か否かを容易に識別することができる。外部機器での操作により、機能性液晶フィルム2だけではなく、後述するようにブザーの鳴動、照明のオン・オフ等も可能とすることができ、警備の者や管理者はこれらの操作が可能か否かで侵入者を見分けることもできる。
図5は、スマートフォン20にインストールされたアプリを起動した画面を示している。この状態で、IDをID入力部21、パスワードをパスワード入力部22に入力し、エンターキー23を押すことで、インテリジェントカードホルダ本体1と、スマートフォン20との通信が確立される。その他、アプリの画面には、PIN(個人識別番号)を入力するPINキー24、インテリジェントカードホルダ本体1に備えられたブザーを鳴動するブザーキー25、ライト5、6をONして照明を行う照明キー26、機能性液晶フィルム2の白濁、透明、つまりシャッターの開閉時間を定める時間設定キー27等が設けられている。
IDカードの携帯者はPINキー24によって、インテリジェントカードホルダ本体1にPINを設定することで、PINを知らない他者がスイッチ4をON(1)としても、機能性液晶フィルム2を透明、つまりシャッターを開にすることを防ぐことができる。また、PINをスマートフォン20に入力しないと、スマートフォン20からも機能性液晶フィルム2の透明、不透明の切替をできないようにすることもできる。更に、インテリジェントカードホルダ本体1を置き忘れした場合などでは、ブザーキー25で鳴動させて探し出すことができる。
さらに、夜間では照明キー26によりライト5、6を点灯してIDカードの確認を見易くすることができる。時間設定キー27では、業務時間内(定時)はシャッターを開にし、定時が過ぎたらシャッターを閉にする設定を行い、不用意なIDカードの表示を無くして、第三者へ個人情報等が漏洩することを防ぐことができる。
インテリジェントカードホルダ本体1の位置は、スマートフォン20によるGPS情報等によって判別される。また、機能性液晶フィルム2をシャッターとして制御するためのプログラムがスマートフォン20にインストールされたアプリに組み込まれている。したがって、シャッターを開閉する場所(位置)をアプリに予め登録することで、GPS情報を利用して場所に応じてシャッターの開閉制御が可能となる。例えば、シャッターを開閉する場所として、施設、会社等の出口として自動登録し、携帯者が出口から退出した場合、GPS情報で判別してシャッターを閉めることができる。
また、アプリに携帯者のIDが入力されているので、特定の他者IDを登録し、常時はシャッターを閉としておいて、特定の他者にだけIDカード10を表示することができる。つまり、スマートフォン20で登録した携帯者が互いに近づいたことを検出すると、シャッターを開くようにする。これにより、個人情報等の漏洩に対してよりセキュリティを高めることができる。
さらに、スマートフォン20は、IDカードの携帯者のみならず、例えば警備員も携帯する。そして、警備員は複数のインテリジェントカードホルダ本体1に対して管理者として登録しておく。これにより、警備員は専用の外部機器を用いるか、あるいは、自分が携帯するスマートフォン20にインストールされたアプリを起動しておけば、任意のインテリジェントカードホルダ本体1の機能性液晶フィルム2のシャッターを開くこと、及びライト5、6をONすることが可能となる。
図6は、個人認証とスマートフォン20及びインテリジェントカードホルダ本体1との関係を示す図である。施設等の入口、あるいは各階の居室入口等において、RFIDタグを有するスマートフォン20と通信して個人認証を行うNFC装置500が設置されている。NFC装置500は、通信距離が0〜20cm程度の無線インターフェイスであり、壁面800に取り付けても良いし、フラップ802を備えたフラッパーゲート801などに取り付けても良い。なお、フラッパーゲート801に取り付ける場合は、個人認証の結果に応じてフラップ802の戸開閉を制御する。
NFC装置500は、通信端末505を有しており、NFC装置500が認証結果表示部を備える場合は、認証結果を表示するための画面504を有している。利用者は携帯するスマートフォン20を通信端末505にかざすことにより、個人認証を行う。認証OKの場合、認証OKである旨が画面504に表示される。フラッパーゲート801においては、認証OKと連動してフラップ802を開く。
スマートフォン20でIDが認識されているので、アプリにIDを入力することなく、スマートフォン20からNFC装置500へ応答を返し、つまりRFIDによる受動通信モードが確立してから、能動通信モードであるBluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)あるいはLTE(Long Term Evolution)の無線通信プロトコルにより、スマートフォン20とインテリジェントカードホルダ本体1との通信確立を自動で行う。そして、施設、あるいは各階の居室等への入室と共に、機能性液晶フィルム2のシャッターを開くように制御する。
なお、上記説明では、スマートフォン20を通信端末505にかざすことにより、個人認証を行うことで説明したが、先にアプリを起動しておいて、スマートフォン20とインテリジェントカードホルダ本体1との通信確立を行っても良い。この場合は、インテリジェントカードホルダ本体1を通信端末505にかざして、個人認証を行えば良い。
次に、本発明のインテリジェントカードホルダをスマートフォン20等の外部端末から制御するためのプログラムについて説明する。このプログラムは、アプリとしてスマートフォン20にインストールして使用することができる。
このプログラムは、スマートフォン20等の外部端末に搭載されたコンピュータをインテリジェントカードホルダを制御するための手段として機能させるものである。以下において、外部端末の一例としてスマートフォン20を例にとって説明する。
このプログラムにより、スマートフォン20のコンピュータは以下のように動作する。
即ち、コンピュータは、所定の位置情報をスマートフォン20内のメモリに記憶する(ステップ1)。所定の位置情報は、例えば、スマートフォン20に搭載されたGPS装置から得られた現在の位置情報を所定の位置情報として記憶することができる。
また、コンピュータは、スマートフォン20の入力装置(表示画面に表示された入力用キーボードや、スマートフォン20に搭載されている通信装置等)から手入力で、または電子メールとしてあるいは他の方法で入力された緯度経度情報を所定の位置情報として記憶することができる。
また、コンピュータは、スマートフォン20に搭載されたGPS装置から現在の位置情報を取得する(ステップ2)。次に、コンピュータは、現在の位置情報と所定の位置情報とを比較し、現在の位置情報に示された位置が所定の位置情報に示された位置よりも所定の距離以上離れているか否か演算して判断する(ステップ3)。
ここで、所定の距離以上離れているか否かは、2つの緯度経度情報から2点間の距離を演算し、その結果と所定距離の数値を比較することで判断することができる。ここで、所定の位置情報が1次元であるポイントではなく、あるエリアを示す2次元情報で有っても良い。その場合は、複数のポイントの緯度経度情報と、それぞれのポイントをつなげる順番に関する情報とでそのエリアを示す情報を表すことができる。
この場合は、会社や工場の敷地を複数のポイントでつなぐことにより、そのエリアを表すことができ、コンピュータは、現在の位置が、そのエリアの外か内かを判断してそれに基づいて種々の動作を行うようにしても良い。よって、ステップ3は、「コンピュータは、現在の位置情報と所定のエリアの範囲を示す複数の位置情報とを比較し、現在の位置が所定のエリアの範囲内か範囲外かを演算して判断する」であっても良い。
また、コンピュータは、ステップ3での判断に基づいて、スマートフォン20に搭載された通信装置を制御して、インテリジェントカードホルダの制御基板3に、機能性液晶フィルム2の透明・不透明の切替を指示する信号を送信する(ステップ4)。
また、このプログラムは、次の動作をさせて良い。即ち、コンピュータは、スマートフォン20を使用する者からの入力を受け付ける(ステップ10)。スマートフォン20は、標準で入力手段を有しており、それは例えば、スマートフォン20の画面上に表示されるキーボードやフリック入力のための画面等である。
これらを用いても良いが、コンピュータが、入力を受け付けるための専用の画面をスマートフォン20のスクリーンに表示させ、その画面を使用者がタップすることによって入力する方法が好ましい。例えば、機能性液晶フィルムの透明・不透明切替スイッチやブザー鳴動ボタンを表示させ、それをタップすることにより入力させる方法が簡単でありより好ましい。
次にコンピュータは、入力手段からの入力の内容に基づいて、スマートフォン20に搭載された通信装置を制御して、インテリジェントカードホルダの制御基板3に、機能性液晶フィルム2の透明・不透明を切り替えることと、インテリジェントカードホルダに搭載されたブザーを鳴動させることとのいずれかまたは両方を行うことを指示する信号を送信(ステップ20)する。
これは、例えば、画面上に表示された透明・不透明切替スイッチがタップされたときは、コンピュータは、インテリジェントカードホルダの制御基板3に、機能性液晶フィルム2の透明・不透明を切り替えることを指示する信号を送信することができる。また、コンピュータは、画面上に表示されたブザー鳴動ボタンがタップされたときは、制御基板3にインテリジェントカードホルダに搭載されたブザーを鳴動させることを行うことを指示する信号を送信することができる。
また、このプログラムは、次の動作をコンピュータに行わせても良い。
即ち、コンピュータは、スマートフォン20に搭載された通信装置と制御基板3との通信が途切れたとき、そのときの位置情報を前記外部端末に搭載されたGPS装置から取得し、紛失位置情報としてスマートフォン20のメモリに記録する(ステップ100)。
次に、コンピュータは、前記外部端末を使用する者からの入力を受け付ける(ステップ102)。これは、コンピュータが、入力を受け付けるための専用の画面をスマートフォン20のスクリーンに表示させ、その画面を使用者がタップすることによって入力する方法が好ましい。例えば、インテリジェントカードホルダ紛失位置表示と表示されたボタンをスクリーンに表示させ、それをタップすることにより入力させる方法が簡単でありより好ましい。
ステップ102での入力内容に基づいて、例えば、スクリーンに表示されたインテリジェントカードホルダ紛失位置表示のボタンがタップされたとき、紛失位置情報をスマートフォン20のスクリーンに表示する(ステップ104)。表示は、緯度経度情報として表示しても良いが、これでは分かりにくいので、地図を表示し、その地図上の紛失位置情報の示すポイントに所定のマークを表示することによって表すことが好ましい。
これまでの説明においてスマートフォン20を例にとって説明したが、スマートフォンに限定されるものではなく、インテリジェントカードホルダ本体1と通信が可能な外部機器(外部端末とも称している)ならば何でもスマートフォン20の代わりに使用することができ、スマートフォン20と同様の効果を奏することができる。ここで、外部機器の中には、タブレット、ノートパソコン、インテリジェントカードホルダ本体1との通信専用に製造された特別な外部機器等の携帯が可能な携帯端末だけでなく、携帯が困難な据え置き型PCも含まれている。
1…本体
2…機能性液晶フィルム
2−1、2−2…プラスチックフィルム、2−3、2−4…透明電極
2−5…液晶分子、2−6…高分子
3…制御基板
4…スイッチ
5、6…ライト
7…把手
8…穴
9…バッテリ
10、11…IDカード
20…スマートフォン(多機能携帯電話)
21…ID入力部、22…パスワード入力部、23…エンターキー、24…PINキー
25…ブザーキー、26…照明キー、27…時間設定キー
100…送受信部
102…NFC
104…制御部
500…NFC装置
504…画面、505…通信端末
800…壁面
801…フラッパーゲート、802…フラップ

Claims (11)

  1. 表面に個人情報が付記されたIDカードを収納し、前記個人情報を隠蔽可能としたインテリジェントカードホルダにおいて、
    少なくとも前記表面が透明な樹脂で形成された本体と、
    該本体の前記表面の側に配置され、透明、不透明を切り替えることができる機能性液晶フィルムと、
    前記本体に設けられ、前記機能性液晶フィルムの透明、不透明の切り替え機能と、
    無線通信プロトコルで通信を行う機能とを有する制御基板と、
    前記本体が前記制御基板と通信を行う外部機器から所定距離離れたかどうかを判断する手段と、
    を有し、
    前記制御基板は前記無線通信プロトコルで前記外部機器より指示信号を受信することにより、前記機能性液晶フィルムの透明、不透明の切り替えを行う機能を備えたことを特徴とするインテリジェントカードホルダ。
  2. 前記外部機器は携帯端末であり、前記制御基板は前記携帯端末と通信する機能を有し、前記携帯端末より指示信号を受信することにより、前記機能性液晶フィルムの透明、不透明の切り替えを行う機能を備えたことを特徴とする請求項1に記載のインテリジェントカードホルダ。
  3. 前記携帯端末は位置を知るための位置算出手段を有し、該位置算出手段による位置情報に基づいた前記携帯端末から送信された指示信号を受信することにより、前記機能性液晶フィルムの透明、不透明の切り替えを行う機能を備えたことを特徴とする請求項2に記載のインテリジェントカードホルダ。
  4. 前記本体はブザーを有し、前記本体が前記携帯端末から所定距離だけ離れた場合、前記ブザーが鳴動する機能を備えたことを特徴とする請求項3に記載のインテリジェントカードホルダ。
  5. 前記本体が前記携帯端末から所定距離だけ離れた場合、前記ブザーが鳴動すると共に、前記機能性液晶フィルムを不透明する機能を備えたことを特徴とする請求項4に記載のインテリジェントカードホルダ。
  6. 前記本体が前記携帯端末から所定距離だけ離れた場合、離れた場所あるいは位置を前記携帯端末によって記憶されることを特徴とする請求項4又は5に記載のインテリジェントカードホルダ。
  7. 前記携帯端末に設定された時間に基づいて前記携帯端末から送信された指示信号を受信することにより、前記機能性液晶フィルムの透明、不透明の切り替えを行う機能を備えることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載のインテリジェントカードホルダ。
  8. 前記携帯端末に所定のPINコードを入力しない限り前記機能性液晶フィルムの透明、不透明の切り替えを行わないことを特徴とする請求項に記載のインテリジェントカードホルダ。
  9. 前記携帯端末が所定のエリアに入っているか否かを前記位置算出手段により判断し、その結果に基づいて送信された指示信号を受信することにより前記機能性液晶フィルムの透明、不透明の切り替えを行う機能を備えることを特徴とする請求項3に記載のインテリジェントカードホルダ。
  10. 請求項4に記載のインテリジェントカードホルダを前記外部機器から制御するための前記外部機器に搭載されるインテリジェントカードホルダ制御プログラムであって、
    前記外部機器に搭載されたコンピュータを、
    前記外部機器を使用する者からの入力を受け付ける入力手段、
    前記入力手段からの入力の内容が前記機能性液晶フィルムの透明、不透明を切り替えることを指示するものである場合は、前記インテリジェントカードホルダの前記制御基板に、前記機能性液晶フィルムの透明、不透明を切り替えることを指示する信号を送信し、前記入力手段からの入力の内容が前記ブザーを鳴動させることを指示するものである場合は、前記インテリジェントカードホルダの前記制御基板に、前記ブザーを鳴動させることを指示する信号を送信する手段、
    として機能させるインテリジェントカードホルダ制御プログラム。
  11. 請求項3に記載のインテリジェントカードホルダを前記携帯端末から制御するための前記携帯端末に搭載されるインテリジェントカードホルダ制御プログラムであって、
    前記携帯端末に搭載されたコンピュータを、
    前記携帯端末に搭載された通信装置と前記制御基板との通信が途切れたとき、そのときの位置情報を前記携帯端末に搭載された位置算出手段から取得し記憶する手段、
    前記携帯端末を使用する者からの入力を受け付ける入力手段、
    前記入力手段に入力された内容に基づいて前記位置情報を前記携帯端末に搭載された表示装置に表示する手段、
    として機能させるインテリジェントカードホルダ制御プログラム。
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