JP6938971B2 - セキュリティカードおよび認証システム - Google Patents

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本発明は、建物やセキュリティエリアなどの入退場管理に利用されるICカードを使用したセキュリティカードに関し、特にICカードに内蔵された電子情報を不正に読み出されても、不正な複製や利用が困難なセキュリティカードおよび認証システムに関するものである。
電子マネー、個人認証、入退場管理その他の情報の記憶媒体装置として、情報の読み書きが可能なICカードが知られている。ICカードには、埋め込まれたアンテナと外部読取装置との電磁結合により非接触で情報の読み書きや電力供給が可能な非接触ICカード、接触端子を通じて情報の読み書きや電力供給を行う接触ICカード、非接触と接触の両方の通信機能を持ったデュアルICカードがある。入退場管理などのような認証が主な通信内容で通信データ量が少量の用途では非接触ICカードが用いられることが多い。
特許文献1には、ICカードを認証デバイスとして各エリアへの入退場管理を行うシステムが開示され、該システムでは、各エリアを相互の関連性、セキュリティ性の高低などに応じてツリー状に区分してレベル付けを行った入退場管理端末を各エリアに設置し、一方個々のICカードにはどの区分に入退場可能か、あらかじめ設定しておくことで、ICカード所持者が入退場管理端末にICカードを装着した時に入退場管理端末でセキュリティレベルの照合を行って解錠の可、不可を判定している。
しかしながら、特許文献1に開示された技術によると、解錠を要求するICカード所持者の特定をICカードに記録された電子情報に依存しているため、電子情報を不正に読み取ってコピーした不正ICカードが使用された場合には、不正に解錠が行われてしまうという問題点があった。
また例えば特許文献2のように、セキュリティICカードの情報を暗号化して不正な読み取りを困難にし、カードリーダとセキュリティICカードの内容を相互認証して入場を許可するシステムや、生体認証との組み合わせでICカード所持者の本人確認を行い、セキュリティエリアへの入退場をコントロールするセキュリティシステムが提案されている。
しかしながら、特許文献2に開示されたセキュリティシステムでは、セキュリティICカードの暗号解読での不正複製による個人情報認証や生体認証のなりすまし不正認証などにより完全には不審者の重要管理エリアへの入場制限は行えなかった。
特開平2−88859号公報 特開2001−76270号公報
そこで本発明は、ICカードに記録された電子情報に基づく認証だけでなく、光学的な特性に基づく認証手段を設けることにより、電子情報を不正に読み取っただけでは複製が困難なセキュリティカードを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る発明は、
積層体内部に、外部との無線通信と外部からの電力供給のための第一アンテナと、前記第一アンテナに電気的に接続された制御ICを有するセキュリティカードであって、液晶の配向状態を変えることで光が透過する状態と不透過の状態を切り替えられる調光フィルムが前記積層体の一部に設けられ、前記調光フィルムの駆動ICが前記積層体内部に設けられて前記制御ICに電気的に接続され、前記調光フィルムが設けられた部位の前記調光フィルム以外の部材がカードの厚み方向に見て光透過性であることを特徴とするセキュリティカードである。
また請求項2に係る発明は、
前記積層体内に、第二アンテナが設けられ、前記第二アンテナは前記駆動ICに電気的に接続され、前記第二アンテナにより前記調光フィルムの光が透過する状態と不透過の状態を切り替える動作に要する電力を外部との無線通信により供給を受けることを特徴とする請求項1に記載のセキュリティカードである。
また請求項3に係る発明は、
前記調光フィルムが、複数箇所に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のセキュリティカードである。
また請求項4に係る発明は、
請求項1から請求項3のいずれかに記載のセキュリティカードと読取装置からなる認証システムであって、前記読取装置は、前記セキュリティカードと無線通信および電力供給を行う少なくとも一つのアンテナと、少なくとも一組の発光部と受光部からなる光学読取部を有し、前記光学読取部は、前記セキュリティカードを認証のために装着したときに前記調光フィルムをカードの厚み方向から挟み込む位置に設けられており、前記セキュリティカードの認証を、無線通信データの照合と、前記調光フィルムの光が透過する状態と不透過の状態の切り替えの時系列パターン情報と前記光学読取部での受光パターン情報の照合により行うことを特徴とする認証システムである。
本発明の請求項1の発明のセキュリティカードによれば、入退場管理などに用いるセキュリティカードが正規のものであるとの認証を行う際、カードに記録された電子情報に基づく認証と共に、電圧を印加することで光の透過/不透過の状態を切り替えられる調光フィルムがカードを構成する積層体の一部に設けられ、その部位でカードの部材が光透過性となっているため、調光フィルムの部位でのカードの光の透過/不透過を制御ICからの制御信号に基づき時系列的に切り替えることができ、調光フィルム部分での光の透過/不透過の時系列パターンを適宜光学センサ装置で検出し、検出した透過/不透過の時系列パターンを制御信号の情報と照合することでカードの認証に用いることができる。これに対し、電子情報のみを不正にコピーして作成した不正カードではこのような透過/不透過の切り替えができない。従って本発明は、電子情報のみを利用して認証を行う従来のカードの比べ正規のカードであるとの認証が確実に行えると共に不正なカードの検出ができるセキュリティカードを提供できる。
また本発明の請求項2の発明によれば、調光フィルムの透過/不透過の切り替えを行うのに必要な電力を、電力供給を行うための専用の第二アンテナを介して外部から無線通信で供給を受けることにより、電子情報の通信も行う第一アンテナから供給を受けるよりも多量の電力を安定して供給を受けることができ、駆動ICを介して調光フィルムに供給することにより、調光フィルムの駆動がより高速に、安定して行え、また複数の調光フィルムを設ける際にも無理なく必要な電力の供給を受けることができる。
また本発明の請求項3の発明によれば、調光フィルムを複数箇所に設けることにより、認証のための透過/不透過の時系列パターンを複数種類組み合わせることでより複雑なものにでき、よりセキュリティ性の高い認証を行うことができる。また、セキュリティレベルやエリアごとに区分して認証を行う必要がある場合に、複数の調光フィルムを区分に対応させて認証に用いることができ、より多様な認証に対応することができる。
また本発明の請求項4の発明によれば、調光フィルムを設けたセキュリティカードと、少なくとも一組の発光部と受光部からなる光学読取部を有する読取装置により、セキュリティカードの認証を、無線通信される電子情報の照合に加え、調光フィルムの光の透過/不透過の切り替えの時系列パターン情報と光学読取部での受光パターンの情報の照合によっても行うことができ、よりセキュリティ性の高い認証と、不正カードの検出を行うことができる認証システムを提供できる。
本発明のセキュリティカードの平面透視図である。 本発明のセキュリティカードの断面模式図である。 本発明のセキュリティカードの第二の実施形態の断面模式図である。 調光フィルムの断面模式図である。 本発明のセキュリティカードの透過/不透過の検出を行う様子の模式図である。 本発明のセキュリティカードの第三の実施形態の平面透視図である。 本発明のセキュリティカードの別の実施形態の平面模式図である。 従来の非接触ICカードを本発明の認証システムに適用した模式図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は以下に例示する実施形態に限定して解釈されるものではない。また、図面において同等のものには同じ番号を付し、説明を省略することがある。
図1は、本発明のセキュリティカード(以下、単にカードと記すことがある)の平面透視図である。本実施形態のセキュリティカード1は、外部と無線方式で情報通信および電力の供給を行う非接触ICカードである。図2はセキュリティカード1の断面図である。カード1はアンテナシート13、印刷シート11、15、スペーサ12、14が積層された積層体であり、アンテナシート13は光透過性の素材からなり表面に制御素子である制御IC30が装着され、周縁部に第一アンテナ32が周回して設けられて制御IC30と電気的に接続されている。また後述する調光フィルム20を駆動するための駆動IC31が装着され、制御IC30に接続されており、制御IC30からの制御信号に基づき調光フィルム30を駆動する。なお図には表示していないが、外部との無線通信で供給を受けた電力を一時的に蓄積するためのコンデンサ、電気二重層などのデバイスを設けることもできる。
印刷シート11、15はカード1の表裏面をなし、共に一部に調光フィルム20、20が嵌め込まれている。調光フィルム20は表裏のフィルム間に挟まれた高分子ネットワーク液晶層を有しており、高分子ネットワーク液晶層の表裏面間に電圧を印加することにより駆動することで液晶の配向状態が変わり光の透過状態と不透過状態を電気的に切り替え可能なものとして知られているもので、駆動IC31に電気的に接続され、制御IC30からの制御信号に基づき駆動される。なお調光フィルムには、電圧が印加されていない状態で液晶分子がランダムな方向を向いて光が不透過となり、電圧を印加すると液晶分子が電界に沿った一定の方向に整列して光を透過するようになるノーマルモード型と、逆に電圧を印加しない状態で配向膜の作用により液晶分子が一定の方向に配列して光の透過性が
あるリバースモード型があることが知られているが、本実施形態ではノーマルモード型の調光フィルム20を用いた場合について説明する。なおリバースモード型の調光フィルムでも、以下の説明における光の透過/不透過の設定を逆にすれば同様に用いることができる。調光フィルム20の構造の詳細は後述する。スペーサ12、14は光透過性の材料からなり、アンテナシート13と印刷シート11、15の間を埋めて制御IC30、駆動IC31を保護すると共にカード1を平坦化している。
カード1は、通常の状態において図2(a)のように調光フィルム20が不透過状態となっているためこの部分で光を透過しない。印刷シート11、15の色はこのときの調光フィルム20の色に合わせられており、カード1の所有者はこの部分が調光フィルム20であることに気付き難くされている。ただし調光フィルム20以外の部分には文字、記号等の情報が印刷などにより設けられていても良い。調光フィルム20に電圧を印加して駆動すると、図2(b)のように調光フィルム20は透過状態となり、この部分で光を透過するようになる。なおリバースモード型の調光フィルムでは、電圧を印加していない通常状態で配向フィルムなどの作用により液晶分子が一定の方向にそろって並んで光透過状態となり、電圧を印加すると並びが不規則となり、不透過状態となるため、印刷シート11、15は調光フィルムの近傍では透明とすることで、上記と同様の作用が得られる。
図3は、本発明の第二の実施形態のセキュリティカード2の断面図である。本実施形態においては、調光フィルム20がアンテナシート13´の一部に埋め込まれている。また、印刷シート11´、15´の調光フィルム20に対応する部位16、17が光透過性となっている。またスペーサ12、14も光透過性の材料で構成されている。すなわち本実施形態では調光フィルム20は一枚である。本実施形態においても、電圧を印加していない通常状態において図3(a)のように調光フィルム20は不透過状態で、光を透過しない。また印刷シート11´、15´の光透過性となっている部位16、17以外の部分は、前述の実施形態同様、不透過状態の調光フィルムと同等の色とされている。そして本実施形態においても、調光フィルム20に電圧を印加することで透過状態とすることができ、図3(b)の様にこの部分で光を透過するようになる。
図4は、調光フィルム20の構造を示す断面模式図である。透明な基材21、25のそれぞれの内面側に透明電極層22、24が設けられ、間に高分子ネットワーク液晶層23が挟まれている。基材21、25はガラスやシリコン、またはポリエチレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコールなどの高分子フィルムを用いることができる。透明導電層には、スズドープ酸化インジウム(ITO)、フッ素ドープ酸化スズ(FTO)などを好適に用いることができる。高分子ネットワーク液晶層23は、ランダムな網目状の高分子樹脂26中にコレステリック液晶の液晶分子27が連続層を形成した構造を有したものである。液晶分子27は、電圧を印加していない通常状態では図4(a)のようにランダムな向きに分布しているため、高分子ネットワーク液晶層23内に入射した光28は液晶分子27によりランダムな方向に拡散され、透過できない。一方、駆動IC31により所定の電圧が透明電極層22、24間にかけられて駆動されると、図4(b)のように液晶分子27は発生した電界に沿った方向に整列し、その結果入射した光28は透過することができるようになる。
このように透過状態と不透過状態を切り替えられる部位をカードに設けることにより、図5に示すような認証システムを構成できる。すなわち、読取装置40には非接触での通信を行うためのアンテナ41を具備すると共に、発光部42、受光部43からなる光学読取部を有しており、発光部42、受光部43はカード1の調光フィルム20が設けられている部位を挟みこむ位置に設けられている。発光部42からの光は、図5(a)のように調光フィルムが設けられた部位18が不透過状態のときは、遮られて受光部43に届かず
検出されない。調光フィルムが設けられた部位18が透過状態になったときは図4(b)のように発光部42からの光は受光部43に届き、検出される。すなわち、調光フィルム20の透過/不透過の切り替えに応じて、受光部43で光が検出されたりされなかったりするため、受光部43での検出パターンと、調光フィルム20の透過/不透過の切り替えパターンを時系列的に照合することにより、そのカードが正規なものであるか否かの認証が行える。
これに対し、図8に示すように従来の非接触ICカード50は、不透過性の材料で構成され、上記のような透過/不透過の切り替えを行うことはできない。仮にカード50を光透過性の材料で製造した場合は、発光部42からの光は常に受光部43で検出されることとなり、やはり上記のような透過/不透過の切り替えを行うことはできない。
上記の透過/不透過の切り替えパターンは目的に応じて種々の態様とすることができ、図5を用いて説明するならば、例えば単純に不透過状態から透過状態に切り替えるだけでも従来の非接触ICカードを使った不正な複製カードでは対応できないため、正規なカードと認証することができるが、例えば入退場管理に用いる場合、透過/不透過の切り替えの時系列パターンを複数種あらかじめ定めておき、それぞれを各入退場エリアに割り当てると共に、セキュリティカード1に、カード1が入退場できるエリアに割り当てられた切り替えの時系列パターンで透過/不透過を切り替えるように設定しておけば、あらかじめ定められた時系列パターンと実際にカード1から検出された受光パターンを照合することで、カード1が当該エリアに入場する権限を持つカードか否か認証を行うようにすることもできる。あるいはまた、透過/不透過の切り替えパターンを、読取装置40でその都度生成し、これを非接触通信でセキュリティカード1に送信し、カード1では受信した切り替えパターンに応じて調光フィルムの透過/不透過の切り替えを行い、読取装置40では生成した切り替えパターンと実際の受光パターンを照合して認証を行うこともできる。さらにこのパターンを乱数パターンなどとして、よりセキュリティ性を高めることもできる。
図6は、本発明のセキュリティカードの第三の実施形態の平面透視図である。本実施形態のセキュリティカード3には、外部との情報通信とそのための電力供給を行うための第一アンテナ32と別に、調光フィルム20を駆動する電力を伝送するための第二アンテナ33が設けられている。第二アンテナ33を設けることにより、第一アンテナ32で情報の通信と電力の伝送を行う場合に比べ、より安定して電力の伝送が行える。第二アンテナから供給された電力は駆動IC31を介して調光フィルム20に供給される。
図7は、本発明のセキュリティカードの別の実施形態の平面模式図である。図7(a)においては、カード4に複数の調光フィルム201、202が設けられている。このようにすることで、それぞれの調光フィルムごとに透過/不透過のパターンを設定でき、それらを組み合わせることでより多様な認証パターンの設定が行える。また図7(b)と図7(c)のように異なる部位に調光フィルムを設けたカード5とすると共に、読取装置側に調光フィルムが設けられた各部位を挟み込む部位それぞれに発光部と受光部からなる光学読取部を設け、どちらの部位の受光部で透過/不透過の切り替えパターンが検出されたかにより、読取装置に装着されたカード5がいずれのカードであるかを認識すると共に切り替えパターンの照合を行い、認証することができる。例えば図7(b)のカードであればエリアAに入場可能であり、図7(c)のカードであればエリアBに入場可能である、といったように、切り替えパターンによる認証と組み合わせてより多様な認証が行える。
以上説明したように、本発明のセキュリティカードによれば、カードの一部に光の透過/不透過の状態を切り替えることができる部位を設けることができ、この透過/不透過の切り替えを光学的に検出することでカードの認証に利用することができ、ICカードの電
子情報を不正にコピーされても、不正な複製や利用を困難なセキュリティカードを得ることができる。
1、2、3、4、5・・・セキュリティカード
11、15・・・印刷シート
12、14・・・スペーサ
13・・・アンテナシート
20・・・調光フィルム
21、25・・・基材
22、24・・・透明電極
23・・・高分子ネットワーク液晶層
26・・・高分子樹脂
27・・・液晶分子
30・・・制御IC
31・・・駆動IC
32・・・第一アンテナ
33・・・第二アンテナ
40・・・読取装置
41・・・アンテナ
42・・・発光部
43・・・受光部
50・・・従来のICカード

Claims (4)

  1. 積層体内部に、外部との無線通信と外部からの電力供給のための第一アンテナと、前記第一アンテナに電気的に接続された制御ICを有するセキュリティカードであって、液晶の配向状態を変えることで光が透過する状態と不透過の状態を切り替えられる調光フィルムが前記積層体の一部に設けられ、前記調光フィルムの駆動ICが前記積層体内部に設けられて前記制御ICに電気的に接続され、前記調光フィルムが設けられた部位の前記調光フィルム以外の部材がカードの厚み方向に見て光透過性であることを特徴とするセキュリティカード。
  2. 前記積層体内に、第二アンテナが設けられ、前記第二アンテナは前記駆動ICに電気的に接続され、前記第二アンテナにより前記調光フィルムの光が透過する状態と不透過の状態を切り替える動作に要する電力を外部との無線通信により供給を受けることを特徴とする請求項1に記載のセキュリティカード。
  3. 前記調光フィルムが、複数箇所に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のセキュリティカード。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のセキュリティカードと読取装置からなる認証システムであって、前記読取装置は、前記セキュリティカードと無線通信および電力供給を行う少なくとも一つのアンテナと、少なくとも一組の発光部と受光部からなる光学読取部を有し、前記光学読取部は、前記セキュリティカードを認証のために装着したときに前記調光フィルムをカードの厚み方向から挟み込む位置に設けられており、前記セキュリティカードの認証を、無線通信データの照合と、前記調光フィルムの光が透過する状態と不透過の状態の切り替えの時系列パターン情報と前記光学読取部での受光パターン情報の照合により行うことを特徴とする認証システム。
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