JP6523870B2 - オーバーヘッドドア - Google Patents
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Description
室外側面部と室内側面部を備えた複数枚のパネルを互いに回動可能に高さ方向に連結してなる扉体と、
各パネルの幅方向両端部に設けたガイドローラが案内されるガイドレールと、
躯体に取り付けられ、前記ガイドレールを支持するように高さ方向に延びる枠体と、
を備えたオーバーヘッドドアにおいて、
全閉状態において、各パネルの室外側面部の幅方向両端部と躯体とは隙間を存して離間対向しており、
前記枠体には、高さ方向に延びる第1シール材が設けてあり、全閉状態において、前記第1シール材の少なくとも部分は、前記隙間に位置して、前記パネルの室外側面部の幅方向端部に接触しており、
前記隙間において、前記第1シール材と当該躯体との間に位置して、床面から所定高さに亘って第2シール材が設けてあり、
全閉状態において、前記第2シール材は、前記第1シール材と前記躯体との間で圧縮状態にあって、前記隙間において床面から所定高さの空間は、前記パネルの室外側面部、前記第1シール材、前記第2シール材、前記躯体が重なり合うことで閉塞されている、オーバーヘッドドア、である。
前記隙間は、前記第1辺と各パネルの室外側面部の幅方向両端部との間に形成されており、
前記第2シール材は前記第1辺に設けてあり、全閉状態において、当該第1辺と前記第1シール材との間で圧縮状態にある。
1つの態様では、前記ガイドレールは、前記第2辺に取り付けられる。
後述する実施形態では、前記第2辺は、2部材(支持枠6の第2辺61と支持プレート7)からなり、前記ガイドレールは前記支持プレートに取り付けられる。
なお、第2シール材は、直接躯体に設けたものでもよい(例えば、枠体の第1辺を短辺とした場合)。
1つの態様では、前記ガイドレールは、室外側から遠い側の第1ガイド面と、室外側に近い側の第2ガイド面と、を備え、
全閉状態において、前記パネルの室内側への移動は、前記ガイドローラがガイドレールの前記第1ガイド面に当接することで規制されている。
こうすることで、前記パネルの室外側面部、前記第1シール材、前記第2シール材、前記躯体が重なり合った状態が維持される。
全閉状態では、前記ガイドレールに案内される最下位パネルのガイドローラを介して最下位パネルが室外側に移動した状態となって前記第2シール材が圧縮状態となる。
1つの態様では、前記最下位パネルは、上側のガイドローラ、下側のガイドローラを備えており、
全閉状態において、前記第1ガイド面には、前記上側のガイドローラ、および/あるいは、前記下側のガイドローラに位置する高さに、2つあるいは1つの凸部が形成されている。
後述する実施形態では、前記第1ガイド面には、上側のガイドローラ及び下側のガイドローラにそれぞれ対応して2つの凸部、すなわち、上側の凸部、下側の凸部が形成されている。
前記第1シール材において、少なくとも各パネルの室外側面部の幅方向両端部と接触する部位は摺動性(滑動性)の高い特性を備えている。
1つの態様では、前記第2シール材は、弾性を有するブロック状のシール材であり、例えば、発泡ゴム、より具体的には、EPDMゴム発泡体から形成される。なお、第2シール材は、シート状の形状でもよく、また、薄肉シートの積層構造であってもよい。
また、第1シール材と第2シール材を接続してもよい。この場合、第1シール材と第2シール材は常に密着状態にある。
1つの態様では、前記ボトム水密部材の室外側部位には、前記隙間に面して水密ブロックが設けてあり、全閉状態において、前記ボトム水密部材の弾性変形に伴って、前記水密ブロックが前記第1シールに密着する。
1つの態様では、前記隙間の下方において、床面には、前記第1シール材の下方部位と前記ボトム水密部材との間に位置して、水密ブロックが設けてあり、全閉状態において、前記ボトム水密部材の弾性変形に伴って、前記水密ブロックと前記ボトム水密部材、前記水密ブロックと前記第1シール材が密着状態となる。1つの態様では、前記水密ブロックは前記第2シール材を圧縮した状態で、前記第1シール材に当接させて床面に設けられる。
全閉状態において、パネル(特に最下位パネル)の室内側への移動は、前記ガイドローラがガイドレールの前記第1ガイド面に当接することで規制されており、床面から所定高さ(1つの態様では、最下位パネル)に対応する前記隙間の密閉状態が維持される。
3 ガイドローラ
4 ガイドレール
40 第1部位
43 第1ガイド面
44 第2ガイド面
6 支持枠
60 第1辺
8 シール材
9 シール材
13 縦框
130 第1辺
16 凸部
Claims (5)
- 室外側面部と室内側面部を備えた複数枚のパネルを互いに回動可能に高さ方向に連結してなる扉体と、
各パネルの幅方向両端部に設けたガイドローラが案内されるガイドレールと、
躯体に取り付けられ、前記ガイドレールを支持するように高さ方向に延びる枠体と、
を備えたオーバーヘッドドアにおいて、
全閉状態において、各パネルの室外側面部の幅方向両端部と躯体とは隙間を存して離間対向しており、
前記枠体には、高さ方向に延びる第1シール材が設けてあり、全閉状態において、前記第1シール材の少なくとも部分は、前記隙間に位置して、前記パネルの室外側面部の幅方向端部に接触しており、
前記隙間において、前記第1シール材と当該躯体との間に位置して、床面から所定高さに亘って第2シール材が設けてあり、
全閉状態において、前記第2シール材は、前記第1シール材と前記躯体との間で圧縮状態にあって、前記隙間において床面から所定高さの空間は、前記パネルの室外側面部、前記第1シール材、前記第2シール材、前記躯体が重なり合うことで閉塞されている、
オーバーヘッドドア。 - 前記枠体は、前記躯体に連結される第1辺と、前記第1辺から室内側に向かって延びる第2辺と、を備え、
前記隙間は、前記第1辺と各パネルの室外側面部の幅方向両端部との間に形成されており、
前記第2シール材は前記第1辺に設けてあり、全閉状態において、当該第1辺と前記第1シール材との間で圧縮状態にある、
請求項1に記載のオーバーヘッドドア。 - 前記ガイドレールは、室外側から遠い側の第1ガイド面と、室外側に近い側の第2ガイド面と、を備え、
全閉状態において、前記パネルの室内側への移動は、前記ガイドローラがガイドレールの前記第1ガイド面に当接することで規制されている、
請求項1、2いずれか1項に記載のオーバーヘッドドア。 - 前記ガイドレールの第1ガイド面及び第2ガイド面は、下方に向かって室外側に緩やかに傾斜しており、
全閉状態では、前記ガイドレールに案内される最下位パネルのガイドローラを介して最下位パネルが室外側に移動した状態となって前記第2シール材が圧縮状態となる、
請求項3に記載のオーバーヘッドドア。 - 前記ガイドレールの前記第1ガイド面には、全閉状態において、最下位パネルのガイドローラが位置する高さに、凸部が形成されており、全閉状態では、ガイドレールの前記凸部に押圧される前記ガイドローラを介して最下位パネルが室外側に移動した状態となって第2シール材が圧縮状態となる、
請求項3、4いずれか1項に記載のオーバーヘッドドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015166519A JP6523870B2 (ja) | 2015-08-26 | 2015-08-26 | オーバーヘッドドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015166519A JP6523870B2 (ja) | 2015-08-26 | 2015-08-26 | オーバーヘッドドア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017043946A JP2017043946A (ja) | 2017-03-02 |
JP6523870B2 true JP6523870B2 (ja) | 2019-06-05 |
Family
ID=58212166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015166519A Active JP6523870B2 (ja) | 2015-08-26 | 2015-08-26 | オーバーヘッドドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6523870B2 (ja) |
-
2015
- 2015-08-26 JP JP2015166519A patent/JP6523870B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017043946A (ja) | 2017-03-02 |
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