JP6523158B2 - 電子部品モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品モジュールに関する。
従来、カードエッジコネクタを有する基板がケースに封止樹脂とともに収容された構造を有する電子部品モジュールが知られている(たとえば特許文献1参照)。
特許文献1に開示された技術では、基板を挿入するために開口が設けられた有底の箱状のケースに基板が収容され、ケースの開口からカードエッジコネクタが露出するようになっている。
特開2013−182299号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、ケース内には、基板に実装される電子部品が収容される空間に加えて、基板をケースに収容する過程で電子部品が通り抜ける空間も必要となる。このため、特許文献1に開示された技術では、電子部品が通り抜けるためのケースの空間が無駄となり電子部品モジュールの小型化が難しい。
一方、基板の面と略垂直な方向へ基板を移動させて基板をケースに収容する構成を採用しようとすると、上記の無駄な空間を減らせるものの、基板をケースに挿入するための開口(挿入用開口)と、カードエッジコネクタを露出させるための開口(露出用開口)との2つの開口が生じるので、挿入用開口からケース内に封止樹脂を流し込んだときにケースの露出用開口から封止樹脂が漏れ出る可能性が考えられる。この場合、漏れ出た封止樹脂がカードエッジコネクタに接触して接点不良を引き起こす可能性がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、接点不良が少ない小型の電子部品モジュールを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、基板本体及びカードエッジコネクタを有する板状の基板と、前記基板の主面に垂直な方向に向けて開口され前記基板本体を収容可能な第一収容部、前記基板の主面に水平な方向に向けて開口され前記カードエッジコネクタを収容可能な第二収容部、及び、前記第一収容部と前記第二収容部とを連通する連通部を有するケースと、前記連通部に配された堰構造と、前記第一収容部に充填され前記基板本体を封止する封止樹脂と、を備えた電子部品モジュールである。
本発明によれば、第一収容部に流し込まれた封止樹脂が第二収容部へ漏れ出るのを堰構造によって防ぐことができるので、硬化前の封止樹脂がカードエッジコネクタに接触して接点不良を引き起こす可能性を低減できる小型の電子部品モジュールを提供することが可能となる。
本発明の第1実施形態の電子部品モジュールの表面側を示す斜視図である。 同電子部品モジュールの裏面側を示す斜視図である。 同電子部品モジュールにおいて封止樹脂を省略して示す裏面側の斜視図である。 同電子部品モジュールの正面図である。 同電子部品モジュールの内部を示す模式的な断面図である。 同電子部品モジュールの内部を示す模式的な断面図である。 図6の拡大図である。 同電子部品モジュールの製造の一過程を示す模式的な断面図である。 同実施形態の変形例を示す斜視図である。 同変形例を示す斜視図である。 同変形例における堰構造を示す図である。 本発明の第2実施形態の電子部品モジュールの内部を示す断面図である。 同電子部品モジュールの他の構成例を示す断面図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。
図1から図4までに示すように、本実施形態の電子部品モジュール1は、基板2と、ケース10と、堰構造20と、封止樹脂28とを備えている。
基板2は、主面(表面2a及び裏面2b)を有するプリント配線板である。基板2は、基板本体3と、カードエッジコネクタ8とを有する。
図3,図5及び図6に示す基板本体3は、電子部品5を実装するための接点及び配線を有する。本実施形態では、基板本体3の表面2aに電子部品5が実装されている。また、基板本体3の表面2a及び裏面2bに電子部品5が実装されていてもよい。この場合、基板本体3の表面2aからの電子部品5の突出量h1(基板2の厚さ方向への突出量)が、基板本体3の裏面2bからの電子部品5の突出量h2(基板2の厚さ方向への突出量)よりも大きいことが好ましい。一例として、本実施形態では、コンデンサが基板本体3の表面2aに実装され、チップ部品が基板本体3の表面2a及び裏面2bに実装される等、実装時の電子部品5の高さの違いを考慮して電子部品5が配置されている。また、基板本体3の表面2aにおける電子部品5の位置は特に限定されない。
さらに、基板本体3は、基板本体3の表面2a及び裏面2bに開口する貫通孔4を有している。基板本体3に設けられた貫通孔4は、平面視で基板本体3の略中央に位置している。基板本体3に設けられた貫通孔4は、電子部品モジュール1の製造工程における封止樹脂28の流動体の注入口あるいは空気抜きとして利用される。
本実施形態の基板本体3は、平面視において直線状の辺6を少なくとも一か所に有している。この直線状の辺6の一部にカードエッジコネクタ8が形成されている。この直線状の辺6のうちカードエッジコネクタ8が形成されていない部分に、後述する弾性部材21に当接する当接部7(図3参照)が設けられている。
カードエッジコネクタ8は、基板本体3の配線から延びる複数の接点を有する。カードエッジコネクタ8の複数の接点は、基板本体3の配線と繋がっている。カードエッジコネクタ8は、公知のエッジコネクタソケット9に接続可能である。
図6及び図7に示すように、ケース10は、第一収容部11と、第二収容部13と、連通部14とを有する。
第一収容部11は、基板2の表面2a(主面)に垂直な方向に向けて開口されている。第一収容部11は、有底の箱状に形成されている。第一収容部11には、基板本体3を収容可能である。第一収容部11は、基板本体3の表面2aに実装された電子部品5が入り込む凹部12を有している。本実施形態では、凹部12は、第一収容部11の開口11aの反対側の面(第一収容部11の底面)に形成されている。凹部12は、平面視で、第一収容部11の開口11aの内側輪郭線の内部に位置している。第一収容部11に設けられた凹部12は、平面視で有底筒状をなして電子部品5の少なくとも一つを囲むように形成されている。
また、第一収容部11は、ケース10内で基板2を保持する保持構造11bを有している。第一収容部11に設けられた保持構造11bは、例えば、基板2の外周部に係止される爪や、基板2をケース10にねじ止めするためのボス等を有している。
第二収容部13は、基板2の主面に水平な方向(図6において右方向)に向けて開口されている。第二収容部13には、カードエッジコネクタ8を収容可能である。
図7に示すように、連通部14は、第一収容部11と第二収容部13とを連通する。連通部14には、基板本体3とカードエッジコネクタ8との境界部分が配置される。連通部14は、後述する弾性部材21に嵌合する突起部16を内周面15に有している。連通部14の内周面15に形成された突起部16は、連通部14の周方向に一続きに形成されている。突起部16は、連通部14の内側へ向けられた突出端面17と、この突出端面17の両側に位置する側面18,19とを有している。突起部16の両側面18,19のうちの一方の側面18は第一収容部11側へ向けられている。突起部16の両側面18,19のうちの他方の側面19は第二収容部13側へ向けられている。
図6及び図7に示すように、堰構造20は、連通部14に配されている。本実施形態の堰構造20は、環状の弾性部材21を有している。
弾性部材21は、基板2のカードエッジコネクタ8を挿入可能な貫通孔21aを有している。また、弾性部材21は、連通部14の内面に接する外周部22、及び、連通部14に位置する基板2の部位に接する内周部26を有する。
弾性部材21の外周部22は、連通部14の内周面15に形成された突起部16に嵌合する溝部23を有する。
溝部23は、入口部23aと、底部23bと、一対の壁部23c,23dとを有している。
一対の壁部23c,23dは、突起部16の側面18,19に全周に亘って接触する。一対の壁部23c,23d間の距離の最小値は、弾性部材21に外力がかかっていない状態において、突起部16の両側面18,19間の距離よりも小さい。本実施形態では、溝部23の入口部23aにおける一対の壁部23c,23d間の距離が突起部16の両側面18,19間の距離よりも小さく、溝部23の底部23bにおける一対の壁部23c,23d間の距離が突起部16の両側面18,19間の距離よりも大きい。たとえば、一対の壁部23c,23d間の距離は、入口部23aから底部23bへ向かって漸次大きくなっている。一対の壁部23c,23d間に突起部16が入り込むことにより一対の壁部23c,23dが押し広げられ、弾性部材21の復元力により突起部16の両側面18,19に一対の壁部23c,23dが密着する。
図7に示すように、弾性部材21の内周部26は、基板2の表面2a及び裏面2bに圧接可能な隆起部27を有する。隆起部27は、弾性部材21の内周部26よりもさらに内周側へ隆起し、弾性部材21の内周部26の周方向に一続きに延びている。隆起部27は、基板2の側面2c(図4参照)にも圧接可能であり、基板本体3とカードエッジコネクタ8との境界部分においてカードエッジコネクタ8を囲むようにカードエッジコネクタ8に密着する。
図2及び図6に示すように、封止樹脂28は、第一収容部11に充填されている。封止樹脂28は、流動性を有している状態で第一収容部11に充填され、第一収容部11内で硬化する樹脂からなる。封止樹脂28は、第一収容部11内で硬化することにより、基板本体3を封止する。
本実施形態の電子部品モジュール1の作用について説明する。
本実施形態の電子部品モジュール1は、ケース10内に基板2を挿入し(図8参照)、その後に第一収容部11内に封止樹脂28の流動体を充填して硬化させる(図6参照)ことにより製造される。
本実施形態の電子部品モジュール1の製造時においてケース10に基板2を挿入する工程では、まず、基板本体3の当接部7(図3及び図8参照)に弾性部材21が接触するように基板2に弾性部材21を取り付ける。次いで、基板2のカードエッジコネクタ8が第一収容部11を通じて第二収容部13へ進入するように、弾性部材21が取り付けられた状態の基板2をケース10内に挿入する。その後、弾性部材21の溝部23に突起部16が入り込むように弾性部材21を突起部16に係合させ、さらに、基板本体3を第一収容部11内に収容する。これにより、第一収容部11に基板本体3が収容され、第二収容部13にカードエッジコネクタ8が収容される。弾性部材21に当接する当接部7が基板本体3に設けられていることにより、第二収容部13におけるカードエッジコネクタ8の位置決めを容易にすることができる。
なお、ケース10の連通部14に弾性部材21を取り付けてから弾性部材21に基板2を取り付ける手順であっても、同様に、第一収容部11に基板本体3が収容され、第二収容部13にカードエッジコネクタ8が収容される状態として基板2をケース10内に収容することができる。
基板2がケース10内に収容された状態において、連通部14に配された弾性部材21は、図7に示すように、連通部14の内周面15に密着しているとともに、基板2にも密着している。この状態において、弾性部材21は、第一収容部11から第二収容部13へ封止樹脂28の流動体が流れ込まないように封止樹脂28の流動体をせき止めることができる。
第一収容部11内に充填された封止樹脂28の流動体は、第二収容部13に入り込むことなく第一収容部11内で硬化する。すなわち、第一収容部11から第二収容部13への封止樹脂28の漏れが弾性部材21により防止されている。その結果、第二収容部13内に配されたカードエッジコネクタ8の接点には封止樹脂28が付着せず、封止樹脂28の漏れに起因する接点不良が起こりにくい。
また、第二収容部13内に封止樹脂28が入り込むことが弾性部材21により防止されているので、第二収容部13内で封止樹脂28が硬化してエッジコネクタソケット9と干渉するのを防ぐことができる。
以上に説明したように、本実施形態の電子部品モジュール1によれば、第一収容部11に流し込まれた封止樹脂28が第二収容部13へ漏れ出るのを、堰構造20となる弾性部材21によって防ぐことができる。このため、本実施形態の電子部品モジュール1によれば、硬化前の封止樹脂28がカードエッジコネクタ8に接触して接点不良を引き起こす可能性を低く抑えることができる。
また、本実施形態では、平面視で有底筒状をなして電子部品5の少なくとも一つを囲む凹部12が第一収容部11における開口の反対側の面に形成されている。このため、基板2をケース10内に収容する過程で基板2上の電子部品5がケース10に干渉せずに凹部12内に入り込むことができる。その結果、ケース10への基板2の挿入過程で電子部品5が通り抜けるためにケース10に空間を別途設ける必要がなく、電子部品モジュール1を小型化することができる。
(変形例)
上記第1実施形態の変形例について説明する。
図9から図11までに示すように、本変形例の電子部品モジュール1Aは、基板2が複数のカードエッジコネクタ(第一カードエッジコネクタ8A,第二カードエッジコネクタ8B)を有し、ケース10は第一カードエッジコネクタ8A及び第二カードエッジコネクタ8Bを個別に収容可能な複数の第二収容部(第二収容部13A,第二収容部13B)を有している点で上記第1実施形態の電子部品モジュール1と構成が異なっている。
さらに、本変形例では、上記第1実施形態に開示された堰構造20に代えて、上記の堰構造20とは形状が異なる堰構造30を有している。図11に示すように、本変形例の堰構造30は、複数の貫通孔(第一貫通孔31A,第二貫通孔31B)が形成された弾性部材31を有している。
弾性部材31の第一貫通孔31Aには、第一カードエッジコネクタ8Aを挿入することができる。弾性部材31の第二貫通孔31Bには、第二カードエッジコネクタ8Bを挿入することができる。
このような構成であっても、上記第1実施形態と同様の効果を奏する。
また、本変形例では、基板本体3のうち、第一カードエッジコネクタ8Aと第二カードエッジコネクタ8Bとの間の部位を上記第1実施形態に開示された当接部7と同様に弾性部材31に当接させることにより、第二収容部13A,13B内でのカードエッジコネクタ8A、8Bの位置決めをすることができる。
上記変形例では、第一貫通孔31A及び第二貫通孔31Bを有する弾性部材31に代えて、基板2に設けられたカードエッジコネクタの数と同数の弾性部材を個別に有していてもよい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下に説明する各実施形態において、上述した第1実施形態に係る電子部品モジュール1と構成を共通とする箇所には同一符号を付けて、説明を省略する。
図12に示すように、本実施形態の電子部品モジュール40は、第1実施形態に開示されたケース10とは構成が異なるケース45を有している。本実施形態では、ケース45の連通部14に堰構造41として一対のストッパ部42,43が配されている。一対のストッパ部42,43は、ケース45と一体に形成されている。
一対のストッパ部42,43は、基板2の厚さよりも大きく互いに離間している。第二収容部13の開口13aから第一収容部11に向かって(図12中のA方向)見たときに、一対のストッパ部42,43の間の見た目の隙間は基板2の厚さよりも小さい。
一対のストッパ部42,43は、相互に対向する対向面42a,43aをそれぞれ有している。
一対のストッパ部42,43に設けられた一対の対向面42a,43aは、第二収容部13から第一収容部11に向かうに従って第一収容部11の開口11a側へ向かうように傾斜した状態で互いに平行している。一対の前記対向面42a,43aの間の距離は、基板2の厚さよりも大きい。
また、本実施形態の電子部品モジュール40のケース45は、第二収容部13の開口13aから第一収容部11に向かって見る方向(図12中のA方向)に基板2の面方向が沿うようにケース45内で基板2を保持する保持構造44を有している。ケース45に設けられた保持構造44は、例えば、基板2の外周部に係止される爪や、基板2をケース45にねじ止めするためのボス等を有している。
本実施形態の電子部品モジュール40の作用について説明する。
本実施形態の電子部品モジュール40の製造時には、一対のストッパ部42,43の隙間にカードエッジコネクタ8を挿入することにより、第一収容部11側から第二収容部13内へとカードエッジコネクタ8を挿入する。その後、基板本体3を第一収容部11内へと移動させることにより、一対のストッパ部42,43は、基板2の表面2a及び裏面2bに当接する。本実施形態では、一対のストッパ部42,43は、基板2の表面2a及び裏面2bに線接触する。基板本体3が第一収容部11内に収容された状態で、基板2は保持構造44により保持される。これにより、一対のストッパ部42,43が基板2の表面2a及び裏面2bに線接触した状態が維持される。
基板2がケース45内に収容された後、第一収容部11内に封止樹脂28(図6参照)の流動体を充填すると、一対のストッパ部42,43が、第一収容部11から第二収容部13へと封止樹脂28の流動体が漏れるのを防ぐように、封止樹脂28の流動体をせき止める。その結果、本実施形態においても上記の第1実施形態と同様に、第一収容部11内に封止樹脂28の流動体を充填する工程における第一収容部11から第二収容部13への封止樹脂28の漏れを起こりにくくすることができる。
以上に説明したように、本実施形態の電子部品モジュール40によれば、第一収容部11に流し込まれた封止樹脂28が第二収容部13へ漏れ出るのを、堰構造41となる一対のストッパ部42,43によって防ぐことができる。このため、本実施形態の電子部品モジュール40によれば、硬化前の封止樹脂28がカードエッジコネクタ8に接触して接点不良を引き起こす可能性を低く抑えることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
たとえば、上記の第2実施形態に開示された一対のストッパ部42,43は、図13に示すように、第二収容部13の開口13aから第一収容部11に向かう方向において互いに異なる位置にそれぞれ配置されていてもよい。この場合における一対のストッパ部42,43は、第二収容部13の開口13aから第一収容部11に向かう方向において基板2の厚さよりも大きく互いに離間し、且つ、第二収容部13の開口13aから第一収容部11に向かう方向へ見たときの見た目の隙間の大きさが基板2の厚さよりも小さい。この場合におけるストッパ部42,43は、第一収容部11に基板本体3が収容され第二収容部13にカードエッジコネクタ8が収容された状態の基板2の表面2a及び裏面2bに面接触するように互いに離間する接触面42b、43bを上記の対向面42a,43aに代えて有していてもよい。
また、一対のストッパ部42,43は、ケース45と別個に形成された上でケース45に取り付けられていてもよい。
1、1A、40 電子部品モジュール
2 基板
2a 基板の表面(主面)
2b 基板の裏面(主面)
2c 基板の側面
3 基板本体
4 貫通孔
5 電子部品
6 基板の辺
7 当接部
8、8A、8B カードエッジコネクタ
9 エッジコネクタソケット
10、45 ケース
11 第一収容部
11a 第一収容部の開口
11b 保持構造
12 凹部
13、13A、13B 第二収容部
13a 第二収容部の開口
14 連通部
15 内周面
16 突起部
17 突出端面
18 側面
19 側面
20、30、41 堰構造
21、31 弾性部材
21a、31A、31B 貫通孔
22 外周部
23 溝部
23a 入口部
23b 底部
23c 壁部
23d 壁部
26 内周部
27 隆起部
28 封止樹脂
30 堰構造
42、43 ストッパ部
42a、43a 対向面
42b、43b 接触面
44 保持構造

Claims (8)

  1. 基板本体及びカードエッジコネクタを有する板状の基板と、
    前記基板の主面に垂直な方向に向けて開口され前記基板本体を収容可能な第一収容部、前記基板の主面に水平な方向に向けて開口され前記カードエッジコネクタを収容可能な第二収容部、及び、前記第一収容部と前記第二収容部とを連通する連通部を有するケースと、
    前記連通部に配された堰構造と、
    前記第一収容部に充填され前記基板本体を封止する封止樹脂と、
    を備えた電子部品モジュール。
  2. 前記堰構造が、前記連通部の内面に接する外周部、及び、前記連通部に位置する前記基板の部位に接する内周部を有する環状の弾性部材を有している請求項1に記載の電子部品モジュール。
  3. 前記弾性部材の内周部は、前記内周部よりもさらに内周側へと隆起し前記内周部の周方向に一続きに延び前記基板の両主面に圧接可能な隆起部を有する請求項2に記載の電子部品モジュール。
  4. 前記堰構造が、前記基板の厚さよりも大きく互いに離間して前記連通部に配された一対のストッパ部を有し、
    前記第二収容部の開口から前記第一収容部に向かって見たときに、前記一対のストッパ部の間の見た目の隙間は前記基板の厚さよりも小さい、
    請求項1に記載の電子部品モジュール。
  5. 前記一対のストッパ部が、相互に対向する対向面をそれぞれ有し、
    前記一対のストッパ部に設けられた一対の前記対向面は、前記第二収容部から前記第一収容部に向かうに従って前記第一収容部の開口側へ向かうように傾斜した状態で互いに平行し、
    前記一対の前記対向面の間の距離は、前記基板の厚さよりも大きい、
    請求項4に記載の電子部品モジュール。
  6. 前記一対のストッパ部が、前記第二収容部の開口から前記第一収容部に向かう方向において互いに異なる位置にそれぞれ配置されている
    請求項4に記載の電子部品モジュール。
  7. 前記第一収容部が、前記基板本体を前記第一収容部内に保持する保持構造を有している
    請求項5または6に記載の電子部品モジュール。
  8. 前記基板は、複数のカードエッジコネクタを有し、
    前記第二収容部は、前記複数のカードエッジコネクタを個別に収容可能である
    請求項1から7のいずれか一項に記載の電子部品モジュール。
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