JP6523067B2 - 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 - Google Patents

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本発明は、被記録媒体に液滴を噴射して記録する液体噴射ヘッド及び液体噴射装置に関する。
近年、記録紙等にインク滴を吐出して文字や図形を記録する、或いは素子基板の表面に液体材料を吐出して機能性薄膜を形成するインクジェット方式の液体噴射ヘッドが利用されている。この方式は、インクや液体材料などの液体を液体タンクから供給管を介して液体噴射ヘッドのチャンネルに供給し、チャンネルの液体に圧力を印加してチャンネルに連通するノズルから液滴として吐出する。液滴の吐出の際には、液体噴射ヘッドや被記録媒体を移動させて文字や図形を記録する、或いは所定形状の機能性薄膜や三次元構造を形成する。
液体噴射ヘッドは、制御部から画像信号を入力し、この画像信号に応じて液滴を吐出する。制御部に対して液体噴射ヘッドは相対的に移動する。そのため、制御部と液体噴射ヘッドとの間の画像信号の伝達は、変形可能なフレキシブル回路基板を介して行われる。
例えば、特許文献1には、記録ヘッドが搭載される液体噴射装置の装置本体に対して移動可能なキャリッジと装置本体のシャーシとの間に多数の信号線が形成されるフレキシブルケーブルが記載される。フレキシブルケーブルは長尺形状を有し、一端がキャリッジに接続され、直角方向に折り曲げられた他端に差し込みプラグを備える。フレキシブルケーブルは、直角に折り曲げられる折り曲げ部の近傍であり、折り曲げ部よりもキャリッジ側の一辺に突出部を備える。突出部は、フレキシブルケーブルの長手方向と直交する短手方向に突出し、位置決め用穿孔を備える。シャーシには位置決め用ボスが突出し、位置決め用穿孔が位置決め用ボスに装着されて、フレキシブルケーブルがシャーシに位置決め固定される。従って、フレキシブルケーブルはキャリッジ側の一端とシャーシ側の折り曲げ部との間が変形して、キャリッジの移動を可能とする。
特許文献2には、ヒータボード(液体噴射ヘッド)が実装されたフレキシブル基板を折り曲げる曲げ成形方法及び曲げ成形装置が記載される。フレキシブル基板は、一方の端部にヒータボードが接続され、他方の端部にコンタクトパッドが設置される。フレキシブル基板は、ヒータボードが接続される接続領域の両端近傍に、フレキシブル基板の他方の側から延出する突起部を備える。突起部はフレキシブル基板を曲げ形成装置に装着する際の位置決め部材として使用される。具体的に、曲げ形成装置は裁置台に位置決め部材を備え、フレキシブル基板を載置台に装着する際に、フレキシブル基板の突起部先端を載置台の位置決め部材に当接させて、フレキシブル基板を載置台に位置決めする。その後、クランパによりフレキシブル基板を載置台に固定する。次に、把持クランパによりフレキシブル基板の他方の端部を把持して引っ張り、ロッド棒にフレキシブル基板を掛けて折り曲げる。次に、ロッド棒に掛けられたフレキシブル基板にヒータブロックを当接させてフレキシブル基板の曲げ癖付を行う。
特開平4−142968号公報 特開2000−223864号公報
特許文献1には、折り曲げ部の近傍に位置決め用穿孔が形成されるフレキシブルケーブルが記載されるが、キャリッジ、又は、キャリッジに搭載される液体噴射ヘッドにフレキシブル基板がどのように接続されるかについては、不明である。また、特許文献2には、一方の端部にヒータボード(液体噴射ヘッド)と接続する接続領域を備え、この接続領域の両端近傍に位置決め用突起部を備えるフレキシブル基板が記載される。しかし、特許文献2では、フレキシブル基板を折り曲げる前にヒータボードに接続し、その後にフレキシブル基板を折り曲げるので、折れ曲がっているフレキシブル基板をヒータボードに接続することは記載されていない。また、特許文献2に記載の位置決め用突起部は、フレキシブル基板がヒータボードに圧着される接続領域には接続しないので、この位置決め用突起部を利用してフレキシブル基板とヒータボードとを高精度に位置合わせすることは困難である。
本発明の液体噴射ヘッドは、液滴を吐出するヘッドチップと、一方の端部に圧着領域を有し前記圧着領域が前記ヘッドチップに接続するフレキシブル回路基板と、を備え、前記フレキシブル回路基板は、前記圧着領域よりも他方の端部の側において前記ヘッドチップの角部に沿って折れ曲がるとともに、前記圧着領域に連結する耳部を有し、かつ、前記耳部と前記圧着領域との間に前記耳部の幅よりも狭い連結部を有することとした。
また、前記一方の端部は、前記角部に沿って折れ曲がる折れ線と、前記折れ線と交差する2つの側辺と、前記折れ線の対辺であり2つの前記側辺と交差する端辺とに囲まれ、前記耳部は前記側辺に連結することとした。
また、前記耳部は、前記一方の端部から前記角部に沿って折れ曲がる折れ線方向に突出することとした。
また、前記一方の端部は、前記角部に沿って折れ曲がる折れ線と、前記折れ線と交差する2つの側辺と、前記折れ線の対辺であり2つの前記側辺と交差する端辺とに囲まれ、前記側辺は切欠き部を備え、前記耳部は前記切欠き部と前記端辺との間に位置することとした。
また、前記フレキシブル回路基板はベース基板と前記ベース基板の表面に位置する配線と前記ベース基板及び前記配線の表面を覆うカバー層とを有し、前記圧着領域は前記カバー層を有しない領域を有し、前記耳部は前記カバー層を有しないこととした。
また、前記フレキシブル回路基板は、前記角部に沿って前記フレキシブル回路基板を折り曲げる屈曲部材を更に備えることとした。
また、前記ヘッドチップは液滴を吐出させる圧力室が配列するチャンネル列と前記角部に沿って電極端子が配列する電極端子列とを備え、前記フレキシブル回路基板は前記圧着領域に配線端子が配列する配線端子列を備え、前記電極端子と前記配線端子が電気的に接続することとした。
また、前記ヘッドチップは貫通孔を有し、前記電極端子は前記貫通孔が形成する前記角部に沿って配列し、前記フレキシブル回路基板は、前記貫通孔を通し前記角部に沿って折れ曲がって前記電極端子と前記配線端子が電気的に接続することとした。
本発明の液体噴射装置は、上記の液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドと被記録媒体とを相対的に移動させる移動機構と、前記液体噴射ヘッドに液体を供給する液体供給管と、前記液体供給管に前記液体を供給する液体タンクと、を備えることとした。
本発明による液体噴射ヘッドは、液滴を吐出するヘッドチップと、一方の端部に圧着領域を有し圧着領域がヘッドチップに接続するフレキシブル回路基板と、を備え、フレキシブル回路基板は、圧着領域よりも他方の端部の側においてヘッドチップの角部に沿って折れ曲がるとともに、圧着領域に連結し小片からなる耳部を有する。これにより、ヘッドチップ2とフレキシブル回路基板3とを高精度に位置合わせを行うことができる。
本発明の第一実施形態に係る液体噴射ヘッドの説明図である。 本発明の第二実施形態に係る液体噴射ヘッドの折り曲げられたフレキシブル回路基板を平面に展開した平面模式図である。 本発明の第三実施形態に係る液体噴射ヘッドの折り曲げられたフレキシブル回路基板を平面に展開した部分平面模式図である。 本発明の第四実施形態に係る液体噴射ヘッドの説明図である。 本発明の第五実施形態に係る液体噴射ヘッドの断面模式図である。 本発明の第五実施形態に係る液体噴射ヘッドの模式的な斜視図である。 本発明の第六実施形態に係る液体噴射装置の模式的な斜視図である。
(第一実施形態)
図1は本発明の第一実施形態に係る液体噴射ヘッド1の説明図である。図1(a)は液体噴射ヘッド1の断面模式図であり、図1(b)は折り曲げられたフレキシブル回路基板3を平面に展開した平面模式図である。液体噴射ヘッド1は、ノズル2eから液滴を吐出するヘッドチップ2と、一方の端部Eaに圧着領域Aを有し圧着領域Aがヘッドチップ2に接続するフレキシブル回路基板3とを備える。フレキシブル回路基板3は、圧着領域Aよりも他方の端部Ebの側においてヘッドチップ2の角部Cに沿って折れ曲がるとともに、圧着領域Aに連結する耳部4a、4bを有する。これにより、ヘッドチップ2と折れ曲がったフレキシブル回路基板3とを高精度に位置合わせを行うことができる。以下、具体的に説明する。
図1(a)に示すように、ヘッドチップ2は、板状のアクチュエータ基板2aと、液体を保持する圧力室2bと、アクチュエータ基板2aの液滴吐出側に位置するノズルプレート2dと、アクチュエータ基板2aの液滴吐出側の表面に位置する電極端子2cとを備える。圧力室2bは、紙面奥方向に多数配列してチャンネル列CRを構成する。ノズルプレート2dは圧力室2bに連通するノズル2eを備え、ノズル2eは紙面奥方向に多数配列してノズル列NRを構成する。電極端子2cは、圧力室2bの液体に圧力を生成する図示しないアクチュエータに電気的に接続し、紙面奥方向に多数配列して電極端子列ERを構成する。ヘッドチップ2の角部Cは、電極端子列ERの近傍の液滴吐出側に位置する。
図1(b)に示すように、フレキシブル回路基板3は、一方の端部Eaに圧着領域Aを有し、圧着領域Aよりも他方の端部Ebの側に、ヘッドチップ2の角部Cに沿って折れ曲がる折れ線Bが位置する。圧着領域Aは、フレキシブル回路基板3とヘッドチップ2を熱圧着により圧着する領域である。一方の端部Eaは、折れ線Bと、折れ線Bに交差する2つの側辺Sa、Sbと、折れ線Bの対辺であり2つの側辺Sa、Sbと交差する端辺Scとに囲まれる領域である。側辺Sa、Sbは、この側辺Sa、Sbよりも外側に圧着領域Aを含まない。言い換えると、側辺Sa、Sbよりも外側領域においてはフレキシブル回路基板3とヘッドチップ2が圧着されない。
耳部4aは一方の端部Eaの側辺Saに連結し、耳部4bは一方の端部Eaの側辺Sbに連結する。更に、耳部4a、4bは一方の端部Eaに含まれる圧着領域Aに連結する。言い換えると、耳部4a、4bは、一方の端部Eaからヘッドチップ2の角部Cに沿って折れ曲がる折れ線Bの線方向xに突出する。一方の端部Eaに連結する耳部4a、4bは、線方向xに交差する交差方向yの幅が側辺Sa又は側辺Sbの長さよりも狭い。
フレキシブル回路基板3は、ベース基板3aとベース基板3aの表面に位置する多数の配線3bとベース基板3a及び配線3bの表面を覆うカバー層3cとを有する。一方の端部Eaに含まれる圧着領域Aは、カバー層3cを有しない領域を有する。耳部4a、4bはベース基板3aから成り、カバー層3c、配線3b及び配線端子3dを有しない。フレキシブル回路基板3は、一方の端部Eaの圧着領域Aに、配線3bと電気的に接続する配線端子3dを備え、配線端子3dは図1(a)においては紙面奥方向に、図1(b)においては折れ線Bの線方向xに多数配列して配線端子列WRを構成する。配線端子列WRの各配線端子3dはヘッドチップ2の電極端子列ERの各電極端子2cにそれぞれ電気的に接続する。
このように、フレキシブル回路基板3は、一方の端部Eaに連結し小片からなる耳部4a、4bを備えることにより、折れ線Bに沿って折れ曲がっているフレキシブル回路基板3であっても、フレキシブル回路基板3の配線端子3dをヘッドチップ2の電極端子2cに容易に位置合わせを行い圧着することができる。例えば、耳部4a近傍の配線端子3dをヘッドチップ2の電極端子2cに位置合わせを行い、次に耳部4bを保持しながらその近傍の配線端子3dと電極端子2cの位置合わせを行う。このように、配線端子列WRと電極端子列ERの位置合わせを行うことができる。特に、耳部4a、4bは一方の端部Eaから折れ線Bの線方向xに突出するので、耳部4a、4bを電極端子2cの設置面に近接させることができ、配線端子3dと電極端子2cを高精度に位置合わせを行うことができる。フレキシブル回路基板3はヘッドチップ2の液滴吐出方向と反対側に折り曲げるので、ヘッドチップ2のノズル列NRに直交する交差方向yの幅を狭く構成することができる。
実際には、圧着領域Aのフレキシブル回路基板3とヘッドチップ2との間に図示しない異方性導電シートを介在させ、一方の耳部4a近傍の配線端子3dとヘッドチップ2の電極端子2cとの位置合わせを行い、耳部4a近傍のフレキシブル回路基板3をヘッドチップ2に押圧して仮止めする。次に、他方の耳部4bを保持しながら当該耳部4b近傍の配線端子3dと電極端子2cの位置合わせを行い、耳部4b近傍のフレキシブル回路基板3をヘッドチップ2に押圧して仮止めする。そして、加熱板を一方の端部Eaに押圧して圧着領域Aをヘッドチップ2に接合し、配線端子列WRの各配線端子3dと電極端子列ERの各電極端子2cをそれぞれ電気的に接続する。
アクチュエータ基板2aは、圧電素子のピエゾ効果により圧力室2bの容積を変化させ、液体を加圧するピエゾ方式のアクチュエータを用いてもよいし、圧力室2bに発熱素子を設けて液体に気泡を発生させ、圧力室2bの液体を加圧するサーマル方式のアクチュエータを用いてもよい。ピエゾ方式のアクチュエータを用いる場合には、隣接する圧力室2bの側壁に圧電体を用い、側壁面に電極を設置し電極に電圧を印加して側壁を厚み滑り変形させるシアモード方式や、圧力室2bの上部に振動板を設け、この振動板を圧電素子のピエゾ効果により変形させる縦モード方式や撓みモード方式を用いることができる。電極端子列ERの各電極端子2cはチャンネル列CRの各圧力室2bを駆動する図示しないアクチュエータ基板にそれぞれ電気的に接続する。ノズルプレート2dはポリイミド樹脂などの合成樹脂や金属膜を使用することができる。
フレキシブル回路基板3は、ポリイミド樹脂等からなるベース基板3aと、銅箔等からなる配線3bと、これらの表面を覆うポリイミド樹脂等からなるカバー層3cとを備える。ヘッドチップ2に接続する圧着領域Aはカバー層3cを有せず、配線端子3dが露出する。本実施形態において、一方の端部Eaに連結する耳部4a、4bはカバー層3c及び配線3bを有しないが、配線3bやカバー層3cが残っていてもよい。フレキシブル回路基板3はヘッドチップ2の角部Cに沿って折れ曲がるが、折れ線Bの位置においてフレキシブル回路基板3とヘッドチップ2の角部Cとが接していても、また、離れていてもよい。フレキシブル回路基板3の折れ曲がり角度は、90°であってもよいし、90°より小さく、或いは、90°よりも大きくてもよい。フレキシブル回路基板3は、加熱処理等によりフレキシブル回路基板3自体が折れ曲がるように癖付されてもよいし、後述するように、フレキシブル回路基板3の表面の折れ線Bに沿って屈曲部材を備え、この屈曲部材により折れ曲がるものであってもよい。
なお、耳部4a、4bは、一方の耳部4a又は他方の耳部4bのいずれか一方のみとしてもよい。また、耳部4a又は耳部4bの線方向xに交差する交差方向yの幅を一方の端部Eaの側辺Sa又は側辺Sbの長さよりも狭く形成しているが、耳部4a又は耳部4bの交差方向yの幅と一方の端部Eaの側辺Sa又は側辺Sbの長さと同等であってもよい。つまり、耳部4a、4bの交差方向yの幅は、一方の端部Eaの側辺Sa、Sbの長さを超えなければよい。また、耳部4a、4bは、一方の端部Ea、つまり側辺Sa、Sbから線方向xに突出することに代えて、端辺Scから交差方向yに突出させてもよい。この場合、耳部4a、4bは、端辺Scの線方向xにおける両端近傍に設置してもよいし、片方の端部のみに設置してもよいし、端辺Scの中央側に設置してもよい。この場合でも、耳部4a、4bはヘッドチップ2に圧着されない。つまり、耳部4a、4bはヘッドチップ2に接着剤等を介して接着されない。また、耳部4a又は4bに窪みやパンチ穴を設けることができる。例えば、パンチ穴にピンセット等を通して耳部4a又は4bを容易につまむことができ、配線端子3dを電極端子2cに確実に位置合わせを行うことができる。
(第二実施形態)
図2は、本発明の第二実施形態に係る液体噴射ヘッド1の折り曲げられたフレキシブル回路基板3を平面に展開した平面模式図である。第一実施形態と異なる点は、耳部4a、4bと折れ線Bの間に切欠き部5a、5bを備える点であり、その他の構成は第一実施形態と同じである。従って、以下、主に第一実施形態と異なる点について説明する。同一の部分又は同一の機能を有する部分には同一の符号を付している。
図2に示すように、フレキシブル回路基板3の一方の端部Eaは、図示しないヘッドチップ2の角部Cに沿って折れ曲がる折れ線Bと、折れ線Bと交差する2つの側辺Sa、Sbと、折れ線Bの対辺であり2つの側辺Sa、Sbと交差する端辺Scとに囲まれる。ここで、側辺Saは切欠き部5aを、側辺Sbは切欠き部5bをそれぞれ備え、耳部4aは切欠き部5aと端辺Scとの間に位置し、耳部4bは切欠き部5bと端辺Scの間に位置し、耳部4a、4bは圧着領域Aに連結する。なお、第一実施形態において説明したように、耳部4a、4bは圧着領域Aを含まない。
これにより、耳部4a、4bが両側辺Sa、Sbから突出しないので、フレキシブル回路基板3及びヘッドチップ2の線方向xの幅を狭く構成することができる。また、配線端子3dと図示しないヘッドチップ2の電極端子2cとの間の位置合わせの際に、フレキシブル回路基板3が折れ線Bにおいて折れ曲がっていても、耳部4a、4bをつまんで容易に保持することができる。また、第一実施形態と同様に、耳部4a、4bを電極端子2cの設置面に近接させることができるので、配線端子3dが電極端子2cに接近し、高精度に位置合わせを行うことができる。なお、耳部4a又は4bは線方向xのいずれか一方の側の側辺Sa又はSbにのみ設置してもよいし、耳部4a、4bを、第一実施形態のように、側辺Sa、Sbから線方向xに突出させてもよい。
(第三実施形態)
図3は、本発明の第三実施形態に係る液体噴射ヘッド1の折り曲げられたフレキシブル回路基板3を平面に展開した部分平面模式図である。第一又は第二実施形態と異なる点は、耳部4と圧着領域Aとの間に交差方向yの幅が耳部4の幅よりも狭い連結部6を備える点であり、その他の構成は第一又は第二実施形態と同様である。同一の部分又は同一の機能を有する部分には同一の符号を付している。
図3に示すように、フレキシブル回路基板3は、耳部4と圧着領域Aとの間に耳部4の幅よりも狭く括れている連結部6を備える。連結部6の線方向xに交差する交差方向yの幅W1は耳部4の交差方向yの幅W2よりも狭い。これにより、フレキシブル回路基板3の配線端子3dをヘッドチップ2の電極端子2cに位置合わせを行ってフレキシブル回路基板3をヘッドチップ2に接続した後に、連結部6を切断して耳部4を容易に除去することができる。そのため、両側辺Sa、Sbから線方向xに突出する突出長を小さくできるので、フレキシブル回路基板3及びヘッドチップ2の線方向xの幅を狭く構成することができる。
なお、耳部4を側辺Saから線方向xに突出するように設けることに代えて、耳部4を線方向xに交差する交差方向yに端辺Scから突出させ、この耳部4と端辺Scとの間(つまり耳部4と圧着領域Aとの間)に耳部4と端辺Sc(つまり耳部4と圧着領域A)とを連結する連結部6を設け、この連結部6の線方向xの幅が耳部4の線方向xの幅よりも狭い括れを形成することができる。また、第二実施形態のように、耳部4を側辺Saから突出させず、側辺Saの折れ線Bの側に切欠き部5を設け、耳部4をこの切欠き部5と端辺Scとの間に構成する。そして、この耳部4と圧着領域Aとの間に耳部4と圧着領域Aとを連結する連結部6を設け、連結部6の交差方向yの幅が耳部4の交差方向yの幅より狭い括れを形成してもよい。なお、耳部4は線方向xのいずれか一方の側の側辺Sにのみ設置してもよいし、いずれか一方の側の耳部4を、第一又は第二実施形態のように、連結部6を設けない耳部4とすることができる。
(第四実施形態)
図4は、本発明の第四実施形態に係る液体噴射ヘッド1の説明図である。図4(a)は液体噴射ヘッド1の断面模式図であり、図4(b)は折り曲げられたフレキシブル回路基板3を平面に展開した平面模式図である。第一実施形態と異なる点は、フレキシブル回路基板3がその折り曲げ部に屈曲部材7を備える点であり、その他の構成は第一実施形態と同様である。従って、以下、第一実施形態と異なる点について説明する。同一の部分又は同一の機能を有する部分には同一の符号を付している。
図4に示すように、フレキシブル回路基板3は、ヘッドチップ2の角部Cに沿ってフレキシブル回路基板3を折り曲げる屈曲部材7を備える。フレキシブル回路基板3は、ヘッドチップ2の角部Cに沿って折れ曲がる折れ線Bの線方向xに一方の端部Eaの両側辺Sa、Sbから突出する耳部4a、4bを備える。屈曲部材7は、フレキシブル回路基板3のベース基板3aの側の表面、つまりフレキシブル回路基板3の折れ曲がり部の外側の表面であり、折れ線Bの両端に亘って位置する。屈曲部材7は金属膜のベタパターンから成る。また、屈曲部材は、例えば金属板や折曲げ加工されたプラスチック板から成り、接着剤によりベース基板3aに接着してもよい。なお、屈曲部材7は、フレキシブル回路基板3のカバー層3cの側の表面、つまりフレキシブル回路基板3の折れ曲がり部の内側の表面に設置してもよい。
このように、フレキシブル回路基板3に屈曲部材7を接着させることにより、フレキシブル回路基板3の必要な箇所を容易に折り曲げることができる。なお、屈曲部材7はフレキシブル回路基板3の線方向xの両端に亘って設置せず、線方向xの幅の中央領域に設置してもよいし、線方向xの一方の端部から他方の端部の間に複数分割して設置してもよい。なお、フレキシブル回路基板3の耳部4は、第二及び第三実施形態のものであってもよい。
(第五実施形態)
図5は、本発明の第五実施形態に係る液体噴射ヘッド1の断面模式図である。図6は、本発明の第五実施形態に係る液体噴射ヘッド1の模式的な斜視図である。本実施形態は、ヘッドチップ2に貫通孔8を備え、フレキシブル回路基板3がこの貫通孔8を通してヘッドチップ2に接続される。同一の部分または同一の機能を有する部分には同一の符号を付している。
図5及び図6に示すように、ヘッドチップ2は、液滴を吐出させる圧力室2bが4列配列するチャンネル列CR1〜CR4とヘッドチップ2の4つの角部C1〜C4に沿って電極端子2cが4列配列する電極端子列ER1〜ER4とを備える。フレキシブル回路基板3は4つのフレキシブル回路基板3w〜3zを含み、各フレキシブル回路基板3w〜3zは、一方の端部Ea1〜Ea4に配線端子3dが配列する配線端子列WR1〜WR4を備え、電極端子2cと配線端子3dが電気的に接続する。ヘッドチップ2は、中央部に貫通孔8を有し、電極端子列ER2、ER3は貫通孔8が形成する角部C2、C3に沿って配列し、フレキシブル回路基板3x、3yは、貫通孔8を通し貫通孔8が形成する角部C2、C3に沿って折れ曲がって電極端子2cと配線端子3dが電気的に接続する。なお、ヘッドチップ2の液滴吐出側とは反対側に流路部材や冷却部材が装着されるが、図5、図6及び以下の説明では省略する。以下、具体的に説明する。
ヘッドチップ2は、中央部に細長い貫通孔8が貫通するアクチュエータ基板2aを備える。アクチュエータ基板2aは、貫通孔8とアクチュエータ基板2aの左端との間に並列するチャンネル列CR1及びチャンネル列CR2と、貫通孔8とアクチュエータ基板2aの右端に並列するチャンネル列CR3及びチャンネル列CR4とを備える。アクチュエータ基板2aは、貫通孔8とアクチュエータ基板2aの左端の間、及び、貫通孔8とアクチュエータ基板2aの右端の間の液滴吐出側にそれぞれノズルプレート2d1及びノズルプレート2d2を備える。貫通孔8よりも左側のノズルプレート2d1は、チャンネル列CR1及びCR2の各圧力室2bにそれぞれ連通するノズル2eが配列するノズル列NR1及びノズル列NR2を備え、貫通孔8よりも右側のノズルプレート2d2は、チャンネル列CR3及びチャンネル列CR4の各圧力室2bにそれぞれ連通するノズル2eが配列するノズル列NR3及びノズル列NR4を備える。アクチュエータ基板2aは、液滴吐出側の表面のノズルプレート2d1とアクチュエータ基板2aの左端の間、及び、ノズルプレート2d1と貫通孔8の間にそれぞれ電極端子列ER1及び電極端子列ER2を備え、ノズルプレート2d2と貫通孔8の間、及び、ノズルプレート2d2とアクチュエータ基板2aの右端の間にそれぞれ電極端子列ER3及び電極端子列ER4を備える。
フレキシブル回路基板3wは、一方の端部Ea1がアクチュエータ基板2aの液滴吐出側の左端とノズルプレート2d1の間の表面に接続し、アクチュエータ基板2aの液滴吐出側の角部C1に沿って液滴吐出側とは反対側に折れ曲がる。フレキシブル回路基板3wは、一方の端部Ea1から角部C1に沿って折れ曲がる図示しない折れ線Bの線方向xに突出する耳部4a1、4b1を備える。フレキシブル回路基板3xは、一方の端部Ea2がアクチュエータ基板2aの液滴吐出側の貫通孔8とノズルプレート2d1の間の表面に接続し、貫通孔8を通し貫通孔8が形成する液滴吐出側の角部C2に沿って液滴吐出側とは反対側に折れ曲がる。フレキシブル回路基板3xは、一方の端部Ea2から角部C2に沿って折曲がる図示しない折れ線Bの線方向xに突出する耳部4a2、4b2を備える。液体噴射ヘッド1は更に回路基板9aを備え、フレキシブル回路基板3wの他方の端部Eb1とフレキシブル回路基板3xの図示しない他方の端部Eb2とが回路基板9aの同一表面に接続する。
フレキシブル回路基板3yは、一方の端部Ea3がアクチュエータ基板2aの液滴吐出側の貫通孔8とノズルプレート2d2の間の表面に接続し、貫通孔8を通し貫通孔8が形成する液滴吐出側の角部C3に沿って液滴吐出側とは反対側に折れ曲がる。フレキシブル回路基板3yは、一方の端部Ea3から角部C3に沿って折曲がる図示しない折れ線Bの線方向xに突出する耳部4a3、4b3を備える。フレキシブル回路基板3zは、一方の端部Ea4がアクチュエータ基板2aの液滴吐出側の右端とノズルプレート2d2の間の表面に接続し、アクチュエータ基板2aの液滴吐出側の角部C4に沿って液滴吐出側とは反対側に折れ曲がる。フレキシブル回路基板3zは、一方の端部Ea4から角部C4に沿って折れ曲がる図示しない折れ線Bの線方向xに突出する耳部4a4、4b4を備える。液体噴射ヘッド1は更に回路基板9bを備え、フレキシブル回路基板3yの図示しない他方の端部Eb3とフレキシブル回路基板3zの他方の端部Eb4とが回路基板9bの同一表面に接続する。
このように、各フレキシブル回路基板3w〜3zは、各一方の端部Eaに各折れ線Bの線方向xに突出する耳部4a、4bを有するので、フレキシブル回路基板3w〜3zの各配線端子列WR1〜WR4を電極端子列ER1〜ER4のそれぞれに高精度に位置合わせを行うことができる。
なお、ヘッドチップ2の板状のアクチュエータ基板2a、液体を保持する圧力室2b、アクチュエータ基板2aの液滴吐出側に位置するノズルプレート2d、アクチュエータ基板2aの液滴吐出側に位置するノズルプレート2d等の構成や材料は第一実施形態と同様である。また、各フレキシブル回路基板3w〜3zの構造や材料は第一実施形態と同様である。また、耳部4a、4bは第二実施形態及び第三実施形態と同様の箇所に設置することができる。また、第四実施形態のように、ヘッドチップ2の各角部C1〜C4に沿って各フレキシブル回路基板3w〜3zを折り曲げる屈曲部材7を各フレキシブル回路基板3w〜3zに設置することができる。また、本実施形態では1つの貫通孔8を有する場合であるが、更に多数の貫通孔を形成し、各貫通孔8に、耳部4を有するフレキシブル回路基板3を通し貫通孔8が形成するヘッドチップ2の角部Cに沿って折り曲げてヘッドチップ2に接続してもよい。
(第六実施形態)
図7は本発明の第六実施形態に係る液体噴射装置30の模式的な斜視図である。液体噴射装置30は、液体噴射ヘッド1、1’を往復移動させる移動機構40と、液体噴射ヘッド1、1’に液体を供給し、液体噴射ヘッド1、1’から液体を排出する流路部35、35’と、流路部35、35’に連通する液体ポンプ33、33’及び液体タンク34、34’とを備えている。各液体噴射ヘッド1、1’は既に説明した第一〜第五実施形態のいずれかを使用する。
液体噴射装置30は、紙等の被記録媒体44を主走査方向に搬送する一対の搬送手段41、42と、被記録媒体44に液体を吐出する液体噴射ヘッド1、1’と、液体噴射ヘッド1、1’を載置するキャリッジユニット43と、液体タンク34、34’に貯留した液体を流路部35、35’に押圧して供給する液体ポンプ33、33’と、液体噴射ヘッド1、1’を主走査方向と直交する副走査方向に走査する移動機構40とを備えている。図示しない制御部は液体噴射ヘッド1、1’、移動機構40、搬送手段41、42を制御して駆動する。
一対の搬送手段41、42は副走査方向に延び、ローラ面を接触しながら回転するグリッドローラとピンチローラを備えている。図示しないモータによりグリッドローラとピンチローラを軸周りに回転させてローラ間に挟み込んだ被記録媒体44を主走査方向に搬送する。移動機構40は、副走査方向に延びた一対のガイドレール36、37と、一対のガイドレール36、37に沿って摺動可能なキャリッジユニット43と、キャリッジユニット43を連結し副走査方向に移動させる無端ベルト38と、この無端ベルト38を図示しないプーリを介して周回させるモータ39とを備えている。
キャリッジユニット43は、複数の液体噴射ヘッド1、1’を載置し、例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種類の液滴を吐出する。液体タンク34、34’は対応する色の液体を貯留し、液体ポンプ33、33’、流路部35、35’を介して液体噴射ヘッド1、1’に供給する。各液体噴射ヘッド1、1’は駆動信号に応じて各色の液滴を吐出する。液体噴射ヘッド1、1’から液体を吐出させるタイミング、キャリッジユニット43を駆動するモータ39の回転及び被記録媒体44の搬送速度を制御することにより、被記録媒体44上に任意のパターンを記録することできる。
なお、本実施形態は、移動機構40がキャリッジユニット43と被記録媒体44を移動させて記録する液体噴射装置30であるが、これに代えて、キャリッジユニットを固定し、移動機構が被記録媒体を二次元的に移動させて記録する液体噴射装置であってもよい。つまり、移動機構は液体噴射ヘッドと被記録媒体とを相対的に移動させるものであればよい。
1 液体噴射ヘッド
2 ヘッドチップ
2a アクチュエータ基板、2b 圧力室、2c 電極端子、2d、2d1、2d2 ノズルプレート、2e ノズル
3、3w、3x、3y、3z フレキシブル回路基板
3a ベース基板、3b 配線、3c カバー層、3d 配線端子
4、4a、4b 耳部
5a、5b 切欠き部
6、6a、6b 連結部
7 屈曲部材
8 貫通孔8
9a、9b 回路基板
A 圧着領域、B 折れ線、C、C1、C2、C3、C4 角部
Ea、Ea1、Ea2、Ea3、Ea4 一方の端部
Eb、Eb1、Eb2、Eb3、Eb4 他方の端部
W1、W2 幅
CR、CR1、CR2、CR3、CR4 チャンネル列
ER、ER1、ER2、ER3、ER4 電極端子列
WR、WR1、WR2、WR3、WR4 配線端子列
NR、NR1、NR2、NR3、NR4 ノズル列
x 線方向、y 交差方向、Sa、Sb 側辺、Sc 端辺

Claims (9)

  1. 液滴を吐出するヘッドチップと、
    一方の端部に圧着領域を有し前記圧着領域が前記ヘッドチップに接続するフレキシブル回路基板と、を備え、
    前記フレキシブル回路基板は、前記圧着領域よりも他方の端部の側において前記ヘッドチップの角部に沿って折れ曲がるとともに、前記圧着領域に連結する耳部を有し、かつ、前記耳部と前記圧着領域との間に前記耳部の幅よりも狭い連結部を有する液体噴射ヘッド。
  2. 前記一方の端部は、前記角部に沿って折れ曲がる折れ線と、前記折れ線と交差する2つの側辺と、前記折れ線の対辺であり2つの前記側辺と交差する端辺とに囲まれ、前記耳部は前記側辺に連結する請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
  3. 前記耳部は、前記一方の端部から前記角部に沿って折れ曲がる折れ線方向に突出する請求項1又は2に記載の液体噴射ヘッド。
  4. 前記一方の端部は、前記角部に沿って折れ曲がる折れ線と、前記折れ線と交差する2つの側辺と、前記折れ線の対辺であり2つの前記側辺と交差する端辺とに囲まれ、前記側辺は切欠き部を備え、前記耳部は前記切欠き部と前記端辺との間に位置する請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
  5. 前記フレキシブル回路基板はベース基板と前記ベース基板の表面に位置する配線と前記ベース基板及び前記配線の表面を覆うカバー層とを有し、前記圧着領域は前記カバー層を有しない領域を有し、前記耳部は前記カバー層を有しない請求項1〜4のいずれか一項に記載の液体噴射ヘッド。
  6. 前記フレキシブル回路基板は、前記角部に沿って前記フレキシブル回路基板を折り曲げる屈曲部材を更に備える請求項1〜5のいずれか一項に記載の液体噴射ヘッド。
  7. 前記ヘッドチップは液滴を吐出させる圧力室が配列するチャンネル列と前記角部に沿って電極端子が配列する電極端子列とを備え、前記フレキシブル回路基板は前記圧着領域に配線端子が配列する配線端子列を備え、前記電極端子と前記配線端子が電気的に接続する請求項1〜6のいずれか一項に記載の液体噴射ヘッド。
  8. 前記ヘッドチップは貫通孔を有し、前記電極端子は前記貫通孔が形成する前記角部に沿って配列し、前記フレキシブル回路基板は、前記貫通孔を通し前記角部に沿って折れ曲がって前記電極端子と前記配線端子が電気的に接続する請求項7に記載の液体噴射ヘッド。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドと被記録媒体とを相対的に移動させる移動機構と、
    前記液体噴射ヘッドに液体を供給する液体供給管と、
    前記液体供給管に前記液体を供給する液体タンクと、を備える液体噴射装置。
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