JP6522578B2 - 病理材料用容器 - Google Patents

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本発明は、患者から採取した病理材料を収容し固定する病理材料用容器に関するものである。
病理学検査のために患者から採取した病理材料は、アルコールやホルマリン等の固定液が入れられた病理材料用容器内に収容され、この病理材料用容器内で病理材料が固定される(例えば、特許文献1参照)。
このような病理材料用容器には患者や病理材料を特定するために患者の氏名が記載される。例えば病理材料が生検材料の場合には、内視鏡検査室等において病理材料が採取され、病理検査室へ搬送されることから、病理材料を管理するために病理材料用容器に表示された患者の氏名が内視鏡検査室で作成される内視鏡室看護記録や病理依頼書に書き写される。また病理検査室においては病理材料受付記録簿、病理番号発行台帳等に病理材料用容器に記載された患者の氏名が書き写される。
特開2007―327807号公報
上述のように病理材料用容器に記載されている患者の氏名を内視鏡室看護記録、病理依頼書、病理材料受付記録簿、病理番号発行台帳等に書き写しているため、書き写しの誤りにより患者の取り違えや病理材料の取り違え事故が生ずる可能性がある。
本発明の目的は、患者又は病理材料の取り違えを防止し、患者から採取された病理材料を確実に管理できる病理材料用容器を提供することである。
この発明の病理材料用容器は、患者から採取した病理材料を固定する固定液が収容されている容器本体と、前記容器本体を密封する蓋体と、切り放し可能な状態で連接され、同一の容器シリアル番号が表示された複数のラベルからなるマルチラベルと、を備え、前記複数のラベルの内、1枚の前記ラベルが前記蓋体に、残りの前記ラベルが前記容器本体に貼り付けられ、前記複数のラベルには、更にラベルシリアル番号が表示されていることを特徴とする。
またこの発明の病理材料用容器は、前記マルチラベルが、前記複数のラベルの内、一方の端に形成されている1枚の前記ラベルが前記蓋体の側壁に貼り付けられており、残りの前記ラベルが前記容器本体の側壁に貼り付けられていることを特徴とする。
またこの発明の病理材料用容器は、前記容器シリアル番号が2次元バーコードにより表示されていることを特徴とする。
またこの発明の病理材料用容器は、前記マルチラベルが薬剤耐性を有する材質により形成されていることを特徴とする。
またこの発明の病理材料用容器は、前記ラベルの表示が薬剤耐性を有するインクによって行われていることを特徴とする。
またこの発明の病理材料用容器は、前記蓋体に患者名を記入する記入部が形成されていることを特徴とする。
またこの発明の病理材料用容器は、前記容器本体に貼り付けられている前記ラベルが内視鏡室看護記録、病理依頼書、病理材料受付記録簿、病理番号発行台帳及び病理カセットに貼り付けられることを特徴とする。
またこの発明の病理材料用容器は、前記蓋体がRFIDタグを備えることを特徴とする。
本発明によれば、患者又は病理材料の取り違えを防止し、患者から採取された病理材料を確実に管理できる病理材料用容器を提供することができる。
実施の形態に係る病理材料用容器の外観を示す図である。 実施の形態に係る蓋シール及びマルチラベルを貼り付けた病理材料用容器を示す図である。 実施の形態に係るマルチラベルの構造を示す図である。 実施の形態に係るラベルを貼り付けた各用紙を示す図である。 実施の形態に係る病理カセットを示す図である。 実施の形態に係る包埋皿の上に病理カセットを配置した状態を示す断面図である。 実施の形態に係るパラフィンブロックを示す断面図である。 実施の形態に係る他の病理材料用容器の蓋体を示す図である。 実施の形態に係る他の病理材料用容器の蓋体を示す図である。 実施の形態に係るタグ書き込み装置を示す図である。
以下、図面を参照して実施の形態に係る病理材料用容器について説明する。図1は実施の形態に係る病理材料用容器の外観を示す図である。図1に示すように病理材料用容器2は、一端が閉じ他端8に開口部を有する円筒状の容器本体4と、容器本体4の開口部を密封する蓋体6を備えている。
容器本体4には、ホルマリン等の病理材料を固定するための固定液が収容されている。容器本体4は、他端8の近傍の外壁にねじ山4aを有し、蓋体6は、内壁に容器本体4のねじ山4aと螺合するねじ山(図示せず)を有している。容器本体4は、ねじ山4aに蓋体6のねじ山を螺合させ、蓋体6で容器本体4の開口部を閉塞することにより密封されている。なお蓋体6によって容器本体4を密封した場合には、容器本体4の側壁と蓋体6の側壁とが面一となる。
蓋体6は、容器本体4の他端8が押し付けられる位置である蓋体6の内部にシリコンゴムシール14を有している。従って容器本体4のねじ山4aに蓋体6のねじ山を螺合させた場合に、シリコンゴムシール14の潰れ感を知覚して容器本体4の密封を確認することができる。
図2は実施の形態に係る蓋シール及びマルチラベルを貼り付けた病理材料用容器を示す図である。内視鏡室等に保管されている病理材料用容器2には、その側壁にホルマリン、キシレン、アルコール等の薬剤に対して薬剤耐性を有する材質により形成されたマルチラベル18が貼り付けられている。なお、図2においてはマルチラベル18の左端部のみが容器本体4及び蓋体6の側壁に貼り付けられているが、実際にはマルチラベル18の全体が容器本体4及び蓋体6の側壁に貼り付けられている。
病理材料用容器2の蓋体6の上面には、マルチラベル18と同様に薬剤耐性を有する材質により形成された蓋シール16が貼り付けられている。なお蓋シール16には、病理材料用容器2に収容されている病理材料の患者名を記入する記入部及び看護師により押印がなされる押印部が形成されている。
マルチラベル18は、切り放し可能な状態で連接されている複数のラベル200〜207とラベル台紙28とからなり、複数のラベル200〜207の内、一方の端に形成されている1枚のラベル200が蓋体6側の側壁、残りのラベル201〜207が容器本体4側の側壁に位置するように貼り付けられている。またラベル200〜207のそれぞれの間には連接しているラベル200〜207を切り放すためのミシン目22が形成されている。
ラベル200〜207には、病理材料用容器2を特定するための容器シリアル番号(ABC1234)、容器シリアル番号の右に表示されるラベル200〜207毎のラベルシリアル番号(0〜7の何れか)及び容器シリアル番号を示す2次元バーコードが印字されている。容器シリアル番号、ラベルシリアル番号及び2次元バーコードは、ホルマリン、キシレン、アルコール等の薬剤に対して薬剤耐性を有するインクによって印字されている。
図3は実施の形態に係るマルチラベルの構造を示す図である。ラベル台紙28は、病理材料用容器2に貼り付ける面に粘着剤が塗布されて形成される粘着層30を有すると共に、ラベル200〜207が貼り付けられている面にラベル200〜207を容易に剥離させる剥離層32を有している。またラベル台紙28は、病理材料用容器2から剥がしたときに、病理材料用容器2の側壁に一部が残留する等、剥がしたことが容易に識別できる改ざん防止構造を有している。
ラベル200〜207は、表面に印字面24を形成し、裏面に粘着層26を有している。粘着層26は、ラベル200〜207の長手方向の一端部(図3において破線で示している領域)に形成される弱粘着領域26a及び該一端部を除く領域に形成され弱粘着領域26aよりも粘着力が強い強粘着領域26bによって構成されている。従って、ラベル200〜207は、弱粘着領域26aが形成されている長手方向の一端部から弱い剥離力で容易に剥離することができる。
次に病理材料が内視鏡検査で患者から採取された生検材料である場合の内視鏡室での処理について説明する。ここで病理材料が収容される前の病理材料用容器2は、医療機関において容器本体4に固定液であるホルマリンが収容されている状態で蓋体6により密封され、マルチラベル18が貼り付けられた状態で保管されている。
患者の診察を行なう医師は、患者に対して内視鏡検査を行なう必要があると認めた場合に、内視鏡検査を担当する内視鏡医師にその患者の内視鏡検査の実施を指示する。内視鏡室では内視鏡医師又は看護師が内視鏡検査を受ける患者の患者名を確認した後、内視鏡検査を実施する。内視鏡医師は、病理診断が必要と判断した場合には生検材料の採取を行なう。
患者から複数の生検材料3a〜3cを採取した場合には、内視鏡医師又は看護師は、生検材料3a〜3cを濾紙に貼り付け、濾紙に生検材料3a〜3cを識別する番号を記載する。看護師は、内視鏡検査を行なった患者名等を内視鏡室看護記録に記載し、生検材料3a〜3cを収容するための病理材料用容器2を用意する。そして病理材料用容器2に貼り付けられているラベル201を剥がし、図4(a)に示すように内視鏡室看護記録に貼り付ける。
次に看護師は、病理材料用容器2の蓋体6を開けて容器本体4内に生検材料3a〜3cを収容する。なお蓋体6を開けたとき、ラベル200とラベル201との間及びラベル台紙22は、ラベル200とラベル201との間のミシン目22の位置で破れて切り放される。看護師は生検材料3a〜3cを容器本体4内に収容した後、容器本体4を蓋体6によって密封し、蓋シール16に患者名を記入し押印する。
内視鏡医師は、病理検査を依頼するための病理依頼書を作成し、病理材料用容器2に貼り付けられているラベル202を剥がし、図4(b)に示すように病理依頼書に貼り付ける。そして内視鏡医師及び看護師は、内視鏡室看護記録に貼り付けられているラベル201、病理依頼書に貼り付けられているラベル202及び病理材料用容器2に貼り付けられているラベル200が同一の容器シリアル番号であることを確認し内視鏡検査を終了し、患者は内視鏡室から退室する。また内視鏡室で採取された生検材料の搬送を行なう搬送者は、病理検査のために病理材料用容器2及び病理依頼書を内視鏡室から病理検査室に搬送する。
次に病理検査室における処理について説明する。病理材料用容器2及び病理依頼書の搬送を行なった搬送者は、病理検査室で病理材料受付記録簿へ受付日の記入及び署名等を行ない、病理材料用容器2に貼り付けられているラベル203を剥がし、図4(c)に示すように病理材料受付記録簿に貼り付ける。
病理検査室の病理技師は、搬送されてきた病理材料用容器2内に生検材料3a〜3cが存在することを確認すると共に、病理材料用容器2に貼り付けられているラベル200及び病理依頼書に貼り付けられているラベル202の容器シリアル番号の一致を確認する。また病理技師は、病理検査ごとに採番する病理番号(P16−01234)を発行し病理番号発行台帳に記入する。次に病理技師は、病理材料用容器2に貼り付けられているラベル204を剥がし、図4(d)に示すように病理番号発行台帳に貼り付ける。また病理技師は、病理サブシステム(図示せず)に病理番号を入力する。また病理サブシステムを構成する端末に接続されているバーコードリーダを用いて病理材料用容器2に貼り付けられているラベル200の2次元バーコードを読み取らせて容器シリアル番号を入力する。これにより病理サブシステムは、病理番号と容器シリアル番号とを関連づけて記憶する。また病理サブシステムに接続されるカセット印字機(図示せず)は、病理カセット40(図5参照)に病理番号の印字を行い、病理カセット40を排出する。
ここで図5に示すように病理カセット40は、微小な貫通孔が複数形成された底部42と、底部42の周囲に立設された側壁44と、底部42と側壁44による内部空間を6つの収容部48に仕切る仕切り板46とにより構成されている。病理カセット40の長手方向の一方の側壁44には、下端が外側に突出する傾斜面であって病理番号が印字される表示面44aが形成されている。また病理カセット40は、6つの収容部46の上部を覆う蓋(図示せず)を備えている。
病理技師は、病理材料用容器2に貼り付けられているラベル205を剥がして病理カセット40の側壁44に貼り付ける。また病理技師は、病理材料用容器2の蓋体6を開け、生検材料3a〜3cを貼り付けている濾紙を取り出す。ここで病理診断を行なう病理医は、濾紙から生検材料3a〜3c分離し、生検材料3a〜3cの切り出しを行ない、切り出した生検材料3a〜3cを病理カセット40の別々の収容部48に収容する。病理技師は、病理材料用容器2に貼り付けられているラベル206を剥がして病理カセット40内に載せ、病理カセット40の上部を蓋によって覆い、パラフィン浸透装置(図示せず)を用いて生検材料3a〜3cの脱水・脱脂・パラフィン浸透の処理を行なう。
この処理が終了した後、病理技師は、パラフィン浸透装置から病理カセット40を取り出す。また病理カセット40から生検材料3a〜3cを取り出して図6に示すように包埋皿50に並べ、包埋皿50上に病理カセット40を配置する。また病理カセット40は、ラベル206を載せた状態のままにする。
病理技師は、パラフィンブロックの作製を行なう。即ち包埋皿50の内部及び病理カセット40の内部にパラフィンを供給し冷却する。そしてパラフィンが固体となった後包埋皿50を除去する。これにより、図7に示すように病理カセット40を含んだ状態であり、生検材料3a〜3cが病理カセット40の底部42に位置するパラフィンブロック60の作製が完了する。
病理技師は、ミクロトーム(図示せず)等を用いてパラフィンブロック内で固定された生検材料3a〜3cをミクロン(μm)単位の厚さで薄切して薄切片を得る薄切処理を行なう。次に病理技師は、薄切片の染色を行なう染色処理及び、染色された薄切片を封入した病理標本のプレパラートを作製する封入処理を行なう。このときプレパラートに病理番号を印字する。
病理技師は、病理カセット40の側壁44に貼り付けられているラベル205及び病理カセット40内のラベル206の容器シリアル番号と、プレパラートに印字されている病理番号とが病理サブシステムにおいて関連づけられて記憶されていることを確認する。また病理依頼書に貼り付けられているラベル202の容器シリアル番号と、病理カセット40の側壁44に貼り付けられているラベル205及び病理カセット40内のラベル206の容器シリアル番号が一致していることを確認する。
病理技師による確認後、病理医は、病理標本を観察し病理診断を行なう。このとき病理医は、容器シリアル番号とプレパラートに印字されている病理番号に齟齬がないことを確認し、病理診断の結果を記載し署名した病理報告書を作成する。
この実施の形態によれば、生検材料を収容した病理材料用容器2に貼り付けられている各ラベル201〜206を内視鏡室看護記録、病理依頼書、病理材料受付記録簿、病理番号発行台帳及び病理カセットに貼り付け、病理材料用容器2又は各用紙に貼り付けられているラベル200〜207の容器シリアル番号同士を比較し一致を確認することにより、患者から採取された病理材料の取り違えや患者の取り違えを防止し、患者から採取された病理材料を確実に管理することができる。
また仮に病理材料の取り違えが発生した場合には、病理材料用容器2又は各用紙に貼り付けられているラベル200〜207の容器シリアル番号同士を比較し一致の有無を確認することにより、取り違えが発生した時点を特定することができる。これにより、取り違えの発生理由を検証し、同様の取り違えの発生を防止するための対策を講じる等、取り違えの発生を防止するための仕組みを作ることができる。
また、この実施の形態によれば、ラベル200〜207に2次元バーコードが印字されており、バーコードリーダによって2次元バーコードから容器シリアル番号を読み取るため、病理検査室の病理サブシステムへの容器シリアル番号の入力を簡便化することができる。また電子カルテを取り扱う場合においては、キーボード等で手入力するよりも容器シリアル番号の入力を正確にかつ、簡便に行うことができる。
なお、上述の実施の形態においては、2次元バーコード、容器シリアル番号、ラベルシリアル番号を薬剤耐性を有するインクによってラベル200〜207に印字したが、レーザ光によって刻印するようにしてもよい。
また上述の実施の形態に係る病理材料用容器2の蓋体6にRFIDタグを備えるようにしてもよい。即ち図8に示すように蓋体6の上面にRFIDタグ70を貼り付ける。この場合には、蓋体6の上面に貼り付けられている蓋シール16の下に貼り付けることが好ましい。また図9に示すように蓋体6の内側にRFIDタグ70を貼り付けてもよい。
これらの場合には、図10に示すタグ書込装置80により2次元バーコードにより表示されている情報をRFIDタグ70に書き込む。即ち図10(a)は、実施の形態に係るタグ書込装置80の平面図であり、図10(b)は、タグ書込装置80の縦断面の概略図である。タグ書込装置80は、ハンディタイプのハウジング82を備えている。このハウジング82は、細長いハンドル部84と先端を下方に湾曲させた検体情報読取部86とにより構成されている。また、検体情報読取部86の先端には、矩形状の開口部88が形成されている。
ハンドル部84の上面には、タグ書込装置80の電源を入れるONボタン90a及び電源を切るOFFボタン90bが配設されている。また、検体情報読取部86の上面には表示部92が配設されている。またハウジング82の下面には、RFIDタグ70に情報を非接触で書き込むタグライタ94が配設されている。更にハウジング82内には、開口部88に対して所定の角度で配設された反射ミラー96、バーコードリーダ98が配設されている。
病理材料用容器2の蓋体6にRFIDタグ70を備える場合には、タグ書込装置80のバーコードリーダ98により病理材料用容器2に貼り付けられているラベル200の2次元バーコードにより表示されている容器シリアル番号を読み取り、タグライタ94により容器シリアル番号をRFIDタグ70に書き込む。
従って、RFIDタグ70に書き込まれた容器シリアル番号によっても患者から採取された病理材料を確実に管理することができ、患者から採取された病理材料の取り違えや患者の取り違えを防止することができる。またRFIDタグ70に容器シリアル番号を記憶させるため、手術室、生検検査室等にタグリーダーを設置しておくことにより、病理材料用容器2に手で触れることなく手術室内や生検検査室内等に存在する病理材料用容器2を確認することができる。また病理材料用容器2の蓋体6にRFIDタグを備える場合には、タグリーダーにより多数のRFIDタグの情報を一度に読み取ることができるため、病理材料用容器2の棚管理を容易に行うことができる。
2…病理材料用容器、4…容器本体、6…蓋体、8…他端、16…蓋シール、18…マルチラベル、28…ラベル台紙、60…パラフィンブロック、200〜207…ラベル

Claims (8)

  1. 患者から採取した病理材料を固定する固定液が収容されている容器本体と、
    前記容器本体を密封する蓋体と、
    切り放し可能な状態で連接され、同一の容器シリアル番号が表示された複数のラベルからなるマルチラベルと、を備え、
    前記複数のラベルの内、1枚の前記ラベルが前記蓋体に、残りの前記ラベルが前記容器本体に貼り付けられ、
    前記複数のラベルには、更にラベルシリアル番号が表示されていることを特徴とする病理材料用容器。
  2. 前記マルチラベルは、前記複数のラベルの内、一方の端に形成されている1枚の前記ラベルが前記蓋体の側壁に貼り付けられており、残りの前記ラベルが前記容器本体の側壁に貼り付けられていることを特徴とする請求項1記載の病理材料用容器。
  3. 前記容器シリアル番号は、2次元バーコードにより表示されていることを特徴とする請求項1または2記載の病理材料用容器。
  4. 前記マルチラベルは、薬剤耐性を有する材質により形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の病理材料用容器。
  5. 前記ラベルの表示は、薬剤耐性を有するインクによって行われていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の病理材料用容器。
  6. 前記蓋体には、患者名を記入する記入部が形成されていることを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の病理材料用容器。
  7. 前記容器本体に貼り付けられている前記ラベルは、内視鏡室看護記録、病理依頼書、病理材料受付記録簿、病理番号発行台帳及び病理カセットに貼り付けられることを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の病理材料用容器。
  8. 前記蓋体は、RFIDタグを備えることを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の病理材料用容器。
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