JP2001075480A - 検体容器貼付用二次元コード付きラベル、ラベル貼付用溝付き検体容器、検体容器の貼付ラベル読取り装置及び検体管理システム - Google Patents

検体容器貼付用二次元コード付きラベル、ラベル貼付用溝付き検体容器、検体容器の貼付ラベル読取り装置及び検体管理システム

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JP2001075480A
JP2001075480A JP25324199A JP25324199A JP2001075480A JP 2001075480 A JP2001075480 A JP 2001075480A JP 25324199 A JP25324199 A JP 25324199A JP 25324199 A JP25324199 A JP 25324199A JP 2001075480 A JP2001075480 A JP 2001075480A
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Japan
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JP25324199A
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English (en)
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Yoshinori Ide
好則 井出
Kunihiro Asakino
邦弘 朝来野
Tetsuo Miyoshi
哲夫 三好
Hiroshi Honda
宏志 本田
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ASAHI TEKUNEION KK
MERUSHIYAN KURIN TEC KK
NICHION IRIKA KIKAI SEISAKUSHO KK
NITI ON MED PHYS INSTR Manufacturing
Original Assignee
ASAHI TEKUNEION KK
MERUSHIYAN KURIN TEC KK
NICHION IRIKA KIKAI SEISAKUSHO KK
NITI ON MED PHYS INSTR Manufacturing
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検体容器に収納されている検体のデータや履
歴が低温環境下での保存でも長期間確実に確保されるよ
うにする。 【解決手段】 特定波長領域を透過するラベル上に、そ
の特定波長領域を透過しないインクにより二次元コード
を印刷し、ラベル素材は厚さ22〜30ミクロンのポリ
エステル系を使用し、台紙より剥ぎ取り可能であり且つ
再接着可能なアクリル系の粘着剤が19〜31ミクロン
の厚みで付着してあり、検体容器に巻き付けたときに印
刷コード面上部が特定波長領域透過部分で重ね巻きされ
た状態となるように、ラベルの長さ及び二次元コード印
刷位置を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人体等から採取
した各種試料等を検査分析等のために検体として保管す
る検体容器の管理システムに関するものであり、特に検
体容器に収納されている検体のデータや履歴の長期保存
や機密保持等の管理に有用なものである。また、低温環
境下での保存でも検体の固有情報が長期間確実に確保さ
れるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来検体を保管する場合は、ガラス製の
検体容器に検体を入れその検体に関する表示を検体容器
にサインペンや油性マーカー等により直接手書きして記
録していた。又は、検体容器には単に番号等だけを振り
別途台帳等により検体を管理する方法も採用されてい
た。あるいは、適当な大きさのラベル用紙に必要事項を
手書きし、これを検体容器に貼り付けていた。
【0003】そして、長期保存を必要とする検体の場合
は、検体を収納した検体容器を−135℃近傍の超低温
環境下で冷凍保存している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこのよ
うな保管方法では、検体容器に書くことができる内容は
ごく限られたものしか記載できず、記載できる情報量が
不足している。また、このように直接手書きしている場
合には履歴の更新等もできない。一方、第三者が記載内
容を直接読み取ることができ、検体に関するプライバシ
ーが保護されないおそれがある。
【0005】また、長期保存した場合には、字がかすれ
たりして記載内容を正確に読めなくなる等の問題があっ
た。特に、低温環境下で保管した場合には、サインペン
等で記載した文字はじきに読めなくなってしまう問題が
あった。
【0006】一方、多量の各種検体を整理保管するにお
いても、従来の保管方法では種類別等に整理して保管す
ることは困難であった。特に低温保存のためには高価な
設備を使用しているので、保存占積率の向上と同時に管
理把握のため最適配置等が重要な課題となる。
【0007】さらに、採取者個人のプライバシー保護の
ため、多くの検体を同一ゾーンで保存する場合には、特
に機密保持が重要であり、他の検体の内容について許可
されたもの以外が把握できてはならない。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、検体の管理を
適切且つ効率的に行うためには検体を収納する容器に検
体に関する情報を低温下における長期保存と機密保持に
配慮しながら適切な方法により表示して行う必要があ
る。また、このような配慮の基に行った検体に関する情
報は適当な方法により簡単に且つ正確に確認できるよう
にする必要がある。
【0009】そこで、この発明にかかる検体容器貼付用
二次元コード付きラベルは特定波長領域を透過するラベ
ル上に、その特定波長領域を透過しないインクにより二
次元コードを印刷したものである。
【0010】また、この発明にかかるラベル貼付用溝付
き検体容器は検体容器表面外周部に略ラベルの厚さ分落
とし込んだラベル巻き付け用の溝を形成するとともに、
この溝の外周形状を楕円形又は多角形としたものであ
る。
【0011】一方、この発明にかかる検体容器の貼付ラ
ベル読取り装置は特定波長領域を選択入光する光学レン
ズ系と、その特定波長領域をラベルの二次元コード面に
照射する照明装置と、前記光学レンズ系を通して入射す
る二次元コード画像を結像させ取り込むCCDカメラ及
び画像表示部と、取り込んだ画像信号を処理する画像処
理部と、被写体対象となる二次元コード付きラベルを貼
付した検体容器を操作する検体容器操作部と、取り込ん
だ画像から二次元コードが有する情報をエンコードして
データとして取り出し表示するエンコード情報処理部
と、これら全体の各機能を制御するシステム制御部から
なるものである。
【0012】さらに、この発明にかかる検体管理システ
ムは請求項1の検体容器貼付用二次元コード付きラベル
発行時に当該検体容器に貼り付けるラベル上に印刷する
検体容器特定認識用二次元コードに含まれたIDと、当
該検体容器ラベルを扱う操作者ID及び作業指示内容認
識IDとの複合、照合、判別により、検体管理ゾーンへ
の入退室管理を行うようにしたものである。
【0013】
【作用】検体に関する各種情報を記録した二次元コー
ド、好ましくは情報量が多く特別に用意された読取り機
を介さないと内容を解読できない米国特許第49395
34号に示されるような二次元データコード、をラベル
に印刷してこれを検体容器に巻き付けることにより検体
に関するデータや履歴を記録管理する。
【0014】特定波長領域を透過するラベル上に、その
特定波長領域を透過しないインクにより二次元コードを
印刷したラベルを使用すると、特定波長領域を選択入光
する光学レンズ系を通してCCDカメラで二次元コード
を画像として取り込むことにより、周辺光ノイズ除去や
検体照射ハレーション防止対策が行い易くなりコードを
正確に読み取ることができるようになる。また、二次元
コードを肉眼で目視できないような状態にしておくこと
により機密の保持対策ともなる。
【0015】さらに、特定波長領域を475nm,55
0nm,660nm,880nm又は950nmそれぞ
れ近傍の単一又は複数の波長とすると、読取り装置の照
明装置の光源をLEDを使用して容易に実現することが
できる。
【0016】一方、ラベルを超薄型とすることによりラ
ベルを検体容器に巻き付けて超低温下で長期保存しても
ラベルが剥れることを防止できる。更に、検体容器にラ
ベル貼り付け用の溝を形成し、溝の外周形状を楕円形又
は多角形とすることにより検体容器に貼り付けたラベル
が検体容器から抜けたりあるいは貼り付け位置が回転し
てしまうことを防止できる。
【0017】また、検体容器にラベルを巻き付けたとき
に、印刷コード面上部がラベル用紙の特定波長領域透過
部分で重ね巻きされた状態となるようにすると、同一ラ
ベル材質間の接着によって一層接着が強くなり、又外部
からの損傷から防護でき印刷コード面の保護が図れる。
そして、特に低温下での印刷コード部の劣化を防止でき
るとともに、読取り装置でのコード読取り時に印刷コー
ド面が水滴等により滲んでしまうことを防止できる。
【0018】一方、ラベル発行時に検体容器特定認識用
二次元コードにラベル固有のIDを含ませておくと、こ
のIDと当該検体容器ラベルを扱う操作者ID及び作業
指示内容認識IDとの複合、照合、判別により、特別な
もののみが検体管理ゾーンへの入退室が可能となるよう
な管理を実施することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、この発明に係る検体容器貼
付用二次元コード付きラベル、ラベル貼付用溝付き検体
容器、検体容器の貼付ラベル読取り装置及び検体管理シ
ステムの一実施例を図面に基づいて説明する。最初に検
体容器貼付用二次元コード付きラベルとラベル貼付用溝
付き検体容器について説明し、次に検体容器の貼付ラベ
ル読取り装置について説明した後、検体管理システムに
ついて説明する。なお、本発明において検体容器は、血
液等の内容物を収納する前の空の状態と、内容物を容器
内に収納した状態の両者を含むものである。
【0020】図1は検体容器貼付用二次元コード付きラ
ベルの一実施例を示す平面図であり、1は台紙であり、
2はラベル、3はラベルに印刷した二次元コードであ
る。また、4はダミーカット部であり、5はダミーゾー
ンである。なお、ラベル2を台紙1から剥すときの便宜
のために、左側にはダミーカット部4を設け、左手の指
先でダミーカット部4を押え、右手でラベルを剥すよう
にすると、ラベル2を台紙1からきれいに剥すことがで
きる。特にラベル2を後述するような超薄型のものを使
用する場合には、ラベル2の台紙1との境界を最初にめ
くることが難しいのでこのようにしておくことが望まし
い。
【0021】ダミーゾーン5を設けておくことによりラ
ベル2を台紙1から剥ぎ取る作業が容易となる。また、
ダミーカット部4を設けておくと、特に最初にラベル2
を台紙1から剥すときにこの最初の部分をきれいに剥す
ことができ、これはその後の接着性に多いに影響する。
ラベル2の最初に剥すエッジ部分が変形してしまうと、
後々の低温環境下での寿命(剥れないこと)に影響す
る。
【0022】ラベル2は使用時には超低温下で使用され
ることが多く、また長期保管に耐える必要から、検体容
器への貼り付け後の剥離を防止するためには、粘着剤と
してアクリル系の強粘着力のものを19〜31ミクロン
の厚みで使用するとともに、極力薄いラベル用紙を使用
することが望ましい。ラベル用紙としては厚さ22〜3
0ミクロンのポリエステル系素材のもの、より好ましく
は厚さ25〜26ミクロン程度のものが適している。薄
ければ薄いほど剥離防止には効果があるが、検体容器へ
のラベル2の巻き付け作業が困難となる。一方、厚さ5
0ミクロン程度になると剥れ易くなってしまう。
【0023】そして、ラベル2は特定波長領域を透す素
材や色彩のものを使用し、二次元コード3はその特定波
長領域を透さないインクで印刷する。例えば、特定波長
領域が475nm,550nm,660nm,880n
m又は950nmそれぞれ近傍の場合は、インクは黒色
のものを使用し、ラベル用紙は透明のものを使用すれば
ほぼ満足する。また、二次元コード3の印刷面上面に人
間の目視では見えないフィルター材を重ねておくと、検
体情報の漏洩防止により効果的である。
【0024】なお、二次元コード3の印刷面を長期間に
わたって保護するとともにラベルの接着を強固とするた
め、ラベル2を検体容器に巻き付けたときに印刷コード
面上部が特定波長領域透過部分で重ね巻きされた状態と
なるように、ラベル2の長さ及び二次元コード3印刷位
置を貼り付ける検体容器の大きさに合わせて調節してお
くことが望ましい。
【0025】図2及び図3はラベル貼付用溝付き検体容
器の一実施例を示すものであり、6は円筒形の検体容器
であり、検体容器表面外周部7の任意箇所には、ラベル
巻き付け用の溝8が形成してある。この溝8は検体容器
6に貼り付けたラベル2が検体容器から剥れて抜け落ち
てしまうことを防止するためのものであり、略ラベルの
厚さ分の深さがあれば機能としては間に合うが、もっと
深くても構わない。またこの溝8は、ラベル2が溝8内
で回転してしまうのを防止するために、溝8の外周形状
を図3に示すように楕円形や多角形としておいてもよ
い。なお、検体容器6の形状は図示したような細長い形
状に限定されるものではなく、一般に使用されているよ
うな形状のものであればどのようなものでもよい。
【0026】次に検体容器の貼付ラベル読取り装置の一
実施例を図4〜図13に基づいて説明する。9は本発明
にかかる検体容器の貼り付けラベル読取り装置であり、
ラベル読取り装置9は大別して図4に示すように、二次
元コード画像を取り込む各装置が入っている光学ボック
ス10と、検体容器6の二次元コードを自動的に読取り
位置にセットするための検体容器操作部11と、装置全
体の各機能を制御するが装置入っている制御部筐体12
より構成されている。
【0027】光学ボックス10内には、特定波長領域を
選択入光する光学レンズ13とこの光学レンズ13を通
して入射する二次元コード画像を結像させ取り込むCC
Dカメラ14や画像表示部が配置してあるとともに、そ
の特定波長領域を検体に巻き付けたラベルの二次元コー
ド面を照射する照明装置15が配してある。これらの相
対位置関係は読取り性能を保証する上で重要なものであ
るので、一体型の光学ボックス10内に収め、また光学
ボックス10内は反射防止措置を行い、無用の光の作用
を防ぐ。なお、光量の少ない光源を使用する場合には、
できるだけ可能な光を拡散光源として利用するため、逆
に光学ボックス10内を反射面としてもよい。
【0028】なお、ラベル表面の反射率がラベルの色や
材質等により大幅に変化した場合、CCDカメラ14へ
のレベルが変化するので、カメラ自体にオートアイリス
機能を付加し、環境変化に対して出力の安定化を図るよ
うにしてもよい。また、読み取り対象が二次元データコ
ード等であるので、白黒,グレースケール等のコードパ
ターンが画像解析の基本となるので、読み取り性能の向
上を図るために輪郭補正機能を付加しておいてもよい。
【0029】照明装置15は例えば図9に示すような構
成にしてあり、各波長の光源となるLEDを分散配置し
てある。そして、スイッチ操作により任意の単一の波長
のみの照射から、任意の組み合わせによる照射等が行え
るようになっている。なお、照射面の形状は図示したよ
うな角形のほか、円形や楕円形等その他任意の形状でよ
い。なお、LEDを光源として使用する場合、一般にL
EDの発光スペルトラム上、半値幅の領域が約50nm
程度となっているので、特許請求の範囲における「近
傍」はこの程度の領域を含むということである。
【0030】また、検体容器操作部11の被写体対象と
なる二次元コード付きラベルを貼付した検体容器6と対
峙する光学レンズ系取付部前面16全体を正面照射反射
面としておいてもよい。検体容器6の読取り面は一般的
には曲面であるので、ハレーションを防止するために光
学レンズ13の前面が一体となって反射体を構成するこ
とが好ましいのである。
【0031】検体容器操作部11は、被写体となる検体
容器6を載置する検体ホルダー17とこれを上下左右に
回転させる検体操作台18より構成されている。検体ホ
ルダー17は衝撃等による割れ防止ため、材質は3弗化
エチレン等を主体とした合成樹脂製とする。また、万一
割れた場合、液体の種類によっては非常に危険であるの
で、液体が外に漏れ出さないように、その下部には適当
な形状の液溜りを設けておく。さらに、検体を安定した
状態でセットするために、検体の形状に合わして検体ホ
ルダー17は交換可能としておく。
【0032】そして、検体ホルダー17に載置される被
写体となる検体容器6と向かい合っている光学ボックス
10内の光学レンズ13の読取り光軸部分は単なる開放
通路としておいてもよいが、光学ボックス10内に塵埃
等が入ることを防止するため図10に示すように、この
開放通路を測定時の光学波長を透過する遮蔽窓板材19
により遮断してもよい。例えば、990nmの波長を透
過する遮蔽窓板材19を使用すると、入力光は通すが、
光学ボックス10内を密封できるとともに肉眼では内部
が見えなくなる。
【0033】また、検体容器操作部11には被写体対象
となる二次元コード付きラベルを貼付した検体容器近
傍、すなわち検体ホルダー17に冷凍保管していた検体
容器6を載置したときにラベル2に印刷した二次元コー
ド3が結露や白煙等による読取り時の光学的障害を防止
するため、ドライエアー吹き出し部20を設ける。な
お、ドライエアーは検体に直接触れないような遮断程度
の吹き出しとし、検体設置ゾーンがドライエアーで充満
遮断されるようにするのが望ましい。なお、ドライエア
ーは冷凍保管していた検体の温度急変を避けるため、電
子冷凍方式により急冷,除湿した微量のエアーを検体読
取り時に吹き出すようにする。
【0034】制御部筐体12内には、CCDカメラ14
で取り込んだ画像信号を処理する画像処理部や、取り込
んだ画像から二次元コードが有する情報をエンコードし
てデータとして取り出し表示するエンコード情報処理部
や、本装置全体の各機能を制御するシステム制御部等が
入っている。なお、これらは必ずしも制御部筐体12と
して独立した筐に収納しなければならないものではな
く、例えば光学ボックス10の一部に収納してあっても
よい。いずれにしても装置全体として必要なものが揃っ
ていればよい。
【0035】次に、上記した検体容器の貼付ラベル読取
り装置を使用して、本発明の検体容器貼付用二次元コー
ド付きラベルを本発明のラベル貼付用溝付き検体容器に
巻き付けた場合のラベル読取り方法について説明する。
まず、その検体容器6に収納される検体に応じて特定波
長領域を透過するラベル2に必要な情報を特定波長領域
を透過しないインクにより二次元コード3で印刷する。
そして、このラベル2を台紙5から剥し、検体容器6の
ラベル貼付用溝8に、二次元コード3部分がラベル3の
印刷してない部分で重ね巻きされるように巻き付ける。
【0036】このようにしてラベル2が巻き付けられた
検体容器6をラベル読取り装置9の検体容器操作部11
の検体ホルダー17に二次元コード3をほぼ光学レンズ
13の読取り光軸の方に向くように調節しながら挿入す
る。その後、図12に示すように検体操作台18を上
下,左右に移動し、図11に示すように光センサー21
で読取り位置を自動的に検出して読取りを行う。なお、
照明装置15のLEDの波長はそのラベル2の特定波長
領域に合わせて行う。
【0037】なお、図13に示すように同一のラベル2
上に印刷された複数の二次元コード、すなわち二次元コ
ード群22を同時にCCDカメラ14で一つの画像とし
て取り込んだ場合は、この取り込んだ画像を一次の画像
処理により単一のコード毎に分割して各々対象コードに
ついて解読する。そして、必要に応じてこの解読結果を
合成する。情報量が多い場合には一つのコードに全ての
情報を記載することができない場合があるので、このよ
うな処理機能が必要となる。
【0038】次に、本発明にかかる検体管理システムに
ついて説明する。まず、検体容器貼付用二次元コード付
きラベルを発行(印刷)するときに、当該検体容器6に
貼り付けるラベル3に検体容器特定認識用二次元コード
に特定のIDを含ませる。そしてこのIDと、当該検体
容器ラベルを扱う操作者ID及び作業指示内容認識ID
との複合、照合、判別により、検体管理ゾーンへの入退
室管理を行う。
【0039】より具体的には、ラベル3発行時に検体容
器に収納される検体に関する情報とともに、そのラベル
固有IDを合わせて印刷しておき、このラベル固有ID
と操作者IDや作業指示内容認識IDが合致しないと、
操作者が検体管理ゾーンに入室できなかったり、あるい
は読取り装置の読取り作業ができないようにする。二次
元コードは目視ではその内容が解読できないので、この
ように操作者を特別なもののみに限定することにより検
体に関するプライバシーが保たれることになる。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、この発明に係る検体
容器貼付用二次元コード付きラベルによれば、特定波長
領域を透過するラベル上に、その特定波長領域を透過し
ないインクにより二次元コードを印刷したので、ラベル
に印刷した二次元コード読取り時に特定波長領域を光源
とすることにより周辺光によるノイズ等を防止でき、ま
たラベル素材は厚さ22〜30ミクロンのポリエステル
系を使用し、台紙より剥ぎ取り可能であり且つ再接着可
能なアクリル系の粘着剤が19〜31ミクロンの厚みで
付着してあり、検体容器に巻き付けたときに印刷コード
面上部が特定波長領域透過部分で重ね巻きされた状態と
なるようにしたので超低温下で検体容器を保管しておい
ても、ラベルが剥れることがないとともに二次元コード
が滲んだりすることがなく、したがって長期間にわたり
検体の確実な管理を行うことができる。
【0041】また、この発明にかかるラベル貼付用溝付
き検体容器によれば、検体容器表面外周部に略ラベルの
厚さ分落とし込んだラベル巻き付け用の溝を形成すると
ともに、この溝の外周形状を楕円形又は多角形としたの
で、検体容器に巻き付けたラベルが抜け落ちたり回転し
てしまうことを防止でき、超低温下で長期間検体を保管
したときでもラベルが検体容器に確実に貼り付いた状態
を維持できる。
【0042】一方、この発明にかかる検体容器の貼付ラ
ベル読取り装置によれば、特定波長領域を選択入光する
光学レンズ系と、その特定波長領域をラベルの二次元コ
ード面に照射する照明装置と、前記光学レンズ系を通し
て入射する二次元コード画像を結像させ取り込むCCD
カメラ及び画像表示部と、取り込んだ画像信号を処理す
る画像処理部と、被写体対象となる二次元コード付きラ
ベルを貼付した検体容器を操作する検体容器操作部と、
取り込んだ画像から二次元コードが有する情報をエンコ
ードしてデータとして取り出し表示するエンコード情報
処理部と、これら全体の各機能を制御するシステム制御
部から構成したので、ラベル読取り時の周辺光のノイズ
を防止でき、ごく小さな二次元コードマークでも画像と
して正確に取り込むことができる。
【0043】さらに、この発明にかかる検体管理システ
ムによれば、ラベル発行時に当該検体容器に貼り付ける
ラベル上に印刷する検体容器特定認識用二次元コードに
含まれたIDと、当該検体容器ラベルを扱う操作者ID
及び作業指示内容認識IDとの複合、照合、判別によ
り、検体管理ゾーンへの入退室管理を行うようにしたの
で、検体に関するプライバシーを確実に保護することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る検体容器貼付用二次元コード付
きラベルの一実施例を示す平面図である。
【図2】この発明に係る検体容器貼付用二次元コード付
きラベルをこの発明にかかるラベル貼付用溝付き検体容
器に巻き付ける状態を示す斜視図である。
【図3】この発明にかかるラベル貼付用溝付き検体容器
の溝の形状を示す断面図である。
【図4】この発明にかかる検体容器の貼付ラベル読取り
装置の一実施例を示す斜視図である。
【図5】この発明にかかる検体容器の貼付ラベル読取り
装置の光学ボックス内と検体容器操作部部分の斜視図で
ある。
【図6】この発明にかかる検体容器の貼付ラベル読取り
装置の光学ボックス内と検体容器操作部部分の正面図で
ある。
【図7】この発明にかかる検体容器の貼付ラベル読取り
装置の光学ボックス内と検体容器操作部部分の平面図で
ある。
【図8】この発明にかかる検体容器の貼付ラベル読取り
装置の光学ボックス内と検体容器操作部部分の側面図で
ある。
【図9】この発明にかかる検体容器の貼付ラベル読取り
装置の照明装置部分の正面図である。
【図10】この発明にかかる検体容器の貼付ラベル読取
り装置の光学ボックスと検体容器操作部部分の関係を示
す正面図である。
【図11】この発明にかかる検体容器の貼付ラベル読取
り装置の検体容器操作部の検体容器位置検出方法を示す
説明図である。
【図12】この発明にかかる検体容器の貼付ラベル読取
り装置の検体容器操作部の検体操作台の説明図である。
【図13】複数の二次元コードを一枚のラベルに印刷し
た例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 台紙 2 ラベル 3 二次元コード 4 ダミーカット部 5 ダミーゾーン 6 検体容器 7 検体容器表面外周部 8 溝 9 ラベル読取り装置 10 光学ボックス 11 検体容器操作部 12 制御部筐体 13 光学レンズ 14 CCDカメラ 15 照明装置 16 光学レンズ系取付部前面 17 検体ホルダー 18 検体操作台 19 遮蔽窓板材 20 ドライエアー吹き出し部 21 光センサー 22 二次元コード群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 7/00 G06K 7/00 U 7/10 7/10 B 19/06 19/02 19/02 G09F 3/10 H G09F 3/10 G06K 19/00 C (72)発明者 井出 好則 東京都新宿区新宿1−1−14 旭テクネイ オン株式会社内 (72)発明者 朝来野 邦弘 東京都新宿区新宿1−1−14 旭テクネイ オン株式会社内 (72)発明者 三好 哲夫 東京都中央区京橋一丁目5番8号 株式会 社メルシャンクリンテック内 (72)発明者 本田 宏志 千葉県船橋市栄町2−12−4 株式会社日 音医理科器械製作所内 Fターム(参考) 2G058 CA00 CA05 GC02 GC05 GC09 3E062 AA20 AC06 BA01 BB06 BB10 DA02 DA07 5B035 AA13 BA03 BB03 5B072 CC16 CC18 CC21 DD01 DD21 DD24 HH20 LL07 LL11 LL19

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定波長領域を透過するラベル上に、そ
    の特定波長領域を透過しないインクにより二次元コード
    を印刷したことを特徴とする検体容器貼付用二次元コー
    ド付きラベル。
  2. 【請求項2】 二次元コード部分を可視光を除く特定波
    長領域のみ透過させる光学的措置を施し、目視では確認
    不能とした請求項1記載の検体容器貼付用二次元コード
    付きラベル。
  3. 【請求項3】 特定波長領域は475nm,550n
    m,660nm,880nm又は950nmそれぞれ近
    傍の単一又は複数の波長とした請求項1又は請求項2記
    載の検体容器貼付用二次元コード付きラベル。
  4. 【請求項4】 ラベル素材は厚さ22〜30ミクロンの
    ポリエステル系を使用し、台紙より剥ぎ取り可能であり
    且つ再接着可能なアクリル系の粘着剤が19〜31ミク
    ロンの厚みで付着してあり、検体容器に巻き付けたとき
    に印刷コード面上部が特定波長領域透過部分で重ね巻き
    された状態となるように、ラベルの長さ及び二次元コー
    ド印刷位置を調節した請求項1,請求項2又は請求項3
    記載の検体容器貼付用二次元コード付きラベル。
  5. 【請求項5】 ラベルを台紙から剥ぎ取るための便宜の
    ために、ダミーゾーンを設けた請求項4記載の検体容器
    貼付用二次元コード付きラベル。
  6. 【請求項6】 ラベルの貼り付け操作性向上のために、
    ダミーカット部を設けた請求項4又は請求項5記載の検
    体容器貼付用二次元コード付きラベル。
  7. 【請求項7】 検体容器表面外周部に略ラベルの厚さ分
    落とし込んだラベル巻き付け用の溝を形成するととも
    に、この溝の外周形状を楕円形又は多角形としたことを
    特徴とするラベル貼付用溝付き検体容器。
  8. 【請求項8】 特定波長領域を選択入光する光学レンズ
    系と、その特定波長領域をラベルの二次元コード面に照
    射する照明装置と、前記光学レンズ系を通して入射する
    二次元コード画像を結像させ取り込むCCDカメラ及び
    画像表示部と、取り込んだ画像信号を処理する画像処理
    部と、被写体対象となる二次元コード付きラベルを貼付
    した検体容器を操作する検体容器操作部と、取り込んだ
    画像から二次元コードが有する情報をエンコードしてデ
    ータとして取り出し表示するエンコード情報処理部と、
    これら全体の各機能を制御するシステム制御部からなる
    ことを特徴とする検体容器の貼付ラベル読取り装置。
  9. 【請求項9】 照明装置は475nm,550nm,6
    60nm,880nm又は950nmそれぞれ近傍の単
    一若しくは複数の波長光源を任意に組み合わせ照射する
    ようにした請求項8記載の検体容器の貼付ラベル読取り
    装置。
  10. 【請求項10】 被写体対象となる二次元コード付きラ
    ベルを貼付した検体容器近傍へのドライエアー吹き出し
    部を設けた請求項8記載の検体容器の貼付ラベル読取り
    装置。
  11. 【請求項11】 被写体対象となる二次元コード付きラ
    ベルを貼付した検体容器と対峙する光学レンズ系取付部
    前面全体を正面照射反射面とした請求項8記載の検体容
    器の貼付ラベル読取り装置。
  12. 【請求項12】 同一のラベル上に印刷された複数の二
    次元コードを同時にCCDカメラで取り込んだ場合、こ
    の取り込んだ画像を単一のコード毎に分割して各々対象
    コードについて解読し、必要に応じてこの解読結果を合
    成するようにした機能を有する請求項8記載の検体容器
    の貼付ラベル読取り装置。
  13. 【請求項13】 検体容器操作部の検体をセットする検
    体ホルダーは3弗化エチレンを主体とした合成樹脂によ
    り形成しその下部には液溜を設けるとともに、検体の形
    状に合わして交換可能とした請求項8記載の検体容器の
    貼付ラベル読取り装置。
  14. 【請求項14】 CCDカメラはオートアイリス機能及
    び輪郭補正機能を有する請求項8記載の検体容器の貼付
    ラベル読取り装置。
  15. 【請求項15】 光学ボックスの光学レンズ前面の読取
    り光軸部分となる開放通路を測定時の光学波長を透過す
    る遮蔽窓板材により遮断した請求項8記載の検体容器の
    貼付ラベル読取り装置。
  16. 【請求項16】 請求項1の検体容器貼付用二次元コー
    ド付きラベル発行時に当該検体容器に貼り付けるラベル
    上に印刷する検体容器特定認識用二次元コードに含まれ
    たIDと、当該検体容器ラベルを扱う操作者ID及び作
    業指示内容認識IDとの複合、照合、判別により、検体
    管理ゾーンへの入退室管理を行うことを特徴とする検体
    管理システム。
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