JP6521797B2 - 押出成形板のひび割れの補修方法及び補修構造体 - Google Patents
押出成形板のひび割れの補修方法及び補修構造体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6521797B2 JP6521797B2 JP2015169305A JP2015169305A JP6521797B2 JP 6521797 B2 JP6521797 B2 JP 6521797B2 JP 2015169305 A JP2015169305 A JP 2015169305A JP 2015169305 A JP2015169305 A JP 2015169305A JP 6521797 B2 JP6521797 B2 JP 6521797B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crack
- mortar
- hole
- repairing
- hollow portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Description
押出成形板からなる壁パネルにひび割れが発生している場合、そのひび割れは表側の表面板だけではなく、裏側の表面板にも発生している可能性が高い。そうすると、縦積みの押出成形板に、概して幅方向(水平方向)のひび割れが発生した場合、壁パネルは帳壁として必要な基本性能である曲げ性能、せん断性能が確保できなくなり、そのまま放置すると地震、強風等の際にパネルが脱落する可能性がある。そのため縦積みの押出成形板パネルに水平方向のひび割れが発生した場合、その対策としてはパネルを交換することが理想的である。しかし実際の建物でパネルを交換するためには内装側にも影響し工事も大がかりになることから、やむを得ず上記のような方法で補修、補強対応されることが多い。
したがって、押出成形板にひび割れが発生した場合の補修、補強方法としては、どちらかというと(2)の方法が一般的である。しかし、上記(1)、(2)どちらの方法も押出成形板の表側の表面板のみを補修、補強するものであり、隔壁部、及び裏側の表面板のひび割れは補強出来ないため、パネルに必要な曲げ性能、せん断性能が十分に確保出来ないという問題があった。
[1]
略平行に配された一対の略長方形状の表面板と、前記表面板の長手方向に延びて該一対の表面板を所定間隔で一体的に結合する複数の隔壁部と、隣接する前記隔壁部の間に画成される中空部とを有し、長手方向が略鉛直方向となるように建築物の躯体に取り付けられた押出成形板において、幅方向に発生したひび割れの補修方法であって、
前記表面板の、前記ひび割れの下側に孔をあけ、該孔から該孔の直下の前記中空部に受け材を設け、該孔から前記中空部にモルタルを注入充填し硬化させることにより、前記ひび割れを跨ぐように、該中空部に密実な柱状のモルタル固着部を形成すること、を特徴とするひび割れの補修方法。
[2]
前記受け材が、孔から挿入する前は前記中空部の断面よりも大きなスポンジ状の発泡体であり、該スポンジ状の発泡体を前記孔から圧縮しながら挿入することにより前記受け材を設ける、[1]に記載のひび割れの補修方法。
[3]
前記受け材が風船であり、膨らませる前の風船を前記孔から挿入し、該孔の直下の前記中空部で膨らませることにより前記受け材を設ける、[1]に記載のひび割れの補修方法。
[4]
前記受け材が、発泡材を現場発泡させてなる発泡体であり、前記孔から該発泡材を噴射することにより該孔の直下の前記中空部に前記受け材を設ける、[1]に記載の補修方法。
[5]
前記発泡体がウレタンである、[4]に記載のひび割れの補修方法。
[6]
前記モルタルを注入する前に、前記孔から前記中空部に線状の補強材を挿入し、該補強材を前記モルタル固着部に内在させる、[1]〜[5]のいずれかに記載のひび割れの補修方法。
[7]
前記補強材は、線状の補強材本体と、該補強材本体から該補強材本体の軸と略垂直方向に突出した2箇所以上の突起部とを有している、[6]に記載のひび割れの補修方法。
[8]
前記突起部は、前記補強材本体の両端部近傍に設けられている、[7]に記載のひび割れの補修方法。
[9]
前記モルタルには、主剤と硬化剤とを含む反応硬化型のエポキシ樹脂からなる結合材が混和されている、[1]〜[8]のいずれかに記載のひび割れの補修方法。
[10]
前記モルタルには、ガラス粉末、ガラスバルーン又は硅石紛体が混和されている、[1]〜[9]のいずれかに記載のひび割れの補修方法。
[11]
前記モルタルには、グラスファイバー、カーボンファイバー又はスチールファイバーが混和されている、[1]〜[10]のいずれかに記載のひび割れの補修方法。
[12]
エポキシ樹脂からなる前記結合材が混和された前記モルタルを混練した後、硬化が進まぬよう−5℃以下の低温状態で冷凍保存しておき、使用場所で解凍し、柔らかくなった状態で注入充填する、[9]に記載のひび割れの補修方法。
[13]
前記孔の大きさが10〜50mmである、[1]〜[12]のいずれかに記載のひび割れの補修方法。
[14]
前記モルタル固着部の長さが50mm以上である、[1]〜[13]のいずれかに記載のひび割れの補修方法。
[15]
前記モルタル固着部が、前記ひび割れに対し上下に略均等に形成されている、[1]〜[14]のいずれかに記載のひび割れの補修方法。
[16]
同一の前記ひび割れに対して前記モルタル固着部を複数の前記中空部に形成する、[1]〜[15]のいずれかに記載のひび割れの補修方法。
[17]
前記ひび割れの延長線上であって、該ひび割れが発生していない箇所の前記中空部にも前記モルタル固着部を形成する、[1]〜[16]のいずれかに記載のひび割れの補修方法。
[18]
前記孔から前記モルタルを注入充填した後、該孔を塞ぎ材で塞ぐ、[1]〜[17]のいずれかに記載のひび割れの補修方法。
[19]
前記塞ぎ材で塞がれた前記孔に、さらに不定形の充填材を充填し、前記表面板の表面を平坦に仕上げる、[18]に記載のひび割れの補修方法。
[20]
前記不定形の充填材が、モルタル、シーリング材又はエポキシ樹脂系のパテ材である、[19]に記載のひび割れの補修方法。
[21]
前記ひび割れに対し、前記表面板の表面を該ひび割れに沿ってVカット又はUカットすることにより凹部を形成し、該凹部に不定形の充填材を充填し、前記表面板の表面を平坦に仕上げる、[1]〜[20]のいずれかに記載のひび割れの補修方法。
[22]
前記不定形の充填材が、モルタル、シーリング材又はエポキシ樹脂系のパテ材である、[21]に記載のひび割れの補修方法。
[23]
前記モルタル固着部が形成された前記中空部の上端において、上端部よりも下側の前記表面板に孔をあけ、該孔の直下の前記中空部に受け材を設け、該孔から前記中空部にモルタルを注入充填し硬化させることにより、該中空部の上端開口を塞ぐ、[1]〜[22]のいずれかに記載のひび割れの補修方法。
[24]
略平行に配された一対の略長方形状の表面板と、前記表面板の長手方向に延びて該一対の表面板を所定間隔で一体的に結合する複数の隔壁部と、隣接する前記隔壁部の間に画成される中空部とを有し、長手方向が略鉛直方向となるように建築物の躯体に取り付けられた押出成形板において、幅方向に発生したひび割れの補修構造体であって、
前記表面板の、前記ひび割れの下側にあけられた孔と、該孔の直下の前記中空部に設けられた受け材と、前記ひび割れを跨ぐように、該中空部の前記受け材上に密実に形成された柱状のモルタル固着部とを有すること、を特徴とするひび割れの補修構造体。
図1は、押出成形板にひび割れが生じている状態を示す斜視図であり、図2〜6は、押出成形板の補修方法を説明するための図である。
図1に示すように、押出成形板1は、セメント等からなり、略平行に配された一対の略長方形状の表面板2,3と、表面板2,3の長手方向に延びて該一対の表面板2,3を所定間隔で一体的に結合する複数の隔壁部4と、隣接する隔壁部4の間に画成される中空部5とを有する。
押出成形板1からなる壁パネルは、表側の表面板2を露出させて長手方向が略鉛直方向となるように配置され、いわゆる縦積みで建築物の躯体に取り付けられる(図示略)。この壁パネルには、表面板2において、複数の中空部5と交差するように、壁パネルの幅方向(略水平方向)にひび割れ6が発生している。
押出成形板1のひび割れ6の発生箇所の下側に孔10をあけ、孔10の直下の中空部5に受け材11を設け、該孔10から押出成形板1の中空部5にモルタルを注入充填し、ひび割れ6の近傍にひび割れ6を跨ぐように柱状の強固なモルタル固着部12を形成することで、ひび割れ6の発生箇所を補強する。
注入したモルタルが硬化することで押出成形板1の中空部5と注入されたモルタルとが一体化することで、ひび割れ6の発生箇所を強固に補強することが出来る。また、図3に示すように、中空部5の周囲と柱状のモルタルとが隙間なく密実に一体化することで、ひび割れ6からの水の浸入をモルタル固着部12で防ぐことが出来る。
このような補修構造体では、裏側の表面板3も補強され、パネルに必要な曲げ性能、せん断性能を有するものとなる。
受け材11がスポンジ状の発泡体である場合には、孔10から挿入する前は中空部5の断面よりも大きなスポンジ状の発泡体であり、その発泡体を孔10から圧縮しながら押し込むことで挿入し、孔10の直下の中空部に受け材11を設ける。発泡体の反発力が弱いと中空部5の周囲との摩擦抵抗が小さくなり、モルタルを注入した際にモルタルの重さに耐えられなくなり、ずり落ちてしまう可能性があるため、発泡体の圧縮率を高める等して十分な摩擦抵抗を確保する必要がある。そのため、受け材11の発泡体としては、圧縮挿入後の復元力が大きく高反発であるものが好適である。
また、突起部22の数および位置としては特に限定されるものではないが、突起部22のうちの2箇所を補強材20の両端付近にすることで、モルタルと補強材20との付着力を好適に確保することができる。なお、図6に示す例では、モルタル固着部12に内在される線状の補強材20は4箇所の突起部22を有している。また、4か所の突起部22のうちの2箇所は補強材20の両端付近となっている。
さらに、モルタルには、グラスファイバー、カーボンファイバー又はスチールファイバーが混和されていることが好ましい。これらを混和させることにより、モルタル固着部12に靱性をもたせ、強度アップをはかることが出来る。
また、モルタルとしてエポキシ樹脂混和モルタルを使用する場合、現場で材料を混練しようとすると、混和材料の計量、混練器材の準備、洗浄等の作業が必要となり、現場で行うことは大変である。そのため、エポキシ樹脂混和モルタルを用いる場合には、予め工場等で所定の調合で混練し、混練後、硬化が進まぬよう−5℃以下の低温状態で冷凍保存しておく。そして、エポキシ樹脂混和モルタルを使用場所で自然放置、或いは温水に浸ける等して解凍し、柔らかくなった状態で使用する方法が好適である。
また、中空部5に形成されるモルタル固着部12の長さは、短すぎると十分な強度が確保出来ないため、50mm以上であることが好ましい。中空部5に形成されるモルタル固着部12は、バランス上、ひび割れ6位置に対し上下にほぼ均等であることが好ましい。また、同一ひび割れ6に対するモルタルを注入充填、補強する箇所が多いほど、強度アップをはかることができる。
さらに、図7に示すように、塞ぎ材で塞がれた孔10に、さらに不定形の充填材31を充填し、表面板2の表面を平坦に仕上げてもよい。これにより補修後に塗装等の仕上げを支障なく施すことができる。充填材31は、例えば、モルタル、シーリング材、又は、エポキシ樹脂系のパテ材である。
そのため、注入補強したモルタル固着部12の中空部5の上端開口を塞いでおくことが好ましい。具体的には、図2に示すように、モルタルを注入充填し補強した中空部5において、パネル上端部より下側に孔40をあけ、該孔40の直下の中空部5に受け材41を設け、該孔10から中空部5にモルタルを注入充填、硬化させることによりモルタル固着部42を形成し、中空部5の上端開口をモルタル固着部42で塞いでおく。これにより、パネル上端からの水の浸入を防ぐことができる。なお、パネル上端にモルタルを注入充填する場合、充填が不十分でパネル上端1aとモルタル固着部42の上部42aの間に隙間があると、その部分に水が溜まる危険性があるため、モルタル固着部42の上部42aはパネル上端1aよりも若干盛りぎみにしておいた方が良い。
2,3 :表面板
4 :隔壁部
5 :中空部
6 :ひび割れ
7 :補強箇所
10 :孔
11 :受け材
12 :モルタル固着部
20 :補強材
21 :補強材本体
22 :突起部
30 :塞ぎ材
31 :充填材
32 :凹部
33 :充填材
40 :孔
41 :受け材
42 :モルタル固着部
Claims (24)
- 略平行に配された一対の略長方形状の表面板と、前記表面板の長手方向に延びて該一対の表面板を所定間隔で一体的に結合する複数の隔壁部と、隣接する前記隔壁部の間に画成される中空部とを有し、長手方向が略鉛直方向となるように建築物の躯体に取り付けられた押出成形板において、幅方向に発生したひび割れの補修方法であって、
前記表面板の、前記ひび割れの下側に孔をあけ、該孔から該孔の直下の前記中空部に受け材を設け、該孔から前記中空部にモルタルを注入充填し硬化させることにより、前記ひび割れを跨ぐように、該中空部に密実な柱状のモルタル固着部を形成すること、を特徴とするひび割れの補修方法。 - 前記受け材が、孔から挿入する前は前記中空部の断面よりも大きなスポンジ状の発泡体であり、該スポンジ状の発泡体を前記孔から圧縮しながら挿入することにより前記受け材を設ける、請求項1に記載のひび割れの補修方法。
- 前記受け材が風船であり、膨らませる前の風船を前記孔から挿入し、該孔の直下の前記中空部で膨らませることにより前記受け材を設ける、請求項1に記載のひび割れの補修方法。
- 前記受け材が、発泡材を現場発泡させてなる発泡体であり、前記孔から該発泡材を噴射することにより該孔の直下の前記中空部に前記受け材を設ける、請求項1に記載の補修方法。
- 前記発泡体がウレタンである、請求項4に記載のひび割れの補修方法。
- 前記モルタルを注入する前に、前記孔から前記中空部に線状の補強材を挿入し、該補強材を前記モルタル固着部に内在させる、請求項1〜5のいずれか一項に記載のひび割れの補修方法。
- 前記補強材は、線状の補強材本体と、該補強材本体から該補強材本体の軸と略垂直方向に突出した2箇所以上の突起部とを有している、請求項6に記載のひび割れの補修方法。
- 前記突起部は、前記補強材本体の両端部近傍に設けられている、請求項7に記載のひび割れの補修方法。
- 前記モルタルには、主剤と硬化剤とを含む反応硬化型のエポキシ樹脂からなる結合材が混和されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載のひび割れの補修方法。
- 前記モルタルには、ガラス粉末、ガラスバルーン又は硅石紛体が混和されている、請求項1〜9のいずれか一項に記載のひび割れの補修方法。
- 前記モルタルには、グラスファイバー、カーボンファイバー又はスチールファイバーが混和されている、請求項1〜10のいずれか一項に記載のひび割れの補修方法。
- エポキシ樹脂からなる前記結合材が混和された前記モルタルを混練した後、硬化が進まぬよう−5℃以下の低温状態で冷凍保存しておき、使用場所で解凍し、柔らかくなった状態で注入充填する、請求項9に記載のひび割れの補修方法。
- 前記孔の大きさが10〜50mmである、請求項1〜12のいずれか一項に記載のひび割れの補修方法。
- 前記モルタル固着部の長さが50mm以上である、請求項1〜13のいずれか一項に記載のひび割れの補修方法。
- 前記モルタル固着部が、前記ひび割れに対し上下に略均等に形成されている、請求項1〜14のいずれか一項に記載のひび割れの補修方法。
- 同一の前記ひび割れに対して前記モルタル固着部を複数の前記中空部に形成する、請求項1〜15のいずれか一項に記載のひび割れの補修方法。
- 前記ひび割れの延長線上であって、該ひび割れが発生していない箇所の前記中空部にも前記モルタル固着部を形成する、請求項1〜16のいずれか一項に記載のひび割れの補修方法。
- 前記孔から前記モルタルを注入充填した後、該孔を塞ぎ材で塞ぐ、請求項1〜17のいずれか一項に記載のひび割れの補修方法。
- 前記塞ぎ材で塞がれた前記孔に、さらに不定形の充填材を充填し、前記表面板の表面を平坦に仕上げる、請求項18に記載のひび割れの補修方法。
- 前記不定形の充填材が、モルタル、シーリング材又はエポキシ樹脂系のパテ材である、請求項19に記載のひび割れの補修方法。
- 前記ひび割れに対し、前記表面板の表面を該ひび割れに沿ってVカット又はUカットすることにより凹部を形成し、該凹部に不定形の充填材を充填し、前記表面板の表面を平坦に仕上げる、請求項1〜20のいずれか一項に記載のひび割れの補修方法。
- 前記不定形の充填材が、モルタル、シーリング材又はエポキシ樹脂系のパテ材である、請求項21に記載のひび割れの補修方法。
- 前記モルタル固着部が形成された前記中空部の上端において、上端部よりも下側の前記表面板に孔をあけ、該孔の直下の前記中空部に受け材を設け、該孔から前記中空部にモルタルを注入充填し硬化させることにより、該中空部の上端開口を塞ぐ、請求項1〜22のいずれか一項に記載のひび割れの補修方法。
- 略平行に配された一対の略長方形状の表面板と、前記表面板の長手方向に延びて該一対の表面板を所定間隔で一体的に結合する複数の隔壁部と、隣接する前記隔壁部の間に画成される中空部とを有し、長手方向が略鉛直方向となるように建築物の躯体に取り付けられた押出成形板において、幅方向に発生したひび割れの補修構造体であって、
前記表面板の、前記ひび割れの下側にあけられた孔と、該孔の直下の前記中空部に設けられた受け材と、前記ひび割れを跨ぐように、該中空部の前記受け材上に密実に形成された柱状のモルタル固着部とを有すること、を特徴とするひび割れの補修構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015169305A JP6521797B2 (ja) | 2015-08-28 | 2015-08-28 | 押出成形板のひび割れの補修方法及び補修構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015169305A JP6521797B2 (ja) | 2015-08-28 | 2015-08-28 | 押出成形板のひび割れの補修方法及び補修構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017044034A JP2017044034A (ja) | 2017-03-02 |
JP6521797B2 true JP6521797B2 (ja) | 2019-05-29 |
Family
ID=58209302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015169305A Active JP6521797B2 (ja) | 2015-08-28 | 2015-08-28 | 押出成形板のひび割れの補修方法及び補修構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6521797B2 (ja) |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6023542A (ja) * | 1983-07-18 | 1985-02-06 | 積水ハウス株式会社 | 建築用パネル |
JPH0531148Y2 (ja) * | 1986-11-26 | 1993-08-10 | ||
JPH038954A (ja) * | 1989-06-02 | 1991-01-16 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 壁用コンクリートパネルおよびコンクリートパネルを用いた壁の施工方法 |
JPH08189141A (ja) * | 1995-01-12 | 1996-07-23 | Nippon Splice Sleeve Kk | モルタル充填式鉄筋継手 |
JP2920104B2 (ja) * | 1996-03-18 | 1999-07-19 | 振▲高▼合成工事株式会社 | 継手補修工法 |
JPH11286998A (ja) * | 1998-04-01 | 1999-10-19 | Asahi Chem Ind Co Ltd | プレキャストコンクリートパネル及びプレキャストコンクリートパネルの取付方法 |
JP4541592B2 (ja) * | 2001-05-24 | 2010-09-08 | 株式会社スパンクリートコーポレーション | 段差スラブ成形用コンクリート版及びこれを用いた段差スラブ構造 |
JP2004084459A (ja) * | 2002-06-28 | 2004-03-18 | Tokai Rubber Ind Ltd | コンクリート中空床版の補修・補強工法 |
JP4233434B2 (ja) * | 2003-11-12 | 2009-03-04 | 電気化学工業株式会社 | コンクリート構造物の補修方法 |
JP4519029B2 (ja) * | 2005-08-05 | 2010-08-04 | 東海ゴム工業株式会社 | Pc中空床版橋へのアンカー定着工法 |
JP4891062B2 (ja) * | 2006-12-29 | 2012-03-07 | 株式会社Furuno | 既設モルタル再生工法 |
JP3154937U (ja) * | 2009-08-20 | 2009-10-29 | 株式会社ノザワ | 塞ぎ部材、塞ぎ部材付き中空板状体、及び中空板状体の接合構造 |
JP5744389B2 (ja) * | 2009-11-04 | 2015-07-08 | 大日本塗料株式会社 | コンクリート剥落防止工法 |
JP6025167B2 (ja) * | 2012-05-09 | 2016-11-16 | 太平洋マテリアル株式会社 | コンクリート床版アスファルト舗装路面の補修方法及びポリマーセメントモルタル |
-
2015
- 2015-08-28 JP JP2015169305A patent/JP6521797B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017044034A (ja) | 2017-03-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8683773B2 (en) | System and method for leaking crack repair | |
US10022825B2 (en) | Method for restoring, repairing, reinforcing, protecting, insulating and/or cladding a variety of structures | |
KR101835390B1 (ko) | 콘크리트 구조물의 균열부위 보수용 신축 유닛 및 그 신축 유닛을 이용한 균열부위 보수 시공방법 | |
KR101626395B1 (ko) | 콘크리트 구조물의 보수ㆍ보강공법 | |
CA2262964C (en) | Method of sealing off a mine passageway | |
KR100562938B1 (ko) | 터널공동 충전용 방수기포그라우팅공법 | |
JP6521797B2 (ja) | 押出成形板のひび割れの補修方法及び補修構造体 | |
JP6616132B2 (ja) | 押出成形板のひび割れの補修方法及び補修構造体 | |
EP2721228B1 (en) | System of tying, cleaning and re-cementing masonry using port anchors | |
KR101071643B1 (ko) | 콘크리트 도로용 성형 줄눈재 시공 방법 | |
JP6921536B2 (ja) | 既存の組積造に設けるアンカーの施工方法及びあと施工アンカー | |
KR20010088712A (ko) | 탄소봉을 이용한 기존 건축·토목 구조물의 보수 및보강공법 | |
EP2079890B1 (en) | Method for the treatment of fissures in concrete structures | |
JP4502901B2 (ja) | 更生パネル部材および劣化した構造物の壁面の更生方法 | |
JP6616130B2 (ja) | 押出成形板のひび割れの補修方法及び補修構造体 | |
JP6616133B2 (ja) | 押出成形板のひび割れの補修方法及び補修構造体 | |
KR102078174B1 (ko) | 콘크리트 구조물의 균열부위 보수용 신축 유닛 및 그 신축 유닛을 이용한 균열부위 보수 시공방법 | |
JP2010216227A (ja) | ガラスブロック壁面構造、ガラスブロック壁の施工方法及びガラスブロック壁の補修方法 | |
KR101834205B1 (ko) | 외단열 벽체 시공장치 및 이를 이용한 외단열 벽체 시공방법 | |
KR101803072B1 (ko) | 외단열 벽체 시공장치 및 이를 이용한 외단열 벽체 시공방법 | |
KR102187170B1 (ko) | 내화마감된 frp보강 복합콘크리트물 | |
JP3775399B2 (ja) | 組積造躯体の補強方法 | |
EP4269693A1 (en) | Device for applying a slot in a poured concrete slab | |
JP2006161314A (ja) | コンクリート床版端部下面の補修工法 | |
JP3684511B2 (ja) | 樹脂サッシの保守方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180604 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190315 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190402 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190423 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6521797 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |