JP6521629B2 - 制御装置、撮像装置、制御方法、およびプログラム - Google Patents

制御装置、撮像装置、制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、一眼レフカメラなどの自動焦点調節(AF)が可能な撮像装置に関する。
位相差検出方式による自動焦点調節機能(AF)を有する一眼レフカメラでは、カメラ本体と撮影レンズの双方に製造誤差や調整誤差などの誤差が含まれており、許容量よりも大きなピント誤差が発生する可能性がある。このため、一眼レフカメラには、ユーザがAFのピント補正値を任意に微調節する機能(AFマイクロアジャストメント)を有するものがある。しかしAFマイクロアジャストメントの際には、ユーザは、微調節の結果が正しいか否かを確認するため、撮影と確認の作業を繰り返す必要がある。
特許文献1には、画像に撮影レンズのデフォーカス量を関連付け、ユーザがピントが合っていると判定した画像に関連付けられたデフォーカス量に基づいてピント補正値を算出する撮像装置が開示されている。
特開2005−109621号公報
しかしながら、特許文献1の撮像装置では、画像に関連付けられたデフォーカス量のデフォーカス検出誤差や画像の選択誤差などの誤差要因により、誤った補正値が算出され、デフォーカス検出精度が劣化する場合がある。
そこで本発明は、デフォーカス検出精度を向上させた制御装置、撮像装置、制御方法、プログラム、および、プログラムを提供する。
本発明の一側面としての制御装置は、デフォーカス量を検出する焦点検出手段と、ユーザの指示に基づいて、前記焦点検出手段により検出された第1のデフォーカス量を補正する補正値を算出する算出手段と、前記焦点検出手段による焦点検出結果に基づいて閾値を決定する閾値決定手段と、前算出手段により算出した補正値と前記閾値とに基づいて前記補正値を記憶手段に記憶するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により記憶すると判定された補正値を記憶する記憶手段と、を有し、前記閾値決定手段は、第1のフォーカス位置で前記焦点検出手段により複数回焦点検出をすることで得られた複数のデフォーカス量のばらつきに応じて前記閾値を決定し、前記判定手段は、前記算出手段により算出された前記補正値が、前記閾値より小さい場合は当該補正値を前記記憶手段に記憶しないと判定する。
本発明の他の側面としての制御方法は、デフォーカス量を検出する焦点検出ステップと、ユーザの指示に基づいて、前記焦点検出ステップにより検出された第1のデフォーカス量を補正する補正値を算出する算出ステップと、前記焦点検出ステップによる焦点検出結果に基づいて閾値を決定する閾値決定ステップと、前記算出ステップにより算出した補正値と前記閾値とに基づいて前記補正値を記憶手段に記憶するか否かを判定する判定ステップとを有し、前記閾値決定ステップは、第1のフォーカス位置で前記焦点検出ステップにより複数回焦点検出をすることで得られた複数のデフォーカス量のばらつきに応じて前記閾値を決定し、前記判定ステップは、前記算出ステップにより算出された前記補正値が、前記閾値より小さい場合は当該補正値を前記記憶手段に記憶しないと判定する。
本発明の他の側面としてのプログラムは、デフォーカス量を検出する焦点検出ステップと、ユーザの指示に基づいて、前記焦点検出ステップにより検出された第1のデフォーカス量を補正する補正値を算出する算出ステップと、前記焦点検出ステップによる焦点検出結果に基づいて閾値を決定する閾値決定ステップと、前記算出ステップにより算出した補正値と前記閾値とに基づいて前記補正値を記憶手段に記憶するか否かを判定する判定ステップと、をコンピュータに実行させ、前記閾値決定ステップは、第1のフォーカス位置で前記焦点検出ステップにより複数回焦点検出をすることで得られた複数のデフォーカス量のばらつきに応じて前記閾値を決定し、前記判定ステップは、前記算出ステップにより算出された前記補正値が、前記閾値より小さい場合は当該補正値を前記記憶手段に記憶しないと判定する。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、デフォーカス検出精度を向上させた制御装置、撮像装置、制御方法、プログラム、および、プログラムを提供することができる。
各実施例における撮像装置の概略構成図である。 各実施例におけるフォーカスブラケット撮影動作の説明図である。 各実施例におけるフォーカスブラケット撮影動作のフローチャートである。 各実施例におけるピント補正値の記憶判定動作のフローチャートである。 実施例1、2において、ピント補正値の記憶判定の際に用いられる第2の閾値の決定方法の説明図である。 実施例3において、撮影レンズの種類に応じて第2の閾値を変更するための画面である。 実施例4において、撮像装置の種類に応じて第2の閾値を変更するための画面である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図1を参照して、本発明の実施例1における撮像装置の構成について説明する。図1は、本実施例における撮像装置200(カメラ)の概略構成図である。
図1に示されるように、本実施例の撮像装置200には、撮影レンズ100が不図示のマウント部のレンズ装着機構を介して着脱可能に取り付けられる。マウント部には、電気接点ユニット104が設けられている。撮像装置200は、電気接点ユニット104を介して、撮影レンズ100(レンズ装置)と通信を行い、撮影レンズ100のフォーカスレンズ101を制御する。なお図1において、撮影レンズ100のレンズとしてフォーカスレンズ101のみが示されているが、フォーカスレンズ101に加えて、変倍レンズや固定レンズが設けられる場合がある。
被写体(不図示)からの光束は、撮影レンズ100のフォーカスレンズ101を介して、撮像装置200のメインミラー201に導かれる。メインミラー201は、撮影光路内において、光軸OAに対して斜めに配置されている。そしてメインミラー201は、被写体からの光束を上方のファインダ光学系に導く第1の位置(図1で示されるダウン位置)と、撮影光路外に退避する第2の位置(アップ位置)との間で移動可能である。メインミラー201の中央部は、ハーフミラーである。
メインミラー201が第1の位置(ダウン位置)にある場合、被写体からの光束の一部がハーフミラーを透過する。メインミラー201(ハーフミラー)を透過した光束は、メインミラー201の背面側に設けられたサブミラー202により反射し、焦点検出装置207(焦点検出手段)に導かれる。また、メインミラー201により反射された光束は、撮像素子209と光学的に共役な位置に配置されたピント板203上に結像する。ピント板203において拡散して透過した光(被写体像)は、ペンタプリズム204により正立像に変換される。正立像は、接眼レンズ205によって拡大され、ユーザにより観察される。
一方、メインミラー201が第2の位置(アップ位置)にある場合、サブミラー202はメインミラー201に対して折り畳まれて撮影光路外に退避する。このため、撮影レンズ100からの光束は、機械シャッタであるフォーカルプレーンシャッタ208を通過し、撮像素子209に入射する。フォーカルプレーンシャッタ208は、撮像素子209に入射する光量を制限する。撮像素子209は、撮影レンズ100により形成された被写体像(光学像)を光電変換して画像データを生成し、この画像データ(電気信号)を出力するCCDセンサやCMOSセンサなどの光電変換素子である。
210は、撮像装置200における各種演算や各種動作の制御を行う制御装置(制御手段)である。制御装置210は、撮像装置200の全体の制御を司り、CPUやMPUなどにより構成され、後述する各回路などの動作を制御する。本実施例において、制御装置210は、算出手段210aおよび判定手段210bを有する。算出手段210aは、デフォーカス量の補正値を算出する。判定手段210bは、所定の閾値(第1の閾値、第2の閾値)に基づいて、補正値を用いてデフォーカス量を補正するか否かを判定する。
また制御装置210は、電気接点ユニット104を介して、撮影レンズ100内のレンズ制御回路103と通信を行う。レンズ制御回路103は、制御装置210からの信号に応じて、フォーカスレンズ101を光軸OAに沿った方向(光軸方向)に駆動してピント合わせ(フォーカシング)を行うレンズ駆動機構102を制御する。レンズ駆動機構102は、ステッピングモータを駆動源として有する。また制御装置210には、撮像装置200を制御する際に調整が必要なパラメータ、撮像装置200の個体識別を行うためのカメラ識別情報、撮影に関するパラメータの調整値などを記憶したEEPROM211(記憶手段)が接続されている。
表示装置212(表示手段)は、撮像素子209により撮像された画像データを表示し、また、ユーザが設定する項目を表示する装置であり、一般的にはカラーの液晶表示素子を備えて構成される。制御装置210には、ユーザの意思を撮像装置200に伝えるための操作検出部213と、カウンター214とが接続されている。操作検出部213は、不図示のレリーズボタン、選択ボタン、後述するフォーカスブラケット撮影により得られた複数の画像の中から1つを選択するためのボタンなどの操作を検出する。カウンター214は、ブラケット撮影を行う際の撮影回数をカウントするためのカウンターである。カウンター214の計数値リセットは、制御装置210により行われる。
レンズ制御回路103には、撮影レンズ100の焦点距離や開放絞り値などの性能情報、撮影レンズ100を識別するためのレンズID(レンズ識別情報)、および、制御装置210から通信により受信した情報を記憶するメモリ(図示せず)が設けられている。撮影レンズ100の性能情報およびレンズIDは、撮影レンズ100を撮像装置200へ装着した際の初期通信により、レンズ制御回路103から制御装置210へ送信される。そして制御装置210は、レンズ制御回路103から受信した性能情報およびレンズIDをEEPROM211に記憶させる。
次に、図2を参照して、本実施例における撮像装置200によるブラケット撮影について説明する。図2は、本実施例におけるブラケット撮影動作(フォーカスブラケット撮影動作)の説明図である。図2において、上下方向の矢印301〜310は、撮影レンズ100の駆動方向および駆動量を示している。図2中の破線300は、合焦位置を示している。撮像装置200は、破線300で示される合焦位置から、一方向(至近側または無限側)に所定量だけレンズを移動(駆動)し、所定量だけ移動した後の位置を起点として、より細かく所定量ずつレンズを駆動させる。本実施例において、この所定量は、矢印302〜310の合計9回であるが、これに限定されるものではない。また矢印301は、至近側に矢印302〜306で示される各々の駆動量の5倍の駆動量を示している。このため、矢印302〜306で示される駆動量だけ駆動した後、破線300で示される元の合焦位置に戻るように制御されることが理想的である。その結果、最初の合焦位置(破線300)に対して、至近側および無限側の両方に同じ駆動量(矢印302〜306および矢印307〜310)を割り振ったことになる。
通常、矢印301で示される駆動量は、レンズの合焦幅を基準として決定され、例えばレンズの合焦幅の2倍や3倍に設定される。この駆動量が大き過ぎると、ピントの変化が粗くなる。一方、この駆動量が小さいとピントの変化が細か過ぎ、後の工程で一つの画像を選択して絞ることが困難となる。図2中の線311〜319は、それぞれ、撮影動作を行う位置を示している。すなわち撮像装置200は、最初の合焦位置(破線300)に対して、至近側および無限側の両方に同じ駆動量(矢印302〜306、矢印307〜310)だけレンズ駆動が行われたそれぞれの位置で撮影を行い、後から最もピントの合った画像を選択する。
次に、図3を参照して、フォーカスブラケット撮影動作について詳述する。図3は、フォーカスブラケット撮影動作のフローチャートである。図3の各ステップは、主に、制御装置210の指令に基づいて算出手段210aまたは判定手段210bにより実行される。
まずステップS101において、制御装置210は、合焦動作を行い、例えば図2中の破線300で示される合焦位置で合焦させる。続いて、ステップS102において、制御装置210は、焦点検出装置207を用いてステップS101にて決定された合焦位置で焦点検出を複数回行い、複数の焦点検出結果に基づいてデフォーカス量の分散値(ばらつき)を算出する。
続いて、ステップS103において、制御装置210は、ステップ102にて算出されたデフォーカス量の分散値(ばらつき)が第1の閾値未満であるか否かを判定する。デフォーカス量の分散値が第1の閾値未満である場合、ステップS104へ進む。ステップS104において、制御装置210は、カウンター214をリセットする(すなわち、カウント値n=0にする)。
続いて、ステップS106において、制御装置210は、レンズ制御回路103およびレンズ駆動機構102を介して、フォーカスブラケット開始位置までフォーカスレンズ101を駆動する。最終的には、後述のステップS115において、フォーカスブラケット撮影により得られた画像群からピントが最も合っていると判定される1枚の画像を選択することになる。このとき、ピントが合った画像が含まれるためには、撮像装置200(制御装置210)により判定された合焦位置を基準としてフォーカスブラケット撮影を行うことが好ましい。レンズの合焦幅を基準としたブラケット間隔をs、ブラケット撮影枚数をm(図2ではm=9)と設定してフォーカスブラケット撮影を行う場合、フォーカスブラケット開始位置は合焦位置から{s×(m−1)}/2至近方向の位置である。この位置にレンズを駆動することにより、撮像装置200により判定される合焦位置を基準としてフォーカスブラケット撮影を行うことができる。
続いてステップS107において、制御装置210は、焦点検出装置207を用いて、ステップS106にて駆動したレンズ位置(フォーカスレンズ101の位置)におけるデフォーカス量を検出(算出)する。このとき制御装置210、複数回のデフォーカス検出を行い、その検出結果の平均値をデフォーカス量としてもよい。そしてステップS108において、制御装置210は、撮像素子209を用いて撮影(静止画撮影)を行う。制御装置210は、ステップS108にて撮影された画像を、ステップS107にて検出されたデフォーカス量に関連付けて内部メモリに記憶する。
続いてステップS109において、制御装置210は、カウンター214のカウント値nを1にカウントアップする(n=1)。そしてステップS110において、制御装置210は、レンズ制御回路103およびレンズ駆動機構102を介して、ブラケット間隔sの量だけフォーカスレンズ101を駆動する。続いてステップS111において、制御装置210は、焦点検出装置207を用いて、ステップS110にて駆動したレンズ位置におけるデフォーカス量を検出する。そしてステップS112において、制御装置210は、撮像素子209を用いて撮影(静止画撮影)を行う。制御装置210は、ステップS112にて撮影された画像を、ステップS111にて検出されたデフォーカス量に関連付けて内部メモリに記憶する。
続いてステップS113において、制御装置210は、カウンター214のカウント値nを1つカウントアップする(n=n+1)。そしてステップS114において、制御装置210は、カウンター214のカウント値nがブラケット撮影枚数mに達したか否か(n=m?)を判定する。カウント値がブラケット撮影枚数mに達している場合(n=m)、ステップS115へ進む。一方、カウント値nがブラケット撮影枚数mに達していない場合(n<m)、ステップS110へ戻り、ステップS110〜S114を繰り返す。
ステップS115において、ユーザにより画像(ピント補正用画像)が選択される。ここでは、フォーカスブラケット撮影により得られたピント補正用画像が表示装置212に表示される。そしてユーザは、表示装置212に表示されたピント補正用画像の中から、ピントが最も合っていると判定される1枚のピント補正用画像を選択する。
続いてステップS116において、制御装置210は、補正値(ピント補正値)を算出する。本実施例において、制御装置210は、ステップS115にてユーザが選択したピント補正用画像に関連付けられて内部メモリに記憶されているデフォーカス量に基づいて、ピント補正値を算出する。そしてステップS117へ進み、本フローは終了する。ステップS116にて算出されたピント補正値は、焦点検出装置207が検出する撮影レンズ100のデフォーカス量を補正する際に用いられる。
一方、ステップS103において、ステップS102にて算出されたデフォーカス量の分散値が第1の閾値以上である場合、ステップS105へ進む。ステップS105において、制御装置210は、フォーカスブラケット撮影を中止し、ステップS117へ進む。ステップS102にて算出されたデフォーカス量の分散値が大きい(第1の閾値以上である)ということは、焦点検出の度にデフォーカス量が大きく変化しており、ステップS101にて合焦させた被写体に対する焦点検出結果の信頼性が低いことを意味する。被写体に対する焦点検出結果の信頼性が低いと、ステップS104以降のフォーカスブラケット撮影を行って算出されたピント補正値の信頼性も低く、正しいデフォーカス量の補正を行うことができない。このため制御装置210は、この場合にはフォーカスブラケット撮影を中止する。好ましくは、制御装置210は、フォーカスブラケット撮影を中止するとともに、フォーカスブラケット撮影を中止することを表示装置212に表示し、ブラケット撮影を実行しないことをユーザに通知する。
次に、図4を参照して、デフォーカス量の補正に用いられるピント補正値(図3のステップS116にて算出された補正値)の記憶判定動作について説明する。図4は、ピント補正値の記憶判定動作のフローチャートである。図4の各ステップは、主に、制御装置210の指令に基づいて判定手段210bにより実行される。
まずステップS201において、制御装置210は、フォーカスブラケット撮影(図3のステップS116)にてピント補正値を算出したか否かを判定する。ピント補正値が算出されていない場合(フォーカスブラケット撮影を中止した場合)、ステップS205へ進み、本フローを終了する。一方、ピント補正値が算出されている場合、ステップS202へ進む。
ステップS202において、制御装置210は、ピント補正値が第2の閾値未満であるか否かを判定する。ピント補正値が第2の閾値未満である場合、ステップS203へ進み、制御装置210は、ピント補正値をEEPROM211(記憶手段)に記憶しない。一方、ピント補正値が第2の閾値以上である場合、ステップS204へ進み、制御装置210は、ピント補正値をEEPROM211に記憶する。ステップS203またはステップS204を経てステップS205へ進み、本フローを終了する。
フォーカスブラケット調整を行う際には、デフォーカス検出誤差や、ユーザの画像選択誤差などの誤差要因が含まれる。このため、その誤差の範囲内においては、ピント補正値を適用することにより誤ったピント補正値が算出され、デフォーカス検出精度が劣化する可能性がある。本実施例では、このような精度の劣化の可能性を低減させるため、誤差によりピント補正値がばらつくと想定される値と同程度の閾値(補正閾値としての第2の閾値)を予め設定しておく。これにより、撮像装置200(制御装置210)により算出されたピント補正値によりデフォーカス検出精度の劣化の可能性を低減することができる。
次に、図5を参照して、ピント補正値を記憶するか否かの基準となる第2の閾値(図4のステップS202での判定の際に用いられる第2の閾値)の決定方法について説明する。図5(a)は、第2の閾値の決定方法の説明図である。図5(b)は図5(a)と比べてデフォーカス量の分散値(ばらつき)が小さい場合、図5(c)は図5(a)と比べてデフォーカス量の分散値(ばらつき)が大きい場合をそれぞれ示している。
図5(a)において、401は、制御装置210により判定されるフォーカスブラケットの基準位置である合焦位置である。402は、制御装置210(算出手段210a)により算出されたピント補正値である。403は、第2の閾値である。ピント補正値402が第2の閾値403の範囲内に収まっている(第2の閾値未満である)場合、制御装置210は、ピント補正値をEEPROM211(記憶手段)に記憶しない。一方、ピント補正値402が第2の閾値403の範囲外である(第2の閾値以上である)場合、制御装置210は、ピント補正値402をEEPROM211に記憶する。第2の閾値は任意に変更可能な値である。本実施例の制御装置210は、合焦位置401において複数回焦点検出して得られたデフォーカス量の分散値に基づいて第2の閾値403を決定する。
図5(b)は、合焦位置401において複数回焦点検出して得られたデフォーカス量の分散値が小さい場合(図5(a)よりも小さい場合)の説明図である。デフォーカス量の分散値が小さい場合、デフォーカス検出誤差が小さいことを示している。この場合、ピント補正値を適用することによりデフォーカス検出精度が劣化する可能性が低い。このため制御装置210は、図5(a)に示される第2の閾値403よりもその幅が狭い(範囲が小さい)第2の閾値404を決定する。
図5(c)は、合焦位置401において複数回焦点検出して得られたデフォーカス量の分散値が大きい場合(図5(a)よりも大きい)の説明図である。デフォーカス量の分散値が大きい場合、デフォーカス検出誤差が大きいことを示している。この場合、ピント補正値を適用することによりデフォーカス検出精度が劣化する可能性が高い。このため制御装置210は、図5(a)に示される第2の閾値403よりもその幅が広い(範囲が大きい)第2の閾値405を決定する。なお本実施例において、第2の閾値を決定する際の基準となるデフォーカス量の分散値は、図3のステップS103にてフォーカスブラケット撮影を中止するか否かを判定する際の基準となる第1の閾値よりも小さい。
次に、本発明の実施例2について説明する。本実施例は、ピント補正値を記憶するか否かの基準となる第2の閾値(図4のステップS202での判定の際に用いられる第2の閾値)の決定方法が実施例1とは異なる。他の構成および方法は実施例1と同様であるため、それらの説明は省略する。
本実施例において、制御装置210は、フォーカスブラケット撮影した画像群の中からユーザにより選択された1枚の画像に基づくピント補正値が算出されたフォーカス位置で、複数回焦点検出して得られたデフォーカス量のばらつきに応じて第2の閾値を決定する。ここでデフォーカス量の分散値(ばらつき)が小さい場合、デフォーカス検出誤差が小さいことを示しており、ピント補正値を適用することによりデフォーカス検出精度が劣化する可能性が低い。この場合、制御装置210は、図5(b)に示されるように幅が狭い(範囲が小さい)第2の閾値404を決定する。
一方、デフォーカス量の分散値(ばらつき)が大きい場合、デフォーカス検出誤差が大きいことを示しており、ピント補正値を適用することによりデフォーカス検出精度が劣化する可能性が高い。この場合、制御装置210は、図5(c)に示されるように幅が広い(範囲が大きい)第2の閾値405を決定する。なお本実施例において、第2の閾値を決定する際の基準となるデフォーカス量の分散値は、図3のステップS103にてフォーカスブラケット撮影を中止するか否かを判定する際の基準となる第1の閾値よりも小さい。
次に、図6を参照して、本発明の実施例3について説明する。本実施例は、ピント補正値を記憶するか否かの基準となる第2の閾値(図4のステップS202での判定の際に用いられる第2の閾値)を、撮影レンズ100(フォーカスレンズ)の種類に応じて決定する点で、前述の各実施例とは異なる。他の構成および方法は前述の各実施例と同様であるため、それらの説明は省略する。
図6は、第2の閾値をレンズ(撮影レンズ100)の種類に応じて変更するための画面である。図6(a)は、フォーカスブラケット調整のメニューにおいて、全レンズ一律調整を選択した場合(第1のモード)の画面である。第1のモードが選択されると、レンズの種類に関係なくピントを一律にフォーカスブラケット調整が可能である。
全レンズ一律調整モードの場合、種々のフォーカスレンズで一律にフォーカスブラケット調整が可能である。フォーカスレンズの中には、入力された位置指令信号に対して実際にフォーカスレンズが駆動される位置の誤差が大きいフォーカスレンズも含まれる。このように制御性が比較的良好ではないフォーカスレンズを用いて実行するフォーカスブラケット調整では、得られたピント補正値が正しいピント補正値ではない可能性が高い。このため、容易にピント補正を行うとピント精度が劣化する可能性が高い。そこで、全レンズ一律調整モードでは、第2の閾値の幅を広く設定する。その結果、ピント補正値を算出した場合でも容易にピント補正しないように制御することができる。
図6(b)は、フォーカスブラケット調整のメニューにおいて、フォーカスレンズの種類ごとにピントの調整が可能な第2のモードである。第2のモードでは、ユーザが意思を持って装着したフォーカスレンズのフォーカスブラケット調整を個別に行うため、フォーカスレンズの制御性に係わらずユーザが選択した画像に基づいてピント補正が可能であることが好ましい。このとき、第2の閾値の幅を狭く設定し、できるだけユーザが選択した画像でピント補正を実行可能にする。
次に、図7を参照して、本発明の実施例4について説明する。本実施例は、ピント補正値を記憶するか否かの基準となる第2の閾値(図4のステップS202での判定の際に用いられる第2の閾値)を、撮像装置200の種類に応じて決定する点で、前述の各実施例とは異なる。他の構成および方法は前述の各実施例と同様であるため、それらの説明は省略する。
図7は、撮像装置200の種類に応じて第2の閾値(設定幅)を変更するための画面である。図7に示されるように、本実施例では、撮像装置200のクラス(種類)がプロ、ミドル、エントリーに応じて、第2の閾値の設定幅(「狭い」、「デフォルト設定」、「広い」)をそれぞれ変更する。
撮像装置200の種類(機種クラス)がエントリー系の場合、第2の閾値の設定幅を狭くする。一般的に、プロ系のカメラを使用するユーザは、ピント精度の評価に厳しく、ピントの精度を正しく評価することができるユーザである。このため、フォーカスブラケット撮影された画像群からピントが最も合っている画像を選択する誤差は小さい。従って、プロ系カメラの場合、第2の閾値の設定幅を狭く設定してユーザが選択した画像でピント補正を容易にできるようにする。
一方、エントリー系のカメラを使用するユーザは、プロ系カメラのユーザに比べると、ピント精度の評価に厳しくない。このため、フォーカスブラケット撮影された画像群からピントが最も合っている画像を選択する誤差が大きい。この場合、ユーザが選択した画像が正しいピント位置の画像ではない場合が多い。このため、ユーザが選択した画像のピント補正値でピント補正を行うと、ピント精度が劣化する可能性が高い。そこで本実施例では、エントリー系カメラの場合、第2の閾値の幅を広く設定することにより、容易にピント補正を実行させないようにする。
また、ミドル系のカメラを使用するユーザは、プロ系ユーザとエントリー系ユーザとの中間に位置するユーザである。このため、ピント精度の評価も、プロ系ユーザとエントリー系ユーザとの中間の厳しさであると想定され、第2の閾値の幅も両クラスの中間の幅に設定するのが好ましい。なお本実施例において、第2の閾値は、撮像装置200の種類(クラス)に応じて撮像装置200に予め設定されている構成に限定されるものではなく、アプリケーション上から任意に設定可能に構成してもよい。
このように各実施例において、制御装置210は、算出手段210aおよび判定手段210bを有する。算出手段210aは、デフォーカス量(焦点検出に基づく評価値)の補正値(ピント補正値)を算出する。判定手段210bは、複数のデフォーカス量のばらつきと所定の閾値(第1の閾値、第2の閾値)との関係に基づいて、補正値を用いてデフォーカス量を補正するか否かを判定する。好ましくは、判定手段210bは、補正値を用いてデフォーカス量を補正すると判定した場合、補正値を記憶手段(EEPROM211)に記憶する。一方、判定手段210bは、補正値を用いてデフォーカス量を補正しないと判定した場合、補正値を記憶手段に記憶しない。
好ましくは、判定手段210bは、所定のレンズ位置(フォーカスレンズ101の位置)で得られた複数のデフォーカス量のばらつきと、所定の閾値としての第1の閾値との関係に応じて、ブラケット撮影を実行するか否かを判定する(S103)。より好ましくは、判定手段210bは、複数のデフォーカス量のばらつきが第1の閾値を超える場合、ブラケット撮影を実行しないことをユーザに通知する(S105)。
好ましくは、判定手段210bは、所定のレンズ位置で得られた複数のデフォーカス量のばらつきに応じて、所定の閾値としての第2の閾値を変更する。より好ましくは、判定手段210bは、複数のデフォーカス量のばらつきが小さいほど第2の閾値で決定される不感帯の幅(第2の閾値の設定幅)を狭くする。また好ましくは、所定のレンズ位置は、合焦位置であると判定されたレンズ位置である。
好ましくは、複数のデフォーカス量のばらつきは、算出手段210aが補正値を算出した際に得られる。より好ましくは、補正値は、ブラケット撮影で得られた複数の画像から選択された1枚の画像に基づいて算出された補正値(第1の補正値)である。そして判定手段210bは、第1の補正値が算出されたレンズ位置で得られた複数のデフォーカス量のばらつきに応じて、第2の閾値を変更する。
好ましくは、判定手段210bは、レンズ(撮影レンズ100)の種類に応じて第2の閾値を変更する。より好ましくは、判定手段210bは、第2の閾値を一定にする第1のモード(全レンズに対して一律に調整を行うモード)と、レンズの種類に応じて第2の閾値を変更する第2のモード(レンズごとに調整を行うモード)とを有する。より好ましくは、判定手段210bは、第1のモードの場合と比較して、第2のモードの場合に第2の閾値で決定される不感帯の幅(第2の閾値の設定幅)を狭くする。
好ましくは、判定手段210bは、撮像装置200の種類に応じて第2の閾値を変更する。より好ましくは、第2の閾値は、アプリケーション上で任意に設定可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
各実施例によれば、デフォーカス検出精度を向上させた制御装置、撮像装置、制御方法、プログラム、および、プログラムを提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
210 制御装置
210a 算出手段
210b 判定手段

Claims (12)

  1. デフォーカス量を検出する焦点検出手段と、
    ユーザの指示に基づいて、前記焦点検出手段により検出された第1のデフォーカス量を補正する補正値を算出する算出手段と、
    前記焦点検出手段による焦点検出結果に基づいて閾値を決定する閾値決定手段と、
    算出手段により算出した補正値と前記閾値とに基づいて前記補正値を記憶手段に記憶するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により記憶すると判定された補正値を記憶する記憶手段と、を有し、
    前記閾値決定手段は、第1のフォーカス位置で前記焦点検出手段により複数回焦点検出をすることで得られた複数のデフォーカス量のばらつきに応じて前記閾値を決定し、
    前記判定手段は、前記算出手段により算出された前記補正値が、前記閾値より小さい場合は当該補正値を前記記憶手段に記憶しないと判定することを特徴とする制御装置。
  2. 前記閾値決定手段は、前記複数のデフォーカス量のばらつきが小さいときの前記の値を前記複数のデフォーカス量のばらつきが大きいときの前記閾値よりも小さくすることを特徴とする請求項に記載の制御装置。
  3. 画像を撮像する撮像素子と、
    フォーカス位置を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、
    異なる複数の位置に前記フォーカス位置が移動するように制御し、
    それぞれのフォーカス位置において、前記撮像素子による画像の撮像と前記焦点検出手段によるデフォーカス量の検出を行い、
    前記算出手段は、複数の前記画像のなかから選択された画像に対応するデフォーカス量に基づいて前記補正値を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記第1のフォーカス位置は、前記焦点検出手段により合焦位置であると判定されたレンズ位置であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 第1のフォーカス位置は、前記選択された画像が撮像された際のフォーカス位置であることを特徴とする請求項に記載の制御装置。
  6. 着脱可能な撮影レンズが装着可能な制御装置であって、
    デフォーカス量を検出する焦点検出手段と、
    前記焦点検出手段により検出された第1のデフォーカス量を補正する補正値を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された補正値を記憶する記憶手段と、
    前記補正値を用いた補正モードに基づいて閾値を決定する閾値決定手段と、
    前記算出手段により算出した補正値と前記閾値とに基づいて前記補正値を前記記憶手段に記憶するか否かを判定する判定手段と、を有し、
    前記閾値決定手段は、
    装着された撮影レンズの種類に関係なく一律の補正値で前記第1のデフォーカス量を補正する第1のモードが設定されている場合、
    装着された撮影レンズの種類ごとに設定した補正値で前記第1のデフォーカス量を補正する第2のモードが設定されている場合よりも前記閾値を大きく設定し、
    前記判定手段は、前記算出手段により算出された前記補正値が、前記閾値より小さい場合は当該補正値を前記記憶手段に記憶しないと判定することを特徴とする制御装置。
  7. 画像を撮像する撮像素子と、
    フォーカス位置を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、
    異なる複数の位置に前記フォーカス位置が移動するように制御し、
    それぞれのフォーカス位置において、前記撮像素子による画像の撮像と前記焦点検出手段によるデフォーカス量の検出を行い、
    前記算出手段は、複数の前記画像のなかから選択された画像に対応するデフォーカス量に基づいて前記補正値を算出することを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  8. 記閾値は、アプリケーション上で任意に設定可能であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の制御装置。
  9. デフォーカス量を検出する焦点検出ステップと、
    ユーザの指示に基づいて、前記焦点検出ステップにより検出された第1のデフォーカス量を補正する補正値を算出する算出ステップと、
    前記焦点検出ステップによる焦点検出結果に基づいて閾値を決定する閾値決定ステップと、
    算出ステップにより算出した補正値と前記閾値とに基づいて前記補正値を記憶手段に記憶するか否かを判定する判定ステップと、を有し、
    前記閾値決定ステップは、第1のフォーカス位置で前記焦点検出ステップにより複数回焦点検出をすることで得られた複数のデフォーカス量のばらつきに応じて前記閾値を決定し、
    前記判定ステップは、前記算出ステップにより算出された前記補正値が、前記閾値より小さい場合は当該補正値を前記記憶手段に記憶しないと判定することを特徴とする制御方法。
  10. デフォーカス量を検出する焦点検出ステップと、
    前記焦点検出ステップにより検出された第1のデフォーカス量を補正する補正値を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップにより算出された補正値を記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    前記補正値を用いた補正モードに基づいて閾値を決定する閾値決定ステップと、
    前記算出ステップにより算出した補正値と前記閾値とに基づいて前記補正値を前記記憶手段に記憶するか否かを判定する判定ステップと、を有し、
    前記閾値決定ステップは、
    装着された撮影レンズの種類に関係なく一律の補正値で前記第1のデフォーカス量を補正する第1のモードが設定されている場合、
    装着された撮影レンズの種類ごとに設定した補正値で前記第1のデフォーカス量を補正する第2のモードが設定されている場合よりも前記閾値を大きく設定し、
    前記判定ステップは、前記算出ステップにより算出された前記補正値が、前記閾値より小さい場合は当該補正値を前記記憶手段に記憶しないと判定することを特徴とする制御方法。
  11. デフォーカス量を検出する焦点検出ステップと、
    ユーザの指示に基づいて、前記焦点検出ステップにより検出された第1のデフォーカス量を補正する補正値を算出する算出ステップと、
    前記焦点検出ステップによる焦点検出結果に基づいて閾値を決定する閾値決定ステップと、
    算出ステップにより算出した補正値と前記閾値とに基づいて前記補正値を記憶手段に記憶するか否かを判定する判定ステップと、をコンピュータに実行させ、
    前記閾値決定ステップは、第1のフォーカス位置で前記焦点検出ステップにより複数回焦点検出をすることで得られた複数のデフォーカス量のばらつきに応じて前記閾値を決定し、
    前記判定ステップは、前記算出ステップにより算出された前記補正値が、前記閾値より小さい場合は当該補正値を前記記憶手段に記憶しないと判定することを特徴とするプログラム。
  12. デフォーカス量を検出する焦点検出ステップと、
    前記焦点検出ステップにより検出された第1のデフォーカス量を補正する補正値を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップにより算出された補正値を記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    前記補正値を用いた補正モードに基づいて閾値を決定する閾値決定ステップと、
    前記算出ステップにより算出した補正値と前記閾値とに基づいて前記補正値を前記記憶手段に記憶するか否かを判定する判定ステップと、をコンピュータに実行させ、
    前記閾値決定ステップは、
    装着された撮影レンズの種類に関係なく一律の補正値で前記第1のデフォーカス量を補正する第1のモードが設定されている場合、
    装着された撮影レンズの種類ごとに設定した補正値で前記第1のデフォーカス量を補正する第2のモードが設定されている場合よりも前記閾値を大きく設定し、
    前記判定ステップは、前記算出ステップにより算出された前記補正値が、前記閾値より小さい場合は当該補正値を前記記憶手段に記憶しないと判定することを特徴とするプログラム。
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