JP2016148732A - 撮像装置及び画像の表示方法、プログラム、プログラムの記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザーにとって、フォーカスブラケット撮影によって取得される複数の画像の、それぞれの画像間の微細な差異をより比較しやすい撮像装置を提供すること。【解決手段】 所定量の焦点を変化させて複数の画像を順次取得する撮像手段を有する撮像装置について、前記撮像手段が取得した前記複数の画像のそれぞれについて、主被写体の縦線成分と横線成分どちらが多いかに応じて表示領域(503、504)を選択し、並べて表示する。【選択図】 図8
Description
本発明は、焦点の微調節が可能な撮像装置及び画像の表示方法、プログラム、プログラムの記憶媒体に関する。
従来、焦点位置を変えながら順次撮影を行うフォーカスブラケット撮影の技術が知られている。特許文献1は、フォーカスブラケット撮影によって取得した複数の画像を、ユーザーにとって選択し易いようサムネイル表示する構成を開示している。
しかしながら、フォーカスブラケット撮影によって取得されるそれぞれの画像の差異は微細である場合があり、ユーザーにとって複数の画像をより比較しやすい構成が求められていた。
本発明は、ユーザーにとって複数の画像の差異がより比較しやすい撮像装置を提供することを目的とする。
本発明は、レンズの焦点位置を変化させて複数の画像を順次取得するブラケット撮影手段と、前記ブラケット撮影手段が取得した前記複数の画像について複数の焦点検出領域の中から一つを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された焦点検出領域に対応した表示領域を複数並べて表示する表示手段と、を有し、前記表示手段は、前記選択手段によって選択された焦点検出領域に応じて、並べて表示する複数の配列方向を変更するよう構成したことを特徴とする。
また、本発明は、レンズの焦点位置を変化させて複数の画像を順次取得するブラケット撮影手段と、水平方向の評価値と垂直方向の評価値とを取得する取得手段と、前記ブラケット撮影手段が取得した前記複数の画像のそれぞれについて表示領域を選択し、複数の前記表示領域を並べて表示する表示手段と、を有し、前記表示手段は主被写体に対する前記水平方向の評価値が前記垂直方向の評価値よりも高い場合は、垂直方向に対して水平方向に長い表示領域を選択して表示し、前記垂直方向の評価値が前記水平方向の評価値よりも高い場合は、水平方向に対して垂直方向に長い表示領域を選択して表示するよう構成したことを特徴とする。
また、本発明は、レンズの焦点位置を変化させて複数の画像を順次取得するブラケット撮影手段と、焦点検出のために、所定の視差をもって撮影された2像のずれ量の検出を行う検出手段と、前記ブラケット撮影手段が取得した前記複数の画像のそれぞれについて表示領域を選択し、複数の前記表示領域を並べて表示する表示手段と、を有し、前記検出手段は、前記画像を順次取得する際に、前記検出手段によって焦点検出のための像のずれ量の検出を行い、前記表示手段は、前記検出手段による2像のずれ量を検出する方向に直交する方向の長さよりも前記2像のずれ量を検出する方向の長さが長くなるように表示領域を選択して表示するよう構成したことを特徴とする。
本発明によれば、フォーカスブラケット撮影によって取得した複数の画像を、より比較をしやすいように表示することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を例示的に説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の形状やそれらの相対配置などは、この発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
[第1の実施形態]
図1〜図10を用いて、第1の実施形態に係る撮像装置について説明する。ここでは撮像装置として、位相差AF方式のレンズ交換式一眼レフカメラを例示している。位相差AF方式では、カメラの撮影レンズの異なる位置を透過し結像された一対の被写体像(視差の異なる2つの像信号)をラインセンサ上に結像させる。これらを一対の被写体像信号に光電変換して出力し、2像のずれ量を求めることにより、被写体に対する撮影レンズの焦点調節状態を示すデフォーカス量を検出し、このデフォーカス量に基づいて撮影レンズの駆動を行う。なお、撮像装置は、撮像面位相差AF方式やコントラストAF方式のカメラにも適用することができるし、レンズ交換式一眼レフカメラのみならずミラーレス一眼カメラなど他の撮像装置に適用することもできる。
図1〜図10を用いて、第1の実施形態に係る撮像装置について説明する。ここでは撮像装置として、位相差AF方式のレンズ交換式一眼レフカメラを例示している。位相差AF方式では、カメラの撮影レンズの異なる位置を透過し結像された一対の被写体像(視差の異なる2つの像信号)をラインセンサ上に結像させる。これらを一対の被写体像信号に光電変換して出力し、2像のずれ量を求めることにより、被写体に対する撮影レンズの焦点調節状態を示すデフォーカス量を検出し、このデフォーカス量に基づいて撮影レンズの駆動を行う。なお、撮像装置は、撮像面位相差AF方式やコントラストAF方式のカメラにも適用することができるし、レンズ交換式一眼レフカメラのみならずミラーレス一眼カメラなど他の撮像装置に適用することもできる。
[撮像装置の説明]
まず図1を参照して、撮像装置の構成について説明する。図1は第1の実施形態に係る撮像装置200の構成を示すブロック図である。図1に示すように、第1の実施形態の撮像装置200には、撮影レンズ100が、マウント部(不図示)のレンズ装着機構を介して着脱可能に取り付けられる。該マウント部には、電気接点ユニット104が設けられている。撮像装置200は、前記電気接点ユニット104を介して撮影レンズ100と通信を行い、撮影レンズ100内のフォーカスレンズ101と不図示の絞りを制御する。なお、図1には、撮影レンズ100内のレンズとしてフォーカスレンズ101のみを示しているが、このほかに変倍レンズや固定レンズが設けられる撮影レンズが一般的である。
まず図1を参照して、撮像装置の構成について説明する。図1は第1の実施形態に係る撮像装置200の構成を示すブロック図である。図1に示すように、第1の実施形態の撮像装置200には、撮影レンズ100が、マウント部(不図示)のレンズ装着機構を介して着脱可能に取り付けられる。該マウント部には、電気接点ユニット104が設けられている。撮像装置200は、前記電気接点ユニット104を介して撮影レンズ100と通信を行い、撮影レンズ100内のフォーカスレンズ101と不図示の絞りを制御する。なお、図1には、撮影レンズ100内のレンズとしてフォーカスレンズ101のみを示しているが、このほかに変倍レンズや固定レンズが設けられる撮影レンズが一般的である。
被写体からの光束(不図示)は、撮影レンズ100内のフォーカスレンズ101を介して、撮像装置200内のメインミラー201に導かれる。メインミラー201は、撮影光路内に光軸に対して斜めに配置されて、被写体からの光束を上方のファインダー光学系に導く第1の位置(図示した位置)と、撮影光路外に退避する第2の位置とに移動が可能である。
メインミラー201は全面ハーフミラーになっており、メインミラー201が第1の位置にあるときには、被写体からの光束の一部がメインミラー201を透過する。そして、メインミラー201を透過した光束は、メインミラー201の背面側に設けられたサブミラー202で反射し、焦点状態(焦点のずれ量)を検出する手段としての焦点検出装置207に導かれる。焦点検出装置207は光電変換手段としての焦点検出センサ(不図示)を有し、焦点のずれ量を検出する。本実施形態では、焦点検出センサはクロスラインセンサである。
一方、メインミラー201で反射した光束は、撮像素子209と光学的に共役な位置に配置されたピント板203上に結像する。ピント板203にて拡散されてこれを透過した光(被写体像)は、ペンタダハプリズム204によって正立像に変換される。該正立像は、接眼レンズ205によって拡大され、ユーザーにより観察される。
また、メインミラー201が第2の位置に退避した際には、サブミラー202もメインミラー201に対して折り畳まれた状態で撮影光路外へ退避する。この状態のとき撮影レンズ100からの光束は、機械シャッタであるフォーカルプレーンシャッタ208を通過し、撮像素子209に至る。フォーカルプレーンシャッタ208は、撮像素子209に入射する光量を制限する。撮像素子209はCCDセンサやCMOSセンサ等の光電変換素子により構成され、撮影レンズ100により形成された光信号としての被写体像を電気信号に光電変換して画像を生成する。撮像装置200に設けられたCPU210はカメラにおける各種演算や各種動作の制御等を行い、撮像装置全体の制御を司るコントローラである。
CPU210は、CPUやMPU等により構成される。CPU210は、電気接点ユニット104を介して、撮影レンズ100内のレンズ制御回路103と通信を行う。レンズ制御回路103は、CPU210からの信号に応じて、フォーカスレンズ101を光軸方向に駆動して焦点合わせを行うレンズ駆動機構102を制御する。レンズ駆動機構102は、駆動源としてステッピングモータを有する。また、不図示の絞り制御回路は、CPU210からの信号に応じた撮影レンズ100内のレンズ制御回路103の制御信号に基づいて、不図示の絞りを駆動して撮像素子上に入射する光束の量を調節する絞り駆動機構を制御する。
また、CPU210には、記憶手段としてのEEPROM211も接続されている。
EEPROM211には本撮像装置200を制御する上で調整が必要なパラメータや、撮像装置個体の識別を行うための固有の情報であるカメラID情報が記録されている。また、EEPROM211には、基準レンズ(本撮像装置の工場での調整時に用いられる撮影レンズ)を用いて調整された、撮影に関するパラメータの調整値等も記憶されている。さらに、CPU210には、ユーザーの操作を撮像装置200に反映させるための操作検出部213と、カウンター214とが接続されている。カウンター214は撮像装置が撮像を行った回数をカウントする。
EEPROM211には本撮像装置200を制御する上で調整が必要なパラメータや、撮像装置個体の識別を行うための固有の情報であるカメラID情報が記録されている。また、EEPROM211には、基準レンズ(本撮像装置の工場での調整時に用いられる撮影レンズ)を用いて調整された、撮影に関するパラメータの調整値等も記憶されている。さらに、CPU210には、ユーザーの操作を撮像装置200に反映させるための操作検出部213と、カウンター214とが接続されている。カウンター214は撮像装置が撮像を行った回数をカウントする。
表示装置212は、撮像素子209で撮像された画像データや、ユーザーが設定する項目を表示したりするための装置であり、一般にはカラーの液晶表示素子により構成される。
操作検出部213は、不図示のレリーズボタンや、選択ボタン、後述するブラケット撮影により得られた複数の画像の中から1つを選択させるボタンなどの操作を検出する。
一方、レンズ制御回路103には、撮影レンズ100の焦点距離や開放絞り値等の性能情報、撮影レンズ100を識別するためのレンズID情報、およびCPU210から通信により受け取った情報を記憶するメモリ(不図示)が設けられている。なお、性能情報およびレンズID情報は、撮像装置200への装着時における初期通信により、CPU210に送信され、CPU210はこれらをEEPROM211に記憶させる。
[AFマイクロアジャストメントサポートモード]
本実施形態における撮像装置はAFマイクロアジャストメント機能を有している。AFマイクロアジャストメント機能とは、ユーザーが撮影した画像をもとに、焦点検出装置207が検出する値のずれ量とその方向を判断して、ユーザー自ら補正量(又はそれに基づく補正値)を設定するシステムである。本実施形態における撮像装置200はAFマイクロアジャストメントサポート(以下、MAS)モードを有している。MASモードでは、第1の実施形態において選択した画像の撮影時におけるレンズ位置とAF後のレンズ位置との差分(AF補正量)をブラケット画像とひも付けして記憶する。AF補正量はAFマイクロアジャストメント機能における補正値(後述の図4の目盛に対応して表示された数値)として活用する。
本実施形態における撮像装置はAFマイクロアジャストメント機能を有している。AFマイクロアジャストメント機能とは、ユーザーが撮影した画像をもとに、焦点検出装置207が検出する値のずれ量とその方向を判断して、ユーザー自ら補正量(又はそれに基づく補正値)を設定するシステムである。本実施形態における撮像装置200はAFマイクロアジャストメントサポート(以下、MAS)モードを有している。MASモードでは、第1の実施形態において選択した画像の撮影時におけるレンズ位置とAF後のレンズ位置との差分(AF補正量)をブラケット画像とひも付けして記憶する。AF補正量はAFマイクロアジャストメント機能における補正値(後述の図4の目盛に対応して表示された数値)として活用する。
図2はMASモードのフロー図である。ステップS001では、ユーザーがMASモードを選択したかどうかを判別する。MASモードが選択されたことがわかるとステップS002に移る。
ステップS002では、操作検出部213がユーザーによってレリーズボタンが押下げられたかどうかを確認する。レリーズボタンが押下げられたことが確認されると、ステップS003へと移る。レリーズボタンが押下げられたことが確認されるまで、ステップS002が繰り返される。
ステップS003では、AF動作がおこなわれる。焦点検出装置207はデフォーカス量を検出し、検出されたデフォーカス量に応じてフォーカスレンズ101を駆動させる。このとき、AF補正量のデータをすでに行ったMASにより得ていた場合は、
レンズ駆動量=焦点検出結果(デフォーカス量)
+調整値(製造時のデフォーカス量調整データ)
+AF補正量(MASデータ)
となる。フォーカスレンズ101の駆動が完了すると、ステップS004へと移る。なお、本実施形態では、S003におけるAF動作に伴って、後述のブラケット撮影時に用いられる焦点検出領域の選択が行われる。焦点検出領域の選択については後述する。また、本実施形態ではAF動作によって自動で焦点状態を調節しているが、手動で焦点状態を調節しても良い。
レンズ駆動量=焦点検出結果(デフォーカス量)
+調整値(製造時のデフォーカス量調整データ)
+AF補正量(MASデータ)
となる。フォーカスレンズ101の駆動が完了すると、ステップS004へと移る。なお、本実施形態では、S003におけるAF動作に伴って、後述のブラケット撮影時に用いられる焦点検出領域の選択が行われる。焦点検出領域の選択については後述する。また、本実施形態ではAF動作によって自動で焦点状態を調節しているが、手動で焦点状態を調節しても良い。
ステップS004では、焦点検出装置207は焦点検出装置207の有する焦点検出センサ(不図示)で受光した信号をもとに被写体のAF信頼性評価値を算出する。焦点検出装置207は被写体が暗いときや、コントラストが低いときなどに、焦点検出精度が低下することがある。焦点検出精度が低下するような被写体の時にはAF信頼性評価値は低い値となるような算出式となっている。AF信頼性評価値の算出が完了すると、ステップS005へと移る。
ステップS005ではステップS004で算出されたAF信頼性評価値をもとにMASが可能かどうかが判定される。AF信頼性評価値が高いとき、つまり、MASが可能と判定されれば、ステップS008へと移り、AF信頼性評価値が低いとき、つまり、MASが不可能と判定されれば、ステップS006へと移る。なお、AF信頼性評価値は複数の観点で算出され、複数の値が存在する。(前述のように、被写体の輝度や、被写体のコントラストなど複数の観点がある)。この場合には、すべてのAF信頼性評価値が満足するかどうかで判定してもよいし、定められたある観点での値に基づいて判定しても構わない。
ステップS006では、表示装置212が焦点検出対象被写体はMASに不適切であることをユーザーに通知する。通知が完了すると、ステップS007へと移る。
ステップS007では、ユーザーが再度MASをするかどうかを決定する。表示装置212上には再度MASをするかどうかの判断をユーザーに決定させるための表示を行い、ユーザーは操作ボタンを操作して再度MASを行うかどうか決定する。操作検出部213はユーザーが操作ボタンを操作して再度MASを行うかどうかの判定を検知し、再度MASを行うと決定されれば、ステップS002へと戻り、再度MASを行わないと決定されればステップS012へと移り、MASモードは完了する。
ステップS008では、被写体の情報が検出される。焦点検出装置207内に具備された不図示の焦点検出センサで受光した信号をもとに被写体の空間周波数情報が検出される。検出された空間周波数情報は予め撮像装置200に設定された条件に基づいて数値化された値である被写体情報フラグがEEPROM(記憶手段)211に記憶される。本実施形態においては、被写体情報フラグは空間周波数が設定された閾値よりも高い場合は0、空間周波数が低い場合は1として記憶される。なお、本ステップにおける被写体情報の検出は、焦点検出装置207内に具備された焦点検出センサを用いた場合に限定されるものではなく、一般的にファインダ内に配置される被写体検知センサや撮像素子209も用いても良い。また被写体情報フラグは空間周波数情報に限定されず、主被写体(合焦すべき被写体)のエッジ情報(隣接画素値の差分の積分値など)の大小に応じて設定しても構わない。被写体情報の検出が完了すると、ステップS009へと移る。
ステップS009では、フォーカスブラケット撮影が行われる。フォーカスブラケット撮影が完了すると、ステップS010へと移る。
ステップS010では、ステップS009のフォーカスブラケット撮影シーケンスで撮影した画像の中から最も合焦状態にある画像の選択が行われる。画像の選択については後述する。
画像選択が完了すると、ステップS011へと移る。
ステップS011では補正値の格納が行われる。ユーザーが選択した画像に関連付けられたレンズ位置に対応したAF補正量に基づいて補正値が決定される。ステップS010で選択された画像が複数あるときには、選択された画像に関連づけられたレンズ位置の平均値に対応した補正値が決定される。決定された補正値はEEPROM(記憶手段)211に記憶される。また、格納された補正値についてユーザーに通知される。図3は、MASが初回である場合に、今回のMASにより格納された補正値を表示装置212が表示する画面の一例を示した図である。図4は、今回のMASが初回ではなく、今回より前のMASにより格納された補正値がある場合に、格納された補正値を表示装置212が表示する画面の一例を示した図である。図4中、白抜きの三角表示はこれまでの補正値を示しており、黒塗りの三角表示は今回のフローで格納される新しい補正値を示している。図4に示した表示を行うことにより、ユーザーはどのような補正値が格納されたか確認することができる。補正値の格納が完了すると、ステップS012へと移りMASモードは完了する。
[焦点検出領域の選択]
以下に、ブラケット撮影時のAF処理に使用する焦点検出領域の選択について説明する。図7は、本実施形態の撮像装置の焦点検出装置の焦点検出センサに対応する焦点検出領域を示している。説明を簡便にするために他の焦点検出領域が省略されているが、複数の焦点検出領域を備える撮像装置が一般的である。
以下に、ブラケット撮影時のAF処理に使用する焦点検出領域の選択について説明する。図7は、本実施形態の撮像装置の焦点検出装置の焦点検出センサに対応する焦点検出領域を示している。説明を簡便にするために他の焦点検出領域が省略されているが、複数の焦点検出領域を備える撮像装置が一般的である。
図7において、撮像領域500は、被写体像を撮像素子で取得する領域である。焦点検出領域501、502は焦点検出装置207が焦点状態を検出する領域であり、撮像領域の一部の領域に対応している。本実施形態においては、焦点検出領域501、および、焦点検出領域502はそれぞれ垂直、水平方向に配置されている。焦点検出領域501は、焦点検出装置207の有するラインセンサにおいて水平方向に並べた画素に対応する検出領域である。ラインセンサは焦点検出領域501に対応する範囲内について、合焦すべき被写体である主被写体の縦線成分を検出する。焦点検出領域502は、焦点検出装置207の有するラインセンサにおいて垂直方向に並べた画素に対応する検出領域である。ラインセンサは焦点検出領域502に対応する範囲内について、主被写体の横線成分を検出する。撮影時には、主被写体に応じて焦点検出領域501または焦点検出領域502のうち最適な焦点検出領域が選択される様に構成されている。
図8は、焦点検出領域と主被写体の関係を示す図である。焦点検出領域501、焦点検出領域502に対して、主被写体の一例として垂直方向に長いパターンである黒線パターン510、または、水平方向に長いパターンである黒線パターン520が投影されている。
図8(a)は、縦線成分が支配的な主被写体を撮像しようとしている状況を示している。縦線成分が支配的な主被写体としての長い黒線パターン510を検出しようとするときに、縦線成分を検出する焦点検出領域501では、焦点検出領域501の全体に対して中央部にのみ垂直方向に長い黒線パターン510が重なっている。一方、横線成分を検出する焦点検出領域502では、黒線パターン510が焦点検出領域502の全体と重なっている。このため、焦点検出領域501ではパターン検出が可能であるが、焦点検出領域502では黒線パターン510により均一な像が得られるのみであるので、焦点検出領域502では検出し難い。この場合、撮影時の焦点検出領域として焦点検出領域501が選ばれる。本実施形態では、縦線成分が横線成分よりも所定の割合以上多い場合には焦点検出領域501が選択されるよう構成する。
図8(b)は、横線成分が支配的な主被写体を撮像しようとしている状況を示している。焦点検出領域501では、焦点検出領域501の全体に対して横線成分が支配的な主被写体としての黒線パターン520が重なっているのに対して、焦点検出領域502では、焦点検出領域502の全体に対して中央部にのみ黒線パターン520がかかっている。このため、焦点検出領域502では、パターン検出が可能であるが、焦点検出領域501では、黒線パターン520により均一な像が得られるのみであるので、焦点検出領域501では検出し難い。この場合、撮影時の焦点検出領域として焦点検出領域502が選ばれる。本実施形態では、横線成分が縦線成分よりも所定の割合以上多い場合には焦点検出領域502が選択されるよう構成する。
図8では、焦点検出領域の選択をわかりやすくするために黒線パターンの例を示しているが、焦点検出領域501、および、焦点検出領域502の双方にてパターンを検出できる場合にもパターンの検出がより良好である焦点検出領域が選択される。つまり縦線成分と横線成分の割合に大きな差がない場合(差が所定の割合未満だった場合)にも、パターンの検出がより良好である焦点検出領域が選択される。このとき、本実施例で挙げた縦線成分と横線成分の割合以外にも、焦点検出領域選択のための指標があっても良い。この場合、少なくとも1つの指標について評価値を算出し、評価値のより高い焦点検出領域を選択する。なお、本実施形態では焦点検出領域が自動的に選択される構成を例示しているが、ユーザーによって予めどの焦点検出領域を使用するかを選択できるように構成しても良い。
[フォーカスブラケット撮影]
本実施形態における撮像装置は、フォーカスブラケット撮影をする機能を有している。フォーカスブラケット撮影とは、所定量ずつ焦点位置を変化させて複数の画像を順次取得する撮影方法である。図5は第1実施形態の撮像装置200によるフォーカスブラケット撮影のフロー図である。
本実施形態における撮像装置は、フォーカスブラケット撮影をする機能を有している。フォーカスブラケット撮影とは、所定量ずつ焦点位置を変化させて複数の画像を順次取得する撮影方法である。図5は第1実施形態の撮像装置200によるフォーカスブラケット撮影のフロー図である。
ステップS101では、フォーカスブラケット撮影に関するパラメータの決定が行われる。前記パラメータとは、フォーカスブラケット撮影枚数と、フォーカスブラケット撮影におけるフォーカスレンズ101の撮影位置である。図6はフォーカスブラケット撮影に関するパラメータについて説明する図である。図6において、レンズ位置=0の位置は、AF動作でフォーカスレンズ101が駆動されたあとに停止したAF後の位置であり、ブラケット撮影におけるフォーカスレンズ101の中心位置である。フォーカスレンズ101はカウンター214のカウント値に応じた位置に駆動される。フォーカスブラケット撮影に関するパラメータは図3で示したフロー中のステップS008で格納された値に基づいて決定される。そして、被写体情報フラグが0の場合は、撮影枚数m=7、被写体情報フラグが1の場合には、撮影枚数m=9となる。一般的には被写体の空間周波数が高い方が合焦状態の判定がしやすいため、撮影枚数は少なくてもよい。
駆動量は前述したAFマイクロアジャストメントの補正間隔Pに係数k(係数kはk≧2の整数値)を掛けた量(kP)である。また、本実施形態では、被写体情報フラグが0の場合は、係数k=2、被写体情報フラグが1の場合には、係数k=4となる。一般的には被写体の空間周波数が高い方が合焦状態の判定がしやすいため、フォーカスレンズ101の駆動量を小さくしても判定可能となる。被写体情報がエッジ情報の時にも同様であり、被写体の合焦判定のしやすさに応じて、各パラメータの設定を行うようにすればよい。
なお、フォーカスブラケット撮影に関するパラメータの決定は、ユーザーが任意に行うようにすることもできる。ユーザーのレベルに応じて可変にすることでユーザーに適したシステムとすることができる。また、本実施形態ではフォーカスブラケット撮影のパラメータである撮影枚数と駆動量を変数としたが、いずれか及びその両方が撮像装置200や撮影レンズ100の固有値であっても構わない。
ステップS102では、CPU210は、カウンター214のリセット(カウント値n=0にする)を行う。カウンターリセットが完了すると、ステップS103に移る。
ステップS103では、メインミラー201が第2の位置に撮影光路外へ退避し、サブミラー202もメインミラー201と共に退避するミラーアップ動作が行われる。
ミラーアップ動作が完了後、ステップS104では、フォーカスレンズ101が駆動される。図6を用いて説明したようにカウント値n=1の時、フォーカスレンズ101は−(m−1)/2×kPの位置に移動する。カウント値n≧2の時、フォーカスレンズ101は停止している位置から+kP分無限遠側に移動する。つまり、フォーカスレンズ101はカウント値に応じて−(m+1−2n)/2×kPの位置に移動する。フォーカスレンズ101の駆動が完了すると、ステップS105へと移る。
ステップS105では、静止画撮影が行われる。撮影された画像は画像を撮影した際のレンズ位置に関連付けられてCPU210が内部メモリに記憶される。撮影画像の記録が完了すると、ステップS106へと移る。
ステップS106では、カウンター214のカウント値を1つカウントアップし、ステップS107へと移る。
ステップS107では、カウンター214のカウント値が撮影枚数mに達したかどうかが判定される。撮影枚数mに達していればステップS108へと移り、撮影枚数mに達していなければステップS104へと戻る。
ステップS108では、メインミラー201が第1の位置に移動し、サブミラー202も撮影光路内の位置に移動するミラーダウン動作が行われる。そして、ステップS109へと移り、フォーカスブラケット撮影が完了する。
[フォーカスブラケット撮影後の画像選択]
図9は、フォーカスブラケット撮影後の画像選択に関するフローチャートである。
図9は、フォーカスブラケット撮影後の画像選択に関するフローチャートである。
画像選択処理が開始されると、S1000においては、フォーカスブラケット撮影時に選択され、実際に使用された焦点検出領域(焦点検出視野)の判別を行う。
S1010においては、フォーカスブラケット撮影により得られた各ブラケット画像の一部分を、それぞれについて表示領域として設定する処理を行う。表示領域は、S1000において判別された焦点検出領域を含むように設定される。また、判別された焦点検出領域が、焦点検出領域501のように、焦点検出装置207の有するラインセンサにおいて水平方向に並べた画素に対応する検出領域である場合には、表示領域は水平方向に長く設定される。同様にして、判別された焦点検出領域が、焦点検出領域502のように、焦点検出装置207の有するラインセンサにおいて垂直方向に並べた画素に対応する検出領域である場合には、表示領域は垂直方向に長く設定される。例えば、先に説明した図8を参照すると、本実施形態の場合は、撮影時に焦点検出領域501が選択された場合には、表示領域503を選択する。焦点検出領域502が選択された場合には、表示領域504を選択する。ただし、表示領域503、504は一例であり、その大きさや縦横の比率を限定する趣旨ではない。
各ブラケット画像の表示領域は、表示領域を並べて表示した際に主被写体のエッジが揃ように調整される。この調整は各画像の特徴点を抽出して画像処理より求めることにより行ってもよいし、撮像装置のブレ情報に基づいて行ってもよい。このように表示することにより、ユーザーにとってユーザーにとって各画像の違いを比較し易くなる。
S1030では、S1010において設定された各ブラケット画像の表示領域をもとに、表示装置212において実際に表示する表示画像の生成を行う。具体的には、S1010において設定した各ブラケット画像の選択領域の画像を、各ブラケット画像の順に並べた一枚の画像を生成する。このとき、各表示領域の配列方向は、撮影時に選択した焦点検出領域の画素配列と直交する方向である。つまり、例えば、表示領域として水平方向(横線に基づく方向)に長い表示領域503が選択された場合は、他のブラケット画像についても水平方向に長い表示領域が選択されている。これらを図10(a)のように垂直方向(縦線に基づく方向)に並べて配置した表示画像を生成する。また、例えば、表示領域として垂直方向(縦線に基づく方向)に長い表示領域504が選択された場合は、他のブラケット画像についても垂直方向に長い表示領域が選択されている。これらを図10(b)のように水平方向(横線に基づく方向)に並べて配置した表示画像を生成する。
S1040においては、ブラケット画像から生成した表示画像を表示する。
図10では、それぞれブラケット撮影を9枚行った場合について示しており、更に、最も焦点が合った状態が中央の5枚目に存在している場合を示しており、ブラケット画像の焦点状態により、黒線パターンの幅、焦点状態が変化している。詳細は後述するが、被写体像の幅(大きさ)は焦点合わせによる像倍率の変化、焦点の変化による像のボケに応じて変化する。それでもなお焦点が最もあっている状態の画像が最も細く見えるため、中央の5枚目の線が最も細くなっている。
今回は、5枚目の画像が焦点があっている状態のものを示したが、実際には撮像装置の状態によっては、一番端の画像が一番焦点が合った状態、すなわち、幅が狭くなった状態となる表示画像が生成され、表示される場合もある。
このように、S1030において作成された、各ブラケット画像の焦点を合わせたい注目領域を一枚に並べた画像を表示することで、ユーザーにとって各画像の比較がし易くなる。
このとき、表示される画像は焦点状態をわかりやすくするために、エッジ強調処理などの処理がされていない画像を表示することができる。画像の表示が完了したら、次のS1050に移行する。
S1050においては、表示されている画像について、表示倍率の変更操作がされたか否かの判定を行っている。
S1050において、表示倍率の変更操作がされていないと判定された場合には、次のS1070にすすむ。表示倍率の変更操作がなされたと判定された場合には、次のS1060に移行する。
S1060においては、ユーザーの設定した倍率の表示領域が設定された表示画像を作成するために、再びS1010へ移行する。そして、表示画像倍率を変更して、再度ブラケット画像の表示領域の設定を実行する。ここで、表示領域の倍率の変更は、全てのブラケット画像の表示領域について連動して行うことができる。このような構成により、すべてのブラケット画像の表示領域を同じ倍率で比較することができるため、表示領域の比較が容易となる。以上のようなS1010における設定に基づいて、S1030において再度表示画像を生成し、S1040において表示画像を表示する。
S1070においては、表示画像の表示領域が変更されたか否かの判定を行っている。
S1070において、表示領域が変更されていないと判定された場合には、次のS1090に移行する。S1070において、表示領域が変更されていると判定された場合には、次のS1080に移行する。
S1080においては、表示量域の変更を反映した新たな表示領域を設定する。このとき、各ブラケット画像の表示領域の変更は、全てのブラケット画像の表示領域について連動して変更することができる。このような構成により、すべてのブラケット画像の表示領域を同じ位置で比較することができるため、表示領域の比較が容易となる。このようにしてS1080により生成された新たな表示領域に基づいて、S1030において再度表示画像を合成し、S1040において表示画像を表示する。
S1090においては、ユーザーは表示装置212を確認しながら最も合焦状態にある画像を選択する。
[焦点が合っている画像の選択]
本実施形態によれば、比較をしたいブラケット画像が対応する位置で表示領域が設定され、並べて表示されることとなる。各ブラケット画像は、それぞれ所定量だけ焦点位置を変化させた画像であるため、像倍率の変化、焦点状態の変化により実際の画像と異なる大きさで見えてしまうこととなる。ここで、ビントの変化と像倍率の変化、ボケによる像の大きさの変化の関係を以下に示す。
f:撮影レンズの焦点距離
S:撮影レンズの主点から被写体までの距離
S”:撮影レンズの主点から撮像面までの距離
m:被写体面上で1mmの像高の物体の像面上での像高
とした時に、以下の式が成立する。
1/f=(1/S)+(1/S”)
m=S”/S
本実施形態によれば、比較をしたいブラケット画像が対応する位置で表示領域が設定され、並べて表示されることとなる。各ブラケット画像は、それぞれ所定量だけ焦点位置を変化させた画像であるため、像倍率の変化、焦点状態の変化により実際の画像と異なる大きさで見えてしまうこととなる。ここで、ビントの変化と像倍率の変化、ボケによる像の大きさの変化の関係を以下に示す。
f:撮影レンズの焦点距離
S:撮影レンズの主点から被写体までの距離
S”:撮影レンズの主点から撮像面までの距離
m:被写体面上で1mmの像高の物体の像面上での像高
とした時に、以下の式が成立する。
1/f=(1/S)+(1/S”)
m=S”/S
上記式に以下の条件
f=50mm
S=1000mm
f=50mm
S=1000mm
上記を一例として当てはめて計算する。撮像面上で像高1mmの位置に結像する光束(被写体面上で像高20mmの位置)で考える。フォーカスブラケット撮影の画像の像面のピントを0及び±28μmに変化させると、ピント面での28μmデフォーカスによる像倍率変化による撮像面での被写体像の大きさの変化は、以下の通りとなる。
0μmデフォーカス状態の撮像面上での像高:m0
28μmデフォーカス状態の撮像面上での像高:m28
として、
m28−m0=0.031μm
0μmデフォーカス状態の撮像面上での像高:m0
28μmデフォーカス状態の撮像面上での像高:m28
として、
m28−m0=0.031μm
また、撮像光学系をデフォーカスした分、撮像面で像がデフォーカスすることにより変化する撮像面での像の大きさ変化は、以下の様になる。
20*m/S”=0.56μm
20*m/S”=0.56μm
上記結果より、デフォーカスすることによる像の大きさの変化は
0.031+0.56=0.591μm
となる。
0.031+0.56=0.591μm
となる。
また、28μmデフォーカスすることにより撮像面上で像がボケることで像の大きさが変化して見える量は、一般的に位相差での焦点検出が可能な絞り値f5.6として考えると、
28/5.6/2=2.5μm(ボケが広がる半径)
となる。
28/5.6/2=2.5μm(ボケが広がる半径)
となる。
上記結果より、デフォーカスによる像の大きさの変化よりも、像がボケることによる像の大きさの変化の方が大きくなるため、焦点が合った状態の像の線の幅が一番狭く見えるようになる。
よって、ブラケット画像の選択は、複数並べて表示されたブラケット画像の中で主被写体(共通する画像パターン)の線の幅が狭く見える画像を選択すればよいこととなる。
また、本実施形態では、画像を確認してユーザーが選択する例を示したが、ブラケット画像の像の幅を画像処理などで認識し、焦点が合っている画像を自動で選択するようにしても良い。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態に係る撮像装置について説明する。なお、撮像装置の概略構成は第1の実施形態と同様であるため、同等の機能を有する部材、領域、及びステップには同一符号をして、説明を省略する。
次に、第2の実施形態に係る撮像装置について説明する。なお、撮像装置の概略構成は第1の実施形態と同様であるため、同等の機能を有する部材、領域、及びステップには同一符号をして、説明を省略する。
本実施形態におけるブラケット画像の選択(S1090)において、複数枚の画像のうち合焦状態にある画像がどれかの判別がつきにくいときには、ユーザーは複数の画像を選択することができる。この場合、これらの画像のAF補正量の平均値を最終的なAF補正量(MASデータ)とする。さらに、合焦状態がフォーカスブラケット撮影で撮影された2画像の間にあるとユーザーが判断した時には、2枚の画像を選択することができる。この場合、2画像のAF補正量の間の値が最終的なAF補正量(MASデータ)となる。なお、選択された画像にひも付ける値はAF評価値でも良いため、複数の画像にひもづけられた評価値を用いて最終的なAF評価値の値を求めても良い。ここで、ユーザーによって選択された1枚または複数枚の画像の幅、高さ又は幅と高さの両方を広げて表示することができる。これにより、どの画像が選択したかをユーザー自身が確認しやすい。
[第3の実施形態]
続いて、第3の実施形態に係る撮像装置について説明する。なお、撮像装置の概略構成は第1の実施形態と同様であるため、同等の機能を有する部材、領域及びステップには同一符号をして、説明を省略する。
続いて、第3の実施形態に係る撮像装置について説明する。なお、撮像装置の概略構成は第1の実施形態と同様であるため、同等の機能を有する部材、領域及びステップには同一符号をして、説明を省略する。
前述した実施形態ではS009のフォーカスブラケット撮影において、ミラーアップ状態を維持してブラケット撮影を行ったが、本実施形態では撮影ごとにミラーダウン動作を行い、その都度焦点検出装置207で焦点のずれ量を検出する。
[第3の実施形態におけるフォーカスブラケット撮影]
図11は本実施形態に係るフォーカスブラケット撮影のフローチャートである。本実施形態におけるS301およびS302はそれぞれ第1の実施形態中のS101およびS102に相当する。S303では、S003のAF動作により取得した情報をもとにレンズをどの位置に駆動するかを決める。S304では、S303で定めたそれぞれの位置で、ミラーダウン状態のままAF動作を行う(焦点のずれ量を検出する)。このとき、レンズ位置の微調整を行うとともに、水平方向の焦点検出領域501と垂直方向の焦点検出領域502のいずれかを選択する。S305では、静止画撮影のためのミラーアップ動作が行われる。続いてS306では、S304で選択された焦点検出領域を用いた静止画撮影が行われる。撮影された画像は画像を撮影した際のレンズ位置に関連付けられてCPU210が内部メモリに記憶される。ステップS307では、カウンター214のカウント値を1つカウントアップし、ステップ308へと移る。ステップS308では、カウンター214のカウント値が撮影枚数mに達したかどうかが判定される。撮影枚数mに達していればステップS310へと移り、撮影枚数mに達していなければステップS309においてミラーダウン動作を経てからS303へと戻る。ステップS310では、ミラーダウン動作が行われる。そして、ステップS311へと移り、フォーカスブラケット撮影が完了する。
図11は本実施形態に係るフォーカスブラケット撮影のフローチャートである。本実施形態におけるS301およびS302はそれぞれ第1の実施形態中のS101およびS102に相当する。S303では、S003のAF動作により取得した情報をもとにレンズをどの位置に駆動するかを決める。S304では、S303で定めたそれぞれの位置で、ミラーダウン状態のままAF動作を行う(焦点のずれ量を検出する)。このとき、レンズ位置の微調整を行うとともに、水平方向の焦点検出領域501と垂直方向の焦点検出領域502のいずれかを選択する。S305では、静止画撮影のためのミラーアップ動作が行われる。続いてS306では、S304で選択された焦点検出領域を用いた静止画撮影が行われる。撮影された画像は画像を撮影した際のレンズ位置に関連付けられてCPU210が内部メモリに記憶される。ステップS307では、カウンター214のカウント値を1つカウントアップし、ステップ308へと移る。ステップS308では、カウンター214のカウント値が撮影枚数mに達したかどうかが判定される。撮影枚数mに達していればステップS310へと移り、撮影枚数mに達していなければステップS309においてミラーダウン動作を経てからS303へと戻る。ステップS310では、ミラーダウン動作が行われる。そして、ステップS311へと移り、フォーカスブラケット撮影が完了する。
本実施形態では、各ブラケット画像ごとに、撮影時に使用された焦点検出領域が異なる場合がある。
本実施形態では、S1000における焦点検出領域の判別は、S003のAF動作で使用された焦点検出領域を判別し、S1020で該焦点検出領域の向きに長く各ブラケット画像の表示領域を選択する。
また、ブラケット画像によって撮影に使用された焦点検出領域の向きが異なる場合は、実際に使用された焦点検出領域の判別を行い、より多く使用されていた焦点検出領域の向きに長く各ブラケット画像について表示領域を設定してもよい。
[他の実施形態]
前述した実施形態では、焦点検出装置207がラインセンサを有する、位相差AF方式の撮像装置を例示したが、焦点の検出がコントラストAF方式による撮像装置であっても良い。この場合、撮像装置はラインセンサ等の焦点検出用センサを持たず、撮像素子からの画像信号に基づいて生成される画像の鮮鋭度検出(コントラスト状態検出)によって焦点状態を検出する。S1010において、撮像素子の画素の読み出し方向(エッジを検出する方向)に応じて表示領域を選択する。つまり、撮像素子の画素を水平方向に読み出す場合は、画像中の合焦した部分を含む垂直方向に長い表示領域を選択し、垂直方向に読み出す場合は、画像中の合焦した部分を含む水平方向に長い表示領域を選択する。
前述した実施形態では、焦点検出装置207がラインセンサを有する、位相差AF方式の撮像装置を例示したが、焦点の検出がコントラストAF方式による撮像装置であっても良い。この場合、撮像装置はラインセンサ等の焦点検出用センサを持たず、撮像素子からの画像信号に基づいて生成される画像の鮮鋭度検出(コントラスト状態検出)によって焦点状態を検出する。S1010において、撮像素子の画素の読み出し方向(エッジを検出する方向)に応じて表示領域を選択する。つまり、撮像素子の画素を水平方向に読み出す場合は、画像中の合焦した部分を含む垂直方向に長い表示領域を選択し、垂直方向に読み出す場合は、画像中の合焦した部分を含む水平方向に長い表示領域を選択する。
さらに、焦点の検出が撮像面位相差AF方式による撮像装置であってもよい。この場合、撮像装置は、焦点のずれ量を検出に用いることができる画素(焦点検出用画素)を有する撮像素子を備える。像面位相差AF方式によれば、少なくとも2方向について焦点のずれ量を検出することができる。S1010において、焦点のずれ量を検出する方向に応じて表示領域を選択する。つまり、撮像素子の画素を水平方向に読み出す場合は、焦点検出領域を含む垂直方向に長い表示領域を選択し、垂直方向に読み出す場合は、焦点検出領域を含む水平方向に長い表示領域を選択する。
また、前述した実施形態においては、水平垂直方向の2方向の焦点検出領域を持つものを示しているが、焦点検出領域が水平でも垂直でもない斜め方向の領域であってもよい。この場合は必ずしも焦点検出領域の方向に直交する向きに画像を並べなくても良い。
本発明は、前述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 フォーカスレンズ
200 撮像装置
207 焦点検出装置
209 撮像素子
210 CPU
212 表示装置
500 撮像領域
501 502 焦点検出領域
503 504 表示領域
510 520 黒線パターン(主被写体)
200 撮像装置
207 焦点検出装置
209 撮像素子
210 CPU
212 表示装置
500 撮像領域
501 502 焦点検出領域
503 504 表示領域
510 520 黒線パターン(主被写体)
Claims (54)
- レンズの焦点位置を変化させて複数の画像を順次取得するブラケット撮影手段と、
前記ブラケット撮影手段が取得した前記複数の画像について複数の焦点検出領域の中から一つを選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された焦点検出領域に対応した表示領域を複数並べて表示する表示手段と、を有し、
前記表示手段は、前記選択手段によって選択された焦点検出領域に応じて、並べて表示する複数の配列方向を変更することを特徴とする撮像装置。 - 前記選択手段は前記複数の焦点検出領域から得られた評価値に基づき前記複数の焦点検出領域の中から自動的に一つを選択することを特徴する請求項1に記載の撮像装置。
- 前記評価値は、少なくとも縦線成分と横線成分との割合に基づく値である請求項2に記載の撮像装置。
- 前記選択手段はユーザーの操作に応じて複数の焦点検出領域の中から一つを選択することを特徴する請求項1に記載の撮像装置。
- 前記ブラケット撮影をした際のレンズ位置に関するデータを前記ブラケット撮影によって取得された各画像に関連付けて記憶する記憶手段を有し、
前記表示手段によって表示された前記複数の表示領域の中からユーザーによって選択された表示領域に関連付けられたレンズ位置に関するデータに基づき、フォーカスレンズを駆動する制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記レンズ位置は、レンズの駆動量に関するデータを含む請求項5に記載の撮像装置。
- 前記表示領域は、ブラケット撮影によって取得された画像の一部分であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の撮像装置。
- 前記表示手段は、前記主被写体の縦線成分が横線成分よりも所定の割合以上多い場合には縦線に基づく方向に前記複数の表示領域を並べて表示し、
前記主被写体の横線成分が縦線成分よりも所定の割合以上多い場合には横線に基づく方向に前記複数の表示領域を並べて表示することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記主被写体の縦線成分が横線成分と比べて所定の割合未満である場合、又は横線成分が縦線成分と比べて所定の割合未満である場合には、予め決められた方向に前記複数の表示領域を並べて表示することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
- 主被写体は、合焦すべき被写体である請求項8又は請求項9に記載の撮像装置。
- 前記表示手段が並べて表示した前記複数の表示領域のうち1つについて表示倍率が変更された場合には、他の表示領域についても同様に表示倍率を変更することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記表示手段が並べて表示した前記複数の表示領域のうち少なくとも1つについて表示領域が変更された場合には、他の画像の表示領域についても同様に変更することを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 表示手段によって表示された複数の画像の表示領域に共通する画像パターンのうち、線の幅が最も狭いパターンを自動的に選択することを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 表示手段によって表示された複数の画像からユーザーが少なくとも1つの画像を選択した場合に、前記表示手段は当該選択された画像の幅または高さを広げて表示することを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 撮影レンズの異なる位置を透過し結像された一対の被写体像を一対の被写体像信号に光電変換する焦点検出センサと、
前記焦点検出センサが光電変換した一対の被写体像信号を用いて焦点のずれ量を検出する焦点検出手段と、
を有し、
前記焦点検出手段が焦点のずれ量を検出する方向と、前記複数の表示領域を並べて表示する方向とが同じ方向である請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 視差の異なる2つの像信号を出力することができる撮像素子と、
前記撮像素子から出力された視差の異なる2つの像信号を用いて焦点のずれ量を検出する焦点検出手段と、を有し、
前記焦点検出手段が焦点のずれ量を検出する方向と、前記複数の表示領域を並べて表示する方向とが同じ方向である請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 光信号を画像信号に光電変換する撮像素子と、
前記画像信号のコントラスト状態を検出するコントラスト状態検出手段、とを有し、
前記コントラストの状態を検出する方向と前記複数の表示領域を並べて表示する方向とが同じ方向であることを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載の撮像装置。 - レンズの焦点位置を変化させて複数の画像を順次取得するブラケット撮影手段と、
水平方向の評価値と垂直方向の評価値とを取得する取得手段と、
前記ブラケット撮影手段が取得した前記複数の画像のそれぞれについて表示領域を選択し、複数の前記表示領域を並べて表示する表示手段と、を有し、
前記表示手段は主被写体に対する前記水平方向の評価値が前記垂直方向の評価値よりも高い場合は、垂直方向に対して水平方向に長い表示領域を選択して表示し、前記垂直方向の評価値が前記水平方向の評価値よりも高い場合は、水平方向に対して垂直方向に長い表示領域を選択して表示することを特徴とする撮像装置。 - 前記表示手段は、前記水平方向の評価値と前記垂直方向の評価値とが同じ場合は、予め決められた方向に長い表示領域を表示することを特徴とする請求項18に記載の撮像装置。
- 前記評価値は、少なくとも縦線成分と横線成分との割合に基づく値である請求項19に記載の撮像装置。
- 前記取得手段は、主被写体に対する水平方向の評価値と垂直方向の評価値とを対応する焦点検出領域について取得することを特徴とする請求項18乃至請求項20のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記ブラケット撮影をした際のレンズ位置に関するデータを前記ブラケット撮影によって取得された各画像に関連付けて記憶する記憶手段を有し、
前記表示手段によって表示された前記複数の表示領域の中からユーザーによって選択された表示領域に関連付けられたレンズ位置に関するデータに基づき、フォーカスレンズを駆動する制御手段を有することを特徴とする請求項18乃至請求項21のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記レンズ位置は、レンズの駆動量に関するデータを含む請求項22に記載の撮像装置。
- 前記表示領域は、ブラケット撮影によって取得された画像の一部分であることを特徴とする請求項18乃至請求項23のいずれか一項に記載の撮像装置。
- 前記表示手段は、前記主被写体の縦線成分が横線成分よりも所定の割合以上多い場合には縦線に基づく方向に前記複数の表示領域を並べて表示し、
前記主被写体の横線成分が縦線成分よりも所定の割合以上多い場合には横線に基づく方向に前記複数の表示領域を並べて表示することを特徴とする請求項18乃至請求項24のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記主被写体の縦線成分が横線成分と比べて所定の割合未満である場合、又は横線成分が縦線成分と比べて所定の割合未満である場合には、予め決められた方向に前記複数の表示領域を並べて表示することを特徴とする請求項25に記載の撮像装置。
- 主被写体は、合焦すべき被写体である請求項18、請求項21、請求項25、及び請求項26のいずれか一項に記載の撮像装置。
- 前記表示手段が並べて表示した前記複数の表示領域のうち1つについて表示倍率が変更された場合には、他の表示領域についても同様に表示倍率を変更することを特徴とする請求項18乃至請求項27のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記表示手段が並べて表示した前記複数の表示領域のうち少なくとも1つについて表示領域が変更された場合には、他の画像の表示領域についても同様に変更することを特徴とする請求項18乃至請求項28のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 表示手段によって表示された複数の画像の表示領域に共通する画像パターンのうち、線の幅が最も狭いパターンを自動的に選択することを特徴とする請求項18乃至請求項29のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 表示手段によって表示された複数の画像からユーザーが少なくとも1つの画像を選択した場合に、前記表示手段は当該選択された画像の幅または高さを広げて表示することを特徴とする請求項18乃至請求項30のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 撮影レンズの異なる位置を透過し結像された一対の被写体像を一対の被写体像信号に光電変換する焦点検出センサと、
前記焦点検出センサが光電変換した一対の被写体像信号を用いて焦点のずれ量を検出する焦点検出手段と、
を有し、
前記焦点検出手段が焦点のずれ量を検出する方向と、前記複数の表示領域を並べて表示する方向とが同じ方向である請求項18乃至請求項31のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 視差の異なる2つの像信号を出力することができる撮像素子と、
前記撮像素子から出力された視差の異なる2つの像信号を用いて焦点のずれ量を検出する焦点検出手段と、を有し、
前記焦点検出手段が焦点のずれ量を検出する方向と、前記複数の表示領域を並べて表示する方向とが同じ方向である請求項18乃至請求項31のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 光信号を画像信号に光電変換する撮像素子と、
前記画像信号のコントラスト状態を検出するコントラスト状態検出手段、とを有し、
前記コントラストの状態を検出する方向と前記複数の表示領域を並べて表示する方向とが同じ方向であることを特徴とする請求項18乃至請求項31のいずれか1項に記載の撮像装置。 - レンズの焦点位置を変化させて複数の画像を順次取得するブラケット撮影手段と、
焦点検出のために、所定の視差をもって撮影された2像のずれ量の検出を行う検出手段と、
前記ブラケット撮影手段が取得した前記複数の画像のそれぞれについて表示領域を選択し、複数の前記表示領域を並べて表示する表示手段と、を有し、
前記検出手段は、前記画像を順次取得する際に、前記検出手段によって焦点検出のための像のずれ量の検出を行い、
前記表示手段は、前記検出手段による2像のずれ量を検出する方向に直交する方向の長さよりも前記2像のずれ量を検出する方向の長さが長くなるように表示領域を選択して表示する撮像装置。 - 前記ブラケット撮影をした際のレンズ位置に関するデータを前記ブラケット撮影によって取得された各画像に関連付けて記憶する記憶手段を有し、
前記表示手段によって表示された前記複数の表示領域の中からユーザーによって選択された表示領域に関連付けられたレンズ位置に関するデータに基づき、フォーカスレンズを駆動する制御手段を有することを特徴とする請求項35に記載の撮像装置。 - 前記レンズ位置は、レンズの駆動量に関するデータを含む請求項36に記載の撮像装置。
- 前記表示領域は、ブラケット撮影によって取得された画像の一部分であることを特徴とする請求項35乃至請求項37のいずれか一項に記載の撮像装置。
- 前記表示手段は、前記主被写体の縦線成分が横線成分よりも所定の割合以上多い場合には縦線に基づく方向に前記複数の表示領域を並べて表示し、
前記主被写体の横線成分が縦線成分よりも所定の割合以上多い場合には横線に基づく方向に前記複数の表示領域を並べて表示することを特徴とする請求項35乃至請求項38のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記主被写体の縦線成分が横線成分と比べて所定の割合未満である場合、又は横線成分が縦線成分と比べて所定の割合未満である場合には、予め決められた方向に前記複数の表示領域を並べて表示することを特徴とする請求項39に記載の撮像装置。
- 主被写体は、合焦すべき被写体である請求項39又は請求項40に記載の撮像装置。
- 前記表示手段が並べて表示した前記複数の表示領域のうち1つについて表示倍率が変更された場合には、他の表示領域についても同様に表示倍率を変更することを特徴とする請求項35乃至請求項41のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記表示手段が並べて表示した前記複数の表示領域のうち少なくとも1つについて表示領域が変更された場合には、他の画像の表示領域についても同様に変更することを特徴とする請求項35乃至請求項42のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 表示手段によって表示された複数の画像の表示領域に共通する画像パターンのうち、線の幅が最も狭いパターンを自動的に選択することを特徴とする請求項35乃至請求項43のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 表示手段によって表示された複数の画像からユーザーが少なくとも1つの画像を選択した場合に、前記表示手段は当該選択された画像の幅または高さを広げて表示することを特徴とする請求項35乃至請求項44のいずれか1項に記載の撮像装置。
- レンズの焦点位置を変化させて複数の画像を順次取得するブラケット撮影によって取得された画像について、
前記ブラケット撮影により取得した前記複数の画像について複数の焦点検出領域の中から一つを選択する選択ステップと、前記選択手段によって選択された焦点検出領域に対応した表示領域を複数並べて表示する表示ステップと、を有し、
前記表示ステップは、前記選択手段によって選択された焦点検出領域に応じて、並べて表示する複数の配列方向を変更することを特徴とする画像の表示方法。 - レンズの焦点位置を変化させて複数の画像を順次取得するブラケット撮影によって取得された画像について、
水平方向の評価値と垂直方向の評価値とを取得する取得ステップと、
前記ブラケット撮影ステップにおいて取得した前記複数の画像のそれぞれについて表示領域を選択し、複数の前記表示領域を並べて表示する表示ステップと、を有し、
前記表示ステップでは、前記水平方向の評価値が前記垂直方向の評価値よりも高い場合には、垂直方向に対して水平方向に長い表示領域を選択して表示し、前記垂直方向の評価値が前記水平方向の評価値よりも高い場合には、水平方向に対して垂直方向に長い表示領域を選択して表示することを特徴とする画像の表示方法。 - レンズの焦点位置を変化させて複数の画像を順次取得するブラケット撮影によって取得された画像について、
前記ブラケット撮影の際に所定の視差をもって撮影された2像のずれ量を検出する焦点検出ステップと、
前記ブラケット撮影により取得した前記複数の画像のそれぞれについて表示領域を選択する選択ステップと、
前記選択ステップで選択された複数の表示領域を並べて表示する表示ステップと、を有し、
前記表示ステップは、焦点検出ステップにおける2像のずれ量を検出する方向に直交する方向の長さよりも前記2像のずれ量を検出する方向の長さが長くなるように表示領域を選択することを特徴とする画像の表示方法。 - レンズの焦点位置を変化させて複数の画像を順次取得するブラケット撮影によって取得された画像について、
前記ブラケット撮影により取得した前記複数の画像について複数の焦点検出領域の中から一つを選択する選択ステップと、前記選択手段によって選択された焦点検出領域に対応した表示領域を複数並べて表示する表示ステップと、を有し、
前記表示ステップは、前記選択手段によって選択された焦点検出領域に応じて、並べて表示する複数の配列方向を変更する画像の表示方法を実行させるためのプログラム。 - レンズの焦点位置を変化させて複数の画像を順次取得するブラケット撮影によって取得された画像について、
水平方向の評価値と垂直方向の評価値とを取得する取得ステップと、
前記ブラケット撮影ステップにおいて取得した前記複数の画像のそれぞれについて表示領域を選択し、複数の前記表示領域を並べて表示する表示ステップと、を有し、
前記表示ステップでは、前記水平方向の評価値が前記垂直方向の評価値よりも高い場合には、垂直方向に対して水平方向に長い表示領域を選択して表示し、前記垂直方向の評価値が前記水平方向の評価値よりも高い場合には、水平方向に対して垂直方向に長い表示領域を選択して表示する画像の表示方法を実行させるためのプログラム。 - レンズの焦点位置を変化させて複数の画像を順次取得するブラケット撮影によって取得された画像について、
前記ブラケット撮影の際に所定の視差をもって撮影された2像のずれ量を検出する焦点検出ステップと、
前記ブラケット撮影により取得した前記複数の画像のそれぞれについて表示領域を選択する選択ステップと、
前記選択ステップで選択された複数の表示領域を並べて表示する表示ステップと、を有し、
前記表示ステップは、焦点検出ステップにおける2像のずれ量を検出する方向に直交する方向の長さよりも前記2像のずれ量を検出する方向の長さが長くなるように表示領域を選択する画像の表示方法を実行させるためのプログラム。 - レンズの焦点位置を変化させて複数の画像を順次取得するブラケット撮影によって取得された画像について、
前記ブラケット撮影により取得した前記複数の画像について複数の焦点検出領域の中から一つを選択する選択ステップと、前記選択手段によって選択された焦点検出領域に対応した表示領域を複数並べて表示する表示ステップと、を有し、
前記表示ステップは、前記選択手段によって選択された焦点検出領域に応じて、並べて表示する複数の配列方向を変更する画像の表示方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。 - レンズの焦点位置を変化させて複数の画像を順次取得するブラケット撮影によって取得された画像について、
水平方向の評価値と垂直方向の評価値とを取得する取得ステップと、
前記ブラケット撮影ステップにおいて取得した前記複数の画像のそれぞれについて表示領域を選択し、複数の前記表示領域を並べて表示する表示ステップと、を有し、
前記表示ステップでは、前記水平方向の評価値が前記垂直方向の評価値よりも高い場合には、垂直方向に対して水平方向に長い表示領域を選択して表示し、前記垂直方向の評価値が前記水平方向の評価値よりも高い場合には、水平方向に対して垂直方向に長い表示領域を選択して表示する画像の表示方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。 - レンズの焦点位置を変化させて複数の画像を順次取得するブラケット撮影によって取得された画像について、
前記ブラケット撮影の際に所定の視差をもって撮影された2像のずれ量を検出する焦点検出ステップと、
前記ブラケット撮影により取得した前記複数の画像のそれぞれについて表示領域を選択する選択ステップと、
前記選択ステップで選択された複数の表示領域を並べて表示する表示ステップと、を有し、
前記表示ステップは、焦点検出ステップにおける2像のずれ量を検出する方向に直交する方向の長さよりも前記2像のずれ量を検出する方向の長さが長くなるように表示領域を選択する画像の表示方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。
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