JP2016102979A - 撮像装置および撮像装置の制御方法 - Google Patents

撮像装置および撮像装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 検出されたデフォーカス量を用いてAF調整値を設定する場合に、大きな誤差を含むAF調整値が設定されるのを防ぐ。【解決手段】 フォーカスブラケット撮影モードにおいて、異なる複数のレンズ位置にフォーカスレンズを移動するように制御し、複数のレンズ位置それぞれにおいて、画像の撮像とデフォーカス量の検出を行い、複数の画像の中から選択された画像に対応するデフォーカス量に基づいて調整値を算出する。検出されたデフォーカス量が所定の条件を満たす場合、当該デフォーカス量に基づく調整値の設定が制限される。【選択図】 図6

Description

本発明は、自動焦点調節機能を有する撮像装置に関するものである。
一眼レフカメラなどの撮像装置の自動焦点調節機能(AF)として、交換レンズ内の撮影光学系を通過した光により形成された一対の像信号の位相差から撮影光学系の焦点状態(デフォーカス量)を検出する位相差検出方式によるAFが知られている。このような位相差検出方式によるAFを用いてピント合わせを行う際に、種々の原因によりピント誤差が生じる場合がある。例えば、特にレンズ交換式のカメラシステムの場合には、カメラ本体と交換レンズの双方に製造上(例えば、入力された駆動信号に対して実際にフォーカスレンズが駆動される位置)の誤差を含む場合がある。あるいは、AF結果を補正するための補正値(例えば、焦点検出結果に基づくフォーカスレンズ位置の演算結果と真に合焦が得られるフォーカスレンズ位置とのずれを補正する値)の誤差を含む場合がある。このような誤差があると、許容量より大きくピントがずれてしまう可能性がある。
そこで、使用者が位相差検出方式によるAF結果を任意に微調節するための機能(AFマイクロアジャストメント)が知られている。この機能では、使用者が所望のAF調整値を予め撮像装置に設定し、実際の撮影時に焦点調節を行う際に、設定されたAF調整値を用いてピント位置を調整する。
しかしながら、従来の方法では、使用者が期待するピントの画像を得るには、AF調整値を入力する作業と、設定したAF調整値で撮影して画像を確認する作業を繰り返す必要がある。そこで、使用者がより簡単に所望のAF調整値を設定するための方法が提案されている。
特許文献1では、所定幅ずつフォーカスレンズを移動させて、複数の異なるレンズ位置それぞれにおいて画像の撮影を順次自動的に行うことが開示されている(フォーカスブラケット撮影)。そして、撮影された複数枚の画像の中から使用者に選択された画像に対応するピント位置変位量を基に、位相差検出方式のAFを行う際の補正値を決定することが開示されている。特許文献1に記載された方法によれば、使用者は複数枚の撮影画像の中から所望のピントの画像を選択することで、意図通りのAF補正値(調整値)を簡単に設定することができる。
特開2005−109621号公報
特許文献1では、AFブラケットステップ量とブラケット回数に応じてピント位置変位量を取得するが、各レンズ位置でデフォーカス量を検出した場合に、種々の誤差要因により上述のピント位置変位量と一致しない可能性がある。そこで、より精度の良いAF調整値を取得するために、各レンズ位置でデフォーカス量を検出し、検出されたデフォーカス量に基づいてAF調整値を算出することが想定される。
しかしながら、フォーカスブラケット撮影中に被写体が移動した場合や、デフォーカス量の検出誤差が大きい場合などは、デフォーカス量に基づいてAF調整値を算出すると大きな誤差を含むおそれがある。このように大きな誤差を含むAF調整値を実際の撮影時の調整に用いると、AF精度が悪化してしまう問題がある。
そこで、本発明の目的は、検出されたデフォーカス量を用いてAF調整値を設定する場合に、大きな誤差を含むAF調整値が設定されるのを防ぐことである。
上記目的に鑑みて、第1の本発明は、焦点検出結果の調整に用いる調整値を記憶部に設定するための調整モードを有する撮像装置であって、被写体像を光電変換して画像の撮像を行う撮像処理手段と、デフォーカス量を検出する焦点検出手段と、フォーカスレンズの位置を制御する制御手段と、前記焦点検出手段による検出結果の調整に用いる前記調整値を算出する算出手段とを有し、前記調整モードにおいて、前記制御手段は、異なる複数のレンズ位置に前記フォーカスレンズを移動するように制御し、前記複数のレンズ位置の各レンズ位置において、前記撮像処理手段による画像の撮像と前記焦点検出手段によるデフォーカス量の検出を行い、前記算出手段は、複数の前記画像の中から選択された画像に対応する前記デフォーカス量に基づいて前記調整値を算出し、前記焦点検出手段により検出されたデフォーカス量が所定の条件を満たす場合、当該デフォーカス量に基づく前記調整値の設定が制限されることを特徴とする。
第2の本発明は、焦点検出結果の調整に用いる調整値を記憶部に設定するための調整モードを有する撮像装置であって、被写体像を光電変換して画像の撮像を行う撮像処理手段と、デフォーカス量を検出する焦点検出手段と、フォーカスレンズの位置を制御する制御手段と、前記焦点検出手段による検出結果の調整に用いる前記調整値を算出する算出手段とを有し、前記調整モードにおいて、前記制御手段は、異なる複数のレンズ位置に前記フォーカスレンズを移動するように制御し、前記複数のレンズ位置の各レンズ位置において、前記撮像処理手段による画像の撮像と前記焦点検出手段によるデフォーカス量の検出、前記デフォーカス量に基づく前記算出手段による前記調整値の算出を行い、複数の前記画像の中から選択された画像に対応する前記調整値が設定され、前記算出手段により算出された調整値が所定の条件を満たす場合、算出された当該調整値の設定が制限されることを特徴とする。
本発明によれば、検出されたデフォーカス量を用いてAF調整値を設定する場合に、大きな誤差を含むAF調整値が設定されるのを防ぐことができる。
本実施形態における撮像装置の概略図である。 本実施形態におけるAF調整値設定処理を説明するフローチャートである。 本実施形態におけるフォーカスブラケット撮影時のレンズ駆動を説明する図である。 本実施形態における位相差検出方式の光学の構成を示す模式図である。 本実施形態における第1の調整モードおよび第2の調整モードの表示画面の一例を示す図である。 実施例1におけるフォーカスブラケット撮影処理を説明するフローチャートである。 本実施形態におけるワンショットAF処理を説明するフローチャートである。 実施例1におけるエラー判定閾値の設定処理を説明するフローチャートである。 フォーカスブラケット撮影中のデフォーカス量の変化量を説明する図である。 本実施形態における警告画面の表示を説明する図である。 実施例1の変形例におけるフォーカスブラケット撮影処理を説明するフローチャートである。 実施例2におけるフォーカスブラケット撮影処理を説明するフローチャートである。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
<実施例1>
以下、本発明に係る実施例1の撮像装置について、図面を参照しながら説明する。図1において、カメラ本体200の前面にレンズユニット100が着脱可能に装着されている。カメラ本体200とレンズユニット100はマウント接点群104を介して電気的に接続される。
まず、レンズユニット100の構成について説明する。撮影レンズ101は、焦点調節のためのフォーカスレンズを含む。図1において、撮影レンズ101は1枚で示されているが、複数枚のレンズからなるレンズ群であってもよい。また、撮影レンズ101には、変倍のためのズームレンズや固定レンズを含んでもよい。絞り105は、カメラ本体200内に入射する光の量を調節する。撮影レンズ101と絞り105によって撮影光学系が構成される。
レンズ制御部103は、マウント接点群104を介してカメラ本体200とデータ通信を行い、カメラ本体200からの指示に基づいてレンズ駆動源102を制御することで、撮影レンズ101の位置を制御する。レンズ駆動源102は、撮影レンズ101を動かすための駆動源であり、ステッピングモータなどを用いて構成される。
次に、カメラ本体200の構成について説明する。撮像素子209(撮像処理手段)は、CCDセンサーやCMOSセンサー等を用いて構成され、撮像光学系を通過した光束によって形成される被写体像を光電変換して、撮像信号を出力する。シャッター208は、撮像素子209に入射する光量を制限する。
半透過部を有する主ミラー201は、撮影時には撮影光束外へ退避し、焦点検出時には撮影光束内(光路中)に斜設される。図1では、主ミラー201が撮影光束内に挿入された状態(ミラーダウン)を示している。また、主ミラー201は、撮影光束内に斜設された状態で、撮影光学系を通過した光束の一部をピント板203、ペンタプリズム204、及び、接眼レンズ205から構成されるファインダ光学系に導く。また、主ミラー201によって反射された光束は、測光ユニットに入射し、撮影光学系を通過した被写体光学像の輝度信号と色差信号が検出される。
サブミラー202は、主ミラー201の動作に同期して主ミラー201に対して折り畳み、展開可能に構成されている。主ミラー201の半透過部を通過した光束の一部は、サブミラー202によって下方へ反射され、位相差方式の焦点検出ユニット207に入射し、フォーカスレンズの焦点状態が検出される。焦点検出ユニット207については、図4を用いて後述する。
カメラ本体200全体の制御を司るシステム制御部210は、CPUと、記憶装置であるRAMなどを用いて構成される。システム制御部210は、マウント接点群104を介してレンズ制御部103とデータ通信を行い、撮影レンズ101の駆動命令を送信する。
表示部としてのディスプレイユニット212は、撮影情報や撮影画像を表示し、ユーザーが確認できるようにするものである。ディスプレイユニット212への表示は、システム制御部210によって制御される。
操作部213は、システム制御部210に接続され、カメラ本体200の電源をオン・オフするための電源スイッチ、レリーズボタンなど、カメラ本体200を操作するための操作部材が設けられている。これらのスイッチやボタンを操作すると、その操作に応じた信号がシステム制御部210に入力される。なお、レリーズボタンには、使用者により操作されるレリーズボタンの第1ストローク操作(半押し操作)によりONするレリーズスイッチSW1と、第2ストローク操作(全押し操作)によりONするレリーズスイッチSW2とが接続されている。
カウンター214は、システム制御部210に接続され、ブラケット撮影を行う際の撮影回数をカウントする。カウンター214の計数値リセットは、システム制御部210により行われる。
EEPROMなどの記憶部211には、カメラ本体200固有のID情報(識別情報)や、基準レンズ(本カメラの工場調整時に用いられる撮影レンズ)を用いて調整された、撮影に関するパラメータの調整値等が記憶されている。EEPROMなどの記憶部211への記憶処理は、システム制御部210により行われる。
一方、レンズユニット100において、該レンズユニット100の焦点距離や開放絞り値等の性能情報、該レンズユニット100を識別するための固有の情報であるレンズID(識別)情報を記憶するメモリ(不図示)が設けられている。このメモリには、システム制御部210から通信により受け取った情報も記憶される。また、後述するエラー判定閾値ErrThの設定において使用するレンズの駆動量誤差に関する情報も、性能情報の一部としてメモリに記憶されている。なお、性能情報およびレンズID情報は、カメラ本体200への装着時における初期通信により、レンズ制御部103からシステム制御部210に送信される。システム制御部210は、受信したこれらの情報を記憶部211に記憶する。
次に、本実施例に関わる撮像装置に備えられた位相差検出方式の焦点検出ユニット207の構成について、図4の模式図を用いて説明する。なお、図4において、図1と同じ構成要素には同じ参照番号を付している。
図4において、予定焦点面の付近に配置されたフィールドレンズ401、2つのレンズからなる2次結像系のレンズ402aと402bが示されている。また、2次結像系の2つのレンズ402aと402bに対応してその後方に配置された2つのラインセンサー列403aと403bを含む光電変換素子403、2つの開口部404aと404bを有する絞り404が示されている。さらに、分割された2つの領域405aと405bを含む撮影レンズ101の射出瞳405が示されている。
図4の構成において、射出瞳405は、絞り404を投影しているので径は小さく、光電変換素子403から取り出される信号はぼけにくくはっきりとした信号となる。したがって、例えば撮影レンズ101を図中左方に大きく繰り出して、撮像素子209より左方に光束が結像しても、光電変換素子403上の一対の像信号はぼけずに矢印Aの方向に変位する。光電変換素子403で生成された、焦点検出領域(測距点)に対応する一対の像信号の相対的なずれ量を検出することで、撮影レンズ101の焦点状態が検出される。そして、焦点状態の検出結果に基づいて、システム制御部210は、撮影レンズ101(フォーカスレンズ)の駆動を制御することで、焦点調節を行うことが可能である。なお、撮影レンズ101を図中右方に繰り込んだ場合、光電変換素子403上の一対の像信号は、図中矢印Aの方向とは反対方向に変位する。
次に、本実施例におけるAFマイクロアジャストメントについて説明する。本実施例における撮像装置は、AFマイクロアジャストメント機能を有している。背景技術で説明したように、AFマイクロアジャストメントは、AF用の調整値を予め撮像装置に設定することで、撮影時に焦点調節を行う際に、設定された調整値を用いてピント位置を調整するための機能である。
また、本実施例のAFマイクロアジャストメントでは、AF調整値(以下、調整値、調整情報とも言う)の設定方法が異なる2つのモードを選択可能である。具体的には、使用者が調整値を手動で任意の値に設定する第1の調整モードと、ピント位置をずらして複数枚の画像を撮影(フォーカスブラケット撮影)し、その中から使用者が選択した画像に応じて調整値を設定する第2の調整モードである。なお、本実施例で説明するフォーカスブラケット撮影処理は、第2の調整モードのみを備える撮像装置においても適用可能である。
図5(a)は、第1の調整モードにおける調整値の設定画面の一例を示す図である。図5(a)に示すように、本実施例では、使用者が調整値を±20の範囲で1刻みに任意に設定可能である。ここで、調整値1あたりのピント補正量は、(1/16)×Fδ(F:撮影レンズの開放F値、δ:許容錯乱円)である。使用者が設定した調整値を用いて、位相差検出方式のAFを行って検出されたピント位置が調整される。図5(a)中の0は、カメラ本体200が工場出荷時に設定された基準位置である。
次に、図2を参照して、本実施例におけるAFマイクロアジャストメントで調整値を設定するための処理について説明する。図2は、メニュー画面等からAFマイクロアジャストメント機能が選択された場合に行われるAF調整値設定処理を示すフロー図である。
まずステップS201において、システム制御部210は、第1の調整モードと第2の調整モードのどちらが選択されたかを判定する。第1の調整モードが選択された場合はステップS206へ、第2の調整モードが選択された場合はステップS202へ進む。
ステップS206へ進んだ場合、システム制御部210は、ディスプレイユニット212に図5(a)で示したような設定画面を表示するよう制御する。設定画面が表示された状態において、使用者は、所望の調整値を設定することができる。
ステップS207では、システム制御部210は、調整値が更新されたかどうかを判定する。調整値が更新されたらステップS208へ、調整値が更新されなければステップS209へ進む。ステップS208では、システム制御部は、図5(a)で示した調整値の設定画面の表示を、更新された調整値に応じて更新する。
ステップS209では、調整値の設定画面を終了する操作が行われたかどうかを判定する。調整値の設定画面を終了する操作が行われた場合は、ステップS204へ進む。調整値の設定画面を終了する操作が行われなければ、ステップS206へ戻る。
一方、ステップS202に進んだ場合、システム制御部210は、ディスプレイユニット212にフォーカスブラケット撮影用の画面表示を行うよう制御する。図5(b)は、フォーカスブラケット撮影用の画面表示の一例である。本実施例ではピントをずらしながら最大9枚の画像を撮影することとするが、最大撮影枚数はこれに限定されるものではない。図5(b)の画面から使用者によりフォーカスブラケット撮影の開始が指示されると、ステップS203に進み、フォーカスブラケット撮影が行われる。フォーカスブラケット撮影の詳細については、図6を用いて後述する。
ステップS204では、システム制御部210は、第1の調整モードで設定された調整値または第2の調整モードで算出された調整値を登録するか否かを判定する。調整値の登録を更新しない場合は、本フローを終了する。調整値の登録を更新する場合はステップS205へ進む。
ステップS205では、システム制御部210は、第1の調整モードで設定された調整値または第2の調整モードで算出された調整値を記憶部211に記憶する。なお、調整値は、初期通信でレンズ制御部103から受信したレンズユニット100の個体情報と関連づけて記憶される。調整値の登録が更新されると、本フローを終了する。
次に、本実施例における第2の調整モードで実行されるフォーカスブラケット撮影動作について説明する。まず、図3を用いてフォーカスブラケット撮影動作の概要を説明する。
図3において、上下方向の矢印301〜310は、フォーカスレンズの駆動方向と駆動量を示している。図中の破線300は、後述するワンショットAFで得られる合焦位置を示している。破線300で示される合焦位置から、矢印301で示すように一方向(至近側あるいは無限側)にフォーカスレンズを第1の駆動量動かし、そこを起点として、より細かい第2の駆動量ずつフォーカスレンズを駆動させる。本実施例では、矢印302〜310で示されるように合計9回、フォーカスレンズを第2の駆動量ずつ駆動させる。また、矢印301で示される第1の駆動量の大きさは、第2の駆動量の5倍の大きさの駆動量としている。よって、矢印302〜306で示される駆動の後、破線300で示される合焦位置に戻るというのが理想的となる。なお、矢印302で示される駆動は、レンズのガタ取りを行うための予備駆動である。結果、破線300で示される合焦位置に対し、予備駆動を除いて、至近側と無限側の両方に同じ駆動量(303から306、307から310)を割り振った形である。
また、第1の駆動量は、フォーカスレンズの合焦判定幅(合焦位置から当該幅の範囲内であれば合焦とみなす)を基準として決めるのが通常であり、合焦判定幅の2、3倍が目安となる。駆動量が大きすぎるとピントの変化が粗すぎることになり、小さすぎるとピントの変化が細かすぎて、後で複数の画像から1つを選択することが困難となる。図中の実線311〜319は、それぞれデフォーカス量の検出、および、撮影動作を行うフォーカスレンズ位置を表している。即ち、最初にワンショットAFで得られた合焦位置に対して、至近側と無限側の両方で、第2の駆動量ずつフォーカスレンズを移動しながらデフォーカス量の検出と撮影動作を所定回数分行う。
図6は、図2のステップS203におけるフォーカスブラケット撮影処理を説明するフロー図である。まずステップS601において、ワンショットAFを行う。上述した図3の破線300で示される合焦位置は、ステップS301で得られる合焦位置に相当する。
ここで、ワンショットAF処理の詳細について、図7のフロー図を用いて説明する。まずステップS701では、システム制御部210は、操作部213のレリーズスイッチSW1の状態を検出する。SW1がONであればステップS702へ進む。
ステップS702では、システム制御部210は、使用者によって選択されているAFフレームに配置されている複数の光電変換素子でデフォーカス量を検出するよう焦点検出ユニット207を制御する。1つのAFフレームに対応して、縦方向の光電変換素子と横方向の光電変換素子が配置されている場合、縦方向の光電変換素子と横方向の光電変換素子それぞれについてデフォーカス量を検出する。なお、ここでは複数のAFフレームから使用者がいずれかを選択するものとして説明するが、カメラが自動でAFフレームを選択する場合や、フォーカスブラケット撮影に用いられるAFフレームが1つの場合でも、本実施例を適用できる。
ステップS702で検出されたデフォーカス量に基づいて、ステップS703では、システム制御部210は、レンズ制御部103に駆動命令を送信して、フォーカスレンズを駆動するよう制御する。なお、複数の光電変換素子で検出されたデフォーカス量の中で、像信号の信頼性が高い光電変換素子で検出されたものがフォーカスレンズの駆動制御に用いられる。像信号の信頼性の評価については、ステップS705で後述する。ステップS704で合焦状態と判定するまでステップS702とS703の処理を繰り返し、合焦状態と判定するとステップS705へ進む。
ステップS705では、システム制御部210は、複数の光電変換素子の焦点検出結果から像信号の信頼性が最も高い光電変換素子を選択し記憶する。ここでの像信号の信頼性とは、例えば像信号のコントラストに関する値で評価される。この場合、像信号のコントラストが高いほど信頼性が高いといえる。信頼性の指標として、例えば特開2007−52072号公報にて開示されているSレベル値を用いてもよい。Sレベル値は、像信号に関する情報として、一対の像信号の一致度、エッジの数(相関変化量)、シャープネスおよび明暗比とをパラメータとする値である。ステップS705で選択される光電変換素子を後述するフォーカスブラケット撮影時の焦点検出に用いることで、より高いコントラストの像信号が得られるため、高精度にデフォーカス量を検出することができる。また、合焦位置では被写体のエッジ方向が判別しやすいため、本実施例のように合焦と判定された状態での像信号を用いて光電変換素子の選択を行うことで、被写体のエッジ方向に応じた適切な光電変換素子の選択を行うことが可能になる。
ステップS706では、システム制御部210は、ステップS705で選択した光電変換素子で所定回数N回の焦点検出(デフォーカス量の検出)を行うよう制御する。
ステップS707では、システム制御部210は、ステップS706における焦点検出の結果が有効か否かを判定する。ここでは、ステップS706で検出された焦点検出結果(デフォーカス量)のばらつきを判定に用いる。所定回数行われた焦点検出結果のばらつきが所定の基準内であれば、ステップS708に進んで「合焦OK」として処理を終了する。一方、焦点検出結果のばらつきが所定の基準より大きければ、ステップS709に進んで「合焦NG」として処理を終了する。
図7におけるワンショットAFが完了すると、図6のステップS602へ進む。ステップS702では、システム制御部210は、ステップS601のワンショットAFにおける合焦結果が有効か否かを判定する。ここでは、ステップS707で判定された結果を参照して、「合焦OK」であればステップS603へ、「合焦NG」であればステップS613へ進む。
ステップS603では、システム制御部210は、エラー判定閾値ErrThの設定を行う。このエラー判定閾値ErrThの設定方法については、図8を用いて後述する。
ステップS604では、システム制御部210は、レンズ制御部103へ駆動命令を送信して、フォーカスレンズを駆動するよう制御する。フォーカスブラケット撮影開始直後(1枚目)においては、フォーカスブラケット撮影動作を開始するレンズ位置(開始位置)までフォーカスレンズを駆動させる。フォーカスレンズの駆動が完了すると、ステップS605へ進む。
本フローでは、最終的には撮影された複数の画像から使用者が期待するピントとなる画像を使用者が1枚選ぶ。ここで、現状得られているピントに対しての微調整値を算出するためには、カメラに判断された合焦位置を基準にフォーカスブラケットを行うことが望ましい。そこで、フォーカスレンズの合焦幅(例えば絞り値Fと許容錯乱円δから得られる値)を基準として、合焦幅の定数倍の値をブラケット間隔sに設定する。そして、ブラケット撮影回数をi(本実施例ではi=9)として、合焦位置からs×{(i−1)/2+1}の距離だけ離れた位置がフォーカスブラケット撮影動作の開始位置となる。ステップS603の開始位置からブラケット間隔sに対応する駆動量ずつフォーカスレンズを駆動させることで、カメラが判断する合焦位置を基準にフォーカスブラケット撮影を行うことができる。そのため、2枚目以降のブラケット撮影においては、ステップS604でブラケット間隔s分だけフォーカスレンズを駆動させる。
ステップS605では、システム制御部210は、ステップS705で選択された光電変換素子で焦点検出を行うよう焦点検出ユニット207を制御する。光電変換素子で電荷蓄積されて生成された像信号に基づいて、デフォーカス量が算出される。なお、本実施例では、複数回デフォーカス量を検出した結果から平均値を算出し、算出された平均値をこの回の撮影におけるデフォーカス量の検出結果とする。
ステップS606では、前回のレンズ位置で記憶されたデフォーカス量からの、今回のレンズ位置でステップS606で算出されたデフォーカス量の変化量(差分)を算出する。デフォーカス量の変化量を算出したら、ステップS607へ進む。なお、1回目のブラケット撮影の場合は、ステップS606の処理は行わずにステップS607へ進む。
図9は、デフォーカス量の変化量について説明する図である。レンズ位置L1において検出されたデフォーカス量をDef1、レンズ位置L2において検出されたデフォーカス量をDef2とする。
図9(a)は、レンズ位置L1とレンズ位置L2との間で被写体の合焦位置が変化していない場合を示している。この場合、ステップS606で算出されるデフォーカス量の変化量Def1−Def2=DefDiffは、理想的にはブラケット間隔s(絞り値Fと許容錯乱円δの関数)と等しい。
一方、図9(b)は、レンズ位置L1とレンズ位置L2との間で被写体の合焦位置が変化した場合を示している。この場合、ステップS606で算出されるデフォーカス量の変化量は、レンズ移動に伴うデフォーカス量の変化量DefDiff1(理想的にはブラケット間隔s)と合焦位置の移動に伴うデフォーカス量の変化量DefDiff2を合算した値となる。すなわち、Def1−Def2=DefDiff1+DefDiff2となり、ブラケット間隔sと一致しなくなる。調整動作は被写体が移動しないことを前提として行われるものであり、図9(b)のように被写体の合焦位置が変化した場合のデフォーカス量を調整に用いることは好ましくない。
そこで、ステップS607では、ステップS606で算出されたデフォーカス量の変化量と、レンズ駆動に伴うデフォーカス量の変化量(ブラケット間隔sに相当)との差分の絶対値がエラー判定閾値ErrThより大きいかを判定する。この差分が大きい場合は、被写体が移動した可能性が高いといえることからエラーと判定する。ただし、エラー判定閾値は、ある程度の誤差は許容するように設定される。
図8を用いて、ステップS603におけるエラー判定閾値ErrThの設定方法について説明する。図8は、エラー判定閾値ErrThの設定方法を示すフロー図である。
ステップS801では、システム制御部210は、ErrThのデフォルト値として、絞り値をF、許容錯乱円をδとしたとき、深度であるFδを設定する。この値は、被写体やカメラが若干移動してしまうことを考慮して決めているが、デフォルト値の決め方はこれに限定されるものではない。
ステップS802では、システム制御部210は、装着されているレンズユニット100がレンズの駆動量誤差の小さいレンズユニットか否かを判定する。レンズの駆動量誤差が小さいレンズユニットかどうかは、カメラ本体200へのレンズユニット100装着時における初期通信で受信されて記憶部211に記憶されたレンズユニットの性能情報をもとに判定する。レンズの駆動量誤差が小さいと判定された場合はステップS803へ進み、レンズの駆動量誤差が大きいと判定された場合はステップS804へ進む。
ステップS803では、システム制御部210は、デフォーカス量の信頼度が高いか否かを判定する。この判定は、ステップS601で行ったワンショットAF動作の際に検出された結果をもとに行う。例えば、ステップS706でデフォーカス量の検出を行った際の像信号のSレベル値を所定のレベルと比較することにより、デフォーカス量の信頼度が高いか否かを判定してもよい。デフォーカス量の信頼度が高いと判定された場合は、ErrThをデフォルト値に設定したままで本フローを終了する。デフォーカス量の信頼度が低いと判定された場合は、ステップS804へ進んでErrThを2倍にする処理を行い、本フローを終了する。
ステップS802でレンズの駆動量誤差が大きいと判定された場合、ステップS805において、システム制御部210は、ステップS803と同様に、デフォーカス量の信頼度が高いか否かを判定する。デフォーカス量の信頼度が高いと判定された場合は、ステップS804へ進んでErrThを2倍にする処理を行い、本フローを終了する。デフォーカス量の信頼度が低いと判定された場合は、ステップS806へ進んでErrThを3倍にする処理を行い、本フローを終了する。
ここで、エラー判定閾値ErrThをレンズの駆動量誤差やデフォーカス量の信頼度に応じて変更する理由を説明する。レンズの駆動量誤差が大きいレンズユニットの場合、図9(a)におけるレンズ位置L2は誤差を含む可能性が高い。そのため、被写体の合焦位置が変化しなくても、デフォーカス量の変化量DefDiffがフォーカスブラケット間隔sと一致しなくなる。そのため、ErrThを小さくしてしまうと、被写体が移動していない場合でも、エラーと判定されてしまうおそれがある。そこで、レンズの駆動量誤差が大きいレンズユニットの場合は、エラー判定閾値ErrThがより大きくなるように設定する。
また、デフォーカス量の信頼度が低い場合は、デフォーカス量の誤差が大きくなる可能性が高い。この場合、図9(a)におけるデフォーカス量Def1とDef2は、それぞれ誤差を含む可能性が高い。そのため、デフォーカス量の変化量DefDiffがフォーカスブラケット間隔sと一致しなくなる。そのため、ErrThを小さくしてしまうと、被写体が移動していない場合でも、エラーと判定してしまうおそれがある。そこで、デフォーカス量の信頼度が低い場合は、ErrThがより大きくなるように設定する。
上述のようにレンズユニットの駆動誤差(駆動分解能)やデフォーカス量の信頼度に応じてエラー判定閾値を設定することにより、レンズの駆動誤差やデフォーカス値の誤差分を考慮したエラー判定が可能になる。
図6のステップS607において、ステップS606で算出されたデフォーカス値量変化量とブラケット間隔sとの差分の絶対値がエラー判定閾値ErrThより大きいと判定された場合は、ステップS613に進む。ステップS613では、後述するエラー処理が行われる。上記の差分の絶対値がエラー判定閾値ErrTh以下と判定された場合は、ステップS608に進む。
ステップS608では、ステップS605で検出されたデフォーカス量(複数回検出されたデフォーカス量の平均値)を内部メモリに記憶する。デフォーカス量を内部メモリに記憶すると、ステップS609へ進む。
ステップS609では、システム制御部210は、静止画撮影を行うよう制御する。撮影された画像は、ステップS608で記憶したデフォーカス量に関連付けられて、システム制御部210により内部メモリに記憶される。撮影画像の記憶が完了するとステップS610へ進む。
ステップS610では、システム制御部210は、撮影回数がブラケット撮影回数i(本実施形態ではi=9)に達したかどうかを判定する。撮影回数がi回に達していればステップS611へ進み、撮影回数がi回に達していなければステップS604へ戻る。
ステップS611では、システム制御部210は、ステップS609で撮影された複数枚の調整用画像をディスプレイユニット212に表示するよう制御し、使用者によって画像が選択されるのを待つ。画像が選択されるとステップS612へ進む。画像が選択されず、調整を中止する場合はステップS617へ進む。
ステップS612では、システム制御部210は、使用者が選択した画像に関連付けられて内部メモリに記憶されているデフォーカス量に基づいて、AF調整値を算出する。AF調整値は、デフォーカス量の平均値を所定の単位系(例えば、上述のFδの関数を1単位とする)に換算することで算出される。なお、AF調整値は、使用者が選択した画像における焦点状態と、ステップS601のワンショットAFで得られた合焦位置における焦点状態との差分を示す値とするのが好ましい。ピント調整値の算出が完了すると、フォーカスブラケット撮影処理を終了する。算出されたピント調整値は、実際の撮影時(記録用画像の撮影)において、焦点検出ユニット207によって検出される位相差AFの焦点検出結果を調整するのに用いられる。算出されたAF調整値を記憶して、フォーカスブラケット撮影処理を終了する。
次に、エラー処理の詳細について説明する。ステップS602で合焦結果がNGと判定された場合や、ステップS207でエラーと判定された場合、ステップS613からのエラー処理に進む。ステップS613では、ディスプレイユニット212に警告画面の表示(エラー表示)を行うことで、AF調整値の取得ができない旨を使用者に通知する。ディスプレイユニット212に警告画面表示を行う。
警告画面の表示の例を、図10(a)および図10(b)に示す。警告画面の表示では、使用者が次に行う処理を選択することが可能となっている。図10(a)の例では、調整を中止するかどうかについて、「OK1001」と「キャンセル1002」のいずれかを選択することができる。図10(b)の例では、調整に適した被写体でない旨を表示し、次に行う処理として「調整をやり直す1003」「調整を継続1004」「中止1005」のいずれかを選択することができる。本実施例の図6では、ステップS602で合焦結果NGと判定された場合は図10(a)の画面を、ステップS607で誤差が大きいと判定された場合は図10(b)の画面を表示するものとして説明するが、警告画面の表示はこれに限定されるものではない。また、本実施例では使用者が次に行う処理を選択する場合について説明するが、エラーが判定された場合に調整値設定処理を中止するようにしてもよい。なお、エラーを通知するための手段として、ディスプレイユニット212へのエラー表示以外に、LEDの点灯や音などで報知してもよい。
ステップS614およびステップS615では、図10(a)あるいは図10(b)の警告画面表示から使用者が選択した処理を判定する。図10(a)の画面で「キャンセル1002」が選択された場合や、図10(b)の画面で「調整をやり直す1003」が選択された場合は、ステップS614でYesの分岐に進む。この場合、ステップS601に戻り、フォーカスブラケット撮影動作を最初からやり直す。
また、図10(a)の画面で「OK1001」が選択された場合や、図10(b)の画面で「中止1005」が選択された場合は、ステップS614でNo、ステップS615でNoの分岐に進む。この場合、ステップS617に進み、調整値を更新しないことが判定されて、フォーカスブラケット撮影処理を終了する。すなわち、AF調整値は算出されず、また記憶部211への登録更新も行われない。ステップS617で調整値を更新しないことが判定された場合、上述した図2のステップS204でNoに進み、AF調整値を更新せずにAF調整値設定処理を終了する。
一方、図10(b)の画面で「調整を継続1004」が選択された場合(ステップS614でNo、ステップS615でYes)は、ステップS616へ進む。ステップS616では、システム制御部210は、ブラケット間隔sに対応するレンズ駆動量に基づいて予測したデフォーカス量を内部メモリに記憶する。そしてステップS609へ進んで画像の撮影を行い、フォーカスブラケット撮影のフローに戻る。
ここで、レンズ駆動量に基づくデフォーカス量の予測について、図9(b)の例を用いて具体的に説明する。図9(b)のレンズ位置L2において実際に検出されるデフォーカス量はDef2である。しかしながら、デフォーカス量の変化量Def1−Def2とフォーカスブラケット間隔sとの誤差が大きい場合には、上述の理由によりDef2をレンズ位置L2における調整値として用いることは好ましくない。そこで、フォーカスブラケット間隔sから予測されるレンズ位置L1でのデフォーカス量Def1−sをレンズ位置L2でのデフォーカス量として記憶する。あるいは、現在の撮影回数をn回として、合焦位置からの距離をデフォーカス量の単位で表すとs×{i−n−(i−1)/2}となり、この値をデフォーカス量として記憶してもよい。ステップS616からステップS609に進んだ場合は、ステップS616で予測されたデフォーカス量とステップS609で撮影された画像が関連づけられて内部メモリに記憶される。
このように、本実施例では、調整値を取得するためのフォーカスブラケット撮影中に被写体が移動したことが予測される場合でも、フォーカスブラケット間隔sから予測されるデフォーカス量を使用して調整を継続可能とする。これにより、エラーと判定されるような環境化においても調整を最初からやり直す煩わしさを軽減しつつ、誤差を含むAF調整値によるAF精度の悪化を防ぐことができる。
以上説明したように、本実施例では、フォーカスブラケット撮影の際に、異なるレンズ位置間におけるデフォーカス量の変化からエラーを判定し、エラーと判定された場合に検出されたデフォーカス量を調整値に用いることを制限する。より具体的には、各レンズ位置で検出されたデフォーカス量が、フォーカスブラケット間隔に基づいて想定される変化量から大きく外れた場合、被写体が動いた可能性が高いためエラーと判定する。これにより、誤差を含むAF調整値によって実際の撮影時(記録用の画像撮影時)にAF精度が悪化するのを防ぐことができる。また、装着されたレンズの駆動量誤差に応じてエラーを判定するための閾値を変更可能とすることで、レンズ駆動量誤差によるエラーの誤判定を防ぐことができる。また、デフォーカス量の信頼度に応じてエラーを判定するための閾値を変更可能とすることで、焦点検出誤差によるエラーの誤判定を防ぐことができる。
<実施例1の変形例>
上記実施例1では、検出されたデフォーカス量の変化に基づいてエラーを判定したが、検出されたデフォーカス量から算出された調整値の変化に基づいてエラーを判定してもよい。実施例1の変形例として、調整値の変化に基づいてエラーを判定する場合について、図11を用いて説明する。
図11は、図6に換えて、本変形例で行われるフォーカスブラケット撮影処理を示すフロー図である。図11において、図6と同様の処理については、図6と同じステップ番号を用いて記し、説明を省略する。
ステップS605でデフォーカス量を検出すると、ステップS1101に進む。ステップS1101では、システム制御部210は、ステップS1101で検出されたデフォーカス量(複数回検出されたデフォーカス量の平均値)に基づいて、AF調整値を算出する。ここでは、図6のステップS612と同様に、デフォーカス量の平均値を所定の単位系(上述のFδの関数を1単位とする)に換算することでAF調整値が算出される。
ステップS1102では、システム制御部210は、前回のレンズ位置で記憶されたAF調整値からの、今回のレンズ位置でステップS1101で算出されたAF調整値の変化量を算出する。調整値の変化量を算出したら、ステップS1103へ進む。なお、1回目のブラケット撮影の場合は、ステップS1102の処理は行わずにステップS1104へ進む。
ステップS1103では、システム制御部210は、ステップS1102で算出されたAF調整値の変化量がエラー判定閾値ErrTh1より大きいかを判定する。この差分が大きい場合は、被写体が移動した可能性が高いといえることからエラーと判定する。エラー判定閾値ErrTh1は、ブラケット間隔sをAF調整値の単位系に換算した値に基づいて設定されるが、ある程度の誤差は許容するように設定してよい。
実施例1のようにデフォーカス量を用いてエラーを判定する場合には、エラー判定閾値ErrThは深度Fδに基づいて設定されるので、AF調整値取得の度に図6のステップS603でエラー判定閾値ErrThを設定する必要がある。一方、AF調整値はデフォーカス量に対してFδの関数を1単位として換算された値である。そのため、本変形例のように調整値を用いてエラーを判定する場合には、深度Fδに依らず一律のエラー判定閾値ErrTh1を用いることができるので、AF調整値取得の度にエラー判定閾値ErrTh1を設定し直す必要がない。
ステップS1103において、AF調整値の変化量がエラー判定閾値ErrTh1より大きいと判定された場合は、ステップS613に進み、エラー処理が行われる。AF調整値の変化量がエラー判定閾値ErrTh1以下と判定された場合は、ステップS1104に進み、システム制御部210は、ステップS1101で算出されたAF調整値を内部メモリに記憶する。続くステップS609で撮影された画像は、ステップS1101で記憶されたAF調整値と関連づけられて内部メモリに記憶される。
その後、所定回数i回の撮影が終了し、ステップS611で画像が選択されると、ステップS1105へ進む。ステップS1105では、システム制御部210は、選択された画像に関連づけて記憶されているAF調整値を取得する。図2のステップS204で調整値を更新して終了する場合、ステップS1105で取得されたAF調整値がステップS205において記憶部211に登録される。
一方、ステップS613からのエラー処理に進み、図10(b)の画面で「調整を継続1004」が選択された場合(ステップS614でNo、ステップS615でYes)は、ステップS1106へ進む。ステップS1106では、システム制御部210は、ブラケット間隔sに対応するレンズ駆動量に基づいて予測したAF調整値を内部メモリに記憶する。そしてステップS609へ進んで画像の撮影を行い、フォーカスブラケット撮影のフローに戻る。AF調整値の予測は、例えば前回のレンズ位置で記憶されたAF調整値に対して、ブラケット間隔sをAF調整値の単位系に換算した値を加算することにより行うことができる。
以上説明したように、本変形例ではAF調整値の変化(連続性)に基づいてエラー判定を行う。本変形例の方法でも、実施例1でデフォーカス量の変化に基づいてエラーを判定するのと同様に、被写体が移動した可能性が高い場合のデフォーカス量を用いてAF調整値が登録されるのを防ぐことができる。
<実施例2>
次に、実施例2に係るフォーカスブラケット撮影処理について説明する。実施例2では、エラー判定の方法として、各レンズ位置において複数回デフォーカス量を検出した結果のばらつきを用いるところが実施例1と異なる。なお、カメラの構成など実施例1と共通する部分については説明を省略する。
図12は、図6に換えて、本実施例で行われるフォーカスブラケット撮影処理を示すフロー図である。図12において、図6と同様の処理については、図6と同じステップ番号を用いて記し、説明を省略する。
図12では、ステップS605におけるデフォーカス量の検出を所定回数(複数回)行う。この所定回数は条件によって可変としてもよい。ステップS1201において、デフォーカス量の検出回数が所定回数に達したら、ステップS1202に進む。
ステップS1203では、システム制御部210は、ステップS605で検出されたデフォーカス量のばらつき量を算出する。ばらつき量は、標準偏差で求めてもよいし、最大値と最小値の差などでもよい。
ステップS1203では、システム制御部210は、ステップS1202で算出したばらつき量がエラー判定閾値ErrTh2より大きいか否かを判定する。ばらつき量が大きい場合、焦点検出誤差が大きく調整に適していないと判断できることからエラーと判定される。ここで、エラー判定閾値ErrTh2は、もともと想定される焦点検出誤差を許容するように設定されるものとする。
ばらつき量がエラー判定閾値ErrTh2より大きいと判定された場合は、ステップS613へ進み、エラー処理を行う。一方、ばらつき量がエラー判定閾値ErrTh2以下と判定された場合は、ステップS608に進み、ステップS605で検出されたデフォーカス量を内部メモリに記憶する。ここで記憶されるデフォーカス量は、所定回数検出されたデフォーカス量の平均値とする。
なお、デフォーカス量のばらつきを判定する方法として、所定回数検出された結果の標準偏差σを算出し、所定回数検出された結果の平均値が標準偏差σに基づく所定の基準の範囲内かどうかを判定してもよい。この場合、所定回数検出された結果の平均値が所定の基準の範囲外であればエラーと判定される。
以上説明したように、本実施例では、フォーカスブラケット撮影中の各レンズ位置において検出されたデフォーカス量のばらつき量からエラーを検出する。これにより、何らかの要因で焦点検出誤差が大きくなってデフォーカス量のばらつきが大きくなった場合に、誤差を含むAF調整値によって実際の撮影時(記録用の画像撮影時)にAF精度が悪化するのを防ぐことができる。なお、実施例2で説明したデフォーカス量のばらつきに基づいてエラー判定する方法を、実施例1および変形例で説明したデフォーカス量(あるいはAF調整値)の変化に基づいてエラー判定する方法と併用してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
101 撮影レンズ
200 カメラ本体
209 撮像素子
210 システム制御部
207 焦点検出ユニット
403 光電変換素子

Claims (24)

  1. 焦点検出結果の調整に用いる調整値を記憶部に設定するための調整モードを有する撮像装置であって、
    被写体像を光電変換して画像の撮像を行う撮像処理手段と、
    デフォーカス量を検出する焦点検出手段と、
    フォーカスレンズの位置を制御する制御手段と、
    前記焦点検出手段による検出結果の調整に用いる前記調整値を算出する算出手段とを有し、
    前記調整モードにおいて、前記制御手段は、異なる複数のレンズ位置に前記フォーカスレンズを移動するように制御し、前記複数のレンズ位置の各レンズ位置において、前記撮像処理手段による画像の撮像と前記焦点検出手段によるデフォーカス量の検出を行い、前記算出手段は、複数の前記画像の中から選択された画像に対応する前記デフォーカス量に基づいて前記調整値を算出し、
    前記焦点検出手段により検出されたデフォーカス量が所定の条件を満たす場合、当該デフォーカス量に基づく前記調整値の設定が制限されることを特徴とする撮像装置。
  2. 異なるレンズ位置間で前記焦点検出手段により検出されたデフォーカス量の変化量に基づいて、前記所定の条件を満たすか否かが判定されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 異なるレンズ位置間で前記焦点検出手段により検出されたデフォーカス量の変化量と、当該異なるレンズ位置の間隔から換算されるデフォーカス量の変化量と、の差分が第1の閾値より大きい場合、前記所定の条件を満たすと判定されることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像装置は、前記フォーカスレンズを備えるレンズユニットを着脱可能であって、
    前記第1の閾値は、装着されたレンズユニットから受信した情報に応じて変更可能であることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像装置は、前記フォーカスレンズを備えるレンズユニットを着脱可能であって、
    装着されたレンズユニットが第1のレンズユニットの場合、前記フォーカスレンズの駆動誤差が当該第1のレンズユニットより小さい第2のレンズユニットの場合と比較して、前記第1の閾値が大きく設定されることを特徴とする請求項3または4に記載の撮像装置。
  6. 前記第1の閾値は、合焦状態において前記焦点検出手段により検出されたデフォーカス量の信頼度に応じて変更されることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 合焦状態において前記焦点検出手段により検出されたデフォーカス量の信頼度が所定のレベルより低い場合、当該信頼度が前記所定のレベルより高い場合と比較して、前記第1の閾値が大きく設定されることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記焦点検出手段は光電変換素子を備え、前記光電変換素子から出力される像信号に基づいてデフォーカス量を検出し、
    前記デフォーカス量の信頼度は、前記像信号を用いて判定されることを特徴とする請求項6または7に記載の撮像装置。
  9. 各レンズ位置において、前記焦点検出手段は所定回数のデフォーカス量の検出を行い、
    前記所定回数のデフォーカス量の検出結果のばらつきに基づいて、前記所定の条件を満たすか否かが判定されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記所定回数のデフォーカス量の検出結果のばらつきが第2の閾値より大きい場合、前記所定の条件を満たすと判定されることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 各レンズ位置において、前記焦点検出手段は所定回数のデフォーカス量の検出を行い、
    前記所定回数のデフォーカス量の検出結果の平均値が、当該検出結果の標準偏差に基づく所定の基準の範囲外である場合、前記所定の条件を満たすと判定されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 前記算出手段は、前記焦点検出手段により検出されたデフォーカス量を、深度に関する所定の単位系に換算することで、前記調整値を算出することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 前記所定の条件を満たすと判定された場合に警告を報知する報知手段を有することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の撮像装置。
  14. 前記所定の条件を満たすと判定された場合に、前記調整モードを中止することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の撮像装置。
  15. 前記所定の条件を満たすと判定された場合に、前記調整モードを中止するか、前記調整モードの処理をやり直すかを、使用者に選択させるための手段を有することを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の撮像装置。
  16. 前記所定の条件を満たすと判定された場合に、前記算出手段は、当該判定された際のレンズ位置から換算されるデフォーカス量に基づいて前記調整値を算出することを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の撮像装置。
  17. 前記調整値は、記録用の画像の撮影時において、前記焦点検出手段による検出結果の調整に用いられることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の撮像装置。
  18. 焦点検出結果の調整に用いる調整値を記憶部に設定するための調整モードを有する撮像装置であって、
    被写体像を光電変換して画像の撮像を行う撮像処理手段と、
    デフォーカス量を検出する焦点検出手段と、
    フォーカスレンズの位置を制御する制御手段と、
    前記焦点検出手段による検出結果の調整に用いる前記調整値を算出する算出手段とを有し、
    前記調整モードにおいて、前記制御手段は、異なる複数のレンズ位置に前記フォーカスレンズを移動するように制御し、前記複数のレンズ位置の各レンズ位置において、前記撮像処理手段による画像の撮像と前記焦点検出手段によるデフォーカス量の検出、前記デフォーカス量に基づく前記算出手段による前記調整値の算出を行い、複数の前記画像の中から選択された画像に対応する前記調整値が設定され、
    前記算出手段により算出された調整値が所定の条件を満たす場合、算出された当該調整値の設定が制限されることを特徴とする撮像装置。
  19. 異なるレンズ位置間で前記算出手段により算出された調整値の変化量に基づいて、前記所定の条件を満たすか否かが判定されることを特徴とする請求項18に記載の撮像装置。
  20. 異なるレンズ位置間で前記算出手段により算出された調整値の変化量が、当該異なるレンズ位置の間隔から換算される調整値の変化量に基づく第2の閾値より大きい場合、前記所定の条件を満たすと判定されることを特徴とする請求項18または19に記載の撮像装置。
  21. 前記所定の条件を満たすと判定された場合に警告を報知する報知手段を有することを特徴とする請求項18乃至20のいずれか1項に記載の撮像装置。
  22. 前記調整値は、記録用の画像の撮影時において、前記焦点検出手段による検出結果の調整に用いられることを特徴とする請求項18乃至21のいずれか1項に記載の撮像装置。
  23. 焦点検出結果の調整に用いる調整値を記憶部に設定するための調整モードを有する撮像装置の制御方法であって、
    被写体像を光電変換して画像の撮像を行う撮像処理ステップと、
    デフォーカス量を検出する焦点検出ステップと、
    フォーカスレンズの位置を制御する制御ステップと、
    前記焦点検出ステップにおける検出結果の調整に用いる前記調整値を算出する算出ステップとを有し、
    前記調整モードにおいて、前記制御ステップでは異なる複数のレンズ位置に前記フォーカスレンズを移動するように制御し、前記複数のレンズ位置の各レンズ位置において、前記撮像処理ステップでの画像の撮像と前記焦点検出ステップでのデフォーカス量の検出を行い、前記算出ステップでは、複数の前記画像の中から選択された画像に対応する前記デフォーカス量に基づいて前記調整値を算出し、
    前記焦点検出ステップで検出されたデフォーカス量が所定の条件を満たす場合、当該デフォーカス量に基づく前記調整値の設定が制限されることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  24. 焦点検出結果の調整に用いる調整値を記憶部に設定するための調整モードを有する撮像装置の制御方法であって、
    被写体像を光電変換して画像の撮像を行う撮像処理ステップと、
    デフォーカス量を検出する焦点検出ステップと、
    フォーカスレンズの位置を制御する制御ステップと、
    前記焦点検出ステップにおける検出結果の調整に用いる前記調整値を算出する算出ステップとを有し、
    前記調整モードにおいて、前記制御ステップでは異なる複数のレンズ位置に前記フォーカスレンズを移動するように制御し、前記複数のレンズ位置の各レンズ位置において、前記撮像処理ステップでの画像の撮像と前記焦点検出ステップでのデフォーカス量の検出、前記デフォーカス量に基づく前記算出ステップでの前記調整値の算出を行い、複数の前記画像の中から選択された画像に対応する前記調整値が設定され、
    前記算出ステップで算出された調整値が所定の条件を満たす場合、算出された当該調整値の設定が制限されることを特徴とする撮像装置の制御方法。
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