JP2017156380A - 撮像装置の表示機能 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザーがわかりやすく補正値を設定可能な撮像装置の表示機能を提供する。【解決手段】被写体像を光電変換する撮像素子209と、撮影レンズの焦点距離を検出する焦点検出装置207と、撮像素子209にて光電変換された画像を表示する表示装置212と、撮影レンズ情報を取得する電気接点ユニット104と、電気接点ユニット104で得た情報から被写界深度領域およびフォーカス駆動量を演算するCPU210と、を有し、焦点検出装置207の検出ずれ量をユーザーが選択した画像に基づき補正量を決定する補正モードを具備する撮像装置200において、補正モードは、撮影レンズの焦点距離を複数の位置に変化させて生成された画像群にフォーカス駆動量のパラメーターを重ねて、表示装置212に表示する。【選択図】図1
Description
本発明は、一眼レフカメラ等の自動焦点調節(AF)が可能な撮像装置に関し、特に表示機能に関するものである。
一眼レフカメラには、交換レンズ内の撮影光学系を通った光によって形成された一対の像の位相差から撮影光学系の焦点状態(デフォーカス量)を検出し位相差検出方式による焦点検出システムが搭載されていることが多い。
このような位相差検出方式には、一眼レフカメラおよび交換レンズの経時変化や耐久劣化によっては合焦位置を正確に検出できない恐れがある。
このような問題を解消するために、特許文献1は、工場出荷時の校正工程において設定された調整値をユーザーが自由に補正可能とし、経時変化や耐久劣化によって校正工程から合焦状態にずれが生じた場合でも微調整可能にしている。
また、特許文献2では、レンズの焦点距離やフォーカス位置によって位相差AFの合焦位置の補正値が異なる場合でも調整可能にし、更に画面に補正する焦点距離やフォーカス位置の情報を表示することで、ユーザーがわかりやすく補正値を設定可能にしている。
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術では、補正結果を確認するためには、補正後に撮影を行い、合焦状態が所望の状態か確認する必要があった。
また、特許文献2では、合焦状態を一定間隔でずらした画像を複数枚撮影し、ユーザーが複数枚撮影した画像の中から選択した1枚の合焦状態のズレ量を補正値として表示しており、リアルタイムで合焦状態と補正値との関係が視認できず、わずらわしかった。さらに、被写界深度を超えた位置での補正も画面表示に変化が無いため、ユーザーが気づくことなく補正値を設定してしまう可能性があった。
そこで、本発明の目的は、ユーザー自身が任意でフォーカス駆動を行い、画面に被写体と位相差AFの合焦位置の補正値を同時に表示することで、ユーザーがわかりやすく補正値を設定可能な撮像装置の表示機能を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る撮像装置の表示機能は、
被写体像を光電変換する撮像素子と、撮影レンズの焦点距離を検出する焦点検出手段と、前記撮像素子にて光電変換された画像を表示する表示手段と、撮影レンズ情報を取得するレンズ情報取得手段と、前記レンズ情報取得手段で得た情報から被写界深度領域およびフォーカス駆動量を演算する演算手段と、を有し、前記焦点検出手段の検出ずれ量をユーザーが選択した画像に基づき補正量を決定する補正モードを具備する撮像装置において、前記補正モードは、撮影レンズの焦点距離を複数の位置に変化させて生成された画像群に前記フォーカス駆動量のパラメーターを重ねて、前記表示手段に表示することを特徴とする。
被写体像を光電変換する撮像素子と、撮影レンズの焦点距離を検出する焦点検出手段と、前記撮像素子にて光電変換された画像を表示する表示手段と、撮影レンズ情報を取得するレンズ情報取得手段と、前記レンズ情報取得手段で得た情報から被写界深度領域およびフォーカス駆動量を演算する演算手段と、を有し、前記焦点検出手段の検出ずれ量をユーザーが選択した画像に基づき補正量を決定する補正モードを具備する撮像装置において、前記補正モードは、撮影レンズの焦点距離を複数の位置に変化させて生成された画像群に前記フォーカス駆動量のパラメーターを重ねて、前記表示手段に表示することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザーがわかりやすく位相差AFの合焦位置の補正値を設定可能な撮像装置の表示機能を提供することができる。
以下、本発明の実施例について図を参照しながら説明する。
図1は本実施例の撮像装置の概略図である。
図1に示すように、本実施例の撮像装置200には、撮影レンズ100が不図示のマウント部のレンズ装着機構を介して着脱可能に取り付けられる。不図示のマウント部には、電気接点ユニット104が設けられている。撮像装置200は、撮影レンズ100と前記電気接点ユニット104を介して通信を行い、撮影レンズ100内のフォーカスレンズ101を制御する。なお、図1には、撮影レンズ100内のレンズとしてフォーカスレンズ101のみを示しているが、このほかに変倍レンズや固定レンズが設けられる場合がある。被写体からの光束は、撮影レンズ100内のフォーカスレンズ101を介して、撮像装置200内のメインミラー201に導かれる。
メインミラー201は、撮影光路内に光軸に対して斜めに配置されて、被写体からの光束を上方のファインダ光学系に導く第1の位置(図示した位置)と、撮影光路外に退避する第2の位置(不図示の位置)に移動が可能である。メインミラー201の中央部はハーフミラーになっており、メインミラー201が第1の位置にダウンしているときには、被写体からの光束の一部がハーフミラー部を透過し、メインミラー201の背面側に設けられたサブミラー202で反射し、焦点検出手段としての焦点検出装置207に導かれる。
一方、メインミラー201で反射された光束は、撮像素子209と光学的に共役な位置に配置されたピント板203上に結像する。ピント板203に結像された光(被写体像)は、ペンタダハプリズム204によって正立像に変換される。正立像は、接眼レンズ205によって拡大され、ユーザーにより観察される。また、メインミラー201が第2の位置にアップした際には、サブミラー202もメインミラー201に対して折り畳まれて撮影光路外に退避する。
メインミラー201が第2の位置に移動したことで、撮影レンズ101からの光束は、機械シャッタであるフォーカルプレーンシャッタ208を通過し、撮像素子209に至り、撮影またはライブビュー観察状態となる。フォーカルプレーンシャッタ208は、撮像素子209に入射する光量を制限する。
撮像素子209は撮影レンズ100により形成された被写体像を光電変換して画像を生成し、電気信号を出力するCCDセンサやCMOSセンサ等の光電変換素子により構成される。CPU210はカメラにおける各種演算や各種動作の制御を行うコントローラである。また、CPU210は、MPUや後述する各回路等により構成され、各回路等の動作を制御する。
CPU210は、電気接点ユニット104を介して、撮影レンズ100内のレンズ制御回路103と通信を行う。レンズ制御回路103は、CPU210からの信号に応じて、フォーカスレンズ101を光軸方向に駆動してピント合わせを行うレンズ駆動機構102を制御する。レンズ駆動機構102は、ステッピングモータを駆動源として有する。また、CPU210には、撮像装置200を制御する上で調整が必要なパラメーターや、撮像装置個体の識別を行うための固有の情報であるカメラID(識別)情報等が記憶されたEEPROM(記憶手段)211も接続されている。
表示装置212は、撮像素子209で撮像された撮像データを表示したり、ユーザーが設定する項目を表示したりするための液晶モニタである。CPU210には、ユーザーが意思を撮像装置200に伝えるための操作検出部213が接続されている。
操作検出部213は、不図示のレリーズボタンや、後述するブラケット撮影により得られた複数の画像の中から1つを選択させる選択ボタンと、フォーカスレンズ101を光軸方向に微小駆動させる選択ダイヤルなどを検出する。
レリーズボタンは半押し操作(第1ストローク操作)によって、AF等の撮影準備動作を開始させるための第1スイッチSW1がオンされる。
また、全押し操作(第2ストローク操作)によって、記録用画像を生成するための撮像素子209の露光を開始させるための第2スイッチSW2がオンされる。第1スイッチSW1および第2スイッチSW2のオン信号はCPU210に出力される。また、SW1の半押し操作では、操作設定により(AIサーボAF,AIフォーカスAFなど)オン信号がCPU210に出力され続けるが、SW2ではオン信号がCPU210に出力された後、オフ状態に戻る。
一方、撮影レンズ100において、レンズ制御回路103には、撮影レンズ100の焦点距離や絞り値による被写界深度等の性能情報、撮影レンズ100を識別するための固有の情報であるレンズID(識別)情報、およびCPU210から通信により受け取った情報を記憶する不図示のメモリが設けられている。なお、性能情報およびレンズID情報は、撮像装置200への装着時における初期通信により、CPU210に送信され、CPU210はこれらをEEPROM211に記憶させる。
次に、本実施例における撮像装置200のAFマイクロアジャストメントサポート(以下、MAS)モードについて説明する。なお、本実施例に使用している撮影レンズ100は50mm F1.8として説明するが、本発明の実施はこれに限らない。
MASモードとは、焦点検出装置207が検出する位相差AFの合焦位置0からユーザーがフォーカスブラケット撮影(詳細は後述する)を行い、撮影した画像の中から、ユーザーが選ぶ最も合焦状態にある画像の情報を基にレンズ位置に対応した算出デフォーカス量が合焦位置0からのずれ量とその方向を判断して、ユーザー自ら補正値を決定するシステムである。
図3は本実施例における撮像装置200のMASモードの動作についてフロー図である。
ステップS001では、ユーザーがMASモードに設定したか否かを判別する。この時の表示装置212にMASモードの設定画面を図2の様に表示する。310は、現在装着されている撮影レンズ100の名称を表している。401は駆動量を表すための目盛りであり、取り付けられた撮影レンズの各焦点距離によって目盛間隔も変更される。目盛り401には指標402と指標402を数値化表示した403と、撮影レンズ100の現在の絞り値における被写界深度範囲を示した枠404が表示される。枠404は組み合わせられる撮影レンズの絞り値によって変わる被写界深度に応じて変更される。401〜404をまとめて、パラメーター405と称す。330は設定ボタンであり、ユーザーが設定ボタン330を選択したことが判別されるとステップS002へと移る。331はキャンセルボタンであり、ユーザーがキャンセルボタン331を選択したことが判別されるとMASモードを中止する。
ステップS002では、撮影レンズ100の焦点距離や絞り値による被写界深度等の性能情報を取得する。
ステップS003では、後述するフォーカスブラケット撮影におけるフォーカスレンズ101の1カウントごとの駆動量を選択する。この時、表示装置212にフォーカス駆動量の選択画面を図5の様に表示する。図5において、311はメッセージであり、ユーザーに駆動量の選択を促している。大321、中322、小323はフォーカス駆動量の選択ボタンであり、撮影レンズ100の絞り値に比例して実際のフォーカス駆動量を決定している。一般的なフォーカス駆動量はFδ(Fは撮影レンズ100の焦点距離、δは許容錯乱円)で決めているが、駆動量は自由に設定できる。本実施例では選択ダイヤルで駆動するフォーカスレンズ101の駆動量は前述した図2でのパラメーター405に表示される目盛401において、小は1目盛分、中は2目盛分、大は3目盛分である。本実施例ではフォーカス駆動量の323小を選択しているとする。
ステップS004では、操作検出部213によって、ユーザーがレリーズボタンのSW1をオンしたか否かを検出する。SW1がオンされた事を検出すると、ステップS005へと移る。SW1がオンされた事を検出されるまで、ステップS004が繰り返される。
ステップS005では、位相差AF動作をする。焦点検出装置207は焦点状態を検出し、検出されたデフォーカス量に応じてフォーカスレンズ101を駆動させる。フォーカスレンズ101の駆動が完了すると、ステップS006へと移る。
ステップS006では、被写体に合焦したか否かを判定する。焦点検出装置207内に具備された不図示の焦点検出センサで受光した信号をもとに被写体のAF信頼性評価値を算出する。焦点検出装置207は被写体が暗いときや、コントラストが低いときなど、焦点検出精度が低下することがある。AF信頼性評価値の算出結果が合焦判定の閾値を満たした場合は合焦と判断しステップS007へと移る。合焦判定の閾値を満たさない場合は非合焦と判断しステップS004へと移る。なお、AF信頼性評価値は被写体の輝度や被写体のコントラスト等、複数の観点で算出され、複数の値が存在する。この場合には、すべてのAF信頼性評価値が満足するかどうかで判定してもよいし、定められたある観点での値に基づいて判定しても構わない。
ステップS007では、操作検出部213によって、ユーザーがレリーズボタンのSW2をオンしたか否かを検出する。SW2がオンされた事を検出すると、ステップS008へと移る。SW2がオンされた事を検出されるまで、ステップS007が繰り返される。
ステップS008では、合焦位置0の静止画撮影を行いステップS009へと移る。
ステップS009では、ステップS008で撮影された画像に合焦位置0であるレンズ位置に関連付けられてCPU210が内部メモリに記憶しステップS010へと移る。
ステップS010では、フォーカスブラケット撮影が行われる。
図4はフォーカスブラケット撮影のフロー図であり、詳細に説明する。
ステップS101では、撮像装置200内にあるメインミラー201のミラーアップ動作が行われる。メインミラー201およびサブミラー202が第2の位置(不図示の位置)に退避する。
ステップS102では、メインミラー201が第2の位置に移動したことで、表示装置212ではライブビュー観察状態となりステップS103へと移る。
ステップS103では、表示装置212にライブビュー表示された被写体400に、前述したパラメーター405を重ねて表示しステップS104へと移る。この時、表示装置212は図6の様に表示される。図6はフォーカスブラケット撮影を表示する画面を示した図である。
ステップS104では、ユーザーが不図示の選択ダイヤルを回動することで、選択されたフォーカス駆動量に応じて、レンズ駆動機構102を制御し、フォーカスレンズ101が駆動し、ステップS105へと移る。ここで、選択ダイヤルを時計回りに回動することで、フォーカスレンズはプラス方向である後ピン方向へ、半時計回りに回動すると、マイナス方向である前ピン方向へ駆動する。
ステップS105では、フォーカスレンズ101がしたか否かを判定する。フォーカスレンズ101が駆動していればステップS106へと移る。フォーカスレンズ101が駆動していなければ、確認がされるまで、ステップS104が繰り返される。
ステップS106では、フォーカスレンズ101の駆動結果に基づいて、パラメーター405を更新しステップS107へと移る。この時、表示装置212は図7、図8の様に表示される。図7、図8はフォーカスブラケット撮影時にフォーカス駆動したことを表示する画面を示した図である。図7においては、ユーザーが選択ダイヤルをプラス方向つまり後ピン方向へ3カウント回動させた結果、合焦位置0から+3となっている。図8においては、ユーザーが選択ダイヤルをプラス方向つまり後ピン方向へ6カウント回動させた結果、合焦位置0から+6となっている。
ステップS107では、ステップS106での更新結果が、撮影レンズ100の被写界深度範囲内であるか否かを判定する。被写界深度範囲内であればステップS108、被写界深度範囲外であればステップS109へと移る。更新結果が、図7のようになっていた場合は、枠404の±5の範囲内+3である事から被写界深度範囲内と判定される。また図8のようになっていた場合は、枠404の±5を超えた+6である事から被写界深度範囲外と判定される。
ステップS108では、操作検出部213によって、ユーザーがレリーズボタンのSW2をオンしたか否かを検出する。SW2がオンされた事を検出すると、ステップS110へと移る。SW2がオンされた事を検出されるまで、ステップS108が繰り返される。
ステップS109では、ステップS106での更新結果が、撮影レンズ100の被写界深度範囲外と判定されたため、ユーザーに被写界深度範囲外である事を知らせるための表示動作を行いステップS104へと移る。フォーカスブラケット撮影は被写界深度範囲内(被写体ピントずれ)でのピント微調整を目的としている。被写界深度範囲外である事が検出されれば過剰なフォーカス駆動と判断してユーザーに知らせている。図8では駆動量403が点滅しているが、数値の色を変更するも良いし、音を出す事など自由な形でユーザーに知らせても良い。
ステップS110では、静止画撮影が行われステップS111へと移る。
ステップS111では、ステップS110で撮影されたフォーカスレンズ101のレンズ位置情報を含んだ画像をCPU210が内部メモリに記憶する。撮影画像の保存が完了すると、ステップS112へと移る。
ステップS112では、ブラケット撮影を継続するか否かを判断する。この時、表示装置212には、フォーカスブラケット撮影を継続するか否かの確認画面を図9の様に表示する。図9において、補正値を決める画像選択へ移行するのであれば、すなわちフォーカスブラケット終了するのであれば、336を選択しステップS113へと移る。また、追加撮影を行うのであれば337を選択し引き続きステップS104へと移る。ユーザーは1枚の撮影画像で補正値を決定させても良いが、撮影環境から1枚の撮影画像では判断できない場合、複数枚撮影する事で撮影画像を見比べて補正値を決定する事も可能となる。
ステップS113では、メインミラー201のミラーダウン動作が行われる。メインミラー201およびサブミラー202が第1の位置(図1の位置)に戻ると、ステップS011へと移り、フォーカスブラケット撮影の動作フローは完了する。
ステップS011では、ユーザーが撮影した画像の中から最も合焦状態にある画像を選択し、ステップS012へと移る。この時、表示装置212にフォーカスブラケット撮影画像の選択画面を図10の様に表示する。312は、画像選択画面を表すメッセージである。ユーザーは複数の撮影画像500の中から画像変更ボタン340と341を使い、最も合焦状態にある画像を設定ボタン330で選択し決定する。撮影した画像の中から合焦状態に適した画像が無い場合はキャンセル331を選択し、ステップS010のフォーカスブラケット撮影へと移る。また、画像選択をする際に拡大ボタン325を操作する事で、図11の様に撮影画像500を拡大表示させて、画像を選択する事ができるようになる。これにより、詳細な合焦状態を確認する事が可能となる。拡大表示した撮影画像500を元の表示に戻す場合は、縮小ボタン326を操作する。なお、図10で表示した撮影画像500の表示枚数は1枚ずつでもよいし、複数枚並べて表示しても構わない。その場合の撮影画像500の表示順は、撮影順に並べるも良いし、フォーカス駆動量順に順番に並べても良い。
ステップS012では、ユーザーが撮影した最も合焦状態にある画像から補正量を計算し、その補正量を補正するか否かを判定する。この時、表示装置212に補正量決定画面を図12の様に表示する。図12において312は撮影レンズ100のレンズの名称、313は補正量決定のメッセージを表示している。補正を行う場合はボタン332を操作し、ステップS013へと移る。補正を行わない場合は、ボタン333を操作しステップS014へと移る。
ステップS013では、CPU210がステップS012で決定した補正値をEEPROM211に記憶して、ステップS014へと移る。
ステップS014では、CPU210の内部メモリに記憶されたフォーカスブラケット撮影の画像全てを消去しMASモードを終了する。
以上のような構成および表示をすることで、ユーザー自身が任意で位相差AF合焦位置0からピントずれをフォーカス駆動させる事で、ユーザーが思う最も合焦状態である補正値を提供する事ができる。
101 フォーカスレンズ、200 撮像装置、207 焦点検出装置、
209 撮像素子、210 CPU、212 表示装置
209 撮像素子、210 CPU、212 表示装置
Claims (8)
- 被写体像を光電変換する撮像素子(209)と、撮影レンズ(100)の焦点距離を検出する焦点検出手段(207)と、前記撮像素子(209)にて光電変換された画像を表示する表示手段(212)と、撮影レンズ情報を取得するレンズ情報取得手段(104)と、前記レンズ情報取得手段(104)で得た情報から被写界深度範囲およびフォーカス駆動量を演算する演算手段(210)と、を有し、前記焦点検出手段(207)の検出ずれ量をユーザーが選択した画像に基づき補正量を決定する補正モードを具備する撮像装置(200)において、前記補正モードは、撮影レンズ(100)の焦点距離を複数の位置に変化させて生成された画像群(400)に前記フォーカス駆動量のパラメーター(405)を重ねて、前記表示手段(212)に表示することを特徴とする表示装置。
- 前記補正モードは、前記フォーカス駆動量が前記被写界深度範囲から超えた場合、ユーザーに通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記フォーカス駆動量のパラメーター(405)は、前記焦点検出手段の検出ずれ量を補正するための補正量を表す数値(403)、目盛り(401)、指標(402)、前記被写界深度範囲を示す範囲枠(404)のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記通知手段は、前記フォーカス駆動量のパラメーター(405)の表示の色を変更することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
- 前記通知手段は、前記フォーカス駆動量のパラメーター(405)の表示を点滅させることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
- 前記通知手段は、音を発生させることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
- 前記目盛り(401)は、1目盛りが絞り値によって連動するスケール表示であることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
- レンズ駆動量の間隔は、ユーザーが自由に変更可能である請求項1に記載の表示装置。
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Cited By (1)
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JP2018197852A (ja) * | 2017-05-24 | 2018-12-13 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及び撮像装置の制御方法 |
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2016
- 2016-02-29 JP JP2016036669A patent/JP2017156380A/ja active Pending
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