JP6520652B2 - 操作システムおよび操作方法 - Google Patents

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Description

本発明は、操作システムおよび操作方法に関する。
複数の機能を有する電子機器や複数の電子機器を組み合わせた電子機器システムにおいては、各機能や電子機器毎にそれを利用するための操作画面を操作パネルに表示し、ユーザーが利用する機能や電子機器に応じて操作画面をユーザーに切り替えさせることが一般的に行われている。例えば、特許文献1には、メニュー画面に機能毎に操作ボタンを配置し、何れかの操作ボタンが押下された場合に、その押下された操作ボタンに対応する機能の操作画面に表示を遷移させる画像形成装置が開示されている。
ところで、操作画面の中には、デフォルトの操作画面の様に操作の起点となる操作画面が存在する。デフォルトの操作画面を操作の起点として機能させるために、通常は、デフォルトの操作画面から他の操作画面に遷移した後、一定期間以上の無操作状態が続いた場合には、デフォルトの操作画面に自動的に戻るといった自動遷移制御が行われている。無操作状態の継続に基づいてデフォルトの操作画面へ自動遷移する機能は、次のユーザーによる操作の開始に備えるためや、無操作状態の電子機器に係る部分への電源供給を停止する等の省エネルギーのために利用されている。
特開2014−89493号公報
ところが、誤操作により目的の機能から別の機能の操作画面に遷移してしまったユーザーが目的の機能へ戻る操作方法を探して迷っている状態においても、または、目的の機能を利用しようとしているユーザーが操作方法が分からずに迷っている状態においても、利用中のユーザーの状態には影響を受けずに、予め設定された無操作時間が経過した際にデフォルトの操作画面への自動遷移してしまい、ユーザーの利便性を損なうという問題があった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザーに所望の操作画面を提供することでユーザーの利便性を向上できる操作システムおよび操作方法を提供することにある。
本発明に係る操作システムは、第1の機能を実現するための第1の操作画面群と第2の機能を実現するための第2の操作画面群とを表示する表示部と、前記表示部に表示される前記第1の操作画面群および前記第2の操作画面群におけるユーザーの特定の操作実績を反映するパラメータ、または、前記第1の操作画面群内もしくは前記第2の操作画面群内で画面遷移させる第1の画面遷移を行う場合に用いる無操作時間を示す第1の閾値と前記第1の操作画面群および前記第2の操作画面群間に跨って画面遷移させる第2の画面遷移を行う場合に用いる無操作時間を示す第2の閾値と、ユーザーの放置状態を示す無操作時間とに基づいて、前記第1の画面遷移を行うかまたは前記第2の画面遷移を行うかを判定する制御部と、を備えるものである。
また、本発明に係る操作方法は、第1の機能を実現するための第1の操作画面群と第2の機能を実現するための第2の操作画面群との画面遷移を制御する操作方法であって、ユーザーの放置状態を示す無操作時間を計測するステップと、前記第1の機能を実現するための前記第1の操作画面群および前記第2の機能を実現するための前記第2の操作画面群におけるユーザーの特定の操作実績を反映するパラメータ、または、前記第1の操作画面群内もしくは前記第2の操作画面群内で画面遷移させる第1の画面遷移を行う場合に用いる無操作時間を示す第1の閾値と前記第1の操作画面群および前記第2の操作画面群に跨って画面遷移させる第2の画面遷移を行う場合に用いる無操作時間を示す第2の閾値と、測定した前記無操作時間との比較結果に基づいて、前記第1の画面遷移を行うかまたは前記第2の画面遷移を行うかを判定するステップと、を有するものである。
本発明において、操作画面群には、例えば、画像形成装置のコピー機能を実現するための複数の操作画面や、スキャン機能を実現するための複数の操作画面が含まれる。また、操作画面群には、複数の電子機器を組み合わせた電子機器群、例えば自動販売機と画像形成装置とを組み合わせた電子機器システムの場合、自動販売機の各機能を実現するための複数の操作画面や、画像形成装置の各機能を実現するための複数の操作画面が含まれる。
また、操作画面群内の画面遷移には、例えば、画像形成装置のコピー機能のトップ操作画面(デフォルトの操作画面)以外の操作画面からトップ操作画面への画面遷移が含まれる。また、操作画面群を跨いだ画面遷移には、画像形成装置のスキャン機能の操作画面からコピー機能のトップ操作画面への画面遷移や、画像形成装置の所定の機能の操作画面から自動販売機のトップ操作画面への画面遷移が含まれる。
本発明によれば、操作画面群の中で遷移させる自動画面遷移と操作画面群間で遷移させる自動画面遷移とを適切なタイミングで切り替えることができるので、ユーザーに利便性を向上させることができる。
本発明の一実施の形態に係る電子機器システムの構成例を示す図である。 自動販売機の機能構成例を示すブロック図である。 画像形成装置の機能構成例を示すブロック図である。 操作画面群内での自動画面遷移を説明するための図である。 操作画面群を跨ぐ自動画面遷移を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態に係る電子機器システムの動作例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る電子機器システムの動作例を示すフローチャートである(その1)。 本発明の第2の実施の形態に係る電子機器システムの動作例を示すフローチャートである(その2)。 ユーザーの操作実績に応じて閾値を変更した際における、自動画面遷移の誤確率とそのときの対策とを示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上拡張されており、実際の比率と異なる場合がある。
<第1の実施の形態>
[電子機器システム5の構成例]
図1は、本発明に係る電子機器システム5の構成の一例を示している。図1に示すように、電子機器システム5は、複数の異なる電子機器を備えた電子機器群であり、自動販売機30および画像形成装置10を備えている。本例において、画像形成装置10は、自動販売機30の筐体内に組み込まれている。
自動販売機30は、操作表示部(操作パネル)31と、認証部32とを有している。操作表示部31は、自動販売機30の筐体の前面側に設置され、液晶ディスプレイ等からなる表示部とタッチ操作やフリック操作による位置座標を検出する入力部とが組み合わされたタッチパネルから構成されている。操作表示部31は、ユーザーからの各種の操作を受け付けたり、各種の操作画面群等を表示したりする。本例において、操作表示部31は、画像形成装置10の操作や表示にも共通で使用される。
認証部32は、例えば、NFC(Near Field Communication)等の近距離無線通信を用いたカードリーダ等であり、自動販売機30の筐体の前面側に設置されている。認証部32は、ユーザーが所持するIDカードからユーザー情報を読み出し、ユーザーが持つ個人情報を識別する。
[自動販売機30のブロック構成例]
図2は、自動販売機30の機能構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、自動販売機30は、制御部33と、記憶部36と、操作表示部31と、通信部37と、貯蔵部34と、加熱冷却部35と、認証部32とを備えている。制御部33等の各構成要素は、バス38を介して互いに通信可能に接続されている。
制御部33は、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置を有し、記憶部36に格納されている各種プログラムを読み出して演算することで自動販売機30の各制御を行うと共に操作表示部31に表示される操作画面の遷移制御を実行する。制御部33は、画像形成装置10側の制御部11と連動した制御を行い、画像形成装置10の制御部11に対して起動命令を送信することが可能となっている。
記憶部36は、半導体メモリやHDD(Hard Disc Drive)等の不揮発性記憶装置を有している。記憶部36には、全体制御プログラムや起動処理プログラム等の各種のプログラムが格納されている。記憶部36は、制御部33がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリ等としても使用される。
通信部37は、有線または無線通信によるネットワークを介してサーバーや各種の外部装置と通信したり、画像形成装置10側の制御部11から起動や停止等の画像形成処理に関する指示を受信したりする。
操作表示部31は、上述した機能を有すると共に、操作画面の切り替えを迅速に行うために、操作画面の描画を常に起動状態とし、通常時画面描画処理を行っている自動販売機30側で画像形成装置10を制御するための操作画面を描画する。
認証部32は、上述した機能を有すると共に、記憶部36に格納されている認証プログラムと連動して、ユーザーの個人情報をサーバーに送信する機能を有している。なお、認証部32は、NFC以外にも、静脈認証等の任意の方式でユーザー認証するものでも良い。
貯蔵部34は、自動販売機30が販売する商品を蓄えたり、制御部33からの指示に基づいて商品を取り出し口に排出したりする機能を有している。
加熱冷却部35は、貯蔵部34に対して熱接触状態にあり、貯蔵部34に蓄えられている商品を加熱したり冷却したりする。
[画像形成装置10のブロック構成例]
図3は、画像形成装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、画像形成装置10は、制御部11と、画像読取部12と、画像形成部13と、記憶部14と、通信部15とを備えている。制御部11等の各構成要素は、バス16を介して互いに通信可能に接続されている。
画像形成装置10は、原稿を光学的に読み取ってその複製画像を用紙に印刷するコピージョブ、読み取った原稿の画像データをファイルにして保存したり、外部端末へネットワークを介して送信したりするスキャンジョブ、可搬型記憶媒体から読み出したりネットワークを介して受信したりした印刷データに係る画像を用紙上に形成して印刷出力するプリントジョブ等を実行する機能を備えた、所謂、複合機である。
制御部11は、CPU等の演算装置を有し、記憶部14に格納されている各種プログラムを読み出して演算することで画像形成装置10の各制御を行う。制御部11は、自動販売機30側の制御部33と連動して操作表示部31に表示する操作画面の遷移制御を実行する。
記憶部14は、半導体メモリやHDD(Hard Disc Drive)等の不揮発性記憶装置を有している。記憶部14には、全体制御プログラムや起動処理プログラム等の各種のプログラムが格納されている。記憶部14は、制御部11がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリ等としても使用される。
画像読取部12は、例えば、原稿を光に照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動ユニットと、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラー等からなる光学経路と、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換する変換部とを有している。
画像形成部13は、画像データに応じた画像を用紙上に画像形成する機能を果たし、電子写真プロセスによって画像形成を行う、所謂、レーザープリンタとして構成されている。画像形成部13は、例えば、用紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有している。なお、画像形成部13は、インクジェット方式など他の方式でもかまわない。
通信部15は、有線または無線通信によるネットワークを介してサーバーや各種の外部装置と通信したり、自動販売機30側の制御部33から起動や停止等の指示を受信したりする。
なお、本例の電子機器システム5では、自動販売機30が主たる装置として構成され、画像形成装置10が従たる装置として構成されており、自動販売機30および画像形成装置10で共用される操作表示部31は主として自動販売機30の制御部33が制御している。
[操作画面の自動遷移例]
図4は、操作画面群内で実行される自動画面遷移(第1の画面遷移)を説明するための図である。図4において、縦軸は時間を示している。また、自動販売機30の設定1の操作画面をデフォルトの操作画面とする。
自動販売機30の設定1のデフォルトの操作画面が表示された状態で、設定1を実行する操作がユーザーにより入力されると、設定1の機能1が実行される。自動販売機30の設定1の機能1が実行された後、画像形成装置10に切り替える指示がユーザーにより入力されると、画像形成装置10の設定Aの操作画面に切り替えられる。続けて、画像形成装置10の設定Bの操作画面に切り替える指示がユーザーにより入力されると、画像形成装置10の設定Bの操作画面に切り替えられる。画像形成装置10の設定Bの操作画面に切り替えられた後、ユーザーの放置状態を示す無操作時間が一定時間経過すると、画像形成装置10の設定Aの操作画面に自動遷移する。つまり、画像形成装置10の操作画面群内での自動遷移が実行される。なお、無操作時間とは、ユーザーの最終入力からの経過時間を指している。
操作画面群内で自動遷移が実行される場合としては以下のケースが想定される。自動販売機30の機能を実行してから、画像形成装置10の操作画面に切り替えているので、自動販売機30の機能を再度利用する可能性は低い。さらに、遷移先の画像形成装置10の機能の実行を指示する操作をユーザーからまだ受けていない状態である。そのため、ユーザーは、遷移先の画像形成装置10の機能を使用したいが、その操作方法が分からずに迷っているために、無操作状態が継続している可能性がある。そこで、このような場合には、操作画面群内で自動遷移を実行することが好ましい。ここで、操作画面群内での遷移とは、画像形成装置10からこれとは異なる電子機器である自動販売機30に操作画面を遷移するものではなく、画像形成装置10の操作画面内で遷移を行うことを意味する。
図5は、操作画面群を跨いで実行される自動画面遷移(第2の画面遷移)を説明するための図である。図5において、縦軸は時間を示している。また、自動販売機30の設定1の操作画面をデフォルトの操作画面とする。
図5に示すように、自動販売機30の設定1のデフォルトの操作画面が表示された状態で、画像形成装置10に切り替える指示がユーザーにより入力されると、操作表示部31の操作画面(第1の操作画面群)が画像形成装置10の設定Aの操作画面(第2の操作画面群)に切り替えられる。続けて、画像形成装置10の設定Aの操作画面が表示された状態で、画像形成装置10の設定Bに切り替える指示がユーザーにより入力されると、画像形成装置10の設定Bの操作画面に切り替えられる。この設定Bの操作画面において、設定Bの機能bを実行する操作がユーザーにより入力されると、設定Bの機能bが実行される。画像形成装置10の設定Bの機能bが実行された後、無操作時間が一定時間経過すると、自動販売機30の設定1のデフォルトの操作画面に自動遷移する。つまり、画像形成装置10の操作画面群から自動販売機30の操作画面群に跨ぐ自動画面遷移が実行される。
操作画面群を跨ぐ自動遷移が実行される場合としては以下のケースが想定される。例えば、自動販売機30の機能を実行する前に画像形成装置10の操作画面に切り替え、その後、画像形成装置10の機能を実行した場合には、ユーザーが画像形成装置10の必要な機能を全て使い終わって電子機器システム5の前から既に立ち去って放置されている可能性が高く、画像形成装置10の機能を再度利用する可能性は低い。そのため、このような場合には、操作画面群を跨ぐ自動遷移を実行することが好ましい。ここで、操作画面群間を跨ぐ遷移とは、画像形成装置10の操作画面群内で遷移するものではなく、画像形成装置10とは異なる電子機器である自動販売機30の操作画面群に遷移することを意味する。
[電子機器システム5の動作例]
図6は、自動販売機30および画像形成装置10のユーザーの使用実績に応じて操作画面を自動遷移させる場合における電子機器システム5の動作の一例を示すフローチャート(シーケンス)である。以下では、自動販売機30をデフォルトの電子機器とした場合について説明する。
図6に示すように、ステップS100において、制御部33は、自動販売機30の操作画面群を画像形成装置10の画面操作群に切り替える操作がユーザーにより入力されたか否かを判定する。制御部33は、操作画面群の切り替え操作がユーザーにより入力されていないと判定した場合、ステップS110に進む。
ステップS110において、制御部33は、自動販売機30の操作画面群内の操作画面(第1の操作画面)の所定の機能を実行する操作がユーザーにより行われたか否かを判定する。制御部33は、自動販売機30の操作画面群内の画面操作が行われていないと判定した場合、ステップS100に戻る。
一方、制御部33は、自動販売機30の操作画面群内の画面操作が行われたと判定した場合にはステップS130に進み、ユーザーにより選択された自動販売機30の機能(主動作)を実行する。ステップS130が終了したらステップS140に進む。
ステップS140において、制御部33は、閾値が大きくなるように変更する。ここで、閾値とは、自動販売機30や画像形成装置10でのユーザーの特定の操作実績を反映したパラメータ(時間)である。これにより、自動販売機30の機能が既に利用されたので、自動販売機30の操作画面群に自動遷移しにくくすることができる。
これに対し、ステップS100において、制御部33は、自動販売機30の操作画面群を例えば画像形成装置10の画面操作群に切り替える操作がユーザーにより入力されたと判定した場合、操作表示部31の操作画面を画像形成装置10の操作画面群に切り替えた後、ステップS120に進む。例えば、画像形成装置10のデフォルトの操作画面以外(第2の操作画面)に切り替える。
ステップS120において、制御部33は、ユーザーの無操作時間を計測し、無操作時間が設定されている閾値を超えたか否かを判定する。なお、自動販売機30の機能が実行されている場合、閾値は初期値よりも大きくなっている。制御部33は、ユーザーの無操作時間が閾値を超えたと判定した場合、ステップS150に進む。
ステップS150において、制御部33は、自動画面遷移の方法として、操作画面群を跨ぐ自動画面遷移が設定されているか否かを判定する。制御部33は、操作画面群を跨ぐ自動画面遷移が設定されている場合、ステップS160に進み、操作表示部31の操作画面をデフォルトの自動販売機30の操作画面群の操作画面に切り替える。
一方、ステップS150において、制御部33は、自動画面遷移の方法として、操作画面群を跨ぐ自動画面遷移が設定されていない場合、つまり、操作画面群内での自動画面遷移に設定されている場合、ステップS170に進む。ステップS170において、制御部33は、操作表示部31の操作画面を、画像形成装置10の操作画面群内の第1の操作画面に切り替える。
これに対し、ステップS120において、制御部33は、ユーザーの無操作時間が閾値を超えていない、つまり、無操作時間が閾値未満であると判定した場合、ステップS160に進む。
ステップS160において、制御部33は、画像形成装置10の操作画面群を切り替える操作がユーザーにより入力されたか否かを判定する。制御部33は、操作画面群の切り替える操作がユーザーにより入力されたと判定した場合、ステップS150に進み、上述したステップS150,S160の処理を実行する。
一方、ステップS160において制御部33は、画像形成装置10の操作画面群を切り替える操作がユーザーにより入力されていないと判定した場合、ステップS180に進む。
ステップS180において、制御部33は、画像形成装置10の操作画面群内の所定の機能がユーザーにより選択された否かを判定する。制御部33は、画像形成装置10の操作画面群内の機能がユーザーにより選択されたと判定した場合、ステップS190に進み、ユーザーにより選択された画像形成装置10の機能(従動作)を実行する。ステップS190が終了したらステップS200に進む。
ステップS200において、制御部33は、閾値が小さくなるように変更する。これは、画像形成装置10の特定の機能が既に利用されたので、他の操作画面群や操作画面に自動遷移し易くするためである。ステップS200が終了したら、ステップS120に戻る。同様に、ステップS180において、画像形成装置10の操作画面群内の所定の機能がユーザーにより選択されていないと判定した場合、ステップS120に戻る。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、操作画面群を跨いだ状態で、ユーザーの無操作状態が続いた場合には、操作画面群内の上位階層へと画面遷移を行いたいユーザーに対しては操作画面群で自動遷移を実行し、操作により遷移した操作画面群から元の操作画面群に復帰したいユーザーに対しては操作画面群を跨いだ自動遷移を、それぞれ適切なタイミングで行うので、ユーザーに利便性を提供することが可能となる。
なお、上述した例では、自動画面遷移を実行した場合に、操作画面群のトップ操作画面に戻るようにしたが、これに限定されることはなく、例えば2番目の操作画面に遷移するようにしても良いし、その他の操作画面に遷移するようにしても良い。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態では、操作画面群内での自動画面遷移の実行を判定する際に用いられる第1の閾値と操作画面群を跨いだ自動画面遷移の実行を判定する際に用いられる第2の閾値とを用いて自動画面遷移の切り替えを行う点において、上記第1の実施の形態と相違している。なお、その他の電子機器システム5の構成や動作等は、上記第1の実施の形態と同様であるため、共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
[第1の閾値および第2の閾値について]
本例では、操作画面群内において自動遷移を実行するか否かを判定する際の基準となる無操作時間を表す閾値として第1の閾値が用いられる。第1の閾値は、例えば、画像形成装置10のデフォルトの操作画面が提供する機能を既に利用している場合には大きくなるように変更され、ユーザーの操作によって遷移した先の画像形成装置10の操作画面が提供する機能を利用した場合には小さくなるように変更される。
また、操作画面群を跨ぐ自動遷移を実行するか否かを判定する際の基準となる無操作時間を表す閾値として第2の閾値が設定される。第2の閾値は、自動販売機30の操作画面群(デフォルトで利用される操作画面群)が提供する機能をユーザーが既に利用している場合には大きくなるように変更され、ユーザーの操作によって遷移した先の画像形成装置10の操作画面群が提供する機能を利用した場合には小さくなるように変更される。
[電子機器システム5の動作例]
(操作画面群内での移動画面遷移)
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る、操作画面群内で自動画面遷移を実行する場合における電子機器システム5の動作の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、ステップS300において、制御部33は、自動販売機30のデフォルトの操作画面を、他の機能を実現する操作画面に切り替える操作がユーザーにより入力されたか否かを判定する。制御部33は、操作画面の切り替え操作がユーザーにより入力されていないと判定した場合、ステップS310に進む。
ステップS310において、制御部33は、自動販売機30の操作画面内の機能を実行する操作がユーザーにより行われたか否かを判定する。制御部33は、自動販売機30の操作画面内の画面操作が行われていないと判定した場合、ステップS300に戻り、ユーザーの操作画面の切り替え操作を継続して監視する。
一方、ステップS310において、制御部33は、自動販売機30の操作画面内の画面操作が行われたと判定した場合、ステップS330に進み、ユーザーにより選択された自動販売機30の機能(主動作)を実行する。ステップS330が終了したらステップS340に進む。
ステップS340において、制御部33は、第1の閾値が大きくなるように変更する。これは、自動販売機30の機能が既に利用されたので、ユーザーの無操作時間が生じた際に自動販売機30のデフォルトの操作画面に自動遷移しにくくするためである。ステップS340が終了したら、ステップS300に戻り、ユーザーの操作画面の切り替え操作の有無を継続して監視する。
これに対し、ステップS300において、制御部33は、自動販売機30の操作画面を自動販売機30の他の機能を実現する操作画面に切り替える操作がユーザーにより入力されたと判定した場合、操作表示部31の操作画面を選択された操作画面に切り替えた後、ステップS320に進む。
ステップS320において、制御部33は、遷移先においてユーザーの無操作時間を計測し、無操作時間が設定されている第1の閾値を超えたか否かを判定する。なお、既に自動販売機30のデフォルトの操作画面の機能が実行されている場合、第1の閾値は初期値よりも大きくなっており、デフォルトの操作画面に戻り難くなるように調整されている。
制御部33は、ユーザーの無操作時間が第1の閾値を超えたと判定した場合、ステップS350に進み、操作表示部31の操作画面を自動販売機30のデフォルトの操作画面に切り替える。ステップS350が終了したら、ステップS300に戻り、再度、操作画面の切り替え指示がユーザーにより入力されたか否かを判定する。
一方、ステップS320において、制御部33は、ユーザーの無操作時間が第1の閾値を超えていない、つまり、無操作時間が第1の閾値未満であると判定した場合、ステップS360に進む。
ステップS360において、制御部33は、遷移先の自動販売機30の操作画面を切り替える操作がユーザーにより入力されたか否かを判定する。制御部33は、操作画面の切り替える操作がユーザーにより入力されたと判定した場合、ステップS350に進み、選択された操作画面に切り替えた後、ステップS300に戻る。
一方、ステップS360において、制御部33は、操作画面の切り替える操作がユーザーにより入力されていないと判定した場合、ステップS370に進む。
ステップS370において、制御部33は、遷移先の操作画面がユーザーにより操作されたか、つまり、操作画面内の所定の機能がユーザーにより選択された否かを判定する。制御部33は、遷移先の操作画面がユーザーにより操作されていないと判定した場合、ステップS320に戻り、再度、無操作時間が第1の閾値を越えたか否かを判定する。
ステップS370において、制御部33は、操作画面がユーザーにより操作されたと判定した場合、ステップS380に進み、ユーザーにより操作された自動販売機30の機能(従動作)を実行する。ステップS380が終了したらステップS390に進む。
ステップS390において、制御部33は、第1の閾値が小さくなるように変更する。これは、自動販売機30の遷移先の機能が既に利用されたので、画像形成装置10のデフォルトの操作画面に自動遷移し易くするためである。ステップS390が終了したら、ステップS320に戻り、再度、無操作時間が第1の閾値を越えたか否かを判定する。
(操作画面群を跨ぐ移動画面遷移)
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る、操作画面群を跨いで自動画面遷移を実行する場合における電子機器システム5の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS400において、制御部33は、自動販売機30の操作画面群(デフォルトの操作画面)を切り替える操作がユーザーにより入力されたか否かを判定する。制御部33は、ユーザーにより自動販売機30の操作画面群を切り替える操作が入力されていないと判定した場合、ステップS410に進む。
ステップS410において、制御部33は、自動販売機30の操作画面がユーザーにより操作されたか、つまり、操作画面内の所定の機能がユーザーにより選択されたか否かを判定する。制御部33は、自動販売機30の操作画面がユーザーにより操作されていないと判定した場合、ステップS400に戻り、再度、操作画面群を切り替える操作が入力された否かを継続して監視する。
一方、ステップS410において、制御部33は、自動販売機30の操作画面がユーザーにより操作されたと判定した場合、ステップS430に進み、ユーザーにより操作された自動販売機30の機能(主動作)を実行する。ステップS430が終了したらステップS440に進む。
ステップS440において、制御部33は、第2の閾値が大きくなるように変更する。これは、ユーザーにより自動販売機30の操作画面群内の機能が既に利用されており、ユーザーが再度、この操作画面群内の機能を利用する可能性が低いためである。
これに対し、ステップS400において、制御部33は、自動販売機30の操作画面群を、画像形成装置10の操作画面群に切り替える操作がユーザーにより入力されたと判定した場合、操作表示部31の操作画面を画像形成装置10のデフォルトの操作画面に切り替えてステップS420に進む。
ステップS420において、制御部33は、第1の閾値と第2の閾値とを比較し、第2の閾値が第1の閾値未満であるか否かを判定する。つまり、自動画面遷移の方法として、画像形成装置10の操作画面群から自動販売機30の操作画面群に跨って画面遷移させるか、または、遷移先の画像形成装置10の操作画面群内で画面遷移させるかを判定する。制御部33は、第2の閾値が第1の閾値未満であると判定した場合、操作画面群を跨る画面遷移が優先されるので、ステップS450に進む。
ステップS450において、制御部33は、ユーザーの無操作時間を計測し、無操作時間が第2の閾値を超えたか否かを判定する。制御部33は、無操作時間が第2の閾値を超えたと判定した場合、ステップS470に進む。ステップS470において、制御部33は、操作表示部31に現在表示されている操作画面群を自動販売機30の操作画面群(デフォルトの操作画面)に切り替える。ステップS470が終了したら、ステップS400に戻り、遷移先の操作画面群を切り替える操作がユーザーにより入力されたか否かを継続して判定する。
一方、ステップS420において、制御部33は、第2の閾値が第1の閾値未満でないと判定した場合、または、ステップS450において無操作時間が第2の閾値未満であると判定した場合、ステップS460に進む。
ステップS460において、制御部33は、画像形成装置10の操作画面群を切り替える操作がユーザーにより入力されたか否かを判定する。制御部33は、操作画面群の切り替える操作がユーザーにより入力されたと判定した場合、ステップS470に進み、例えば自動販売機30の操作画面群に切り替えた後、ステップS400に戻る。
一方、ステップS460において、制御部33は、画像形成装置10の操作画面群を切り替える操作がユーザーにより入力されていないと判定した場合、ステップS480に進む。
ステップS480において、制御部33は、画像形成装置10の操作画面群内の所定の機能がユーザーにより選択された否かを判定する。制御部33は、画像形成装置10の操作画面群内の機能がユーザーにより選択されていない判定した場合、ステップS420に戻り、第1の閾値と第2の閾値との比較を行う。
一方、ステップS480において、制御部33は、画像形成装置10の操作画面群内の機能がユーザーにより選択されたと判定した場合、ステップS490に進み、ユーザーにより選択された画像形成装置10の機能(従動作)を実行する。ステップS490が終了したらステップS500に進む。
ステップS500において、制御部33は、第2の閾値が小さくなるように変更する。これは、ユーザーにより画像形成装置10の操作画面群内の機能が既に利用されており、ユーザーが再度、この操作画面群内の機能を利用する可能性が低いので、自動販売機30の操作画面群に遷移し易いようにするためである。ステップS500が終了したら、ステップS420に戻る。本例では、このような処理を繰り返し実行する。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、上述した第1の実施の形態と同様に、操作画面群を跨いだ状態で、ユーザーの無操作状態が続いた場合には、操作画面群内の上位階層へと画面遷移を行いたいユーザーに対しては操作画面群で自動遷移を実行し、操作により遷移した操作画面群から元の操作画面群に復帰したいユーザーに対しては操作画面群を跨いだ自動遷移を、それぞれ適切なタイミングで行うので、ユーザーに利便性を提供することが可能となる。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態では、自動画面遷移の誤判定率を算出し、その結果を各閾値にフィードバックする点において、上記第1および第2の実施の形態と相違している。なお、その他の電子機器システム5の構成や動作等は、上記第1および第2の実施の形態と同様であるため、共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本例では、ユーザーの意図に沿った操作画面の自動遷移を行うことを目的としており、より良い操作性を提供するために、間違った自動画面遷移の判定を行っている場合、その修正を行う機能をもたせることができる。以下に、具体的に説明する。
制御部33は、自動画面遷移が誤判定とされた誤判定回数をカウントする。誤判定と判定される場合としては、例えば、操作画面群内で自動画面遷移を実行したにも係わらず、その後、ユーザーにより操作画面群を跨った画面遷移が実行された場合が挙げられる。また、逆に、操作画面群を跨った自動画面遷移を実行したにも係わらず、その後、ユーザーにより操作画面群内での画面遷移が実行された場合も考えられる。上述した誤判定回数のカウントは、予め設定された基準、例えば時間や操作回数内に実行することができる。記憶部36には、操作画面群内での自動画面遷移および操作画面群を跨いだ自動画面遷移のそれぞれの実行回数と、自動画面遷移が誤判定された誤判定回数とが記憶される。制御部33は、記憶部36から自動画面遷移の実行回数と誤判定回数とを読み出し、読み出したこれらの情報に基づいて自動画面遷移の正誤確率(誤確率)を算出する。制御部33は、算出した自動画面遷移の正誤確率が予め設定された基準確率を超える場合、閾値の初期値および変化量を調整する。
図9は、ユーザーの操作実績に応じて閾値を変更した際における、自動画面遷移の誤確率とそのときの対策とを示している。図9に示すように、閾値の変更を行わなかった場合の誤確率が大きかった場合には、閾値の初期値を大きくする変更を行う。また、閾値を大きくする変更のみを行った場合の誤確率が大きかった場合には、閾値の初期値を大きくする、または閾値を大きくする変化量をより大きくする、あるいはその両方を行う。また、閾値を小さくする変更のみを行った場合の誤確率が大きかった場合には、閾値の初期値を大きくする、または閾値を小さくする変化量を小さくする、あるいはその両方を行う。さらに、閾値を大きくする変更と小さくする変更の両方を行った場合の誤確率が大きかった場合には、閾値の初期値を大きくする、閾値を大きくする変化量をより大きくする、閾値を小さくする変化量を小さくする、のそれぞれどれか、あるいは組み合わせた変更を行う。
以上説明したように、第3の実施の形態によれば、自動画面遷移の正誤確率を算出して最適な閾値に修正するので、より正確な自動画面遷移の実現を図ることができる。これにより、ユーザーの利便性をより向上させることができる。
なお、本発明の技術範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。例えば、認証部32の検出結果に基づいてユーザーが切り替わったと判断した場合、ユーザーの操作実績および無操作時間の閾値判定に関係なく、操作画面群を跨いだ自動画面遷移を実行しても良い。例えば、画像形成装置10の操作画面が操作表示部31に表示された状態で、ユーザーが切り替わった場合、デフォルトの自動販売機30の操作画面に切り替える。これにより、複数のユーザーが電子機器システム5を利用する場合でも、各ユーザーはデフォルトの操作画面から操作を開始できる。
また、上述した実施の形態では、画像形成装置10を自動販売機30に内蔵する構成としたが、画像形成装置10および自動販売機30を隣接して配置して操作表示部31を共有するようにしても良い。また、電子機器システム5は、2台の装置に限定されず、3台以上の装置により構成しても良い。
また、制御部33は、操作表示部31にてユーザーにより受け付けられた操作画面を遷移させるための選択情報に基づいて、操作画面群の中で自動画面遷移を実行するか、または、操作画面群間での自動画面遷移を実行させるかを切り替えることもできる。また、制御部33は、操作表示部31にてユーザーにより受け付けられた各閾値を変更するための変更情報に基づいて、第1の閾値および第2の閾値の少なくとも一方の初期値を変更することもできる。さらに、制御部33は、操作表示部31にてユーザーにより受け付けられた閾値の増加量または減少量を変更するための変更情報に基づいて、第1の閾値および第2の閾値の増加量または減少量を変更することもできる。
5 電子機器システム
10 画像形成装置
30 自動販売機
31 操作表示部(表示部)
32 認証部
33 制御部
36 記憶部

Claims (15)

  1. 第1の機能を実現するための第1の操作画面群と第2の機能を実現するための第2の操作画面群とを表示する表示部と、
    前記表示部に表示される前記第1の操作画面群および前記第2の操作画面群におけるユーザーの特定の操作実績を反映するパラメータ、または、前記第1の操作画面群内もしくは前記第2の操作画面群内で画面遷移させる第1の画面遷移を行う場合に用いる無操作時間を示す第1の閾値と前記第1の操作画面群および前記第2の操作画面群間に跨って画面遷移させる第2の画面遷移を行う場合に用いる無操作時間を示す第2の閾値と、ユーザーの放置状態を示す無操作時間とに基づいて、前記第1の画面遷移を行うかまたは前記第2の画面遷移を行うかを判定する制御部と、
    を備えることを特徴とする操作システム。
  2. 前記制御部は、前記第1の操作画面群から前記第2の操作画面群に遷移させる際に、遷移先の前記第2の操作画面群が提供する機能を既に利用しているか否かに基づく前記パラメータを用いて判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作システム。
  3. 前記制御部は、前記第1の閾値および前記第2の閾値のうち時間が短い方の閾値を選択し、選択した閾値と前記無操作時間とを比較する
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作システム。
  4. 前記制御部は、第1の操作画面群内の第1の操作画面が提供する機能を既に利用している場合には前記第1の閾値を大きくなるように変更し、ユーザーの操作によって遷移した先の第2の操作画面の機能を利用した場合には前記第1の閾値を小さくなるように変更する
    ことを特徴とする請求項3に記載の操作システム。
  5. 前記制御部は、前記第1の操作画面群の提供する機能を既に利用している場合には前記第2の閾値を大きくなるように変更し、ユーザーの操作によって遷移した先の前記第2の操作画面群の機能を利用した場合には前記第2の閾値を小さくなるように変更する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の操作システム。
  6. 前記制御部は、ユーザーにより受け付けられた操作画面を遷移させるための選択情報に基づいて前記第1の画面遷移または前記第2の画面遷移を実行する
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の操作システム。
  7. 前記制御部は、ユーザーによって受け付けられた前記第1の閾値または前記第2の閾値を変更するための変更情報に基づいて、前記第1の閾値および前記第2の閾値の少なくとも一方の初期値を変更する
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の操作システム。
  8. 前記制御部は、ユーザーにより受け付けられた閾値の増加量または減少量を変更するための変更情報に基づいて、前記第1の閾値および前記第2の閾値の増加量または減少量を変更する
    ことを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の操作システム。
  9. ユーザーを識別するための認証部を備え、
    前記制御部は、前記認証部による認証結果に基づいてユーザーが切り替わったと判断した場合、前記第2の画面遷移を実行する
    ことを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の操作システム。
  10. 前記第1の画面遷移および前記第2の画面遷移のそれぞれの実行回数と、前記第1の画面遷移および前記第2の画面遷移が誤判定された誤判定回数とを記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記実行回数と前記誤判定回数とに基づいて前記第1の画面遷移および前記第2の画面遷移における自動画面遷移の正誤確率を算出する
    ことを特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の操作システム。
  11. 前記制御部は、前記第1の画面遷移後、ユーザーにより基準内に前記第2の画面遷移が実行された場合、前記第1の画面遷移を誤判定であると判定し、当該判定結果を誤判定回数として前記記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項10に記載の操作システム。
  12. 前記制御部は、前記第2の画面遷移後、ユーザーにより基準内に前記第1の画面遷移が実行された場合、前記第2の画面遷移を誤判定であると判定し、当該判定結果を誤判定回数として前記記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項10または11に記載の操作システム。
  13. 前記基準は、予め設定された時間および操作回数の少なくとも一方である
    ことを特徴とする請求項10から12の何れか一項に記載の操作システム。
  14. 前記制御部は、算出した自動画面遷移の正誤確率に基づいて前記第1の閾値および前記第2の閾値を変更する。
    ことを特徴とする請求項10から13の何れか一項に記載の操作システム。
  15. 第1の機能を実現するための第1の操作画面群と第2の機能を実現するための第2の操作画面群との画面遷移を制御する操作方法であって、
    ユーザーの放置状態を示す無操作時間を計測するステップと、
    前記第1の機能を実現するための前記第1の操作画面群および前記第2の機能を実現するための前記第2の操作画面群におけるユーザーの特定の操作実績を反映するパラメータ、または、前記第1の操作画面群内もしくは前記第2の操作画面群内で画面遷移させる第1の画面遷移を行う場合に用いる無操作時間を示す第1の閾値と前記第1の操作画面群および前記第2の操作画面群に跨って画面遷移させる第2の画面遷移を行う場合に用いる無操作時間を示す第2の閾値と、測定した前記無操作時間との比較結果に基づいて、前記第1の画面遷移を行うかまたは前記第2の画面遷移を行うかを判定するステップと、
    を有することを特徴とする操作方法。
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