JP6520485B2 - ガラス物品の製造装置及びその使用方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ガラス物品の製造装置及びその使用方法に関する。
従来、溶融ガラスを流下して成形されるガラスリボンを下方に牽引してガラス物品を製造するガラス物品の製造装置が知られている。この製造装置は、ガラスリボンを挟持するとともに下方に牽引する第1ローラー機構と第2ローラー機構とを備えている(特許文献1参照)。
特表2013−531607号公報
上記のように、第1ローラー機構のローラーと第2ローラー機構のローラーとによりガラスリボンを挟持するとともに下方に牽引する工程において、各ローラーからガラスリボンに過剰な負荷がかかると、ガラスリボンが割れる場合がある。各ローラーからガラスリボンにかかる負荷は、ガラスリボンを挟持する圧力の変動により変化する。このような圧力の変動は、少なくとも一方のローラーの外周面が不均一に摩耗することを要因として大きくなり易い。
図8及び図9には、各ローラーの動作態様について、理解し易くするため、各ローラーの表面状態を誇張して示している。図8に示すように、不均一に摩耗したローラー111,112の外周面は、二点鎖線で示す真円形状の場合と比較して、凸形状となる凸部分RAと凹形状となる凹部分RBとを有している。例えば、第1ローラー機構におけるローラー111の凸部分RAと第2ローラー機構におけるローラー112の凸部分RAとがガラスリボンGを挟持する位置に同期することにより、ガラスリボンGが受ける圧力が高くなる。また、図9に示すように、例えば、第1ローラー機構におけるローラー111の凹部分RBと第2ローラー機構におけるローラー112の凹部分RBとがガラスリボンGを挟持する位置に同期することにより、ガラスリボンGが受ける圧力が低くなる。なお、未使用のローラーであっても、ローラーの外周面における寸法公差内の凹凸を要因として、ガラスリボンを挟持する圧力の変動が大きくなる場合がある。このような圧力の変動が大きくなると、ガラスリボンにかかる負荷が増大し、ガラスリボンが割れるおそれがある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ガラスリボンにかかる負荷を抑えることを可能にしたガラス物品の製造装置及びその使用方法を提供することにある。
上記課題を解決するガラス物品の製造装置は、溶融ガラスを流下して成形されるガラスリボンを挟持するとともに下方に牽引する第1ローラー機構と第2ローラー機構とを備えるガラス物品の製造装置であって、前記第1ローラー機構及び前記第2ローラー機構は、前記ガラスリボンに接触するローラーと、前記ローラーを回転させる回転軸と、前記回転軸を駆動する駆動源と、前記回転軸と前記駆動源とを連結する連結部とを各々に備え、前記第1ローラー機構及び前記第2ローラー機構の少なくとも一方の前記連結部は、前記駆動源の駆動軸に対して前記回転軸の周方向の位置を変更して、前記第1ローラー機構におけるローラーの外周位置と前記第2ローラー機構におけるローラーの外周位置との相対位置を変更可能な可変機構を備える。
この構成によれば、可変機構によって上記相対位置を変更することにより、各ローラーの外周面において、真円形状の場合と比較して凸形状となる凸部分と、真円形状の場合と比較して凹形状となる凹部分との間にガラスリボンを挟持させることが可能となる。すなわち、各ローラーの外周面における凸部分同士及び凹部分同士がガラスリボンを挟持する位置に同期することを抑えることが可能となる。これにより、各ローラーからガラスリボンが受ける圧力の変動を抑えることが可能となる。
上記ガラス物品の製造装置は、前記可変機構は、前記駆動源側に設けられた主可変部と、前記回転軸側に設けられた副可変部とを備え、前記主可変部及び前記副可変部は、互いに係合及び係合解除可能に構成され、前記可変機構は、前記ローラーの周方向における前記主可変部と前記副可変部との係合位置を位置決めする複数の位置決め部をさらに有し、前記主可変部と前記副可変部との係合位置を変更することにより前記駆動源の駆動軸に対して前記回転軸の周方向の位置を変更可能に構成されていることが好ましい。
この構成によれば、可変機構によって上記相対位置を変更する際に、複数の位置に位置決めすることができる。
上記ガラス物品の製造装置は、前記第1ローラー機構の連結部は、前記可変機構として第1可変機構を備えるとともに、前記第2ローラー機構の連結部は、前記可変機構として第2可変機構を備え、前記第1可変機構における前記複数の位置決め部は、前記第2可変機構における前記複数の位置決め部に対して前記回転軸の周方向における間隔の異なる構成を含むことが好ましい。
この構成によれば、上記相対位置を第1可変機構及び第2可変機構の各位置決め部により位置決めしながら設定することができる。また、第1可変機構及び第2可変機構において異なる複数の相対位置を設定することができる。これにより、上記相対位置の設定パターンを増やすことができる。
上記ガラス物品の製造装置は、前記連結部の軸方向に前記主可変部及び前記副可変部のいずれか一方を他方に対して進退する進退機構をさらに備え、前記進退機構の進出により前記可変機構が連結され、前記進退機構の退避により前記可変機構の連結が解除されることが好ましい。
この構成によれば、進退機構により可変機構の連結を解除して上記相対位置の変更を行うことができる。これにより、例えば、ローラー機構の回転軸を完全に取り外さずに、上記相対位置の変更を行うことができる。
上記ガラス物品の製造装置は、前記進退機構が進出し、前記連結部が連結された状態において前記進退機構をロックするロック機構をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、上記相対位置を設定した後に、連結部の連結が解除されることを防止することができる。
上記ガラス物品の製造装置は、前記ローラーの回転中における前記ローラーの径方向の変位を計測する変位計測器を備えることが好ましい。
この構成によれば、変位計測器により計測される変位に基づいて上記相対位置を設定することができる。
上記課題を解決するガラス物品の製造装置の使用方法は、前記可変機構により前記第1ローラー機構におけるローラーの外周位置と前記第2ローラー機構におけるローラーの外周位置との相対位置を変更する。
本発明によれば、ガラスリボンにかかる負荷を抑えることが可能となる。
本実施形態のガラス物品の製造装置を模式的に示す斜視図である。 第1ローラー機構の連結部を模式的に示す斜視図である。 連結部が連結された状態を模式的に示す斜視図である。 第2ローラー機構の連結部を模式的に示す斜視図である。 各ローラーの相対位置を説明する説明図である。 各ローラーの相対位置を説明する説明図である。 各ローラーの相対位置を説明する説明図である。 凹凸を有する各ローラーの動作態様を説明する説明図である。 凹凸を有する各ローラーの動作態様を説明する説明図である。
以下、ガラス物品の製造装置及びその使用方法の実施形態について図面を参照して説明する。なお、図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張して示す場合がある。また、各部分の寸法比率についても、実際と異なる場合がある。
図1に示すように、ガラス物品の製造装置11は、溶融ガラスを流下して成形されるガラスリボンGを挟持するとともに下方に牽引する第1ローラー機構12と第2ローラー機構13とを備えている。ガラスリボンGの成形方法としては、例えば、オーバーフローダウンドロー法、スロットダウンドロー法、及びリドロー法が挙げられる。
第1ローラー機構12及び第2ローラー機構13は、ガラスリボンGに接触する複数のローラー14と、各ローラー14を回転させる回転軸15と、回転軸15を駆動する駆動源と、回転軸15と駆動源とを連結する連結部16とを各々に備えている。第1ローラー機構12は、ガラスリボンGの第1主面GAに接触する一対のローラー14を備えている。第2ローラー機構13は、ガラスリボンGの第1主面GAとは反対側の第2主面GBに接触する一対のローラー14を備えている。第1ローラー機構12及び第2ローラー機構13の各ローラー14は、ガラスリボンGの両端部分を挟持するとともに下方に牽引する。こうした各ローラー14は、同じ外形寸法を有し、同じ回転速度で回転される。第1ローラー機構12及び第2ローラー機構13の駆動源としては、例えば、モーターMが用いられる。第1ローラー機構12及び第2ローラー機構13は、例えば、ガラスリボンGを徐冷する徐冷工程、すなわち徐冷炉内でガラスリボンGを牽引するために用いられる。本実施形態の第1ローラー機構12は、ガラスリボンGを第2ローラー機構13に向けて所定の荷重で押圧している。また、第2ローラー機構13の回転軸15は、定位置で回転されるように固定されている。なお、第1ローラー機構12の回転軸15が定位置で回転されるように固定されるとともに、第2ローラー機構13がガラスリボンGを第1ローラー機構12に向けて所定の荷重で押圧するように構成してもよい。
第1ローラー機構12の連結部16は、第1ローラー機構12における各ローラー14の外周位置と第2ローラー機構13における各ローラー14の外周位置との相対位置を変更可能な第1可変機構17を備えている。第2ローラー機構13の連結部16についても、第1ローラー機構12における各ローラー14の外周位置と第2ローラー機構13における各ローラー14の外周位置との相対位置を変更可能な第2可変機構18を備えている。
図2及び図3に示すように、第1ローラー機構12の第1可変機構17は、駆動源側に設けられた主可変部19と、回転軸15側に設けられた副可変部20とを備えている。主可変部19と副可変部20は、互いに係合及び係合解除可能に構成されている。第1可変機構17は、第1ローラー機構12における各ローラー14の周方向における主可変部19と副可変部20との係合位置を位置決めする複数の位置決め部21を有している。第1可変機構17は、主可変部19と副可変部20との係合位置を変更することにより駆動源の駆動軸に対して回転軸15の周方向の位置を変更可能に構成されている。
第1可変機構17は、駆動源の駆動軸に対して回転軸15の周方向に所定間隔で複数の位置決め部21を有している。詳述すると、第1可変機構17における主可変部19及び副可変部20は、駆動源の駆動軸に対して回転軸15の周方向の位置を位置決めする6つの位置決め部21を有している。各位置決め部21は、回転軸15の周方向において隣り合う凹凸部から構成されている。主可変部19の位置決め部21と、副可変部20の位置決め部21とを嵌合することで、主可変部19から副可変部20へ動力が伝達される。なお、第1可変機構17における6つの位置決め部21は、回転軸15の周方向において等間隔で配置されている。
図4に示すように、第2可変機構18についても、第1可変機構17と同様に、駆動源側に位置する主可変部19と、回転軸15側に位置する副可変部20とを備えている。第2可変機構18における主可変部19及び副可変部20は、それぞれ8つの位置決め部21を有している。すなわち、第2可変機構18は、複数の位置決め部21の数が異なる以外は、第1可変機構17と同様の構成を有している。
図2に示すように、第1可変機構17における主可変部19と副可変部20とは、6つの位置決め部21により6通りの異なる位置に位置決めして連結することができる。また、図4に示すように、第2可変機構18における主可変部19と副可変部20とは、8つの位置決め部21により8通りの異なる位置に位置決めして連結することができる。
以上のように第1可変機構17は、第2可変機構18における複数の位置決め部21とは回転軸15の周方向における間隔の異なる少なくとも一対の位置決め部21を有している。例えば、第1可変機構17において、回転軸15の周方向で隣り合う一対の位置決め部21,21の間隔は、第2可変機構18において、回転軸15の周方向で隣り合う一対の位置決め部21,21の間隔と異なる。要するに、第1可変機構17と第2可変機構18とにおいて、回転軸15の軸方向から見て180°の位置で対向する一対の位置決め部21,21以外の一対の位置決め部21,21の組み合わせについては、回転軸15の周方向の間隔が異なる。このように、第1可変機構17における複数の位置決め部21,21は、第2可変機構18における複数の位置決め部21,21に対して回転軸15の周方向における間隔の異なる構成を含む。
図2及び図3に示すように、ガラス物品の製造装置11は、第1ローラー機構12における連結部16の軸方向に進退する進退機構22をさらに備えている。第1可変機構17は、図3に示すように進退機構22の進出により連結され、図2に示すように進退機構22の退避により第1可変機構17の連結は解除される。こうした進退機構22は、例えば、第1ローラー機構12における連結部16の軸方向に往復動可能な可動部22aと、可動部22aの往復動を案内するように支持する支持部22bとを備えている。本実施形態の進退機構22は、第1可変機構17と回転軸15との間に設けられている。
第1ローラー機構12の連結部16は、進退機構22が進出し、連結部16が連結された状態において進退機構22をロックするロック機構23をさらに備えている。ロック機構23は、副可変部20に設けられる取付部23aと、取付部23aから外方へ突出する突出部23bと、突出部23bを係止する係止部材23cとを備えている。
ロック機構23の取付部23aは、図示を省略した軸受を介して副可変部20に取り付けられている。こうした突出部23bを軸方向に往復動させることで、副可変部20を軸方向に往復動させることができる。係止部材23cは、進退機構22が進出し、連結部16が連結した状態において、突出部23bに係止可能に構成されている。係止部材23cは、例えば、図示を省略した筐体に回動可能に軸支させてもよいし、突出部23bに係止させた係止部材23cをボルト等の締結部材で筐体に固定する構成であってもよい。
図4に示すように、第2ローラー機構13についても、第1ローラー機構12と同様に進退機構22及びロック機構23をさらに備えている。
図1に示すように、ガラス物品の製造装置11は、ローラー14の変位を計測する変位計測器24を備えている。変位計測器24は、回転軸15が定位置で回転されるように固定されずにガラスリボンGを所定の荷重で押圧するローラー14の変位を計測するように配置される。本実施形態の変位計測器24は、第1ローラー機構12のローラー14の変位を計測するように配置される。変位計測器24は、回転軸15における一端部と他端部との変位を計測するように配置されることが好ましい。これにより、ガラスリボンGの両端部に接触する各ローラー14の変位を間接的に計測することができる。なお、回転軸15の一端側と他端側との各位置の変位は、回転軸15の一端側と他端側とを支持する各支持部22bの変位を計測してもよい。変位計測器24は、接触式の変位計測器24であってもよいし、光学式の変位計測器24であってもよい。また、第1ローラー機構12及び第2ローラー機構13のうち一方のローラー機構の回転軸15が固定されている場合には、変位可能に構成された他方のローラー機構についてのみ変位を計測する態様としてよい。
ガラス物品の製造装置11は、例えば、ガラスリボンGを所定の長さに切断する切断装置をさらに備えてもよいし、長尺状のガラスリボンGを巻き取る巻取装置をさらに備えてもよい。ガラス物品は、ガラス基板であってもよいし、ロール状に巻き取られたフィルム状のガラスであってもよい。
ガラス物品の用途としては、例えば、ディスプレイ用途、タッチパネル用途、光電変換パネル用途、電子デバイス用と、窓ガラス用途、建材用途、及び車両用途が挙げられる。
次に、ガラス物品の製造装置11の主な作用について説明する。
ガラス物品の製造装置11は、溶融ガラスを流下して成形されるガラスリボンGを挟持するとともに下方に牽引する第1ローラー機構12と第2ローラー機構13とを備えている。例えば、第1ローラー機構12の連結部16は、第1ローラー機構12における各ローラー14の外周位置と第2ローラー機構13における各ローラー14の外周位置との相対位置を変更可能な第1可変機構17を備えている。
この構成によれば、第1可変機構17によって上記相対位置を変更することにより、各ローラー14の外周面において、真円形状の場合と比較して凸形状となる凸部分と真円形状の場合と比較して凹形状となる凹部分との間にガラスリボンGを挟持させることが可能となる。すなわち、各ローラー14の外周面における凸部分同士及び凹部分同士がガラスリボンGを挟持する位置に同期することを抑えることが可能となる。これにより、各ローラー14からガラスリボンGが受ける圧力の変動を抑えることが可能となる。
次に、ガラス物品の製造装置11の使用方法の詳細について説明する。
ガラス物品の製造装置11において、第1ローラー機構12における各ローラー14の外周位置と第2ローラー機構13における各ローラー14の外周位置との相対位置を変更するには、例えば、第1ローラー機構12の第1可変機構17が用いられる。第1可変機構17を用いる場合、主可変部19の回転中(駆動源の作動中)に、図2に示すように第1可変機構17の連結の解除と、図3に示すように第1可変機構17の連結とを繰り返す。これにより、第1可変機構17において、主可変部19と副可変部20との周方向の位置関係を変更することができるため、第1ローラー機構12の各ローラー14の外周位置と、第2ローラー機構13の各ローラー14の外周位置との相対位置を変更することができる。第2可変機構18を用いて上記相対位置を変更する場合も、第1可変機構17を用いる場合と同様に行うことができる。
上記相対位置の変更は、例えば、ガラスリボンGの製造中において少なくとも一つのローラー14が不均一に摩耗した際や、第1ローラー機構12又は第2ローラー機構13の少なくとも一つのローラー14を交換した際に行われる。
次に、上記相対位置を設定する例について、図5〜図7を参照して詳述する。なお、図5〜図7では、説明の便宜上、第1ローラー機構12及び第2ローラー機構13の副可変部20側を示すとともに、各ローラー14の外周面の凹凸については省略している。
図5に示す一例では、第1ローラー機構12における駆動源側のローラー14の外周位置を外周位置A1〜A6で示している。これらの外周位置A1〜A6は、上述した第1可変機構17の6つの位置決め部21に対応している。また、第2ローラー機構13における駆動源側のローラー14の外周位置を外周位置B1〜B8で示している。これらの外周位置B1〜B8は、上述した第2可変機構18の8つの位置決め部21に対応している。
図5に示す一例では、第1ローラー機構12におけるローラー14の外周位置A1と、第2ローラー機構13におけるローラー14の外周位置B1とがガラスリボンGを挟持する位置に同期している。
図6には、第1ローラー機構12の第1可変機構17を用いて、上記相対位置を変更した一例を示している。図6に示す一例では、第1ローラー機構12におけるローラー14の外周位置A2と、第2ローラー機構13におけるローラー14の外周位置B1とがガラスリボンGを挟持する位置に同期している。
さらに、図示を省略するが、第1ローラー機構12におけるローラー14の外周位置A3,A4…A6と、第2ローラー機構13におけるローラー14の外周位置B1とがガラスリボンGを挟持する位置に同期するように上記相対位置を変更することができる。すなわち、本実施形態では、第1ローラー機構12における第1可変機構17により、6通りの相対位置を設定することができる。
図7には、第2ローラー機構13の第2可変機構18を用いて、上記相対位置を変更した一例を示している。図7に示す一例では、第1ローラー機構12におけるローラー14の外周位置A1と、第2ローラー機構13におけるローラー14の外周位置B2とがガラスリボンGを挟持する位置に同期している。
さらに、図示を省略するが、第2ローラー機構13におけるローラー14の外周位置B2,B3…B8と、第1ローラー機構12におけるローラー14の外周位置A1とがガラスリボンGを挟持する位置に同期するように上記相対位置を変更することができる。すなわち、本実施形態では、第2ローラー機構13における第2可変機構18により、8通りの相対位置を設定することができる。
次に、上記の相対位置を第1ローラー機構12における第1可変機構17を用いて設定する手順の一例について説明する。
表1には、第1ローラー機構12における一端側のローラー14の変位量と、第1ローラー機構12における他端側のローラー14の変位量とを変位計測器24により間接的に計測した結果を示している。なお、ここでいう変位量は、第1ローラー機構12のローラー14が一周した際のローラー14の径方向における振れ幅であり、この変位量が小さくなるにつれて、第1ローラー機構12のローラー14と第2ローラー機構13のローラー14とからガラスリボンGが受ける圧力の変動は小さくなる。
表1中の相対位置の設定欄において、設定1は、第2ローラー機構13におけるローラー14の外周位置B1と、第1ローラー機構12におけるローラー14の外周位置A1とによりガラスリボンGを挟持する設定を示す。同様に、設定2〜6は、第2ローラー機構13におけるローラー14の外周位置B1と、第1ローラー機構12におけるローラー14の外周位置A2〜A6との各位置でガラスリボンGを挟持する設定を示す。
表1に示すように、相対位置の設定が設定4の場合、一端側の変位量と他端側の変位量の合計が他の設定の場合よりも小さく、かつ、一端側の変位量と他端側の変位量の最大値が最も小さい。この場合、設定4を採用することで、上述した圧力の変動を好適に抑えることができる。
なお、第2ローラー機構13における第2可変機構18を用いて上記の相対位置を設定する場合も、第1可変機構17と同様の手順により、上述した圧力の変動を好適に抑えることができる。
以上詳述した実施形態によれば、次のような作用効果が発揮される。
(1)ガラス物品の製造装置11は、溶融ガラスを流下して成形されるガラスリボンGを挟持するとともに下方に牽引する第1ローラー機構12と第2ローラー機構13とを備えている。第1ローラー機構12及び第2ローラー機構13は、ガラスリボンGに接触する各ローラー14と、各ローラー14を回転させる回転軸15と、回転軸15を駆動する駆動源と、回転軸15と駆動源とを連結する連結部16とを各々に備えている。例えば、第1ローラー機構12の連結部16は、第1ローラー機構12における各ローラー14の外周位置と第2ローラー機構13における各ローラー14の外周位置との相対位置を変更可能な第1可変機構17を備えている。
この構成によれば、第1ローラー機構12の各ローラー14と第2ローラー機構13の各ローラー14とからガラスリボンGが受ける圧力の変動を抑えることが可能となる。従って、ガラスリボンGにかかる負荷を抑えることが可能となる。
ガラス物品の製造装置11において、ガラスリボンGに過剰な負荷がかかることを抑えることにより、ガラスリボンGが割れ難くなるとともに、ガラス物品の品質が安定し易くなる。このため、ガラス物品の歩留まりを向上することが可能である。また、例えば、第1ローラー機構及び第2ローラー機構13のいずれかのローラー14が不均一に摩耗したとしても、その摩耗がガラスリボンGの負荷に影響することを抑えることができるため、ローラー14を交換せずにガラス物品の製造を継続することが可能である。すなわち、ローラー14の交換頻度を低くして生産性を高めることが可能である。
(2)ガラス物品の製造装置11において、例えば、第1可変機構17は、駆動源側に設けられた主可変部19と、回転軸15側に設けられた副可変部20とを備えている。主可変部19及び副可変部20は、互いに係合及び係合解除可能に構成されている。また、第1可変機構17は、ローラー14の周方向における主可変部19と副可変部20との係合位置を位置決めする複数の位置決め部21をさらに有している。また、第1可変機構17は、主可変部19と副可変部20との係合位置を変更することにより駆動源の駆動軸に対して回転軸15の周方向の位置を変更可能に構成されている。
この構成によれば、例えば、第1可変機構17によって上記相対位置を変更する際に、複数の位置に位置決めすることができる。
(3)ガラス物品の製造装置11において、第1ローラー機構12の連結部16は、第1可変機構17を備えるとともに、第2ローラー機構13の連結部16は、第2可変機構18を備えている。第1可変機構17における複数の位置決め部21は、第2可変機構18における複数の位置決め部21に対して回転軸15の周方向における間隔の異なる構成を含む。
この場合、上記相対位置を第1可変機構17及び第2可変機構18の各位置決め部21により位置決めしながら設定することができる。また、第1可変機構17及び第2可変機構18において異なる複数の相対位置を設定することができる。これにより、上記相対位置のパターンを増やすことができる。
従って、位置決め部21を用いて上記相対位置を容易に設定することができるとともに、複数の相対位置の選択により、第1ローラー機構12のローラー14と第2ローラー機構13のローラー14とからガラスリボンGが受ける圧力の変動を好適に抑えることが可能となる。これにより、ガラスリボンGにかかる負荷を容易に抑えることが可能となる。
(4)ガラス物品の製造装置11は、第1ローラー機構12における連結部16の軸方向に主可変部19及び副可変部20のいずれか一方を他方に対して進退する進退機構22をさらに備えている。この進退機構22の進出により、第1可変機構17が連結され、進退機構22の退避により第1可変機構17の連結が解除される。
この場合、進退機構22により第1可変機構17の連結を解除して上記相対位置の変更を行うことができる。これにより、例えば、第1ローラー機構12の回転軸15を完全に取り外さずに、上記相対位置の変更を行うことができる。なお、本実施形態では、第2ローラー機構13についても、進退機構22を備えるため、同様の作用効果が得られる。
(5)ガラス物品の製造装置11は、進退機構22が進出し、連結部16が連結された状態において進退機構22をロックするロック機構23をさらに備えている。この場合、上記相対位置を設定した後に、連結部16の連結が解除されることを防止することができる。また、ロック機構23の突出部23bは、例えば、第1可変機構17における連結や連結を解除する際の操作部として用いることもできる。
(6)ガラス物品の製造装置11は、ローラー14の回転中の変位を計測する変位計測器24を備えている。この場合、変位計測器24により計測される変位に基づいて上記相対位置を設定することができる。
(変更例)
上記実施形態を次のように変更して構成してもよい。
・ガラス物品の製造装置11における変位計測器24を省略し、例えば、ローラー14の変位、回転軸15の変位、ガラスリボンGの状態等を視認した結果に基づいて上記相対位置を設定してもよい。
・ガラス物品の製造装置11において、進退機構22を省略してもよい。
・ガラス物品の製造装置11において、ロック機構23を省略してもよい。
・ガラス物品の製造装置11の第1ローラー機構12において、進退機構22を第1可変機構17と回転軸15との間に設けているが、駆動源と第1可変機構17との間に進退機構22を設けてもよい。また、第1ローラー機構12において、回転軸15の駆動源とは反対側の端部に進退機構22を設けてもよい。なお、第2ローラー機構13の進退機構22についても取り付け位置を変更することができる。
・ガラス物品の製造装置11は、第1ローラー機構12又は第2ローラー機構13の各ローラー14をガラスリボンGから離間させる離間機構を備えた構成であってもよい。離間機構としては、例えば、回転軸15と駆動源との間に設けられるユニバーサルジョイントが挙げられる。このように離間機構を設けた場合、各ローラー14をガラスリボンGから離間させた後に、上記相対位置を変更することができる。
・ガラス物品の製造装置11において、第1可変機構17の位置決め部21の数、第2可変機構18の位置決め部21の数は適宜変更することができる。
・ガラス物品の製造装置11において、第1可変機構17及び第2可変機構18は、凹凸部の嵌合により連結されているが、例えば、摩擦力を利用して連結される構成に変更してもよい。
・ガラス物品の製造装置11において、第1ローラー機構12及び第2ローラー機構13の回転軸15には一対のローラー14が設けられているが、回転軸15の軸方向に延在する一つのローラー14に変更してもよい。すなわち、一本の回転軸15に設けられるローラー14の数は単数であっても、複数であってもよい。
・ガラス物品の製造装置11において、第1ローラー機構12の回転軸15を分割して構成するとともに一対のローラー14を独立した駆動源で駆動させる構成に変更してもよい。この場合、第1ローラー機構12において、駆動源と回転軸との連結部のいずれか一方が第1可変機構17を備える構成であってもよいし、いずれの連結部についても第1可変機構17を備える構成であってもよい。また、第2ローラー機構13についても、独立した駆動源で駆動させる構成に変更してもよい。
・ガラス物品の製造装置11において、第1可変機構17及び第2可変機構18のいずれか一方を省略してもよい。
・ガラス物品の製造装置11において、例えば、前記進退機構22を自動制御することで、上記相対位置の変更を自動化してもよい。また、変位計測器24の計測結果に基づいて上記相対位置の設定を行う制御部を設けてもよい。
・ガラス物品の製造装置11は、第1ローラー機構12及び第2ローラー機構13の上流側又は下流側にさらに任意の構成のローラー機構を備えていてもよい。
11…ガラス物品の製造装置、12…第1ローラー機構、13…第2ローラー機構、14…ローラー、15…回転軸、16…連結部、17…第1可変機構、18…第2可変機構、19…主可変部、20…副可変部、21…位置決め部、22…進退機構、23…ロック機構、24…変位計測器、G…ガラスリボン。

Claims (7)

  1. 溶融ガラスを流下して成形されるガラスリボンを挟持するとともに下方に牽引する第1ローラー機構と第2ローラー機構とを備えるガラス物品の製造装置であって、
    前記第1ローラー機構及び前記第2ローラー機構は、
    前記ガラスリボンに接触するローラーと、
    前記ローラーを回転させる回転軸と、
    前記回転軸を駆動する駆動源と、
    前記回転軸と前記駆動源とを連結する連結部とを各々に備え、
    前記第1ローラー機構及び前記第2ローラー機構の少なくとも一方の前記連結部は、
    前記駆動源の駆動軸に対して前記回転軸の周方向の位置を変更して、前記第1ローラー機構におけるローラーの外周位置と前記第2ローラー機構におけるローラーの外周位置との相対位置を変更可能な可変機構を備えることを特徴とするガラス物品の製造装置。
  2. 前記可変機構は、前記駆動源側に設けられた主可変部と、
    前記回転軸側に設けられた副可変部とを備え、
    前記主可変部及び前記副可変部は、互いに係合及び係合解除可能に構成され、
    前記可変機構は、
    前記ローラーの周方向における前記主可変部と前記副可変部との係合位置を位置決めする複数の位置決め部をさらに有し、
    前記主可変部と前記副可変部との係合位置を変更することにより前記駆動源の駆動軸に対して前記回転軸の周方向の位置を変更可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のガラス物品の製造装置。
  3. 前記第1ローラー機構の連結部は、前記可変機構として第1可変機構を備えるとともに、
    前記第2ローラー機構の連結部は、前記可変機構として第2可変機構を備え、
    前記第1可変機構における前記複数の位置決め部は、
    前記第2可変機構における前記複数の位置決め部に対して前記回転軸の周方向における間隔の異なる構成を含むことを特徴とする請求項2に記載のガラス物品の製造装置。
  4. 前記連結部の軸方向に前記主可変部及び前記副可変部のいずれか一方を他方に対して進退する進退機構をさらに備え、
    前記進退機構の進出により前記可変機構が連結され、前記進退機構の退避により前記可変機構の連結が解除されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のガラス物品の製造装置。
  5. 前記進退機構が進出し、前記連結部が連結された状態において前記進退機構をロックするロック機構をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載のガラス物品の製造装置。
  6. 前記ローラーの回転中における前記ローラーの径方向の変位を計測する変位計測器を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のガラス物品の製造装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のガラス物品の製造装置の使用方法において、前記可変機構により前記第1ローラー機構におけるローラーの外周位置と前記第2ローラー機構におけるローラーの外周位置との相対位置を変更することを特徴とするガラス物品の製造装置の使用方法。
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