JP6519442B2 - 燃料供給システム - Google Patents

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Description

燃料をエンジンに供給するための燃料供給システムに関する。
エンジンに燃料を供給する燃料供給システムでは、燃料を圧送するポンプを備えている。特許文献1には、燃料タンクに貯蓄された燃料を送出する低圧ポンプ(インタンクポンプ)と、燃料を高圧化する高圧ポンプと、を備える燃料供給システムが開示されている。この燃料供給システムでは、低圧ポンプによって吐出された低圧燃料は、高圧ポンプによって高圧化され、コモンレール等の蓄圧部に供給される。
燃料供給システムには、高圧ポンプによって高圧化された燃料が流れる高圧燃料路と、この高圧燃料路よりも低圧の燃料が流れる低圧燃料路がある。低圧燃料路は、高圧燃料路と比べて圧力が低く保たれており、高圧ポンプへ吸入される燃料が流れる燃料路や、燃料タンクへ戻る燃料が流れる燃料路を含んでいる。
特開2012−82797号公報
低圧燃料路に圧力脈動が生じる場合がある。圧力脈動は、燃料路の圧力を不安定にし、高圧ポンプによる燃料吸入や燃料の流れに悪影響を与えるため好ましくない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、低圧燃料路に生じる圧力脈動を低減することができる燃料供給システムを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明では、燃料供給システムは、燃料タンクに貯留された液化ガス燃料を所定の低圧力で吐出する低圧ポンプと、前記低圧ポンプから供給される低圧燃料を所定の高圧力で吐出する高圧ポンプと、前記高圧ポンプから供給される高圧燃料を蓄圧する蓄圧容器と、前記低圧燃料が通過する低圧燃料路に設けられる容積室と、前記容積室の圧力及び温度を、所定の臨界範囲に保持する保持部と、を備えている。
物質中の音波(圧力波)の伝わる速度を示す音速は、固相状態、液相状態、気相状態の順で遅くなる。また、流体は気相と液相の境界である臨界点附近において、流体分子の音速が極端に低下する。本発明者は、この原理を応用し、燃料供給システムにおいて低圧燃料路に生ずる圧力脈動を低減させることを考えた。
燃料供給システムは、低圧燃料路に容積室を設けており、保持部はこの容積室の温度と圧力とを臨界点附近に保持することで、容積室を通過する液化燃料を超臨界状態、気相状態、又は気液2相状態に変化させる。そのため、低圧燃料路で生じた圧力脈動は容積室を通過することでその速度が低下し、低周期化する。低周波の圧力脈動は、高周波の場合と比べて調圧弁やポンプといった調圧手段により容易に調圧することができ、圧力脈動を低減することが可能となる。
燃料供給システム100の構成を説明する図。 エンジン90の内部構成の一部を説明する断面図。 燃料中の音速U[m/s]の変化と、温度及び圧力との関係を説明する図。 DMEのモリエル線図。 燃料供給システム100において、圧力脈動が低減される過程を説明する図。 第2実施形態に係る燃料供給システム100を説明する図。 ECU181がリークギャラリ71を臨界範囲に保持するフローチャート。 室温Tv1と修正制御量との関係を示す図。 室圧Pvと修正制御量との関係を示す図。 保持部が容積室70を臨界範囲に保持するフローチャート。
以下、図面を参照しつつ本発明にかかる燃料供給システムの実施形態の一例について説明する。なお、以下の実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付しており、同一符号の部分についてはその説明を援用する。
1.第1実施形態
図1は、燃料供給システム100を含むエンジンシステムの構成を説明する図である。図2は、エンジン90の内部構成の一部を説明する断面図である。図1に示すエンジンシステムでは、燃料を気筒に噴射するインジェクタ95を備えるエンジン90と、インジェクタ95に燃料を供給する燃料供給システム100とを備えている。エンジン90は、インジェクタ95が搭載されるシリンダヘッド91と、ピストンが往復動するシリンダが形成されたシリンダブロック92と、を備えている。燃料供給システム100とエンジン90とは、厳密に区別されるものではなく、エンジン90の要素が燃料供給システム100の要素としても機能する場合がある。
燃料供給システム100は、燃料タンク10、低圧ポンプ15、フィード燃料路20、高圧ポンプ30、高圧燃料路40、コモンレール45、戻り燃料路60、容積室70、保持部80を備えている。まずは、燃料供給システム100の内、燃料供給に係る概略的な構成を説明した後、圧力脈動の低減に係る構成について説明する。
燃料タンク10は、燃料を貯留する容器である。燃料タンク10が貯留する燃料としては、液化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテル(DME)、これらを合成した合成油等の液化ガス燃料を用いることができる。以下では、燃料としてDMEを例に説明を行う。
低圧ポンプ15は、燃料タンク10に貯留された燃料をフィード燃料路20に圧送する。低圧ポンプ15は、不図示の圧送部を備え、この圧送部により燃料タンク10から吸い上げた燃料にフィード圧Pfを加えてフィード燃料路20に送出する。圧送部が生じさせるフィード圧Pfは、燃料に応じて可変させることができる。燃料としてDMEを用いる場合、例えば、フィード圧Pfを0.5MPaから7MPaの間で設定することができる。低圧ポンプ15は圧送部を電動機により駆動する電気式を用いてもよいし、圧送部をエンジン90の動力により駆動する機械式のものを用いてもよい。
フィード燃料路20は、低圧ポンプ15と高圧ポンプ30とを繋げる燃料路であり、第1燃料路21と、第2燃料路22と、を備えている。第1燃料路21は、低圧ポンプ15の排出口と繋がる燃料通路である。第2燃料路22は、高圧ポンプ30の吸入口と繋がる燃料通路である。また、第1燃料路21と第2燃料路22との間には容積室(後術するリークギャラリ71)が配置されており、第1燃料路21と、容積室70と、第2燃料路22とが低圧の燃料が流れる低圧燃料路として機能している。
高圧ポンプ30は、燃料を高圧化して高圧燃料路40に送出する。高圧ポンプは、不図示の圧送部を備えており、この圧送部によりフィード燃料路20から吸入した燃料を高圧化し、送出する。圧送部の加圧量は、低圧ポンプ15と比べて高く、燃料に応じてその値が設定されている。DMEを燃料とする場合、圧送部の加圧量は、例えば、30MPa〜100MPaとなる。高圧ポンプ30は、エンジンのクランクシャフトの回転に応じて圧送部を駆動する機械式や、電動機により圧送部を駆動する電気式を用いることができる。また、高圧ポンプ30は、高圧化前の燃料圧力が所定値を超えた場合に、燃料を排出するオーバーフローバルブ(OFV)33を備えている。OFV33は、戻り燃料路60に接続されている。
コモンレール45は、高圧燃料路40を流れる燃料を一定の圧力で蓄圧するとともに、蓄圧した燃料をインジェクタ95に供給する蓄圧容器である。コモンレール45は、入力口41で高圧燃料路40に接続され、出力口42でインジェクタ95と接続されている。また、コモンレール45は、燃料圧力が所定の値を超えた場合に、燃料を戻り燃料路60に排出する調圧弁46を備えている。図1では、便宜上、コモンレール45は1つのインジェクタ95と接続されているが、実際はエンジン90に実装された全てのインジェクタ95と複数の出力口42で繋がっている。
戻り燃料路60は、燃料を燃料タンク10に戻す燃料路である。戻り燃料路60は、シリンダヘッド91、高圧ポンプ30、コモンレール45と燃料タンク10とを繋ぐ燃料路として構成されている。また、戻り燃料路60は、高圧ポンプ30によって高圧化されていない燃料が流れる燃料路であるため、低圧燃料路としても機能する。
容積室70は、低圧燃料路に形成されており、この容積室70内の燃料に圧力変化と温度変化とをもたらす。この実施形態では、容積室70は、シリンダヘッド91内に形成されたリークギャラリ71と、戻り燃料路60に形成された戻り側容積部75と、で構成されている。以下では、容積室70と記載するときは、リークギャラリ71と戻り側容積部75との総称を意味するものとする。
図2に示すように、リークギャラリ71は、シリンダヘッド91に構成されており、インジェクタ95からの戻り燃料が流れる燃料路である。リークギャラリ71は、シリンダヘッド91において、インジェクタ95が挿入される挿入孔93と連通するよう構成されている。
この実施形態では、リークギャラリ71は、第1燃料路21(フィード燃料路20)と、第2燃料路22(フィード燃料路20)と、にそれぞれ繋がっており、フィード燃料路20の一部としても機能する。そのため、フィード圧Pfで送出された燃料は、リークギャラリ71を通過する際に、エンジン90からの放熱により温められる。また、リークギャラリ71は戻り燃料路60に繋がっており、フィード燃料路20及び戻り燃料路60の圧力は低圧ポンプ15が設定するフィード圧Pf附近となっている。
図1に戻り、保持部80は、容積室70の圧力と温度とを所定の条件に保持する。この実施形態では、シリンダヘッド91と、戻り側容積部75とにそれぞれ保持部(リーク側保持部81、戻り側保持部85)が設けられている。以下では、保持部80と記載するときは、リーク側保持部と戻り側保持部との総称を意味する。
リーク側保持部81は、リークギャラリ71の室圧Pv1を一定に保つ調圧弁82と、リークギャラリ71の室温Tv1を一定に保つ調温弁83と、を備えている。調圧弁82は、例えば、機械式のリリーフ弁であり、室圧Pv1が設定圧力を超える場合に開弁し、室圧Pvを保持する。調温弁83は、例えば、サーモスタットであり、室温Tv1が設定温度を超える場合にリークギャラリ71内の熱を排熱することで、室温Tv1を保持する。
戻り側保持部85は、戻り側容積部75の室圧Pv2を一定に保つ調圧弁86と、戻り側容積部75の室温Tv2を一定に保つ調温弁87と、を備えている。調圧弁86は、例えば、機械式のリリーフ弁であり、室圧Pv2が設定圧力を超えた場合に開弁し、室圧Pv2を保持する。調温弁87は、例えば、サーモスタットであり、室温Tv2が設定温度を超えた場合に、熱流入口76からの熱の流入の遮断又は放熱を行うことで、室温Tv2を保持する。
また、戻り側保持部85には、エンジン90からの排熱が流れる排熱供給部96が接続されている。排熱供給部96は、例えば、シリンダブロック92が備える各気筒からの排ガスが排出されるエキゾーストマニホールドと繋がる排熱路により構成されている。排熱供給部96は、戻り側保持部85の熱流入口76と調温弁87を介して接続されている。
次に、低圧燃料路における圧力脈動を低減する原理について説明する。まず、燃料中の音速U[m/s]の変化と、温度及び圧力との関係を、図3を用いて説明する。音速Uは、固相状態、液相状態、気相状態の順で遅くなることが知られている。また、気相状態の音速理論式を、下記式(1)により示す。
ここで、Cpは定圧比熱を示し、Cvは定容比熱を示す。−Vは比容積、(∂P/∂V)は体積弾性係数を示す。
理論的には、流体は臨界点において(∂P/∂V)が(=0)となるため、上記式(1)より音速Uは0となる。図3では、定温状態(370K、380K、390K、402K、410K、420K)を保持したままDMEの圧力を変化させた場合の、音速Uの変化を示している。DMEにおいても圧力を定温変化させると、臨界点CP附近の圧力で音速Uが極端に低下することを示している。
圧力脈動は、高周期の圧力変動で低圧燃料路を伝播する。このような圧力脈動を伴う燃料の音速Uを低減させることで、波の合成が生じ、圧力変動は低周期化する。低周期化された圧力脈動は高周波の場合と比べて調圧手段により容易に調圧することが可能となるため、減衰させることが可能となる。この実施形態では、燃料の圧力と温度とを臨界点附近に維持する容積室70を低圧燃料路に設けることで、この容積室70により圧力脈動の音速Uを低下させている。
次に、DMEの臨界点を図4に示すモリエル線図を用いて説明する。臨界点CPは、気相と液相との間の相転移が起こりうる温度及び圧力の限界を示している。図4に示すモリエル線図では、臨界点CPは飽和液線と飽和蒸気線とがつながる頂点附近の点として示される。容積室70を臨界点附近に維持するということは、容積室70を、臨界点CP附近に保持する設定圧力Psと設定温度Tsとに保持することである。以下では、このような設定圧力Psと設定温度Tsとの組み合わせを臨界範囲とも記載する。
また、図4に示すDMEのモリエル線図から400K以上の等温曲線において圧力を変化させてもDMEは液相状態に転移しない。そのため、DMEが容積室70を通過した後に直ちに冷却され液相状態に相転移できるよう、臨界範囲が設定されることが望ましい。本実施形態では、容積室70に設定する臨界範囲(設定圧力Ps、設定温度Ts)を、以下の範囲としている。
・4.0[MPa]≦Ps≦6.5[MPa]
・380[K]≦Ts≦420[K]
また、望ましくは、以下の値である。
・5.0[MPa]≦Ps≦6.0[MPa]
・380[K]≦Ts≦400[K]
設定圧力Psと設定温度Tsとを上記値とすることで、圧力脈動の低減に加えて、容積室を通過したDMEを適正に液相状態へ変化させることができる。
次に、燃料供給システム100において、圧力脈動が低減される過程を、図5を用いて説明する。まずは、フィード燃料路20に生じる圧力脈動の低減を説明する。フィード燃料路20には、低圧ポンプ15による吸入と排出により低圧ポンプ15からリークギャラリ71に向けて伝播する圧力脈動が生じているものとする。また、低圧ポンプ15によるフィード圧Pfを5.0MPaとすることで、リークギャラリ71の設定圧力Psを5.0MPaとしている。
フィード燃料路20で生じた圧力脈動は、図5(a)に示すように、変動周期Ffでフィード燃料路20内を伝播している。変動周期Ffは高周波であるため、フィード燃料路20内の燃料圧を不安定にさせている。
圧力脈動がリークギャラリ71に伝播すると、リークギャラリ71内の室圧Pv1及び室温Tv1により燃料の音速Uが低減する。音速Uが低減することで波の合成が生じ、圧力脈動の変動周期を低周期化する。図5(b)では、圧力脈動の変動周期は、高周期Ffから低周期Flowに変化している。なお、リークギャラリ71内において、燃料(DME)は、超臨界状態、気相状態、又は気液2相状態に変化している。
圧力脈動がリーク側保持部81の調圧弁82を通過する過程で、低周期化された圧力脈動は調圧弁82により調圧されて、第2燃料路22に達する。図5(c)では、圧力脈動は、調圧弁82により室圧Pvと同じ値に調圧されている。すなわち、圧力脈動が減衰している。
リーク側保持部81が備える調圧弁82により圧力脈動を調圧することは一例に過ぎない。これ以外にも、リーク側保持部81の下流に新たな調圧弁を設け、低周期化された圧力脈動を減衰させるものであってもよい。
その後、第2燃料路22を通過する燃料は放熱し、液相状態に変化する。そのため、燃料は液相状態でフィード燃料路20を流れ、高圧ポンプ30に達する。そして、高圧ポンプ30により圧送された燃料(高圧燃料)は、コモンレール45に達し、このコモンレール45からインジェクタ95に供給される。
次に、戻り燃料路60に生じる圧力脈動の低減を説明する。戻り燃料路60には、高圧ポンプ30による吸入と排出により高圧ポンプ30から戻り側容積部75に向けて伝播する圧力脈動が生じているものとする。また、この例においても、低圧ポンプ15によるフィード圧Pfを5.0MPaとすることで、戻り側容積部75の設定圧力Psを5.0MPaとしている。
圧力脈動が戻り側容積部75に伝播すると、戻り側容積部75内の室圧Pv1及び室温Tv1により燃料の音速Uが低減し、変動周期が低周期化される。また、戻り側容積部75内において、燃料(DME)は、超臨界状態、気相状態、又は気液2相状態に変化している。
圧力脈動が戻り側保持部85の調圧弁86を通過する過程で、圧力脈動は調圧弁86により調圧される。すなわち、戻り燃料路60を伝播する圧力脈動が減衰される。燃料が戻り側容積部75を通過すると、熱の放熱が生じ、燃料は液相状態に変化する。そのため、燃料は液相状態で燃料タンク10に達する。
以上説明したように、この第1実施形態では、低圧燃料路(20,60)に容積室70を設けている。保持部80は、この容積室70の温度と圧力とを臨界点附近に保持することで、容積室70を通過する液化燃料を超臨界状態、気相状態、又は気液2相状態に変化させる。そのため、低圧燃料路(20,60)で生じた圧力脈動は容積室70により低周期化される。低周期化された圧力脈動は、高周波の場合と比べて調圧弁やポンプといった調圧手段により容易に調圧することができ、圧力脈動を低減することが可能となる。
低圧燃料路(20,60)は、低圧ポンプ15から供給される低圧燃料を高圧ポンプ30に供給するフィード燃料路(低圧燃料路)と、高圧ポンプ30から燃料タンク10への戻り燃料を流す戻り燃料路60とを含み、フィード燃料路20と戻り燃料路60との少なくともいずれかに容積室(71、75)が設けられている。上記構成とすることで、低圧ポンプ15と高圧ポンプ30とを繋ぐフィード燃料路20と、高圧ポンプ30からの戻り燃料が流れる戻り燃料路60とに生じる圧力脈動を低減し、燃料の流れを適正化することができる。
保持部80は、エンジンから容積室70に供給される排熱を利用し、容積室70の温度を臨界範囲に保持するよう、容積室70に供給する排熱を制御する排熱制御部を備える。上記構成により、エンジンからの排熱を熱源として用いる場合でも、容積室70の温度管理を適正に行うことが可能となる。
燃料(液化ガス燃料)は、ジメチルエーテル(DME)であり、臨界点附近は、圧力が4.0MPaから6.5MPaの間であって、温度が380Kから420Kの間である。上記構成により、容積室70で超臨界状態、気相状態、又は気液2相状態に変化したDMEを、容積室70を通過後、放熱により液相状態に変化させることが容易となる。その結果、燃料供給システム100内で燃料の流れを適正に行うことができる。
エンジンを熱源として利用することで、熱源のための専用の装置を用いる必要がなく、燃料供給システムのサイズやコストを低減することができる。
2.第2実施形態
保持部が室圧Pv及び室温Tvをフィードバック制御することで、容積室70を臨界範囲に保持する構成としてもよい。図6は、第2実施形態に係る燃料供給システム100を説明する図である。図6においても、燃料供給システム100は、エンジン90のインジェクタ95に燃料を供給するシステムとして構成されている。
この第2実施形態では、保持部として、ECU(Electronic Control Unit)181と、保持部(リーク側保持部182と、戻り側保持部185)と、を備えている。そのため、ECU181により、リーク側保持部182及び戻り側保持部185が制御され、室圧Pv及び室温Tvが保持される。
ECU181は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の書換可能な不揮発性メモリ、入出力インタフェース等、を中心とするマイクロコンピュータから主に構成されている。ECU181の出力端子は、低圧ポンプ15、リーク側保持部182、及び戻り側保持部185に接続されている。ECU181は、ROMまたはフラッシュメモリに記憶されている制御プログラムを実行することで、低圧ポンプ15、リーク側保持部182、戻り側保持部185の駆動を制御することができる。
リーク側保持部182は、ECU181による制御に基づいて、リークギャラリ71の室圧Pv1や室温Tv1を調整するものであり、圧力制御弁183を備えている。圧力制御弁183は、例えば、電磁式の調圧弁であり、ECU181からの出力によって室圧Pv1を調圧する。
エンジン90は、循環油を循環させるオイルポンプ97を備えている。例えば、循環油はエンジンオイルである。エンジン90には、エンジンオイルを貯留する不図示のオイルタンクと、エンジンオイルを各部に送る不図示のオイルギャラリと、を備えている。オイルポンプ97は、オイルタンクに貯留されたエンジンオイルをオイルギャラリに圧送することで、このエンジンオイルをエンジン90内の各部に行き渡らせる。エンジンオイルはエンジン90内を循環し、オイルタンクに戻る。
戻り側保持部185は、ECU181による制御に基づいて、戻り側容積部75の室圧Pv2や室温Tv2を調整するものであり、圧力制御弁186と、調温弁187と、を備えている。圧力制御弁186は、例えば、電磁式の調温弁であり、ECU181からの出力によって室圧Pv2を調圧する。調温弁187は、電磁式の温度制御弁であり、ECU181からの出力に応じて、室温Tv2を調温する。
リークギャラリ71には、リークギャラリ71の室圧Pv1を検出する圧力センサ73、及びリークギャラリ71の室温Tv1を検出する温度センサ74が取り付けられている。また、戻り側容積部75には、戻り側容積部75の室圧Pv2を検出する圧力センサ77、及び戻り側容積部75の室温Tv2を検出する温度センサ78が取り付けられている。圧力センサ73,77の出力端子、及び温度センサ74,78の出力端子は、それぞれECU181の入力端子に接続されており、ECU181に室圧Pv又は室温Tvに応じた出力を行う。
ECU181がリークギャラリ71を臨界範囲に保持する際の処理を図7のフローチャートにより説明する。なお、各処理の主体は、特別に記載する場合を除き、ECU181である。また、ECU181が戻り側容積部75を臨界範囲に保持する処理は、図7に示すフローチャートを援用できるため、異なる処理を除き説明を省略する。
ステップS11では、機関運転条件を読み込む。機関運転条件は、エンジンシステムを運転させるために必要とされる諸条件であり、吸入空気量、吸入空気圧、冷却水温等を含んでいる。例えば、これら機関運転条件は、ECU181に接続された不図示のセンサ(エアフロメータ、吸気圧センサ、水温センサ)で検出され、ECU181によって管理されている。
ステップS12では、フィード圧Pfの設定を含む指令を読み込む。フィード圧Pfは、例えば、臨界範囲に含まれる5.0MPaで設定されている。
ステップS13では、室圧Pv1と室温Tv1とを読み込む。例えば、室圧Pv1と室温Tv1とはRAMの所定領域に記憶されており、ECU181は一定の周期で値を更新する。
ステップS14では、室温Tv1が臨界範囲に含まれているか否か判定する。図7では、温度T1は設定温度Tsの下限を示し、温度T2は設定温度Tsの上限を示している。例えば、設定温度Tsを380[K]以上、400[K]以下としている場合、温度T1は380[K]であり、温度T2は400[K]となる。
室温Tv1が設定温度Ts内になければ(ステップS14:NO)、リークギャラリ71の室温Tv1は、臨界範囲に含まれていない。そのため、ステップS15では、室温Tv1が温度T2以上か否かを判定する。なお、ステップS14において室温Tv1が設定温度Ts内にあれば、ECU181はステップS19に進む。
室温Tv1がT2以上であれば(ステップS15:YES)、ステップS16では、室温Tv1を下降させるための修正制御量を取得する。修正制御量は、リークギャラリ71の室圧Pv又は室温Tvを臨界範囲内の値に変化させるために、保持部80に出力される制御信号である。保持部80は、この修正制御をもとに、容積室70の室圧Pv又は室温Tvをフィードバック制御する。
図8は、一例としての室温Tv1と修正制御量(循環油量、排熱流量)との関係を示す図である。図8(a)に示すように、室温Tv1は、エンジン90の循環油量の増加に伴って減少する。エンジンオイルの循環油量は、オイルポンプ97の回転速度[rpm]と比例関係にあるため、オイルポンプ97の回転速度を修正制御量とすることで、室温Tvを制御することができる。例えば、ECU181は、室温Tvとオイルポンプの回転速度との関係を規定するMapを記憶しており、このMapを参照することで、修正制御量を取得する。そのため、ECU181によるステップS15〜S17の処理により循環制御が実現される。
戻り側容積部75の室温Tv2の制御は、リークギャラリ71の場合と異なり、以下の構成となる。図8(b)に示すように、排熱供給部96から戻り側容積部75に供給される排気流量が増加するに伴い、室温Tv2は減少する。排気流量は、調温弁187の開弁量と比例関係にあるため、調温弁187の開弁量を修正制御量とすることで、室温Tv2を制御することができる。例えば、ECU181は、室温Tv2と開弁量との関係を規定するMapを記憶しており、このMapを参照することで、修正制御量を取得する。そのため、戻り側容積部75に対するECU181によるステップS15〜S17の処理により排熱制御部が実現される。
室温Tv1が温度T2未満であれば(ステップS15:NO)、ステップS17では、リークギャラリ71の温度を上昇させるための修正制御量を取得する。
ステップS18では、取得された修正制御量をリーク側保持部182に出力する。リーク側保持部182は、修正制御量により、リークギャラリ71の室温Tv1を変化せる。
ステップS19では、室圧Pv1が設定圧力Psの範囲であるか否かを判定する。図7では、圧力P1は設定圧力Psの下限を示し、圧力P2は設定圧力Psの上限を示している。例えば、設定圧力Psを4.0[MPa]以上、5.0[MPa]以下とする場合、P1は4.0[MPa]であり、P2は5.0[MPa]となる。
室圧Pv1が設定圧力Ps以上であれば(ステップS19:NO)、ステップS20では、室圧Pv1が圧力P2以上か否かを判定する。室圧Pv1が圧力P2以上であれば(ステップS20:YES)、ステップS21では、室圧Pv1を低減させるための修正制御量を取得する。
図9は、一例としての室圧Pvと修正制御量(開弁量、回転速度)との関係を示す図である。図9(a)に示すように、リークギャラリ71の室圧Pv1は、圧力制御弁183の開弁量の増加に伴って減少する。また、図9(b)に示すように、室圧Pv1は、低圧ポンプ15の回転速度[rpm]の増加に伴って増加する。例えば、ECU181は、室圧Pv1と圧力制御弁183の開弁量及び低圧ポンプ15の回転速度との関係を規定するMapを記憶しており、このMapを参照することで、室圧Pvの修正制御量を取得する。
低圧ポンプ15によるフィード圧Pfは、エンジン負荷の低下に従い低くなり、燃料供給量を減少させる。エンジン負荷は、ステップS11により読み込まれた機関運転条件により判断される。そのため、ECU181は、エンジン負荷に対して適正なフィード圧Pfとなるよう低圧ポンプ15の回転速度と、圧力制御弁183の開弁量とを組み合わせることが望ましい。無論、これ以外にも、修正制御量として低圧ポンプ15の回転速度及び圧力制御弁183の開弁量の何れかを用いるものであってもよい。
なお、戻り側容積部75の室圧Pv2の制御も、リークギャラリ71と同様、圧力制御弁186の開弁量と低圧ポンプ15の回転速度とを用いればよい。
室圧Pv1が圧力P2以下であれば(ステップS20:NO)、ステップS22では、室圧Pv1を上昇させるための修正制御量を取得する。
ステップS23では、取得された修正制御量をリーク側保持部182に出力する。リーク側保持部182は、修正制御量により、リークギャラリ71の室圧Pv1を変化させ、リークギャラリ71を臨界範囲に保持する。
以上説明したようにこの第2実施形態では、ECU181によるフィードバック制御により容積室70を臨界範囲に保持するため、圧力脈動を適正に低減することが可能となる。燃料供給システム100が動作する環境の変化に対しても耐性が高くなり、安定的に圧力脈動を低減することが可能となる。
保持部80は、容積室70の室温Tvを臨界範囲に保持するよう、エンジンに流れる循環油の循環を制御する循環制御部を備える上記構成により、エンジンを熱源として用いる場合でも、容積室70の温度管理を適正に行うことが可能となる。
3.第3実施形態
保持部80は、室圧Pvを圧力制御弁により機械的に保持し、室温Tvのみをフィードバック制御する構成としてもよい。この場合、例えば、図6に示すリーク側保持部182の圧力制御弁183と、戻り側保持部185の圧力制御弁186と、は、それぞれ機械式の調圧弁により構成される。
図10は、第3実施形態において、保持部が容積室70を臨界範囲に保持する処理を説明するフローチャートである。図10に示すフローチャートは、ECU181がリークギャラリ71の室温Tv1を臨界範囲に保持する処理を示している。なお、ECU181が戻り側容積部75の室温Tv2を臨界範囲に保持する処理は、図7に示すフローチャートを援用できるため、異なる部分を除き説明を省略する。
ステップS31では、機関運転条件を読み込む。ステップS32では、フィード圧Pfの設定を含む指令を読み込む。例えば、フィード圧Pfは、例えば、臨界範囲に含まれる5.0MPaに設定されている。
ステップS33では、室圧Pv1と室温Tv1とを読み込む。ステップS34では、ステップS34で読み込んだ室温Tv1が臨界範囲に含まれているか否か判定する。
リークギャラリ71の室温Tv1が臨界範囲に含まれていなければ(ステップS34:NO)、ステップS35では、室温Tv1が温度T2以上か否かを判定する。室温Tv1が温度T2以上であれば(ステップS35:YES)、ステップS36では、室温Tv1を下降させるための修正制御量を取得する。
室温Tv1がT2以下であれば(ステップS35:NO)、ステップS37では、室温Tv1を上昇させるための修正制御量を取得する。修正制御量は、第2実施形態で示したものと同様のものを用いることができる。
ステップS38では、取得された修正制御量をリーク側保持部182に出力する。リーク側保持部182は、修正制御量により室温Tv1を変化させ、リークギャラリ71を臨界範囲に保持する。なお、リークギャラリ71の室圧Pv1は圧力制御弁183によりフィード圧Pfに保持されている。
以上説明したようにこの第3実施形態に係る発明によれば、低圧ポンプ15は、臨界範囲内の所定圧力で燃料を吐出し、保持部80は、エンジンを熱源として用いることで容積室70の温度を臨界範囲に保持する。上記構成とすることで、容積室70の室圧Pvを低圧ポンプ15によるフィード圧Pf(吐出圧)で維持することができ、臨界範囲に維持するために温度条件のみを管理すればよくなる。また、機械式の制御弁により室圧を管理することで、保持部80の制御系をより簡素化することが可能となる。
4.他の実施形態
容積室をフィード燃料路20と戻り燃料路60とにそれぞれ設けたことは一例に過ぎない。例えば、容積室をフィード燃料路20又は戻り燃料路60のいずれかのみに設けるものであってもよい。また、容積室をリークギャラリ71により構成したことも一例に過ぎない。例えば、シリンダヘッド91内の形成された燃料路を容積室として用いても良いし、フィード燃料路20におけるシリンダヘッド91とは別の部位を容積室として用いるものであってもよい。
保持部が調圧弁により室圧を調圧し、調温弁により室温を調温することは一例に過ぎず、室圧と室温とを調整できるものであればどのような構成であってもよい。
10…燃料タンク、15…低圧ポンプ、20…フィード燃料路、30…高圧ポンプ、60…戻り燃料路、70…容積室、80…保持部、100…燃料供給システム

Claims (6)

  1. 燃料タンク(10)に貯留された液化ガス燃料を所定の低圧力で吐出する低圧ポンプ(15)と、
    前記低圧ポンプから供給される低圧燃料を所定の高圧力で吐出する高圧ポンプ(30)と、
    前記高圧ポンプから供給される高圧燃料を蓄圧する蓄圧容器(45)と、
    前記低圧燃料が通過する低圧燃料路(20,60)に設けられる容積室(70)と、
    前記容積室の圧力及び温度を、気相と液相との間の相転移が起こりうる温度及び圧力の限界である所定の臨界範囲に保持する保持部(80)と、
    を備える燃料供給システム。
  2. 前記低圧燃料路は、前記低圧ポンプから供給される低圧燃料を前記高圧ポンプに供給する低圧燃料路(20)と、前記高圧ポンプから前記燃料タンクへの戻り燃料を流す戻り燃料路(60)とを含み、前記低圧燃料路と前記戻り燃料路との少なくともいずれかに前記容積室が設けられている、請求項1に記載の燃料供給システム。
  3. 前記低圧ポンプは、前記臨界範囲内の所定圧力で燃料を吐出し、
    前記保持部は、エンジンを熱源として用いることで前記容積室の温度を前記臨界範囲に保持する、請求項2に記載の燃料供給システム。
  4. 前記保持部は、前記容積室の温度を前記臨界範囲に保持するよう、前記エンジンに流れる循環油の循環を制御する循環制御部(181)を備える、請求項3に記載の燃料供給システム。
  5. 前記保持部は、
    前記エンジンからの前記容積室に供給される排熱を利用し、
    前記容積室の温度を前記臨界範囲に保持するよう、前記容積室に供給される前記排熱を制御する排熱制御部(181)、を備える請求項3に記載の燃料供給システム。
  6. 前記液化ガス燃料は、ジメチルエーテルであり、
    前記臨界範囲は、
    圧力が4.0MPaから6.5MPaの間であって、
    温度が380Kから420Kの間である、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の燃料供給システム。
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