JP6519258B2 - 情報処理装置、及び情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、記憶部に格納されているコンテンツデータを読み出す情報処理装置、及び、情報処理方法に関する。
コンテンツサーバから音楽データ等のコンテンツデータをダウンロードするとともに、ダウンロードしたコンテンツデータを読み出して再生するコンテンツ再生装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
国際公開第2003/102919号
上記従来例の技術では、コンテンツデータを再生する際、記憶部に格納されているコンテンツデータが読み出される。このようなコンテンツデータの読み出しが行われている間に、別のコンテンツデータのダウンロードなどによって記憶部へのアクセスが発生すると、電気的ノイズが発生したりアクセス負荷が増大したりして安定的なコンテンツデータの再生が阻害されてしまうことがある。特に近年では、高解像度化などにより音声データや動画像データなどのコンテンツデータを読み出す際に必要なデータ転送レートが大きくなる傾向にあるため、コンテンツデータに安定的にアクセスする必要性も大きくなっている。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、コンテンツデータの安定的な再生を実現することのできる情報処理装置、及び情報処理方法を提供することを、その目的の一つとする。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、記憶部に格納されるコンテンツデータを、当該コンテンツデータの再生のために読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段によるコンテンツデータの読み出しが行われている間、前記記憶部に対する当該読み出しとは別のアクセスを制限する制限手段と、を含むことを特徴とする。
前記情報処理装置において、前記別のアクセスは、前記記憶部に対してコンテンツデータを書き込むアクセスを含んでよい。
さらに、前記情報処理装置は、コンテンツ配信サーバと接続され、前記コンテンツ配信サーバからコンテンツデータをダウンロードして前記記憶部に書き込むダウンロード手段をさらに含み、前記制限手段は、前記読み出し手段による読み出しが行われている間、前記ダウンロード手段によるコンテンツデータを前記記憶部に対して書き込むアクセスを制限することとしてもよい。
さらに、前記ダウンロード手段は、定期的に、ダウンロードすべきコンテンツデータの有無を前記コンテンツ配信サーバに問い合わせ、ダウンロードすべきコンテンツデータがある場合に、当該コンテンツデータをダウンロードすることとしてもよい。
また、前記ダウンロード手段は、前記情報処理装置の電源が投入された際に、ダウンロードすべきコンテンツデータの有無を前記コンテンツ配信サーバに問い合わせ、ダウンロードすべきコンテンツデータがある場合に、当該コンテンツデータをダウンロードすることとしてもよい。また、電源投入に代えて、前記情報処理装置がネットワークに接続された際に、コンテンツデータの有無を前記コンテンツ配信サーバに問い合わせてもよい。
また、前記情報処理装置において、前記別のアクセスは、前記読み出し手段による読み出しとは別に前記記憶部からコンテンツデータを読み出すアクセスを含んでよい。
さらに、前記情報処理装置は、利用者端末に接続され、前記記憶部に格納されているコンテンツデータを読み出して、前記利用者端末に前記コンテンツデータを転送するデータ転送手段を含み、前記制限手段は、前記読み出し手段による読み出しが行われている間、前記データ転送手段によるコンテンツデータを読み出すアクセスを制限することとしてもよい。
さらに、前記情報処理装置は、前記記憶部とは別の外部記憶装置と接続され、前記記憶部に格納されているコンテンツデータを読み出して前記外部記憶装置に書き込むデータ転送手段をさらに含み、前記制限手段は、前記読み出し手段による読み出しが行われている間、前記データ転送手段によるコンテンツデータを読み出すアクセスを制限することとしてもよい。
また、前記情報処理装置において、前記制限手段は、前記読み出し手段による読み出しが行われている間、前記別のアクセスを開始させないことで、前記別のアクセスを制限することとしてもよい。
また、前記情報処理装置において、前記制限手段は、前記読み出し手段による読み出しを開始すると、実行中の前記別のアクセスを中断させることで、前記別のアクセスを制限することとしてもよい。
また、前記情報処理装置において、前記制御手段は、前記読み出し手段による読み出しが行われている間、前記読み出し手段による読み出しのタスクの優先度と前記別のアクセスを実行するタスクの優先度との間の差を大きくするよう制御することで、前記別のアクセスを制限することとしてもよい。
また、前記情報処理装置において、前記制限手段は、前記読み出し手段による読み出しが行われている間、前記別のアクセスを実行するタスクの優先度が、前記読み出し手段による読み出しのタスクの優先度よりも低い状態になるよう制御することで、前記別のアクセスを制限することとしてもよい。
また、前記情報処理装置は、前記記憶部とは別の一時メモリを備え、前記制限手段は、前記読み出し手段による読み出しが行われている間、前記記憶部に書き込むべきデータを前記一時メモリに対して書き込み、前記読み出し手段による読み出しが行われていない間に、前記一時メモリに書き込まれたデータを読み出して前記記憶部に書き込むこととしてもよい。
また、本発明の一態様に係る情報処理方法は、記憶部に格納されるコンテンツデータを、当該コンテンツデータの再生のために読み出すステップと、前記コンテンツデータの再生のために当該コンテンツデータの読み出しが行われている間、前記記憶部に対する当該読み出しとは別のアクセスを制限するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によると、コンテンツ再生のためにコンテンツデータを記憶部から読み出す際に記憶部に対する別のアクセスが制限されるため、別のアクセスによってコンテンツデータの読み出しが阻害されることがなくなり、安定してコンテンツデータを読み出すことができる。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置を含むコンテンツ再生システムの全体構成を示す概要図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示す構成ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置の機能を示す機能ブロック図である。 コンテンツの購入手続が行われた際にコンテンツ再生システムで実行される処理の一例を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置1を含むコンテンツ再生システム5の全体構成を示す概要図である。同図に示されるように、コンテンツ再生システム5は、情報処理装置1と、コンテンツ再生装置2と、利用者端末3と、コンテンツ配信サーバ4と、を含んで構成されている。
情報処理装置1は、コンテンツ再生装置2による再生の対象となるコンテンツデータを格納し、コンテンツ再生装置2に対して提供する。情報処理装置1は、例えばパーソナルコンピュータやNAS(Network Attached Storage)、メディアサーバなどであってよい。情報処理装置1の詳細な構成については、後述する。
コンテンツ再生装置2は、情報処理装置1に格納されているコンテンツデータを再生するプレイヤーである。以下では具体例として、コンテンツ再生装置2は音声データやオーディオデータを再生するオーディオプレイヤーであるものとする。例えばコンテンツ再生装置2は、圧縮や符号化がされた状態で情報処理装置1に格納されている音声データを伸張・復号化し、アナログの音声信号に変換してスピーカーに対して出力することで、そのコンテンツを再生する。なお、コンテンツ再生装置2は、例えばDLNA(Digital Living Network Alliance)などの規格によって情報処理装置1と接続されてよい。
利用者端末3は、本システムの利用者が使用する端末装置であって、例えばスマートフォンやパーソナルコンピュータなどであってよい。本システムの利用者は、利用者端末3を用いてコンテンツ配信サーバ4にアクセスし、コンテンツ配信サーバ4が保有している配信可能なコンテンツを指定して、指定したコンテンツを情報処理装置1からダウンロードするように要求することができる。このダウンロード要求は、有償で提供されるコンテンツの購入手続や、無償で提供されるコンテンツの取得要求、試聴可能なコンテンツの視聴申し込みなど、コンテンツ配信サーバ4が提供するコンテンツを情報処理装置1で利用可能にするための各種の要求を含んでよい。
コンテンツ配信サーバ4は、本システムで利用されるコンテンツデータの配信元となるサーバ装置である。コンテンツ配信サーバ4はインターネット等の通信ネットワークを介して情報処理装置1及び利用者端末3と接続されている。コンテンツ配信サーバ4は、利用者端末3を用いて利用者がダウンロード要求したコンテンツデータを、情報処理装置1に対して配信する。
図2は、情報処理装置1の構成を示す構成ブロック図である。同図に示すように、情報処理装置1は、CPU11と、メモリ12と、記憶部13と、操作受入部14と、通信部15と、を含んで構成されている。また、外部記憶装置16と接続可能に構成されている。外部記憶装置16と情報処理装置1との間の接続形態の例については、後述する。
CPU11は、プログラム制御デバイスであって、メモリ12に格納されるプログラムに従って各種の情報処理を実行する。本実施形態においてCPU11が実行する処理の具体例については、後述する。メモリ12は揮発性のRAM及び不揮発性のROMを含み、CPU11が実行するプログラム、及びそのプログラムによる処理の対象となるデータを記憶する。また、後述するように、メモリ12は記憶部13に書き込まれるべきデータを一時的に格納するキャッシュメモリ(一時メモリ)を含んでもよい。
記憶部13は、不揮発性のストレージデバイスであって、例えばハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)などであってよい。記憶部13は、コンテンツ再生装置2による再生処理の対象となるコンテンツデータを格納する。
操作受入部14は、利用者が情報処理装置1に対して操作入力を行うために用いられるデバイスであって、例えば情報処理装置1の筐体表面に配置されたボタンやスイッチ等の物理的手段による操作入力を受け入れるだけでなく、有線、無線により他の装置からの操作入力を受け入れる。
通信部15は、LANカード等の通信インタフェースであって、情報処理装置1は通信部15を介してLANや無線LAN等の通信ネットワーク上の各種装置と接続される。本実施形態の情報処理装置1は、この通信部15を介して、コンテンツ再生装置2やコンテンツ配信サーバ4との間でデータの送受信を行う。
外部記憶装置16は、外付けハードディスクドライブ等であって、利用者によって情報処理装置1に接続される。外部記憶装置16は、例えばUSB等のバスインタフェースを介して、情報処理装置1のCPU11からデータの読み出しや書き込み可能に構成される。外部記憶装置16は、後述するように、記憶部13に格納されたコンテンツデータをバックアップしたりするために用いられる。なお、上記のUSBインタフェースは一例であり、IEEE1394や、PCI−Express、Thunderbolt(登録商標)等のバス接続や、Bluetooth(登録商標)や2.4GHz帯、5GHz帯や60GHz帯の無線通信、NFCやRFID等を利用した近距離無線通信を経由して接続されてもよい。
以下、本実施形態に係る情報処理装置1が実現する機能について、図3の機能ブロック図を用いて説明する。同図に示すように、情報処理装置1は、記憶部13に格納されるコンテンツのアクセスに関する機能部として、コンテンツ読み出し部21、アクセス制限部22、コンテンツダウンロード部23、データ転送部24、を含んで構成される。これらの機能は、CPU11がメモリ12に格納されているプログラムを実行することにより、実現される。このプログラムは、情報処理装置1の製造時に記憶部13に格納されて、実行時に記憶部13からメモリ12に読み出されてもよいし、出荷後にコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体から読み出されて情報処理装置1に提供されてもよい。また、通信ネットワークを経由して情報処理装置1に提供されてもよい。
コンテンツ読み出し部21は、コンテンツ再生装置2による再生のために記憶部13に格納されているコンテンツデータを読み出す。読み出されたコンテンツデータは、通信部15経由でコンテンツ再生装置2に送信される。コンテンツ再生装置2は、コンテンツ読み出し部21によって読み出されたコンテンツデータを受信し、受信したコンテンツデータの再生処理を実行する。
本実施形態では、コンテンツ読み出し部21によるコンテンツデータの読み出しは、リアルタイム再生のために実行されるものとする。すなわち、コンテンツ読み出し部21によるコンテンツデータの読み出しとコンテンツ再生装置2によるコンテンツの再生は連続して実行され、コンテンツデータの少なくとも一部分の読み出しは、同じコンテンツデータの先行する部分がコンテンツ再生装置2によって再生されている間に並行して行われる。このようなリアルタイム再生は、例えばストリーミング配信技術やプログレッシブダウンロード技術によって実現できる。
コンテンツデータの読み出し及び再生は、利用者の指示を契機として開始されてよい。より具体的に、例えばコンテンツ読み出し部21は、利用者がコンテンツ再生装置2を操作して再生の開始を情報処理装置1に設けられた操作受入部14に指示した場合に、コンテンツの読み出しを開始する。なお、以下では、コンテンツ読み出し部21がコンテンツ再生のために記憶部13からコンテンツデータを読み出す際の記憶部13へのアクセスを、再生時アクセスという。
アクセス制限部22は、コンテンツ読み出し部21によるコンテンツデータの読み出しが行われている間、この読み出しのアクセス(再生時アクセス)とは別の記憶部13に対するアクセスを制限する制御を行う。以下では、記憶部13に対する再生時アクセスとは別のアクセスを独立アクセスという。
独立アクセスは、コンテンツデータの再生以外の目的のために、コンテンツ再生のタスクとは独立に動作するタスクによって実行されるアクセスである。このような独立アクセスとしては、記憶部13に対してコンテンツデータを書き込む書き込みのアクセスや、再生時アクセスによる読み出しとは別にコンテンツデータを記憶部13から読み出すアクセスなどがあり得る。より具体的な独立アクセスの例については、後述する。
ここでタスクとは、情報処理装置1のオペレーティングシステムによって管理され、CPU11によって実行される処理の単位を指す。オペレーティングシステムが個々のタスクをCPU11に割り当てることによって、タスクの処理がCPU11に実行される。なお、CPU11に割り当てられる処理単位は、場合によってジョブ、プロセス、スレッドなどと呼ばれる場合もあるが、本明細書ではこのような処理単位を総称してタスクという。オペレーティングシステムは、一定のルールに沿って複数のタスクを時分割でCPU11に割り当てる。これにより複数のタスクは並列的に実行される。本実施形態では、再生時アクセスを実行するタスク、及び独立アクセスを実行するタスクがCPU11によって実行される。以下では、再生時アクセスを実行するタスクを再生タスクという。再生タスクは、上述したコンテンツ読み出し部21の機能を実現するタスクである。また、独立アクセスを実行するタスクを独立タスクという。独立タスクには、後述するコンテンツダウンロード部23の機能を実現するタスクやデータ転送部24の機能を実現するタスクなどが含まれる。
独立アクセスが再生時アクセスと同時期に発生すると、再生時アクセスに遅延が生じたり、独立アクセスによって発生するノイズによって再生時アクセスによるデータ通信が阻害されたりして、コンテンツの再生品質に悪影響を及ぼすおそれがある。そのため本実施形態では、アクセス制限部22が独立アクセスの少なくとも一部を制限することによって、再生時アクセスが安定的に実行されるよう制御する。アクセス制限部22によるアクセス制限の具体的な方法については、後述する。
コンテンツダウンロード部23は、コンテンツ配信サーバ4から新たなコンテンツデータをダウンロードして、記憶部13に書き込む。このコンテンツダウンロード部23が実行する記憶部13へのコンテンツデータの書き込みは、独立アクセスの一つである。そのためアクセス制限部22は、再生時アクセスが行われている間、コンテンツダウンロード部23による新たなコンテンツデータの記憶部13への書き込みを制限する。
本実施形態において利用者は、コンテンツ配信サーバ4が提供するコンテンツデータの情報処理装置1によるダウンロードを、情報処理装置1やコンテンツ再生装置2とは別の利用者端末3から要求することが可能になっている。コンテンツダウンロード部23は、このようにして利用者が要求したコンテンツデータをコンテンツ配信サーバ4からダウンロードする。コンテンツダウンロード部23によってコンテンツデータがダウンロードされ、記憶部13内に格納されることによって、利用者は自分が要求したコンテンツデータを再生して視聴することができるようになる。
具体的にコンテンツダウンロード部23は、所定のタイミングでコンテンツ配信サーバ4に問い合わせを行うことによって、ダウンロードすべきコンテンツデータの有無を確認する。そして、問い合わせによって、前回の問い合わせ後に利用者が新たにダウンロード要求を行ったコンテンツデータの存在が確認された場合、その新たに要求されたコンテンツデータをダウンロードして記憶部13に格納する。このようにして、情報処理装置1とは別の利用者端末3を介して利用者がダウンロードを要求したコンテンツデータが、情報処理装置1の記憶部13に格納される。
ここで、コンテンツダウンロード部23がコンテンツ配信サーバ4に問い合わせを行う所定のタイミングは、例えば一定時間毎のタイミングを含んでもよいし、利用者が操作受入部14に対して所定の操作を行ったタイミングを含んでもよい。また、特にコンテンツダウンロード部23は、利用者によって情報処理装置1の電源が投入されたタイミングで、コンテンツ配信サーバ4への問い合わせを行ってもよい。このような制御によれば、利用者が情報処理装置1の使用を開始しようとするタイミングで、利用者が要求したコンテンツデータを情報処理装置1がダウンロードするように構成できる。また、情報処理装置1の電源が投入されたタイミングでは情報処理装置1が通信ネットワークに接続されないこともあり得る。そのためコンテンツダウンロード部23は、情報処理装置1が通信ネットワークに接続されていない状態から接続された状態に切り替わったタイミングで、コンテンツ配信サーバ4への問い合わせを行ってもよい。
データ転送部24は、外部記憶装置16が情報処理装置1に接続されている状態において、記憶部13に格納されているコンテンツデータを読み出して外部記憶装置16に書き込むデータ転送処理を実行する。このようなデータ転送処理は、記憶部13に格納されているコンテンツデータのバックアップなどの目的で実行される。このデータ転送処理に伴う記憶部13からのコンテンツデータの読み出しも、独立アクセスの一つである。そのためアクセス制限部22は、再生時アクセスが行われている間、データ転送部24によるコンテンツデータの読み出しを制限する。このデータ転送処理は、例えば所定の時間が到来するタイミングで実行されてもよいし、利用者の操作受入部14に対する指示操作に応じて実行されてもよい。
また、データ転送処理は、記憶部13に格納されているコンテンツデータを読み出して、利用者端末3などの外部の情報処理装置に対して送信する処理を含んでもよい。具体例として、利用者が利用者端末3を操作して情報処理装置1に接続し、コンテンツデータの転送を要求した場合に、データ転送部24は、記憶部13に格納されているコンテンツデータを読み出して利用者端末3に送信する。これにより利用者は、自身が入手したコンテンツデータを情報処理装置1以外の装置に移して利用することができる。アクセス制限部22は、再生時アクセスが行われている間、このようなデータ転送処理によるコンテンツデータの読み出しも制限することとしてよい。
以下、アクセス制限部22が独立アクセスの制限を実現するための制御内容の具体例について、説明する。
第1の制御例として、アクセス制限部22は再生時アクセスが実行されている間、独立アクセスを開始させないように制御してもよい。例えば以上の説明では、コンテンツダウンロード部23は、定期的にコンテンツ配信サーバ4への問い合わせを行うこととしたが、コンテンツの再生が実行されている間、アクセス制限部22はこの問い合わせを実行させないように制御する。あるいは、問い合わせ自体を制限するのではなく、問い合わせを行った結果新たにダウンロードすべきコンテンツデータが存在することが確認された場合に、このダウンロードすべきコンテンツデータのダウンロードを開始させないよう制御してもよい。また、アクセス制限部22は、データ転送部24による定期的なデータ転送処理も実行させないように制御する。このような制御によれば、独立タスクを定期的に実行するようスケジューリングされている場合に、その独立タスクの実行タイミング到来時に再生タスクが実行中であれば独立タスクを実行させないようにすることで、再生時アクセスと独立アクセスの競合を回避することができる。
さらにこの制御例においては、アクセス制限部22は、コンテンツの再生中に実行するはずだったがアクセス制限部22によってその実行が制限された独立タスクが存在する場合、コンテンツの再生終了後にその独立タスクを実行するよう制御してもよい。
第2の制御例として、アクセス制限部22は、再生時アクセスが開始されると、実行中の独立アクセスを中断させることで、独立アクセスを制限してもよい。具体的にアクセス制限部22は、利用者の指示によってコンテンツの再生が開始される場合に、独立タスクが実行中であれば、その独立タスクの処理を中断させる。これにより、実行中の独立タスクは中断されてしまうものの、再生時アクセスを安定的に実行させることができる。さらにこの制御例においても、アクセス制限部22はコンテンツの再生終了後に中断された独立タスクを再開させてもよい。
第3の制御例として、アクセス制限部22は、各アクセスを実行するタスクの優先度を制御することによって、再生時アクセスと競合する独立アクセスの実行を制限してもよい。具体的にアクセス制限部22は、再生タスクが実行されている間、独立タスクの優先度が再生タスクの優先度よりも低い状態になるよう制御する。ここで優先度とは、オペレーティングシステムが各タスクをCPU11に割り当てる際にどのタスクを優先すべきかを決定するための指標である。オペレーティングシステムは、優先度の高いタスクを優先度の低いタスクよりも優先してCPU11に割り当てるよう制御する。これにより、優先度の低いタスクによって優先度の高いタスクの実行が妨げられにくくなる。
このような優先度の制御を実現する方法として、アクセス制限部22は、再生タスクを実行する際に、この再生タスクに対して規定値より高い優先度を割り当てることとしてもよい。あるいは、独立タスクに対して規定値より低い優先度を割り当てることとしてもよい。さらにアクセス制限部22は、タスクの実行が開始される際に、そのタスクに他のタスクの実行状況に応じて動的に決定した優先度を割り当てることとしてもよい。具体例として、再生タスクの実行が開始される際に既に実行中の独立タスクがあれば、アクセス制限部22は実行中の独立タスクに割り当てられている優先度を特定し、特定された優先度より高い優先度を再生タスクに割り当てることとする。また、独立タスクの実行が開始される際に既に再生タスクが実行中の場合には、実行中の再生タスクの優先度を特定し、これから開始する独立タスクに対して特定された優先度より低い優先度を割り当ててもよい。このような制御によれば、再生タスクの優先度が独立タスクの優先度より高くなるので、再生時アクセスが独立アクセスによって妨げられなくなり、独立タスクは再生タスクがCPU11を占有していない時間帯に実行されるようになる。
また、アクセス制限部22は、タスクの優先度を制御して独立アクセスを制限する方法の一態様として、再生タスクの実行中、再生タスクの優先度と独立タスクの優先度との間の差を大きくするよう制御してもよい。例えば、再生タスク、及び独立タスクのそれぞれに対して、再生タスクの方が優先されるような優先度の値が初期値として最初から設定されている場合もある。そのような場合であっても、アクセス制限部22は、両者の優先度の間の差がさらに大きくなるよう制御してもよい。これにより、優先度に応じて各タスクのCPU11への割り当てが行われる場合に、独立タスクがCPU11に割り当てられにくくなり、再生タスクがより優先されてその実行が妨げられないようにすることができる。このような制御の具体例として、アクセス制限部22は、独立タスクの実行中に再生タスクの実行が開始される場合に、その再生タスクの優先度を、初期値からより高い優先度に変更して実行させてもよい。また、アクセス制限部22は、再生タスクの実行中に独立タスクの実行が開始される場合に、その独立タスクの優先度を、初期値からより低い優先度に変更して実行させてもよい。これにより、このような制御が行われない場合と比較して、再生タスクの優先度と独立タスクの優先度との間の差を大きくすることができる。
第4の制御例として、アクセス制限部22は、メモリ12内の一時メモリを利用して独立アクセスを制限してもよい。具体的に、アクセス制限部22は、再生時アクセスが行われている間、独立アクセスによって記憶部13に書き込むべきデータがあるときに、そのデータを記憶部13ではなく一時メモリに対して書き込むこととする。その後、アクセス制限部22は、再生時アクセスが行われていない間に、一時メモリに対して書き込まれたデータを読み出して記憶部13に書き込む。このような制御は、独立アクセスが記憶部13に対する書き込みである場合(例えば新たなコンテンツデータのダウンロード処理の場合など)に有効である。新たなコンテンツデータを一時メモリに書き込むことで、記憶部13に対する再生時アクセスと独立アクセスとが競合しないよう制御することができる。ここで、一時メモリとはメモリ12を構成するRAMでもよいし、同様にメモリ12を構成するフラッシュROMのような不揮発性メモリであってもよい。
なお、以上説明したアクセス制限の制御例は、組み合わせて用いられてもよい。例えば上述した第1及び第2の制御例を組み合わせることで、再生タスクと独立タスクのどちらが先に実行された場合であっても、両者が並列して実行されないように制御することができる。また、第1の制御例と第3の制御例又は第4の制御例を組み合わせてもよい。この場合、再生時アクセスを実行中は独立タスクを開始させないようにするが、独立タスクの実行中にコンテンツの再生が開始された場合には、タスクの優先度を調整したり一時メモリを利用したりして独立タスクの実行を継続させる。これにより、実行中の独立タスクがある場合にはその処理を継続しながら、独立アクセスによって再生時アクセスが妨げられないようにすることができる。逆に、第2の制御例と第3の制御例又は第4の制御例を組み合わせてもよい。また、記憶部13に対する書き込みの独立アクセスに対しては第4の制御例を適用し、記憶部13からコンテンツデータを読み出す独立アクセスに対してはその他の制御例を適用してもよい。
以下、本実施形態においてコンテンツ再生システム5で実行される処理の流れの一例について、図4のシーケンス図を用いて説明する。ここでは、情報処理装置1の電源がオフになっている状態で利用者が利用者端末3を利用してコンテンツデータのダウンロード要求を行い、その後、情報処理装置1の電源を投入してコンテンツを視聴する場合を例として説明する。また、ここでは利用者が行うダウンロード要求はコンテンツの購入手続であるものとするが、前述したようにダウンロード要求はコンテンツの試聴申し込みや無償提供されるコンテンツの取得要求などであってもよい。
まず、利用者は利用者端末3を利用し、予め登録されているコンテンツ配信サーバ4のアドレスにアクセスする。その際に、例えば自身の利用者ID等の認証情報を入力してコンテンツ配信サーバ4の認証を受ける(S1)。そして、コンテンツ配信サーバ4で提供されるコンテンツデータの購入手続きを行う(S2)。
その後、利用者は情報処理装置1の電源を投入する(S3)。この操作によって情報処理装置1が起動すると、コンテンツダウンロード部23はコンテンツ配信サーバ4にダウンロードするべきコンテンツの有無を確認する問い合わせを行う(S4)。このときまずコンテンツダウンロード部23は、予め記憶部13に記憶されている利用者の利用者ID等の認証情報を用いてコンテンツ配信サーバ4の認証を受ける(S5)。これにより、コンテンツ配信サーバ4は問い合わせを行った情報処理装置1の利用者がS2で購入手続きを行った利用者と同一であることを確認することができる。認証後、コンテンツ配信サーバ4は問い合わせに対する応答を返信する(S6)。この例ではS2で利用者が新たなコンテンツデータを購入しているので、ダウンロードするべきコンテンツがあることが確認される。そのためコンテンツダウンロード部23は、当該コンテンツデータのダウンロード処理を開始する(S7)。
このS7のダウンロード処理の実行中に、利用者はコンテンツ再生装置2を操作してコンテンツの読み出し指示を情報処理装置1に指示するものとする(S8)。この指示を受けてアクセス制限部22は、独立タスクが現在実行中か否かを判定する(S9)。独立タスクが実行中でなければ通常通りコンテンツ再生のための読み出しが開始されるが、ここではS7で開始されたコンテンツのダウンロード処理が実行中なので、独立タスクが実行中であると判定される。この場合アクセス制限部22は、このダウンロード処理による独立アクセスを制限する制御を行う。具体的なアクセス制限の方法としては、前述したように、ダウンロード処理を行う独立タスクの優先度よりも再生タスクの優先度を高くしたり、ダウンロードされたコンテンツのデータを記憶部13ではなく一時メモリに格納したりするなどの方法がある。しかしながら、ここではダウンロード処理自体を中断させることとする(S10)。ダウンロード処理が中断されると、コンテンツ読み出し部21はコンテンツデータの読み出し処理を開始する(S11)。
その後、アクセス制限部22は、コンテンツ再生処理の終了を監視する(S12)。コンテンツ再生処理の終了が検出された場合、アクセス制限部22は、S10で中断させたダウンロード処理を再開させる(S13)。これによりコンテンツダウンロード部23は、コンテンツ再生の終了後に中断されていたダウンロード処理を実行して利用者が購入したコンテンツを記憶部13に格納することができる。
以上説明したように、情報処理装置1とは別の利用者端末3によってコンテンツのダウンロード要求が可能な場合、コンテンツのダウンロード要求が行われる際に常に情報処理装置1の電源が投入されているとは限らない。しかしながら、利用者は自分が要求したコンテンツデータを早く利用したい場合があると考えられる。そこで、情報処理装置1の電源投入時にコンテンツダウンロード部23がコンテンツ配信サーバ4に対してダウンロードするべきコンテンツの有無を確認することで、情報処理装置1の電源がオフになっている間に利用者が要求したコンテンツを直ちにダウンロードすることができるようになる。その一方で、利用者が情報処理装置1の電源を投入するのは、記憶部13に格納されたコンテンツデータを再生しようとする場合が多いと想定される。そのため、上述したような電源投入後のダウンロード処理は、再生タスクと競合するおそれがある。そこで本実施形態に係る情報処理装置1は、再生タスクの実行時にダウンロード処理などに伴う独立アクセスを制限することで、競合が生じる場合にコンテンツの再生を安定的に実行するよう制御することができる。
また、前述したように、コンテンツのダウンロード処理は情報処理装置1の電源投入後だけでなく、情報処理装置1の電源がオンになっている間にも定期的に実行される場合がある。そのため、この定期的なダウンロード処理も、ユーザーの指示によって開始されるコンテンツの再生処理と競合する可能性がある。この場合にも、アクセス制限部22は、ダウンロード処理によって生じる独立アクセスを前述したような各種の方法で制限してもよい。より具体的に、例えばコンテンツの再生が行われている間にダウンロードの要否の問い合わせを実行すべきタイミングが到来した場合、アクセス制限部22は、コンテンツの再生処理が終了するまでダウンロード要否の問い合わせ、または問い合わせの結果に応じたダウンロード処理の実行そのものを制限したり、各タスクの優先度を調整したりして、ダウンロード処理による独立アクセスを制限する。逆に、定期的な問い合わせによって発生したダウンロード処理の途中でユーザーがコンテンツの再生指示を行った場合にも、図4のS9以降と同様にダウンロード処理によって再生タスクの実行が妨げられないような制御を実行してよい。
なお、本発明の実施の形態は以上説明したものに限られない。例えば以上の説明では、情報処理装置1とコンテンツ再生装置2とは通信ネットワークを介して接続されているものとしたが、両者は専用のインタフェースなどによって直接接続されてもよい。また、以上の説明では情報処理装置1とは別のコンテンツ再生装置2がコンテンツの再生処理を実行することとしたが、情報処理装置1自体がコンテンツの再生処理を実行してもよい。この場合、コンテンツ再生装置2は不要になる。
また、以上の説明では利用者は情報処理装置1とは別の利用者端末3でコンテンツ配信サーバ4にアクセスしてコンテンツのダウンロード要求を行うこととしたが、利用者は情報処理装置1を操作してコンテンツのダウンロード要求を行うことができてもよい。また、情報処理装置1に内蔵された操作受入部14ではなく、利用者端末3など、別のデバイスを用いて情報処理装置1に対する操作を行うことができてもよい。さらに、利用者端末3から直接コンテンツ配信サーバ4にアクセスしてダウンロード要求を行うのでなく、利用者端末3から情報処理装置1にアクセスすることによって、情報処理装置1にダウンロード要求を実行する指示してもよい。
また、以上の説明では情報処理装置1が格納するコンテンツデータは音声データやオーディオデータであることとしたが、これに限らず、動画像データなどのリアルタイム再生可能な各種のデータであってよい。
1 情報処理装置、2 コンテンツ再生装置、3 利用者端末、4 コンテンツ配信サーバ、11 CPU、12 メモリ、13 記憶部、14 操作受入部、15 通信部、16 外部記憶装置、21 コンテンツ読み出し部、22 アクセス制限部、23 コンテンツダウンロード部、24 データ転送部。

Claims (12)

  1. コンテンツ配信サーバと接続される情報処理装置であって、
    記憶部に格納されるコンテンツデータを、当該コンテンツデータの再生のために読み出す読み出し手段と、
    前記コンテンツ配信サーバからコンテンツデータをダウンロードして前記記憶部に書き込むダウンロード手段と、
    前記読み出し手段によるコンテンツデータの読み出しが行われている間、前記記憶部に対する当該読み出しとは別のアクセスを制限する制限手段と、
    を含み、
    前記制限手段は、前記記憶部に格納されたコンテンツデータに対して前記読み出し手段による読み出しが行われている間、前記ダウンロード手段によるコンテンツデータを前記記憶部に対して書き込むアクセスを制限する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項に記載の情報処理装置において、
    前記ダウンロード手段は、定期的に、ダウンロードすべきコンテンツデータの有無を前記コンテンツ配信サーバに問い合わせ、ダウンロードすべきコンテンツデータがある場合に、当該コンテンツデータをダウンロードする
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項に記載の情報処理装置において、
    前記ダウンロード手段は、前記情報処理装置の電源が投入された際に、ダウンロードすべきコンテンツデータの有無を前記コンテンツ配信サーバに問い合わせ、ダウンロードすべきコンテンツデータがある場合に、当該コンテンツデータをダウンロードする
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記別のアクセスは、前記読み出し手段による読み出しとは別に前記記憶部からコンテンツデータを読み出すアクセスを含む
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項に記載の情報処理装置において、
    前記情報処理装置は、利用者端末に接続され、
    前記記憶部に格納されているコンテンツデータを読み出して、前記利用者端末に前記コンテンツデータを転送するデータ転送手段を含み、
    前記制限手段は、前記読み出し手段による読み出しが行われている間、前記データ転送手段によるコンテンツデータを読み出すアクセスを制限する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項に記載の情報処理装置において、
    前記情報処理装置は、前記記憶部とは別の外部記憶装置と接続され、
    前記記憶部に格納されているコンテンツデータを読み出して前記外部記憶装置に書き込むデータ転送手段をさらに含み、
    前記制限手段は、前記読み出し手段による読み出しが行われている間、前記データ転送手段によるコンテンツデータを読み出すアクセスを制限する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記制限手段は、前記読み出し手段による読み出しが行われている間、前記別のアクセスを開始させないことで、前記別のアクセスを制限する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記制限手段は、前記読み出し手段による読み出しを開始すると、実行中の前記別のアクセスを中断させることで、前記別のアクセスを制限する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  9. 請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記制限手段は、前記読み出し手段による読み出しが行われている間、前記読み出し手段による読み出しのタスクの優先度と前記別のアクセスを実行するタスクの優先度との間の差を大きくするよう制御することで、前記別のアクセスを制限する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  10. 請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記制限手段は、前記読み出し手段による読み出しが行われている間、前記別のアクセスを実行するタスクの優先度が、前記読み出し手段による読み出しのタスクの優先度よりも低い状態になるよう制御することで、前記別のアクセスを制限する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  11. 請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記情報処理装置は、前記記憶部とは別の一時メモリを備え、
    前記制限手段は、前記読み出し手段による読み出しが行われている間、前記記憶部に書き込むべきデータを前記一時メモリに対して書き込み、前記読み出し手段による読み出しが行われていない間に、前記一時メモリに書き込まれたデータを読み出して前記記憶部に書き込む
    ことを特徴とする情報処理装置。
  12. 記憶部に格納されるコンテンツデータを、当該コンテンツデータの再生のために読み出すステップと、
    コンテンツ配信サーバからコンテンツデータをダウンロードして前記記憶部に書き込むステップと、
    前記コンテンツデータの再生のために前記記憶部に格納されたコンテンツデータの読み出しが行われている間、前記コンテンツ配信サーバからダウンロードしたコンテンツデータを前記記憶部に対して書き込むアクセスを制限するステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
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