JP6518575B2 - シフト装置 - Google Patents

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本発明は、シフト装置に関するものである。
特許文献1に示されるように、モータを回転させることによって、車両のシフトレバーの位置を切り替える自動変速機用シフトレバー装置が知られている。
特開平4−83960号公報
しかしながら、特許文献1のシフトレバー装置では、操作部としてのシフトレバーを動かすには、モータの回転をシフトレバーに伝達するギアの減速比を大きくして、大きな荷重に対応する必要がある。一方、減速比を大きくすると、シフトレバーを動かす以外の動作など、荷重が小さい場合の動作が不必要に遅くなるという不利益がある。動作を速くするには、高出力のモータが必要になるという不利益がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、従来よりも減速比を小さくするとともに出力の小さなモータを使用しながら、操作部の切り替えに大きな力が必要とされる段階と、迅速な部材の移動が必要とされる段階との両方に対応できるシフト装置を提供することにある。
第1の発明は、第1操作位置と第2操作位置とに移動可能な操作部を備えて操作部の操作に応じて変速機を切り替えるシフト装置であって、モータと、モータの動力によって回転する回転体と、押圧面を有し回転体の回転運動を押圧面の並進運動に変換することにより、回転体の回転位置に応じて押圧面の移動速度を変える伝達部と、を備え、押圧面が第1押圧位置から第2押圧位置に移動するときに、押圧面が第1操作位置にある操作部を第2操作位置に押圧するように、押圧面と操作部とが配設される、シフト装置である。
この構成によれば、従来よりも減速比を小さくするとともに出力の小さなモータを使用しながら、操作部の切り替えに大きな力が必要とされる段階と、迅速な部材の移動が必要とされる段階との両方に対応できる。
上記第1の発明のシフト装置は、伝達部が、スライダと押圧片とを含み、回転体が、第1係合部を含み、スライダが、第2係合部と第3係合部とを有し、第2係合部が、第1係合部に係合し、第2係合部が、回転する第1係合部の第1方向の移動量に応じて第3係合部を第1方向に並進移動させるように配設され、押圧片が、第4係合部と押圧面とを有し、第4係合部が、第3係合部に係合し、第4係合部が、第3係合部の第1方向の移動量に応じて、押圧面を第1方向と異なる第2方向に並進移動させるように配設される。
この構成によれば、従来よりも減速比を小さくするとともに出力の小さなモータを使用しながら、操作部の切り替えに大きな力が必要とされる段階と、迅速な部材の移動が必要とされる段階との両方に対応できる。
上記第1の発明のシフト装置は、第1係合部が、突起を有し、第2係合部が、突起により第1方向に押される伝達面であって、第1方向に直交する方向に突起を摺動可能に受容する受容空間を画定する伝達面をもつ。
この構成によれば、直交する2方向の成分からなる第1係合部の回転移動のうち、第1方向の成分を取り出して、押圧面の移動に利用することができる。これにより、第1係合部の第1方向の速度変化を、押圧面の移動速度の変化に変えることができる。第1係合部の第1方向の移動速度の変化が小さい段階では、モータの単位回転当たり、大きな力で操作部を押圧することができる。第1係合部の第1方向の移動速度の変化が大きい段階では、モータの単位回転当たり、大きな速度で操作部を移動させることができる。
好適には、上記第1の発明のシフト装置は、第3係合部と第4係合部との一方が直線的に延在する溝をもち、第3係合部と第4係合部との他方が溝に係合して溝に沿って摺動する突起をもち、溝の延在方向が、第1方向と第2方向とを含む平面に平行であり、溝の延在方向が、第1方向と第2方向とのいずれに対しても平行でない。
この構成によれば、第1係合部の第1方向の速度変化を、別の方向における押圧面の速度変化に変換できる。
第2の発明は、第1操作位置と第2操作位置とに移動可能な操作部を備えて操作部の操作に応じて変速機を切り替えるシフト装置であって、モータと、モータの動力によって回転する回転体と、押圧面を有し回転体の回転運動を押圧面の並進運動に変換することにより、回転体の回転位置に応じて押圧面の移動速度を変える伝達部と、を備え、押圧面が第1押圧位置から第2押圧位置に移動するときに、押圧面が第1操作位置にある操作部を第2操作位置に押圧するように、押圧面と操作部とが配設され、伝達部が、スライダを含み、回転体が、第1係合部を含み、スライダが、第2係合部と押圧面とを有し、第2係合部が、第1係合部に係合し、第2係合部が、回転する第1係合部の第1方向の移動量に応じて押圧面を第1方向に並進移動させるように配設され、押圧面が、第1押圧領域と、第2方向において第1押圧領域よりも隆起した第2押圧領域と、第1押圧領域と第2押圧領域との間に延在する斜面と、をもち、押圧面が第1押圧位置にあるときに、操作部が第1押圧領域に当接し、かつ、押圧面が第2押圧位置にあるときに、操作部が第2押圧領域に当接し、かつ、押圧面と操作部との当接位置が第1押圧領域から第2押圧領域へ変化するときに、押圧面が第1操作位置にある操作部を第2操作位置に押圧するように、押圧面と操作部とが配設される、シフト装置である。
この構成によれば、従来よりも減速比を小さくするとともに出力の小さなモータを使用しながら、操作部の切り替えに大きな力が必要とされる段階と、迅速な部材の移動が必要とされる段階との両方に対応できる。
好適には、上記第2の発明のシフト装置は、第1係合部が、突起を有し、第2係合部が、突起により第1方向に押される伝達面であって、第1方向に直交する方向に突起を摺動可能に受容する受容空間を画定する伝達面をもつ。
この構成によれば、直交する2方向の成分からなる第1係合部の回転移動のうち、第1方向の成分を取り出して、押圧面の移動に利用することができる。これにより、第1係合部の第1方向の速度変化を、押圧面の移動速度の変化に変えることができる。第1係合部の第1方向の移動速度の変化が小さい段階では、モータの単位回転当たり、大きな力で操作部を押圧することができる。第1係合部の第1方向の移動速度の変化が大きい段階では、モータの単位回転当たり、大きな速度で操作部を移動させることができる。
好適には本発明のシフト装置は、回転体が略等速で第1回転位置から第2回転位置へ回転するとき、第1係合部の第1方向における移動速度が徐々に増加し、回転体が略等速で第1回転位置から第2回転位置へ回転するとき、押圧面が第1押圧位置から第2押圧位置へ移動速度を増加させながら移動する。
第3の発明は、第1操作位置と第2操作位置とに移動可能な操作部を備えて操作部の操作に応じて変速機を切り替えるシフト装置であって、モータと、モータの動力によって回転する回転体と、押圧面を有し回転体の回転運動を押圧面の並進運動に変換することにより、回転体の回転位置に応じて押圧面の移動速度を変える伝達部と、を備え、押圧面が第1押圧位置から第2押圧位置に移動するときに、押圧面が第1操作位置にある操作部を第2操作位置に押圧するように、押圧面と操作部とが配設され、伝達部が、スライダと接続片とを含み、回転体が、第1係合部を含み、スライダが、第2係合部と押圧面とを有し、所定の案内方向に沿って第1並進位置と第2並進位置との間で移動するように規制され、接続片が、第1係合部に係合する第3係合部と、第2係合部に係合する第4係合部と、を有し、第2係合部を中心として回転体に対して相対的に回転自在であって、かつ、第3係合部を中心としてスライダに対して相対的に回転自在であるように配設され、スライダが回転体の回転に応じて第1並進位置から第2並進位置に移動するときに、押圧面が第1操作位置にある操作部を第2操作位置に押圧するように、押圧面と操作部とが配設される、シフト装置である。
この構成によれば、直交する2方向の成分からなる第1係合部の回転移動のうち、主に第1方向の成分を取り出して、押圧面の移動に利用することができる。これにより、第1係合部の第1方向の速度変化を、押圧面の移動速度の変化に変えることができる。第1係合部の第1方向の移動速度の変化が小さい段階では、モータの単位回転当たり、大きな力で操作部を押圧することができる。第1係合部の第1方向の移動速度の変化が大きい段階では、モータの単位回転当たり、大きな速度で操作部を移動させることができる。
第4の発明は、第1操作位置と第2操作位置とに移動可能な操作部を備えて操作部の操作に応じて変速機を切り替えるシフト装置であって、モータと、モータの動力によって回転する回転体と、押圧面を有し回転体の回転運動を押圧面の並進運動に変換することにより、回転体の回転位置に応じて押圧面の移動速度を変える伝達部と、を備え、押圧面が第1押圧位置から第2押圧位置に移動するときに、押圧面が第1操作位置にある操作部を第2操作位置に押圧するように、押圧面と操作部とが配設され、抵抗付与部をさらに備え、操作部が、第1軸の周りで回転自在な第1ジンバルと、第1軸と異なる第2軸の周りで回転自在に第1ジンバルに支持される第2ジンバルと、を含み、抵抗付与部が、操作部の第1操作位置に対応する第1ジンバルの第1所定位置と、操作部の第2操作位置に対応する第1ジンバルの第2所定位置との切り替えに抵抗力を付与し、押圧面が第1押圧位置から第2押圧位置に移動するときに、第1操作位置にある操作部を押圧面が抵抗力に逆らって押圧するように、押圧面と操作部とが配設され、押圧面が第2押圧位置にあるとき、押圧面によって第1ジンバルを第2所定位置から第1所定位置に切り替え不能となるように、押圧面と操作部とが配設される、シフト装置である。
この構成によれば、従来よりも減速比を小さくするとともに出力の小さなモータを使用しながら、操作部の切り替えに大きな力が必要とされる段階と、迅速な部材の移動が必要とされる段階との両方に対応できる。
本発明によれば、従来よりも減速比を小さくするとともに出力の小さなモータを使用しながら、操作部の切り替えに大きな力が必要とされる段階と、迅速な部材の移動が必要とされる段階との両方に対応できる。
操作部が第1操作位置にあるときの、本発明の第1実施形態のシフト装置の前面図である。 操作部が第2操作位置にあるときの図1のシフト装置の前面図である。 押圧面が第2押圧位置にあるときの図1のシフト装置の前面図である。 図2のシフト装置の側面図である。 第1実施形態のシフト装置が備える抵抗付与部の概略構成図である。 図1のシフト装置の6−6線における断面図である。 図1のシフト装置の7−7線における断面図である。 第2実施形態のシフト装置の斜視図である。 操作部が第1操作位置にあるときの図8のシフト装置の部分平面図である。 図9のシフト装置の部分側面図である。 操作部が第2操作位置にあるときの図8のシフト装置の部分平面図である。 図11のシフト装置の部分側面図である。 操作部が第1操作位置にあるときの、第3実施形態のシフト装置の平面図である。 図13のシフト装置の側面図である。 操作部が第2操作位置にあるときの、図13のシフト装置の平面図である。 図15のシフト装置の側面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係るシフト装置について説明する。シフト装置は、操作部の操作に応じて変速機を切り替える。以下の説明において規定される互いに直交する上下方向、左右方向及び前後方向は、構成要素の構造及び動作を説明するために便宜上規定されるだけであって、実際の使用時におけるシフト装置の方向を限定するわけではない。
図1〜図3は、本実施形態のシフト装置100を前から後ろに見たときの前面図であって、それぞれの図がシフト装置100の異なる状態を示す。図4は、図2のシフト装置100を左から右に見たときの側面図である。図1に示すように、シフト装置100は、操作部200とモータ300とウォームギア310と回転体320と伝達部400とを含む。
(操作部)
操作部200は、第1ジンバル210と第2ジンバル220とグリップ230とを含む。シフト装置100は、操作部200の操作に応じて電気的に変速機のモードを選択する。
図4に示す第1ジンバル210は、上から下に見たときに四角い枠状に見える枠体211と、枠体211の前端から前方に突設された円筒状の突起212と、枠体211の後端から後方に突設された円筒状の突起213とを含む。枠体211は、突起212及び突起213により、図示しない筐体に支持される。この支持により、第1ジンバル210は、前後方向に沿った第1軸214の周りで回転自在である。
第2ジンバル220は、図2に示すように、上下方向に延在するシャフト221と、シャフト221の上下方向の所定の位置から左に突設された円筒状の突起222と、シャフト221の上下方向の所定の位置から右に突設された円筒状の突起223とを含む。第2ジンバル220は、突起222と突起223とにより、左右方向に沿った第2軸224の周りで回転自在となるように、第1ジンバル210に支持される。第2軸224は、第1軸214と異なる。第1ジンバル210が第1軸214を中心として回転すると、第2軸224は、左右方向に平行ではなくなる場合がある。
操作部200は、第2ジンバル220の上端に固定されたグリップ230を把持した操作者の操作によって、図1の第1操作位置と図2の第2操作位置とに移動可能である。第1操作位置(図1)と第2操作位置(図2)との切り替えは、第1軸214を中心とした第1ジンバル210の回転によって行われる。
図5に示すように、シフト装置100は、さらに抵抗付与部240を含む。抵抗付与部240は、図1の第1ジンバル210に固定された第1カム片241と、図示しない筐体に固定された第2カム片242とを含む。第2カム片242は、第1谷部243と第2谷部244と山部245とを含む。
操作部200が第1操作位置(図1)にあるとき、第1ジンバル210が第1所定位置にあり、第1カム片241が、第1谷部243に当接する。操作部200が第2操作位置(図2)にあるとき、第1ジンバル210が第2所定位置にあり、第1カム片241が、第2谷部244に当接する。第1ジンバル210が第1所定位置(図1)と第2所定位置(図2)とで切り替わるとき、第1カム片241が山部245を乗り越える必要がある。この乗り越えの際に抵抗力が生まれる。言い換えると、抵抗付与部240は、第1ジンバル210の第1所定位置(図1)と第2所定位置(図2)との切り替え、すなわち、操作部200の第1操作位置(図1)と第2操作位置(図2)との切り替えの際に、操作部200に抵抗力を付与する。
操作部200は、第1操作位置(図1)にあるとき、マニュアルモードで動作する。操作部200は、第2操作位置(図2)にあるとき、オートマチックモードで動作する。第1操作位置(図1)と第2操作位置(図2)とのいずれにおいても、第2ジンバル220を第1ジンバル210に対して相対的に所定角度だけ回転させると、変速機のモードが電気的に選択される。回転後、第1ジンバル210に対する第2ジンバル220の位置は、図4のように、所定位置に戻る。変速機のモードは、複数段のドライブ、ニュートラル、パーキング、リバースが上げられるが、これらに限られない。
(モータ、ウォームギア、回転体)
図6は、第1操作位置(図1)にあるシフト装置100の6−6線における断面を上から下に見た図である。図7は、第2操作位置(図2)にあるシフト装置100の7−7線における断面を上から下に見た図である。
図6に示すように、モータ300は、左右方向に延在する回転軸の周りで、左右方向に円筒状に延在するウォームギア310を回転させる。ウォームギア310は、後述の図8のウォームギア310と同様に側面に螺旋状の溝が形成されている。
図6に示すように、回転体320は、円盤321と第1係合部322とを含む。円盤321は、上下方向に沿った回転軸を中心として回転可能となるように支持されている。円盤321の側面には、後述の図8の円盤321と同様にギア溝が刻まれている。円盤321のギア溝は、ウォームギア310の溝に係合している。ウォームギア310が回転すると、円盤321が回転する。すなわち、回転体320は、モータ300の動力によって回転する
円盤321の上面は上下方向に直交する平面に平行である。第1係合部322は、円盤321の上面から上に突設された円筒状の突起である。第1係合部322は、円盤321の回転の中心からずれた位置にある。第1係合部322は、円盤321と一体になって回転する。第1係合部322は、最も前に位置している第1回転位置(図6)と、最も右に位置している第2回転位置(図7)との間を移動する。
(伝達部)
図6に示すように、伝達部400は、スライダ410と押圧片420とを含む。
(スライダ)
スライダ410は、上下方向に直交する平面に沿って延在する板状部材である。スライダ410の上面及び下面は上下方向に直交する平面に平行である。スライダ410は、前後方向にのみ並進移動するように、図示しない要素によって規制されている。
スライダ410は、後端付近に、第2係合部411を含む。第2係合部411は、伝達面とも呼ばれ、スライダ410を上下方向に貫通した受容空間412を画定する。受容空間412の前後方向の幅は、回転体320の第1係合部322の直径と略同一である。受容空間412の左右方向の長さは、受容空間412の前後方向の幅より大きい。
第2係合部411は、第1係合部322に係合する。すなわち、受容空間412は、突起である第1係合部322を受容する。第1係合部322は、受容空間412内で左右方向に摺動可能である。第2係合部411は、第1係合部322により前後に押される。第1係合部322が第1回転位置(図6)に位置しているとき、第1係合部322は、受容空間412の左端に位置する。第1係合部322が第2回転位置(図7)に位置しているとき、第1係合部322は、受容空間412の右端に位置する。
スライダ410は、さらに第3係合部413を含む。第3係合部413は、スライダ410の下面の前端付近に設けられた溝であって、下方を臨む。第3係合部413は、前後方向と左右方向との両方に平行な平面に沿っている。第3係合部413は、前後方向と左右方向とのいずれに対しても平行ではない。第2係合部411は、回転する第1係合部322の前後方向の移動量に応じて第3係合部413を前後方向に並進移動させるように配設される。
(押圧片)
押圧片420は、図1に示すように、前後方向に直交する断面がL字状の板状部材である。押圧片420は、図示しない要素により、左右方向にのみ並進移動するように規制されている。押圧片420は、上下方向に直交する平面に沿った上面421をもつ。
図6に示すように、押圧片420は、第4係合部422を含む。第4係合部422は、上面421から上方に突設された突起である。第4係合部422は、前後方向と左右方向との両方に平行な平面に沿っている。第4係合部422は、前後方向と左右方向とのいずれに対しても平行でない。第4係合部422の上下方向の高さは略一定である。第4係合部422は、第3係合部413に係合する。すなわち、溝である第3係合部413の中に、突起である第4係合部422の一部が摺動可能に配設される。スライダ410が後方に動くと、押圧片420が右に動く。スライダ410が前に動くと、押圧片420が左に動く。
押圧片420は、右端に右側を臨む押圧面423を含む。押圧面423は、左右方向に直交する平面に平行である。第4係合部422は、第3係合部413の前後方向の移動量に応じて、押圧面423を前後方向と異なる左右方向に並進移動させるように配設される。
なお、第3係合部413と第4係合部422とのいずれか一方が直線的に延在する溝であればよい。第3係合部413と第4係合部422との他方が溝に係合して溝に沿って摺動する突起であればよい。
図1、図2、図4及び図6において、押圧面423は、最も左の第1押圧位置にある。図3及び図7において、押圧面423は、最も右の第2押圧位置にある。
押圧面423が第1押圧位置(図6)から第2押圧位置(図7)に移動するときに、押圧面423が、第1操作位置(図7)にある操作部200を第2操作位置(図6)に押圧するように、押圧面423と操作部200とが配設される。
押圧面423が第1押圧位置(図6)から第2押圧位置(図7)に移動するときに、押圧面423が、第1操作位置(図6)にある操作部200の第2ジンバル220を抵抗力に逆らって押圧するように、押圧面423と操作部200とが配設される。
押圧面423が第2押圧位置(図7)にあるとき、押圧面423によって第1ジンバル210を第2所定位置(図7)から第1所定位置(図6)に切り替え不能となるように、押圧面423と操作部200とが配設される。
(動作)
押圧面423が、第1押圧位置(図1)にある場合、操作者は、操作部200を、第1操作位置(図1)と第2操作位置(図2)との間で切り替えることができる。
押圧面423が、第1押圧位置(図1)にあり、かつ、操作部200が第1操作位置(図1)にあるとき、操作部200を自動で第1操作位置(図1)から第2操作位置(図3)に切り替える動作について説明する。
図6のモータ300が等速で回転することにより、ウォームギア310が所定方向に等速で回転する。ウォームギア310の回転により、上から下に見たとき回転体320が時計回りに等速で回転する。第1係合部322は、第1回転位置(図6)から時計回りに90度回転して、第2回転位置(図7)に移動する。
回転体320の回転に伴って、第1係合部322は、第1回転位置(図6)から第2回転位置(図7)に移動しながら、スライダ410を、最も前の位置(図6)から最も後ろの位置(図7)に移動させる。スライダ410の移動に伴って、押圧片420が、最も左の位置(図6)から最も右の位置(図7)に移動する。
押圧片420の移動に伴って、押圧面423が、第1押圧位置(図6)から第2押圧位置(図7)に移動する。押圧面423は、図5に示す抵抗付与部240によって生じる抵抗力に逆らって、第1操作位置(図6)にある操作部200の第2ジンバル220を押圧する。すなわち、押圧面423が第1操作位置(図6)にある操作部200を第2操作位置(図7)に押圧する。
押圧面423が第2押圧位置(図7)にあり、かつ、操作部200が第2操作位置(図7)にあるとき、押圧面423が障害となって操作部200を第1操作位置(図6)に切り替えることができない。図3の状態でモータ300を逆回転させると、押圧面423が第2押圧位置(図3)から第1押圧位置(図2)に戻る。押圧面423が第1押圧位置(図2)に戻ったとき、操作部200は、第2操作位置(図2)に留まる。
(まとめ)
回転体320が等速で回転するとき、回転体320の第1係合部322は、第1回転位置(図6)から第2回転位置(図7)に近づく。その過程において、回転体320の単位回転量当たりの、右への移動量が徐々に小さくなり、後方への移動量が徐々に大きくなる。その結果として、スライダ410、押圧片420の並進移動の速度は、低速から高速へと徐々に増加する。さらに、押圧面423が操作部200を押圧する力は、大きな力から小さな力へと徐々に減少する。
言い換えると、伝達部400は、回転体320の回転運動を押圧面423の並進運動に変換することにより、回転体320の回転位置に応じて押圧面423の移動速度及び押圧面423の押圧力を変える。
押圧面423が第1押圧位置(図6)から第2押圧位置(図7)へ移動する場合、図5に示す第1カム片241が山部245を乗り越える前には、押圧面423が大きな力で操作部200を押すことができ、第1カム片241が山部245を乗り越えた後には、押圧面423が迅速に第2押圧位置(図7)に移動して、操作部200の動きを制限することができる。
回転体320が等速で逆回転するとき、回転体320の第1係合部322は、第2回転位置(図7)から第1回転位置(図6)に近づくにつれて、左への移動が徐々に大きくなり、前方への移動量が徐々に小さくなる。その結果として、スライダ410、押圧片420の並進移動の速度は、高速から低速へと徐々に減少する。さらに、押圧面423が操作部200を押圧する力は、小さな力から大きな力へと徐々に増加する。
従来よりも減速比を小さくするとともに出力の小さなモータ300を使用しながら、操作部200の切り替えに大きな力が必要とされる段階と、迅速な部材の移動が必要とされる段階との両方に対応できる。例えば、大きな力が必要とされる段階で、モータ300の単位回転当たりの押圧面423の移動量を小さくすることにより、大きな力で操作部200を押圧できる。一方、大きな力が必要とされない段階で、モータ300の単位回転当たりの押圧面423の移動量を大きくすることにより、押圧面423を所望の位置に迅速に移動可能である。
本実施形態によれば、移動の段階に応じた、押圧面423による大きな力での押圧と押圧面423の高速移動との切り替えを、小さな減速比で実現できる。
本実施形態によれば、直交する2方向の成分からなる第1係合部322の回転移動のうち、前後方向の成分を取り出して、押圧面423の移動に利用することができる。これにより、第1係合部322の前後方向の速度変化を、押圧面423の移動速度の変化に変えることができる。第1係合部322の前後方向の移動速度の変化が小さい段階では、モータ300の単位回転当たり、大きな力で操作部200を押圧することができる。第1係合部322の前後方向の移動速度の変化が大きい段階では、モータ300の単位回転当たり、大きな速度で操作部200を移動させることができる。
本実施形態によれば、第1係合部322の前後方向の速度変化を、左右方向における押圧面423の速度変化に変換できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るシフト装置について説明する。図8は、本実施形態のシフト装置500の斜視図である。シフト装置500は、操作部600とモータ300とウォームギア310と回転体320と伝達部700とを備える。
図9は、操作部600が第1操作位置にあるときのシフト装置500を上から下に見た部分平面図である。図10は、図9のシフト装置500を左から右に見た部分側面図である。図11は、操作部600が第2操作位置にあるときのシフト装置500を上から下に見た部分平面図である。図12は、図11のシフト装置500を左から右に見た部分側面図である。
(操作部)
図8に示すように、操作部600は、第1ジンバル610と第2ジンバル620とを含む。シフト装置500は、操作部600の操作に応じて変速機のモードを選択する。
第1ジンバル610は、上から下に見たときに四角い枠状に見える枠体611と、枠体611の前端から前方に突設された円筒状の突起612と、枠体611の後端から後方に突設された円筒状の突起613とを含む。枠体611は、突起612及び突起613により、図示しない筐体に支持される。この支持により、第1ジンバル610は、前後方向に沿った第1軸614の周りで回転自在である。第1ジンバル610は、さらに、枠体611の左端から左に延設された延設部615を含む。
第2ジンバル620は、図2に示すように、上下方向に延在するシャフト621と、シャフト621の上下方向の所定の位置から左に突設された円筒状の突起622と、シャフト621の上下方向の所定の位置から右に突設された円筒状の突起623とを含む。第2ジンバル620は、突起622と突起623とにより、左右方向に沿った第2軸624の周りで回転自在となるように、第1ジンバル610に支持される。第2軸624は、第1軸614と異なる。第1ジンバル610が第1軸614を中心として回転すると、第2軸624は、左右方向に対して平行ではなくなる場合がある。
操作部600は、第2ジンバル620の上端に固定された第1実施形態と同様の図示しないグリップを把持した操作者の操作によって、第1操作位置(図10)と第2操作位置(図12)とに移動可能である。第1操作位置(図10)と第2操作位置(図12)との切り替えは、第1軸614を中心とした第1ジンバル610の回転によって行われる。第1操作位置(図10)のときの延設部615の位置は、第2操作位置(図12)のときの延設部615の位置よりも上である。
第1実施形態と同様に、本実施形態のシフト装置500は、さらに図5に示す抵抗付与部240を含む。第1カム片241(図5)は、第1ジンバル610(図8)に固定される。
操作部600は、第1操作位置(図10)にあるとき、マニュアルモードで動作する。操作部600は、第2操作位置(図12)にあるとき、オートマチックモードで動作する。第1操作位置(図10)と第2操作位置(図12)とのいずれにおいても、第2ジンバル620を第1ジンバル610に対して相対的に所定角度だけ回転させると、変速機のモードが電気的に選択される。回転後、第1ジンバル610に対する第2ジンバル620の位置は、図8のように、所定位置に戻る。変速機のモードは、複数段のドライブ、ニュートラル、パーキング、リバースが上げられるが、これらに限られない。
(モータ、ウォームギア、回転体)
本実施形態のモータ300、ウォームギア310及び回転体320の構成及び動作は、第1実施形態のモータ300、ウォームギア310及び回転体320と同様である。回転体320は、第1実施形態と同様に、円盤321と第1係合部322とを含む。
(伝達部)
図8に示すように、伝達部700は、スライダ710を含む。
(スライダ)
スライダ710は、前後方向に長尺に延在する。スライダ710は、前後方向にのみ並進移動するように、図示しない要素によって規制されている。
スライダ710は、前端付近に、第2係合部711を含む。第2係合部711は、伝達面とも呼ばれ、スライダ710を上下方向に貫通した受容空間712を画定する。受容空間712の前後方向の幅は、回転体320の第1係合部322の直径と略同一である。受容空間712の左右方向の長さは、受容空間712の前後方向の幅より大きい。
第2係合部711は、第1係合部322に係合する。すなわち、受容空間712は、突起である第1係合部322を受容する。第1係合部322は、受容空間712内で左右方向に摺動可能である。第2係合部711は、第1係合部322により前後に押される。
図10に示すように、スライダ710は、右端付近において下を臨む押圧面713を含む。第2係合部711は、回転する第1係合部322の前後方向の移動量に応じて押圧面713を前後方向に並進移動させるように配設される。図10において、押圧面713は、最も前の第1押圧位置にある。図12において、押圧面713は、最も後ろの第2押圧位置にある。
図10に示すように、押圧面713は、第1押圧領域714、第2押圧領域715、及び斜面716を含む。第1押圧領域714と第2押圧領域715は、上下方向に直交する平面に平行である。第1押圧領域714は、第2押圧領域715よりも後方に位置する。第2押圧領域715は、上下方向において第1押圧領域714よりも下に隆起している。斜面716は、第1押圧領域714と第2押圧領域715との間に延在する平面である。
押圧面713が第1押圧位置(図10)にあるときに、操作部600の延設部615が第1押圧領域714に当接する。押圧面713が第2押圧位置(図12)にあるときに、操作部600の延設部615が第2押圧領域715に当接する。押圧面713と操作部600との当接位置が第1押圧領域714から第2押圧領域715へ変化するときに、操作部600の延設部615が斜面716に当接しながら、押圧面713が第1操作位置(図10)にある操作部600を第2操作位置(図12)に押圧する。
押圧面713が第2押圧位置(図12)にあるとき、押圧面713によって第1ジンバル610を図12に示す第2所定位置から図10に示す第1所定位置に切り替え不能となるように、押圧面713と操作部600とが配設される。
押圧面713が第1押圧位置(図10)から第2押圧位置(図12)に移動するときに、押圧面713が、第1操作位置(図10)にある操作部600の第1ジンバル610を抵抗力に逆らって押圧するように、押圧面713と操作部600とが配設される。
(動作)
図10に示すように、押圧面713が、第1押圧位置(図10)にある場合、操作者は、操作部600を、第1操作位置(図10)と第2操作位置(図12)との間で切り替えることができる。
図10に示すように、押圧面713が、第1押圧位置(図10)にあり、かつ、操作部600が第1操作位置(図10)にあるとき、操作部600を自動で第1操作位置(図10)から第2操作位置(図12)に切り替える動作について説明する。
図8のモータ300が等速で回転することにより、ウォームギア310が所定方向に等速で回転する。ウォームギア310の回転により、上から下を見たとき、回転体320が反時計回りに等速で回転する。第1係合部322は、最も前の位置よりも少し反時計回りに離れた第1回転位置(図9)から、時計回りに90度回転して、最も左の位置よりも少し反時計回りに離れた第2回転位置(図11)に移動する。
回転体320の回転に伴って、第1係合部322は、第1回転位置(図9)から第2回転位置(図11)に移動しながら、スライダ710を最も前の位置(図9)から最も後ろの位置(図11)に移動させる。スライダ710の移動に伴って、押圧面713が、第1押圧位置(図10)から第2押圧位置(図12)に移動する。押圧面713は、図5に示す抵抗付与部240によって生じる抵抗力に逆らって、第1操作位置(図10)にある操作部600の延設部615を押圧する。すなわち、押圧面713が第1操作位置(図10)にある操作部600を第2操作位置(図12)に押圧する。
押圧面713が、第2押圧位置(図12)にあり、かつ、操作部600が第2操作位置(図12)にあるとき、押圧面713が障害となって操作部600を第1操作位置(図10)に切り替えることができない。図12の状態でモータ300を逆回転させると、押圧面713が第2押圧位置(図12)から第1押圧位置(図10)に戻る。押圧面713が第1押圧位置(図10)に戻ったとき、操作部600は、第2操作位置(図12)に留まる。
(まとめ)
図9に示す回転体320が等速で回転するとき、回転体320の第1係合部322は、第1回転位置(図9)から最も左の位置に近づく。その過程において、回転体320の単位回転量あたりの、左への移動量が徐々に小さくなり、後方への移動量が徐々に大きくなる。その結果として、スライダ710の並進移動の速度は、低速から高速へと徐々に増加する。さらに、押圧面713が操作部600を押圧する力は、大きな力から小さな力へと徐々に減少する。ただし、第1係合部322が最も左に達する回転位置を越えてわずかに後ろに回転するとき、スライダ710の並進移動の速度は、高速から低速へと徐々に減少し、押圧面713が操作部600を押圧する力は、小さな力から大きな力へと徐々に増加する。
言い換えると、伝達部700は、回転体320の回転運動を押圧面713の並進運動に変換することにより、回転体320の回転位置に応じて押圧面713の移動速度及び押圧面713の押圧力を変える。
押圧面713が第1押圧位置(図10)から第2押圧位置(図12)へ移動する場合、図5に示す第1カム片241が山部245を乗り越える前には、押圧面713が大きな力で操作部600を押すことができ、第1カム片241が山部245を乗り越えた後には、押圧面713が迅速に第2押圧位置(図12)に移動して、操作部600の動きを制限することができる。
回転体320が等速で逆回転するとき、回転体320の第1係合部322は、第2回転位置(図11)から第1回転位置(図9)に移動する。第1係合部322は、第2回転位置(図11)から最も左に達するわずかの間は、スライダ710の並進移動の速度は、低速から高速へと徐々に増加し、押圧面713が操作部600を押圧する力は、大きな力から小さな力へと徐々に増加する。第1係合部322は、最も左に達した後、第1回転位置(図9)に達するまで、スライダ710の並進移動の速度は、高速から低速へと徐々に減少し、押圧面713が操作部600を押圧する力は、小さな力から大きな力へと徐々に増加する。
従来よりも減速比を小さくするとともに出力の小さなモータ300を使用しながら、操作部600の切り替えに大きな力が必要とされる段階と、迅速な部材の移動が必要とされる段階との両方に対応できる。例えば、大きな力が必要とされる段階で、モータ300の単位回転当たりの押圧面713の移動量を小さくすることにより、大きな力で操作部600を押圧できる。一方、大きな力が必要とされない段階で、モータ300の単位回転当たりの押圧面713の移動量を大きくすることにより、押圧面713を所望の位置に迅速に移動可能である。
本実施形態によれば、移動の段階に応じた、押圧面713による大きな力での押圧と押圧面713の高速移動との切り替えを、小さな減速比で実現できる。
本実施形態によれば、直交する2方向の成分からなる第1係合部322の回転移動のうち、前後方向の成分を取り出して、押圧面713の移動に利用することができる。これにより、第1係合部322の前後方向の速度変化を、押圧面713の移動速度の変化に変えることができる。第1係合部322の前後方向の移動速度の変化が小さい段階では、モータ300の単位回転当たり、大きな力で操作部600を押圧することができる。第1係合部322の前後方向の移動速度の変化が大きい段階では、モータ300の単位回転当たり、大きな速度で操作部600を移動させることができる。
(第3実施形態)
以下、本発明の第3実施形態に係るシフト装置について説明する。図13は、本実施形態のシフト装置800を上から下に見たときの平面図である。図13では、操作部200が第1操作位置にある。図14は、図13の状態にあるシフト装置800を左から右に見た側面図である。図15は、操作部200が第2操作位置にあるときの、シフト装置800を上から下に見た平面図である。図16は、図15の状態にあるシフト装置800を左から右に見た側面図である。
図13に示すように、シフト装置800は、第1実施形態と同様の操作部200、モータ300、及びウォームギア310を含み、さらに、第1実施形態と異なる回転体820及び伝達部900を含む。
(モータ、ウォームギア、回転体)
図6に示すように、回転体820は、円盤821と第1係合部822とを含む。円盤821は、上下方向に沿った回転軸を中心として回転可能となるように支持されている。円盤821の側面には、図8の円盤321と同様にギア溝が刻まれている。円盤821のギア溝は、ウォームギア310の溝に係合している。ウォームギア310が回転すると、円盤821が回転する。すなわち、回転体820は、モータ300の動力によって回転する
円盤821の上面は上下方向に直交する平面に平行である。第1係合部822は、円盤821を上下に貫通した円筒状の孔である。第1係合部822は、円盤821の回転の中心からずれた位置にある。第1係合部822は、円盤821と一体になって回転する。第1係合部822は、最も前に位置している第1回転位置(図13)と、最も右に位置している第2回転位置(図15)との間を移動する。
(伝達部)
図13に示すように、伝達部900は、接続片910とスライダ920と規制部材930とを含む。
(接続片)
図13に示すように、接続片910は、上下方向に直交する平面に沿って延在する板状部材である。接続片910の上面及び下面は上下方向に直交する平面に平行である。接続片910は、長尺であり、一端付近に第2係合部911をもち、他端付近に第3係合部912をもつ。
第2係合部911は、接続片910の下面から突設された円筒状の突起である。第2係合部911は、第1係合部822に係合する。すなわち、孔である第1係合部822の中に、突起である第2係合部911が回転可能に配設される。接続片910は、回転体320より上に位置する。接続片910は、第1係合部822を中心として、回転体320に対して相対的に回転自在である。接続片910は、上下方向に直行する平面に沿って回転する。
第3係合部912は、接続片910の下面から突設された円筒状の突起である。第3係合部912は、第2係合部911より前に配設される。
(スライダ)
スライダ920は、上下方向に直行する平面に沿って延在する長尺の板状部材である。スライダ920は、後端付近に第4係合部922を含む。第4係合部922は、スライダ920を上下に貫通した円柱状の孔である。第4係合部922は、第3係合部912に係合する。すなわち、孔である第4係合部922の中に、突起である第3係合部912が回転可能に配設される。接続片910は、スライダ920より上に位置する。接続片910は、第4係合部922を中心として、スライダ920に対して相対的に回転自在である。接続片910は、上下方向に直行する平面に沿って回転する。
スライダ920は、下方に突設された第1案内突起923と、下方に突設された第2案内突起924とをさらに含む。第1案内突起923は、第4係合部922より前方に位置し、第2案内突起924は、第1案内突起923より前方に位置する。第1案内突起923及び第2案内突起924は、円筒状の突起である。第4係合部922、第1案内突起923、及び第2案内突起924の左右方向の中心は、前後方向に一直線上に並んでいる。
スライダ920は、さらに押圧面925をもつ。押圧面925は、左右方向に直交する平面であって、右を臨む。
(規制部材)
規制部材930は、上下方向に直交する上面931をもち、上面931から下に窪んだ第1溝932と、上面931から下に窪んだ第2溝933とを含む。第2溝933は、第1溝932よりも前方に位置する。第1溝932及び第2溝933は、案内方向934に沿って直線状に延在する。案内方向934は、上下方向に直交する平面に沿う。案内方向934は、前後方向と左右方向との両方に対して約45度傾いている。
規制部材930は、スライダ920より下方に位置する。スライダ920の第1案内突起923が、第1溝932に受容され、第1溝932に沿って摺動する。スライダ920の第2案内突起924が、第2溝933に受容され、第2溝933に沿って摺動する。第1溝932及び第2溝933の大きさは、第1案内突起923及び第2案内突起924が、案内方向934以外に実質的に移動しないように定められる。スライダ920が案内方向934に沿って、図13に示す第1並進位置と、図15に示す第2並進位置との間で移動するように、スライダ920が第1溝932及び第2溝933によって規制される。
スライダ920が回転体820の回転に応じて第1並進位置(図13)から第2並進位置(図15)に移動するときに、押圧面925が第1操作位置(図13)にある操作部200を第2操作位置(図15)に押圧するように、押圧面925と操作部200とが配設される。
図13において、押圧面925は、最も左の第1押圧位置にある。図15において、押圧面925は、最も右の第2押圧位置にある。
押圧面925が第1押圧位置(図13)から第2押圧位置(図15)に移動するときに、押圧面925が第1操作位置(図13)にある操作部200を第2操作位置(図15)に押圧するように、押圧面925と操作部200とが配設される。
押圧面925が第2押圧位置(図15)にあるとき、押圧面925によって図3と同様に、第1ジンバル210を第2所定位置から第1所定位置に切り替え不能となるように、押圧面925と操作部200とが配設される。図3と同様に、第1ジンバル210が第2所定位置にあるとき、操作部200が第1操作位置(図15)にある。
押圧面925が第1押圧位置(図13)から第2押圧位置(図15)に移動するときに、押圧面925が、第1操作位置(図13)にある操作部200の第2ジンバル220を抵抗力に逆らって押圧するように、押圧面925と操作部200とが配設される。
(動作)
押圧面925が、第1押圧位置(図13)にある場合、操作者は、操作部200を、第1操作位置(図13)と第2操作位置(図15)との間で切り替えることができる。
押圧面925が、第1押圧位置(図13)にあり、かつ、操作部200が第1操作位置(図13)にあるとき、操作部200を自動で第1操作位置(図13)から第2操作位置(図15)に切り替える動作について説明する。
図13のモータ300が等速で回転することにより、ウォームギア310が所定方向に等速で回転する。ウォームギア310の回転により、回転体820が時計回りに等速で回転する。第1係合部822は、第1回転位置(図13)から時計回りに90度回転して、第2回転位置(図15)に移動する。
回転体820の回転に伴って、第1係合部822は、第1回転位置(図13)から第2回転位置(図15)に移動しながら、接続片910を、最も前の位置(図13)から最も後ろの位置(図15)に移動させる。接続片910の移動に伴って、スライダ920が、第1並進位置(図13)から第2並進位置(図15)に移動する。
スライダ920の移動に伴って、押圧面925が、第1押圧位置(図13)から第2押圧位置(図15)に移動する。押圧面925は、図5に示す抵抗付与部240によって生じる抵抗力に逆らって、第1操作位置(図13)にある操作部200の第2ジンバル220を押圧する。すなわち、押圧面925が第1操作位置(図13)にある操作部200を第2操作位置(図15)に押圧する。
押圧面925が、第2押圧位置(図15)にあり、かつ、操作部200が第2操作位置(図15)にあるとき、押圧面925が障害となって操作部200を第1操作位置(図13)に切り替えることができない。図15の状態でモータ300を逆回転させると、押圧面925が第2押圧位置(図15)から第1押圧位置(図13)に戻る。押圧面925が第1押圧位置(図13)に戻ったとき、操作部200は、第2操作位置(図15)に留まる。
(まとめ)
回転体820が等速で回転するとき、回転体820の第1係合部822は、第1回転位置(図13)から第2回転位置(図15)に近づき、その過程で、右への移動が徐々に小さくなり、後方への移動量が徐々に大きくなる。その結果として、接続片910、スライダ920の並進移動の速度は、低速から高速へと徐々に増加する。さらに、押圧面925が操作部200を押圧する力は、大きな力から小さな力へと徐々に減少する。
言い換えると、伝達部900は、回転体820の回転運動を押圧面925の並進運動に変換することにより、回転体820の回転位置に応じて押圧面925の移動速度及び押圧面925の押圧力を変える。
押圧面925が第1押圧位置(図13)から第2押圧位置(図15)へ移動する場合、図5に示す第1カム片241が山部245を乗り越える前には、押圧面925が大きな力で操作部200を押すことができ、第1カム片241が山部245を乗り越えた後には、押圧面925が迅速に第2押圧位置(図15)に移動して、操作部200の動きを制限することができる。
回転体820が等速で逆回転するとき、回転体820の第1係合部822は、第2回転位置(図15)から第1回転位置(図13)に近づくにつれて、左への移動が徐々に大きくなり、前方への移動量が徐々に小さくなる。その結果として、接続片910、スライダ920の並進移動の速度は、高速から低速へと徐々に減少する。さらに、押圧面925が操作部200を押圧する力は、小さな力から大きな力へと徐々に増加する。
従来よりも減速比を小さくするとともに出力の小さなモータ300を使用しながら、操作部200の切り替えに大きな力が必要とされる段階と、迅速な部材の移動が必要とされる段階との両方に対応できる。例えば、大きな力が必要とされる段階で、モータ300の単位回転当たりの押圧面925の移動量を小さくすることにより、大きな力で操作部200を押圧できる。一方、大きな力が必要とされない段階で、モータ300の単位回転当たりの押圧面925の移動量を大きくすることにより、押圧面925を所望の位置に迅速に移動可能である。
本実施形態によれば、移動の段階に応じた、押圧面925による大きな力での押圧と押圧面925の高速移動との切り替えを、小さな減速比で実現できる。
本実施形態によれば、直交する2方向の成分からなる第1係合部822の回転移動のうち、前後方向の成分を取り出して、押圧面925の移動に利用することができる。これにより、第1係合部822の前後方向の速度変化を、押圧面925の移動速度の変化に変えることができる。第1係合部822の前後方向の移動速度の変化が小さい段階では、モータ300の単位回転当たり、大きな力で操作部200を押圧することができる。第1係合部822の前後方向の移動速度の変化が大きい段階では、モータ300の単位回転当たり、大きな速度で操作部200を移動させることができる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
本発明は、車両、船舶、航空機などに適用可能である。
100…シフト装置
200…操作部
210…第1ジンバル
214…第1軸
220…第2ジンバル
224…第2軸
240…抵抗付与部
300…モータ
310…ウォームギア
320…回転体
322…第1係合部
400…伝達部
410…スライダ
411…第2係合部
412…受容空間
413…第3係合部
420…押圧片
422…第4係合部
423…押圧面
500…シフト装置
600…操作部
610…第1ジンバル
614…第1軸
620…第2ジンバル
624…第2軸
700…伝達部
710…スライダ
711…第2係合部
712…受容空間
713…押圧面
714…第1押圧領域
715…第2押圧領域
716…斜面
800…シフト装置
820…回転体
821…円盤
822…第1係合部
900…伝達部
910…接続片
911…第2係合部
912…第3係合部
920…スライダ
922…第4係合部
925…押圧面
930…規制部材

Claims (8)

  1. 第1操作位置と第2操作位置とに移動可能な操作部を備えて前記操作部の操作に応じて変速機を切り替えるシフト装置であって、
    モータと、
    前記モータの動力によって回転する回転体と、
    押圧面を有し前記回転体の回転運動を前記押圧面の並進運動に変換することにより、前記回転体の回転位置に応じて前記押圧面の移動速度を変える伝達部と、
    を備え、
    前記押圧面が第1押圧位置から第2押圧位置に移動するときに、前記押圧面が前記第1操作位置にある前記操作部を前記第2操作位置に押圧するように、前記押圧面と前記操作部とが配設され、
    前記伝達部が、スライダと押圧片とを含み、
    前記回転体が、第1係合部を含み、
    前記スライダが、第2係合部と第3係合部とを有し、
    前記第2係合部が、前記第1係合部に係合し、
    前記第2係合部が、回転する前記第1係合部の第1方向の移動量に応じて前記第3係合部を前記第1方向に並進移動させるように配設され、
    前記押圧片が、第4係合部と前記押圧面とを有し、
    前記第4係合部が、前記第3係合部に係合し、
    前記第4係合部が、前記第3係合部の前記第1方向の移動量に応じて、前記押圧面を前記第1方向と異なる第2方向に並進移動させるように配設され、
    前記第1係合部が、突起を有し、
    前記第2係合部が、前記突起により前記第1方向に押される伝達面であって、前記第1方向に直交する方向に前記突起を摺動可能に受容する受容空間を画定する前記伝達面をもつ、
    シフト装置。
  2. 前記第3係合部と前記第4係合部との一方が直線的に延在する溝をもち、
    前記第3係合部と前記第4係合部との他方が前記溝に係合して前記溝に沿って摺動する突起をもち、
    前記溝の延在方向が、前記第1方向と前記第2方向とを含む平面に平行であり、
    前記溝の前記延在方向が、前記第1方向と前記第2方向とのいずれに対しても平行でない、
    請求項1に記載のシフト装置。
  3. 第1操作位置と第2操作位置とに移動可能な操作部を備えて前記操作部の操作に応じて変速機を切り替えるシフト装置であって、
    モータと、
    前記モータの動力によって回転する回転体と、
    押圧面を有し前記回転体の回転運動を前記押圧面の並進運動に変換することにより、前記回転体の回転位置に応じて前記押圧面の移動速度を変える伝達部と、
    を備え、
    前記押圧面が第1押圧位置から第2押圧位置に移動するときに、前記押圧面が前記第1操作位置にある前記操作部を前記第2操作位置に押圧するように、前記押圧面と前記操作部とが配設され、
    前記伝達部が、スライダを含み、
    前記回転体が、第1係合部を含み、
    前記スライダが、第2係合部と前記押圧面とを有し、
    前記第2係合部が、前記第1係合部に係合し、
    前記第2係合部が、回転する前記第1係合部の第1方向の移動量に応じて前記押圧面を前記第1方向に並進移動させるように配設され、
    前記押圧面が、
    第1押圧領域と、
    第2方向において前記第1押圧領域よりも隆起した第2押圧領域と、
    前記第1押圧領域と前記第2押圧領域との間に延在する斜面と、
    をもち、
    前記押圧面が第1押圧位置にあるときに、前記操作部が前記第1押圧領域に当接し、かつ、前記押圧面が第2押圧位置にあるときに、前記操作部が前記第2押圧領域に当接し、かつ、前記押圧面と前記操作部との当接位置が前記第1押圧領域から前記第2押圧領域へ変化するときに、前記押圧面が前記第1操作位置にある前記操作部を前記第2操作位置に押圧するように、前記押圧面と前記操作部とが配設される、
    フト装置。
  4. 前記第1係合部が、突起を有し、
    前記第2係合部が、前記突起により前記第1方向に押される伝達面であって、前記第1方向に直交する方向に前記突起を摺動可能に受容する受容空間を画定する前記伝達面をもつ、
    請求項3に記載のシフト装置。
  5. 前記回転体が略等速で第1回転位置から第2回転位置へ回転するとき、前記第1係合部の前記第1方向における移動速度が徐々に増加し、
    前記回転体が略等速で前記第1回転位置から前記第2回転位置へ回転するとき、前記押圧面が前記第1押圧位置から前記第2押圧位置へ移動速度を増加させながら移動する、
    請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のシフト装置。
  6. 第1操作位置と第2操作位置とに移動可能な操作部を備えて前記操作部の操作に応じて変速機を切り替えるシフト装置であって、
    モータと、
    前記モータの動力によって回転する回転体と、
    押圧面を有し前記回転体の回転運動を前記押圧面の並進運動に変換することにより、前記回転体の回転位置に応じて前記押圧面の移動速度を変える伝達部と、
    を備え、
    前記押圧面が第1押圧位置から第2押圧位置に移動するときに、前記押圧面が前記第1操作位置にある前記操作部を前記第2操作位置に押圧するように、前記押圧面と前記操作部とが配設され、
    前記伝達部が、スライダと接続片とを含み、
    前記回転体が、第1係合部を含み、
    前記スライダが、第2係合部と前記押圧面とを有し、所定の案内方向に沿って第1並進位置と第2並進位置との間で移動するように規制され、
    前記接続片が、前記第1係合部に係合する第3係合部と、前記第2係合部に係合する第4係合部と、を有し、前記第2係合部を中心として前記回転体に対して相対的に回転自在であって、かつ、前記第3係合部を中心として前記スライダに対して相対的に回転自在であるように配設され、
    前記スライダが前記回転体の回転に応じて前記第1並進位置から前記第2並進位置に移動するときに、前記押圧面が前記第1操作位置にある前記操作部を前記第2操作位置に押圧するように、前記押圧面と前記操作部とが配設される、
    フト装置。
  7. 抵抗付与部をさらに備え、
    前記操作部が、
    第1軸の周りで回転自在な第1ジンバルと、
    前記第1軸と異なる第2軸の周りで回転自在に前記第1ジンバルに支持される第2ジンバルと、
    を含み、
    前記抵抗付与部が、前記操作部の前記第1操作位置に対応する前記第1ジンバルの第1所定位置と、前記操作部の前記第2操作位置に対応する前記第1ジンバルの第2所定位置との切り替えに抵抗力を付与し、
    前記押圧面が第1押圧位置から第2押圧位置に移動するときに、前記第1操作位置にある前記操作部を前記押圧面が前記抵抗力に逆らって押圧するように、前記押圧面と前記操作部とが配設され、
    前記押圧面が第2押圧位置にあるとき、前記押圧面によって前記第1ジンバルを前記第2所定位置から前記第1所定位置に切り替え不能となるように、前記押圧面と前記操作部とが配設される、
    請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のシフト装置。
  8. 第1操作位置と第2操作位置とに移動可能な操作部を備えて前記操作部の操作に応じて変速機を切り替えるシフト装置であって、
    モータと、
    前記モータの動力によって回転する回転体と、
    押圧面を有し前記回転体の回転運動を前記押圧面の並進運動に変換することにより、前記回転体の回転位置に応じて前記押圧面の移動速度を変える伝達部と、
    を備え、
    前記押圧面が第1押圧位置から第2押圧位置に移動するときに、前記押圧面が前記第1操作位置にある前記操作部を前記第2操作位置に押圧するように、前記押圧面と前記操作部とが配設され、
    抵抗付与部をさらに備え、
    前記操作部が、
    第1軸の周りで回転自在な第1ジンバルと、
    前記第1軸と異なる第2軸の周りで回転自在に前記第1ジンバルに支持される第2ジンバルと、
    を含み、
    前記抵抗付与部が、前記操作部の前記第1操作位置に対応する前記第1ジンバルの第1所定位置と、前記操作部の前記第2操作位置に対応する前記第1ジンバルの第2所定位置との切り替えに抵抗力を付与し、
    前記押圧面が第1押圧位置から第2押圧位置に移動するときに、前記第1操作位置にある前記操作部を前記押圧面が前記抵抗力に逆らって押圧するように、前記押圧面と前記操作部とが配設され、
    前記押圧面が第2押圧位置にあるとき、前記押圧面によって前記第1ジンバルを前記第2所定位置から前記第1所定位置に切り替え不能となるように、前記押圧面と前記操作部とが配設される、
    シフト装置。
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