JP6518469B2 - 変位計測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、変位計測装置に関する。
従来、橋梁などの大型構造物の変位を計測するための変位計測装置として、歪計を利用した装置が知られている。
図5は、従来技術による変位計測装置10の一例を示す図である。変位計測装置10を構成するラックギア部11の一端側は、計測対象物(図示なし)と連結される。ラックギア部11の長手方向(図中矢印方向)に計測対象物が変位すると、ラックギア部11が直線的に移動し、このときのラックギア部11の直線運動がピニオンギア部12の回転運動に変換される。ピニオンギア部12の回転角は、計測対象物の変位量に応じて定まる。
ピニオンギア部12には、板バネ13の一端が取り付けられ、板バネ13の他端は、例えばピニオンギア部12の回転軸を支持する構造体(図示なし)等に固定されている。板バネ13には歪計14が取り付けらえており、歪計14には読取装置15が接続されている。ピニオンギア部12が回転すると、板バネ13が変形し、板バネ13に歪みが発生する。板バネ13の歪みは、ピニオンギア部12の回転量に依存し、ピニオンギア部12の回転量は、計測対象物の変位量に依存する。従って、板バネ13の歪み量から計測対象物の変位量を知ることができる。
歪計14は、計測対象物の変位量に応じた板バネ13の歪み量を検出し、読取装置15は、歪計14の検出値を読み取る。歪計14として、光ファイバにおける反射波の波長の変化を利用して歪みを検出する光学式の歪計や、ホイートストーンブリッジにおける電気抵抗の変化を利用して歪みを検出する電気式の歪計が一般に使用されている。
特許第4721324号公報
上述の光学式の歪計によれば、光ファイバが損傷を受けると、その損傷個所以遠の部位からの反射波が得られなくなるため、損傷個所以遠の部位の歪みを検出することができなくなる。光ファイバ長が長くなる程、この種の故障の発生頻度が高まる。このため、歪みの検出値を伝送する伝送路の損傷による故障を回避する点で、光ファイバ等の有線による伝送方式よりも、無線伝送方式が望ましい。
ここで、無線伝送方式は電気信号を伝送の対象とすることを考慮すれば、歪み量を電気信号として得る電気式の歪計の方が、歪み量を光信号として得る光学式の歪計よりも、無線伝送方式との適合性に優れている。ただし、歪みの検出値を伝送する伝送路の損傷による故障を回避することができる無線伝送方式の利点を生かすためには、変位計測装置の電源を供給する配線の損傷も回避する必要がある。このため、無線伝送方式を採用する場合、変位計測装置の電源を遠隔から有線で供給する形態は好ましくなく、変位計測装置の電源として電池を備える必要がある。
しかしながら、電気抵抗変化を利用する電気式の歪計によれば、定常的に抵抗に電流を流す必要があり、その消費電力が大きくなる。このため、橋梁等の大型構造物の変位を長期間(例えば、5年以上)にわたってモニタする用途では、上述の無線伝送方式を採用した場合、変位計測装置の電池の消耗を極力抑える必要があり、変位計測装置に電気式の歪計を利用することは困難である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、消費電力を抑制しつつ、計測対象物の変位量を計測することができる変位計測装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様による変位計測装置は、計測対象物の変位に合わせて移動する移動部と、前記移動部の移動に連動して回転する回転部と、前記回転部に設けられ、検出軸方向が前記回転部の回転軸と交差する方向に設定された重力加速度センサと、を備えた変位計測装置の構成を有する。
前記変位計測装置において、例えば、前記重力加速度センサの検出値に基づいて前記計測対象物の変位量を演算するための演算処理部を更に備え、前記演算処理部は、所定の頻度で前記重力加速度センサの検出値を取得してもよい。
前記変位計測装置において、例えば、前記演算処理部は、前記所定の頻度で取得した前記重力加速度センサの検出値に基づいて前記計測対象物の変位量を演算した後、前記計測対象物の変位量に基づいて、前記重力加速度センサの検出値を取得する頻度を変更してもよい。
前記変位計測装置において、例えば、前記移動部の移動に連動して、前記回転部の回転半径よりも大きい回転半径で回転する副回転部と、前記副回転部に設けられ、検出軸方向が前記副回転部の回転軸と交差する方向に設定された副重力加速度センサと、を更に備え、前記演算処理部は、前記副重力加速度センサの検出値を参照して前記回転部の回転数または回転方向を特定してもよい。
前記変位計測装置において、例えば、前記重力加速度センサは、静電容量型の重力加速度センサであってもよい。
本発明の一態様によれば、消費電力を抑制しつつ、計測対象物の変位量を計測することができる。
本発明の第1実施形態による変位計測装置が適用される橋梁の一例を模式的に示す図であり、(A)は、橋梁の全体図であり、(B)は、変位計測装置が取り付けられた部位付近の拡大図である。 本発明の第1実施形態による変位計測装置の構成例を模式的に示す図である。 本発明の第2実施形態による変位計測装置の構成例を模式的に示す図である。 本発明の第2実施形態による変位計測装置の動作例を説明するためのフローチャートである。 従来技術による変位計測装置の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
なお、ここでは、本発明の実施形態による変位計測装置を橋梁の橋桁の変位計測に適用する場合を例とするが、本発明の実施形態による変位計測装置は任意の用途に適用することが可能である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による変位計測装置100(後述の図2)が適用される橋梁の一例を模式的に示す図であり、(A)は、橋梁の全体図であり、(B)は、変位計測装置100が取り付けられた部位付近(点線の丸印で囲んだ部位)の拡大図である。
図1(A)および図1(B)に示すxyz座標系のx軸方向は、橋梁の長手方向を示し、y軸方向は、橋梁の幅方向を示し、z軸方向は鉛直方向を示している。従って、図1(A)は、橋梁をy軸方向から見た側面図であり、図1(B)は、図1(A)に示す橋梁の一部(点線の丸印で囲んだ部位)をz軸方向から見た上視図である。
なお、図1(A)および図1(B)に示す各要素は、説明の便宜上、強調または簡略化されて表現されており、実際のスケールで表現されていないことに留意されたい。
第1実施形態による変位計測装置100が適用される橋梁は、図1(A)に示すように、上部構造体として橋桁1A,1B,1Cを備え、下部構造体として、橋台2A,2Bおよび橋脚3A,3Bとを備えている。橋桁1A,1B,1Cは、第1実施形態による変位計測装置100の計測対象物であり、変位計測装置100は、橋桁間の相対的変位量(例えば橋脚間の隙間または段差)を計測する。
橋桁1Aの一端側は、橋台2Aにより支持され、橋桁1Aの他端側は、橋脚3Aにより支持されている。また、橋桁1Bの一端側は、上記の橋桁1Aの他端と共に橋脚3Aにより支持され、橋桁1Bの他端側は、橋脚3Bにより支持されている。更に、橋桁1Cの一端側は、上記の橋桁1Bの他端と共に橋脚3Bにより支持され、橋桁1Cの他端側は、橋台2Bにより支持されている。
また、図1(B)に示すように、橋桁1Aと橋桁1Bとの連結部付近に、第1実施形態による変位計測装置100が取り付けられている。詳細には、変位計測装置100の本体部110は、橋桁1Aに固定されている。また、変位計測装置100の本体部110の内部から突出した計測棒111aは、橋桁1Bに固定された台座1BBに連結されている。橋桁1Aと橋桁1Bとの間の相対的変位量(隙間等)に応じて、変位計測装置100から突出した計測棒111aが、その長手方向に移動する。
図2は、本発明の第1実施形態による変位計測装置100の構成例を模式的に示す図である。
変位計測装置100は、その本体部110の内部に、ラックギア部111、ピニオンギア部112、加速度センサ113、演算処理部114、変位情報記憶部115、無線通信部116を備えている。ラックギア部111は、その長手方向に沿って複数の歯が列状に形成された直線歯形の歯車であり、その長手方向に沿って移動可能に支持されている。ラックギア部111は、計測対象物である橋桁1Aと橋桁1Bとの間の相対的変位に合わせて移動する移動部として機能する。ラックギア部111の一部は、計測棒111aとして本体部110から突出している。計測棒111aの端部(ラックギア部111の端部)は、橋桁1B(図1)に形成された台座11Bと連結されている。
ピニオンギア部112は、回転半径rの平歯車であり、その外周に形成された歯がラックギア部111に形成された歯と噛み合うようにして回転可能に支持されている。ピニオンギア部112は、ラックギア部111の移動に連動して回転する回転部として機能する。ピニオンギア部112は、上述のラックギア部111と共に所謂ラックアンドピニオン(rack and pinion)を構成する。ピニオンギア部112の回転軸(図示なし)は水平状に支持され、ピニオンギア部112の回転面は上述のxyz座標系のxz面に対応する鉛直面をなす。このため、ピニオンギア部112は、概ね鉛直面内で回転する。
ピニオンギア部112の回転中心部付近には、加速度センサ113が取り付けられている。加速度センサ113は、静電容量型の重力加速度センサであり、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)センサである。ただし、この例に限定されず、重力加速度を検出することができることを限度として、加速度センサ113は、半導体センサ、角度センサ、傾斜角センサなど、他の任意のセンサとして表現し得る。加速度センサ113の検出軸JSの方向は、ピニオンギア部112の回転軸(図示なし)と交差するように設定されている。望ましくは、加速度センサ113の検出軸JSの方向は、ピニオンギア部112の回転軸と概ね直交する方向に設定される。
加速度センサ113の検出軸JSの方向は、計測棒111aの移動量がゼロの状態、即ちピニオンギア部112の回転角θがゼロの状態で、鉛直軸方向JVと一致するように初期設定されている。加速度センサ113は、検出軸方向における重力加速度成分を検出することにより、ピニオンギア部112の回転角θを示す検出信号S(θ)を生成して出力する。加速度センサ113から出力された検出信号S(θ)は、演算処理部114に供給される。
演算処理部114は、ピニオンギア部112の回転角θを示す加速度センサ113の検出信号S(θ)に基づいて、計測対象物の橋桁間の相対的変位量Dを算出するための要素である。この相対的変位量Dは、ラックギア部111の移動量Mと一致する。演算処理部114は、後述するように、ラックギア部111の移動量Mから、計測対象物の橋桁間の相対的変位量Dを示す変位信号S(D)を生成して出力する。
変位情報記憶部115は、演算処理部114により算出された相対的変位量Dに関する変位情報を記憶するための要素であり、例えばSRAM(Static Random Access Memory)等の任意のメモリから構成され得る。
無線通信部116は、橋梁を管理する図示しない遠隔地の管理センターに備えられた無線通信装置との間で無線通信回線を通じて各種の情報を含む信号の送受信を実施するための要素である。無線通信部116は、例えば、演算処理部114がピニオンギア部112の回転角θを取得する都度、または、上記管理センターの無線通信装置からの要求に応じて、または、定期的に、上記無線通信回線を通じて上記管理センターの無線通信装置に変位信号S(D)を送信する。また、無線通信部116は、上記管理センターの無線通信装置から上記無線通信回線を通じて、演算処理部114が実施する処理の制御に関する制御情報を含む指示信号を受信する。ただし、無線通信部116は、必要に応じて備えられる任意的要素であり、変位計測装置100の外部に備えられてもよく、省略することも可能である。なお、無線通信回線は、任意の形態の無線通信を含む。
次に、第1実施形態による変位計測装置100の動作を説明する。
ここでは、橋桁1Aと橋桁1Bとの間の隙間が拡大したことにより、橋桁1Aに対して橋桁1Bが変位したときの演算処理部114の処理に着目して、変位計測装置100の動作を説明する。
なお、説明の便宜上、橋桁1Aと橋桁1Bとの間の相対的変位量Dは、変位計測装置100の本体部110が取り付けられた橋桁1Aの位置を基準とした橋桁1Bの変位量であるものとし、橋桁1Aと橋桁1Bとの間の相対的変位量Dを橋桁1Bの変位量Dと称す。
図2に示すように、橋桁1Bが、橋桁1Aを基準とした初期位置Paから図2の右手方向の位置Pbに変位すると、ラックギア部111が図2の右手方向に移動する。このときのラックギア部111の移動量Mは、橋桁1Bの変位量Dを示す。ラックギア部111が図2の右手方向に移動すると、ピニオンギア部112が図2において右回転方向(時計回りの方向)に回転する。
この場合、ピニオンギア部112の回転角θ(ラジアン)は、ピニオンギア部112の回転半径rとラックギア部111の移動量M(即ち、ピニオンギア部112の外周に沿った歯の移動距離)とを用いて、次式(1)により与えられる。式(1)から理解されるように、回転半径rを小さく設定するほど、ピニオンギア部112の回転角θとして大きな値を得ることができる。このことは、変位量D(即ち、移動量M)の検出感度が向上することを意味する。
θ=M/r …(1)
加速度センサ113は、ピニオンギア部112の回転角θに応じて変化する検出軸JSの方向における重力加速度成分を検出する。検出軸JSの方向における重力加速度成分は、ピニオンギア部112の回転角θに応じて決定される。加速度センサ113は、検出軸JSの方向における重力加速度成分に対応したピニオンギア部112の回転角θを示す検出信号S(θ)を演算処理部114に出力する。
ここで、ラックギア部111の移動量Mは、橋桁1Bの変位量Dと等しいから、上式(1)は、次式(2)のように書き替えられる。演算処理部114は、次式(2)を用いて、検出信号S(θ)によって示されるピニオンギア部112の回転角θと、ピニオンギア部112の回転半径rとから橋桁1Bの変位量Dを算出する。演算処理部114は、変位量Dに関する変位情報を変位情報記憶部115に記憶させる。また、演算処理部114は、変位量Dを示す変位信号S(D)を生成して無線通信部116に出力する。無線通信部116は、無線通信回線を通じて変位信号S(D)を管理センターの無線通信装置に送信する。
D=θ×r …(2)
ここで、上述の例では、演算処理部114により変位量Dが算出される都度、変位量Dそのものを示す変位信号S(D)が遠隔の管理センターに無線送信されるが、この例に限らず、演算処理部114は、変位情報記憶部115から前回算出した変位量D(以下、「変位量D(n−1)」と称す。)を読み出し、前回の変位量D(n−1)と、今回算出した変位量D(以下、「変位量D(n)」と称す。)との差分(即ち、変位量Dの変化分)を算出し、この変位量Dの差分を示す差分信号を上記変位信号S(D)として無線送信してもよい。
第1実施形態では、演算処理部114は、所定の頻度(または周期)で加速度センサ113の検出信号S(θ)をサンプリングすることにより、変位量Dを算出するための回転角θを取得する。例えば、演算処理部114は、ピニオンギア部112の回転角θが180度を超えない頻度で回転角θを取得する。このような回転角θの取得頻度に関する制約を設ける理由は、検出信号S(θ)をサンプリングしてから次回のサンプリングまでの期間中に回転角θが180度(2πラジアン)を超えると、移動量M(変位量D)を正しく算出することができなくなるためである。
即ち、検出信号S(θ)をサンプリングしてから次回のサンプリングまでの期間中に回転角θが180度(2πラジアン)を超えると、次回のサンプリングにより得られる回転角θが、前回のサンプリングにより得られた回転角θを基準にしてピニオンギア部112が右回転したときの回転角であるのか、左回転したときの回転角であるのか、または、ピニオンギア部112が何回転したときの回転角であるのかを特定することができなくなる。この場合、移動量M(変位量D)を正しく算出することができなくなる。
上述の例では、ピニオンギア部112の回転角θを上述の所定の頻度で取得するものとしたが、状況に合わせて、ピニオンギア部112の回転方向を特定することができることを限度に、その頻度を変更してもよい。例えば、演算処理部114に、ピニオンギア部112の回転角θを取得する頻度の初期値として、比較的高い頻度を与える値を設定しておく。演算処理部114は、上記初期値として設定された頻度でピニオンギア部112の回転角θを取得し、その回転角θの経時的な変化の傾向から、回転角θが180度を超えない頻度を推定する。その後、演算処理部114は、ピニオンギア部112の回転角θを取得する頻度を、上記推定された頻度に変更する。このように回転角θを取得する頻度を変更すれば、過剰な頻度で回転角θを取得することがなくなり、加速度センサ113から出力される検出信号S(θ)をサンプリングするために必要とする演算処理部114の消費電力を抑制することが可能になる。
また、演算処理部114がピニオンギア部112の回転角θを取得する頻度(以下、「回転角θの取得頻度」と称す。)を、遠隔地から上述の無線通信回線を通じて伝送される指示信号により変更可能としてもよい。例えば、上述の例により状況に合わせて回転角θの取得頻度を少ない値に変更した後、地震等により変位量Dが急激に変化する状況が発生することが予測される場合、遠隔地の監視センターに駐在する保守管理者が、上述の無線通信回線を通じて回転角θの取得頻度を高い値に設定し直してもよい。逆に、例えば変位量Dが急激に変化し得ない状況が予測される場合、遠隔地の管理センターに駐在する保守管理者が、上述の無線通信回線を通じて回転角θの取得頻度を低い値に設定し直してもよい。
上述した第1実施形態によれば、加速度センサ113として、静電容量型のMEMSセンサを用いたので、検出信号S(θ)は、加速度センサ113の静電容量の電圧値として検出され、加速度センサ113には定常的な直流電流が流れない。また、加速度センサ113をMEMSセンサとしたので、その静電容量の容量値が小さくなり、充放電に要する電流成分を小さくすることができる。従って、加速度センサ113の消費電力を抑制することができる。
また、橋梁の橋桁の変位をモニタする用途では、変位量Dは、長期にわたって少しずつ変化する傾向を示し、短期間で急激に変化することは少ない。このため、演算処理部114による検出信号S(θ)のサンプリングの頻度を十分に小さい値に設定することができる。検出信号S(θ)のサンプリングの頻度を少なくすれば、演算処理部114の消費電力を抑制することができる。
上述した第1実施形態によれば、加速度センサ113として、静電容量型のセンサを用いたので、検出信号S(θ)は、加速度センサ113の静電容量の電圧として検出され、加速度センサ113に定常的な直流電流は流れない。また、加速度センサ113をMEMSセンサとしたので、その容量値が小さくなり、加速度センサ113の静電容量の充放電成分を小さくすることができる。従って、加速度センサ113の消費電力を有効に抑制することができる。
また、橋梁の用途では、変位量Dは、長期にわたって少しずつ変化する傾向を示し、短期間で急激に変化することは少ない。このため、演算処理部114による検出信号S(θ)のサンプリングの頻度を十分に少なくすることができる。検出信号S(θ)のサンプリングの頻度を少なくすれば、演算処理部114の消費電力を抑制することができる。
従って、第1実施形態によれば、変位計測装置100の消費電力を小さく抑えることができる。このため、上述の無線通信回線等の無線伝送方式を用いて変位量Dに関する変位信号S(D)を送信する用途において、変位計測装置100の電源として電池を採用した場合、その電池の消耗を抑制することができ、長期間にわたって変位計測装置100を稼働させて変位量Dを安定的にモニタすることが可能になる。この場合、有線伝送方式に特有の断線等の故障を防止することができ、モニタの信頼性を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
上述した第1実施形態では、ピニオンギア部112の回転角θが180度(2πラジアン)以上となった場合、回転方向を特定することができなくなる不都合を回避する必要上、ピニオンギア部112の回転角θを取得する頻度に関する制約が存在したが、第2実施形態は、回転角θを取得する頻度に関する制約を受けることなく、変位量Dをモニタすることを可能とする。
図3は、本発明の第2実施形態による変位計測装置200の構成例を模式的に示す図である。
変位計測装置200は、上述の図2に示す第1実施形態による変位計測装置100の構成において、本体部110に代えて本体部210を備えている。本体部210には、第1実施形態による変位計測装置100の本体部110の構成要素であるラックギア部111、ピニオンギア部112、加速度センサ113に加え、ピニオンギア部1120と加速度センサ1130とが更に備えられている。また、本体部210には、第1実施形態による変位計測装置100の本体部110の構成要素である演算処理部114に代えて、演算処理部1140が備えられている。
なお、図3に示す「回転角θ1」、「検出信号S(θ1)」、「回転半径r1」、「検出軸JS1」は、それぞれ、上述の図2に示す第1実施形態におけるピニオンギア部112の回転角θ、加速度センサ113から出力される検出信号S(θ)、ピニオンギア部112の回転半径r、加速度センサ113の検出軸JSに相当する。
ここで、ピニオンギア部1120は、ピニオンギア部112の回転半径r1よりも大きい回転半径r2を有する平歯車であり、その外周に形成された歯がピニオンギア部112に形成された歯と噛み合うようにして回転可能に支持されている。ピニオンギア部1120は、ラックギア部111の移動に連動して回転する副回転部として機能する。ピニオンギア部1120の回転軸(図示なし)は、ピニオンギア部112と同様に水平状に支持され、ピニオンギア部112の回転面は上述のxyz座標系のxz面に対応する鉛直面をなす。即ち、ピニオンギア部1120は、ピニオンギア部112と同一の鉛直面内で回転する。
ここでは、ピニオンギア部1120の回転半径r2は、ピニオンギア部112の回転半径r1の4倍であるものとする。従って、ピニオンギア部112が右回転方向に2回転し、回転角θ1が+720度(+4πラジアン)となったとき、ピニオンギア部1120は、左回転方向に4分の1回転し、その回転角θ2は−90度(−π/2ラジアン)となる。逆に、ピニオンギア部112が左回転方向に2回転し、回転角θ1が−720度(−4πラジアン)となったとき、ピニオンギア部1120は、右回転方向に4分の1回転し、その回転角θ2は+90度(+π/2ラジアン)となる。従って、ピニオンギア部112の回転角θ1が±180度以上となっても、ピニオンギア部1120の回転角θ2からピニオンギア部112の回転方向と回転数を特定することができる。
ただし、この例に限定されず、ピニオンギア部1120の回転角θ2からピニオンギア部112の回転方向と回転数を特定することができることを限度として、ピニオンギア部112の回転半径r1とピニオンギア部1120の回転半径r2との比は任意に設定し得る。第2実施形態では、回転半径r1および回転半径r2は、ラックギア部111の移動量Mが最大値Mmax(計測限界値)に達したときに、ピニオンギア部1120が+180度(+2πラジアン)未満になるように設定されている。
ピニオンギア部1120の回転中心部付近には、加速度センサ1130が取り付けられている。加速度センサ1130は、ピニオンギア部112に取り付けられた加速度センサ113と同様の静電容量型の加速度センサであり、MEMSセンサである。加速度センサ1130の検出軸JS2は、ピニオンギア部1120の回転軸(図示なし)と交差する方向に設定されている。望ましくは、加速度センサ1130の検出軸JS2は、ピニオンギア部1120の回転軸と直交する方向に設定される。
また、加速度センサ1130の検出軸JS2の方向は、計測棒111aの移動量がゼロの状態、即ちピニオンギア部112の回転角θ1とピニオンギア部1120の回転角θ2とが共にゼロの状態で、鉛直軸方向JVと一致するように初期設定されている。加速度センサ1130は、ピニオンギア部1120の回転角θ2を示す検出信号S(θ2)を出力する。
加速度センサ113から出力される検出信号S(θ1)と、加速度センサ1130から出力される検出信号S(θ2)は、演算処理部1140に供給される。演算処理部1140は、加速度センサ1130から出力される検出信号S(θ2)を参照してピニオンギア部1120の回転数または回転方向を判定し、その判定結果に基づいて、ラックギア部111の移動量Mを算出する。この移動量Mは計測対象物の橋桁1Bの変位量Dと一致する。演算処理部1140は、計測対象物の橋桁1Bの変位量Dを示す変位信号S(D)を生成して出力する。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。
次に、図4に示すフローチャートに沿って、第2実施形態による変位計測装置200の動作を説明する。
ここでは、第1実施形態と同様に、橋桁1Aと橋桁1Bとの間の隙間が拡大したことにより、橋桁1Aに対して橋桁1Bが変位したときの演算処理部1140の処理に着目して、変位計測装置200の動作を説明する。
演算処理部1140がピニオンギア部112の回転角θ1を示す検出信号S(θ1)を取得するための動作等は、第1実施形態と同様であり、その説明を省略する。
橋桁1Bが図3中の右手方向に変位すると、そのときの橋桁1Bの変位量Dに応じて、ラックギア部111が図3中の右手方向に移動量M(=変位量D)だけ移動する。ラックギア部111が移動すると、ピニオンギア部112が回転角θ1(ラジアン)だけ右回転方向に回転する。ピニオンギア部112が回転すると、ピニオンギア部1120が左回転方向に回転角θ2だけ回転する。このとき、回転角θ2の絶対値は、回転角θ1の絶対値の4分の1である。
加速度センサ1130は、ピニオンギア部1120の回転角θ2に応じて変化する検出軸JS2の方向における重力加速度成分を検出する。検出軸JS2の方向における重力加速度成分は、ピニオンギア部1120の回転角θ2に応じて決定される。加速度センサ1130は、検出軸JS2の方向における重力加速度成分に対応したピニオンギア部1120の回転角θ2を示す検出信号S(θ)を出力する。
演算処理部1140は、回転角θ1,θ2の取得処理を実施する(ステップS1)。即ち、演算処理部1140は、所定の頻度で、加速度センサ113の検出信号S(θ1)と、加速度センサ1130の検出信号S(θ2)をサンプリングすることにより、変位量Dを算出するための回転角θ1,θ2を取得する。ただし、第2実施形態では、検出信号S(θ1),S(θ2)をサンプリングする所定の頻度は、上述の第1実施形態において述べたような制約を受けず、任意に設定し得る。
続いて、演算処理部1140は、回転角θ2の場合分け処理を実施する(ステップS2)。具体的には、演算処理部1140は、加速度センサ1130から出力される検出信号S(θ2)から、ピニオンギア部1120の回転角θ2(ラジアン)が次の数値範囲R1〜R4の何れに属するかを判定する。
(1)数値範囲R1;−π≦θ2<−π/2
(2)数値範囲R2;−π/2≦θ2<0
(3)数値範囲R3;0≦θ2<+π/2
(4)数値範囲R4;+π/2≦θ2<π
ここで、ピニオンギア部112が右方向(時計回りの方向)に回転し、そのときのピニオンギア部112の回転数が1回転以上かつ2回転未満である場合、ピニオンギア部1120の回転角θ2は数値範囲R1に属する。また、ピニオンギア部112が右方向に回転し、そのときのピニオンギア部112の回転数が1回未満である場合、ピニオンギア部1120の回転角θ2は数値範囲R2に属する。
また、ピニオンギア部112が左方向(反時計回りの方向)に回転し、そのときのピニオンギア部112の回転数が1回未満である場合、ピニオンギア部1120の回転角θ2は数値範囲R3に属する。更に、ピニオンギア部112が左方向に回転し、そのときのピニオンギア部112の回転数が1回転以上かつ2回転未満である場合、ピニオンギア部1120の回転角θ2は数値範囲R4に属する。従って、ピニオンギア部1120の回転角θ2が上記の数値範囲R1〜R4の何れに属するかを判定することにより、ピニオンギア部1120の回転方向と回転数を特定することができる。
続いて、演算処理部1140は、上述のピニオンギア部112の回転数および回転方向と、回転角θ2が属する数値範囲R1〜R4との間の関係を用いて、ピニオンギア部112の回転数の判定処理を実施する(ステップS3)。例えば、演算処理部1140は、回転角θ2が上記の数値範囲R1に属していれば、ピニオンギア部112の回転数は1回転以上かつ2回転未満であると判定する。
続いて、演算処理部1140は、上述のピニオンギア部112の回転数および回転方向と、回転角θ2が属する数値範囲R1〜R4との間の関係を用いて、ピニオンギア部112の回転方向の判定処理を実施する(ステップS4)。例えば、演算処理部1140は、回転角θ2が上記の数値範囲R1に属していれば、ピニオンギア部112の回転方向は右回転方向(時計回りの方向)であると判定する。
続いて、演算処理部1140は、上記の判定処理(ステップS2,S3)により得られたピニオンギア部112の回転方向および回転数と、加速度センサ113から出力される検出信号S(θ1)によって示される回転角θ1とを用いて、変位量Dを演算する。具体的には、演算処理部1140は、上記の判定処理(ステップS2,S3)により、ピニオンギア部112の回転方向が左回転方向であり、そのときのピニオンギア部112の回転数が1回転以上かつ2回転未満であると判定された場合、ピニオンギア部112の右回りの総回転角は、「θ1−4π」と表わされるから、次式(3a)を用いて変位量Dを演算する。
D=r1×(θ1−4π) …(3a)
また、演算処理部1140は、上記の判定処理(ステップS2,S3)により、ピニオンギア部112の回転方向が左回転方向であり、そのときのピニオンギア部112の回転数が1回転未満であると判定された場合、ピニオンギア部112の右回りの総回転角は、「θ1−2π」と表わされるから、次式(3b)を用いて変位量Dを演算する。
D=r1×(θ1−2π) …(3b)
また、演算処理部1140は、上記の判定処理(ステップS2,S3)により、ピニオンギア部112の回転方向が右回転方向であり、そのときのピニオンギア部112の回転数が1回転未満であると判定された場合、ピニオンギア部112の回転角θ1の右回りの総回転角は回転角θ1そのものであるから、次式(3c)を用いて変位量Dを演算する。
D=r1×θ1 …(3c)
また、演算処理部1140は、上記の判定処理(ステップS2,S3)により、ピニオンギア部112の回転方向が右回転方向であり、そのときのピニオンギア部112の回転数が1回転以上かつ2回転未満であると判定された場合、ピニオンギア部112の右回りの総回転角は「θ1+2π」であるから、上記(3c)におけるθ1を(θ1+2π)に置き換えた次式(3d)を用いて変位量Dを演算する。
D=r1×(θ1+2π) …(3d)
上述したように、演算処理部1140は、ピニオンギア部1120の回転角θ2が属する数値範囲R1〜R4に応じて、ピニオンギア部112の回転方向と回転数を判定し、その判定結果を参照して、ピニオンギア部112の初期値からの総回転角を算出する。そして、演算処理部1140は、算出した総回転角を用いて変位量Dを算出する。
次に、第2実施形態の変形例を説明する。
図3に示す例では、ピニオンギア部112を挟んでピニオンギア部1120をラックギア部111と連結させたが、ピニオンギア部1120をラックギア部111に直接連結させてもよい。この場合、ピニオンギア部1120をラックギア部111に連結させる手法は任意であり、例えば、ラックギア部111を挟んでピニオンギア部112と対向する位置にピニオンギア部1120を配置してもよい。この場合、ラックギア部111の上辺と下辺の両方に歯を形成すればよい。
また、この場合、ラックギア部111の長手方向に沿ってピニオンギア部112と並べるようにピニオンギア部1120を配置してもよい。このようにピニオンギア部1120をラックギア部111に直接連結させることにより、ピニオンギア部1120の回転角θ2の精度を改善することができる。
また、図3の構成において、ピニオンギア部112の位置とピニオンギア部1120の位置とを入れ替え、ピニオンギア部1120を挟んでピニオンギア部112をラックギア部111に連結させてもよい。
上述した第2実施形態によれば、小さな回転半径r1を有するピニオンギア部112の回転角θ1から変位量Dを算出するので、高精度で変位量Dをモニタすることが可能となる。
また、上述した第2実施形態によれば、ピニオンギア部1120の回転角θ2を参照して、ピニオンギア部112の総回転角を算出するので、ピニオンギア部112の回転角が180度以上であっても、変位量Dを正しく算出することができる。従って、上述の第1実施形態に比較して、より大きな変位量Dを高精度でモニタすることが可能となる。
また、上述した第2実施形態によれば、ピニオンギア部1120の回転角θ2が180度(πラジアン)を超えない範囲で加速度センサ113,1130の各検出信号を1回だけサンプリングすればよく、計測を常時行う必要がない。このため、演算処理部1140における消費電力を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の修正、変形、付加、置換等が可能である。
例えば、上述の実施形態では、ラックアンドピニオンを利用して計測対象物の変位量を加速度センサの検出軸の回転角に変換したが、例えば、ラックギア部111に代えて紐状の移動部を用い、ピニオンギア部112,1120に代えて円柱状の回転部を用い、上記紐状の移動部を上記円柱状の回転部に巻き付けておき、計測対象物の変位量に応じて、紐状の移動部を回転部から巻き出すことにより、ラックアンドピニオンと同様に、計測対象物の変位による直線運動を回転運動に変換してもよい。即ち、計測対象物の変位に応じて加速度センサの検出軸を傾かせるための手法として任意の手法を用いることができる。
100,200…変位計測装置、110,210…本体部、111…ラックギア部(移動部)、111a…計測棒、112,1120…ピニオンギア部(回転部)、113,1130…加速度センサ、114,1140…演算処理部、115…変位情報記憶部、116…無線通信部。

Claims (4)

  1. 計測対象物の変位に合わせて移動する移動部と、
    前記移動部の移動に連動して回転する回転部と、
    前記回転部に設けられ、検出軸方向が前記回転部の回転軸と交差する方向に設定された重力加速度センサと、
    前記移動部の移動に連動して、前記回転部の回転半径よりも大きい回転半径で回転する副回転部と、
    前記副回転部に設けられ、検出軸方向が前記副回転部の回転軸と交差する方向に設定された副重力加速度センサと、
    前記重力加速度センサの検出値に基づいて前記計測対象物の変位量を演算するとともに、前記副重力加速度センサの検出値を参照して前記回転部の回転数または回転方向を特定する演算処理部と、
    を備えた変位計測装置。
  2. 前記演算処理部は、所定の頻度で前記重力加速度センサの検出値を取得することを特徴とする請求項1に記載の変位計測装置。
  3. 前記演算処理部は、前記所定の頻度で取得した前記重力加速度センサの検出値に基づいて前記計測対象物の変位量を演算した後、前記計測対象物の変位量に基づいて、前記重力加速度センサの検出値を取得する頻度を変更することを特徴とする請求項2に記載の変位計測装置。
  4. 前記重力加速度センサは、静電容量型の重力加速度センサであることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の変位計測装置。
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